作文で優秀賞を受賞した石井桃加さん(右)と佐々海音さん

小川川を「ほたるの里」に〜より良い環境を次世代へ、まつりでアピール

尾崎都さんの歌に合わせた佐々木社中の踊りを楽しむ観客

尾崎都さんの歌に合わせた佐々木社中の踊りを楽しむ観客

 

 釜石市内有数のゲンジボタルの生息地・小川川をPRし、ホタルが住める自然環境を次世代につないでいこうと「第7回ほたるの里まつり」が6日、中小川集会所前の空き地で開かれた。小佐野地域会議(黒田至議長)のほたるの里推進事業として、流域の4町内会などで組織する実行委が主催。あいにくの雨模様となったが、約120人が足を運び、芸能披露や作文発表を楽しんだ。

 

 黒田議長は「釜石にはホタルの生息地が4カ所あるが、比較的近い所で観察できるのが中小川。ぜひ、ご観賞を」とあいさつ。地元の佐々木聡市議は「昨晩、自宅裏の川を見たら、例年よりも多いホタルが飛んでいた。小川川のホタルは地域住民の活動で復活した。環境保全の気持ちを大切に、みんなで守っていこう」と呼び掛けた。

 

 2009年から歌い継ぐ「蛍の里」(釜石オリジナル歌謡同好会制作)を地域住民らが合唱。市内で活動する歌手・尾崎都さんと舞踊の佐々木社中が、歌と踊りのステージで盛り上げた。

 

 ホタルに関する作文コンクールの入賞者を発表。表彰式に出席した優秀賞の佐々海音さん(小佐野小3年)、石井桃加さん(同)に表彰状と副賞が贈られ、受賞作を朗読した。

 

作文で優秀賞を受賞した石井桃加さん(右)と佐々海音さん

作文で優秀賞を受賞した石井桃加さん(右)と佐々海音さん

 

 佐々さんと石井さんは道徳の教材で「ホタルの引っこし」という話を読んだ。人間が流した水が原因で川の環境が悪化し、ホタルや他の生き物が別の場所に移動してしまったという話。

 

 佐々さんはホタルに詳しい父親からいろいろ教えてもらい、ホタルの気持ちを考えてみたことを作文につづった。祭り前日に小川川で開かれた観察会にも参加。初めてホタルを目にし、「きれいだった。説明してくれた人もホタルをみんなに広めたいんだと思った」と話した。

 

 石井さんはホタルの生態を調べる中で、小川地区にホタルがいると友達に聞き、「釜石にきれいな川があると分かり、うれしくなった。これからも自然を大切にしたい。ホタルたちの未来が明るく光るように」と作文を締めくくった。

 

 2人は自分たちにできることとして「生き物のことを考え、川に物を捨てない。ごみ拾いのボランティアとかで、もっと川をきれいにしたい」と意を強くした。

 

 作文は小佐野小に応募を呼び掛け、2年目の今年は校内審査で選ばれた8点が実行委に寄せられた。役員らの審査で、最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作5点を選出。表彰式を欠席した最優秀賞の山崎彩佳さん(5年)の作品「ホタルのひみつとすごさ」は後日、小佐野公民館だよりで紹介される。

 

 祭りは小川鹿踊りの演舞と餅まきで、にぎやかにフィナーレ。中小川町内会の佐々木正雪会長(69)は「雨も強くならず、何とか終えられた。地域住民が楽しみにしている行事。川を守る啓発も含め長く続けたい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2019年7月13日発行 第807号より)

関連情報 by 縁とらんす
第7回ほたるの里まつり
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釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第5弾『星野 将利選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第5弾『星野 将利選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第5弾『星野 将利選手』

 

星野将利(ほしの しょうり)選手(所属先:日本製鉄株式会社)
2018年加入/1985.10.15生(33歳)/175㎝/87㎏/長野県上伊那郡飯島町出身/明治大学卒
 
●ラグビーを始めたきっかけ:兄からすすめてもらった 
●ポジションの遍歴:CTB・FB・WTB
●ニックネーム:ショッサン
●趣味:釣り、スロット
●好きな食べ物:カレー
●釜石のオススメ:海
●出身地のオススメ:アルプスサーモン
●試合前のルーティン:試合前のシャワー
●ストロングポイント:経験
●サポーター、ファンへメッセージ:楽しんでもらえる試合が出来るようにがんばります。ぜひ、グランドへ来てください。

 

インタビュー:2019年7月5日(釜石シーウェイブスクラブハウス)
企画・編集:釜石まちづくり株式会社
取材・文:市川香織(釜石まちづくり株式会社)
写真:西条佳泰(株式会社Grafica)

 

社会人1年目の年にSWとはここ(松倉)で試合しているんです

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第5弾『星野 将利選手』

 

ーー2018年に加入されました。SWとはどのようなご縁で?

