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出演者全員で迎えたフィナーレ。まちの復興への願いを込め、歌声を響かせた

中心市街地ににぎわいを、音楽ファン屋外で興奮〜「おお!マチ ミュージックフェスタ」出演15組 個性光るパフォーマンス

おおまち広場で熱いステージを披露するSKUNKS(釜石)

おおまち広場で熱いステージを披露するSKUNKS(釜石)

 

 東日本大震災で被災した釜石市東部地区の中心市街地ににぎわいを取り戻そうと、今年も「Oh!MACHI MUSIC FESTA(おお!マチ ミュージックフェスタ)」(同実行委主催)が3日、青葉通りなどで開かれた。商店街の事業主らが企画したイベントで、震災後3回目の開催。昨年に続き「青葉マルシェ(市場)」も開かれ、市内外の音楽ファンが交流の輪を広げた。

 

 20組の応募者から選ばれた15組が出演。青葉通り(ホテルサンルート前)とおおまち広場(タウンポート大町前)に設けたステージで、ロックやニューミュージック、民謡、合唱など多彩なジャンルの音楽を響かせた。出演者は地元釜石のほか、県内各地、宮城県仙台市を拠点に活動する団体や個人。それぞれの個性が光るパフォーマンスで観客を楽しませた。

 

 パワフルな演奏で盛り上げたDr.AKIPOLD(花巻)

パワフルな演奏で盛り上げたDr.AKIPOLD(花巻)

 

 コンテストでグランプリを受賞した経歴を持つ奥州市の4人組バンド「the迷奇」は、2回目の出演。ボーカルの蒔田伸昭さん(48)は「海までも音が届きそうな気持ち良さがいい」と青空の下でのステージを満喫。復興に向かう釜石について「まちのポテンシャルを感じる。多くの人に来てもらい、今の釜石を感じてほしい」と願った。

 

 出演者全員で迎えたフィナーレ。まちの復興への願いを込め、歌声を響かせた

出演者全員で迎えたフィナーレ。まちの復興への願いを込め、歌声を響かせた

 

 陸前高田市の佐々木富恵さん(56)は「全ての演奏を聞けるよう、ステージを1カ所にしてくれるといいかな。客席の日差し対策もあれば」と今後に期待。釜石に10年ほど住んでいたことがあり、「高田と同様、人口減少が心配。住民が増え、まちに活気が生まれれば」と思いを込めた。

 

開放感いっぱいの野外ステージに心躍らせ演奏を楽しむ観客

開放感いっぱいの野外ステージに心躍らせ演奏を楽しむ観客

 

 昨年から始まったマルシェでは、地元商店やキッチンカーが軽食や飲み物を販売。釜石名物の一品もあり、来場者は青葉通りに設けられたテーブル席で飲食を楽しんだ。一般の人たちによるフリーマーケットは、衣類や雑貨、手作り工芸品などさまざまな品物の販売があった。

 

 東部地区は昨年から今年にかけて復興住宅の完成が相次ぎ、住民が増えつつあるが、店舗の再建や新規出店はまだ少なく、商店街の再生は思うように進んでいない。同実行委員長の新里耕司さん(大町商店街振興組合理事長)は「復興住宅完成後も市街地の人の流れはあまり変わっていない。こういうイベントでまちの魅力を発信し、にぎわいをもたらしたい。事業主さんの出店がさらに増えることも期待したい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2017年5月10日発行 第586号より)

関連リンク
Oh!マチ Music Festa
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尾崎半島で山林火災、強風にあおられ延焼続く

尾崎半島で山林火災、強風にあおられ延焼続く〜尾崎白浜・佐須、136世帯に避難指示

強風を受け、尾崎半島の各所から火煙が高く立ち上り、西側の集落にも迫る=8日午後2時49分

強風を受け、尾崎半島の各所から火煙が高く立ち上り、西側の集落にも迫る=8日午後2時49分

 

 西寄りの強風が吹き荒れた8日午前11時56分ごろ、釜石市平田の尾崎半島東部から出火。風にあおられて延焼し、9日午前11時までに約400ヘクタールを焼失した。市は8日午後2時50分、火災現場に近い尾崎白浜、佐須地区の136世帯、348人に避難指示を出した。9日は火の勢いが弱まったものの、火災の範囲は拡大。要請を受けた自衛隊のヘリコプターや各県の防災ヘリによる空中消火が続いた。

 

