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CINEPIT映画上映会「コーダ あいのうた」

CINEPIT映画上映会「コーダ あいのうた」
 

CINEPIT映画上映会「コーダ あいのうた」チラシ(PDFファイル/739kB)

 

各公演後、釜石市の手話サークル「橋」とアマチュアバンド「ブラック★かまリンズ」「釜石高校音楽部」による手話コンサート(約15分)がございます。

 

入場時の検温、名簿記載、手指消毒、マスク着用への記載のご協力をお願いいたします。
※CINEPITにおきましては、当面の間は引き続きマスクの着用をお願いします(未就学児及び特別な事情がある場合を除く)

 

 

上映時間

2022年7月18日(月・祝)
① 10:00〜11:55
② 13:30〜15:25
※開場は30分前となります。
※上映終了後、手話コンサートがございます。(約15分)
会場 釜石PIT(60席)
料金 一般1,000円 中高生500円(小学生以下無料、保護者同伴に限ります)
PG12:12歳未満の年少者の観覧には、親または保護者の助言・指導が必要

主催

釜石まちづくり株式会社
上映コーディネート:みやこ映画生活共同組合

お問い合わせ

釜石まちづくり株式会社 TEL 0193-22-3607
作品に関して:みやこ映画生活共同組合 TEL 0193-64-5588

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

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ちょっと待って! 詐欺被害防止、客へ声かけ訓練 釜石署とコンビニ連携

コンビニ店で行われた特殊詐欺被害を防ぐ声かけ訓練

コンビニ店で行われた特殊詐欺被害を防ぐ声かけ訓練

 
 医療費や保険金の還付金があるなどとしてコンビニエンスストアのATM(現金自動預払機)から現金を振り込ませる還付金詐欺、有料サイトの利用料金未納分の支払いを求めるメールやハガキを送ってコンビニで電子マネーギフト券などを購入させて番号を聞き出す架空料金請求詐欺など、コンビニを使った特殊詐欺の被害が全国的に多発している。釜石警察署(前川剛署長)は22日、釜石市松原町の「セブンイレブン釜石松原店」で高額の電子マネーを購入させる特殊詐欺被害を防ぐ声かけ訓練を行った。
 
 署員が客(被害者)役を務め、同店の女性店員が注意喚起役を担当した。客は携帯電話で話しながら入店し、電話口の相手から指示を受けながらATMを操作。現金をおろした後、電子マネーの棚から10万円分の同ギフト券を取り、レジへ向かった。店員は詐欺被害への注意を促すチェックシートを示しながら「高額で心配。確認させてください」と声を掛け、購入理由や不審点などを聞き取り、警察に通報。駆け付けた署員が詳しい事情を聴いて、被害を防いでいた。
 
電話をしながら電子マネーを購入しようとする客に目を向ける店員(奥)

電話をしながら電子マネーを購入しようとする客に目を向ける店員(奥)

 
レジ前では女性店員(左)が被害者役の署員を粘り強く説得した

レジ前では女性店員(左)が被害者役の署員を粘り強く説得した

 
 訓練で対応にあたった店員の井戸麻美さん(28)は「被害者役の人は焦っていて強引。信じ込んでしまっているようだった」と振り返った。「息子から頼まれた」「でも電話してきたのは別人」「30万円の支払いが今なら10万円でいいと言っている」「10万円がだめなら、5万円だったらいいのか」など、おかしな言動が気になり、粘り強く説得した。
 
 客は納得がいかない様子だったが、署員の姿を確認すると、「言いにくいが、実は…ある画像を見てしまって」と打ち明けた。井戸さんは「(客が)本当のことを言っているのか、分からない。詐欺だと認めてもらい、警察を呼べるか、判断が難しい。とにかく、おかしいなと思えることが大事。電子マネーに関わらず、電話でお金の話をしていたら、近づいて様子を見るようにした方がいい」と認識した。
 
対応した店員は駆け付けた警察官に状況を伝えた

対応した店員は駆け付けた警察官に状況を伝えた

 
 チェックシートは県警と県コンビニエンスストア等防犯対策協議会連合会が作成し、県内のコンビニなどに配布。そこには「ちょっと待って!」「訴訟を起こすというハガキが送られてきた」「電子ギフト券を買うよう指示された」「それは詐欺!」などと書かれ、注意を喚起している。井戸さんは「言葉だけで伝えるより、シートを見せることでお客様に考える時間を持ってもらえる」と実感した。
 
 同署生活安全課の小田島徹課長は「実際のところ、声を掛けるというのは難しいと思う。訓練という形で声掛けを体験することでハードルを下げ、気になる客に勇気を持って声を掛けてほしい。シンプルにまとめたチェックシートがその手助けになれば。いつか被害防止につながる」と期待する。
 
コンビニなどに配布されている特殊詐欺被害防止チェックシート

コンビニなどに配布されている特殊詐欺被害防止チェックシート

 
 県内で今年5月末までの特殊詐欺認知件数は11件(前年同期比6件減)で、被害額は5791万円(同比4399万円増)。架空料金請求詐欺、キャッシュカードを別のカード類とすり替えて盗む「キャッシュカード詐欺盗」が各4件、還付金詐欺が3件で、被害額の約9割が架空料金請求によるものとなっている。
 