 

星野選手:

リコーを退団する事が決まって次のチームを探すとなった時に、前GMの福岡さんが桜庭さんと繋がりをお持ちで連絡を取って下さり、GM兼監督の神鳥さんも僕の釜石行きを後押しして下さったんです。
僕は特にどこのチームに行きたいというのは無かったんですけど、家族は東京に住んでいるので出来れば東京近郊のチームに・・・という事もあって、最後まで色々と考えていました。
でも、釜石が一番早く返事を下さって、ラグビーが出来る環境も整えて下さったので、「ぜひお願いします!」と釜石に来ました。

 

ーーリコーは、『いわぎんスタジアム』(盛岡)でのトップリーグ(TL)公式戦の機会が多かったですよね?

 

星野選手:

そうですね、ありましたね。しかも、僕が社会人1年目の年に、リコーはTLからトップイーストリーグに降格して、ここ(松倉)で釜石SWと試合したんです。あの頃はまだ、天然芝のグラウンドでしたよね。SWのクラブハウス周辺の感じはあんまり変わっていないと思うので、そこで着替えしたなぁ・・・とか、釜石に来て何となく思い出しましたね。
 
その試合で対面だったのが菅野(朋幸)さんで、そのマッチアップで僕が顔面骨折のケガをしたんですよね(笑)。僕が釜石に来てからは、菅野さんとは良く話をする間柄になりましたし、すごく面倒を見ていただきました。今となれば、本当に良い笑い話になりましたけど(笑)。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第5弾『星野 将利選手』

(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーーそれから、明治大学出身の選手も釜石は多いですよね。

 

星野選手:

多いですよね!井上益基也は僕のひとつ下で、大学の時から仲が良かったんで、それもあって釜石に決めたというか、心強かったというか・・・。それから、僕が来た時のBKコーチの池田渉さんとはリコーで一緒にプレーしていますし、FWコーチだった松原裕司さんは明治の先輩で、何回かご挨拶した事がありました。
 
来る前に、益基也と連絡取って「釜石のチームどういう感じなの?」って話を聞く事が出来たのですが、その時に益基也が、「やめるかもしれない」っていう話をしてて。それで、「僕が行くかもしれないからもう1年続けてくれ」ってすごいお願いして・・・。まぁ、それだけでは無かったと本人も言っているんですけど、もう1年やる決心をしてくれて。
 
僕は、益基也がいてくれて本当に助かりましたね。このチームでは僕は年齢が上の方なので、若い子たちと仲良くなれるかというと、やはりなかなかすぐは難しいので、そういう環境の中で益基也がいてくれて本当に助かりました。昨年引退しましたけど、でも、1年でだけも一緒にプレー出来て良かったです。

 

ーー釜石での暮らしはどうですか。

 

星野選手:

僕は釜石がすごく好きですね。東京は何をするにも人が多いですし、車で移動すると、同じ距離でも釜石が15分で着くとしたら、向こうだと場合によっては渋滞とかで1時間以上かかったりするので。
だから、暮らしやすいのは釜石の方ですね。長野の出身なので山に囲まれている所とか似ていて違和感は全然ないですし、海とかも素晴らしいですよね!
 
こっちにずっと住みたいなって思うくらいなんですけど、家族は仕事や子供の事などもあって東京を離れるのが難しいので、今は離れ離れです。今年は、8月のオフに入ったら僕が東京に戻る感じですね。

 

グラウンドに立っている15人が同じ考えをしているチームが本当に強いチーム

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第5弾『星野 将利選手』

 

ーー昨シーズンを振り返って、率直な感想を聞かせてください。

 

星野選手:

昨年は、練習が18時半とか遅いと19時半からスタートするというスケジュールの経験が無かったので、夕食を摂るタイミングが難くて試行錯誤しました。まぁ、慣れてきたら食べて1時間くらいで寝られるようになったんですけど。
 
あと、今年との違いで言うと、昨年はコーチからのプレッシャーが強かったですね。今年はコーチからのプレッシャーは少なくて、若手育成の為に、現段階ではしっかり学んで欲しいという感じです。練習の難易度も昨年の方が高かったですけど、“良い練習が出来た”と感じられる日が多かったと思います。

 

ーーゲームの中での役割、こだわりは?

