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東北大会で準優勝した釜石野球団

釜石野球団、厳しい環境乗り越え〜北海道・東北クラブ交流大会へ

東北大会で準優勝した釜石野球団

東北大会で準優勝した釜石野球団

 

 社会人野球クラブの釜石野球団(大澤正治監督、20人)は、29日から函館市で開かれる第3回北海道・東北地区クラブ交流大会に出場する。釜石の一般野球チームが全国大会に準ずるタイトル戦に出場するのは24年ぶり。大澤監督らが10日、野田武則市長を表敬訪問。県予選、東北大会での奮闘を報告し、「クラブ交流大会で優勝を狙う」と意気込みを伝えた。野田市長は快挙をたたえ、激励した。

 

 釜石野球団は第4回JABA(日本野球連盟)東北クラブカップ県予選大会(7月21日から奥州市)で18チームを抑え優勝、第1代表となった。決勝は矢巾硬式クラブを8―5で退けた。大会の最優秀選手は主将の菊池健太郎投手(19)、首位打者賞は佐々木憲佑選手(34)が獲得した。

 

 東北大会(9月2日まで弘前市)には6県から8チームが出場。釜石は宮城、青森代表を撃破、決勝は県大会と同じく矢巾との対決となったが7―11で敗れ、第2代表で北海道・東北地区クラブ交流大会の出場を決めた。

 

 釜石市の一般野球は1970年代半ばまで釜石信金クラブ、新日鉄釜石、オール釜石、釜石エーワンが活動したが、徐々に衰退。新日鉄釜石の休部を契機に、クラブ野球の釜石野球団に“衣替え”して硬式の灯を守った。

 

 全国大会には93、94年と連続出場したが、その後は2002、13年と東北大会止まり。東北大会の突破は24年ぶりとなる。

 

 市長室には大澤監督、菊池主将、佐々木選手が訪れた。

 

野田市長に健闘を誓う選手ら(中央が菊池主将)

野田市長に健闘を誓う選手ら(中央が菊池主将)

 

 チームには20人が登録するが、仕事の関係で試合に出るのは平均13人ほど。週1、2回の練習はほとんど夜間にならざるを得ないが、照明設備のあるホームグラウンドはない。佐々木選手は「市内、大船渡などを転々と巡る。お金の面でクラブの維持は苦労が多く、それでチーム、野球を離れる若手もある」とクラブ球団運営の厳しさも語った。

 

 東北大会の3試合を完投した菊池主将は「選手は40歳までいるが、子どもの時からの顔見知りも多い。全員で元気に声を出し、北海道ではしっかり(釜石を)アピールしたい」と意気込みを示した。

 

 大澤監督は「いろんな職場から集まったメンバーを、最年少の菊池(主将)がまとめている。初めての大きな大会だから、ラグビーだけではない釜石をアピールし、優勝したい」と目標を高く掲げる。

 

 今月6日に北海道胆振地方を中心に大きな地震があったばかりで、道内各地で犠牲者、避難者が多く発生。大会実施が危ぶまれたが、「野球で地域に元気を」と開催が決まったという。

 

(復興釜石新聞 2018年9月15日発行 第723号より)

 

復興釜石新聞

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後半6分、ゴールに迫るナンバー8中野裕太。ここからボールをステファン・ルイス(最後方)につなぎ、トライを奪う=秩父宮ラグビー場

釜石SW 黒星スタート、ミス重ね 流れつかめず〜三菱重工相模原に17-42、桜庭監督「手応えはつかめた」

後半6分、ゴールに迫るナンバー8中野裕太。ここからボールをステファン・ルイス(最後方)につなぎ、トライを奪う=秩父宮ラグビー場

後半6分、ゴールに迫るナンバー8中野裕太。ここからボールをステファン・ルイス(最後方)につなぎ、トライを奪う=秩父宮ラグビー場

 

 創設2年目のラグビートップチャレンジ(TC)リーグが9日開幕。悲願のトップリーグ(TL)昇格を目指す釜石シーウェイブス(SW)RFC(昨季TCリーグ7位)は東京・秩父宮ラグビー場で三菱重工相模原(同3位)と対戦して17―42(前半3―21)で敗れ、昨年に続き黒星スタートとなった。釜石はハンドリングやセットプレーでミスが続き、流れをつかめなかった。後半半ばまでに11点差まで戻したが、その後2トライを許して力尽きた。釜石SWの次戦は16日、秋田市でマツダ(同5位)と対戦する。

 

 釜石SWは昨季に続き、初戦で三菱重工の壁にはね返された。

 

 前半、新加入FBニック・ユーストのPGで先制したものの、守備の乱れから連続トライを浴びて逆転を許す。さらにラインアウトのミスからトライを奪われ、3―21で折り返した。

 

 後半はFWが奮起。ステファン・ルイス、コーリー・トーマスの両ロックが敵陣ゴール前のラックから2トライを決め11点差まで追い上げたが、反撃もここまでだった。

 

試合終了後、ファンの声援に応える釜石SWの選手ら

試合終了後、ファンの声援に応える釜石SWの選手ら

 