 釜石署管内では今年、被害は確認されていない。特殊詐欺の手口は巧妙化し、複数の方法を組み合わせて複雑化しており、「詐欺に気づく力が必要。昨年は1件、数百万円の被害があった。本人だけでなく、家族に高齢者がいれば、身近で起こるかもしれない。家族間の話題として話し合ってほしい」と小田島課長。新型コロナウイルス禍で控えていたスーパーなどでのチラシ配布による啓発活動を再開する予定で、「広報媒体を通じ意識付けし、被害を食い止めていきたい」と力を込めた。

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コロナ禍3年目 感染防止対策継続し8競技で熱戦~釜石大槌地区中総体~

釜石大槌地区中学校総合体育大会=18日

釜石大槌地区中学校総合体育大会=18日

 
 2022年度釜石大槌地区中学校総合体育大会(中総体)は18日、地区内の公共体育施設や学校施設で行われた。新型コロナウイルス禍での大会開催は今年で3年目。会場形態により一部競技は保護者の観戦制限が緩和されたが、各種対策の徹底は今も続く。入学時からコロナ対策をしながら部活動を続けてきた3年生。さまざまな苦労を乗り越えながら迎えた集大成の大会で、これまで培った技と力を存分に発揮した。
 
 少子化による生徒数の減少などで、団体競技は他校との合同チームでの出場が目立つ同大会。本大会は、サッカーで対戦のための人数がそろわず地区予選を断念。8競技での大会開催となった。
 
ソフトテニス男子は釜石、大槌の2校が県大会出場権をかけ対戦=大槌高

ソフトテニス男子は釜石、大槌の2校が県大会出場権をかけ対戦=大槌高

 
昨年の新人戦に続く優勝を目指す甲子女子ソフトテニス

昨年の新人戦に続く優勝を目指す甲子女子ソフトテニス

 
 釜石市の平田公園野球場で行われた軟式野球は出場4チーム中、2チームが合同チーム。1回戦の「大平・唐丹」対「釜石」の試合は規定の7回を終えた時点で1-1の同点。延長戦は無死1、2塁の状態から1イニングを行い、得点の多いチームを勝ちとする特別ルール(タイブレーク方式)で行われ、2点を追加した大平・唐丹が延長8回3-1で勝利した。
 
延長戦で追加点を上げる大平・唐丹合同チーム=平田公園野球場

延長戦で追加点を上げる大平・唐丹合同チーム=平田公園野球場

 
 スタンドでの保護者観戦が可能となり、初めて間近で次男快君(大平中3年)の雄姿を目にした金野悟さん(52)は喜びを口にし、「スポ少から一緒に頑張ってきたメンバーなので、最後に優勝できれば。今までの練習の成果を存分に発揮してほしい」と選手たちにエール。
 
 決勝は「大平・唐丹」と「大槌・吉里吉里・釜石東」の合同チーム対戦となり、10-0(5回コールド)で大平・唐丹が勝利。県大会出場を決めた。唐丹の野球部員4人は授業後、大平中に通い練習を重ねてきた。唯一の3年生岩澤優真君は「最後の中総体で県大会出場を決められてうれしい」と笑顔。スポ少時は捕手だったが、中学から投手に転向。「コントロールに苦戦したが、昨年の新人戦から改善して今回はいい形で終わることができた。県大会も優勝目指して頑張る」と意気込んだ。
 
昨年の新人戦に次ぐ優勝を収めた大平・唐丹合同チーム

昨年の新人戦に次ぐ優勝を収めた大平・唐丹合同チーム

 
選手の頑張りを拍手でたたえる保護者

選手の頑張りを拍手でたたえる保護者

 
 市民体育館を会場としていたバドミントンは、地震の影響で同館が使用できないため、本大会は男子が唐丹中、女子は大平中の体育館で試合が行われた。男子は3校、女子は5校が出場。団体戦(2複1単)は総当たりのリーグ戦、個人戦は単複ともトーナメント戦で優勝を競った。
 
 昨年の新人戦に続く優勝を狙う大平女子は団体の初戦で、緊張から動きに少し硬さが見られたものの、徐々に本領を発揮。堀内唯花キャプテン(3年)は「新人戦以降、個々の実力を上げられるよう基礎メニューを頑張った。もっと力を出せる」。松下怜桜愛(れおら)部長(同)は「一心不乱、ネバーギブアップをスローガンにやってきた。最後まであきらめない」と勝利への執念を見せた。結果は、大平が団体、個人(単・複)ともに優勝。県大会初戦突破を目標に掲げ、さらなる精進を誓った。
 
バドミントン女子は大平中体育館で熱戦を繰り広げた

バドミントン女子は大平中体育館で熱戦を繰り広げた

 
団体初戦のダブルスに挑む大平女子のペア

団体初戦のダブルスに挑む大平女子のペア

 
 バスケットボールは大槌学園体育館が会場。男子4校、女子3校が出場した。男子の注目は、昨年の新人戦で地区代表として県大会に進み、初優勝を成し遂げた釜石。本大会決勝は152-21の大差で大平を制し、安定の実力で県大会出場権を手にした。
 
