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広報かまいし2021年3月15日号(No.1756)

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広報かまいし2021年3月15日号(No.1756)

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【P1】
表紙
【P2-3】
新型コロナウイルス予防接種
医療費の一部負担金などの免除期間延長 他
【P4-5】
こどもはぐくみ通信
市民のひろば
【P6-7】
まちの話題
岩手大学釜石キャンパスだより
【P8-9】
まちのお知らせ
【P10-11】
保健案内板
保健だより
【P12】
まなびぃ釜石

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〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
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10年目の3月11日に寄せて

10年目の3月11日に寄せて

10年目の3月11日に寄せて

 

いつも「かまいし情報ポータルサイト~縁とらんす」をご覧頂きましてありがとうございます。

 

本日は、東日本大震災から10年目となる3月11日を迎えます。
忘れてしまいたい気持ちと忘れて欲しくない思いが交錯し、多くの人が様々な葛藤を抱える中、10年という時間が経ちました。

 

あらためまして、お亡くなりになられた方々の御霊に、哀悼の意を表します。
そして、この10年間に全国また全世界から頂いたたくさんのご支援に、あらためて感謝いたします。

 

また更に、個々にペースの違いはあれど、復興の名のもとに歩みを進め、本日に至るまで町の日常生活を担ってきた市民の皆様にも、感謝と労いの気持ちをお伝えいたします。
釜石、そして被災地の復興は、住民一人一人の日常の積み重ねに依る部分が、とても大きかったと思います。

 

縁とらんすでは、「〜繋ぐ〜(釜石の過去・現在・未来の繋がり/釜石に暮らす人の繋がり/釜石を訪れる方々との繋がり/釜石を想う方々との繋がり)」(抜粋編集)というコンセプトの元、2015年のサイト開設以降、復興釜石新聞などと連携して様々な情報を発信して参りました。
情報を媒介とした繋がりを構築することで、復興の一助になって来られたかなと思っていますが、これもひとえに、町で生活する皆さんの活気や、いつも釜石を気にかけて下さる方々の熱量による所が大きいです。

 

10年という数字上の節目をもって生活が大きく変わったり、心の面での復興が加速したりすることはありませんが、これから先に歩みを進め続けるためにも、今日という日を大切に過ごし、哀悼の意、感謝の気持ち、労いの心で、全ての皆様が大切な人を想う一日になるよう願っています。

 

2021年3月11日
かまいし情報ポータルサイト~縁とらんす
管理者(釜石まちづくり(株))

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

オンライン報告会を終え、充実した表情を見せる隊員ら

復興後押し 釜援隊“卒業式”〜8年の歩みを振り返る、オンラインで活動報告会

オンライン報告会を終え、充実した表情を見せる隊員ら

オンライン報告会を終え、充実した表情を見せる隊員ら

 

 東日本大震災からの復興に向け、釜石市のまちづくりや農林漁業の振興、住民福祉など幅広い分野で官民協働による課題解決を担う釜石リージョナルコーディネーター(復興支援員、通称・釜援隊)。今年度末で活動を終える。隊員らでつくる協議会は〝散開〟を前に、2月26日、大町の市民ホールで活動報告会を開催。発足から8年の歩みを振り返り、活動成果を総括した。

 

 多くの自治体が総務省の財政支援を受けて地域おこし協力隊員を迎える中、釜石市は13年、同省の復興支援員制度を活用して独自に釜援隊を導入した。商社や国際機関、マスコミなどで勤務経験のある29人を受け入れ、現在11人が活動。市と住民や企業、NPOなどとの調整役としてまちづくりを支えてきた。

  

 報告会はオンラインで開催。「釜援隊がまちや市民に提供した価値」をテーマにしたパネルトークで、遠藤眞世さん(33)=東京出身=は平田地区に整備された県営復興住宅の自治会運営の伴走支援など住民自治・共助のコミュニティーづくりを伝えた。被災の有無で交流を遠慮する住民たちをつなぐ祭りの実施など成果を上げた一方、年数とともに人の動きも変化し、コミュニティー活動を維持する難しさを実感。「コミュニティーづくりは自分たちでやる」というイメージを持った地域の担い手が必要だと指摘した。

 

 協働先として当時、活動を進めた市の千葉裕美子子ども課長は「住民と行政の懸け橋となり、新たなコミュニティーの輪を広げてもらった」と成果を強調した。

  

