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いわて・かまいしラグビーメモリアルイベント開催について

いわて・かまいしラグビーメモリアルイベント開催について

いわて・かまいしラグビーメモリアルイベントの概要

(1)目的

ラグビーワールドカップ2019日本大会岩手・釜石開催のレガシーを継承し、「ラグビーのまち釜石」、「ラグビー県いわて」の定着及び情報発信を行うと共にラグビーワールドカップの熱気や感動を振り返り、ラグビーの人気や魅力、価値を再認識しながら、県民・市民が”ワンチーム”となって未来への希望を紡ぐ機会とするため、いわて・かまいしラグビーメモリアルイベントを開催致します。

(2)概要

・名 称:いわて・かまいしラグビーメモリアルイベント
・期 日:令和2年10月9日(金)~10月10日(土)
・会 場:釜石鵜住居復興スタジアム(メモリアルマッチ)、釜石市民ホールTETTO(いわて・かまいしファンゾーン)

(3) 内容

■メモリアルマッチ
・日 時:令和2年10月10日(土)13時30分キックオフ(予定)
・会 場:釜石鵜住居復興スタジアム
・対戦カード 釜石シーウェイブス 対 クボタスピアーズ(トップリーグ所属チーム)
・試合の観戦方法については、後ほど発表をさせて頂きます。
■いわて・かまいしファンゾーン
・日 時:令和2年10月9日(金)~10日(土)
・会 場:釜石市民ホール「TETTO」
・主な内容
RWC2019年岩手・釜石開催の振り返り(開催までの歩みの紹介・展示、フィジー対ウルグアイ戦の試合上映等)
RWC2019日本大会出場選手等によるトークイベント
RWC2019岩手・釜石開催国出場国等との交流イベント ほか
ファンゾーンの詳しい内容については、 岩手県のホームページ もご確認ください

※なお、新型コロナウイルス感染症の拡大の状況によって入場者の制限や中止となる場合もございます。ご了承下さい。
 

メモリアルマッチの試合観戦について

 
・常設6,000席のうち、上限を3,000席に制限してご案内します
・試合観戦は無料ですが、観戦には事前申し込み・抽選による観戦チケットが必要です
・申し込み方法は、釜石鵜住居復興スタジアム公式ホームページからインターネットでの申し込み、また、市内施設での申し込み窓口開設を行います。

インターネットからの申し込み

次の申し込みフォーム https://www12.webcas.net/form/pub/kamaishi/kamaishi により、9月22日(火)の23時までにお申し込みください。

窓口からの申し込み

インターネットの環境が身近に無い人は、下記の窓口での申し込みをお願いします。
申し込み窓口に備え付ける申込書へ必要事項を記入の上、お申し込みください。
先着ではありませんので、落ち着いてお申し込み願います。
 
・窓口開設日時:9月19日(土)・20日(日)、10時〜16時
・窓口開設場所:釜石情報交流センター(釜石市大町1丁目1-10)

申し込みに関する諸注意

・観戦チケットは一人4枚まで申し込み可能です
・観戦チケットは事務局の抽選により9月25日(金)以降、順次、当選者へ郵送します
・当選者はチケットの発送をもって当選結果をお伝えします。落選者の皆さんには個別に連絡できませんので、9月30日(水)までにお手元にチケットが郵送されない場合は、落選されたものとしてご了承いただきますようお願いいたします

来場に関する諸注意

・入場時、非接触体温計での検温、手指消毒を行います
・当日、体温が37.5度以上ある人は入場できません。また、発熱等で体調がすぐれない場合は、来場を見合わせてください
・観戦の際はマスク着用の上、声を出しての応援や握手・ハイタッチはご遠慮ください

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 文化スポーツ部 スポーツ推進課 ラグビーのまち推進係
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22番1号 シープラザ釜石2F
電話 0193-27-5712 / FAX 0193-31-1170 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2020072800078/
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
釜石野球団 三陸沿岸野球大会初代王者に、都市対抗野球出場目指す〜最高殊勲選手に菊池健太郎主将

釜石野球団 三陸沿岸野球大会初代王者に、都市対抗野球出場目指す〜最高殊勲選手に菊池健太郎主将

硬式野球の新規大会で初代チャンピオンとなった釜石野球団

硬式野球の新規大会で初代チャンピオンとなった釜石野球団

 

 硬式の一般野球、第1回JABA三陸沿岸野球大会(JABA県野球連盟、毎日新聞盛岡支局主催)は4、5の両日、宮古市で開かれ、釜石野球団(佐藤貴之監督)が初代優勝チームに輝いた。最高殊勲選手には準決勝で捕手、決勝では投手で活躍した菊池健太郎主将(21)が選ばれた。釜石野球団は今月23日から一関市などで開かれる第91回都市対抗野球県大会(1次予選)で、東北予選に進む3枠入りを目指す。