 今季からチームの先頭に立つWTB小野航大主将は「ハードワークで相手が上回ったのが敗因。勝負どころで流れをつかめなかった。後半は必死に追い上げたが、最後は走り負けた」と悔しさをにじませた。一方で、「点差ほどの力の差は感じなかった」とし、「結果をポジティブに捉え次に進みたい」と前を向いた。

 

 来年のラグビーワールドカップ(W杯)までにTLに昇格するには今季が最後のチャンス。13季ぶりに現場で指揮を執る桜庭吉彦ゼネラルマネジャー兼監督は「十分に戦える手ごたえはつかめた。セットプレーをしっかりと修正し、80分間、粘り強くやり切りたい」と次戦に向けた課題を見据えた。

 

「先生選手」公式戦デビュー 佐々木拓磨 憧れの秩父宮で

 

山形大ラグビー部の先輩や同級生、後輩と公式戦デビューを喜び合う佐々木拓磨選手(後列左から2人目)

山形大ラグビー部の先輩や同級生、後輩と公式戦デビューを喜び合う佐々木拓磨選手(後列左から2人目)

 

 「先生選手」の佐々木拓磨(32)=小佐野小教員=が、公式戦デビューを初先発で果たした。しかも舞台は、ラガーマン憧れの秩父宮ラグビー場。「緊張した」と言うものの、フランカーとして必死にボールを追い、タックルで相手に食らいついた。

 

 先発を言い渡されたのは今月5日。桜庭GM兼監督は「チームの中で一番手を抜かないプレーをする。練習試合でも、いいプレーがいっぱいあった」と地道な努力を評価した。

 

 デビュー戦では、後半5分過ぎまでピッチに立った。「なかなかボールに触ることができなくて」と反省しつつも、最後はラックでトライに絡むプレーも見せた。

 

 遠野市出身で釜石南高では甲子園を目指す球児だったが、隣のグラウンドで練習する釜石SWに憧れ、国立山形大でラグビーに転じた。現在、小佐野小では4年生の24人を担任する。

 

 この日は、公式戦デビューを聞きつけた大学時代の先輩や後輩7人が秩父宮に駆けつけた。同級生として共にボールを追い、横浜市から駆けつけた門馬博美さん(34)は「学生時代の彼はチームの〝核弾頭〟。いつも先頭でボールを追っていた」と振り返る。「そのチームメートが秩父宮でプレーする。信じられない」と手放しで喜んだ。

 

(復興釜石新聞 2018年9月12日発行 第722号より)

 

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面接会参加のため続々と受付に集まるボランティア志願者

ラグビーW杯釜石開催へ、ボランティア志願〜意欲満々、面接会に400人超

面接会参加のため続々と受付に集まるボランティア志願者

面接会参加のため続々と受付に集まるボランティア志願者

 

 ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会の公式ボランティア「TEAM NO―SIDE」の応募者面接会(インタビュー・ロードショー)が、7日から9日まで釜石市大町の市民ホールTETTOで開かれた。釜石会場での活動を希望する県内外の17歳~80代男女400人超が参加。大会概要や活動内容の説明を受け、ボランティアの適性などを見るグループワークに臨んだ。面接結果は来年1月ごろ通知され、採用者の研修に入る。

 

 公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会が4月から募集した全国12開催都市の公式ボランティアには、予定人員を大きく上回る約3万8千人が応募。抽選通過者を対象に各会場地で行う面接会が8月末から始まり、12月までの実施で最終的に1万人超に絞り込む。釜石会場では400~800人の採用を予定する。

 

 釜石の面接会は9グループに分けて3日間実施。オリエンテーションでアジア初の日本大会の意義、予想される観客数、ボランティアの活動場所や職種について説明後、面接官立ち会いのもとで選考のためのグループワーク(共同作業)が行われた。ボランティアが着用するユニホームのサイズチェック、関係者パスの顔写真撮影もあり、個別質問コーナーでは担当者が参加者の質問に答えた。

 

グループワークを前に参加者は互いに自己紹介

グループワークを前に参加者は互いに自己紹介

 

 市内中妻町に暮らす菅原富子さん(70)は、ブラジル出身の日系3世。同じ南米のウルグアイの試合が釜石で開催されることから、「何かお手伝いできるかな」とボランティアを志した。ポルトガル語、日本語が堪能で、2年前からは英話も勉強中。「W杯が来ると決まって以来、楽しみにしてきた。採用されたら研修も頑張り、ベストを尽くす」と意気込みを示した。

 

 職場の仲間約10人で応募した遠野市の会社員高橋一則さん(40)は「一生の中でも、なかなか体験できないこと。『やってよかった』と思うことが必ずあるはず」と期待。「“ボランティアは大会の顔”という話もあったので、世界から来る人たちに『釜石に来て良かった』と感じてもらえるようなおもてなしができれば」と笑顔を見せた。

 

 開幕まで約1年と迫ったラグビーW杯。新設された釜石鵜住居復興スタジアムでは、フィジー対ウルグアイ(9月25日)、ナミビア対敗者復活予選優勝チーム(10月13日)の2試合が行われる。ボランティアは同スタジアム、ファンゾーン(市民ホール)、駅などで活動。来場者の案内、誘導、受付、ゲスト対応、運営、送迎サポートなど13職種で力を発揮する。