 市によると、出火は釜石湾を航行する漁船が通報した。出火地点は尾崎神社の奥宮がある青出浜付近とみられる。

 

 8日朝から吹き始めた風は昼前から午後2時過ぎまで強く吹き荒れ、最大瞬間風速は25・9メートルを記録。火は風に巻かれて稜線を越え、東西に広がった。一帯は三陸復興国立公園に含まれ、国有林と民有林が入り組み、雑木、スギ、マツが混在する。燃えやすいマツに着火すると炎の勢いが増し、黒煙を噴き上げた。

 

 煙は内陸部の中妻町や上中島町方向からも確認できた。

 

 火勢の強さ、急しゅんな地形、水利の問題から地上からの消火活動は見合わせた。釜石まつりで曳き船が出る青出浜の奥宮周辺では、漁船で運んだ小型ポンプを使い社殿を守った。

 

 空中消火は自衛隊と岩手県防災ヘリの3機で行い、日没に終了。9日は午前5時ごろから自衛隊の大型ヘリ7機、中型2機と岩手、青森、秋田の防災ヘリ合わせて12機が消火活動に当たった。

 

 9日午前9時前、野田武則市長は市消防団の山崎長栄団長らと自衛隊ヘリに乗り込み、上空から現場を視察した。野田市長は「昨日より延焼範囲が拡大したようだ。集落に近づく恐れがあり、さらに(空中消火の)追加を期待する。地上の活動も重要になる」と危機感をにじませた。

 

尾崎白浜・佐須、136世帯に避難指示

 

 市の避難指示を受け、市内4カ所に最大で75人が避難し、心配の面持ちで火災情報に耳を傾けた。

 

 尾崎白浜、佐須地区住民は8日午後4時前から、指定された旧釜石商高体育館、平田小、福祉避難所の特別養護老人ホームあいぜんの里と、定内町の国立釜石病院に隣接する釜石いこいの家に移動。市職員と市社会福祉協議会のスタッフが床に防寒シートを敷き、簡易トイレを設置。住民に飲料水や非常食のクッキーを配った。

 

 尾崎白浜の佐藤恭一さん(75)は家族3人に近所の1人と避難した。自宅は集落で一番高い場所にあるが、火煙に包まれる鷹巣山(標高343メートル)の尾根に接し、延焼を心配した。「東日本大震災の地震でも避難し、これで2回目。火が見えたので早くから避難の準備をした。家を焼かれなければいいが…」と祈った。

 

避難した住民は心配そうに推移を見守った=8日午後4時4分

避難した住民は心配そうに推移を見守った=8日午後4時4分

 

 佐須の漁業佐々木憲男さん(70)は震災で自宅が被災。仮設住宅で過ごし、元の敷地をかさ上げして昨年5月に家を再建した。子ども3人は独立し、市内に住む。「大丈夫だとは思うが心配だ。朝には家に戻る」と厳しい表情を崩さなかった。

 

 避難したものの、市内に住む肉親の家に移る高齢の女性もあった。

 

 市によると、尾崎白浜地区では20人が8日夜も自宅に残った。

 

 住宅への延焼を食い止めようと、消火活動は9日午前5時前から再開した。空中消火と地上の消防団が連携。いくつかのルートにホースを延ばし、集落縁辺の山林へ防御放水を続けた。

 

(復興釜石新聞 2017年5月10日発行 第586号より)

 

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広報かまいし2017年5月15日号(No.1664)

広報かまいし2017年5月15日号(No.1664)

広報かまいし2017年5月15日号(No.1664)

 

広報かまいし2017年5月15日号(No.1664)

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【目次】
表紙:サケの稚魚放流会
P02:5月12日は民生委員・児童委員の日
P04:釜石市市制施行80周年記念行事
P05:釜石市民ホール愛称募集、「赤ちゃんの駅」シンボルマーク募集
P06:ホームステイの受け入れ家庭募集など
P07:リッチ・マコウ チャリティーフォーオール、RWC2019™ミニ通信
P08:まちの話題
P10:保健案内板
P12:市民のひろば
P13:まりのお知らせ
P16;かまいし徒然日記

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〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
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行き交う人の目を楽しませる鵜住居町の県道釜石遠野線沿いの菜の花

菜の花 黄に染める〜鵜住居町、見ごろに

行き交う人の目を楽しませる鵜住居町の県道釜石遠野線沿いの菜の花

行き交う人の目を楽しませる鵜住居町の県道釜石遠野線沿いの菜の花

 

