広報かまいし2019年12月15日号(No.1726)

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【P1】表紙/もくじ
【P2〜3】市勢功労者表彰/被災者支援制度/釜石まちづくりセミナー/釜石〇〇会議
【P4〜5】写真で振り返る2019年の釜石
【P6〜7】市職員募集/水道凍結防止/財産区議会/償却資産申告
【P8〜11】釜石大槌地区行政事務組合決算/森林経営管理制度/まちのお知らせ
【P12〜13】まちの話題
【P14〜15】保健だより
【P16〜19】市民のひろば/市民体育館オープン/復興情報
【P20】年末年始の休館情報

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釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1233940_2596.html
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市勢発展に貢献 功労者表彰、さらなる協力を誓い合う〜食生活改善推進協、山﨑さん特別功労

市勢発展に貢献 功労者表彰、さらなる協力を誓い合う〜食生活改善推進協、山﨑さん特別功労

市勢功労者を代表し謝辞を述べる小野寺哲さん

市勢功労者を代表し謝辞を述べる小野寺哲さん

 

 釜石市の2019年度市勢功労者表彰式は3日、大町のホテルサンルート釜石で行われた。児童・保健福祉や交通安全運動、消防防災などで市勢の発展に貢献した市勢功労者として8人、1団体を表彰。特別功労者として2個人・団体をたたえた。

 

 野田武則市長は「行政の力の及ばない課題も数多く、市民の協力がなければ、まちの発展もあり得ない。培ってきた豊かな識見と経験のもと、なお一層の協力を」と式辞。受賞者を代表して小野寺哲(さとし)さん(86)が「周囲の力もあっていただいた栄誉。受賞を契機に市民が安心して暮らし、まちが発展するよう、さらに努力していきたい」と謝辞で応えた。

 

 受賞者は次の通り。(かっこ内は年齢。)

 

【自治功労表彰】
▽小野寺哲(86)=大只越町 釜石愛育会理事長として幼児保育の施設経営に専念し児童福祉の向上に貢献
▽菊地次雄(78)=大平町 交通安全運動に取り組み市民生活の安全・安心の向上に貢献
▽三浦孝(56)=平田 学校歯科医として児童生徒の健康増進と保健福祉の向上に貢献
▽桜庭吉彦(53)=甲子町 釜石シーウェイブスRFCゼネラルマネジャーとしてラグビー競技の普及、ラグビーワールドカップ(W杯)2019アンバサダーとして大会の成功に貢献。今年11月、第72回岩手日報文化賞を受賞した
▽煙山弘見(67)=平田 消防団員として消防防災の任務に精励し民生の安定に貢献
▽野田光利(72)=野田町 消防団員として消防防災の任務に精励し民生の安定に貢献
▽藤井康路(71)=甲子町 消防団員として消防防災の任務に精励し民生の安定に貢献
▽菊池郁夫(64)=橋野町 消防団員として消防防災の任務に精励し民生の安定に貢献
▽五葉山石楠花荘改修促進協議会(2016年発足、市川滋会長) 老朽化した五葉山石楠花荘の改築機運を醸成するため署名活動を行うとともに、多額の金員を寄付し市勢の振興に貢献
 
【特別功労表彰】
▽山﨑長也(83)=上中島町 釜石商工会議所会頭として地域経済の発展に貢献
▽釜石市食生活改善推進員協議会(1979年発足、佐々木ひろ子会長) 食生活改善を通じて市民の健康増進と保健福祉の向上に貢献。今年11月、一般財団法人日本食生活協会「第50回南・賀屋(かや)賞」を受賞した

 

(復興釜石新聞 2019年12月7日発行 第848号より)

 

復興釜石新聞

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電光表示板を確認した中田会長(左)と下村さん

唐丹グラウンドにカウント電光表示板、全国大会(少年野球)控えタイムリー~高崎東ロータリークラブの支援金で導入

電光表示板を確認した中田会長(左)と下村さん

電光表示板を確認した中田会長(左)と下村さん

 

 釜石市唐丹町の市営唐丹グラウンドにカウント電光表示板が導入される。東日本大震災被災地支援事業として群馬県高崎市の高崎東ロータリークラブ=RC(清水英也会長、会員42人)が釜石東RC(中田義仁会長、会員28人)を通じ釜石市体育協会(小泉嘉明会長)に寄付した30万円で設置する。2日、中田会長が中妻町の市体協事務所(昭和園クラブハウス)を訪れ、下村恵寿事務局長に目録を伝達。購入した表示板を確認した。

 

 高崎東RCは来年の創立40周年記念事業の一つに被災地支援を計画。釜石市出身の元会員(故人)などの縁で、釜石への支援を決めた。支援は釜石東RCが橋渡しし、少年野球の舞台として復旧した唐丹グラウンドの備品整備に向けることになった。