 

▽決勝
釜石野球団
110011003 7
000000200 2
住田硬式野球クラブ
 
(釜)菊池健―菅原昌 (住)黄川田―大谷 ▽二塁打=菅原昌也、田中和矢、菊池昭博(釜)、鈴木、吉田康(住)

 

 同大会は旧大会を衣替えした新規の公式大会。釜石のほか久慈クラブ、宮古倶楽部、赤崎野球クラブ、住田硬式野球クラブの5チームがトーナメント戦を展開した。釜石は1回戦で久慈に16―13と乱打戦を制し、準決勝は宮古に3―1で勝った。

 

 決勝の相手は、赤崎を10―8で下した住田。先攻の釜石は捕手菅原昌也の二塁打で先制、二回も1点を加えた。五、六回と1点ずつを挙げて押し気味の展開。七回、住田に2点を許し2点差に迫られたが、最終九回は打線がつながり、一挙3点を入れて大勢を決めた。菊池主将は「自分はムードメーカー。野球が好きで、明るいメンバーは勢いに乗っていいプレーを続けた」と評価する。

 

 今大会が初披露となる真紅の新しいユニホームでの栄冠だった。「米大リーグ・エンジェルスの大谷翔平選手を意識した。背ネームも、みんな気に入った」と菊池主将。

 

 釜石市の一般硬式野球は1970年代半ばまで釜石信金クラブ、新日鉄釜石、オール釜石、釜石エーワンなどが活躍したが、解散、休止が続いた。クラブ野球の釜石野球団が硬式野球の継続を熱望する若手の受け皿となった。

 

 チームは釜石市体育協会の小泉嘉明会長を部長に、コーチ、マネジャー兼任など24人。選手の年齢は19~50代で、大半は市内の中学校出身だが、大槌町、山田町や県外出身者もおり、チームに新風を注入する。

 

 運営はメンバーの会費に頼り、苦労は絶えない。監督の佐藤貴之さん(51)=釜石市役所=は「昨年秋の台風19号豪雨で平田公園野球場が使えなくなったが、遠野市の遠野クラブと練習させてもらい、ありがたかった。チームの存続、活躍は選手の熱意による。少年の育成にも強い意欲を持っている」と語る。

 

(復興釜石新聞 2020年7月18日発行 第895号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

県高校野球沿岸南予選、釜石勢対決 商工に軍配〜釜石商工 打線つながり着々加点、釜石高 最後の夏 追撃及ばず

県高校野球沿岸南予選、釜石勢対決 商工に軍配〜釜石商工 打線つながり着々加点、釜石高 最後の夏 追撃及ばず

県大会出場を決めた釜石商工

県大会出場を決めた釜石商工

 

 新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった夏の全国高校野球選手権岩手大会の代替大会として県高野連が独自に開催する夏季県高校野球大会の沿岸南地区予選(代表3校)は3日から釜石市の平田公園野球場で行われた。同地区予選には7チームが出場。釜石勢の釜石と釜石商工は5日に直接対決し、釜石商工が7―4で釜石を下して県大会出場を決めた。地区予選を勝ち抜いた31チームによる県大会は11日から盛岡市の県営球場などで開かれる。優勝校は東北大会に出場する。

 

 釜石商工は初回に主将の3番堀内海希、4番小笠原瑠大の連続適時打で2点を先制。二回2点、五、七、八回にもそれぞれ1点を加えて逃げ切った。

 

 釜石は二回に5番中館大気が左翼に本塁打を放ち、反撃開始。五回には9番菊池広海の二塁打などで2点を加え、1点差と食い下がった。その後もチャンスをつくったが、九回は1点にとどまり、及ばなかった。

 

目を潤ませて保護者に感謝する釜石

目を潤ませて保護者に感謝する釜石

 

 安打数は釜石12、釜石商工14と、拮抗(きっこう)した好試合。両チームの選手の思いを凝縮した2時間半の熱戦だった。スタンドの保護者席は、熱闘が進むにつれ掛け声が大きくなり、グラウンドとの一体感を盛り上げた。釜石の保護者は「最後になったけど、試合ができてよかった」と選手の気持ちに寄り添った。

 

 釜石商工の堀内主将(3年)は大黒柱としてチームを引っ張った。「釜石にも中学校のチームメートが多く、複雑な気持ちだったが、負けたくなかった。甲子園(夏の全国高校野球選手権)がなくなり、チームは一時やる気をなくしたが、気持ちを入れ直した。投手中心のチーム。バッティングで岩手県一を目指す」と決意を示した。

