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佐藤釜石分駐隊長は隊員と共に安全への決意を表明

釜石道 事故抑止へ全力、県警高速隊釜石分駐隊活動開始〜釜石署で発足式、隊員19人 決意新たに

佐藤釜石分駐隊長は隊員と共に安全への決意を表明

佐藤釜石分駐隊長は隊員と共に安全への決意を表明

 

 県警(島村英本部長)は釜石周辺の高速道路網が整備されたことを受け、交通の安全を担う高速道路交通警察隊釜石分駐隊を編成。11日、釜石警察署で発足式を行った。島村本部長の激励を受け、佐藤喜博分駐隊長(警部)ら隊員19人は、東日本大震災からの復興を支える大動脈の交通事故抑止へ決意を新たにした。

 

 島村本部長は「三陸沿岸道路及び東北横断自動車道釜石秋田線は沿岸地域の『希望と命の道』といわれる。釜石分駐隊は治安確保、交通事故防止で復興の一助を担うよう願う。隊員は緊張感を持った高い士気の職務執行を」と激励した。

 

島村本部長(前列中央)ら幹部も隊員を激励

島村本部長(前列中央)ら幹部も隊員を激励

 

 釜石市の窪田優一副市長、南三陸国道事務所の折笠徹所長はそれぞれ、分駐隊への期待を述べた。高速道路交通警察隊の吉田孝夫隊長(警視)が謝辞。佐藤分駐隊長は「隊訓(融和団結、敏速確実、創意実行)を順守し、釜石秋田線、三陸沿岸道路の治安を確保し、事故防止に全力を尽くす」と決意を表明した。

 

 東北横断道釜石秋田線の釜石道は3月9日に釜石ジャンクションで三陸沿岸道と結節、全線が開通した。これを受け、県警は高速道路交通警察隊に釜石分駐隊を新設した。同警察隊は本隊のほか、北上、西根、一戸に釜石を加え4分駐隊で編成し、吉田隊長以下90人体制で活動する。

 

 釜石秋田線での活動は、花巻以東の延伸に応じ、2013年6月、本隊直轄隊釜石対策班を花巻市東和町に設置していた。釜石分駐隊の発足に伴い、同分駐隊東和分遣班に改称した。パトカー、事故処理車など合計9台を運用する。

 

 釜石分駐隊の管轄範囲は釜石市を中心に釜石道66・4キロ、三陸道は宮城県境から釜石北インターチェンジ(IC)まで約60キロ。大槌町内の整備に伴い、管轄区間はさらに伸びる。

 

 佐藤分駐隊長は「高速道路の安全確保が第一の職務。大動脈の交通障害は社会的な影響が大きい。利用者には、天候と路面状況に応じた速度、十分な車間距離に留意してほしい。動物の飛び出しによる衝突事故も散見される」と安全運転を呼び掛けた。

 

(復興釜石新聞 2019年4月10日発行 第781号より)

 

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復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

Oh!マチ Music Festa 2019

Oh!マチ Music Festa 2019

Oh!マチ Music Festa 2019

 

【同時開催】青葉マルシェ
フリーマーケットやキッチンカーも多数出店!

 

【同時開催】東部地区フォトラリー
会場となる釜石市東部地区を探索しながら名所や人を写真に収めましょう。条件をクリアすると、ドリンク無料券等プレゼント!参加無料

 

《スペシャルゲスト》
lecca
2006年4月ミニ・アルバム『Dreamer』にてメジャーデビュー。型にはまらないオリジナルなスタイルが注目を集めるシンガーソングライター。また、ジャンルを超えたコラボレーションで話題を呼んだ。2017年には東京都議会議員選挙に立候補し、当選。現在は都議会議員としても活躍している。

 

*はなおと*
岩手県花巻市出身の2人組。同郷の宮沢賢治を彷彿させるものや、東北弁を使用した楽曲もあり、どこか懐かしくも新開拓のポップ。

 

坂元昭二
アコースティック・ギタリスト。数々のミュージシャンのコンサートツアーやレコーディングに参加。「北の国から」のテーマ曲、挿入曲のギター奏者としても知られる。

日時

2019年5月3日(金・祝) 10:00〜18:00
フィナーレでは餅まきも開催!