 東部地区事業者の連携支援に取り組んだ花坂康志さん(32)は、古里を盛り上げようとUターン。地区の方向性に関し行った事業者へのヒアリングで、異なる主張を整理し、話し合いの場に持ち込む難しさ、社会人としての未熟さを実感。人との関わりでさまざまな学びがあり、「成長を後押ししてもらった。今後、形が変わっても関わっていきたい」と力を込めた。

 

 同地区事業者協議会の新里耕司会長は「地元の視点に外の情報を入れ、新しいチャレンジを創造するチャンスをもたらした」と手応えを感じた。

 

 各隊員の活動報告は4グループに分かれ、一人15分の持ち時間で実施。現隊員の中で最も長く活動する常陸奈緒子さん(36)は「復興まちづくりにおける高校生の地域参画」をテーマに取り組みを紹介した。

 

 高校生による津波防災授業、中高生向けキャリア教育企画、放課後の居場所づくりなどをサポート。地元の後輩たちを応援する活動にやりがいを見いだし、「震災から10年。これからは平時のまちづくりがポイントになる。若い世代を育み、地域とつながり続ける体制、環境づくりを続けたい」と前を向いた。

 

 隊長の二宮雄岳さん(54)によると、現隊員のほとんどが釜石に残ることを決めている。自身も「できることがある」と決断。震災の復旧復興から地方創生期への変化に対応した活動の展開から得た価値を生かした協働の仕組みづくり、産業振興に注力する構えだ。

 

 協働先の市、企業、元隊員らが各場で視聴。2時間半の配信で、延べ約80人が成果を共有した。

白銀の世界を満喫、鵜住居こどもひろば〜そり滑りに歓声、青ノ木で雪遊び

白銀の世界を満喫、鵜住居こどもひろば〜そり滑りに歓声、青ノ木で雪遊び

ストーブを囲み、小笠原さんの心尽くしで伝統の味を満喫する児童ら

ストーブを囲み、小笠原さんの心尽くしで伝統の味を満喫する児童ら

 

 釜石市主催の「ゆきあそび」が祝日の11日、標高約600メートルの橋野町青ノ木で開かれた。幼児や小学生19人と家族、サポーター合わせて32人が参加し、「白銀の世界」を満喫した。

 

 市の放課後子ども教室、鵜住居こどもひろば事業の特別イベント。世界遺産「橋野鉄鉱山」の入り口にある「峠の茶屋」周辺は十分な積雪があった。バスで到着した子どもらは、事業を企画する一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校(伊藤聡理事長)の案内で銀世界に飛び出した。

  

 植物性の着色料で雪にお絵かき。なめらかな雪面に倒れ込んでひと形を刻むと、そり滑り。ふんだんにある坂、傾斜面を求め、膝まで埋まりながらラッセルした。

 

雪まみれになって真冬のだいご味を楽しむこども

雪まみれになって真冬のだいご味を楽しむこども

 

 硬めの雪質を見つけると、のこぎりで角型に切り出し、イヌイットの仮設住居「イグルー」風の再現にも挑戦。屋根の据え付けは難しく、壁面だけの住居となったものの、子どもらは「雪小屋」と呼んで喜んだ。

 

 昼、幼児らは屋内で休憩。児童は屋外のまきストーブを囲み、おにぎりを頬張った。峠の茶屋代表の小笠原静子さん(79)が甘みそ仕立ての豆腐田楽(でんがく)を火鉢に並べ、カボチャとクルミを混ぜ込んだ「オカラ団子」を提供。子どもらは温かい手作りの伝統食に、笑顔でかじりついた。

  

 平田小5年の佐々木碧乃莉(みのり)君は妹の彩衣音さん(同1年)と初参加。「家では家族で小さなカマクラを造った。2人分の大きさかな。やっぱり寒い」と言いながら、午後も雪原での遊びを楽しんだ。

広報かまいし2021年3月1日号(No.1755)

広報かまいし2021年3月1日号(No.1755)

広報かまいし2021年3月1日号(No.1755)

 

広報かまいし2021年3月1日号(No.1755)