 

応援席は家族のみ

応援席は家族のみ

 

 完投した山崎蓮(3年)は五回、足がつるアクシデントにも、仲間がもり立てて続投した。「最初はコントロールがばらばらだったが、みんなが守ってくれた」と感謝しつつ、「県大会では釜石の分もがんばって勝ち進んでいきたい」と前を向いた。

 

 釜石の菊池広海(3年)は2安打、1打点と貢献した。野球は小学3年生から始め、小佐野クラウンに所属、釜石中と続けた。「自主練、チーム(練習)の再開と、野球から離れることはなかった。自分の課題は打撃だった。2本のヒットを打てたことは練習の成果。チームは負けたが、自分のプレーには満足している」と、潤んだ目で話した。

 

(復興釜石新聞 2020年7月11日発行 第894号より)

復興釜石新聞

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内野の土、外野の芝に電光スコアボードも一新

平田公園野球場リニューアル記念、一般野球 待望の開幕〜スコアボード 輝く電光式に

内野の土、外野の芝に電光スコアボードも一新

内野の土、外野の芝に電光スコアボードも一新

 

 新型コロナウイルス感染対策の影響で延び延びになっていた釜石市の一般野球は6月28日、第70回市長旗争奪軟式野球大会でスタートした。会場の平田公園野球場は昨年10月の台風19号豪雨被害で閉鎖されていたが、並行して進められた復旧工事と改修事業が完了し、大会はリニューアルを記念する公式戦となった。

 

 平田公園野球場は1993年にオープン。その後、夜間照明が設置され、グラウンドの部分改修やフェンスとダッグアウトの塗装などを施したが、基幹部分は手つかずのままだった。

 

 昨年の台風では、右翼の国道45号側から流入した土砂、大水で外野の芝、フェンスで区切られた客席ののり面が損傷。芝の張り替えは今年から本格化した。大会2日前に初めての芝刈りを施し、再開に間に合わせた。

 

 改修工事は、内野グラウンドの土を入れ替え、排水性と適度の弾力を取り戻した。老朽化が目立ったスコアボードは、手差し式から電光式に一新した。両翼の外野に選手入場口を新設。公式大会の選手入場シーンを演出する。

 

 スコアボードは遠隔操作でチーム名、点数、打者名など試合の経過を知らせる。試合前には選手名の一覧も掲示する。LEDライトで白、赤、緑、黄の色彩が黒地を背景に輝く。

 

 改修事業は1億374万円、災害復旧工事は8406万円が充てられた。

 

 開会式には1回戦第1試合の日本製鉄釜石とB・キングダムの選手、審判団が立ち会った。野田武則市長は「コロナウイルス問題の中で大会開催にこぎ着けた野球協会、選手のみなさんに感謝する。球場改修は、SMC、日本スポーツ振興センターの寄付をいただき実現できた。健闘を期待する」とあいさつした。市野球協会の福成和幸会長がプレーボールを宣言した。

 

日本製鉄釜石

日本製鉄釜石

 

 試合は日本製鉄釜石が一回裏に2点を挙げ、キングダムの反撃を六回の1点に抑えて勝利。昨シーズンの市内公式大会4冠のうち、2冠ずつを分け合った両雄の〝第1ラウンド〟は、日本製鉄釜石に軍配が上がった。2回戦で日本製鉄釜石はエンペラーを1―0、唐丹アカシヤが釜石消防署を1―0で下し、共に準決勝に進出した。

 

B・キングダム

B・キングダム

 

 B・キングダムの松下裕也主将(32)は「電光掲示のスコアボード、ボコボコだった芝も見違えるよう。コロナの関係で練習不足はあるが、本番の試合は気分も違う。伸び伸びやってくれれば」と期待。日本製鉄釜石の藤岡諭主将(27)は「球場は使いやすくなり、新しい芝にも慣れるだろう。若いチーム。市内の大会をすべてとりたい。県大会の優勝を目指す」と意気込んだ。

 

 大会には11チームがエントリー。全試合を平田公園野球場で行い、決勝は26日。

 

(復興釜石新聞 2020年7月4日発行 第893号より)

復興釜石新聞

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ラグビー動画に乗せ、復興精神 広く発信〜釜石市 YouTubeチャンネル開設

ラグビー動画に乗せ、復興精神 広く発信〜釜石市 YouTubeチャンネル開設

 「ラグビーのまち釜石」を発信するユーチューブ公式チャンネルの動画

「ラグビーのまち釜石」を発信するユーチューブ公式チャンネルの動画

 