 

(復興釜石新聞 2018年9月12日発行 第722号より)

 

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根浜の海に向かって一斉にスタートするトライアスリート=2日午前8時

復興後押し、鉄人レース〜釜石はまゆりトライアスロン、被災の根浜に感動と勇気

根浜の海に向かって一斉にスタートするトライアスリート=2日午前8時

根浜の海に向かって一斉にスタートするトライアスリート=2日午前8時

 

 第24回釜石はまゆりトライアスロン国際大会(同実行委主催)は2日、釜石市鵜住居町の根浜海岸特設会場を発着点に開かれた。震災前と同じ総距離51・5キロ(スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)のレースが復活して2年目。復興工事の関係で、かつてない急坂のバイクコースが設定されたが、選手らは最後までアスリート魂を見せつけ、被災地に感動と勇気をもたらした。

 

 51・5キロを個人で競うスタンダードに150人、2~3人で3種目を分担するリレーに16チーム、各種目半分の距離で競うスプリント(総距離25・75キロ)に25人が出場。北海道から愛媛県まで、16~75歳の選手が集結した。

 

 午前8時、スイム(水泳)からスタート。海上は波も穏やかで、選手は存分に実力を発揮した。バイク(自転車)は、新設された市道箱崎半島線を通り、国道45号から県道釜石遠野線を橋野町で折り返すコース。根浜―国道間はベテラン選手も舌を巻くきつい勾配で、特に帰路の登り坂は過酷さを極めた。ラン(長距離走)は根浜から箱崎町の周回コースで行われた。

 

 スタンダード総合1位(1時間53分58秒)は、大船渡市出身でプロ選手として力をつける寺澤光介さん(24)=東京都=。後続を大きく引き離し2連覇を果たした。高校1年で初挑戦したのが同大会で、「成長した姿を見せられた。トライアスロンの力で釜石を元気にしたい」と思いを明かした。スクールも開くトライアスロンチーム「SUNNY FISH」に所属。強豪選手に刺激を受けながら練習を重ねる。「2年後の東京とその次の五輪を目指す」と一層の精進を誓った。

 

 リレーで2位(2時間12分28秒)に入った「チーム・ハイ・ゲンキ」は、玄米酵素(本社・札幌市)の社員2人で結成。バイクの村上純子さん(54)は震災前から同大会に参加。東京勤務の新入社員、浅野郁規さん(23)は初めてながら得意の水泳で5位通過し、ランでも活躍した。「沿道から声援を受けると体も軽くなった。岩手の被災地の現状も知り、まだ何かできることがあるのではと考えさせられた」と浅野さん。

 

 今大会はボランティアを含めたスタッフ約500人で運営し、各持ち場で競技をサポートした。地元根浜の女性陣は給水を担当。被災し、栗林町に自宅を再建した佐々木ナツさん(82)は「この大会がないと夏が終わった気がしない。根浜はやっぱり古里。なじみの顔触れと一緒に活動できて幸せ。被災前みたいに大勢の人が来てくれるようになれば」と、出場者が400人規模だった時代を懐かしんだ。

 

 必死にゴールを目指す選手に大きな力を与えたのが、2008年の北京五輪で5位入賞を果たした井出樹里さん(35)=神奈川県=。女子1位(2時間3分43秒)でゴール後、後続の選手に声援を送り続けた。スタートから3時間40分の制限時間が迫ると、最後の3選手に並走。つないだ手を掲げゴールに導いた。

 

 「最後まであきらめずに走り切ろうとする姿に自分も学ばせてもらった。普段たくさんの応援を受けており、少しでも恩返しできればとの思いがあったが、今回もまた皆さんから力をもらった」と2年目の釜石大会を心に深く刻んだ。

 

 大会を主管する釜石トライアスロン協会の小林格也会長は「コース変更もあり大変だったが、無事に終えられて何より。今後は釜石の選手育成が課題。来年はラグビーW杯があるので、日程やコースを調整し、より良い形で開催したい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2018年9月5日発行 第720号より)

 

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記念試合で友情の絆を確かめ合った釜石、神戸のOBら

新日鉄釜石×神戸製鋼 レジェンド激突、釜石鵜住居復興スタジアム開場祝う〜平原綾香さん、EXILEは釜石東中生と

満員の観客を前に往年の名プレーを再現する新日鉄釜石、神戸製鋼のOB

満員の観客を前に往年の名プレーを再現する新日鉄釜石、神戸製鋼のOB

 

 1年後に迫ったラグビーワールドカップ(W杯)の試合会場で、ただ一つ新設された釜石市の「釜石鵜住居復興スタジアム」で19日、こけら落としのオープニングイベントが行われた。記念のレジェンドマッチでは、ともに日本選手権7連覇を果たした新日鉄釜石と神戸製鋼のOBが激突。日本ラグビーの黄金期を支えた往年の名選手らが展開する「迷プレー」が、スタンドを埋めた約6500人の観客を沸かせた。トップリーグ(TL)昇格を目指す釜石シーウェイブス(SW)RFCとTLヤマハ発動機との記念試合も行われ、釜石SWの桜庭吉彦ゼネラルマネジャー兼監督(51)は「ここから本当のキックオフだ」と力を込めた。