 鈴木琥太郎キャプテン(3年)は「冬場はみんなで走り体力をつけた。持ち味のディフェンスの強度をさらに上げ、全員の攻撃力アップにも力を入れてきた」と昨秋からの成長ぶりを強調。小澤歩武主将(同)も「キャプテンを中心にまとまり、声を掛け合ってチームプレーができている」と仕上がりに自信をのぞかせる。次に狙うは2回目の県制覇。「県大会優勝。東北ベスト4」という目標達成に向け、「簡単ではないが、しっかり足元を固めて一戦一戦集中して戦っていきたい」と小澤主将。
 
バスケットボール男子決勝「釜石(白)―大平」=大槌学園

バスケットボール男子決勝「釜石(白)―大平」=大槌学園

 
次の目標「県大会優勝」へ士気を高める釜石中男子バスケットボール部

次の目標「県大会優勝」へ士気を高める釜石中男子バスケットボール部

 
 各競技の地区代表が出場する県中総体は7月16~18日に県内各会場で開催される。

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子育てママも生き生きと仕事ができる釜石へ テレワーカー育成研修スタート

子育て中の女性を対象とした「テレワーカー育成プログラム」研修

子育て中の女性を対象とした「テレワーカー育成プログラム」研修

 
 子育て中でもキャリアアップをあきらめない―。釜石市は未就学児を持つ母親を対象に、在宅で柔軟に仕事ができる「テレワーカー」の育成プログラムを始めた。子育てと仕事を両立しながら自分らしく働きたい女性たちを応援する。全5回の講座で、仕事に必要なパソコンスキルや遠隔でも受注可能な業務を学び、人材需要が高まっているWebマーケティングなどでの就労を目指す。
 
 20日、大町の市民ホールTETTOで1回目の講座が開かれ、応募した釜石、大槌、遠野3市町の女性16人が参加。開講に先立ち、野田武則市長は「テレワーク導入は新たなまちづくりへの大きな転換点。第1号となる皆さんにロールモデルを示していただきたい」と激励した。
 
 初回はテレワークの種類(雇用型、自営型)や仕事受注のポイントを学んだ後、今後のキャリアプランを考えるワークショップが行われた。過去の仕事や活動を振り返り、自分の強みを把握。子どもの成長なども見据え、5年後のなりたい自分を思い描きながら、働き方や収入の目標を立てた。グループワークでは仕事をする上での悩みや思いも共有した。
 
講師を務めるLIFULL地方創生推進部FaMグループの秋庭麻衣さんが講座内容を説明

講師を務めるLIFULL地方創生推進部FaMグループの秋庭麻衣さんが講座内容を説明

 
 同市は今年2月、子連れワークの環境整備で実績のある東京都の不動産情報サービス業、LIFULL(ライフル、井上高志社長)と連携協定を締結。子どもを保育施設に預けなくても仕事ができる体制構築への一歩として、今回の人材育成プログラムに着手した。同社の社員が研修の講師を務め、地域パートナーとして同市のロコフィル(佐藤薫代表社員)がサポートにあたる。本年度中に空き家を活用した子連れワーク可能なオフィスも整備する予定。
 
 事業を担当する市総合政策課オープンシティ推進室の金野尚史室長は「子育てと仕事の両立に悩み、一歩踏み出せないでいる女性たちはまだまだ多いと実感。本事業を皮切りにそうした閉塞感を打破し、子育て中でも生き生きと働ける環境を整えたい。釜石に来れば、こんな働き方ができるというような移住促進のモデルにもなれば」と今後の展開に期待を寄せる。

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自転車安全利用モデル校・釜石商工高に指定書交付 釜石署「地域の見本に」

「自転車安全利用モデル校」の指定書を手にする釜石商工高の浦島君(中)と伊東校長(右)、釜石署の田中課長

「自転車安全利用モデル校」の指定書を手にする釜石商工高の浦島君(中)と伊東校長(右)、釜石署の田中課長

  
 釜石商工高(伊東道夫校長、生徒201人)は2022年度、釜石警察署から釜石地区「自転車安全利用モデル校」の指定を受けた。釜石市大平町の同校で15日、指定書の交付式があり、釜石署交通課の田中慎也課長が交通安全委員長の浦島真央君(3年)に指定書を伝達。生徒たちは自転車を利用する際の交通規範意識を高めた。
   
 同校では、生徒45人が通学に自転車を利用する。浦島君も2年生までは自転車通学をしていて、学校への通学路は坂道や狭い道が多いうえ、国道45号は車の交通量も多く注意が必要だと実感。経験を伝えながら、自転車の点検や車の送迎場での歩行者誘導、安全確認の徹底など呼び掛けに力を入れる考えで、「地域の一員として全校生徒で交通安全に努めたい」と意気込む。
   
田中課長から指定書を受け取り交通安全意識を高める浦島君(左)

田中課長から指定書を受け取り交通安全意識を高める浦島君(左)

  
 釜石署管内で自転車利用者の人身事故は年間5~6件ほどで、昨年は4件だった。今年は2件発生しており、年代は50代と80代。事故の形態と原因は出会い頭の衝突、不十分な安全確認が目立つといい、田中課長は「若いうちからの意識向上が重要になる。マナーの良い行動をすることで見本となり、地域の交通安全を引っ張ってほしい」と期待する。
   
 指定書は釜石市交通安全対策協議会(会長・野田武則市長)、釜石地区交通安全協会(菊池重人会長)、釜石署(前川剛署長)の3者連名による。基本的な交通ルールを正しく理解し、地域の模範となる行動や学校での自主的な交通安全活動の促進を目的にする。同校のほか、釜石中も同モデル校の指定を受けている。