 

星野選手:

今年も昨年もだいたいウイングでプレーさせてもらっていて、やっぱりトライを獲ることが仕事のポジションなんですけど、昨年はトライチャンスが少なくて、確か1トライしかしていないんですよ。それで、仕事が出来ていないなぁって思っていました。
それもあって、ボールを持った時には必ず前に出るという事を意識していて、そこは激しく行きたいですし、早くボールくれ!って、積極的に声に出して呼び込んだりしていますね。
それから、昨年は渉さん(池田コーチ)に、経験を活かして試合のコントロールをしてくれと言われていて、ハーフ陣に声を掛けにいったりしていましたが、今年もそれを継続しています。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第5弾『星野 将利選手』

(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーー釜石は若い子が多いですよね。高卒の選手もいますし。

 

星野選手:

リコーもけっこう若い選手が多くなって来ていた所だったんですけど、さすがに高卒の選手と一緒になるのは初めてでしたね。僕にとっても、すごく良い経験になっています。
 
その若い子たちに、“意識”の違いというか、ラグビーに取り組む姿勢と考え方の部分ですね、そういう所はTLでの経験を伝えられたらなと思い、ミーティング等でなるべく多く発言するようにしていますね。

 

ーーその事は、小野選手が昨シーズンを振り返るインタビューの中で「将利さんが、このチームがTL昇格を目指す為に、チームに必要な事、どのレベルが「スタンダート」なのかを常に示してくれた。そういう存在がチームには必要」と、話されていました。

 

星野選手:

でも、昨年よりさらにチームが若くなったという事もあって、まだまだ十分とは言えないです。
 
今は、「今日は良い練習だったな!」という日がほんと数回しかないのですが、本当はその数回を常に出来る様にしなければいけません。そうなればチームは自ずと強くなって行くと思うので、早くそういう雰囲気にして行きたいです。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第5弾『星野 将利選手』

(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーーそうなる為に、足りない部分はどういう所だと思いますか?

 

星野選手:

本当に“意識”だけだと思います。ラグビーでは実際、体のサイズは重要ではあるんですけど、体が大きい小さいとか以上に、チームでやろうとしている事を理解して、勝手な事をしないという事の方が重要です。スーパースターが1人いたら勝てるかというとそういうものでもなくて、グラウンドに立っている15人が同じ考えをしているチームが本当に強いチームなので。
 
あと、僕が今一番言っている事は、練習時のミスの仕方とミスをした後の処理。ミス自体がいけないわけではないんですけど、「ミスしちゃった~」とヘラヘラする奴もいますし、ミスして自分なりにショックを受けているようには見えても、その後すぐにボールを拾わなかったりと言った事が多いので。
 
また、試合で使うサインプレーなどは、いくら練習でやっていても、試合中は練習で想定しているような局面ばかりになるとは限らないので、そういう状況の変化に対応しきれない選手もいます。
たぶん自分がやる事を一生懸命覚えているとは思うんですけど、それだけだとやっぱり足りなくなってしまうので、BKは自分がやる可能性があるポジション、FWだったらFWの全てのポジションの最低限の動きを覚える必要があります。
僕もBK全部のポジションについて、完璧とは言えないですけどほぼ覚えていますし、FWの動きもだいたいわかっています。キャプテンの小野、中野の二人はもちろん分かっているんですけど、でも全員がそうならないといけません。
 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第5弾『星野 将利選手』

 

でも、僕も昔はそうだったんです。
リコーを強くして行こうとダミアン・ヒルがヘッドコーチになった時に、ダミアンに本当に厳しく、「チームの決まり事、サインプレーの動き、自分以外の動きも覚える」という事を言われました。
そしてミーティングの時に、みんなの前に出てホワイトボードを使って説明してみなさい、って言われるんです。普段は説明出来るんですけど、前に出て書いてとなると上手く説明する事が出来なくて・・・。それってみんなの前で失敗するという事なので、もちろん嫌で、次のミーティングまでに出来る様に、先輩に聞いたりしながら自分でノートに書いてまとめたりしました。
チーム全体で取り組む事以外にもラグビーについて勉強する事に繋がり、今の自分に活きていると思います。
 