 

 釜石はSO松尾雄治さん(64)を監督に主将のSH坂下功正さん(59)、プロップ石山次郎さん(61)、ロック瀬川清さん(65)ら60代が中心。対する神戸はロック林敏之さん(58)を監督に、大八木淳史さん(57)、ナンバー8大西一平さん(54)、神戸から移籍し昨季まで釜石SWでプレーした伊藤剛臣さん(47)らが迎え撃った。

 

 V7メンバーで戦った前半は、チーム最年少のWTB泉秀仁さん(54)のトライで釜石が先制。FB谷藤尚之さん(67)が衰えを知らないスピードの突進を見せ、スタンドを沸かせた。

 

 松尾さんからロック千田美智仁さん(59)へとボールが渡る“名場面”も再現。松尾さんが得意のキックをミス、ヨタヨタとあわててボールを追いかけ、笑いを誘う“サービスシーン”もあった。

 

 10分間のレジェンド戦前半は、神戸が7―5で辛勝。若手もまじえた後半は釜石が24―17で振り切った。

 

記念試合で友情の絆を確かめ合った釜石、神戸のOBら

記念試合で友情の絆を確かめ合った釜石、神戸のOBら

 

 「被害の大きかった鵜住居にスタジアムができるとは思ってもみなかった」と新日鉄釜石ラグビー部OB事務局代表を務める坂下さん。W杯まで、あと1年。「市民が一丸となって盛り上げていきたい」と決意を新たにした。

 

 NPOスクラム釜石のキャプテンとしてW杯招致運動の旗振り役となった松尾さんは「何度も逆境をはねのけてV7を達成した。震災があったからこそ、今の釜石の姿もある。マイナスをプラスに変えていくのが釜石」と感慨を口にした。

 

「W杯を成功させよう」と呼び掛ける松尾さん

「W杯を成功させよう」と呼び掛ける松尾さん

 

 神戸の林さんは「神戸も震災で同じような体験を味わい、釜石への思い入れは強い。神戸も元気になった。W杯で釜石も盛り上がってほしい」とエールを送る。

 

 長い現役生活を釜石で締めくくった伊藤さんは、この日は神戸のジャージーをまとい、見事なダイビングトライも披露。「釜石で6年間プレーして良かった。改めて実感した」と、友情をつないだ喜びをかみしめた。

 

 オープニングセレモニーでは、平原綾香さんが釜石東中生とともに祝いの合唱を披露。人気ダンス・ボーカルグループEXILE(エグザイル)のメンバーによるパフォーマンスも会場を沸かせた。

 

釜石東中生と合唱を披露する平原綾香さん

釜石東中生と合唱を披露する平原綾香さん

 

EXILEはパフォーマンスで盛り上げ

EXILEはパフォーマンスで盛り上げ

 

(復興釜石新聞 2018年8月22日発行 第716号より)

 

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釜石鵜住居復興スタジアムオープニングイベント御礼

釜石鵜住居復興スタジアムオープニングイベント御礼

釜石鵜住居復興スタジアムオープニングイベント御礼

 

 釜石鵜住居復興スタジアム完成を記念して、8月19日にスタジアムオープニングイベントを開催しました。おかげさまで大きな事故も無く、成功裏に終了することができました。これは、スタジアムの建設に携わった事業者の皆さんをはじめ、全国からご寄付をくださった個人、団体、企業の皆さんのおかげによるものです。ありがとうございました。

 

 また、国や県、各自治体、日本ラグビーフットボール協会をはじめとする関係団体の皆さん、イベント開催に当たってバスの誘導や会場内での受け付けなどをしてくださった多くの方々、そして、何よりも本イベントを温かく見守って応援をしてくれた地元鵜住居地区の皆さん、市民の皆さんのご協力があってこそ、このイベントを開催することができました。心から厚く御礼申し上げます。

 

 当日は、森喜朗日本ラグビーフットボール協会名誉会長、鈴木俊一東京五輪・パラリンピック担当大臣、吉野正芳復興大臣、林芳正文部科学大臣、達増拓也岩手県知事など、各界を代表する方々のご臨席を賜ることができました。「釜石シーウェイブスRFC対ヤマハ発動機ジュビロ」のメモリアルマッチの他、「新日鐵釜石OB対神戸製鋼OB」のレジェンドマッチ、平原綾香さんの歌声やEXILEのメンバーと中学生のダンスが披露されるなど、さまざまな催しが開催され、全国各地からご来場いただいた約6,500人の皆さんと一緒にスタジアム完成を盛大にお祝いすることができました。

 

 一方で、来年のラグビーワールドカップ2019™釜石開催に向けて、1万6,000人もの観客の誘導や運営方法など課題が見えたイベントでもありました。世界各地から訪れるお客さまへのおもてなし、機運醸成など、まだまだ解決すべき課題は山積しております。東日本大震災被災地で唯一の会場となる釜石開催を成功させるために、ラグビーワールドカップ2019の大会ビジョンである「絆 協創 そして前へ」の下、皆さんと一緒になって進みたいと思います。