 釜石市鵜住居町の県道釜石遠野線沿いにある菜の花畑が見ごろを迎えている。「菜の花大地復興プロジェクト」を展開する一般社団法人ユナイテッドグリーン(山田周生代表)が地域住民や市内外のボランティアと協力して整備した0・3ヘクタールの畑に数万本が咲きそろい、一面を鮮やかな黄色に染めている。

 

 この畑は2013年に整備され、毎年の開花時期に、かれんな黄色い花で住民や道行く人たちの目を楽しませてきた。昨年8月、種をまいた直後に台風10号による浸水被害を受けたが、市民の協力で再整備。「ダメ元」で種をまいたところ、今年も4月下旬から次々に花を咲かせた。

 

 同プロジェクトは、被災した土地や耕作放棄地に菜の花を植えて景観づくりや塩害などの土壌改良が目的。畑は鵜住居町から橋野町にかけての道路沿いなどに点在し、広さは約1・5ヘクタールに及ぶ。年間約1500人のボランティアが市外から訪れ、畑の草取りなど整備に協力。収穫した菜種から油を絞って販売し、売り上げを被災地に還元している。

 
花畑で交流を楽しむ地域住民とボランティア

花畑で交流を楽しむ地域住民とボランティア

 

 鵜住居町の畑は2015年夏から、オーナー制を導入している。4月29日にはオーナーとなっている企業の一つ、日本郵船(東京都千代田区)が畑の様子を見学。草取りのボランティア活動を行った後、地域住民らを招いてバーベキューを楽しんだ。地域住民から「菜の花を見て心が和む」と聞いた同社の女性社員は「心穏やかに暮らしてもらうのに役立っているんだ」と実感し、ほほ笑んでいた。

 

 同プロジェクトによる上栗林地区3カ所の畑も現在、見ごろだという。橋野町の産直「どんぐり広場」そばにある畑は花を咲かせ始めたところで、30日に年1回の「菜の花レストラン」を開いた。

 

 山田代表は「菜の花畑を地域住民とボランティアが交流する場にしたい。菜種油の生産を増やすことで雇用創出にもつなげたい」と取り組みの拡大に意欲満々。畑の草取りなどを行った住民に時給800円程度を支払う仕組みを始めたほか、遊休地などの提供や協力者を探している。連絡先はユナイテッドグリーン(電話090・4473・2338)へ。

 

(復興釜石新聞 2017年5月3日発行 第585号より)

関連情報 by 縁とらんす
一般社団法人ユナイテッドグリーン
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9人乗り乗合タクシー「カエっぺタクシー」

23時・24時発 9人乗り乗合タクシー「カエっぺタクシー」のご案内

 23時・24時発 9人乗り乗合タクシー「カエっぺタクシー」のご案内

 

市は、被災した飲食店街の復興を後押しするため、飲食店街乗合交通モデル運行事業として、9人乗り乗合タクシー「カエっぺタクシー」の運行を開始します。

 

23時・24時発 9人乗り乗合タクシー「カエっぺタクシー」のご案内

23時・24時発 9人乗り乗合タクシー「カエっぺタクシー」

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運行日、運行期間

平成29年5月12日(金)~10月27日(金)の毎週金曜日

運行時間

23時発、24時発

運行ルート

①平田ルート:大町(釜石漁火酒場かまりば)発、上平田ニュータウン・平田第2仮設団地 経由、平田公園仮設団地 行
②甲子ルート:大町(釜石漁火酒場かまりば)発、小川・向定内 経由、上大畑 行

料金

①平田ルート: 1,000円
②甲子ルート: 野田まで 1,000円、松倉から 1,500円

注意事項

1.「釜石漁火酒場かまりば」前に、23 時または24 時までにお集まりください。
2.途中乗車はできません。
3.ご乗車は先着順で予約はできません。
4.「甲子ルート」または「平田ルート」の車両をお選びください。
5.ご乗車前に乗務員に降車地を告げ、運賃をお支払いください。
6.お支払いは現金のみとなります(領収書発行可)
7.運行ルート上であればどこでも降車できます(ルートは裏面記載)
8.小児運賃や割引運賃はありません。未就学児童は無料。
9.9 人乗りタクシーでの乗合となります。
10.泥酔の方は乗車をお断りする場合があります。
11.台風等荒天時には運行できない場合があります。

 