 

 電光表示板はキャスター4個が付いた移動式。支柱(2本)の高さ1・76メートル、幅1・14メートルで、表示板本体は幅93センチ、高さ59センチ。黒のボードにLED電球をはめ込み、試合経過時間、先攻・後攻、イニング数(19回まで)、総得点数、ボールとアウトカウントなどが表示される。チーム名はホワイトペンで手書きする。

 

 スポーツ用品の専門メーカーが今年4月に製造、販売した最新タイプで、釜石地区では初めての導入という。屋外での使用頻度が高い装置のため耐水性も十分。入力はリモコンの遠隔操作で行い、小学生でも容易に扱うことができる。

 

 同グラウンドには指定管理者の体育協会に市から年間20万円の管理費が支出されているが、グラウンド整備や仮設トイレの維持・管理費用などで消える。球場に必要な「スコアボード」は小さな黒板で、手書きだった。「県大会のサブグラウンドにもなるが、貧弱だった」と下村さん。

 

 来年8月には県内初の全国スポーツ少年団軟式野球交流大会が釜石市の平田公園野球場を中心会場に開かれ、唐丹グラウンドでも試合が行われる。「(小さくても)本格的な掲示板が欲しかった。その意味でも高崎東RCの支援はタイムリーで、ありがたい」と下村さんは感謝する。

 

 掲示板の機能を生かし、野球以外の競技にも対応できそうだ。少年スポーツ振興の観点から、要請があれば貸与も検討する。

 

(復興釜石新聞 2019年12月7日発行 第848号より)

 

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クリスマス図書展

クリスマス図書展

クリスマス図書展

 
クリスマス図書展ポスター(386 KB pdfファイル)

 

日時

令和元年12月14日(土) ~12月25日(水)午前9時00分~午後5時00分
※12月16日(月)、12月23日(月)は休館日

場所

図書館 1階 展示ホール

内容

絵本を中心にクリスマスに関連する図書を展示します。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 市民生活部 生涯学習文化スポーツ課 図書館
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市内外のおいしいものを求める人でにぎわった「ひとつの街フェスティバル」

鵜住居を「ひとつの街」に、小中学生「感謝」の歌声〜食と音楽 震災伝承がテーマ、有志が協賛資金集め実現

子どもたちは復興支援への感謝を込め、元気な歌声を響かせた

子どもたちは復興支援への感謝を込め、元気な歌声を響かせた

 

 食と音楽、東日本大震災伝承をテーマにした「ひとつの街~鵜住居トライステーションフェスティバル」(同実行委員会主催)は1日、釜石市鵜住居町の「うのすまい・トモス」で開かれた。ラグビーワールドカップ(W杯)後も人が集い、まちの活気を生み出す場をつくろうと有志が協賛金を集めて企画。市内外のおいしいもの、子どもから大人まで楽しめるステージ、防災ウオークラリーなどの催しを楽しむ家族連れらの笑顔が広がった。

 

 地元釜石のほか、盛岡市や紫波町などの飲食20店が出店。豚汁やイカ焼き、から揚げ、甘酒など各店が〝できたてアツアツ〟のおいしさを提供した。

 

市内外のおいしいものを求める人でにぎわった「ひとつの街フェスティバル」

市内外のおいしいものを求める人でにぎわった「ひとつの街フェスティバル」

 

 特設ステージでは県内外の9個人・団体が演奏を披露した。釜石市内の小中学生約50人は復興支援への感謝を込めた「ありがとうの手紙♯Thank You From KAMAISHI」を合唱。地元鵜住居町出身の民謡歌手佐野よりこさんも力強い歌声で古里を元気づけた。

 

 会場近くに住む前川義博さん(81)は、にぎやかな音に誘われ来場。スタジアムに出向いて体感したW杯の盛り上がりを今回のイベントでも感じ取ったようで、「集まる場はいい。知った顔も知らない人も、みんな笑顔。うれしい。癒やされる。こういうイベントを続け、どんどん広げてほしい」と期待した。

 

 釜石高、釜石東中の生徒が企画した防災ウオークラリーは、いのちをつなぐ未来館で実施。避難時に役立つグッズや災害用伝言ダイヤルの番号「171」をクイズ形式で出題し、解説も添えた。

 

 花輪祐輔君(鵜住居小6年)、志歩さん(同1年)兄妹は「知らないこともあった」とうなずいた。母慶子さん(38)は「防災について中高生が関わるのは、いい発信方法だと思う。命を大切にしながら成長してほしい」と見守った。

 