 

 今回のスタジアムの完成を契機としてラグビーのまち釜石、そして日本のラグビーの聖地釜石をこれからも全国、全世界に発信していきたいと考えています。どうぞ引き続き、皆さんのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、釜石鵜住居復興スタジアムオープニングイベント開催の御礼といたします。

 

平成30年8月23日
釜石市長 野田 武則

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〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8411 / Fax 0193-22-6288 / メール
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第24回釜石はまゆりトライアスロン国際大会

第24回釜石はまゆりトライアスロン国際大会

第24回釜石はまゆりトライアスロン国際大会

 

平成30年9月2日(日)に第24回釜石はまゆりトライアスロン国際大会が開催されます。この大会は岩手県内で唯一開催されるトライアスロン競技会となります。

日時

平成30年9月2日(日)
スタート時間 <スタンダード・リレー>8:00 <スプリント>8:10
受付 9月1日(土)~2日(日)

会場

岩手県釜石市鵜住居町根浜海岸特設会場

日時

スタンダード
【内容】
スイム1.5km(2周回)、バイク38km(1周回)、ラン10km(3周回)
【制限時間】
スイム:0.75km(1周)地点まで25分、1.5km(2周)地点まで50分
バイク:3km地点まで1時間、20km(折返)地点まで1時間40分、34km地点まで2時間20分
全競技終了まで3時間40分

 
リレー
【内容】
(スタンダードの部の内容を2~3名で分担して行う)
【制限時間】
(スタンダードの部と同じ)

 

スプリント
【内容】
スイム0.75km(1周回)、バイク15km(1周回)、ラン5km(2周回)
【制限時間】
スイム:0.75km地点まで25分
バイク:3km地点まで35分
全競技終了まで1時間50分

交通規制情報

大会開催に伴い、一部区間が全面通行止めになります。詳細は下図のとおりです。皆様のご協力をお願いします。

 

交通規制

お問い合わせ

釜石はまゆりトライアスロン国際大会実行委員会
<メール>king61kamaishi@gmail.com
<TEL>0193-22-6153
※原則として、ご連絡の際はメールを優先してくださいますようお願いいたします

 

大会情報サイト
http://king61hamayuri.sakura.ne.jp/

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 市民生活部 生涯学習文化スポーツ課 スポーツ推進係
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8835 / Fax 0193-22-3633 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/gakushu_sports/detail/1210095_2411.html
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完成した釜石鵜住居復興スタジアム

復興の翼 スタジアム完成、白い大屋根「船出」の帆をイメージ〜釜石鵜住居 来年のラグビーW杯へ、19日記念イベント

完成した釜石鵜住居復興スタジアム

完成した釜石鵜住居復興スタジアム

 

 釜石市がラグビーワールドカップ(W杯)2109日本大会の試合会場として鵜住居町に建設していた釜石鵜住居復興スタジアムが完成し、3日、報道関係者らに公開された。東日本大震災で被災した鵜住居小・釜石東中の跡地をかさ上げして造られた競技場は、「羽ばたき」の翼、「船出」の帆をモチーフにデザインされた白い大屋根が特徴。グラウンドには青々とした芝も広がり、震災の教訓と支援への感謝を伝え、復興の進むまちの姿を発信する、来秋の本番を待ち構える。

 

メインスタンドの白い大屋根

メインスタンドの白い大屋根

 W杯の試合会場で唯一新設された同スタジアムは、昨年3月に着工し、今年7月末に完成。両校跡地約9ヘクタールにグラウンドやスタンド、管理棟などを整備した。

 

 今回完成したのは常設部分の6千席で、このうち約5千席には昨年5月に平田尾崎半島で発生した林野火災で被災したスギ材を使った。大会本番では仮設スタンド約1万席を増設する予定。グラウンド整備では、化学繊維を混ぜてクッション性、耐久性を高めた補強型天然芝(ハイブリッド芝)を採用した。

 

座席には昨年の山林火災で焼けたスギの木が使われている

座席には昨年の山林火災で焼けたスギの木が使われている

 

 総事業費は約39億円。県と市の負担は約8億円に上る見込み。

 

 公開には県内外の報道関係者らが参加。「すごく開放的」などと声が聞かれ、対応した市ラグビーW杯推進本部事務局の担当者は「自然と調和した景観が強み」と強調した。

 

県内外から報道陣が集まり、関心の高さを示した

県内外から報道陣が集まり、関心の高さを示した

 

 同事務局の正木隆司総括部長は「被災地支援への感謝の気持ちと、復興が進んだ釜石の姿を世界に発信したい。子どもたちの心、未来の大きな財産になると確信している。全力で取り組む」と力を込める。

 

 19日の完成記念イベントでは、ラグビーの日本選手権を共に7連覇した新日鉄釜石と神戸製鋼のOBによる「レジェンドマッチ」、釜石シーウェイブス(SW)RFCとトップリーグのヤマハ発動機の試合などが行われる。

 

(復興釜石新聞 2018年8月11日発行 第714号より)

 

復興釜石新聞

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根浜の周回コースでオープンウォータースイミング〜国内各地から206人エントリー