【お問い合わせ】
市商業観光課 商業まちづくり係 TEL 0193-27-8421
 
【運行事業者】
文化タクシー TEL 0193-23-5038、 釜石タクシー TEL 0193-22-3881、 青葉タクシー TEL 0193-23-5911

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 商業観光課 観光おもてなし係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8421 / Fax 0193-22-2762 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/kurasu/kotsu/detail/1209742_2211.html
釜石市

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釜石市民ホール外観予想図

「建設現場を絵で囲みませんか。」を開催します。【雨天順延します】

 「建設現場を絵で囲みませんか。」案内チラシ

 

釜石市民ホールプレイベント「建設現場を絵で囲みませんか。」を開催します。

建設現場の県道側仮囲いに「あすの釜石」や「釜石市民ホール」をテーマに自由に絵を描いてみませんか。参加費無料でどなたでも参加できます。

 
※雨天のため、5月21日(日)に順延します。
 

■開催日時 平成29年5月14日(日)10時から15時
■当日10時に釜石市大町広場集合(大町1丁目28番タウンポート釜石前)
■当日8時の時点で荒天の場合は、5月21日(日)に順延します。
■ペンキや刷毛は主催者が用意します。汚れてもよい服装と軍手持参でおこしください。
■↓クリックするとチラシをご覧になれます。

「建設現場を絵で囲みませんか。」を開催します。

「建設現場を絵で囲みませんか。」案内チラシ

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 釜石市民ホール外観予想図

釜石市民ホール外観予想図(CG画像提供 有限会社aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所)

 

主催 釜石市/釜石まちづくり株式会社/戸田建設・山崎建設 特定共同企業体(釜石市民ホール建設工事)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 市民生活部 生涯学習文化スポーツ課 芸術・文化係
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8835 / Fax 0193-22-3633 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/shisetsu/shimin_hall/detail/1209442_2466.html
釜石市

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いつかこの海をこえて」など2曲を合唱した釜石東中生

待望の新校舎完成、記念式典 地域挙げて祝う〜鵜住居小と釜石東中、唐丹小と唐丹中

新校舎での生活に期待を膨らませ校歌を斉唱する鵜住居小生

新校舎での生活に期待を膨らませ校歌を斉唱する鵜住居小生

 

 東日本大震災の津波被害から6年を経て、高台に併設新築された釜石市鵜住居町の鵜住居小と釜石東中、唐丹町の唐丹小、中の校舎完成記念式典が22、23の両日、それぞれの体育館で開かれた。仮設校舎から移り、新年度の学校生活を始めている児童生徒らは、待望の本設校舎の完成を地域住民らと喜び合い、学習や各種活動により一層励んでいくことを誓った。

 

鵜住居小・釜石東中、防災教育のモデル示す

 

 22日に行われた鵜住居小(中軽米利夫校長、児童141人)と釜石東中(佐々木賢治校長、生徒117人)の校舎完成式には約400人が出席。野田武則市長は「鵜住居復興のシンボルとしても大きな期待が寄せられる。この学校を愛し、のびのびと学び、新たな歴史と伝統を刻んでいってほしい」と式辞を述べた。

 

 来賓で招かれた文科省文教施設企画部の深堀直人防災推進室長は震災の教訓を生かした施設整備をたたえ、「学校と地域が一体となった防災教育の範を全国に示してほしい」と期待を込めた。

 

 津波で全壊した両校の復旧事業は、地域の防災拠点としても機能する複合教育施設を目指し、被災した鵜住居幼稚園、同児童館と一体的に整備。同町中心部の山を切り崩し、海抜15~26メートルの高さに造成した約7万7千平方メートルの敷地に、鉄骨4階建ての校舎と体育館、グラウンド、プール、木造平屋の園舎を配置(児童館は小学校棟1階)。校内に防災備蓄倉庫を備えた。

 

 設計施工管理はシーラカンスアンドアソシエイツ、敷地造成は都市再生機構、建物の施工は大林組、熊谷組、東洋建設、元持による特定共同企業体が担い、2013~16年度に造成工事、15年6月~17年3月に建物の建設工事が行われた。総事業費は約92億1300万円。

 

 震災後、鵜住居小は双葉小と小佐野小を、東中は釜石中を間借りして学校を再開。12年2月から鵜住居の内陸部に建設された仮設校舎に移り、本設校舎の完成を待ちながら約5年間を過ごしてきた。式典では鵜小の5、6年生が虎舞と甚句、東中生が合唱を披露。両校の校歌を斉唱し、新校舎の完成を華やかに祝った。