 李サムエル君(釜石高1年)は香港生まれ、東京育ちで、小学5年生の時に釜石に来た。災害や防災についての意識の低さや知識の薄さを感じ、「身に付く機会になれば」と企画・運営に参加した。一緒の組で活動した佐々木一星君(釜石東中3年)は得た防災の知識を生かし復興に携わりたいと参加。意識や知識の差はあっても「ここにいるから学ぶことがある。知識を深め、伝えたい」との思いは共通だった。

 

 このイベントは有志が協賛金約100万円を集め運営。伊勢央(ちから)実行委員長(39)は「年1回、みんなが集う場を、力を合わせてつくっていきたい」と継続開催に意欲を見せた。

 

(復興釜石新聞 2019年12月4日発行 第847号より)

 

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地中から取り出されたタイムカプセルと手紙。「20歳の皆さん」の元に届くのを待っている

「20歳の自分へ」タイムカプセル、震災当時の小学生 未来へ思い込める〜成人式で それぞれの手へ、県建設業協会釜石支部青年部が手紙保管

地中から取り出されたタイムカプセルと手紙。「20歳の皆さん」の元に届くのを待っている

地中から取り出されたタイムカプセルと手紙。「20歳の皆さん」の元に届くのを待っている

 

 20歳の皆さん。来年の成人式会場で「20歳の自分」に宛てた手紙が待っています―。釜石市鈴子町で11月29日、市郷土資料館裏に埋めたタイムカプセルが掘り出された。2012年2月に市内の小学6年生がつづった手紙を納めたもので、8年後の成人の日の開封を約束していた。掘り出した手紙は、カプセルの埋設を企画した県建設業協会釜石支部青年部(山元一輝部会長、28社)が保管。来年1月12日に予定される成人式の会場で渡すことにしている。

 
 掘り出し作業には同青年部役員ら6人が参加。スコップや重機を使って土を掘り返し、地中に埋められたカプセル(高さ70センチ、直径50センチ)を発見した。中には釜石、双葉、白山、平田、唐丹小の児童ら100人余りの手紙などが入っており、保存状態は良好だった。

 

 同青年部は毎年、児童が重機の操縦などを体験する「授業」を行ってきたが、東日本大震災のあった年は中止した。これに代わる復興支援事業として、卒業を迎える児童・生徒を対象にしたタイムカプセルの埋設を企画。震災で大変な思いをした子どもたちに明るい気持ちで未来を迎えてもらいたいとの思いを込めた。

 

 掘り出し作業に当たった役員らは「無事でよかった。思った以上にいい状態だ」と自分のことのように喜んだ。「震災から8年もたったのか…」と時の移ろいを実感する声も。「20歳のみんな」に確実に手渡す思いも確かめ合った。

 

 山元部会長は「手紙を書いた人たちには当時の自分を思い出してもらいたい。それぞれの夢の実現を目指すうえで、初心に帰る機会に。社会人として成長してほしい」と願った。

 

 小学生と一緒に中学3年生も対象に実施。3年前の成人式の日に開封された。

 

(復興釜石新聞 2019年12月4日発行 第847号より)

 

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釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第12弾『村井佑太朗選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第12弾『村井佑太朗選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第12弾『村井佑太朗選手』

 

村井 佑太朗(むらい ゆうたろう)選手(所属先:日本製鉄(株)釜石製鉄所)プロフィール
2015年加入/1992.6.12生(27歳)/176cm/77kg/秋田県秋田市出身/秋田工業→明治大学卒
 
●ラグビーを始めたきっかけ: 10歳から父の影響で
●ポジションの遍歴:SO→FB→WTB→SO
●ニックネーム:ゆーたろー、ゆー君(関東(選手)の子ども)
●趣味:温泉めぐり、釣り
●好きな食べ物:そば、お寿司
●釜石のオススメ:自然(甲子川)
●出身地のオススメ:秋田美人、きりたんぽ
●試合前のルーティンワーク:グラウンドに必ず右足から入る
●ストロングポイント:センス
●サポーター、ファンへメッセージ:日頃より熱い応援ありがとうございます。ラグビーワールドカップに負けないような試合をしたいと思います。松倉や各試合会場に足を運んで応援頂けたら幸いです。

 

インタビュー日:2019年11月19日(釜石シーウェイブスRFCクラブハウス)
企画・編集:釜石まちづくり株式会社
取材・文:市川 香織(釜石まちづくり株式会社)
写真:西条 佳泰(株式会社Grafica)

 

東北のチームという所が魅力的だなと思い決めました

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーー2015年加入。SWとはどのようなご縁で?

 

村井選手:

大学が東京だったので、東京のラグビーチームで・・・と思っていたんですけど、色々と考えるうちに、ラグビーだけではなく、仕事もしっかりしたいなという自分の思いもあって、進路を検討する中で、桜庭さんに最初に声を掛けて頂いたことがきっかけでした。
 
会社の事も色々と調べましたし、なおかつ“東北のチーム”という所が魅力的だなと思い、決めました。

 

ーー明治大学の時にSWと対戦は?また、加入する前に持っていたSWの印象は?

