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中学生パワーで地域を元気に! 釜石東3年有志 朝市で販売活動&ソーラン

販売活動をした朝市でソーランを披露する釜石東中の3年生=鵜住居町

販売活動をした朝市でソーランを披露する釜石東中の3年生=鵜住居町

 
 釜石東中(佃拓生校長、生徒98人)の3年生35人は24日、学校近くの三陸鉄道鵜住居駅前で行われた「うのすまい・トモス朝市」に参加。海産物の販売や“東中ソーラン”の披露で、地域に活気をもたらした。総合的な学習の一環で本年度初の試み。積極的に取り組む生徒らの姿に来場者も笑顔を広げ、心温まる交流を繰り広げた。
 
 販売活動を行ったのは、NPOおはこざき市民会議(佐藤啓太理事長、箱崎町)のブース。生徒自らが芯抜き、袋詰めした塩蔵ワカメやホタテ焼き、ホヤの串焼きなどを販売した。この日に向け生徒らは、オリジナルの商品ラベル、販促ポップ、購入者へのメッセージカードとワカメ料理レシピを作成。販売開始前はテント設営から携わり、開店準備を整えた。
 
生徒らは手書きのワカメ料理レシピ、メッセージカードなどを作成した

生徒らは手書きのワカメ料理レシピ、メッセージカードなどを作成した

 
ホタテやホヤの炭火焼き担当は暑さと戦いながら懸命に準備

ホタテやホヤの炭火焼き担当は暑さと戦いながら懸命に準備

 
テントには自分たちで作った販促ポップを掲示

テントには自分たちで作った販促ポップを掲示

 
 午前9時、いよいよ販売開始。客の呼び込み、会計、炭火焼きなど作業を分担して取り組んだ。生徒の一部は、同時開催された「かまいし軽トラ市」のピーマン詰め放題コーナーをお手伝い。それぞれの役割をしっかり果たした。
 
「お買い上げありがとうございます!」

「お買い上げありがとうございます!」

 
会場内に出向いて、お客様にワカメ販売をPR!

会場内に出向いて、お客様にワカメ販売をPR!

 
生徒たちの呼びかけに多くの人たちが立ち寄った

生徒たちの呼びかけに多くの人たちが立ち寄った

 
 会場内では東中ソーランも披露。背中に「東魂」と書かれたそろいのはんてんを身にまとい、息の合ったパフォーマンスで来場者を楽しませた。会場を訪れた鵜住居町の70代女性は地域を盛り上げようと奮闘する生徒らの姿に「頼もしいねぇ~。ソーランも初めて見たがとても上手。子どもたちが頑張っているのを見るとこちらも元気になります」と顔をほころばせた。
 

 

 

 
 今回の取り組みは、地域貢献活動を考える中で生徒からアイデアを募って実現。昨年度、漁業体験学習で世話になった同NPOへの恩返しも兼ねて、販売活動を行うことになった。仕事に大切な心構えを学ぶとともに、地場産品への愛着、地域の一員としての自覚を高める狙いがある。
 
 佐々木里夏さんは「祖母からワカメ料理を教えてもらい、みんなでレシピにまとめた。お客さんを呼び込むのは難しかったが、買ってもらった時のうれしさは格別。(自分たちで生産した物を販売するのは)やりがいのある仕事だと思った」と実感を込めた。黒澤強優君は「コロナ禍でイベントが少なくなっていた。こういう場は地域のにぎわいにつながる。地元の産業を学ぶ機会にもなり、普段はできない販売体験も楽しかった」と声を弾ませた。
 
 2時間の朝市で生徒らが売り上げたワカメは59袋。最初に用意した分が1時間ほどで完売し、急きょ商品を補充するほどの盛況ぶりだった。

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震災後初 釜石で待望の裏千家淡交会茶会/石川県の和菓子店 絆の岩手支援

茶道裏千家淡交会岩手支部が釜石市民ホールで開いたチャリティー茶会=10日

茶道裏千家淡交会岩手支部が釜石市民ホールで開いたチャリティー茶会=10日

 
 一般社団法人茶道裏千家淡交会岩手支部(鈴木俊一支部長、500人)は10日、釜石市でチャリティー茶会を開いた。各地持ち回りで続ける茶会は、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。同市で開くのは2006年以来で、東日本大震災後に新設された市民ホールTETTO(大町)が会場となった。市内外から茶道愛好者ら200人以上が集い、心づくしのもてなしを楽しんだ。
 
 釜石、大槌両市町の会員を中心に約40人が運営にあたり、「薄茶席」と「立礼席」で客人を迎えた。来場者は季節感あふれるもてなしを堪能。日常の疲れを癒やす空間で心安らぐひとときを過ごし、笑みを広げた。
 
 新型コロナの流行が続くことから、会場では感染防止対策を徹底。菓子や茶は運んだお盆から各自受け取ってもらい、使用した茶わんは洗浄後、熱湯消毒。菓子や茶をいただく時だけマスクをはずすよう協力を願った。
 