場所

釜石市民ホール TETTO ホールB 広場側
岩手県釜石市大町1-1-9

タイムテーブル

《メインステージ》 釜石市民ホール ホールB 広場側
10:00- オープニング
10:10-10:40 釜石ベンチャーズ(釜石市)
11:05-11:35 PEKO the DIVA(花巻市)
12:00-12:30 GOONIES(埼玉県川口市)
12:55-13:25 the 迷奇(奥州市)
13:50-14:20 SOULMATE(陸前高田氏)
14:45-15:15 GTR BLUES BAND(埼玉県行田市)
15:40-16:10 《ゲスト》 *はなおと*
16:35-17:05 《ゲスト》 坂元昭二
17:20-17:50 《ゲスト》 lecca
17:50- フィナーレ(※餅まき)

 

《アコースティックステージ》 市民ホール南口入口前
10:40-11:05 アビシニアン(奥州市)
11:35-12:00 うらちゃんず(神奈川県横浜市)
12:30-13:55 麦田ゆに(宮古市)
13:25-14:50 束(大船渡市)
14:20-14:45 FLAT(盛岡市)
15:15-15:40 ブラック★かまリンズ(釜石市)
16:10-16:35 光(ひかる)(盛岡市)

 

主催

Oh!マチ Music Festa実行委員会
共催:釜石市大町商店街振興組合/釜石まちづくり株式会社
後援:釜石市、釜石商工会議所、釜石観光物産協会、釜石市芸術文化協会、釜石東部コミュニティ振興グループ
協賛:株式会社トヨタレンタリース岩手

問い合わせ

電話 0193-24-3660 / Mail ohmachi.music.festa@gmail.com
公式サイト https://ohmachi-musicfesta.jimdo.com

Oh!マチ Music Festa 実行委員会

Oh!マチ Music Festa 実行委員会

問い合わせ:Oh!マチ Music Festa 実行委員会 / TEL・FAX 0193-24-3660 公式サイト / メール
英語表記で釜石ラーメンマップ、訪日客見据えリニューアル〜ラグビーW杯へ釜石商議所、飲食店マップの製作も

英語表記で釜石ラーメンマップ、訪日客見据えリニューアル〜ラグビーW杯へ釜石商議所、飲食店マップの製作も

外国人来訪者を意識して英語表記を入れた「釜石ラーメンマップ」

外国人来訪者を意識して英語表記を入れた「釜石ラーメンマップ」

 

 釜石商工会議所(山崎長也会頭)は、釜石市内のラーメン店を英語表記入りで紹介する「釜石ラーメンマップ」を製作した。今秋のラグビーワールドカップ(W杯)や花巻空港の国際定期便の運航によるインバウンド(訪日外国人客)を見据えてリニューアル。釜石観光物産協会の協力も得て市内の公共、宿泊施設などで無料配布している。

 

 釜石ラーメンの特徴は極細の縮れ麺と、琥珀(こはく)色に透き通った、あっさりとしたしょうゆ味のスープ。マップはラーメンによる地域おこしを図るため、2014年に第1弾、掲載情報を更新し第2弾は18年に発行した。

 

 第3弾となる今回は、店名やラーメンの説明など従来の日本語表記に加え、英語も表記。掲載されているのは市内の飲食店でつくる任意団体「釜石ラーメンのれん会」の会員30店舗で、第2弾より10店舗多い。

 

 店ごとにラーメンのほか看板メニューも写真入りで紹介。自分好みの一杯を見つけることができる。

 

 釜石商議所中小企業相談所の土橋一志所長は「店によって少しずつ味が違う。選ぶ楽しさ、食べ比べを楽しみ、何度も地域に足を運んでもらうきっかけになれば」と期待する。

 

 高規格道路や鉄道の開通による人の往来や商圏の拡大も予想され、今後は市外の交通の要所にマップを置くことも検討。このほかW杯を見据えた取り組みとして、「用を済ませてもすぐに帰らず、ごはんを食べてもらう」との狙いで、ラーメンだけではない釜石の食を紹介する飲食店マップの製作も進める考えだ。

 