かまいし軽トラ市

令和4年度「かまいし軽トラ市」第1回

令和4年度「かまいし軽トラ市」

 

釜石市では、市内産農産物・加工品等の販売を行う「かまいし軽トラ市」を開催します。各店舗で購入した際にもらえるスタンプを集めると、景品がもらえるスタンプラリーも実施します。釜石の“美味しいモノ”が大集結した軽トラ市にぜひお越しください。

1.日時・場所

6月から11月までの期間、月1回(日曜日)開催。
 
第1回 6月26日(日) 9:00~11:00 市民ホールTETTO前広場
第2回 7月24日(日) 9:00~11:00 うのすまいトモス前広場
第3回 8月28日(日) 9:00~11:00 市民ホールTETTO前広場
第4回 9月25日(日) 9:00~11:00 うのすまいトモス前広場
第5回 10月23日(日) 9:00~11:00 市民ホールTETTO前広場
第6回 11月13日(日) 9:00~11:00 市民ホールTETTO前広場
 
※新型コロナウイルス感染症対策としてマスク着用・手指消毒・会場での検温にご協力をお願いします。
※市内の感染状況によっては、中止とする場合があります。

2.内容

【第1回 6月26日(日)開催内容】
①軽トラ等による市内産農産物、加工品、工芸品、水産加工品の販売(11店舗)
②スタンプラリーの実施 (市内産農産物プレゼント)
③菌床しいたけ詰め放題の実施
R4第1回出店者紹介および会場図[PDF:513KB]

4.出店申込

・出店希望者は、開催要領をご確認の上、申請書を提出して下さい。
・出店登録は随時受付、出店申込は各回の2週間前の金曜日(ただし、第1回は1週間前)を締切とします。
令和4年度かまいし軽トラ市開催要領[PDF:693KB]
令和4年度かまいし軽トラ市出店申込様式[XLS:239KB]

この記事に関するお問い合わせ
産業振興部 水産農林課 農業振興係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8426 / Fax 0193-22-1255 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2021051400036/
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東北つなぐ「絆ウオーク」 復興支援に感謝込め、釜石から元気発信

釜石で展開された「絆ウオーク」。参加者はゴール地点を目指して歩を進めた

釜石で展開された「絆ウオーク」。参加者はゴール地点を目指して歩を進めた

  
 東日本大震災被災地の復興と発展支援を目的に東北4県を歩いて巡る「絆ウオーク」が15日、釜石市に到着した。釜石市ウオーキング協会(桝井昇会長)の会員らが大船渡市側から引き継いだシンボルフラッグを掲げ、市内を3日間の日程で実踏。復興支援に感謝を込め元気に歩き、心の復興を願う絆のリレーを担った。25日には同協会員らが県内陸部の愛好者らを先導し、大槌町から山田町を歩行。三陸鉄道陸中山田駅で宮古地区を担当する実踏隊にフラッグを託す。
  
 絆ウオークは日本ウオーキング協会などでつくる東北復興支援運動体実行委員会が主催。「被災地の今を知り、知らせる」をテーマに掲げ、福島県相馬市から青森県八戸市までの約570キロを4県のウオーキング協会員らでつくる実踏隊がリレー方式で踏破する。相馬市を2021年3月に出発。本県での実施は昨年9月の予定だったが、新型コロナウイルス禍で延期していた。今回、5日に本県入り。陸前高田市、大船渡市と歩をつないできた。
  
釜石市の桝井会長(左)にシンボルフラッグを引き渡す大船渡市の佐々木会長(右)

釜石市の桝井会長(左)にシンボルフラッグを引き渡す大船渡市の佐々木会長(右)

  
 15日は、大船渡市歩こう会(佐々木一郎会長)の会員7人が三陸町の三陸鉄道吉浜駅を出発し、釜石・唐丹町の同唐丹駅に移動。釜石市協会、民話のまち遠野ウオーキング協会(荻野七朗会長)の会員ら34人が出迎えた。唐丹駅前の広場で引き継ぎ式。佐々木会長(79)は、歩行中に掲げ続けたシンボルフラッグを桝井会長(81)に手渡し、「脈々とつないできた復興の歩み、被災地の願い、絆を引き継いでほしい」と思いを伝えた。
  
思いをつないできた小旗の引き継ぎも行われた

思いをつないできた小旗の引き継ぎも行われた

  
「歩くぞー!」。出発前に気合を入れる参加者たち

「歩くぞー!」。出発前に気合を入れる参加者たち

  
 「一歩ずつ」「ガンバロウ!」「リフレッシュしながら楽しんで歩こう」などと、これまでの参加者が思いを書き込んだ小旗、横断幕の引き渡しも受け、釜石地区のリレーウオークがスタート。初日は3会の会員たちが、JR釜石駅までの13キロを歩いた。唐丹町では片岸地区の防潮堤、小白浜地区の復興住宅、漁港を通り、まちの変化、なりわいの再生を確認。復興に力を合わせた10余年の出来事や日常の大切さをかみしめつつ、元気に歩を進めた。
  