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【P1】
表紙
【P2-7】
東日本大震災から10年を迎えて
【P8-9】
新型コロナウイルスワクチン関係
意見募集(釜石市地域公共交通計画案) ほか
【P10-11】
まちのお知らせ
【P12】
3月11日主な追悼行事のお知らせ

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広報かまいし2021年2月15日号(No.1754)

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広報かまいし2021年2月15日号(No.1754)

広報かまいし2021年2月15日号(No.1754)

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【P1】
表紙

【P2-3】
釜石市新型コロナワクチン接種推進室
東日本大震災犠牲者追悼式
市営・定住促進住宅入居者の募集

【P4-5】
市民課各種サービスの案内
市・県民税申告の案内

【P6-7】
意見募集

【P8-11】
聖火リレートーチ巡回展示
パソコン無料回収
まちのお知らせ

【P12-13】
まちの話題

【P14-15】
こどもはぐくみ通信
市民のひろば

【P16-17】
保健案内板
保健だより

【P18-19】
復興情報

【P20】
釜石の歴史 よもやま話

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「釜石市スマートコミュニティ」新エネルギー財団会長賞〜震災復興貢献を高く評価、新エネ大賞地域共生部門

「釜石市スマートコミュニティ」新エネルギー財団会長賞〜震災復興貢献を高く評価、新エネ大賞地域共生部門

太陽光パネルが設置された上中島復興住宅

太陽光パネルが設置された上中島復興住宅

 

 新エネルギーの普及・啓発で優れた取り組みをたたえる本年度の新エネ大賞の地域共生部門で、釜石市が建設技術研究所(東京都)、釜石瓦斯(鈴子町)と共同で取り組む事業「震災復興に貢献する釜石市スマートコミュニティ」が、新エネルギー財団会長賞に選ばれた。主催する同財団が1月26日に発表した。

 

 同事業は、太陽光発電、太陽熱、電気自動車、エネルギーマネジメントシステムの導入、情報交流センター設置やウェブ上での見える化などに関し、産学官が連携した地域共生型の取り組み。東日本大震災からの復興の実現と合わせ、地域の発展や持続可能性につなげる狙いがある。

  

 復興に向け、いち早く自治体と民間企業が共同でスマートコミュニティ事業を進めているのがポイント。▽中核となるメガソーラー事業はSPC(特別目的会社)を設立し、収益を地域に還元▽災害時に移動型電源として活躍する電気自動車の導入―など地域と共生する事業の実施が、他地域での展開も期待できる点と評価された。

 

 市が企画し、同研究所がシステム構築、釜石ガスが効率的な運営を担っている。

 

太陽熱を利用した温水器も備えられており、復興住宅の屋上でパネルが活躍する

太陽熱を利用した温水器も備えられており、復興住宅の屋上でパネルが活躍する

 

 市産業振興部の平松福寿部長は、太陽光発電や太陽熱を利用した復興公営住宅の整備、遊休地の活用、太陽光発電などを導入した水産加工場のエネルギー消費の抑制・電力需要の平準化など成果を強調。「復興の取り組み、再生エネルギーを利用した先進的な取り組みが高く評価された。これを機に、エネルギー事業で産業振興、観光振興を進めたい」と先を見据えた。

 

 同大賞は全4部門で、今回は55件の応募があった。審査の結果、経済産業大臣賞4件、資源エネルギー庁長官賞7件、新エネルギー財団会長賞10件、審査委員長特別賞1件の合計22件を選出。地域共生部門は、地域と共生する事業モデルの導入や普及の重要性から本年度新設された。

東北地方の女性海上保安官で初めて制圧指導官となった坂本さん(右)

東北初の女性制圧指導官に〜釜石海上保安部 坂本さん、保安官増へ貢献誓う

東北地方の女性海上保安官で初めて制圧指導官となった坂本さん(右)

東北地方の女性海上保安官で初めて制圧指導官となった坂本さん(右)

 

 釜石海上保安部(松吉慎一郎部長)に第2管区海上保安本部で初めての女性「制圧指導官」が誕生した。釜石海保の巡視船「きたかみ」の航海士補、坂本百合奈さん(24)。テコンドー二段、水泳も得意な身体能力を生かし、同僚保安官の制圧術の向上に努める。

 

 坂本さんは熊本県菊池市出身。2018年に海上保安学校船舶運航システム課程を卒業し、「きたかみ」に配属された。19年に第2管区海上保安本部の制圧指導官養成課程を経て、検定で中級に合格した。

