釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第12弾『村井佑太朗選手』

選手紹介2019/12/09


釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第12弾『村井佑太朗選手』

 

村井 佑太朗(むらい ゆうたろう)選手(所属先:日本製鉄(株)釜石製鉄所)プロフィール
2015年加入/1992.6.12生(27歳)/176cm/77kg/秋田県秋田市出身/秋田工業→明治大学卒
 
●ラグビーを始めたきっかけ: 10歳から父の影響で
●ポジションの遍歴:SO→FB→WTB→SO
●ニックネーム:ゆーたろー、ゆー君(関東(選手)の子ども)
●趣味:温泉めぐり、釣り
●好きな食べ物:そば、お寿司
●釜石のオススメ:自然(甲子川)
●出身地のオススメ:秋田美人、きりたんぽ
●試合前のルーティンワーク:グラウンドに必ず右足から入る
●ストロングポイント:センス
●サポーター、ファンへメッセージ:日頃より熱い応援ありがとうございます。ラグビーワールドカップに負けないような試合をしたいと思います。松倉や各試合会場に足を運んで応援頂けたら幸いです。

 

インタビュー日:2019年11月19日(釜石シーウェイブスRFCクラブハウス)
企画・編集:釜石まちづくり株式会社
取材・文:市川 香織(釜石まちづくり株式会社)
写真:西条 佳泰(株式会社Grafica)

 

東北のチームという所が魅力的だなと思い決めました

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーー2015年加入。SWとはどのようなご縁で?

 

村井選手:

大学が東京だったので、東京のラグビーチームで・・・と思っていたんですけど、色々と考えるうちに、ラグビーだけではなく、仕事もしっかりしたいなという自分の思いもあって、進路を検討する中で、桜庭さんに最初に声を掛けて頂いたことがきっかけでした。
 
会社の事も色々と調べましたし、なおかつ“東北のチーム”という所が魅力的だなと思い、決めました。

 

ーー明治大学の時にSWと対戦は?また、加入する前に持っていたSWの印象は?

 

村井選手:

ありますね。IBC杯(2014年5月11日 第49回IBC杯招待試合)で対戦しています。
チーム自体は子供の頃から知っていて、秋田工業の先輩の佐々木陽丞さんが当時チームに在籍していましたし、秋田ノーザンブレッツとも頻繁に試合があったのでなじみはあって、外国人選手も在籍していて強いチームだなという印象を持っていました。

 

ーールーキーイヤーから、公式戦等でスタメンに定着されていましたね。

 

村井選手:

加入してから、割と14番WTBで出させてもらっていました。今までずっと、10番SOや15番FBをやっていたんですけど、ポジションにはあまりこだわりは無くて、試合に出てチームに貢献出来れば良いという考えだったので、WTBで出させてもらって。
入ったばかりでしたけど、小野さん(現キャプテン)や、当時在籍していた藤原健太さんや片岡将さんとかに良くしていただいて、チームにもすぐになじむことが出来ました。

 

写真:釜石シーウェイブスRFC

2015年11月28日 トップイーストリーグDiv.1 栗田工業戦(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーーポジションには特にこだわりは無いという事ですが、一番このポジションが良いなというのはありますか?

 

村井選手:

そうですね・・・良いなぁ(一番やりたいな)と思うのはFBですね。
割と自由にライン参加してアタック出来るポジションなので、個人的にはFBがいいかなと思っています。

 

ーー加入からを振り返って、ご自身としてはここまでスムーズに来ていますか?

 

村井選手:

ん~・・・まぁまぁスムーズですかね・・・。ただ、去年は肩の怪我でほぼほぼ試合には出られず、最近もまだケガの影響もあって本調子では無いところもあるんで、そこがちょっと不本意かなと。
でも、怪我をする前までは、割と順調にチームにも貢献出来たと思っています。

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーーこれまで大きな怪我は?

 

村井選手:

今回は手術をしたんですけど、手術するようなレベルの怪我はラグビー人生で初めてでした。

 

ーー今のコンディションはどうですか?

 

村井選手:

今は、まだ8割くらいの感じですね。一番良い時の体重に戻っていないです。
9月15日のヤマハ戦から復帰して、「SOでやってみないか?」とスコットさん(ピアースHC)と話をして、試行錯誤をしながらまた感覚を戻しているところです。

 

ラグビーをする環境はとても整っていると思います

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーー現在、お仕事はどんな事を担当されていますか?

 

村井選手:

入社からずっと、総務室の労政人事という部署におりまして、主に、高卒で製造現場に入る社員の採用や資格昇格や査定関係の業務を担当しています。

 

ーー同じ職場にチームメイトやOBの方はいらっしゃいますか?