 釜石市は4月28日、動画投稿サイトのユーチューブ公式チャンネル「ラグビーのまち釜石」を開設した。新型コロナウイルス感染症との闘いが続く厳しい状況の中、東日本大震災から立ち上がりラグビーワールドカップ(W杯)開催を実現させた釜石の姿を発信し、広く元気と勇気を届ける。

 

 皮切りに配信したのは、昨年のラグビーW杯釜石開催を記録した10分ほどの動画。震災直後のがれきだらけの状況からW杯誘致に向けて市民が一丸で取り組む姿を紹介。大会期間中の釜石鵜住居復興スタジアムや、大町に開設されたファンゾーンの盛り上がりも伝える。小中学生が歌う復興支援への感謝の歌も流れる。

 

 動画には「度重なる震災や苦難にも負けず、何度も立ち上がり、共にパスをつなぎながら走り続ける『釜石ラグビー』の復興の精神を感じていただき、苦しい時も諦めず、明るい未来に向かって歩みを進めていきたい」との思いを込める。

 

 今後は釜石シーウェイブス(SW)RFCの選手がトレーニングに取り組む姿、子どもたちのラグビー体験教室の模様、釜石鵜住居復興スタジアムの近況などを配信する予定。

 

 

復興釜石新聞

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ジャパンラグビー トップリーグ2020 大会中止について

ジャパンラグビー トップリーグ2020 大会中止について

本日、日本ラグビーフットボール協会より、新型コロナウイルス感染拡大防止に鑑み、ジャパンラグビー トップリーグ2020 第11節以降の全ての試合を中止とし、2020大会の中止を決定するお知らせが発表されました。

ジャパンラグビー トップリーグ2020 大会中止のお知らせ

 

これにより、4/4に釜石鵜住居復興スタジアムで開催予定だったジャパンラグビー トップリーグ2020 第11節「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス vs トヨタ自動車ヴェルブリッツ」は中止となりました。

 

なお、チケットの払い戻しなどの詳しい情報については、ジャパンラグビー トップリーグ公式サイトをご確認ください。

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

目標達成を今後の飛躍の糧に、釜石シーウェイブス納会・感謝会〜退団・引退選手の前途にエール

目標達成を今後の飛躍の糧に、釜石シーウェイブス納会・感謝会〜退団・引退選手の前途にエール

退団のあいさつをする星野将利選手(右から2人目)ら退団選手は13人

退団のあいさつをする星野将利選手(右から2人目)ら退団選手は13人

 

 釜石シーウェイブス(SW)RFCの2019年度納会・感謝会は25日、釜石市大町のホテルサンルート釜石で開かれた。選手やサポーターのほか、支援する企業などの関係者ら約150人が出席。本年度限りで退団・引退する選手13人、スタッフ2人の前途にエールを送った。

 

 今季の釜石SWは、初の試みとして行われたトップリーグカップ(TLC)に参戦し2勝3敗。ラグビーワールドカップ(W杯)終了後からスタートしたトップチャレンジ(TC)リーグでは3勝1分け3敗の4位と目標の「トップ4」を達成し、これまでで最高の成績を残した。本年度は、日本ラグビー協会がトップリーグ(TL)に代えて来年秋に立ち上げる新リーグへの参入を目指して取り組む。

 

 納会で小泉嘉明理事長は「W杯で日本ラグビーの立ち位置が明らかになり、今後はトップリーグも変わっていく。SWは今季の目標は達成できたが、今後のチームの方向性を明確にしながら前へ進んでいこう」と呼び掛けた。

 

 今季からチームの指揮を執るスコット・ピアースヘッドコーチ(HC)はシーズンを振り返った上で、「チームとして90%ぐらいの力を出すことができ、何とか目標は達成できた。まだまだ上に行ける」と今後の可能性に期待を託した。

 

 桜庭吉彦ゼネラルマネジャー(GM)は「TCリーグ3年目で、一番いい成績を残すことができた」とした上で、今季限りでチームを離れる選手やスタッフを紹介。新天地での活躍にエールを送った。

 

 退団するメンバーのうち、TLのリコーから移籍して2季プレーした星野将利選手(34)は「10年にわたるTLでの経験をSWで生かそうとしたが、思いを伝えることはなかなか難しかった」と反省。新リーグ参入へ向け、「選手がチームの目指すべき方向性をよく理解し、サポーターと一体となって前へ進むことを願う」と飛躍を託した。

 