だからこそ、SWの若手にもそれを何回も言っているんですけど、まだまだ出来ていないですね。
たぶん、今はまだそこまで怒られていないですし、説明出来ない事、理解出来ていない事が、そんなに重要だと思っていないんですよね。でもそれはとても重要な事なので、これからも言い続けます。

 

ラグビーに一番大切な事は“気持ち”。これが全て

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第5弾『星野 将利選手』

(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーー初めてのTLとTCLによるカップ戦について。この舞台にはどんなモチベーションで臨んでいますか?

 

星野選手:

チームのモチベーションとして、TLチームと試合するという事を意識はして欲しいんですけど、相手もSW戦にバリバリのAチームの選手を出して来るかと言うと、向こうも若手の経験の場と捉えている部分もあるので、そこまでのレベル差はないと思うんです。だから、変に委縮しなければ、本当に良い内容の試合が出来ると思います。
 
「TLのチーム相手に大差を付けられなきゃいいや・・・」というような姿勢で臨むのではなくて、“自分達が練習で積み上げて来た事をしっかり出して勝ちに行く”という気持ちでやれば、もうちょっと結果も変わってくるはずです。
 
そういう姿勢で臨む中で、「勝てそうだった!」という内容の試合が続いて行けば自信にもなると思うし、自分の経験からも「そんなに差はないな」という事を感じてもらいたいなと。だからこそ、若手全員が試合に出て、自信につなげて欲しいです。僕もこのチームに来て、レベル差はそんなにないなと感じているので。

 

ーーそこまでの差がないというのは、自分たちのやりたい事、やるべき事が出来たら、充分“勝つ事が出来る”という事ですよね?

 

星野選手:

そうですね。カップ戦の前に神戸製鋼と対戦した時も、試合開始早々に釜石がファーストトライを取りました。あれは、練習して来た事が出来た典型的なシーンで、自分達の形になればトライは取れるんです。
あとは、ボールを持っている時間をもっと増やせれば、失点を減らして得点につなげる事が出来ますし、勝つ事は可能だと思います。
 
リコーの時にダミアンが、「コーチが勝てると信じていても、プレーする選手たちが勝利を信じていなかったら勝てるはずがない」って言っていたんです。
 
やっぱり、負けられないって思わなきゃいけないですよね、どんな強い相手でも。その為に、自分達に自信を持って、自分達は強いチームなんだと自覚する事が大事ですよね。そうすると自然にプライドも付いて来て、絶対に負けられないという想いが一つ一つのプレーに現れて来ると思います。
 
ラグビーに一番大切な事は“気持ち”だと思うので。これが全てですね。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第5弾『星野 将利選手』

(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーー最後に、今シーズンの目標、抱負を。

 

星野選手:

カップ戦で、もうちょっとギリギリのしんどい試合をして行けば、TCLが始まった時に少し楽に感じられるかと思います。実際は楽ではないですけど、TLチーム相手のプレッシャーの中でやって来た分、TCLは相手のレベルも少し落ちると思うので、その時に良い結果を残す為にも、このカップ戦でそこに繋がる経験を積んで行きたいです。
 
あとは、リーグ戦までケガが無いようにという事。そして、チーム内でも全ポジションでの競争をもっと激しいものにして、チーム力を上げて本番の冬を良い形で迎えられたらと思います。

 

 
 
 

ジャパンラグビートップリーグカップ2019(カップ戦)、次節が最終戦です!ぜひ勝利で締めくくり、今年は11月からスタートする、トップチャレンジリーグへ繋げて欲しいですね。
 
第5節 7月20日(土) 18:30 対 コカ・コーラレッドスパークス:えがお健康スタジアム(熊本県)

最新情報、詳細は釜石シーウィブスの公式サイトでご確認ください。
http://www.kamaishi-seawaves.com/

海浜植物の移植地で除草する釜石東中生

根浜海岸 待望の海開きへ〜震災後初 7月20日から、白砂青松復活 一部再開

海浜植物の移植地で除草する釜石東中生

海浜植物の移植地で除草する釜石東中生

 

