ラグビーW杯、ライオンズクラブ岩手が盛り上げ〜のぼり旗を釜石に贈る、釜石駅周辺で設置作業


2018/12/13
復興釜石新聞アーカイブ #スポーツ #地域

のぼり旗を贈った県内ライオンズクラブの会員ら

のぼり旗を贈った県内ライオンズクラブの会員ら

 

 1年後に迫ったラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催を民間サイドから盛り上げようと、ライオンズクラブ(LC)国際協会332―B地区(岩手、51クラブ)がのぼり旗400本を制作。5日、猿舘伸俊地区ガバナー(盛岡南LC)らが釜石市を訪れ、市ラグビーワールドカップ推進本部と共同でのぼり旗を設置した。

 

 青地ののぼり旗(縦150センチ、幅45センチ)には「JAPAN2019」「釜石には、ラグビーの力がある」とキャッチコピーが記されている。

 

 今年8月に猿舘ガバナーが釜石・遠野・大槌・山田地区の5クラブ(5リジョン2ゾーン)を公式訪問した際、地元クラブから要望があり、のぼり旗の寄贈を決めたという。事業費の約50万円は、東日本大震災の復興支援金として寄せられた義援金の中から捻出した。

 

 設置作業には猿舘ガバナーのほか、舘澤繁信キャビネット幹事、石田英人ゾーンチェアマン、釜石LCの大和田助康会長、釜石リアスLCの鈴木久会長らが参加。これを前に鈴子町のシープラザ釜石で贈呈式が行われ、猿舘ガバナーから市ラグビーワールドカップ2019推進本部の正木隆司総括部長にのぼり旗が手渡された。

 

 正木総括部長は「ラグビーW杯釜石開催まで294日。機運醸成に向け、のぼり旗は大きな力になる」と感謝。猿舘ガバナーは「歴史に名を残すラグビーW杯釜石開催を少しでも盛り上げ、LC会員の拡大にもつなげたい」と応えた。

 

釜石駅前にのぼり旗を設置する猿舘ガバナーや地元クラブの会員ら

釜石駅前にのぼり旗を設置する猿舘ガバナーや地元クラブの会員ら

 

 この後、釜石駅前周辺にのぼり旗30本を設置。地元クラブの会員や市ラグビーワールドカップ推進本部の職員らと力を合わせて設置作業に取り組んだ猿舘ガバナーは「世界が注目している。大会を成功に導き、釜石を大いにアピールしたい」と期待を膨らませていた。

 

 残りののぼり旗は各町内会や市生活応援センターなどを通じて市内全域に設置する。

 

(復興釜石新聞 2018年12月8日発行 第747号より)

 

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