 市内の中学校で講師をしながら2季プレーした二宮昂生選手(24)は「教員としてラグビーの指導者になりたい。釜石での経験を今後の財産にしたい」と退団に至った経緯を述べた。

 

 最大のスポンサー企業である日本製鉄釜石の竹内正守総務部長(SW副理事長)は「W杯を通じ、釜石にはラグビーの力が必要と痛感した。釜石に多くの選手が集まり、巣立っていく環境を整えたい」とした上で、「引き続きSWの支援を」と呼び掛けた。

 

退団選手は13人
▽ホラニ龍シオアペラトゥー(PR/18年~)日本製鉄釜石▽水本裕也(PR/14年~)同▽マット・マフィ(HO/18年~)同▽中川亮(HO/16年~)同▽コーリー・トーマス(LO/18年~)同▽高田裕雅(FL/18年~)釜石SW▽ケイン・コテカ(FL/18年~)日本製鉄釜石▽二宮昂生(SH/18年~)甲子中▽村山千里(SH/18年~)小規模多機能ホームやかた▽村田オスカロイド(CTB/16年~)釜石SW▽星野将利(WTB/18年~)日本製鉄釜石▽ユーゲン・フィサー(FB/18年~)同▽コディ・レイ(UB/18年~)同

 

(復興釜石新聞 2020年2月29日発行 第871号より)

 

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東北地方の精鋭男女がボクシングの魅力を試合で熱く

TETTOでボクシング、東北高校ボクシング新人大会〜スポーツ競技で初使用、今夏のインターハイに備え

東北地方の精鋭男女がボクシングの魅力を試合で熱く

東北地方の精鋭男女がボクシングの魅力を試合で熱く

 

 第31回東北高校ボクシング新人大会は16日から19日まで、釜石市大町の釜石市民ホールTETTOで開かれ、男子69人(8階級)、女子13人(6階級)が熱戦を展開した。釜石市では初開催で、市民ホールがスポーツ競技で使用されるのも初めて。今年8月に同会場で実施を見込むインターハイ・ボクシング競技のプレ大会に位置づけられ、会場設定、大会運営などの課題を本番に生かす。

 

 会場に充てられた市民ホールのホールAは可動式のステージが床面まで下げられ、その上にリングを設置。客席の前列を左右に移動し、平場の広いスペースができた。開会式は17日に行われ、選手団は映画「スターウオーズ」のテーマ曲に乗って入場した。

 

 主催者を代表し、岩手県高校体育連盟の山本武司会長が「優勝者は3月に石川県で開かれる全日本高校選手権に出場する。悔いのないよう、正々堂々と試合し、友情を育んで心に残る大会にするよう期待する」と激励した。岩手県高体連ボクシング専門部の佐々木光男部長(水沢工高校長)は「昨年のラグビーワールドカップ(W杯)から、今年はインターハイ・ボクシングの活躍で盛り上げよう」とあいさつ。野田武則市長が歓迎の言葉を述べた。

 

 地元水沢工高ボクシング部の渡辺健心主将(ライト級)が「対戦相手を尊重し、日ごろの練習成果を発揮して正々堂々と試合する」と宣誓した。

 

 試合は男子が1年生の2部、2年生中心の1部に分かれトーナメントで行われ、最終日は女子と、1部の決勝戦が行われた。

 

 大会最後の試合、男子1部・ミドル級に登場した黒沢尻工・鳥谷部魁君の弟侑希君(花巻市立矢沢小5年)ら家族3人は客席で応援した。自営業の父智さん(46)は「魁は中学校まで野球をしていた。私は柔道の指導をしているが、ボクシングが好きならいいと思った。インターハイや国体にも応援に行った。身長(184センチ)があるから体調管理が難しい。決勝はライバル同士の、見応えのあるいい試合だった」と息子の健闘をたたえた。

 

 会場については「初めて開かれたそうだが、照明や周囲の雰囲気は慣れていない感じ。客席からは見やすかった。インターハイでは選手や観客がもっと多くなる。リング1台でやるのは大変だろう」と語った。

 

(復興釜石新聞 2020年1月22日発行 第860号より)

 

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後半7分、ナンバー8中野裕太がトライを決め反撃開始=19日、東京・秩父宮ラグビー場

釜石シーウェイブス 目標の4位達成、TCリーグ最終戦 清水建設に逆転勝利〜前半の劣勢跳ね返す、ピアースHCの檄で結束

後半7分、ナンバー8中野裕太がトライを決め反撃開始=19日、東京・秩父宮ラグビー場

後半7分、ナンバー8中野裕太がトライを決め反撃開始=19日、東京・秩父宮ラグビー場

 