 

村井選手:

ありますね。IBC杯(2014年5月11日 第49回IBC杯招待試合)で対戦しています。
チーム自体は子供の頃から知っていて、秋田工業の先輩の佐々木陽丞さんが当時チームに在籍していましたし、秋田ノーザンブレッツとも頻繁に試合があったのでなじみはあって、外国人選手も在籍していて強いチームだなという印象を持っていました。

 

ーールーキーイヤーから、公式戦等でスタメンに定着されていましたね。

 

村井選手:

加入してから、割と14番WTBで出させてもらっていました。今までずっと、10番SOや15番FBをやっていたんですけど、ポジションにはあまりこだわりは無くて、試合に出てチームに貢献出来れば良いという考えだったので、WTBで出させてもらって。
入ったばかりでしたけど、小野さん(現キャプテン)や、当時在籍していた藤原健太さんや片岡将さんとかに良くしていただいて、チームにもすぐになじむことが出来ました。

 

写真:釜石シーウェイブスRFC

2015年11月28日 トップイーストリーグDiv.1 栗田工業戦(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーーポジションには特にこだわりは無いという事ですが、一番このポジションが良いなというのはありますか?

 

村井選手:

そうですね・・・良いなぁ(一番やりたいな)と思うのはFBですね。
割と自由にライン参加してアタック出来るポジションなので、個人的にはFBがいいかなと思っています。

 

ーー加入からを振り返って、ご自身としてはここまでスムーズに来ていますか?

 

村井選手:

ん~・・・まぁまぁスムーズですかね・・・。ただ、去年は肩の怪我でほぼほぼ試合には出られず、最近もまだケガの影響もあって本調子では無いところもあるんで、そこがちょっと不本意かなと。
でも、怪我をする前までは、割と順調にチームにも貢献出来たと思っています。

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーーこれまで大きな怪我は?

 

村井選手:

今回は手術をしたんですけど、手術するようなレベルの怪我はラグビー人生で初めてでした。

 

ーー今のコンディションはどうですか?

 

村井選手:

今は、まだ8割くらいの感じですね。一番良い時の体重に戻っていないです。
9月15日のヤマハ戦から復帰して、「SOでやってみないか?」とスコットさん(ピアースHC)と話をして、試行錯誤をしながらまた感覚を戻しているところです。

 

ラグビーをする環境はとても整っていると思います

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーー現在、お仕事はどんな事を担当されていますか?

 

村井選手:

入社からずっと、総務室の労政人事という部署におりまして、主に、高卒で製造現場に入る社員の採用や資格昇格や査定関係の業務を担当しています。

 

ーー同じ職場にチームメイトやOBの方はいらっしゃいますか?

 

村井選手:

総務室ですと、聡太郎と王野、あと水本さんですね。僕とは担当している事は違うんですけど。そして、今の上司が菅野(朋幸)さんです。

 

ーーそうなんですね!では、職場の皆さんからの理解はもう・・・。

 

村井選手:

だいぶ職場の方にもラグビーに対しての理解は頂いているので、ラグビーをする環境はとても整っていると思います。

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーー仕事とラグビーを両立しての大変さの部分はいかがですか?

 

村井選手:

そうですね、やはり最初は両立するのが大変だったんですけど、「ラグビーもしっかりやる。仕事もしっかりやる。」という気持ちで入って来たので、そこまで苦では無かったですね。それこそ、職場の皆さんから配慮もして頂いていますし、応援にも来て頂いているので頑張らなきゃと思います。

 

ーーじゃあ、思っていた以上に「これは大変だ!」というのはそれほど無く?

 

村井選手:

そんなに無いですけど、ぶっちゃけ言うと朝練とかが結構ハードな年もあったので、そう言った時は大変でしたね。夜も遅くまで練習があって朝練となると、なかなか疲れが取れない日々は・・・ありましたね(笑)。

 

RWCの良い流れをSWがさらに盛り上げて行ければいい

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーーラグビーワールドカップ(RWC)2019期間中はどの様に過ごされていましたか?

 

村井選手:

札幌でのフィジー対オーストラリア戦、イングランド対トンガ戦を、関東と中村と一緒に観戦に行きましたし、釜石のフィジー対ウルグアイ戦にも行きました。
そして、土日はファンゾーンに行って、日本代表戦を中心に色んな試合を観ました。
 
札幌も釜石もそうでしたけど、日本のおもてなし精神をボランティアの方々などからすごく感じましたし、この光景を脳裏に焼き付けようという気持ちでずっと観ていました。
 
この日本開催がとても好評だったと聞くので、一生に一度と言われていましたけど、生きている間にもう一回くらいは日本で開催して欲しいな・・・と言うくらい、良い大会だったんじゃないかと思います。
 
あと、ファンゾーンではSWがラグビー体験を開催していて、僕も担当の日があったんですけど、本当に色々な人たちがファンゾーンに来ていましたね。外国人の方もいましたし、普段見ないような人たちの姿が多かったように思います。ファンゾーンでもRWCの影響力を感じる事が出来ました。

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーー実際、ラグビー選手として、RWCが日本で開催されると最初に聞いた時はどうでしたか?