お盆から茶を受け取る来場者。感染症防止の作法

お盆から茶を受け取る来場者。感染症防止の作法

 
待ち望んだ茶会で心地よい時間を楽しむ=薄茶席

待ち望んだ茶会で心地よい時間を楽しむ=薄茶席

 
 来場者に好評だったのが、子どもたちが担当した立礼席。同市で04年度から続けられる裏千家茶道こども教室の受講生15人と茶道に親しむかまいしこども園の園児6人がお点前とお運びで、日ごろの稽古の成果を発揮した。小学1年時から同教室に通う横田楽君(甲子中1年)は一席目でお点前を披露。「いつもよりすごく緊張した」と言いつつも堂々とした所作を見せ、さまざまな人たちと接することができる貴重な場から学びも得ていた。
 
立礼席で薄茶点前を披露する横田楽君。「おいしいお茶を」と真剣そのもの

立礼席で薄茶点前を披露する横田楽君。「おいしいお茶を」と真剣そのもの

 
「お茶をどうぞ」。涼しげな浴衣姿でもてなすこども教室の生徒

「お茶をどうぞ」。涼しげな浴衣姿でもてなすこども教室の生徒

 
 盛岡市の山内敦子さん(61)は「素晴らしい時間を過ごさせてもらい、心が洗われるよう。子どもたちのお席もとても良かった。未来への希望が感じられ、うれしくなった」と喜びの表情。震災から11年が経過したまちの様子にも目を向け、「市民の皆さんが前を向き、復興に力を尽くされてきたのだと改めて実感した。これからも応援していきたい」と思いを込めた。
 
 同支部では来場者から寄せられた募金を後日、釜石市と大槌町に寄付する予定。
 

復興支援の絆 今も強く 「和菓子で笑顔を」石川・行松旭松堂 茶会協力で来釜

 
行松旭松堂(石川県小松市)が開いた和菓子作り体験会=9日、青葉ビル

行松旭松堂(石川県小松市)が開いた和菓子作り体験会=9日、青葉ビル

 
 今回、茶会に欠かせない菓子を提供したのは、石川県小松市の老舗和菓子店「行松旭松堂」(1837年創業)。行松宏展社長(51)は震災後、裏千家淡交会岩手支部が沿岸被災地で行ってきた呈茶のボランティア活動に同行し、菓子の提供や和菓子作り体験で被災者を励ましてきた。釜石訪問は今回が初。茶会前日の9日には、市民対象の和菓子作り体験会も開き、市民と交流を深めた。
 
 青葉ビルで3回に分けて開催した和菓子作り体験会には、地元の親子や茶道関係者ら約80人が参加。初夏を代表する花「夏椿」を模した生菓子作りを行った。4色のあん生地が用意され、参加者は花の形に仕上げる作業に挑戦。薄く延ばした白と緑のあんを重ねて花びらの色合いを再現、丸めた茶あんをくるんだ後、茶巾とビー玉で花の形を作った。最後に網でこした黄あんを雌しべに見立て飾り付けた。
 
出来上がりを想像しながら初めての和菓子作りに挑戦!どんな「夏椿」に?

出来上がりを想像しながら初めての和菓子作りに挑戦!どんな「夏椿」に?

 
網目を通した黄色のあんを慎重にすくい上げる

網目を通した黄色のあんを慎重にすくい上げる

 
 伊藤碧泉さん(双葉小5年)は「あんを包むのが難しかったけど楽しくできた。出来栄えは80点ぐらい。おいしくいただきたい」と満足げ。こども教室で茶道を習う姉の珠奈さん(釜石中3年)は和菓子には親しみがあるが、自分で作るのは初めて。「茶席ではいつもきれいなお菓子を出してもらう。今日の体験で、手間をかけて作られていることも知れた。職人さんに感謝したい」と話した。
 
自分で作った和菓子を手にするボーイスカウト釜石第2団の団員

自分で作った和菓子を手にするボーイスカウト釜石第2団の団員

 
 行松社長は2011年6月下旬に初めて本県被災地を訪問。避難所生活を送っていた被災者らと和菓子作りを行った。以来、年に数回の訪問を継続。仮設住宅、復興住宅などへと生活の場を替えていく被災者らに心潤う時間を届け、寄り添い続けてきた。「被災後間もない大変な時期でも、周りの人のことを思い行動する姿に感銘を受けた。岩手の皆さんのやさしさに触れ、自分自身の人生観も大きく変わった。ご縁をいただいたことに感謝しかない」と行松社長。
 
一生懸命作業する子どもを見守る行松宏展社長

一生懸命作業する子どもを見守る行松宏展社長

 
 今回の茶会では、初めて支援に訪れた時に被災者らと一緒に作った生菓子「星に願いを」を提供。「当時の気持ちを思い出し、皆さんがまた願いをかなえられるよう心を込めて作らせていただきたい」と腕を振るった。
 