 

 海上保安官が法を執行する中で、危険性がある相手と向き合う際に無力化するのが制圧術。警察の逮捕術と同等の必須技量とされる。その指導者として認定されるのが制圧指導官。現在、同本部には指導官25人がおり、坂本さんは唯一の女性となる。全国では約300人いるが、女性指導官は6人と少ない。

 

 坂本さんは小学2年から高校まで10年間、地元のテコンドー道場で鍛錬を重ねた。夏には海水浴にも親しみ、水泳も得意だ。テコンドーでは小学生で九州チャンピオン、高校では一般も参加する西日本大会を制し、東京五輪出場を夢見た。「海が好き」と進路を海上保安庁に決め、保安学校を卒業して初任地釜石で乗船勤務に就いた。

 

 制圧指導官への挑戦は、テコンドーのキャリアが後押しした。坂本さんは「指導官になり、責任の重さを改めて実感している。(男女を問わず)指導官をもっと増やすお手伝いをしたい。個々の力に合ったスムーズな指導を心がけたい」と前向きに取り組む。

 

 本務では、船舶の立ち入りや救難活動も経験。「時々、船酔いする」と首をすくめた。この2年の間に東日本大震災の不明者捜索にも参加するなど、遺族や被災者に心を寄せる。

 

 将来の夢は「巡視艇の船長になりたい」と、海の安全に関わり続ける決意だ。

 

 釜石海保によると、全国には女性海上保安官が千人以上。占有率7・4%で、10年前の4・3%から大幅に増えた。「きたかみ」にも坂本さんら3人が勤務する。

【数量限定】『釜石からのお届けもの』特製BOX入り オリジナルお買得セット3種 販売スタート!

【数量限定】『釜石からのお届けもの』特製BOX入り オリジナルお買得セット3種 販売スタート!

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新型コロナウイルス感染症拡大の影響で人の往来や催事の機会が減ってしまっていますが、そんな中でも釜石発の魅力ある商品を多くの皆様にお届けし、楽しんで頂けるよう、お買得価格のオリジナルセット商品をつくりました。

 

●三陸釜石元気市場 商品ページ
http://hamayuri.net/?mode=cate&cbid=2688600&csid=0

 

セット商品は、『釜石からのお届けもの』特製オリジナルBOXに入れてお届けします。
 
オリジナルボックス
(左:大サイズ 右:中サイズ)


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三陸釜石元気市場のリニューアルを記念して、全国《どこでも・何点でも》送料無料キャンペーンが開催中です。こちらも件数限定の先着順となりますので、この機会にぜひご利用ください。

 

特製BOX入り オリジナルお買得セット

オリジナルお買得セット① 自宅で磯ラーメンセット
オリジナルお買得セット② お手軽ほっこり朝ごはんセット
オリジナルお買得セット③ ラグビー銘菓でコーヒーブレイクセット

 

オリジナルお買得セット① 自宅で磯ラーメンセット

 

 

オリジナルお買得セット② お手軽ほっこり朝ごはんセット

 

 

オリジナルお買得セット③ ラグビー銘菓でコーヒーブレイクセット

 

縁とらんす

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縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

三陸鉄道「お絵かき遠足列車」で入賞〜釜石市特別賞、市さんてつくん賞

三陸鉄道「お絵かき遠足列車」で入賞〜釜石市特別賞、市さんてつくん賞

特別賞を受けた大久保亜美ちゃん(左)

特別賞を受けた大久保亜美ちゃん(左)

 

 三陸鉄道(本社宮古市、中村一郎社長)が沿線の保育園児などを対象に募集した本年度の「お絵かき遠足列車作品」で、釜石市特別賞に小佐野保育園の大久保亜美ちゃん(5)、市さんてつくん賞に鵜住居保育園の藤原凪ちゃん(6)が選ばれた。表彰式は22日に園ごとに行い、入賞者にそれぞれ賞状と記念品が贈られた。

 

 遠足列車は県三鉄強化促進協議会(会長・達増拓也知事)と三鉄が主催。本年度は新型コロナウイルス感染症の影響で運行を見合わせたが、作品は募集した。

 

 釜石市内から4保育園、こども園が参加し、計98点を応募。入賞2点を含む全作品は昨年12月に市内の商業施設で展示された。

 