唐丹町に整備された防潮堤沿いを歩く釜石市協会員ら。余裕の笑顔が見える

唐丹町に整備された防潮堤沿いを歩く釜石市協会員ら。余裕の笑顔が見える

  
遠野協会の会員らもにこやかな表情でスタートを切った

遠野協会の会員らもにこやかな表情でスタートを切った

  
力強い足取りで漁港周辺を進む大船渡歩こう会メンバー

力強い足取りで漁港周辺を進む大船渡歩こう会メンバー

  
 釜石市協会の藤原巴さん(78)も元気ハツラツ。震災で自宅を失い、生活再建の場とした嬉石町が今回のウオークコースになった。「本当にいろんなことが変わった。それでも今も元気に歩けている。たくさんの仲間と楽しく歩くことができた」と目を細めた。今年から同協会に本格参加する山田町の千代川礼子さん(68)も震災で自宅が床下浸水した。「東北の人たちと思いや元気をつないでいくのがいい」と充実感をにじませた。
  
 震災時に遠野市は、津波被害を受けた三陸沿岸の後方支援拠点として大きな役割を果たした。遠野協会事務局長の臼井悦男さん(74)は、歩くことで隣接する両市の縁を再認識。「一区間だが、旗をつなぐ役割を担うことができた。穏やかな海沿いを歩き、気分も爽やか」と晴れやかな表情を見せた。
  
参加者は国道45号の上り坂にも負けずグングンと歩く

参加者は国道45号の上り坂にも負けずグングンと歩く

  
 釜石市協会は唐丹―陸中山田駅間の48キロを担当。桝井会長は「多くの温かい支援をいただいた。まちの復興と合わせ、そこで暮らす人たちの元気で前向きな姿を発信したい」と思いを込める。

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避難所見直しへ、釜石市 最大クラス津波想定 県公表を受け説明会

津波浸水想定について質問や意見が相次いだ住民説明会

津波浸水想定について質問や意見が相次いだ住民説明会

 
 釜石市で18日、県が今年3月に公表した最大クラスの津波浸水想定に関する住民説明会が始まった。同日は新町の双葉小体育館で開かれ、甲子・小佐野・中妻地区の住民約40人が参加。東日本大震災時に浸水しなかった地域に被害が及ぶ可能性が示され、避難のあり方をあらためて考えた。説明会は地区別に計4回開催。参加者から上がった意見を緊急避難場所などの見直しに反映させる。
 
 市防災危機管理課の川﨑浩二課長が、県がシミュレーションに使用した条件などを解説。満潮時に震災や日本海溝など最大クラスの津波が発生し、地盤沈下が起きて防潮堤が破壊された場合の地区ごとの浸水深などを伝えた。
 
参加者は資料を確認しながら説明にじっと耳を傾けた

参加者は資料を確認しながら説明にじっと耳を傾けた

 
中妻地区は海まで2キロ強あり、震災の津波では浸水しなかった。2020年9月に内閣府が公表した最大級の津波浸水想定で、海に近い千鳥町や中妻町が新たに浸水区域に入っていた。今回の県想定では、上中島町の一部まで浸水の範囲が広がり、地区の拠点避難所となる公共施設も最大で5~10メートルの浸水の可能性があると示された。
 
 「そういう想定を示されても、逃げない人は逃げない。大丈夫だと思っている人が多い」と口を開いたのは千鳥町の男性。住民間の温度差を感じている様子で、危機感や避難の必要性を認識させるような情報伝達の在り方を考えてほしいと要望した。中妻町の男性も「浸水範囲や深さを色分けした図面で示されてもピンとこない」と指摘。鵜住居町の学校にある高台避難を促す目印ラインを例に、「ハザードマップを見える化するのはどうか。いつも意識できるようになる」と提案した。
 
中妻町や上中島町など釜石地区(西部)の防潮堤が破堤した場合の県津波浸水想定

中妻町や上中島町など釜石地区(西部)の防潮堤が破堤した場合の県津波浸水想定

 
 鈴子町の佐々木眞さん(69)は、津波緊急避難場所とされている最寄りの市教育センターが6・0メートル浸水するとの想定に不安を感じた様子。「避難場所を定める際の最低必要条件や津波到達時間の目安など、われわれが取るべき行動の指標をはっきりしてほしい」と求めた。
 
 市内陸部の野田町に暮らす小菅幸江さん(41)は職場が海に近い松原町にあり、新たな津波想定が気になり参加。震災時に避難した松原公園が、今回の想定では1・0メートル浸水すると分かった。従業員の命を守る取り組みを考える立場にあるといい、「想定を社内で共有し、避難訓練のあり方も考え直さなければ」と気を引き締めた。震災後に生まれた子どもにも当時の様子を伝えるようにしていて、「自分の命を守れるように」と願っている。
 
説明会で上がった住民の声を避難方法の見直しに役立てる

説明会で上がった住民の声を避難方法の見直しに役立てる

 
 市は、県の公表を受けて、津波浸水想定の分析や津波緊急避難場所(市内84カ所)の浸水状況調査、拠点避難所(同19カ所)の確認を進めている。今回の説明会のほか、開催中の各地域会議や復興まちづくり協議会でも説明を重ね、市民の声を聞きながら避難場所や避難経路などを見直す方針。9月をめどにウェブ版の市ハザードマップを更新、見直し結果を市広報紙で周知する。
 
 住民説明会は各回午前10時から1時間を予定。日にちと場所は次の通り(かっこ内は対象地区)。
■6月25日 釜石東中体育館(鵜住居、栗橋)
■7月9日 市民ホール(本庁、平田)
■7月23日 唐丹中体育館(唐丹)