茶会で提供した「星に願いを」(左)と体験会で作った「夏椿」(右)

茶会で提供した「星に願いを」(左)と体験会で作った「夏椿」(右)

 
 震災から11年―。今なお続く岩手との絆に行松社長は「喜んでくれる人がいる限りは足を運びたい。『忘れてないよ』という思いを伝えていければ」と末永い交流を願った。

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広報かまいし2022年7月15日号(No.1788)

広報かまいし2022年7月15日号(No.1788)
 

広報かまいし2022年7月1日号(No.1788)

広報かまいし2022年7月15日号(No.1788)

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【P1】
表紙
【P2-3】
花火大会の開催 他
【P4-5】
タクシー・運転代行利用助成
新型コロナワクチン接種
国保料などの減免 他
【P6-7】
市職員・消防士採用
市有地の分譲
復興まちづくり協議会開催 他
【P8-9】
国保税・後期高齢者医療保険料の改正
保険証を送付します
【P10-11】
春の叙勲
まちの話題 他
【P12-15】
市民のひろば、クマ出没注意
まちのお知らせ
7月19日 更新 P13掲載の「ウクライナ支援チャリティー芸能祭」の連絡先を訂正しました
【P16-17】
保健案内板
【P18-19】
夢へのトライ かまいし起業人
【P20】
ラグビー女子日本代表 テストマッチ 他

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
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「大きく育って、きれいに咲いて」 釜石の子どもたち、ラベンダー植栽 観光農園整備をお手伝い

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整備中の観光農園にラベンダーの苗を植える甲子小児童ら

 
 釜石市が甲子町に整備を進めている観光農園で4日、ラベンダー苗の定植会が行われた。近くにある甲子小(菊池一章校長)の3年生42人が植栽の作業をお手伝い。きれいに花咲く畑が広がる姿を想像しながら丁寧に植えた。
 
 児童のほか、保護者や市水産農林課の職員や市農政推進協議会のメンバーら約30人も参加。児童と大人が班をつくり、協力しながら約1000平方メートルにラベンダーの苗約200株を植え付けた。「土が気持ちいい」と歓声を上げる子どもたち。「大きく育ってね」と定植した苗にたっぷりと水をかけた。
 
市職員らに植え方を教えてもらいながら丁寧に苗を植え付けた

市職員らに植え方を教えてもらいながら丁寧に苗を植え付けた

 
 千葉優那さん(9)は「苗を植えるのは大変だったけど楽しかった。みんなで協力して植えたから、きれいに咲いてくれると思う。心が明るくなり、また来たくなるような観光農園になってほしい」と願った。
 
「大きく育ってほしい」。植えた苗を笑顔で見つめる子どもたち

「大きく育ってほしい」。植えた苗を笑顔で見つめる子どもたち

 
 ラベンダー畑を主とした観光農園の整備は、釜石の姉妹都市ディーニュ・レ・バン市でラベンダー栽培が盛んなことがきっかけ。友好の証しとして栽培を提案され、市民が自然に触れる場をつくろうと2021年度に取り組みをスタートさせた。甲子町の道の駅釜石仙人峠そばの遊休農地を活用し、昨年9月にも約200株を植えており、順調に生育中。市水産農林課の小山田俊一課長はラベンダーで埋め尽くされた畑の姿を思い描き、「多くの人が集える場に。自然のものを育てる楽しみ、癒やしを感じる農園になれば」と期待する。今後も畑を広げながらさらに定植し、3年後のフルオープンを目指す。

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太公望 胸躍るシーズン到来! 釜石・甲子川で3日、待望のアユ釣り解禁

アユ釣りが解禁された釜石市の甲子川=3日午前

アユ釣りが解禁された釜石市の甲子川=3日午前

 
 釜石市の甲子川で3日、今年のアユ釣りが解禁された。市内外から訪れた釣り人が日の出とともに竿(さお)を繰り出し、1年ぶりの“引き”の感触を堪能。これから本格化するシーズンに期待感を高めた。
 
 例年、7月の第1日曜日が解禁日となる甲子川。今年は梅雨明けを待たずして、真夏を思わせる暑さが続く中で解禁日を迎えた。この日を待ちわびた愛好者らは思い思いのポイントに散らばり、早朝から釣り糸を垂れた。多くがアユの縄張り特性を利用した「友釣り」。川の形状を見極めながらおとりアユを泳がせ、野アユが掛かるとタイミングを見計らって一気に引き上げた。
 