 

いつかこの海をこえて」など2曲を合唱した釜石東中生

いつかこの海をこえて」など2曲を合唱した釜石東中生

 

 川口颯斗君(鵜小5年)は「虎舞に、これから頑張るぞという決意と地域の人たちへの感謝の気持ちを込めた。新校舎は窓が多く海も見えて、すごく気持ちいい」と目を輝かせ、三浦花音さん(同6年)は「広くてきれい。階段もたくさんあって、毎日がうきうき気分。明るく元気な学校にしていきたい」と気持ちを新たにした。沼﨑壱君(東中3年)は「自分たちの校舎が持てるうれしさでいっぱい。これから下の学年に引き継いでいくものなので清掃とかをしっかり行い、大切に使いたい」と話し、新しいグラウンドでの運動会を心待ちにした。

 

唐丹小中、復興発信 高らかに宣言

 

 23日に行われた唐丹小(一條直人校長、児童45人)と唐丹中(千葉伸一校長、生徒35人)の校舎完成式には、約240人が出席した。野田武則市長の式辞に続き、両校を代表し千葉校長があいさつ。「新校舎は唐丹地区にとって復興の大きな象徴。支えてくれた人たちへの感謝を表し、震災の教訓を忘れず語り継ぐなど、新校舎にふさわしい活動に小、中が力を合わせて取り組もう」と児童生徒に呼び掛けた。

 
完成した校舎と引き続き工事が進む唐丹小、中の学校敷地

完成した校舎と引き続き工事が進む唐丹小、中の学校敷地

 

 津波や地震被害を受けた両校の復旧は、被災した唐丹児童館も集約する形で実施。従来の唐丹中の敷地(海抜26メートル)と背後の斜面を造成し、約2万平方メートルの敷地に校舎と体育館、グラウンドなどを配置する。木造の校舎は高さをずらした5棟の建物で構成。外部空間を利用した経路で地域の避難ネットワークも強化している。

 

 校舎4棟と体育館は完成したが、児童館などが入る1棟、グラウンド、プールの整備が引き続き進められており、全ての工事が完了するのは来年2月の予定。

 

 設計施工管理は乾久美子建築設計事務所、東京建設コンサルタントによる特定共同企業体、施工は前田建設工業、新光建設による特定共同企業体が行う。総事業費は約46億円。

 

 津波で全壊した唐丹小は震災後、平田小を間借りして学校を再開。唐丹中は地震の大きな揺れで校舎が半壊し、体育館を仕切った仮教室で授業を続けた。2012年1月、中学校のグラウンドに建設された仮設校舎に移り、約5年にわたり小、中が共に学校生活を送ってきた。新校舎には今年2月に入った。

 

「校歌を斉唱し地域住民らと新校舎完成を祝う唐丹小、中生

「校歌を斉唱し地域住民らと新校舎完成を祝う唐丹小、中生

 

 式典では全校児童生徒がステージに並び、震災からこれまでを振り返りながら、支援への感謝の気持ちや新しい学校生活への決意を発表。木のぬくもりあふれる新校舎で、仲間と協力し合い勉強や各種行事に取り組むこと、唐丹の復興を発信していくことなどを声高らかに宣言した。

 

 唐丹町川目地区に住む鈴木富美子さん(75)は「海のまちを一望できるすてきな校舎。子どもたちも喜んでいると思う。地域の皆さんに見守られながら、優しい心を持つ子に育ってほしい。私たちも少しでもお手伝いできたら」と唐丹の明るい未来に希望を託した。

 

(復興釜石新聞 2017年4月26日発行 第583号より)

 

復興釜石新聞

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お話し会の参加者に提供するスイーツを盛り付ける山崎鮎子さん

「まちづくり」を女性目線で、起業促すワークショップ 市内外から30人が参加〜小堀さん「怖がらないで」とエール

女性が身近なまちづくりに関わる一歩にしてもらおうと開かれたワークショップ

女性が身近なまちづくりに関わる一歩にしてもらおうと開かれたワークショップ

 

 新しい何かに挑戦したい──との思いを持つ女性らを対象に、「あたしのリノベーション」をテーマにしたお話し会が23日、釜石市内で開かれた。会場となったのは、5月にオープンを控えた上中島町のカフェ。商売経験のないカフェの女性オーナーが開店を決めた思いを語った。空き店舗などの再生(リノベーション)に関わることで身近なまちづくりに興味を持ち、活動している女性は経験談を紹介。自身を見つめ直すワークショップもあった。