 マップの問い合わせは釜石商議所中小企業相談所(電話0193・22・2434)へ。

 

(復興釜石新聞 2019年4月10日発行 第781号より)

関連情報 by 縁とらんす
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「感動を伝えられるピアニストに」日本音楽コンクール1位の小井土文哉さん〜さらなる飛躍へ古里で演奏会

「感動を伝えられるピアニストに」日本音楽コンクール1位の小井土文哉さん〜さらなる飛躍へ古里で演奏会

地元釜石での初公演。思いを込めた演奏を披露する小井土さん

地元釜石での初公演。思いを込めた演奏を披露する小井土さん

 

 釜石市出身で桐朋学園大ソリスト・ディプロマコースの小井土文哉さん(23)=東京都在住=によるピアノ・リサイタルが6日、大町の市民ホールTETTOで開かれた。昨年10月の第87回日本音楽コンクールピアノ部門本選での1位受賞を記念し、地元での初公演。古里で奏でる喜びと感謝の思いを優美な音色に乗せ、詰め掛けた来場者約800人を魅了した。

 

 大只越町出身の小井土さんは、3歳でピアノを始めた。釜石小5年で東北ショパン学生ピアノコンクール小学生の部で金賞、進学した盛岡一高在学中に全日本学生音楽コンクール東京大会高校生の部で1位を受賞。桐朋学園大進学後も国内外の音楽コンクールで数々の賞を受賞している。

 

 同大を首席で卒業し、現在、同コース2年に在学中。昨年、若手演奏家の登竜門とも言われる第87回コンクールで最高の栄誉に輝いたのに続き、今年3月には英国の著名なピアノコンクールであるヘイスティングス国際ピアノコンチェルトコンペティションでも1位を獲得した。

 

 公演では、バッハの「フランス組曲第5番」やブラームスの「4つの小品Op.119」、最も好きな作曲家として挙げるロシア人のスクリャービン作曲「ソナタ第2番・幻想ソナタ」などアンコールを含めて7曲を演奏した。

 

公演終了後、感動を伝える観客らに笑顔で応える小井土さん

公演終了後、感動を伝える観客らに笑顔で応える小井土さん

 

 小学1年からピアノを続けている小佐野町の菊池莉歩さん(釜石高2年)は「好きな曲への思いが込められた素晴らしい演奏。表現力が卓越。好きなことを仕事にできるのがすごい。好きなことにまっすぐに取り組み、努力する姿勢を見習いたい」と力をもらった。

 

 小井土さんが音楽の道を志すきっかけとなったのは、高校進学直前に発生した東日本大震災。実家は幸いにも直接の被害を免れたが、音楽どころではなく、ピアノから遠ざかった。戻るきっかけとなったのが震災後に盛岡市で開かれた演奏会。「心に響いた。その感動を自分の演奏で届けたい」と道を定めた。

 

 道のりは平たんではなかったが、さまざまな自分を表現できるピアノを追求し、地元で演奏する喜びを選曲に込めた小井土さん。「びっくりするくらい多くの人に聴いていただいた。やりがいがあった」と充実感をにじませた。

 

 高校時代に地元を離れたが、「音楽活動の根本にあるのは釜石。古里の風景を思い浮かべて演奏することもある。続けられること、聴いてもらえることに感謝の気持ちでいっぱい」と小井土さん。演奏する楽しみをより深めた様子で、「感動を伝えられるピアニストに」と力を込めた。

 

(復興釜石新聞 2019年4月10日発行 第781号より)

関連情報 by 縁とらんす
小井土文哉 ピアノ・リサイタル
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広報かまいし2019年4月15日号(No.1710)

広報かまいし2019年4月15日号(No.1710)

広報かまいし2019年4月15日号(No.1710)

 

広報かまいし2019年4月15日号(No.1710)

広報かまいし2019年4月1日号(No.1709)