 

村井選手:

今まではテレビ等で観ていた大会が、日本に来るとなった時はあんまり実感がわかなかったんです。釜石開催が決まった時にもまだ実感はわかなくて。
でも、始まってみたらすごい盛り上がりで、それこそ釜石にも「こんなに人が来てくれるんだ」と思いましたね。

 

ーー釜石会場、鵜住居復興スタジアムについて。ご自身もプレーされるSWのホームスタジアムでもあります。

 

村井選手:

震災の後、あそこにスタジアムが建った事自体がすごい事だなと思います。
こけら落としのヤマハ戦に途中から出場したのですが、人もすごくたくさん入っていただいて、そこで試合が出来る事がとても嬉しかったです。
仮設席を増やしたRWCでは、普段の収容人数より更に多くの人が集まって、他の会場と比べると収容人数は少ないですけど、釜石でこれだけの人を集めて試合が出来た事が、とてもすごい事だなと感じました。

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーーラグビー熱が高まっている中で、SWに対しての期待も上がっていると感じますか?

 

村井選手:

そうですね。RWCで盛り上がって、なおかつ開幕から2連戦を釜石で試合が出来るので、RWCの良い流れをSWがさらに盛り上げて行ければいいなという思いで練習もやってきました。
先週のコーラ戦は惜しくも引き分けだったので、次の九電戦は何としてでも勝利して、さらに釜石を盛り上げて行ければいいかなと思います。
(編集部補足:11月23日に開催された九電戦は終了間際の猛追及ばす19対26で惜しくも敗れました)

 

何をする上でもチームの事を考える事が出来る様に

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーーチーム内でのご自分の役割についてはどうですか?後輩も増えてきましたね。

 

村井選手:

入社してからずっと若手という気持ちだったので、先輩に“おんぶにだっこ”のような状況だったんですけど、最近は後輩も増えてきて、自分の立ち位置は“中堅クラス”だと思います。
若い人たちはなかなか上に意見を言いづらい面もあると思うので、そこを上手く、自分が上と下のつなぎ役になれればいいかなという思いでいつも練習しています。
 
大ベテランの伊藤剛臣さんがいた時期もありましたが、その頃も今も、チームの雰囲気はあまり上下関係は無いというか、下の選手も生き生きと出来る環境かなとは思います。
そうした中で更に、日頃から後輩が発言しやすい環境づくりに心がけています。チームの底上げという意味でも後輩世代の力も絶対に大事だと思うので。
 
そして、もう中堅という事で先輩に頼ってばかりいられないので、プレー面でももっと体を張るとか、そういう姿を後輩に見せて行きたいという事もありますし、練習中の細かい所の確認とかをするようにしています。

 

ーー若い選手は、村井選手と同じく働きながらの選手が多いので、悩み等共感出来る部分もあるかと・・・。

 

村井選手:

ですね。自分もまだ会社の寮にいるので、食堂とかで後輩と話す機会は多いです。まぁ、面と向かって悩みを打ち明けてはくれないんですけど、自分から声を掛けるようにはしているので、後輩からも声は掛けてくれますね。上手く拾い上げつつ、それをキャプテンに伝えて、チームを良くして行ければいいと思います。
 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーー今季は特に、“ワンチーム”という事をチームでも大事にされていると思うんですけれど、その部分で“もう少しここを”という点はありますか?

 

村井選手:

チームに東北出身の人が多いというのもあるかもしれないんですが、割と静かな方だと思うんです。その中で、去年あたりと比べるとコミュニケーションを良く取ろうと話をしています。
チームファンクションを定期的にやったりして、とにかく何をする上でもチームの事を考える事が出来るようにという点は、去年までよりも更に意識している部分です。そういう所を積み上げて行きながら、チームが一つになって行ければと思います。

 

ーー今シーズンはどんなシーズンにしたいですか?目標・意気込みを。

 

村井選手:

今シーズンは、入替戦が無いとはいえ例年に比べて試合数が少ないので、身体的なコンディショニングは整えやすいと思います。
 
まずはチームとして、目の前の一つ一つの試合に集中して、勝って行くという事が大事かなと思います。
その中で、自分の役割としてはさっきも言ったように、チームの繋ぎ役的ポジションとして、試合のメンバーに選ばれればそれはもちろん頑張りますが、メンバーに入らない場合でもチームの底上げに貢献出来れば良いなと思っているので、シーズンを通して来年に繋がるような試合を積み重ねて行きたいです。

 
 
 

トップチャレンジリーグは、残すところあと4週!SWはここまで3試合を戦い、現在4位(12月8日現在暫定順位)につけています!このまま目標のリーグ4位以内をキープ出来る様、熱い戦いを見せて欲しいですね。更なるチームの勝利を信じて声援を送りましょう!