さんてつくん賞に選ばれた藤原凪ちゃん(右)

さんてつくん賞に選ばれた藤原凪ちゃん(右)

 

 小佐野保育園(佐々木幾子園長、園児73人)の表彰式には、野田武則市長、三鉄盛・釜石駅の山蔭康明駅長が出席。野田市長は「コロナを乗り越えたら、三鉄に乗って、いろんなまちを訪ね、いいところを見たり楽しんでほしい」と期待を込めた。

 

 同園では三鉄釜石駅に出向いてホームでお絵かき。停車した車両が開放され、写真撮影も楽しんだ。亜美ちゃんは鉄道旅の思い出を描き、家族の笑顔が印象的な作品に。「(車両が)かわいかった。(賞をもらって)うれしい」とはにかんだ。

 

 鵜住居保育園(勝又和子園長、園児82人)を訪問したのは、山蔭駅長。「上手に描いてくれた。いつか、三鉄に乗りに来て。遠足を楽しみ、景色を見ながら、たくさん絵を描いてほしい」と思いを伝えた。

 

 同園でも鵜住居駅や線路そばの公園に足を運んで車両を見学。凪ちゃんの作品はたくさんの友達の顔が描かれていて、「みんなで乗りたい」との願いや楽しみ、わくわく感を詰め込んだ。「うのすまい」と文字を添えた駅舎も加え、地域をアピール。「上手に描けた」と満足げだった。

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釜石・豪州 ジェラートで友好発信、東京オリパラホストタウン〜特産食材使用、コラボ商品開発

豪州と釜石の食材を使ったジェラート

豪州と釜石の食材を使ったジェラート

 

 釜石市はこのほど、東京五輪・パラリンピックの「復興『ありがとう』ホストタウン」相手国・オーストラリアと地元の特産食材を使ったコラボ商品を開発した。同国産ナッツと蜂蜜、釜石特産甲子柿を合わせた友好を発信するジェラート。3月13日から魚河岸テラスで販売する予定で、関係者は「食を通じ、オーストラリアに親しみを持ってもらうきっかけに」と期待を込める。

 

 開発を担ったのは、テラスを指定管理するかまいしDMC(社長・野田武則市長)の運営店舗「魚河岸ジェラート部」。同国産のマカダミアナッツは砕いてミルクベースのアイスに混ぜ込んだ。蜂蜜「ティーツリーハニー」は甲子柿と合わせてムース状のソースに仕上げ、ナッツ入りアイスにかけて完成。両地域の〝味力〟を感じられるよう、約2カ月、試行錯誤した。

 

 22日にテラスで完成披露会があり、関係者が試食した。「ナッツの食感が良い」「蜂蜜と柿の香りがうまくマッチしている」などと上々の評価。野田市長も「程よい甘さで食べやすい。2つの地域、風景を感じながら味わってほしい」と期待した。

 

試食する野田市長(左)ら関係者

試食する野田市長(左)ら関係者

 

 開発は同ホストタウン事業の一環。同国を相手国に選んだのは、東日本大震災当時に釜石シーウェイブス(SW)RFCに所属していた同国出身のスコット・ファーディー選手が救援活動に尽力したり、震災後の海外派遣事業で中学生を受け入れるなど心を寄せていることに謝意を表すため。相手国として登録した2017年11月からは青少年のスポーツ交流などを推進してきた。

 

 市国際交流課の中村達也課長は「五輪開催に関わらず、交流を続けていきたい」と強調。食を通じた取り組みで、世界とつながるまちづくりの構築を進める考えだ。

 

 コラボジェラートは税込み380円で販売。現在ジェラートの名称を募集している(2月末まで)。採用者には、3月末まで毎日ジェラート1個を無料で提供する特典を用意。詳しくは、かまいしDMCホームページ(https://kamaishi-dmc.com/)へ。

広報かまいし2021年2月1日号(No.1753)

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広報かまいし2021年2月1日号(No.1753)

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【P1】
津波注意報が発表された場合の避難情報の発令内容を変更します
【P2-3】
各種計画案への意見を募集しています
【P4-7】
市が所有する東部地区水産産業関連施設用地を分譲します
まちのお知らせ
【P8】
岩手大学地域連携フォーラムin釜石の開催 ほか

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