 釜石市鵜住居町の根浜海岸で20日、東日本大震災以降初の海開きが行われることになった。これを前に10日、釜石東中(米慎司校長、生徒99人)の全校生徒が除草作業を実施。多くの海水浴客が訪れた震災前のにぎわい復活に期待を膨らませた。

 

 「白砂青松」の陸中海岸屈指の海水浴場として知られた根浜海岸は、震災で約1・3キロにわたる砂浜が消失した。県が養浜による砂浜再生事業を実施。復興交付金など約10億円を投じて人工再生に取り組み、採石や砂を投入して定着を図る工事を進め、450メートルのうち3分の1が完了した。

 

 市はこれを受け、一部で海開きをすることを決定。20日午前9時15分から安全祈願祭を行う。20、21日はシーカヤック、シュノーケリング、ヨット、ワークショップなどの体験プログラムを用意。「親子で参加を」と呼び掛ける。

 

 海水浴場は8月12日まで、いずれも午前10時から午後4時まで開設する。

 

 同海岸では地元住民、県、市、NPO法人などが地元由来の植物の再生に取り組んでいる。釜石東中は3年前から、育苗や苗の移植で協力。10日は、元々自生していた海浜植物を移植したエリアの除草と、踏み込みを防止する枠取り作業を行った。

 

 この取り組みを支援する県立大総合政策部の島田正明准教授(植生学)が、作業を指導。岩崎美歩さん(1年)は「根浜海岸が(海水浴客で)にぎわったことは聞いているが、見たことはない」とした上で、「去年の夏は1回だけ泳いだ。今年も泳ぎたい」と声を弾ませた。

 

 11月には、全校で育て、島田准教授が手伝った苗を2年生が移植する予定だ。

 

(復興釜石新聞 2019年7月13日発行 第807号より)

 

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練習試合で相手を圧倒した釜石SW

増設完了のスタジアムで公式戦、釜石シーウェイブス は練習試合で圧勝〜多くのファン ワールドカップ成功を願う

練習試合で相手を圧倒した釜石SW

 

 ラグビーワールドカップ(W杯)本番へ向けて仮設スタンドの増設工事が完了した釜石鵜住居復興スタジアムで6日、トップリーグカップ(TLC)「NTTコミュニケーションズ―九州電力」の公式戦が行われ、スタンドを埋めた約700人の観客が熱い声援を送った。釜石シーウェイブス(SW)RFCの練習試合も行われ、W杯本番を想定してスタジアムの周辺に並んだ飲食などの出店もにぎわいを見せた。

 

 あいにくの梅雨模様となったが、スタンドを埋めたラグビーファンはトップチームの激突を堪能。試合終了後は選手のもとに駆け寄り、握手を求めていた。

 

選手と握手を交わすファン。W杯でもこうした光景が期待される

選手と握手を交わすファン。W杯でもこうした光景が期待される

 

 この日は「釜石SW―トヨタ自動車」の公式戦も組まれていたが、トヨタ側選手の不祥事で中止に。SWは練習試合に切り替え、岩手ブレイズラガーを招いて対戦した。

 

 試合は釜石SWが圧倒。FW滝沢祐樹の先制トライを皮切りに、前半8本、後半は12本のトライを奪い、スタンドを埋めたファンを喜ばせた。

 

 TLCで釜石SWは連敗し、この日は不戦勝扱いとなった。練習試合に急きょ出場した佐伯悠コーチ(33)は「残り2戦に向けて若い選手の力を試す、いい機会になった」とした上で、「TLCで今後対戦するライバルの三菱重工相模原、コカ・コーラにはどうしても負けられない」と気を引き締めた。

 

 試合の合間には、グラウンドの中で子どもや大人を対象にしたラグビー体験会も。入場者は青々と整備されたハイブリッド芝生の感触を確かめ、SWの選手らによるリフティング体験を楽しんだ。

 

 クラブチームの仲間5人と夜行バスに乗って駆けつけたという東京都江戸川区の会社員、米本達也さん(49)はSWの選手に持ち上げてもらい大喜び。「海や山に囲まれ、すてきなスタジアムですね。苦しい戦いが続くSWには、あきらめずにがんばってほしい」とエールを送った。

 

 試合終了後には、一般入場者を対象にスタジアム見学会も行われた。

 

仮設スタンド増設工事完了の説明を受ける見学者

仮設スタンド増設工事完了の説明を受ける見学者

 