 

2019 ジャパンラグビートップチャレンジリーグ

第4節 12月14日(土) 14:00 秩父宮ラグビー場
対 豊田自動織機シャトルズ
第5節 12月21日(土) 13:00 コカ BJI ラグビー場
対 マツダブルーズーマーズ
第6節 01月11日(土) 14:00 ヤンマースタジアム長居
対 近鉄ライナーズ
第7節 01月19日(日) 11:30 秩父宮ラグビー場
対 清水建設ブルーシャークス

 
詳細は、釜石SW公式サイトでご確認ください。
http://www.kamaishi-seawaves.com/

スポーツ拠点として幅広い活用に期待が高まる市民体育館

震災復興事業最後の施設、スポーツ新拠点オープン〜鵜住居に市民体育館、14・15日にBリーグ公式試合

スポーツ拠点として幅広い活用に期待が高まる市民体育館

スポーツ拠点として幅広い活用に期待が高まる市民体育館

 

 東日本大震災で被災し、釜石市が鵜住居町に再整備を進めた市民体育館は1日、オープンした。市の震災復興事業としては最後となる公共施設。ラグビーワールドカップ(W杯)の試合会場となったスタジアムとともに新たなスポーツ拠点、イベントなど幅広い活用に期待が高まる。

 

イベントなど幅広い活用に期待

 

 桜木町にあった旧体育館は震災の地震で天井を支える鉄骨部分が壊れるなど被害を受けたのに加え、旧耐震基準で建てられていたこともあり、2013年に解体。鵜住居地区での再整備を決め、昨年7月に着工。新体育館は工期の変更や事業費の増額などもあったが、今年9月に完成した。W杯ではボランティアの休憩所として活用された。

 

鵜住居駅前地区に整備された「うのすまい・トモス」。市民体育館(奥)の開館で復旧が完了した

鵜住居駅前地区に整備された「うのすまい・トモス」。市民体育館(奥)の開館で復旧が完了した

 

 新しい体育館は鵜住居駅西側の敷地に建設された。鉄骨一部鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は約3550平方メートル。観客席は車いす用6席を含む776席を設けた。多機能トイレやエレベーター、赤ちゃん休憩室を備えるなどバリアフリーに配慮。空調(冷暖房)も備えた。事業費は約24億7千万円。

 

 セレモニーには関係者約40人が出席した。野田武則市長は「鵜住居地区は海、山、川を融合した拠点になり得る。スポーツや観光の拠点として活用してほしい」とあいさつ。テープカットでオープンを祝った。

 

関係者がテープカットしてオープンを祝った

関係者がテープカットしてオープンを祝った

 

 この日は、市民に無料開放。バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)岩手ビッグブルズ選手との交流などが行われた。

 

 用意された卓球台で初プレーを楽しんだのは、鵜住居町の両川キヨさん(74)、片岸町の川崎寿子さん(78)。「最高。卓球台が16台あると聞いた。大会ができる」と口をそろえた。

 

思い思いにスポーツを楽しむ市民ら

思い思いにスポーツを楽しむ市民ら

 

 市スポーツ推進委員協議会はニュースポーツ体験を提供。吉田千秋会長(69)は「思いっ切りいろんな取り組みができ、活動の幅が広がる。忙しくなりそう」と笑みをこぼした。

 

 市体育協会の菊池達男理事長(79)は「スポーツを通じ希望が持てる施設であってほしい。釜石のスポーツが発展するよう大いに活用したい」と期待した。

 

 「こけら落とし」として、14、15日に岩手ビッグブルズの公式試合が行われる。

 

(復興釜石新聞 2019年12月4日発行 第847号より)

関連情報 by 縁とらんす
釜石市民体育館 – 釜石市
復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

釜石、板橋の団員が同じステージに立ち、音楽の楽しさを伝えた演奏会

釜石市民吹奏楽団、固い絆 ブラスで奏でる〜音楽で育む友情、板橋区吹奏楽団 賛助出演

釜石、板橋の団員が同じステージに立ち、音楽の楽しさを伝えた演奏会

釜石、板橋の団員が同じステージに立ち、音楽の楽しさを伝えた演奏会

 