各ポイントで竿を繰り出す釣り人ら

各ポイントで竿を繰り出す釣り人ら

 
竿を持つ手の感触と釣り糸の変化を見極めながらアタリを待つ

竿を持つ手の感触と釣り糸の変化を見極めながらアタリを待つ

 
友釣りで釣り上げたアユ。美しい魚体が光る

友釣りで釣り上げたアユ。美しい魚体が光る

 
 河川漁協のない甲子川では入漁料を徴収しないため、春先に行われる稚アユの放流は、資源保全の取り組みを行う甲子川鮎釣協力会(安久津吉延会長)に寄せられる協力金や市の助成金で実施。今年は5月12日に約300キロの稚魚を放流した。
 
 解禁日に訪れた釣り人らによると、天然遡上(そじょう)のアユはまだ少なく、掛かったのはほとんどが放流アユ。釣果は場所によってばらつきがあったが、大きいものでは20センチほどに成長したアユも見られた。
 
解禁日にしてはまずまずの大きさに釣り人も笑顔

解禁日にしてはまずまずの大きさに釣り人も笑顔

 
 甲子町の県立釜石病院裏付近で仲間と釣りを楽しんだ遠野市の佐藤忠さん(76)は、午前9時ごろまでに15匹ほどを釣り上げた。「解禁日は毎年の楽しみ。いろいろな釣りをやるが、アユの引きの手応えは他にはかなわない。おとりアユとの駆け引きの面白さも魅力」と心を躍らせた。東日本大震災の津波で被災し、経営する会社再建のため釜石から遠野に移り住んだ佐藤さん。釜石市、鵜住居川漁協の組合員にもなっていて、「鵜住居川の解禁(10日)にも足を運びたい」と心待ちにした。
 
「昨年よりいいかも?」釣果を見せる佐藤忠さん

「昨年よりいいかも?」釣果を見せる佐藤忠さん

 
 県内の主要河川のアユ釣りは1日から順次解禁。10日に解禁日を迎える鵜住居川で釣りをする際は、同河川漁協の組合員証か遊漁券が必要。遊漁券(日券、年券あり)は市内の釣具店や流域の小売店など赤いのぼり旗を掲げた販売所で購入できる。

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七夕の願い事は? 釜石駅や公共施設に笹飾り 夢いっぱいの短冊、吹き流し

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釜石市内ではさまざまな願い事が書かれた短冊や吹き流しが揺らめく

 
 釜石市内が七夕飾りで彩られている。鈴子町のJR釜石駅では夏のおもてなしとして笹飾りを設置。子どもたちが短冊に願い事を書き込んでつるしている。小佐野町の小佐野コミュニティ会館には吹き流しもお目見え。色鮮やかな飾りが地域に涼を届けている。大町の釜石情報交流センターは、オランダ生まれの絵本キャラクター「ミッフィー」をあしらった短冊を用意している。
 

JR釜石駅 笹飾り 14日まで設置

 
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「かなうといいな」。JR釜石駅構内の笹竹を飾り付けた園児たち

 
 JR釜石駅では6月30日、天神町のかまいしこども園(藤原けいと園長、園児77人)の年長児10人が笹竹の飾り付けを手伝った。つるされた短冊には「しんかんせんのうんてんしゅさん」「けーきをつくるひと」「しょうぼうし」など将来の夢、「なわとびがじょうずになりますように」「まえまわりができるように」といった目標がつづられている。
 
 笹竹の前で「たなばたさま」を元気いっぱいに歌った子どもたち。櫻庭えまちゃん(6)は「とらまいがじょうずにおどれますように―って書いた。(飾り付けたから)かなう」と大きくうなずいた。山﨑橙季(だいき)君(5)は「かっこいいサッカー選手になる」と胸を張った。
  
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短冊を結びつける園児を見守る駅職員。「願い事は?」

 
 新型コロナウイルスの影響は続くが、「今年はコロナに関する願いは少なく、未来に向かう前向きな願い事が多い」と吉田正樹駅長。最近、釜石駅を利用する観光客が増えていると感じていて、「沿岸に足を運んでもらい、まちが元気になれば。釜石線を明るく盛り上げてもらうのが夢」と目を細めた。
 
 笹飾りは7月14日まで改札口付近に設置。一般の駅利用者も思いをつづって飾ることができるよう、短冊を用意している。
 

小佐野コミュニティ会館 七夕吹き流し お盆明けまで

 
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色鮮やかな七夕の吹き流しで彩られている小佐野コミュニティ会館

 
 小佐野コミュニティ会館には七夕飾りがずらり。吹き流し約50本と笹飾り2本が風に揺れる。吹き流しは市民の手作り。笹飾りの短冊には「孫が元気に生まれますように」「釜石野球団、今年こそ優勝!」など家族の幸せや抱負が記されている。「帰省する人たちにも涼を感じてもらえたら」と8月のお盆明けまで設置。短冊を用意し、来訪者も願い事を記せる。
 