 ラグビー・トップチャレンジ(TC)リーグの釜石シーウェイブス(SW)RFCは19日、東京・秩父宮ラグビー場で清水建設と今季最終戦を行い、38―36(前半7―22)で逆転勝ちした。前半はミスが目立つ苦しい展開となったが、15点差を追う後半はセットプレーが安定し、劣勢を跳ね返した。釜石は通算3勝1分け3敗(勝ち点15)とし、TCリーグ3季目でこれまで最高の4位に浮上した。9千人を超える観客を前に、WTB小野航大主将は「トップ4を目標にぶれずにやってきた。シーズンを通してチームが成長できた」と胸を張った。今季はワールドカップ(W杯)開催の影響で、トップリーグ(TL)との入れ替え戦はない。

 

 釜石は後半7分、ナンバー8中野裕太主将がセットプレーからトライを決め反撃開始。SH南篤志のトライで3点差まで追い上げた後、16分にはロック上田宥人がトライを決め24―22と逆転に成功。その後、中野、WTB加賀亮太郎のトライでリードを広げたものの、逆に2トライを奪われるなど激しい攻防が続く。最後は釜石が2点差で辛くも逃げ切った。

 

大観衆の中で打ち振られる大漁旗。新日鉄釜石V7の黄金期を思わせた

大観衆の中で打ち振られる大漁旗。新日鉄釜石V7の黄金期を思わせた

 

 釜石は、前半と後半で全く別のチームに変わった。前半はスクラムで反則を繰り返し、モールも止められた。しかし後半、フッカーにマット・マフィを投入すると一気に流れが釜石に傾いた。

 

 「釜石の歴史を変えよう」。ハーフタイムでスコット・ピアースヘッドコーチが飛ばした檄(げき)も効いた。逆転トライを決めたロック上田宥人は「熱いものを胸に感じた。あの言葉で気持ちを切り替えることができた」と実感を込める。

 

 小野と共に“2人主将”としてチームを引っ張ってきた中野裕太は「4位以上は達成できたが、まだ上に3チームいて、さらにその上にトップリーグがある。満足せず、さらに上を目指す」と来季へ目標を見据えた。

 

(復興釜石新聞 2020年1月22日発行 第860号より)

 

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夢の聖火ランナーに、岩手県トライアスロン協会会長 三上さん〜五輪イヤーに大きな希望、6月18日 リレーでつなぐ

夢の聖火ランナーに、岩手県トライアスロン協会会長 三上さん〜五輪イヤーに大きな希望、6月18日 リレーでつなぐ

復興五輪”を盛り上げたいー。被災地での聖火リレーを楽しみに待つ三上雅弘さん

“復興五輪”を盛り上げたいー。被災地での聖火リレーを楽しみに待つ三上雅弘さん

 

 東京五輪・パラリンピックが開催される2020年が、いよいよ幕を開けた。「復興五輪」を掲げる同大会の注目の一つが、東日本大震災被災地での聖火リレー。公募で聖火ランナーに選ばれた釜石市大町の任期付き市職員三上雅弘さん(56)は「一生に一度のこと。夢のよう」と、幸運を手にした五輪イヤーに大きな希望を膨らませる。 

 

 全国47都道府県を巡る聖火リレーは3月26日の福島県を皮切りにスタート。岩手県は39番目の通過地で、6月17~19日までの3日間、28市町村の52・16キロ(264区間)で聖火がつながれる。三上さんは18日、岩泉町から陸前高田市まで沿岸8市町村で実施されるリレーで、いずれかの区間(1人約200メートル)を走ることが決まっている。

 

 一般公募ランナーの募集は昨夏行われ、5つの応募先(各都道府県実行委、リレー協賛4社)が設けられた。全てに応募した三上さんは、協賛の日本コカ・コーラ枠で当選を果たし、昨年12月25日に正式決定通知を受けた。

 

 応募フォームにはアピールポイントなどを書く作文欄がある。岩手県トライアスロン協会の会長を務める三上さんは、甚大な被害を受けた震災から立ち上がり、仲間と力を合わせ「釜石はまゆりトライアスロン国際大会」を復活させたことを書いた。

 

復活したはまゆりトライアスロンで笑顔満開の三上さん(前列左)=2015年

復活したはまゆりトライアスロンで笑顔満開の三上さん(前列左)=2015年

 

 釜石市内の走行コースは魚河岸から市民ホールTETTOまでの約1キロ。日本一7連覇の元新日鉄釜石ラグビー部で、現日本ラグビー協会会長の森重隆さん(68)ら2人が県推薦のランナーとして発表されており、「計算上、公募ランナーは3人走ることになるのではないか。できれば地元釜石のコースを走りたい」と三上さん。