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【表紙】地域の真の復興を願って
【P2~3】祝開通 三陸沿岸道路・東北横断自動車道釜石秋田線、三陸鉄道リアス線
【P4~7】平成31年度施政方針/平成31年度当初予算/平成31年度の主要事業
【P8~11】釜石版地域包括ケアシステムの実現に向けて
【P12~13】ゴールデンウィーク中の休館情報などのお知らせ/まちのお知らせ
【P14~15】まちのお知らせ/5月休日当番医/各種相談
【P16~17】まちの話題/震災から8年鎮魂の祈り 忘れない いつまでも
【P18~19】保健案内板 高齢者肺炎球菌予防接種の助成を延長します/保健便り/ワンポイントアドバイス
【P20】やっぺし!ラグビーワルドカップ2019推進本部通信

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1227440_2596.html
釜石市

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都築住職らによってお披露目されたシンボルキャラクター

釜石大観音 建立50周年、まちを見守るシンボル〜「かのっち」お披露目

記念法要の参列者ら=8日

記念法要の参列者ら=8日

 

 釜石市大平町の釜石大観音は建立から50周年を迎え、7、8の両日、記念行事を行った。住民の信仰の対象、釜石を代表する観光名所として親しまれてきた大観音。両日は拝観が無料となり、訪れた人たちは、慈愛に満ちた姿でまちを見守り続ける観音像を見上げ、50年の歳月に思いをはせた。

 

魚彩王国協賛の屋台村が出店し、にぎわいを見せた釜石大観音境内=7日

魚彩王国協賛の屋台村が出店し、にぎわいを見せた釜石大観音境内=7日

 

 7日の式典では、運営する明峰山石応禅寺(大只越町)の都築利昭住職があいさつ。50周年記念で制作した同観音の新キャラクター「かのっち」がお披露目された。本県のPRキャラ「わんこきょうだい」を手がけた盛岡市のデザイナー、オガサワラユウダイさんがデザイン。「幅広い年代に愛されるように」との思いが込められた。境内には高さ150センチの「かのっち」像が設置され、グッズとしてクリアファイルなどが発売された。

 

都築住職らによってお披露目されたシンボルキャラクター

都築住職らによってお披露目されたシンボルキャラクター

 

 市内の詩吟、太鼓、鹿踊りの3団体が芸能奉納。仙台市在住の釜石ゆかりの書家・支部蘭蹊さんはオカリナ演奏の中、書のパフォーマンスを披露した。兄弟ピアノデュオ「レ・フレール」、女性音楽家4人による「スプラング・リズム」のコンサートもあった。

 

 ツアーで訪れた盛岡市の小泉ケイさん(83)は建立間もないころに来た記憶があるといい、「観音様はどんな気持ちで津波を見ていただろう。海岸部の状況も見せてもらったが、工事中の所が多い。一日も早い復興を祈るばかり」と手を合わせた。

 

 釜石大観音は明治、昭和の大津波、第2次大戦の2度にわたる艦砲射撃の犠牲者を弔い、世界平和を祈願しようと、1970年、同寺17世・雲汀晴朗氏の発願で、釜石湾を一望する鎌崎半島の高台に建立。東日本大震災では、地震で観音像の一部にひびが入るなどしたが、津波被害は免れた。震災後は市民結婚式の会場になり、2016年には「恋人の聖地」に選定された。

 

「桜舞太鼓」などが50周年を祝った芸能奉納

「桜舞太鼓」などが50周年を祝った芸能奉納

 

 都築住職(49)は「全国からのお力添えで震災も乗り越えてこられた。観音様は人々の救済が本願。今まで以上に皆さんの心のよりどころになっていければ」と願った。

 

 境内には、スリランカ国ケラニア寺院から分骨されたお釈迦様の遺骨をまつる仏舎利塔がある。8日は、仏舎利奉迎45周年と合わせた記念法要が営まれ、95人が参列。降誕会でお釈迦様の徳をたたえた後、雲汀大和尚、建立・運営尽力者を供養した。

 

 像の修繕などを請け負う元持の元持成人社長(70)は「大観音は釜石に人の流れを生み、まちにも貢献してきた」と実感。梅花講の菊地恵美子さん(88)は「釜石のシンボル。何かの時にはここにお参りする人も多い」と愛着を示した。

 

(復興釜石新聞 2019年4月10日発行 第781号より)

 

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借り受けた建物を民泊向けに貸し出す地域おこし協力隊の吉野さん(左)と神脇さん