釜石情報交流センター ミッフィー短冊に願い込め 10日まで

 
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釜石情報交流センター内の笹飾りに短冊をつるす女の子

 
 釜石情報交流センターでは施設内に「ミッフィーカフェかまいし」があることから、ミッフィーをあしらった短冊を用意。「みっふぃーに会えますように」「みんなでまた来れますように」「やさしくてかわいい女の子になりたい」「おしろにすんだ」など、ほほ笑ましい願いが飾られている。7月10日まで。

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歌い継ぐ釜石艦砲戦災 CD完成「翳った太陽」歌う会 収益はウクライナ支援へ

完成したCDを手にする(左から)種市会長、最知さん、菊地副会長

完成したCDを手にする(左から)種市会長、最知さん、菊地副会長

 
 太平洋戦争末期に釜石市が受けた艦砲射撃の惨禍を伝える合唱組曲「翳(かげ)った太陽」のCDが完成した。地元の女性コーラスグループ翳った太陽を歌う会(種市誓子会長)が、戦争の悲惨さや命の大切さ、平和の尊さを訴えながら語り継いできた歌。会員らは「形を残し、絶やさない」との思いを強めている。一部は販売し、収益を戦火に直面するウクライナの支援に充てる。
 
 組曲は、艦砲戦災体験者で2006年に他界した石橋巌さん(元市働く婦人の家館長)の絵手紙などを基に作られた。市内でピアノ教室を開く最知節子さん(79)が作曲を手がけ、計6曲(全17分)の作品に仕上げた。
 
 同会は最知さんを講師に05年から婦人の家で活動。市戦没者追悼式で献唱したり、小中学校で披露したりしてきた。東日本大震災後は「戦禍と重なる」としばらく活動を休止したが、戦後70年を迎えた15年に献唱を再開。会員の高齢化が進む中、17年には釜石中の生徒有志による特設合唱部が活動に加わった。後輩に受け継がれ、コールジュニア「蓮(れん)」が誕生。組曲の合唱に取り組んできた。
 
 新型コロナウイルス禍で大人も中学生も通常練習ができず、献唱も中止されるなど活動機会が減少。現在、会員は7人となり、会の存続について思いを巡らせてきた。「戦争体験者の語りを受け継ぎながら活動を継続してきた。何もしなければ、消えていくのでは」「今、残さなければ」。次の世代へ歌い継ぐため、CDという形で残すことを決めた。
 
 昨年7月に市民ホールで録音。小学生から80代までのメンバーが「歌詞の中にある戦禍の人々の不安、怒りが込められた言葉を大切」にしながら歌い上げた。中学生グループによる朗読「平和への願い」も収録。歌に登場する「やすひこくん」に宛てた手紙の朗読(小学生)も収めた。
 
野田市長(左)にCDを手渡す「翳った太陽」を歌う会メンバー

野田市長(左)にCDを手渡す「翳った太陽」を歌う会メンバー

 
 6月29日、最知さん、種市会長(74)と菊地直美副会長(59)が野田武則市長を訪ね、活動を報告。釜石の戦禍の歴史を知り、平和な未来をつないでもらうため、市内の小中学校にCDを贈ることを伝えた。最知さんは「形を残すことが大事。子どもたちに伝えるという意味で道が開けた」と少し肩の荷を下ろした様子。「ウクライナのすてきなまちが一瞬で失われていくのを毎日、目にする。戦争は絶対にいけない」と強調する種市会長は「できることで歌を継承していく」と思いを強めていた。
 
野田市長との懇談では組曲継承への思いを伝えた

野田市長との懇談では組曲継承への思いを伝えた

 
 CDは400枚制作。「聴いてくれたら、釜石艦砲を知ってもらえる」と半分を希望者に販売する。価格は1枚2000円で、送料(500円)を負担すれば郵送する。CD売り上げの全額を日本赤十字社に寄付し、ウクライナの救援活動に役立ててもらう。
 
 終戦間近の1945年、釜石は2度にわたり米英連合軍による艦砲射撃を受け、780人以上が犠牲になった。その7月14日と8月9日、大町の市民ホールTETTOに特設コーナーを設け、CDを販売する。時間は両日とも午前10時~午後4時まで。8月9日には市追悼式が予定されている。
 
 販売に関する問い合わせは事務局(電話0193・22・1364/メールYamayuri3131@gmail.com)へ。

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梅酒の実、再利用した加工品づくりへ 釜石地方梅栽培研究会「可能性に期待」

梅酒の実を再利用した試作品を味わう生産者たち

梅酒の実を再利用した試作品を味わう生産者たち

 
 釜石地域で栽培されたウメの実を使い、地元の酒造会社浜千鳥(新里進社長)が製造する「梅酒」。ウメの実を提供する生産者らでつくる釜石地方梅栽培研究会(前川訓章会長)が、梅酒製造後のウメの実(漬梅)を利用した加工品づくりで知恵を絞っている。6月20日、会員企業で漬梅加工品の開発を進める「麻生」(本社・神奈川県)の三陸釜石工場(釜石市片岸町)を見学。試作品のジャムを味見し、「おいしい」と手応えを得た。同会事務局によると、市内外で漬梅利用の動きもちらほら。資源・副産物を再利用して環境にやさしい循環型の取り組みにする考えだ。
 