 

 2011年の震災では、時計店を営んでいた只越町の店舗兼自宅が津波で全壊。定内町の仮設住宅で7年間暮らし、18年4月、大町に再建した自宅に移った。「被災後は多くの支援、応援を受け、ここまで来ることができた。1人ではなく、思いを寄せてくれた人たちみんなで走るというイメージで、聖火をつなげられたら」と願う。

 

 大会でのもう一つの楽しみは、2000年のシドニー五輪から採用されたトライアスロン競技。震災後の釜石大会には08年の北京五輪で歴代日本人最高の5位入賞を果たした井出樹里さん(36)が3年連続で出場し、最後のゴールまで選手を鼓舞する姿が選手、スタッフに勇気を与えた。「東京五輪から新たに男女のミックスリレーも行われる。いずれかで日本人がメダルに絡んでくれれば、競技の普及に弾みがつく」と期待を寄せる。

 

 釜石南高(現釜石高)時代はラグビー部に所属。ボランティアから始まった釜石のトライアスロンには選手、役員として長年携わり、ジョギングで鍛える健脚で仙人峠マラソン大会への出場も続ける三上さん。

 

 「スポーツは人の心を動かす大きな力がある。昨年のラグビーワールドカップ(W杯)同様、感動あふれる年になれば」

 

 ラグビーW杯から東京五輪へ―。世界的スポーツの祭典に心躍る1年が再び始まる。

 

(復興釜石新聞 2020年1月8日発行 第856号より)

 

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釜石中出身の菊池流帆選手、国内最高峰サッカーJ1へ〜天皇杯優勝の神戸に加入、J2山口から移籍

J1神戸に加入した菊池流帆選手はFC釜石の後輩とミニゲームを楽しむ=4日、釜石市球技場

J1神戸に加入した菊池流帆選手はFC釜石の後輩とミニゲームを楽しむ=4日、釜石市球技場

 

 サッカーJ2レノファ山口FC(山口県)からJ1ヴィッセル神戸(兵庫県)への加入が決まった釜石市出身の菊池流帆(りゅうほ)選手(23)は年末年始を故郷で過ごし、FC釜石の子どもたちと交流するなど新天地での活躍へ向けて英気を養った。釜石初のJ2リーガー菊池選手は、わずか1年で国内最高峰のJ1リーガーとなる。しかも神戸は、元日の第99回天皇杯サッカーで栄冠を手にしたチャンピオンチーム。「近い将来、日本代表やヨーロッパのチームに」という菊池選手の目標も現実味を帯びてきた。

 

 菊池選手は定内町の自営業菊池公威さん(49)、祐子さん(48)の長男。サッカーは幼児期から始め、小学校2年生でクラブチームに入団。優れた運動能力は、小佐野小6年の時にタグラグビー全国大会に出場するなどして証明した。釜石中1年からFC釜石(U―15)に入った時点で、プロになる決意を固めていた。

 

 高校サッカーの強豪・青森山田から大阪体育大へ進んだのは、目標に向けた選択。高校からDF(ディフェンス)プレーヤーとなり、大学では1メートル88センチ、体重80キロ前後の恵まれた体力を生かし、頭角を現した。3年生だった2017年夏、世界ユニバーシアード台北大会の優勝に貢献。4年生では関西大学リーグを制した。

 

 一昨年暮れ、J2レノファ山口と契約し、プロ入りの目標を達成した。山口では主としてリーグ後半から35試合に出場し、3得点を記録。1点は足技、2点は長身を生かしたヘディングで挙げた。

 

 その活躍に、J1神戸が獲得に乗り出した。菊池選手の移籍が発表されたのは昨年12月24日。年が明けた元日には、新国立競技場の「こけら落とし」ゲームとなった天皇杯で神戸は鹿島アントラーズを2―0で破り、初優勝した。

 

 神戸の中心選手には元スペイン代表で2010年のサッカーW杯優勝メンバー、アンドレス・イニエスタ、元ドイツ代表ルーカス・ポドルスキ、日本代表のMF山口蛍らがいる。

 

FC釜石の後輩と交流、正月休み 故郷で英気養う

 

 菊池選手は4日、FC釜石の後輩メンバーら50人とミニゲームを楽しみ、J1選手の強いボディーコンタクト、スピード、足技の片りんを示した。

 