 

 お話し会は、より良い釜石実現を目指す「釜石○○(まるまる)会議」から生まれた市民グループ「釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクト」(宮崎達也代表)が主催。市内外から約30人が参加した。

 

 これまでは空き店舗が目立つ仲見世通りを再生させ、にぎわいや交流の場をつくるイベントを企画、実施してきたが、同通りに新しい事業を生み出すための活動に方向転換。近く、空き店舗を活用した女性限定のリノベプロジェクトを始める計画で、そのプレイベントとして行われた。

 

 講師には、盛岡市を中心にリノベーションを手掛ける祥薫(じょうくん)カンパニー代表取締役の小堀薫子さん(54)を招いた。本業はキャリアコンサルタントだが、建物の再生、まちづくりに関わることになった経緯などを紹介。「女性は普段から買い物などで街を使っているのに、まちづくりの多くは男性が行っている」と指摘した上で、女性目線のまちづくりへの強い思いを語った。

 

 普段の相談業務などから「何かをしなければと思いながら生活をしている人が多い」と小堀さん。「誰かがやってくれると思わないこと。きっかけは勢い。怖がらないで。あれやこれや考えず、どんどん進め」と激励した。

 

 参加者は5グループに分かれ「世界が狭い。外部の人の考え方を取り入れたい」「仕事を辞めた。次の仕事、何をやるか決める機会にしたい」「やりたいことに挑戦するきっかけに」などリノベーションへの思いを交換。「自分を再認識できた」「とりあえず動く、思いを口に出してみることが大事」「釜石にはすてきな人がいると分かった」などと前向きな声が聞かれた。

 

 山田町の荒川奈津美さん(23)は起業を視野に入れており、「本業にかまけて難しいことだと思っていたが、大事なのは勢いだと学んだ。自分を考え、人と出会うすてきな機会になった」と満足そうだった。

 

 女性の目線で仲見世のリノベーションに挑戦したい宮崎代表は、参加者に積極的な関わりを呼び掛け、「取り組みの延長上に、お店を開く人が出てくれば」と期待。お話し会の開催に協力した市総合政策課の千田典信さん(34)は「まちづくりの方向性に迷いがあり、新しい人たちと新しいことを始めたいと考えた。それが女性目線。まちに新しいものを一緒に生み出したい」と思いを話した。

 

山崎さん準備着々、5月にカフェオープン、震災で上中島へ

 

 会場を提供したカフェ「ブルーア・シエーロ」は、卸売業の山崎清三商店内にある。同商店は只越町にあったが、震災で被災。現在の場所に移る際、カフェのオーナー山崎鮎子さん(39)の義母が「天然酵母を使ったパンの店をやりたい」と提案し、それに合った建物を2年ほど前に新築した。

 

お話し会の参加者に提供するスイーツを盛り付ける山崎鮎子さん

お話し会の参加者に提供するスイーツを盛り付ける山崎鮎子さん

 

 しかし、事業を始めようとした矢先、義母が病気になり、昨年1月に他界。山崎さんは卸売業を引き継いだが、義母のもう一つの願いが込められた建物の一部は、使われないままになった。

 

 転機となったのは昨年夏の人材育成塾への参加。中学校教員だったが出産を機に退職した山崎さんにとって、塾は自身を見つめ直す機会になり、さまざまな人との出会いに刺激を受け、以前から興味があったカフェの運営を決意。自家焙煎(ばいせん)コーヒー、天然酵母パンなどを提供する店として、5月21日のオープンに向け準備を進めている。

 
5月にオープンするカフェ「ブルーア・シエーロ」

5月にオープンするカフェ「ブルーア・シエーロ」

 

 「人との縁、つながりが背中を押してくれて、こうして前に進める。経験が増えることは大きな後押しになり、ステップアップになった」と振り返る山崎さん。経営の経験がなく、「本当にできるか不安、怖さもあるが、できるところからやる」と力を込めた。

 

(復興釜石新聞 2017年4月26日発行 第583号より)

 

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広報かまいし2017年4月15日号(No.1662)

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広報かまいし2017年4月15日号(No.1662)

 