釜石地方梅栽培研究会ではウメの安定生産や漬梅の有効活用を考える

釜石地方梅栽培研究会ではウメの安定生産や漬梅の有効活用を考える

 
 同会は釜石市、大槌町のウメ生産者、梅酒製造の浜千鳥、漬梅を利用した商品開発を進める食品加工業や菓子製造業、小売販売業者ら22個人・団体で組織。良質なウメの栽培や安定した生産の確保を目指し、栽培講習などで技術力の向上、栽培推進を図っている。
 
 ここ数年、浜千鳥による青梅集荷量は3~4トンで、梅酒は継続的、安定的に製造できるようになった。課題は漬梅の活用で、「食べてもおいしい」がすべてを使い切るのは難しかった。麻生三陸釜石工場が一部を使って加工試験事業を進めているが、種抜きなどで思いのほか手間がかかることが分かった。実を細かくする作業を効率よく行えるよう、昨年、カッターミキサーを購入。同会が県や市の補助金を活用し資金を出したほか、麻生も一部を負担した。
 
麻生三陸釜石工場で導入したカッターミキサーを確認した

麻生三陸釜石工場で導入したカッターミキサーを確認した

 
 20日の工場見学には会員ら15人ほどが参加し、導入したカッターミキサーを確認。試作品のジャムを試食した。加熱し種抜きした漬梅をミキサーでみじん切りした後、さらに過熱・煮詰めた試作品は「おいしい。ハイカラな味」と評価は上々。商品化、ジャムを活用した加工品づくりへ期待感を高めた。
 
 2022年度総会も開かれ、昨年の青梅集荷実績(4138キロ)、前年産の青梅を使った梅酒の出荷量(720ミリリットル入り約9300本)などが報告された。本年度は計4回の集荷会、せん定や病害防除を学ぶ栽培講習会、先進地研修などを計画。生産者勧誘と生産面積の拡大運動、漬梅の商品開発と試験販売にも力を入れる。
 
収穫したウメの実を持ち込む生産者。期待を込め浜千鳥に託す

収穫したウメの実を持ち込む生産者。期待を込め浜千鳥に託す

 
 収穫したばかりの青梅の実を持ち込む参加者もいた。今年は春先に雨が少なく、木の成長と実のなり具合に不安があるとこぼす前川会長(76)だが、漬梅の活用が広がることで、ウメの単価や生産者への還元率が上がることを期待。一方、生産者の高齢化が課題だとして、「退職後に参入できるよう受け入れ態勢を整え、この地で末永くウメ栽培を継続させたい」と前を見据える。
 
釜石地域の農業振興に意欲を高める会員、助言する市や県関係者

釜石地域の農業振興に意欲を高める会員、助言する市や県関係者

 
 浜千鳥醸造部長で杜氏(とうじ)の奥村康太郎さん(41)によると、地元の観光施設や盛岡市のホテルなどが漬梅を使ったジェラートや和洋菓子を売り出しているという。県外から漬梅自体の販売を希望する問い合わせもあり、全量を再利用できる可能性が見えてきた。市の地域振興作物として生産力向上へ支援を受けることができるようになり、「安定生産と新たな地場産業を結びつけた取り組み。知名度が上がれば、遊休農地の活用にもつながる。釜石型の農業振興に役立てたい」と意欲を見せた。

 

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広報かまいし2022年7月1日号(No.1787)

広報かまいし2022年7月1日号(No.1787)
 

広報かまいし2022年7月1日号(No.1787)

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【P1】
根浜海岸海水浴場を開設します
橋野鉄鉱山見学会 他
【P2-3】
低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金
乳がん検診を受けましょう 他
【P4-5】
新型コロナワクチン接種
【P6-7】
まちのお知らせ
【P8】
ラグビー女子日本代表 対 南アフリカ代表戦
うのすまい・トモス朝市with ひとつの街 他

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市民に愛され3年目 「かまいし軽トラ市」スタート! 11月まで月1回開催

6月から始まった本年度の「かまいし軽トラ市」

6月から始まった本年度の「かまいし軽トラ市」

 
 地元の農産物や水産加工品などを生産者が直売する「かまいし軽トラ市」が今年もスタート。6月26日、釜石市大町の市民ホールTETTO屋根のある広場で本年度初の販売会が開かれ、待ちわびた市民らが買い物を楽しんだ。市が主催し、2020年度から始めて3年目。地場産品の発信、生産者と消費者の交流の場として定着してきた同イベントは、11月まで月1回の開催を予定する。
 