 U―15のキャプテン佐守賢寿君(甲子中2年)は4歳からボールに触れ、小学生後半からGKに専念。「菊池さんのJ2での活躍はユーチューブで見ていた。フィジカルの強さが印象的で、J1に上がる可能性を思わせるプレーだった。もっと高いテクニック、強いフィジカル、スピードが求められる。神戸での活躍を見たい」と期待した。

 

 FC釜石で菊池さんを指導した小山善司さん(53)は「強い気持ちが、1年でJ1に押し上げた。すごいことだ。あのイニエスタとプレーするんだ」と、ため息交じりに語った。別の指導者は「J1、しかも天皇杯を獲得したばかりのヴィッセル神戸に入るなんて、流帆は“持っている”」と理想的なステップアップに驚いた。

 

 菊池選手は「子どもたちとゲームして楽しかった。(中学生は)ぼくのころより上手だ」と目を細めた。今後のJ1でのプレーには「すばらしいチームでプレーできる。臆せず、自分らしいプレーを貫き、日本代表に選ばれるようがんばる。(大震災を乗り越えた)子どもたちに勇気や希望を与えられる選手になりたい」と語った。

 

 サイン会には子どもや保護者が列をつくった。レノファ山口の公式サイトで、「神戸には成長するためではなく、成功しに行く」とファンとの別れの言葉をつづった菊池選手。色紙には、プロ選手としてのスタートを切った山口での背番号「49」を添え、新チームでの飛躍を期した。

 

 菊池選手は7日、家族と共に新天地の神戸へ向かった。

 

(復興釜石新聞 2020年1月8日発行 第856号より)

 

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トライアスロンの普及に尽力、東北を代表する大会に拡大〜岩手県体育協会、小林格也さんに功労賞

トライアスロンの普及に尽力、東北を代表する大会に拡大〜岩手県体育協会、小林格也さんに功労賞

表彰式で贈られた盾を手に受賞を喜ぶ小林格也さん

表彰式で贈られた盾を手に受賞を喜ぶ小林格也さん

 

 公益財団法人岩手県体育協会(達増拓也会長)の本年度表彰で、岩手県トライアスロン協会顧問の小林格也さん(80)=釜石市只越町=が「功労賞」を受賞した。釜石はまゆりトライアスロン国際大会を立ち上げるなど、本県におけるトライアスロン競技の普及・発展に尽力してきたことが高く評価された。小林さんは受賞を励みに、「競技のさらなる普及を」と意気込む。

 

 県体協の功労賞は「本県スポーツの普及振興に多大な業績をあげ、その功績が顕著な人」に贈られる。本年度は市町村体育協会推薦の13人、競技団体推薦の21人が受賞し、先月、盛岡市で表彰式が行われた。

 

 1986年、47歳で競技を始めた小林さんは、87年に県内の競技者と岩手県トライアスロンクラブを発足。地元釜石の競技人口を増やそうと仲間を集め、同好会も作った。釜石では競技自体、ほとんど知られていない中、全国大会開催を目指し、89年に釜石トライアスロン協会を設立(会長就任)。90年、鵜住居町根浜海岸を主会場とする第1回大会にこぎつけた。

 

 3回目からは国際大会として外国人選手も招き、出場者350人規模に拡大。第7回大会には史上最多の430人もの申し込みを記録した。小林さんは93年に設立された県協会でも会長を務め、同大会を東北を代表するレースに育て上げた。

 

 2010年までに21回を数えた大会は、11年の東日本大震災で中断を余儀なくされたが、翌年から復活への取り組みをスタート。15年には22回大会を実現し、16年の岩手国体では、正式競技となったトライアスロンの成功にも貢献した。

 

 同功労賞は所属団体の役員を20年以上務める功績者(故人含む)らが対象。小林さんは釜石協会会長として09年にも受賞しており、今回が2回目の表彰。「1回もらっているので驚いた。今回は震災を乗り越え、活動を継続していることも評価されたのでは」と推測。トライアスロンは国内で大会が開かれるようになって40年に満たない、歴史としてはまだ新しいスポーツ。「普及には時間がかかる。大会を継続することが何より重要。震災後、東北6県の大会は参加者が減った。課題を克服しながら次の世代につなげていきたい」と小林さん。

 

 震災復興10年目となる来年は、根浜海岸の砂浜再生事業が完了する見込み。「今まで以上の大会ができるよう、受け入れをしっかり頑張っていく。小・中学生のちびっこトライアスロンもいずれ復活できたら」。5年後に迎える30回大会を見据え、記念誌発行のため、津波で失った記録の収集にも努める。

 

 本年度の同功労賞は釜石市体育協会推薦で、熊倉扶美雄さんも受賞している。

 

(復興釜石新聞 2019年12月18日発行 第851号より)

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