 説明に当たった市ラグビーワールドカップ推進本部事務局の担当者は、地震で被災した熊本市や、解体された国立競技場などから支援で贈られた「絆シート」を最前列に配置したことを強調。熱心に耳を傾けた八幡平市の会社員高橋俊二さん(63)は「にわかラグビーファンですが、ふるさとは釜石。W杯の成功を願い、チケットも手に入れた」と開幕を心待ちにする。

 

(復興釜石新聞 2019年7月10日発行 第806号より)

 

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広報かまいし2019年7月15日号(No.1716)

広報かまいし2019年7月15日号(No.1716)

 

広報かまいし2019年7月15日号(No.1716)

広報かまいし2019年7月15日号(No.1716)

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【表紙】ありがとう貝画完成除幕式
【P2〜7】ラグビー日本代表戦情報/やっぺしVol40
【P8〜9】トライアスロン/オープンウォータースイミング/1000㎞縦断リレー/汐立雨水ポンプ場完成見学会/岩手県聖火ランナー募集/「海の写真・絵画」コンクール作品募集
【P10〜15】釜石応援ふるさと大使の紹介/特集【津波避難場所情報】/復興情報
【P16〜19】まちのお知らせ
【P20〜21】まちの話題
【P22〜23】保健案内板
【P24】蛍光管・乾電池回収/ごみ減量トライ

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1229744_2596.html
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また会えたね リッチー・マコウ! 釜石ラグビータウンミーティング

また会えたね リッチー・マコウ! 釜石ラグビータウンミーティング

また会えたね リッチー・マコウ! 釜石ラグビータウンミーティング

 

2011年、2015年とラグビーワールドカップ連覇を成し遂げ、ラグビー史上最高の選手・キャプテンとも称される、ニュージランド代表オールブラックス元主将のリッチー・マコウ氏が釜石を再訪!市民の皆さんとふれあい、間近に迫ったラグビーワールドカップを応援します!

 

日時

2019年7月20日(土)18:00〜19:00

会場

チームスマイル・釜石PIT(釜石情報交流センター内)

入場料

無料(どなたでもご参加いただけます)

内容

・佐野よりこ&よいさ小町によるウェルカムパフォーマンス
・リッチー・マコウ氏によるゲストトーク
・Q&Aコーナー
・記念撮影&餅まき

主催

釜石市RWC2019推進本部事務局、RWC2019釜石開催支援連絡会
 
共催:釜石まちづくり株式会社
協力:AIG

お問い合わせ

釜石市RWC2019推進本部事務局
TEL 0193-27-8420

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

橋野鉄鉱山ラベンダーまつり

橋野鉄鉱山ラベンダーまつり

橋野鉄鉱山ラベンダーまつり

 

橋野町振興協議会が橋野鉄鉱山インフォメーションセンターの隣に整備した「青ノ木ラベンダー園」は、平成15年に釜石地方振興局(当時)の支援を得て整備されたもので、同インフォメーションセンターの建設に伴い平成28年にセブン−イレブン記念財団からの助成をいただき現在地に再整備しましたが、そのグロッソラベンダー約700株がもう少しで見ごろをむかえます。(※写真は昨年の様子)

 

それにあわせて今月20日(土)と21日(日)、橋野町振興協議会と栗橋地区まちづくり会議が共催してラベンダーまつりを開催します。

 

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日時

2019年7月20日(土)、21日(日)
両日とも10時から15時まで

場所

青ノ木ラベンダー園(橋野鉄鉱山インフォメーションセンター隣)

内容

ラベンダー1束 300円で販売(摘み取り体験料含む/1束は牛乳ビンくらいの太さがあります)
※期間終了後は、どんぐり広場の直売所でも販売します。
橋野どんぐり広場産直 – 市内の産直

問い合わせ

橋野町振興協議会事務局 TEL 090-4639-3225(担当 和田)

 

橋野町振興協議会

橋野町振興協議会

問い合わせ:TEL 090-4639-3225 / FAX 0193-57-2212 / 〒026-0041 岩手県釜石市橋野町34-13-12

釜石の復興と地方創生について考えたパネル討論

震災の絆を活かしたまちづくりフォーラム、共助の大切さを再認識〜釜石の強みは「よそ者」を受け入れる力

釜石の復興と地方創生について考えたパネル討論

釜石の復興と地方創生について考えたパネル討論

 