 市内の農業生産者、水産加工業者、障害者就労支援施設など11店が出店。農産物はタマネギ、キャベツ、ナスなどの採れたて野菜のほか、収穫期を迎えたウメの実、市内では珍しい無臭ニンニクなど10数種類が並んだ。水産物は塩蔵ワカメ、新巻きザケ、ホタテなど貝類の味付け加工品など。菓子やワイン、手工芸品も買い物客の目を引いた。
 
地元産の新鮮野菜は大人気!直売ならではの低価格も魅力

地元産の新鮮野菜は大人気!直売ならではの低価格も魅力

 
新巻きザケの切り身やワカメなど海藻類の加工品を販売したリアス海藻店

新巻きザケの切り身やワカメなど海藻類の加工品を販売したリアス海藻店

 
釜石産ブドウで作ったワインや手作り雑貨が注目を集めたまごころ就労支援センター

釜石産ブドウで作ったワインや手作り雑貨が注目を集めたまごころ就労支援センター

 
 大只越町の櫻庭秀子さん(72)はサンショウの実を手にし、「家でも庭先に植えているが、使い方は限定的。今日は地元の農家さんから調理法を教わった。やってみます」とうれしい発見も。「秋にかけてリンゴとかも出てくるので今後も足を運びたい」と楽しみにした。
 
 この日は、岩手県立大総合政策学部、吉野英岐教授のゼミ学生6人がフィールドワークの一環でイベント運営を手伝った。平井凪未(なみ)さん(3年)は「客ではなく運営側に立つことで、見えてくる課題もある。岩手出身だが、まだまだ知らないことが多い。釜石の特産物、地域活動などを知るきっかけにもなった」と貴重な学びの場を喜んだ。
 
アンケート回収などイベント運営を手伝う岩手県立大の学生

アンケート回収などイベント運営を手伝う岩手県立大の学生

 
 生産者の所得向上、地産地消の推進などを目的に始まった軽トラ市は、農作物の収穫時期に合わせて開催。昨年度は6月から11月まで計6回の開催を計画したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で8、9月は中止。全4回の開催に延べ1542人が来場した。事業を担当する市水産農林課の小山田俊一課長は「水産関係を含め一次産業全体の出店者を増やしたい。高齢の生産者は対面販売で元気ももらっているようで、人や地域のつながりへの貢献も期待できる。さらなる集客へ工夫しながら取り組みたい」と今後を見据える。
 
1回200円でチャレンジ!菌床シイタケの詰め放題コーナー

1回200円でチャレンジ!菌床シイタケの詰め放題コーナー

 
昨年度から軽トラ市の会場となっているTETTO屋根のある広場

昨年度から軽トラ市の会場となっているTETTO屋根のある広場

 
 次回の軽トラ市は7月24日日曜日、鵜住居町のうのすまい・トモス朝市と同時開催で、午前9時から11時までトモス広場(三陸鉄道鵜住居駅前)で開かれる。

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自転車安全利用モデル校・釜石商工高に指定書交付 釜石署「地域の見本に」

「自転車安全利用モデル校」の指定書を手にする釜石商工高の浦島君(中)と伊東校長(右)、釜石署の田中課長

「自転車安全利用モデル校」の指定書を手にする釜石商工高の浦島君(中)と伊東校長(右)、釜石署の田中課長

  
 釜石商工高(伊東道夫校長、生徒201人)は2022年度、釜石警察署から釜石地区「自転車安全利用モデル校」の指定を受けた。釜石市大平町の同校で15日、指定書の交付式があり、釜石署交通課の田中慎也課長が交通安全委員長の浦島真央君(3年)に指定書を伝達。生徒たちは自転車を利用する際の交通規範意識を高めた。
   
 同校では、生徒45人が通学に自転車を利用する。浦島君も2年生までは自転車通学をしていて、学校への通学路は坂道や狭い道が多いうえ、国道45号は車の交通量も多く注意が必要だと実感。経験を伝えながら、自転車の点検や車の送迎場での歩行者誘導、安全確認の徹底など呼び掛けに力を入れる考えで、「地域の一員として全校生徒で交通安全に努めたい」と意気込む。
   
田中課長から指定書を受け取り交通安全意識を高める浦島君(左)

田中課長から指定書を受け取り交通安全意識を高める浦島君(左)

  
 釜石署管内で自転車利用者の人身事故は年間5~6件ほどで、昨年は4件だった。今年は2件発生しており、年代は50代と80代。事故の形態と原因は出会い頭の衝突、不十分な安全確認が目立つといい、田中課長は「若いうちからの意識向上が重要になる。マナーの良い行動をすることで見本となり、地域の交通安全を引っ張ってほしい」と期待する。
   
 指定書は釜石市交通安全対策協議会(会長・野田武則市長)、釜石地区交通安全協会(菊池重人会長)、釜石署(前川剛署長)の3者連名による。基本的な交通ルールを正しく理解し、地域の模範となる行動や学校での自主的な交通安全活動の促進を目的にする。同校のほか、釜石中も同モデル校の指定を受けている。