根浜の周回コースでオープンウォータースイミング〜国内各地から206人エントリー

他の選手やスタッフに見送られ、スタート地点に向かう子どもら

他の選手やスタッフに見送られ、スタート地点に向かう子どもら

 

 「第2回釜石オープンウォータースイミング(OWS)2018根浜」(同実行委主催)は5日、釜石市鵜住居町の根浜海岸特設会場で開かれた。一昨年の希望郷いわて国体(第71回国民体育大会)で初めて正式競技に採用され、同海岸で行われたOWS。地元水泳関係者らが主体となり昨年から始められた根浜大会は2年目の今年、東北では初となる日本水泳連盟(日水連)の認定大会に位置付けられた。

 

 OWSは海など自然水域で行う長距離泳で順位を競うもので、五輪(10キロ)では2008年の北京大会から正式種目となり、20年の東京五輪でも実施されることになっている。

 

 根浜大会は500メートル(小学4~6年)、1キロ(小学4年以上)、3キロ(中学生以上)、5キロ(同)の競技種目が設けられ、今年は日水連OWS検定5級の資格取得を目指す集団泳(小学3年以上)も行われた。

 

 北は青森県から南は長崎県まで国内各地の206人がエントリー。種目ごとに時間をずらしてスタートし、周回コースで熱い戦いを繰り広げた。

 

 この日は午前6時半時点で水温21度、気温23度。競技開始時刻の午前9時ごろから雨が降り出し、一時、雨脚が強まる時間帯もあった。低水温のため、開会式では審判部から「決して無理はしないように」と注意喚起があり、途中リタイヤする選手もいたが、過酷なレースをやり遂げた選手らは達成感をにじませ、仲間と完泳の喜びを分かち合った。

 

 釜石水泳協会に所属する柏﨑陽選手(28)=釜石市=は昨年に続いての参加。今年は3キロから5キロに変え挑んだ。「波は穏やか。時間がたつと少しうねりが出てきたが、風があまりなく泳ぎやすかった。あせらず、自分のペースで泳ぐよう気をつけた」と振り返り、「全国から選手が集まる大会は、まちの活性化にもつながる。来年もぜひ挑戦したい」と地元開催を歓迎した。

 

 今大会には、男女各上位3選手に本年度の日本選手権の出場権を与える「トライアルの部(5キロ)」があり、岩手県選手にとっては、福井国体の県代表を決める選考レースにもなった。

 

日本選手権トライアルの部(5キロ)のスタート=午前10時、根浜海岸

日本選手権トライアルの部(5キロ)のスタート=午前10時、根浜海岸

 

 同部トップでゴールした新潟医療福祉大2年の桑添陸選手(19)=花巻市=は「1位は狙っていたのでうれしい。これだけの雨の中で試合をするのは初めてで、いい経験になった」と笑顔。大会後、県水泳連盟により、国体の男子代表に正式決定した。「入賞(8位以内)して岩手県の得点に貢献するのが目標。あと2カ月、しっかり頑張っていきたい」と桑添選手。女子代表には及川美翔選手(至学館大=盛岡市)が決まった。

 

3年連続の国体出場が決まった桑添陸選手

3年連続の国体出場が決まった桑添陸選手

 

 同海岸では9月2日、第24回釜石はまゆりトライアスロン国際大会が開催予定で、大会出場選手31人がこの日のOWSにも参加。根浜地区では今後、津波で失われた砂浜の再生やキャンプ場整備なども計画されており、両大会は観光・スポーツ拠点の復活にも大きく貢献するものと期待される。

 

(復興釜石新聞 2018年8月11日発行 第714号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

釜石ラグビッグドリーム2018

釜石ラグビッグドリーム2018

釜石ラグビッグドリーム2018

 

来年に迫ったラグビーワールドカップ2019釜石開催に向けて、市民の機運醸成を図るとともに、ジャパンラグビートップリーグ入りを目指す釜石シーウェイブスRFCの強化・支援を目的として、今季同一リーグで戦う栗田工業ウォーターガッシュを迎え、公式戦への試金石とします。

 

併せて、市内高校のラグビー部の強化を目的とし、強豪校の盛岡工業高校を迎えて交流試合を行うほか、小学生は姉妹都市スポーツ交流として東海ラグビースクールを迎え、県内ラグビースクールとの交流試合を行い、ラグビーを通じたまちづくりを推進します。

 

地元チームの躍進と、未来のスター選手の誕生を応援すべく、是非会場にお越し下さい。

 

釜石ラグビッグドリーム2018

 

釜石ラグビッグドリーム2018チラシ(1,473 KB pdfファイル)

 

日程

平成30年8月11日(土)

会場

釜石市球技場(釜石市甲子町10-159-4)

メインカード

釜石シーウェイブスRFC 対 栗田工業ウォーターガッシュ
 
栗田工業ウォーターガッシュ
ジャパンラグビートップチャレンジリーグ所属。平成29年度シーズンにジャパンラグビートップイーストリーグDiv1を全勝優勝し、今季から釜石シーウェイブスRFCと同じトップチャレンジリーグ昇格。