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【目次】
表紙:灯籠に あなたを想い 手を合わせ
P02:平成29年度施政方針
P03:平成29年度当初予算、主要事業など
P07:災害時の避難場所・避難所を変更
P08:市税等口座振替領収済通知書の一部廃止など
P09:Meetup Kamaishi 2017を開催しました
P10:まちの話題
P12:保健案内板
P14:まちのお知らせ
P16:かまいし健康チャレンジポイント

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
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元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1209099_2596.html
釜石市

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昨年7月に宅地が完成し、住宅の建築が進む高台の「根浜復興団地」

高台移転で集落再建、鵜住居「根浜復興団地」完成〜教訓つなぎ 新しいまちづくりへ、住民ら6年ぶりの帰還を喜び合う

昨年7月に宅地が完成し、住宅の建築が進む高台の「根浜復興団地」

昨年7月に宅地が完成し、住宅の建築が進む高台の「根浜復興団地」

 

 東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受け、高台移転による集落再建を目指してきた釜石市鵜住居町根浜地区に海抜約20メートルの「根浜復興団地」が完成。9日、市による完成報告会と、地元町内会「根浜親交会」(前川昭七会長)が建立した津波記念碑の除幕式が団地内の公園で行われた。親交会は記念祝賀会も開催。住宅再建や復興住宅入居で根浜に戻り始めた住民らは、6年ぶりの帰還を喜び合い、震災の教訓をつなぐ新たなまちづくりと暮らしを支えるコミュニティー強化に意を強くした。

 

 同団地は防災集団移転促進事業と漁業集落防災機能強化事業により、市から委託された県土地開発公社が整備。戸田建設・青紀土木特定共同企業体が施工し、2014年4月に着工した。34万立方メートルの盛り土で海抜約20メートル(現地盤から約15メートル)の高さに2万7218平方メートルの土地を造成。宅地は自力再建31、戸建て復興住宅13(最終建設10戸)の計44区画を整備し、集会所や公園用地も確保した。震災前、根浜地区には67世帯が暮らしており、このうち56・7%に当たる38世帯が新しい団地への居住(自力再建28、復興住宅10)を決めている。

 

 同地区では最大18メートルの津波が襲ったが、「海の見えない生活は不安」だとして防潮堤は震災前と同じ高さ(5・6メートル)にし、高台造成地に集団移転することを希望した。住民主体の復興を成し遂げるべく、毎月1回のお茶会で各地の仮設住宅などで散り散りに暮らす住民らの結束力を維持。行政とも積極的に意見交換し、当初示された時期より1年半遅れとなったが、地元の要望が反映された団地が出来上がった。

 

 報告会で野田武則市長は「以前よりは安全性が確保されたが、安全安心の気持ちを忘れず、根浜のこれからの発展に力を入れていただきたい」とあいさつ。同除幕式の後、復興推進本部職員の案内で、出席者が団地内を見学した。

 

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鏡開きをして根浜の新たな出発に弾みをつける前川会長(中央)ら

 

 同団地に自宅を再建し夫婦で暮らす佐々木ひろ子さん(64)は昨年11月、甲子町の仮設住宅から新居に移った。「やっと根浜に戻ってこられた。景色は変わったが海の匂いがすると古里に帰って来た感じがする。当初は落ち着かなかったけど何とか自分の家になってきた」と実感を込め、「高齢者が多いので互いに声を掛け合い助け合って暮らしていきたい」と願う。

 

 先月、桜木町の仮設住宅から復興住宅に移ったばかりの佐々木朝子さん(75)は「この6年は長かった。地元での暮らしが待ち遠しかった」と振り返り、「一人暮らしなので交通の便など心配はあるが、元の根浜の人たちと暮らせるのはありがたい。前を向き、末永くみんなと元気に楽しい生活を送ることが一番の望み」と明日への一歩を踏み出した。

 

根浜復興団地の公園内で市の担当者の説明を聞く出席者

根浜復興団地の公園内で市の担当者の説明を聞く出席者

 

 同団地の隣接地に13年、夫婦で民宿を再建し、住民の帰還を待ち望んできた前川会長は「辺りに明かりがともり、気持ち的に楽になった。お客さんが帰って母ちゃんと2人きりになると、やっぱり寂しい感じだったんでね。子どもたちの声も聞こえるようになった」と喜び、「これから地域活動も始まる。昔以上にコミュニケーションがとれれば。顔なじみの人たちなので戻ってくれば、すぐ打ち解けられるだろう」と地域再生に思いを新たにした。