 釜石市主催の「東日本大震災復旧・復興支援活動フォーラム~震災の絆を活かした復興のまちづくり」は5日、大町の市民ホールTETTOで開かれ、支援団体や行政の関係者、市民ら約500人が参加した。大規模災害における共助の取り組みの大切さを再認識し、震災に伴う復旧・復興支援活動を行った団体に感謝状を贈呈。元復興大臣政務官の小泉進次郎衆院議員による基調講演、パネル討論で今後の復興のあり方を考えた。

 

小泉進次郎衆議院議員が基調講演

 

 野田武則市長が「震災から8年が経過したまちの姿を見ていただきたい。多くの支援に感謝の気持ちを伝えたい。復興後のありようを想像しながら、まちづくりにまい進していく」とあいさつ。「復興のあゆみ」を映像で振り返った後、アトラクションとして、釜石東中の生徒らと音楽ユニット「アクアマリン」の共演ステージが披露された。

 

復興への思いを込め合唱を披露する釜石東中生、アクアマリン

復興への思いを込め合唱を披露する釜石東中生、アクアマリン

 

 職員派遣や物資支援、寄付金、植栽ボランティア、人材育成など、市が把握する支援記録に基づいて実施した調査で支援が確認された200自治体(県内を除く)、144教育機関、685企業の計1029団体に感謝状を贈ることを発表。自治体を代表して大阪市、北九州市、岐阜県市長会、東海市、教育機関は聖学院・聖学院大と拓殖大、企業ではディック・ブルーナ・ジャパンとUBSグループの計8団体に野田市長がじかに謝意を表した。

 

 小泉氏は「人口が減るのは釜石だけじゃない。日本全体だ。」と題して基調講演。人生100年時代を迎える中、高齢者の定義や年金制度の見直しなど独自の持論を展開しつつ、「減るものは減る。人口を尺度にしたまちづくりはやめるべき。発想の転換が必要。今までの前提を疑うことが明るい未来を考える第一歩」と指摘した。

 

基調講演した小泉氏

基調講演した小泉氏

 

 これからのまちづくり、国づくりに必要なのは「人口減少を強みに変えること」と強調。「自由をかみしめ、一人一人が生きたい人生を選択できる環境整備に力を入れていくべき。多様な生き方、価値観を大切にしていく時代。いろんな挑戦を忘れないまちには人が集う」と訴えた。

 

 パネル討論のテーマは「釜石の復興・地方創生とこれから」。総務省地域力創造アドバイザーを兼務する一般社団法人RCFの藤沢烈代表理事がコーディネーターを務め、パネリストには小泉氏のほか、元釜石市副市長で現在は財務省に復帰した嶋田賢和さん、UBS銀行(スイス)のCSR・社会貢献活動(アジア太平洋地域担当)を統括する堀久美子さんが加わった。

 

 嶋田さんは副市長時代を振り返り、「場所の再生、下支えになる安心づくりを進めた。課題を市役所だけで抱え込まず、分からないことは支援団体、プロに相談する。何より重要なのは住民との対話。こうした地域活動が今、花開きつつあるのでは」と、変化するまちの印象を話した。

 

 堀さんは、現在も継続する高校生を対象にしたキャリア教育事業の取り組みを紹介。「自分で考え、決め、実行していく主体性が育まれている。これが釜石らしさにつながれば」と期待した。

 

 3人に共通する釜石の強みは「よそ者を受け入れる力」。小泉氏は「まちづくりに大切なのは知名度。知られないのは存在しないことと同じ。外から入り続けるよそ者に売り込んでもらえばいい」とヒントを残した。

 

(復興釜石新聞 2019年7月10日発行 第806号より)

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「思い出の校歌を一緒に歌おう」、あんべ光俊さん(釜石出身)参加呼び掛け〜コンサートは8月4日に、飛び入りもOK

「思い出の校歌を一緒に歌おう」、あんべ光俊さん(釜石出身)参加呼び掛け〜コンサートは8月4日に、飛び入りもOK

あんべ光俊さん(右)とコンサート実行委の藤井了会長

あんべ光俊さん(右)とコンサート実行委の藤井了会長

 

 「閉校になった母校の校歌を一緒に歌おう―」。釜石市出身のシンガーソングライター、あんべ光俊さん(65)=仙台市在住=が「思い出の校歌コンサート」を企画し、参加者を募っている。昭和から平成まで惜しまれながら閉校した学びやの懐かしい校歌を一緒に歌う集い。コンサートは8月4日午前10時半から釜石市民ホール(ホールB)で開く。