入場料

無料

お願い

駐車場に限りがあるため、公共交通機関をご利用ください。

詳細日程

9:00 小学生ラグビースクール交流試合
釜石シーウェイブスJr.
東海ラグビースクール(※姉妹都市スポーツ交流事業)
北上ラグビースクール

 

11:45 高校生交流試合(30分ハーフ)
釜石高校・釜石商工高校 対 盛岡工業高校

 

14:00 メインカード(40分ハーフ)
釜石シーウェイブスRFC 対 栗田工業ウォーターガッシュ

お問い合わせ

釜石シーウェイブスRFC事務局(TEL:0193-22-1173)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 ラグビーワールドカップ2019推進本部
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話 0193-27-8420 / FAX 0193-31-1170 / メール
元記事:
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/shokai/rugby_city/detail/1218743_3208.html
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【インタビュー】KAMAISHIビーチ雪合戦2018〜8月25日(土)、26日(日)開催

【インタビュー】KAMAISHIビーチ雪合戦2018〜8月25日(土)、26日(日)開催

【インタビュー】KAMAISHIビーチ雪合戦2018〜8月25日(土)、26日(日)開催

 

ビーチで楽しむスポーツと聞いて思い浮かぶのは・・・ビーチバレー?それともビーチサッカー?今回、縁とらんす取材班がご紹介する夏スポーツ、それは「ビーチ雪合戦」です!

 

今、釜石・大槌でじわじわと人気上昇中の「スポーツ雪合戦」について、主催団体の釜石ビーチ雪合戦実行委員会と唐丹すぽこんクラブを代表して、佐久間定樹さんにお話を伺って来ました。

 

当てて嬉しい!当てられて悔しい!

 

KAMAISHIビーチ雪合戦

 

ーーそもそも、なぜ釜石でスポーツ雪合戦を?

 

佐久間さん:

私が県の内陸部で働いていた時、西和賀町で開催されている北日本雪合戦大会に参加していたんですけど、それがめちゃめちゃ楽しくて、本当にハマっていたんです。
震災後に釜石にUターンをした時から、いつか「釜石でも雪合戦やりたいな」と思っていて、知り合いに声を掛けて2016年から始めました。「釜石の人たちも多分ハマってくれるだろう」という確信がなぜかあったんです(笑)。
 
で、声を掛け始めたら、釜石や大槌にも経験者がいて、そういう人たちの繋がりがまた人を呼び・・・
という感じでメンバーが集まり、気がつけば3年目です。正直、こんなに続くとは思っていませんでした(笑)

 

ーー雪合戦の魅力は?

 

佐久間さん:

すごくシンプルなんですけど、「雪球を当てて嬉しい、当てられて悔しい」という事につきますね。それから、「球を当てても良いスポーツ」って、他にはほとんどないですしね(笑)。
そこから、入り込んで行くとチームプレーの楽しさとか結構奥が深いので、ハマって行くんだと思います。

 

KAMAISHIビーチ雪合戦

 

ーー今日は練習会にお邪魔していますが、女性メンバーの方にお聞きしたところ、開口一番で「ストレス発散!」「当てると気持ちいい!」という答えが返って来て、すごく納得してしまいました(笑)。そして、ご夫婦やご家族で参加されている方もいらっしゃって良い雰囲気ですね!

 

佐久間さん:

家族のコミュニケーションツールになっているみたいですし、幅広い年代の人が楽しめるのも魅力の一つです。
それから、雪合戦と聞いてどちらかというと男性がやるスポーツというイメージを持つ人も多いかもしれないんですけど、実は、釜石は女性チームの方が人数も多いし、強いんです!

 

KAMAISHIビーチ雪合戦

 

ーーしかも、若い世代が多いですね・

 

佐久間さん:

現在は高校生となりましたが、昨年チームを結成した時点ではメンバーの多くが中学生でした。この状況は始めた当初は想像していなくて、嬉しい誤算でしたね(笑)。
しかも結成半年ですぐに、北日本大会で優勝し、北海道で開催された国際大会に出場するという結果を残しました。
 
皆、負けず嫌いなのか、負けてしまうと泣くんですよね。それだけ、勝てなくて悔しかったという事で、「これはもっと強くなれるな!」と感じましたね。

 

KAMAISHIビーチ雪合戦

 

ーーどうりで!先ほど練習試合を拝見したら、すごく真剣な表情で、皆さん“獲物を狙う目”をしていました!

 

佐久間さん:

ほんと、みんなスイッチ入っているというか、国際大会での優勝を目指して本気ですからね!
毎週やっているこの練習会にも、それぞれ高校での部活が終わった後に集合してくるんですけど、部活が遅くなって参加する時間が短くなってしまう時でも、必ず練習に来ますね。

 

百聞は一見に如かず~まずは、楽しさを体験して!

 

KAMAISHIビーチ雪合戦

 

ーーそしてこの雪合戦、冬の雪上だけではなく、夏のビーチも舞台になるんですね!