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パワーリフティング・関村駿央さん(釜石) 北日本の大会 初出場で準優勝

北海道・東北ブロック選抜パワーリフティング選手権で初めて準優勝した関村駿央さん

北海道・東北ブロック選抜パワーリフティング選手権で初めて準優勝した関村駿央さん

 
 釜石市の関村駿央(としひろ)さん(31)=釜石警察署勤務=は、5月29日に青森県藤崎町で開かれた第7回北海道・東北ブロック選抜パワーリフティング選手権大会(2022とちぎ国体最終予選会)105キロ級で準優勝に輝いた。全国トップレベルの選手がそろう大会に初めて出場し、上位に食い込む実力を見せた関村さん。目標とする国体出場は逃したが、今後につながる大きな手応えを感じ、さらなる高みを目指す。
 
 パワーリフティングはウエイトトレーニングの集大成とされる競技で、スクワット(脚力)、ベンチプレス(腕力)、デッドリフト(背筋力)の3種目を行い、持ち上げたバーベルの総重量を競う。
 
バーベルを肩に担ぎ、規定の深さまでしゃがんだ後、立ち上がる「スクワット」

バーベルを肩に担ぎ、規定の深さまでしゃがんだ後、立ち上がる「スクワット」

 
ベンチ台に寝てバーベルを胸まで下ろした後、押し上げる「ベンチプレス」

ベンチ台に寝てバーベルを胸まで下ろした後、押し上げる「ベンチプレス」

 
床に置いてあるバーベルを直立姿勢まで引き上げる「デッドリフト」

床に置いてあるバーベルを直立姿勢まで引き上げる「デッドリフト」

 
 関村さんは、本格的な大会出場となった昨年11月の県予選(北上市)で優勝。7道県の代表が集まる同大会では、スクワット250キロ、ベンチプレス170キロ、デッドリフト260キロの計680キロを挙げ、準優勝した。優勝者との差は90キロ。「最初の大きな大会にしては目標とした記録は出せたのではないか」。他の出場者は「この世界では有名な人たちばかり」という、強豪ひしめく中での競技経験を大きなステップと捉える。
 
市営プール内のトレーニングルームで練習に励む関村駿央さん

市営プール内のトレーニングルームで練習に励む関村駿央さん

 
 幼稚園から高校まで水泳に励んだ関村さんは、大学入学と同時に陸上のハンマー投げに転向。体づくりのため、本格的に筋力トレーニングを始めた。やるほどに力がついていくことが楽しくなり、卒業後も警察官として働く傍らトレーニングを継続。自宅に機器をそろえるほか、釜石赴任後は市営プールのトレーニングルームや大船渡市の24時間営業の施設などに出向き鍛錬を続ける。
 
 身長175センチ、体重98キロ。トレーニングの成果は体格にも如実に表れ、高校卒業時の65キロから大幅に増量。3年ほど前から大会出場を目指すようになり、競技を意識した練習に励む。現在の自己ベストはスクワット270キロ、ベンチプレス180キロ、デッドリフト275キロ。
 
体幹、腕、脚の筋肉が日ごろのトレーニングの成果を物語る

体幹、腕、脚の筋肉が日ごろのトレーニングの成果を物語る

 
 今後の目標に掲げるのは、大会で総重量700キロ以上を出すこと。自身の体重は現階級では軽いほうで、「少し減量して1つ下の階級でトップを狙ったほうが、本来の力を出せるのかも」と戦い方を探る。国体選手になることも大きな目標の一つ。関村さんは全日本大会出場のための標準記録(105キロ級では650キロ)をクリアしており、今後、国体を含む全国大会出場がかなえば、上位入賞も期待される。
 
関村さんの今後の活躍に地元関係者も注目する

関村さんの今後の活躍に地元関係者も注目する

 
 地元競技関係者によると、本県からは過去にベンチプレスの世界大会やアジア大会、国体パワーリフティングの優勝者も出ており、全国的に見てもレベルの高さが際立つ。「身近に先駆者がいることで上を目指して頑張る人たちが増え、県全体の底上げが図られているのでは」。
 
 釜石市内から大会に出ている人はまだ少ないが、“予備軍”は10人以上。関係者が願うのは、誰でも気軽に利用可能なトレーニング施設の整備。筋力トレーニングはパワーリフティング競技を目指す人だけでなく、あらゆるスポーツに必要な体づくりの基本。「他市では公共の体育館にトレーニング施設が併設されるなど恵まれた環境がある。釜石から東北、全国の舞台で活躍する選手を輩出するためにも、地元に充実した施設が欲しい。全日本クラスの大会やスポーツ合宿誘致にもそうした施設は絶対必要」と話す。

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小川川ワッカラ淵で水生生物調査 釜石小4年生が郷土の河川環境学ぶ

釜石小4年生が取り組んだ水生生物調査=13日

釜石小4年生が取り組んだ水生生物調査=13日

 
 釜石小(及川靖浩校長、児童92人)の4年生20人は13日、釜石市の小川川中流、ワッカラ淵で水生生物調査を行った。郷土の自然への理解を深め、環境保全意識を育むことなどを狙いとした総合的な学習の一環。児童らは水中にすむ小さな生き物を探し、見つかった種類から川の水質を判定する調査を体験した。
 