 

(復興釜石新聞 2017年4月12日発行 第579号より)

 

復興釜石新聞

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鵜住居町根浜地区で「淡墨桜」の苗木を植える3市長

復興見守る「淡墨桜」、友好都市が釜石に〜愛知県東海市・岐阜県本巣市、首長ら根浜に植樹

鵜住居町根浜地区で「淡墨桜」の苗木を植える3市長

鵜住居町根浜地区で「淡墨桜」の苗木を植える3市長

 

 東日本大震災復興応援として、釜石市と姉妹都市を結ぶ愛知県東海市、岐阜県本巣市から桜の苗木計25本が贈られ、3月29日、鵜住居町根浜地区に植えられた。贈られたのは本巣市の根尾谷にある国の天然記念物「淡墨(うすずみ)桜」の苗木。樹齢1500年を超えるとされ、「釜石の復興、発展するまちを末永く見守ってほしい」との願いが込められている。今回は仮植えで将来的には、釜石市が2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会開催に備えて建設する「釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)」周辺に植える予定だ。

 

 東海市と釜石市は、1960年代に釜石製鉄所から約700人が家族を伴って東海製鉄所に移ったことをきっかけに交流を開始。2007年に姉妹都市となり、スポーツを通じた交流事業などで絆を深めてきた。震災後は物資支援、職員の派遣、ラグビーW杯に向けた多額の寄付など支援を重ねている。

 

 本巣市は釜石市に対し、岐阜県市長会として震災発生直後から職員の派遣や被災地復興支援金を寄付するなどの支援活動を行っている。

 

 日本三大桜にも数えられる淡墨桜は高さ約16メートル、幹周り約10メートルのエドヒガンザクラの巨木。つぼみはピンク、満開時に白となり、散り際はその名の通り淡い墨色になるという。

 

 東海市と本巣市は淡墨桜の寄贈、植樹でつながりがある。今回の仮植えは、東海市がその桜を「復旧復興の励ましになれば」と贈ることを考え、呼び掛けに応えた本巣市の協力で実現。東海市は20本、本巣市からは5本が贈られた。

 

 この日は、鈴木淳雄東海市長、藤原勉本巣市長が釜石を訪れ、野田武則釜石市長とともに桜を仮植え。東海、本巣市それぞれで種から育てられた高さ1~2メートルの苗木の根元に土をかぶせ、成長を祈った。

 

桜の成長と釜石市の復興を重ね合わせ、植樹を終えた3市長ら

桜の成長と釜石市の復興を重ね合わせ、植樹を終えた3市長ら

 

 藤原市長は「1500年の命を持った歴史ある桜が釜石の復興、発展、子どもたちの成長を見守り、地域の人が頑張る力になれば。つながった縁と桜を大事にしながら、共に頑張っていきたい」と願い、鈴木市長は「W杯は地域や子どもに夢と希望を与える事業。釜石を訪れた世界中の人に復興と合わせて桜を見てもらいたい」と期待を込めた。

 

 野田市長は「温かい絆、応援に感謝。長い命をつないだ桜に、命の大切さと生きる力強さを感じる。復興、子どもたちへの強いメッセージになる。『見守り桜』を大切にしていく」と力をもらった。

 

 このあと3市長は、根浜地区の高台移転先として整備が進んでいる団地、鵜住居地区小中学校新校舎などを視察し、復興状況を確認。スタジアムは4月から建設工事に着手する予定で、完成後、仮植えされた苗木を周辺に植え替える。

 

(復興釜石新聞 2017年4月1日発行 第576号より)

 

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広報かまいし2017年4月1日号(No.1661)

広報かまいし2017年4月1日号(No.1661)

 

広報かまいし2017年4月1日号(No.1661)

広報かまいし2017年3月15日号(No.1660)

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【目次】
表紙:JR山田線(宮古・釜石間)の復興状況をお知らせします
P02:東北未来創造イニシアティブの活動が終了します
P03:第2期釜石○○(まるまる)会議 発表会を開催しました
P04:住宅用新エネルギー導入支援事業費補助金について、老齢年金の受給資格期間短縮のお知らせ、子育て世代包括支援センター設置のお知らせなど
P06:今月のインフォメーション、Let’s do it!やっぺし!
P08:身近な防災知識、釜石地区被災者相談支援センターをご利用ください、市長のつぶや記

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元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1208794_2596.html
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