 

 シンガーソングライターとして40年余りにわたり活動してきたあんべさんの原点は、母校である釜石鉱山学園の校歌。「間違いなく自分の音楽活動の芯になっている。釜石の学びやで学んだ多くの人と一緒に校歌を歌い、ふるさとへの感謝の思いを共有したい」と呼び掛ける。

 

 校歌コンサートは、8月4日午後に同ホールで開かれる東日本大震災復興祈念コンサート(有料)の第1部として開かれ、入場は無料。当日、会場での飛び入り参加も歓迎するが、運営準備のため事前の申し込みを受け付ける。

 

 演奏対象校歌リストは次の通り(学校統合などにより校歌が新しくなった学校は旧校歌を含む)。申し込み多数の場合は抽選で12校をめどにプログラムを編成する。

 

 ①釜石鉱山学園②大橋小・中③大松小④大松中⑤釜石西中⑥甲子中(旧)⑦小川小⑧小佐野小(旧)⑨小佐野中⑩中妻小⑪釜石二中⑫八雲小⑬大渡小⑭釜石小(旧)⑮釜石一中⑯橋野小・中⑰栗林中⑱鵜住居中⑲箱崎小(旧)⑳箱崎小㉑箱崎中㉒白浜小㉓平田中㉔尾崎小・中㉕大石小㉖釜石商高㉗釜石工高㉘釜石北高㉙旧制釜石中㉚釜石高等女学校

 

 参加申し込みは今月13日までに、ふるさとはかまいし実行委員会(FAX0193・24・3399)へ。名前、歌いたい校歌、連絡先を明記する。持参・郵送の場合は桑畑書店(〒026・0024釜石市大町1の4の7)、洋菓子専科かめやま(〒026・0034釜石市中妻町2の13の8)へ。参加の問い合わせは事務局の千葉真児さん(電話090・2957・1446)へ。 

 

(復興釜石新聞 2019年7月6日発行 第805号より)

 

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仮設スタンドも完成し、ラグビーW杯の開幕を待つ釜石鵜住居復興スタジアム

復興スタジアム仮設スタンド完成〜一般来場者に見学会

仮設スタンドも完成し、ラグビーW杯の開幕を待つ釜石鵜住居復興スタジアム

仮設スタンドも完成し、ラグビーW杯の開幕を待つ釜石鵜住居復興スタジアム

 

今秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で12会場の一つとなる釜石鵜住居復興スタジアムの仮設スタンド増設工事が終了。3日、報道関係者などに公開された。きょう6日はトップリーグカップ(TLC)「NTTコミュニケーションズ―九州電力」が午前11時から行われるほか、入場無料の練習試合で「釜石シーウェイブス(SW)RFC―岩手ブレイズラガー」が午後2時から行われる。27日にはW杯の前哨戦となる「日本―フィジー」が行われる。

 

 「羽ばたき」と「船出」を表現した大屋根が特徴のスタジアムは17年4月に着工、2年余をかけ6月末に完成した。常設シートは約6千席だが、W杯本番では約1万6千人を収容する。仮設で増設する約1万席の工事が5月から進められてきた。このうち東西のサイドスタンド約6千席には、昨年5月に発生した尾崎半島林野火災で被災したスギ材約800本を使用した。

 

公開されたスタジアムにカメラを向ける報道陣

公開されたスタジアムにカメラを向ける報道陣

 

 今回公開されたのは増設された仮設スタンドのほか、来賓者などを収容するやぐら棟、報道関係者が世界に発信するメディアセンター、医務室など24の施設で、整備費は約9億5千万円。仮設の施設ではこのあと、7月末までにトイレや大型スクリーンなど残りの工事が進められ、9月開幕の本番に間に合わせる。

 

 きょう行われる全試合終了後の午後4時から、一般来場者を対象にスタジアム見学会も開かれる。

 

 市ラグビーワールドカップ2019推進室の正木隆司総括部長は「主な施設が完成し、ほっとしている。さらに機運醸成に努めながら、まずは27日の日本代表戦を成功に導きたい。その上で9月、10月のW杯本番を成功させたい」としている。

 

(復興釜石新聞 2019年7月6日発行 第805号より)

 

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