 調査学習には市生活環境課とまちづくり課の職員が協力。県環境アドバイザーの加藤直子さん(かまいし環境ネットワーク代表)が講師を務めた。児童らは5月に事前学習も行い、加藤さんから水辺にすむ生き物なども教わっている。
 
講師の加藤直子さんらが調査の仕方について説明

講師の加藤直子さんらが調査の仕方について説明

 
 この日は6班に分かれて生き物を採集。川底の石を拾い上げ目を凝らすと、さまざまな生き物が見つかった。児童らは普段あまり見かけない姿かたちをした生き物に興味津々。水を張ったバットに入れてじっくり観察した。
 
川に入り、生き物がくっ付いていそうな石を探す

川に入り、生き物がくっ付いていそうな石を探す

 
「何かいる~!」。発見した生き物は?

「何かいる~!」。発見した生き物は?

 
見つけた生き物を見せ合いっこ!

見つけた生き物を見せ合いっこ!

 
 約40分間、生き物探しを楽しんだ後は、班ごとに水生生物表と照らし合わせ、調査票に記入。最後に全員で確認した。水質階級は見つかった種類と数が多かった種類の合計で判定される。階級は▽きれいな水▽ややきれいな水▽きたない水▽とてもきたない水―の4つ。児童らが見つけたのはカワゲラ類、ヒラタカゲロウ類、ナガレトビケラ類など「きれいな水」にすむ生き物が多く、小川川は「きれいな川」であることが分かった。この日は、清流にすみ、美しい鳴き声が特徴のカジカガエルの声も確認。卵も見ることができた。
 
水生生物表の写真と見比べ、見つけた生物を特定

水生生物表の写真と見比べ、見つけた生物を特定

 
最後は各班から出された情報を基に水質判定

最後は各班から出された情報を基に水質判定

 
 中澤朋哉君は「初めて見る生き物がたくさんいた。地域の川がきれいだと聞いてうれしい。川を守るためにも、ごみはちゃんと決められた所に捨てたい」。藤元美和さんは「最初は水が濁っている感じがして汚いのかと思ったけど、(きれいな水にすむ)ヘビトンボ(幼虫)も見つけて、きれいな川だと分かった。環境のために自分でできることをしていきたい」と意識を高めた。
 
 「川には一生懸命生きている虫たちがいる。ワッカラ淵にはきれいな水でないと生きていけないホタルもいる。家に帰ったら、川を汚さないためにどうすべきか家族で話し合ってみて」と加藤さん。自然に親しみ、生き生きとした表情を見せる児童らを目の当たりにし、「生で本物に触れる大切さを常々感じていた。子どもたちにこういう機会をたくさん作ってあげてほしい」と願った。

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「ホタルの里」再生へ 小川川ワッカラ淵に地元町内会が餌のカワニナ放流

ゲンジボタルの餌となるカワニナの放流=小川川

ゲンジボタルの餌となるカワニナの放流=小川川

 
 釜石市内有数のゲンジボタルの生息地として知られる小川川。東日本大震災後の周辺環境の変化で数が減ってしまったホタルの光を取り戻そうと、地域住民らが川の環境再生に乗り出した。12日、地元の中小川町内会(佐々木正雪会長、280世帯)が、ホタルの幼虫の餌となる「カワニナ」の放流会を開き、住民ら約40人が参加。以前、目にした美しい光景の復活へ期待を高めた。
 
 ホタル観察会も開かれる中流域の通称・ワッカラ淵が放流会場。始めに、釜石ホタル友の会の臼澤良一会長(73)がホタルの一生や発光の仕組みについて説明した。ホタルは卵から成虫になるまで約1年を要する。幼虫は約10カ月間、水中で生活。ゲンジボタルの幼虫は巻き貝の「カワニナ」を食べて成長する。カワニナは、きれいな川の指標にもなる生物で、ゲンジボタルの生息には良好な水質の河川環境が欠かせない。
 
参加者は初めにホタルの生態について学んだ

参加者は初めにホタルの生態について学んだ

 
ゲンジボタルの幼虫が食べる巻き貝「カワニナ」

ゲンジボタルの幼虫が食べる巻き貝「カワニナ」

 
 震災前、無数のホタルが飛び交い、市民らの目を楽しませていた小川川だが、近年はその数が激減。震災後の流域への仮設住宅整備や台風豪雨の影響とみられる河川環境の変化が要因と考えられ、「そもそも餌のカワニナ自体がいなくなってしまった」という。
 
 再びホタルを増やす方策を模索する中、佐々木会長(72)が今年3月、上流域でカワニナの繁殖を確認。採集した約700匹を住民の協力を得てワッカラ淵に放流することになった。参加者はカワニナの姿を観察した後、小さなバケツに分けてもらい、流れの緩やかな場所に放流した。
 
放流場所のワッカラ淵。岸に近い浅瀬に放した

放流場所のワッカラ淵。岸に近い浅瀬に放した

 
地域の未来を担う子どもたちも放流活動に協力

地域の未来を担う子どもたちも放流活動に協力

 
 兄弟3人で参加した菊池朝陽君(小佐野小6年)は「カワニナがホタルの餌になるのを初めて知った」。同所でホタルを見たことがあり、「夜に来ると点々と緑色に光りながら飛んでいるのが見えた。もっといっぱい飛んで、『きれいだな』と思えるような川になったらいい」と願いを込めた。
 