ルームシェアと民泊で空き家活用、釜石市平田運用開始〜「協力隊」居住 受け入れに一役

借り受けた建物を民泊向けに貸し出す地域おこし協力隊の吉野さん(左)と神脇さん

借り受けた建物を民泊向けに貸し出す地域おこし協力隊の吉野さん(左)と神脇さん

 

 釜石市内に数多くある空き家を活用して地域活性化につなげようと、ルームシェアと民泊を組み合わせた取り組みが始まり、3日、モデルケースとして運用される建物が公開された。上平田ニュータウン内にある空き家に地域おこし協力隊の単身者2人が住み、普段は利用しない2部屋を民泊向けに貸し出す仕組み。市は、深刻な社会問題となっている空き家解消策の一つとして可能性を探るほか、今秋開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の宿泊施設不足を補う方策としても期待する。

 

ヘイタハウス

 

 「ヘイタハウス」と名付けられた木造平屋の建物(104平方メートル)は築25年で、この10年間は空き家となっていた。この建物を借り受けた同隊員の吉野和也さん(38)、神脇隼人さん(30)が改修した上で、5部屋のうち定員3人と4人の2部屋を民泊用に貸し出す。料金は素泊まり1泊3500円(税別)に設定する。

 

 釜石市、不動産・住宅情報サイト「LIFULLHOMES」などの住生活情報サービスを提供するLIFULL(井上高志社長)、楽天LIFULLSTAY(太田宗克社長)が17年に締結した「空き家利活用を通じた地域活性化連携協定」の事業の一つ。17年に成立した「民泊新法」により可能となった。

 

民泊向けに貸し出す部屋で

民泊向けに貸し出す部屋で

 

 空き家所有者は賃貸で家賃収入を得ることができ、民泊用に部屋を貸し出す居住者は副業として月々の家賃を補てんする仕組み。市とLIFULLは空き家の選定や入居者の募集、物件の管理・利活用に関するコーディネートを行い、楽天LIFULLSTAYは民泊事業を始めるための物件改修の監修、民泊施設運営のノウハウを提供する。

 

 市によると、16年調査で市内には約830件の空き家があるが、単身者向けの手頃な家賃の物件が少なく、移住や定住を促進する上で課題となっている。

 

 地域おこし協力隊の2人はいずれも千葉県出身。まちづくり分野を担当する吉野さんは「地域の人たちと、市外からやって来た人などとの交流の場としても活用できれば」と可能性を探る。釜石に来る前は不動産業に携わっていた神脇さんは「釜石は家賃がすごく高いと感じた。低額の空き家利用として認知されれば」と期待する。

 

 宿泊は民泊予約サイト「Vacation STAY」で予約できる。

 

(復興釜石新聞 2019年4月6日発行 第780号より)

 

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釜石初の女性消防士に〜震災機に防災意識高める、いずれは救急救命士へ

釜石初の女性消防士に〜震災機に防災意識高める、いずれは救急救命士へ

「優しい職場。配慮もうれしい」と意欲を高める多田さん

「優しい職場。配慮もうれしい」と意欲を高める多田さん

 

 釜石大槌地区行政事務組合消防本部(金野裕之消防長)に初の女性消防士が誕生した。遠野市宮守町出身の多田和佳菜さん(19)が採用試験に合格。1日、同期の男性3人と共に辞令を受け、「女性の視点で、震災で被災した地域住民に役立つ仕事をしたい」と意気込みを語った。

 

 多田さんが消防職員を志した背景には、小学生の時に起こった震災が大きく影響したという。中学時代は大槌中と交流があり、合唱でエールを交換。住民からも震災や復興の話を聞き、防災意識を高めた。

 

 小学生の時には野球に取り組み、中学から陸上、駅伝、空手と幅を広げた。花巻南高から専門学校に進み、消防職員の採用試験に挑んで見事合格。「いずれは救急救命士になりたい。火災予防でも、女性の視点で役に立てればうれしい」と思いを膨らませる。

 

 男性ばかりの職場に飛び込むことになるが、「性格は負けず嫌い。自分が(釜石広域消防の)女性消防士第1号になる」と前向きに考える。

 