 

佐久間さん:

ビーチ雪合戦をやっているのは、東北でもここだけだと思います
北海道ではビーチ雪合戦の大会があるんですけど、それで遠野のチームの知り合いと、「岩手でもやりたいよね!」という話になって、広さなど会場に最適な場所を探して、見つけたのが片岸漁港のビーチでした!
釜石ビーチ版として、夏開催に合わせてルールを少し変更し、さすがに雪はないので室内専用球(お手玉のような球)を使用します。

 

yukigassen03

 

ーー3回目の今年は8月25日、26日の2日間の日程ですね。

 

佐久間さん:

1日目は、『経験者のガチ合戦の部』で、これは2016年から毎年行っていて、岩手県内の他チームとの交流の場となっています
そして、今年初めての試みとして、2日目に釜石市・大槌町に在住・在勤の方限定で、『釜石・大槌 体験の部』を行います!
 
これは、唐丹すぽこんクラブが今年度取り組んでいる、“雪合戦普及活動”の一環として開催するんですが、百聞は一見に如かずというか、まずは体験してもらう事が雪合戦の楽しさを知ってもらうのに一番早いと思うので、「雪合戦ってこんな感じのスポーツです」という事を伝えられたらと思います。
 
体験の部は、事前申込がなくても大丈夫です!当日、フラっと遊びに来てください!

 
 

取材班がお邪魔したこの日も、初めて参加したという高校生男子の姿が。
どうでしたか?と感想を聞くと、「楽しいです!こんなに本気になれるとは思いませんでした!」と笑顔で答えてくれました。
 
過ぎゆく夏を惜しみながら、ビーチで雪合戦体験してみませんか?

 

KAMAISHIビーチ雪合戦2018

 

KAMAISHIビーチ雪合戦2018〜8月25日(土)、26日(日)開催

 

2018年8月25日(土)~経験者のガチ合戦の部~
(こちらの部の事前申込は終了しています。ご了承下さい。)

 

2018年8月26日(日)~釜石 大槌 体験の部~
釜石市、大槌町に在住または在勤の方に限ります。
参加チーム10チーム募集!個人参加も大歓迎です!

会場

釜石市片岸漁港ビーチ(雨天時は中妻体育館で開催)

時間

10時受付開始、10時20分開会式(各日とも)

 

参加希望の方、その他お問い合わせは、佐久間さんまで。
メールアドレス toni.supocon@gmail.com

 

イベントの最新情報などはこちらもご覧ください。
釜石ビーチ雪合戦実行委員会Facebookページ
https://www.facebook.com/kamaishi.beach.snowbattle/

 

練習会は毎週水曜日の開催です。
会場:中妻体育館
時間:19時~21時

 

雪合戦サークルについてはこちらからどうぞ。
タイガーセブン&ウル虎セブン 釜石大槌雪合戦サークルFacebookページ
https://www.facebook.com/tiger7.kamaishi/

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

完成間近のスタジアム内にある花壇にドウダンツツジを植える釜石東中の1年生と釜石SW選手ら

鵜住居復興スタジアムに植樹、ラグビーW杯へ機運高め〜釜石東中生ら「緑のバトン」、横浜市老松中 東京都環境衛生協会も協力

完成間近のスタジアム内にある花壇にドウダンツツジを植える釜石東中の1年生と釜石SW選手ら

完成間近のスタジアム内にある花壇にドウダンツツジを植える釜石東中の1年生と釜石SW選手ら

 

 来年のラグビーワールドカップ(W杯)の試合会場として釜石市鵜住居町に整備中の釜石鵜住居復興スタジアムで18日、今月末の完成を前に大会に向けた機運を高めようと植樹会が開かれた。釜石東中(佐々木賢治校長、生徒117人)の1年生39人のほか、釜石シーウェイブス(SW)RFCの選手、地域住民ら約90人が参加。同スタジアム敷地内にあるサブグラウンド周辺の花壇に、ドウダンツツジ約140本を植えた。

 

 苗木は岩手県産で、群馬、東京、神奈川、静岡、愛知の5都県、8つの小・中学校、高校の児童生徒が釜石の復興を願って、学校で1年間育てた。この取り組みは、子どもたちが学校で育てた苗木を被災地に植樹する「緑のバトン運動」の一環。参加者は、思いが込められた苗を丁寧に植え付けた。

 

釜石の復興を願い、協力し合って作業に励んだ参加者

釜石の復興を願い、協力し合って作業に励んだ参加者

 

 90本の苗木を提供した横浜市立老松中(生徒413人)の谷博章校長が代表して来釜。創立70周年を記念し社会貢献できるものをと、生徒会を中心に取り組んだ。植樹を見守り、「これも何かの縁。元気よく育ってほしい」と願った。

 

 釜石東中の佐々木太一君は「育ててくれた人たちの思いを引き継いで立派な木にしたい。大きくなるのが楽しみ」と話した。

 

 植樹には東京都環境衛生協会の会員20人も協力。理容・美容、公衆浴場、ホテル・旅館などで構成する同協会は震災後に支援で釜石を訪れており、W杯釜石開催の決定後にはスタジアム周辺の植栽活動のため、募金活動で集めた1100万円を市に寄付している。森本善三理事長は「釜石がさらに発展するよう願う。未来に向け頑張りましょう」とエールを送った。

 

 同スタジアム周辺では9月末にも植樹を予定している。

 

(復興釜石新聞 2018年7月21日発行 第708号より)

 

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