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東北つなぐ「絆ウオーク」 復興支援に感謝込め、釜石から元気発信

釜石で展開された「絆ウオーク」。参加者はゴール地点を目指して歩を進めた

釜石で展開された「絆ウオーク」。参加者はゴール地点を目指して歩を進めた

  
 東日本大震災被災地の復興と発展支援を目的に東北4県を歩いて巡る「絆ウオーク」が15日、釜石市に到着した。釜石市ウオーキング協会(桝井昇会長)の会員らが大船渡市側から引き継いだシンボルフラッグを掲げ、市内を3日間の日程で実踏。復興支援に感謝を込め元気に歩き、心の復興を願う絆のリレーを担った。25日には同協会員らが県内陸部の愛好者らを先導し、大槌町から山田町を歩行。三陸鉄道陸中山田駅で宮古地区を担当する実踏隊にフラッグを託す。
  
 絆ウオークは日本ウオーキング協会などでつくる東北復興支援運動体実行委員会が主催。「被災地の今を知り、知らせる」をテーマに掲げ、福島県相馬市から青森県八戸市までの約570キロを4県のウオーキング協会員らでつくる実踏隊がリレー方式で踏破する。相馬市を2021年3月に出発。本県での実施は昨年9月の予定だったが、新型コロナウイルス禍で延期していた。今回、5日に本県入り。陸前高田市、大船渡市と歩をつないできた。
  
釜石市の桝井会長(左)にシンボルフラッグを引き渡す大船渡市の佐々木会長(右)

釜石市の桝井会長(左)にシンボルフラッグを引き渡す大船渡市の佐々木会長(右)

  
 15日は、大船渡市歩こう会(佐々木一郎会長)の会員7人が三陸町の三陸鉄道吉浜駅を出発し、釜石・唐丹町の同唐丹駅に移動。釜石市協会、民話のまち遠野ウオーキング協会(荻野七朗会長)の会員ら34人が出迎えた。唐丹駅前の広場で引き継ぎ式。佐々木会長(79)は、歩行中に掲げ続けたシンボルフラッグを桝井会長(81)に手渡し、「脈々とつないできた復興の歩み、被災地の願い、絆を引き継いでほしい」と思いを伝えた。
  
思いをつないできた小旗の引き継ぎも行われた

思いをつないできた小旗の引き継ぎも行われた

  
「歩くぞー!」。出発前に気合を入れる参加者たち

「歩くぞー!」。出発前に気合を入れる参加者たち

  
 「一歩ずつ」「ガンバロウ!」「リフレッシュしながら楽しんで歩こう」などと、これまでの参加者が思いを書き込んだ小旗、横断幕の引き渡しも受け、釜石地区のリレーウオークがスタート。初日は3会の会員たちが、JR釜石駅までの13キロを歩いた。唐丹町では片岸地区の防潮堤、小白浜地区の復興住宅、漁港を通り、まちの変化、なりわいの再生を確認。復興に力を合わせた10余年の出来事や日常の大切さをかみしめつつ、元気に歩を進めた。
  
唐丹町に整備された防潮堤沿いを歩く釜石市協会員ら。余裕の笑顔が見える

唐丹町に整備された防潮堤沿いを歩く釜石市協会員ら。余裕の笑顔が見える

  
遠野協会の会員らもにこやかな表情でスタートを切った

遠野協会の会員らもにこやかな表情でスタートを切った

  
力強い足取りで漁港周辺を進む大船渡歩こう会メンバー

力強い足取りで漁港周辺を進む大船渡歩こう会メンバー

  
 釜石市協会の藤原巴さん(78)も元気ハツラツ。震災で自宅を失い、生活再建の場とした嬉石町が今回のウオークコースになった。「本当にいろんなことが変わった。それでも今も元気に歩けている。たくさんの仲間と楽しく歩くことができた」と目を細めた。今年から同協会に本格参加する山田町の千代川礼子さん(68)も震災で自宅が床下浸水した。「東北の人たちと思いや元気をつないでいくのがいい」と充実感をにじませた。
  
 震災時に遠野市は、津波被害を受けた三陸沿岸の後方支援拠点として大きな役割を果たした。遠野協会事務局長の臼井悦男さん(74)は、歩くことで隣接する両市の縁を再認識。「一区間だが、旗をつなぐ役割を担うことができた。穏やかな海沿いを歩き、気分も爽やか」と晴れやかな表情を見せた。
  
参加者は国道45号の上り坂にも負けずグングンと歩く

参加者は国道45号の上り坂にも負けずグングンと歩く

  
 釜石市協会は唐丹―陸中山田駅間の48キロを担当。桝井会長は「多くの温かい支援をいただいた。まちの復興と合わせ、そこで暮らす人たちの元気で前向きな姿を発信したい」と思いを込める。