 釜石広域消防では、女性職員の加入による住民サービスの向上、組織の活性化、優秀な人材の確保を期待してきた。2015年に成立した「女性の職業生活における活躍の推進に関する支援対策推進法」を追い風に、受け入れ準備を強化した。

 

 ハード面では、釜石、大槌の両消防署庁舎にそれぞれ、女性職員に対応した設備やスペースを確保。ソフト面では、中学校や高校での消防訓練でアピールするほか、職場説明会などで呼び掛けている。

 

 女性職員を受け入れる意識向上も強化。ハラスメント(パワー、性別など)に関する職員研修などを重ね、理解を深めていた。同本部の岩間英治総務課長は「多田さんを迎え、ハラスメントの考え方を再確認、共有する」と今後の姿勢を示す。

 

 多田さんら4人は、今月3日に県消防学校に入校。10月に卒業し、新たな配属先で現場業務をスタートする。

 

 多田さんの配属と勤務体制については、10月までに検討を重ねる。また、20年度までに2人目の女性を採用し、複数体制を目指す。

 

 県内の12消防本部では17年度末で36人の女性消防士が勤務。未採用は釜石大槌広域など3本部となっていた。

 

(復興釜石新聞 2019年4月6日発行 第780号より)

 

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「鬼軍曹」の異名を思い出させる突進を見せる小林一郎さん

「聖地釜石」で不惑ラグビー〜全国から300人集結、交流試合

「鬼軍曹」の異名を思い出させる突進を見せる小林一郎さん

「鬼軍曹」の異名を思い出させる突進を見せる小林一郎さん

 

 ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会開催まで約半年―。東日本大震災被災地で、東北唯一の試合会場となる釜石市を盛り上げようと、3月30、31の両日、ラグビーマスターズ交流会(同釜石実行委主催)が市内で開かれた。全国から“不惑ラグビー”の仲間約300人が集結。試合や懇親会を通じて、釜石復興と大会成功を祈念した。

 

 交流戦はW杯会場の釜石鵜住居復興スタジアムと、釜石ラグビーの“聖地”甲子町松倉の市球技場で開催。関東圏と岩手県内で活動する40歳以上のクラブ、奈良、秋田両県の高校ラグビー強豪校OB、日本一7連覇に輝いた新日鉄釜石OBなど全15チームが参加した。

 

 30日午後から行われた試合はあいにくの雪模様。芝生のグラウンドを白く染めるほどの降雪だったが、参加者は悪天候を吹き飛ばす熱戦を繰り広げ、W杯イヤーの釜石に元気を届けた。

 

 新日鉄チームは同スタジアムの第一試合で、天理高OBと対戦。W杯釜石誘致活動をけん引してきた石山次郎さんをはじめ、坂下功正さん、谷藤尚之さん、瀬川清さんら7連覇時代の主軸選手、自身もW杯出場経験者で日本大会アンバサダーを務める桜庭吉彦さんなど、そうそうたるメンバーが顔をそろえた。

 

ラグビー仲間の絆を結ぶ新日鉄釜石と天理高のOB

ラグビー仲間の絆を結ぶ新日鉄釜石と天理高のOB

 

 “鬼軍曹”の異名で知られた小林一郎さん(69)=釜石市平田=は、慣れない芝グラウンドに苦戦しながらも果敢に前へ。試合後は両膝のあざが奮闘ぶりを物語った。半年後に迫ったW杯。「すごく盛り上がると思う」と満席のスタジアムを思い描く小林さん。復興と両輪で進められてきた釜石開催への取り組みに大きな意義を感じながら、「挑戦しないことには次のステージは開けない。これを契機に、スタジアムの有効活用を含め、何らかの形で次につなげていくことが必要」と気を引き締めた。

 

 現役時代、華麗なゴールキックで観衆を魅了した金野年明さん(62)=仙台市=は「思うように体が動けばいいけど、だめだねー。でも昔の仲間とやるのは最高に楽しい」と笑顔。W杯釜石開催について「賛否両論あったと思うが、石山が先頭に立ち頑張ってくれた。たいしたもの」とたたえた。願うは釜石シーウェイブス(SW)RFCの勝利。「トップリーグに上がり観客を呼べるようにならないと、このスタジアムも生かされない」と一層の奮起を望んだ。