 釜石市民吹奏楽団(谷澤栄一団長、60人)の第53回定期演奏会(市民芸術文化祭参加)は24日、釜石市大町の市民ホールTETTOで開かれた。昨年、創立40周年を迎え、震災後初のホール公演で新たな一歩を踏み出した同団。今年は、被災からの復活を物心両面で支援してきた東京都の板橋区吹奏楽団(辻啓宏団長、60人)が賛助出演し、音楽が結ぶ両市区の絆を観客と共に分かち合った。

 

 演奏会は3部構成。1部と3部は釜石のステージで、ファンファーレ「輝く日への前奏曲」で幕開け。「寄港地~3つの交響的絵画~」、映画「海の上のピアニスト」のテーマ曲など、港町釜石を印象づける楽曲のほか、「ジョーズ」「ある愛の詩」など米映画の大作、ディズニー映画の各メドレーも披露された。

 

 2部に登場した板橋は「~音・楽・絵・巻~ミュージック・ページェント」と題し、音と映像で送るステージを披露。ジュラシック・パークのテーマ、組曲「動物の謝肉祭」など自然や生き物を意識した曲を演奏し、曲の世界観を目と耳に訴えた。

 

 板橋区吹奏楽団(板吹)は2011年10月、東日本大震災の津波で楽器を失った釜石へティンパニーなどの大型楽器と管楽器を寄贈した。同年は板吹の創立25周年にあたり、団は大型楽器の入れ替えを予定していたが、折しも震災が発生。被災した同じ社会人吹奏楽団を支援できないかと考え、盛岡吹奏楽団の仲介で釜石への楽器寄贈が実現した。以来、両団は互いの演奏会に招き合うなど交流を重ね、「釜石にホールが再建された際には一緒に演奏を」という夢を、ついにかなえた。

 

 この日は板吹の団員35人が来釜。アンコールでは釜石市吹と「木陰の散歩道」など2曲を合同演奏し、感動の演奏会を締めくくった。板吹の辻団長(35)は「自分たちの楽器が現役で活躍しているのを見て、うれしく思う。釜石の団員はすごく楽しそうで、演奏から『音楽が生きる力になっている』のを感じる」と喜びの表情。同団が誇る「ステージドリル」を釜石で披露したいという新たな夢も描き、継続交流を願った。会場では名誉団長の坂本健板橋区長のメッセージも披露された。

 

 釜石市吹の谷澤団長(60)は念願の合同演奏に「音楽に言葉はいらないというのはまさにその通りで、前から一緒にやっているような感じ」。板吹の支援に改めて感謝し、「いろいろな方に助けられ、真摯(しんし)に音楽に取り組んできたからこそ今がある。今後は各所に出向いての演奏もできるだけ増やしていきたい」と意気込んだ。

 

 釜石高吹奏楽部の朝倉芽生さん(1年)、佐藤七海さん(同)は板吹のステージに「映像とライトの演出が曲と合っていて、すごく引き込まれた」と感激し、「場所は離れていても音楽でつながり、助け合う姿は素晴らしい」と大先輩に敬意を表した。

 

(復興釜石新聞 2019年11月30日発行 第846号より)

 

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達増知事(右から3人目)と意見を交わした釜石・大槌地域の5人

新しい三陸 女性が拓く、達増知事と「作戦会議」〜県政懇談会、地域の未来 5人の女性が語る

達増知事(右から3人目)と意見を交わした釜石・大槌地域の5人

達増知事(右から3人目)と意見を交わした釜石・大槌地域の5人

 

 「新しい三陸の創造に向けて~女性が拓く地域振興の可能性」をテーマに、達増拓也知事が地域で活動する市民の声を聞き、意見を交わす県政懇談会「いわて幸せ作戦会議」は25日、釜石市大町の情報交流センター釜石PITで開かれた。釜石市や大槌町で産業や地域づくりに取り組む5人が活動内容を紹介。地域の未来について思いを語った。

 

 釜石で活動するアシュリン・バリーさん(市国際交流員)はラグビーワールドカップ(W杯)開催に向け、案内板やパンフレットの翻訳、国際交流イベントの企画などに取り組んできた。地域外の人、外国人を積極的に受け入れる雰囲気がW杯で発揮され、「オープンな地域」との印象を世界に発信できたと強調。「外国人が来やすい、暮らしやすい地域を目指す取り組みを期待。自然の豊かさ、歴史と伝統に触れ合える地域性を生かしては。静かにじっくり観光できるところがたくさんある」と提案した。

 

 峰岸有紀さん(東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター助教)は大槌町でサケの生態に関する研究の傍ら、子どもを対象にした教育プロジェクトにも取り組む。「若いころからまちについて考える視点を持つことも大切。身近にあるものの良さ、美しさ、価値を伝える取り組みが必要」と指摘した。

 