 同川は1993年ごろ、市のホタル再生モデル事業の対象となり、カワニナやホタルの幼虫の放流が行われた。ホタルの発光は繁殖行動の一種で、雄と雌の求愛のシグナル。住民らは黒いカーテンで家の明かりを外に漏らさないよう配慮するなど、地道な努力を重ねた。その結果、ピーク時には100匹以上のホタルが見られるまでに。地元住民だけでなく、広く市民が訪れる観察スポットになっていた。
 
数年後、この場所でたくさんのホタルが飛び交うことを願って…

数年後、この場所でたくさんのホタルが飛び交うことを願って…

 
 今回の放流の成果が判明するのは来年以降。佐々木会長は「小川川のホタルは釜石の宝。絶対に守っていきたい。今日は子どもたちもたくさん集まってくれた。若い親子にどんどん参画してもらい、保全活動の輪を広げていきたい」と話す。
 
 ホタルの発光は例年6月下旬~7月上旬。気象条件がそろえば、今年も間もなく光輝く姿を見られそうだ。

mrugby1931

「ラグビーの聖地」釜石で“不惑”仲間が交流試合 3回目のマスターズ大会

晴天の下、行われたラグビーマスターズ交流会=11日、根浜シーサイド

晴天の下、行われたラグビーマスターズ交流会=11日、根浜シーサイド

 
 不惑ラグビーの仲間が2年ぶりに釜石集結―。第3回KAMAISHIマスターズ交流会(実行委主催)は11、12の両日、釜石市鵜住居町の根浜シーサイド多目的グラウンドと釜石鵜住居復興スタジアムで行われた。関東、関西エリアと地元岩手から計8チーム、約110人が参加。新日鉄釜石・日本一7連覇、ラグビーワールドカップ(W杯)開催のレガシー(遺産)が残る“聖地”で試合を楽しみ、ラグビー人の絆を深めた。
 
 同交流会はラグビーW杯日本大会が行われた2019年に、東北唯一の試合会場となった同市を盛り上げようと企画され、同年3月に初開催。翌20年11月に2回目が行われたが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止されていた。
 
2年ぶりの交流会開催を喜ぶ参加チームの選手ら

2年ぶりの交流会開催を喜ぶ参加チームの選手ら

 
 本大会には、各地で活動するマスターズチームや名門高校のOBチームなど多彩な顔ぶれがそろった。初日の交流戦は根浜シーサイドが会場。20分ゲームを9試合行った。メンバーが足りないチームは他チームからの助っ人もOK。40~60代の選手が入り乱れ、試合を楽しんだ。マスターズ現役の選手、久しぶりにプレーする選手…。試合中は真剣勝負ながら和気あいあい。好プレー、珍プレーも飛び出した。
 
 本県から唯一参加の岩手チームは、新日鉄釜石OB3人、釜石シーウェイブス(SW)OB6人を筆頭に、各地で活動する不惑仲間で構成。見事な連携プレーでトライを奪うなど地元の意地を見せた。
 
新日鉄釜石V7戦士の泉秀仁さん(白ジャージー中央)、釜石SWの主将を務めた篠原洋介さん(同右)

新日鉄釜石V7戦士の泉秀仁さん(白ジャージー中央)、釜石SWの主将を務めた篠原洋介さん(同右)

 
釜石SW元選手で、現アンバサダーの向井陽さんも気迫のプレー(白ジャージー中央)

釜石SW元選手で、現アンバサダーの向井陽さんも気迫のプレー(白ジャージー中央)

 
 新日鉄釜石時代、フランカーとして活躍した氏家靖男さん(66)=釜石市甲子町=は、今も不惑ラグビーでプレー。同交流会は19年以来の参加で、「体がなかなかついていけないが、若い人に紛れて何とかごまかしました(笑)」。前人未到の7連覇から37年―。「当時のことを覚えていて『釜石に来たかった』と言ってくれる人もいる。ありがたい」と感謝。「早くコロナがおさまって多くのラグビー仲間が来られるようになるといい。地域経済活性化にも貢献してもらえれば」と願った。
 
新日鉄釜石V7当時の主軸選手の一人、氏家靖男さん(手前中央)

新日鉄釜石V7当時の主軸選手の一人、氏家靖男さん(手前中央)

 
試合後は対戦チームで記念撮影(岩手チーム&惑惑クラブ)

試合後は対戦チームで記念撮影(岩手チーム&惑惑クラブ)

 
 奈良県の天理高OBチームは全日制、定時制両ラグビー部の同窓生で結成。関西、名古屋、東京などに散らばる13人が駆け付けた。山本寛さん(55)は「今回は40代半ばのメンバーが増え、世代間交流も図られている。大会は天理同窓生が集まる機会にもなる」と歓迎。他チームから入ってもらった助っ人には「天理のジャージーを着られて感慨深い」との声ももらった。「天理のラグビーに興味を持ってくださる方がいること、この釜石で全国の仲間とプレーできることが何よりうれしい」と山本さん。
 
シンボルの白ジャージーで戦う天理高OBチーム

シンボルの白ジャージーで戦う天理高OBチーム

 
 2日目は復興スタジアムでトーナメント戦が行われ、茗溪学園OBチーム(茨城県)が優勝した。