 

 釜石同様、W杯開催都市である埼玉県熊谷市からは熊谷不惑クラブの2チーム64人が駆け付けた。60歳以上のキャプテン、大室誠さん(60)は「素晴らしいスタジアム。震災からここまで立ち上がってきたと思うと感慨深い。この場所で試合ができて光栄」と大喜び。「熊谷も対戦チームを迎え入れるにあたり、盛り上がってきている。同じ〝ラグビーのまち〟として、大会成功に向け頑張っていきましょう」と思いを込めた。

 

 釜石実行委の小笠原順一委員長(市ラグビー協会会長)は「今でも釜石の名を忘れず、こうして集まってくれるのは本当にうれしく、ありがたい。今後も続けたい」と、W杯後のつながり継続に期待を寄せた。

 

(復興釜石新聞 2019年4月3日発行 第779号より)

 

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チーム貢献を誓う(左から)阿部裕太、牛窪心希、美﨑正次、菊地諒輔、ファンデンボルト、畠中豪士=3月28日、情報交流センター釜石PIT

釜石シーウェイブス 、8人新加入〜若手の育成を重視、チームの土台作りへ

チーム貢献を誓う(左から)阿部裕太、牛窪心希、美﨑正次、菊地諒輔、ファンデンボルト、畠中豪士=3月28日、情報交流センター釜石PIT

チーム貢献を誓う(左から)阿部裕太、牛窪心希、美﨑正次、菊地諒輔、ファンデンボルト、畠中豪士=3月28日、情報交流センター釜石PIT

 

 釜石シーウェイブス(SW)RFCは3月28日、3季目を迎えるトップチャレンジ(TC)リーグに向けて補強した新陣容を発表した。新加入選手は8人で、6月には外国人選手を含む2人を加え、50人でトップリーグ(TL)昇格を目指す。新加入選手は高校、大学を卒業したばかりの若手が半数を占める。桜庭吉彦ゼネラルマネジャー(GM)は「将来の中核となる人材を長い目で育てていきたい」とチームの土台作りに力を入れる姿勢を示した。

 

 新戦力8人のうち7人が10代、20代前半の若手。平均年齢は25歳と、2歳ほど若返る。弱点のスクラム強化を狙いに、FW第1、2列が6人を占める。桜庭GMは「一人前になるには時間がかかるが、若い選手をしっかり育てたい」と強調した。

 

 ただ一人、県内校(黒沢尻工高)を卒業して加入したロック菊地諒輔(18)は昨年度の花園にも出場した。桜庭GMは「FWの中心選手に」と大きな期待を寄せる。

 

 釜石と同リーグで競ってきた三菱重工相模原から移籍するプロップ阿部裕太(21)は「いつも釜石の声援の方が大きかった。こういう応援をされたかった。プロップらしくないプレーをお見せしたい」とアピール。

 

 トライアウトを経て近畿大から加入したロック美﨑正次(22)は「諦めない気持ちを前面に」と前向き。

 

 2年前まで釜石でプレーした村田賢治さんの紹介で大阪国際大から加わるフッカー牛窪心希(22)は「レベルの高いチームでやりたかった。強い気持ちで臨みたい」と抱負。

 

 CTB畠中豪士(22)は昨季、大学選手権まで進んだ大東大のレギュラーとして活躍。大学に籍を残したまま退部し、釜石の門をたたいた。「誰もが知っている、伝統のある釜石でやりたかった」と心境を明かす。

 

 南アフリカ出身でTLのヤマハ発動機から移籍するCTBヘルダス・ファンデンボルト(23)は「少しでも長く釜石でプレーし、貢献したい」と意気込む。

 

 スコット・ピアース新ヘッドコーチは「まずは個人のスキルを上げることに集中し、若手に多くのチャンスを与えたい」と強化方針を説明した。目標は、TLとの入れ替え戦に出場できるTCリーグ4位以内。初参戦する6月からのトップリーグ・カップについては「1次リーグ5戦のうち2つは勝ちたい」と期待する。

 

(復興釜石新聞 2019年4月3日発行 第779号より)

 

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