 出身地釜石で起業し、現在は大槌を拠点にレーザー加工機を用いた雑貨の製造販売を手掛ける井上藍さん(NRC取締役企画部長)。「地域にあるものづくりの技術を積極的に発信していきたい」と意欲を見せた。

 

 障害児の子育て、仕事との両立なども話題になり、越田弥美さん(越田鮮魚店)と東梅麻奈美さん(NPO法人ワーカーズコープ大槌地域福祉事務所長)は「母親の生活と現状を見て、体験してもらうことが前進の第1歩。安心して働き、子育てできる地域づくりにつながる」と訴えた。

 

 達増知事は「仕事や暮らしにまつわる、普段感覚の意見を拾うことができた。県の施策に生かす」と述べた。

 

(復興釜石新聞 2019年11月30日発行 第846号より)

 

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後半11分、釜石はモーガン・ミッチェルが中央にトライを決め、追い上げる=釜石鵜住居復興スタジアム

釜石シーウェイブス、九州電力に19―26〜FW戦で圧倒するも… 猛追も及ばず

後半11分、釜石はモーガン・ミッチェルが中央にトライを決め、追い上げる=釜石鵜住居復興スタジアム

後半11分、釜石はモーガン・ミッチェルが中央にトライを決め、追い上げる=釜石鵜住居復興スタジアム

 

 ラグビー・トップチャレンジ(TC)リーグの釜石シーウェイブス(SW)RFCは23日、釜石鵜住居復興スタジアムに九州電力を迎えて対戦し、19―26(前半7―19)で競り負けた。新加入のロック、マイケル・フィッツジェラルドのトライで先制したものの、その後は4トライ(3ゴール)を許して逆転された。その後2トライを奪い、試合終了間際に追い付く好機を迎えたが、相手ゴールを目の前にしたモールでミス。悔しいノーサイドとなった。釜石は7点差以内の敗戦で勝ち点1を獲得。2試合を終え、1分け1敗の勝ち点3で7位。

 

 釜石は前半19分、フィッツジェラルドのトライで先制するも、その後はミスが相次ぎ、3トライを許す。後半も先にトライを奪われたが、11分にモーガン・ミッチェルが中央にトライ。34分にはナンバー8中野裕太が敵陣ゴール前のモールからトライを決め、1トライ差まで猛追。終了間際にも同じような形からゴール目前まで迫ったが、最後にノックオン。惜しくも追い付くことはできなかった。

 

終了間際のモール攻撃も、ノックオンで得点ならず

終了間際のモール攻撃も、ノックオンで得点ならず

 

 釜石はスクラムで圧倒するなどFW戦で優位に立ちながらも、この後の展開でパスミスを重ねるなど詰めを欠いた。何度か試みたキックパスも精度を欠き、決め手とはならなかった。スコット・ピアースヘッドコーチは「選手間のコミュニケーション、判断も、いま一つ」と課題を指摘する。

 

 ホームスタジアムでの今季最終戦。約1700人が客席を埋めたスタンドからは最後まで「カーマイシ」コールが響いた。声援を背に奮闘したWTB小野航大主将は「特別な思いで臨んだ試合だったが…」と唇をかんだ。

 

今季のホーム最終戦。終了後は感謝の餅まきが行われた

今季のホーム最終戦。終了後は感謝の餅まきが行われた

 

 プロップ佐々木和樹、フッカー吉田竜二がけがから復帰するなど、スクラムの威力は格段に増した。小野主将は「春にはなかった強み」と頼もしそう。FW陣をまとめるナンバー8中野裕太主将も「スクラムが大きな武器になっている」と自信を深める。しかし、チームは未勝利と結果につながらない。中野主将は次の栗田工業戦に向け、「FWでプレッシャーをかけ続けたい」と気合を入れ直した。

 

(復興釜石新聞 2019年11月27日発行 第845号より)

 

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第42回「かまいしの第九演奏会」

第42回「かまいしの第九演奏会」

第42回「かまいしの第九演奏会」

 
かまいしの第九リーフレット(1,021 KB pdfファイル)

 

日時

2019年12月15日(日)13時30分開演(12時30分開場)

会場

釜石市民ホールTETTO ホールA
※会場には駐車場がありません。公共交通機関か周辺の公共有料駐車場等をご利用ください。

入場料

一般前売り/1,500円(当日/1,800円)、高校生以下/500円
 
前売りチケット取扱い場所 釜石市民ホールTETTO、シーサイドタウンマスト

主催

「かまいし第九」実行委員会

後援

釜石市、釜石市教育委員会ほか

お問い合わせ

「かまいし第九」実行委員会/TEL 0193-23-8047

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 市民生活部 生涯学習文化スポーツ課 芸術・文化係
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8835 / Fax 0193-22-3633 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/bunka/detail/1223993_2462.html
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