 

村井選手:

総務室ですと、聡太郎と王野、あと水本さんですね。僕とは担当している事は違うんですけど。そして、今の上司が菅野(朋幸)さんです。

 

ーーそうなんですね!では、職場の皆さんからの理解はもう・・・。

 

村井選手:

だいぶ職場の方にもラグビーに対しての理解は頂いているので、ラグビーをする環境はとても整っていると思います。

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーー仕事とラグビーを両立しての大変さの部分はいかがですか?

 

村井選手:

そうですね、やはり最初は両立するのが大変だったんですけど、「ラグビーもしっかりやる。仕事もしっかりやる。」という気持ちで入って来たので、そこまで苦では無かったですね。それこそ、職場の皆さんから配慮もして頂いていますし、応援にも来て頂いているので頑張らなきゃと思います。

 

ーーじゃあ、思っていた以上に「これは大変だ!」というのはそれほど無く?

 

村井選手:

そんなに無いですけど、ぶっちゃけ言うと朝練とかが結構ハードな年もあったので、そう言った時は大変でしたね。夜も遅くまで練習があって朝練となると、なかなか疲れが取れない日々は・・・ありましたね(笑)。

 

RWCの良い流れをSWがさらに盛り上げて行ければいい

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーーラグビーワールドカップ(RWC)2019期間中はどの様に過ごされていましたか?

 

村井選手:

札幌でのフィジー対オーストラリア戦、イングランド対トンガ戦を、関東と中村と一緒に観戦に行きましたし、釜石のフィジー対ウルグアイ戦にも行きました。
そして、土日はファンゾーンに行って、日本代表戦を中心に色んな試合を観ました。
 
札幌も釜石もそうでしたけど、日本のおもてなし精神をボランティアの方々などからすごく感じましたし、この光景を脳裏に焼き付けようという気持ちでずっと観ていました。
 
この日本開催がとても好評だったと聞くので、一生に一度と言われていましたけど、生きている間にもう一回くらいは日本で開催して欲しいな・・・と言うくらい、良い大会だったんじゃないかと思います。
 
あと、ファンゾーンではSWがラグビー体験を開催していて、僕も担当の日があったんですけど、本当に色々な人たちがファンゾーンに来ていましたね。外国人の方もいましたし、普段見ないような人たちの姿が多かったように思います。ファンゾーンでもRWCの影響力を感じる事が出来ました。

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーー実際、ラグビー選手として、RWCが日本で開催されると最初に聞いた時はどうでしたか?

 

村井選手:

今まではテレビ等で観ていた大会が、日本に来るとなった時はあんまり実感がわかなかったんです。釜石開催が決まった時にもまだ実感はわかなくて。
でも、始まってみたらすごい盛り上がりで、それこそ釜石にも「こんなに人が来てくれるんだ」と思いましたね。

 

ーー釜石会場、鵜住居復興スタジアムについて。ご自身もプレーされるSWのホームスタジアムでもあります。

 

村井選手:

震災の後、あそこにスタジアムが建った事自体がすごい事だなと思います。
こけら落としのヤマハ戦に途中から出場したのですが、人もすごくたくさん入っていただいて、そこで試合が出来る事がとても嬉しかったです。
仮設席を増やしたRWCでは、普段の収容人数より更に多くの人が集まって、他の会場と比べると収容人数は少ないですけど、釜石でこれだけの人を集めて試合が出来た事が、とてもすごい事だなと感じました。

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーーラグビー熱が高まっている中で、SWに対しての期待も上がっていると感じますか?

 

村井選手:

そうですね。RWCで盛り上がって、なおかつ開幕から2連戦を釜石で試合が出来るので、RWCの良い流れをSWがさらに盛り上げて行ければいいなという思いで練習もやってきました。
先週のコーラ戦は惜しくも引き分けだったので、次の九電戦は何としてでも勝利して、さらに釜石を盛り上げて行ければいいかなと思います。
(編集部補足:11月23日に開催された九電戦は終了間際の猛追及ばす19対26で惜しくも敗れました)

 

何をする上でもチームの事を考える事が出来る様に

 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーーチーム内でのご自分の役割についてはどうですか?後輩も増えてきましたね。

 

村井選手:

入社してからずっと若手という気持ちだったので、先輩に“おんぶにだっこ”のような状況だったんですけど、最近は後輩も増えてきて、自分の立ち位置は“中堅クラス”だと思います。
若い人たちはなかなか上に意見を言いづらい面もあると思うので、そこを上手く、自分が上と下のつなぎ役になれればいいかなという思いでいつも練習しています。
 
大ベテランの伊藤剛臣さんがいた時期もありましたが、その頃も今も、チームの雰囲気はあまり上下関係は無いというか、下の選手も生き生きと出来る環境かなとは思います。
そうした中で更に、日頃から後輩が発言しやすい環境づくりに心がけています。チームの底上げという意味でも後輩世代の力も絶対に大事だと思うので。
 
そして、もう中堅という事で先輩に頼ってばかりいられないので、プレー面でももっと体を張るとか、そういう姿を後輩に見せて行きたいという事もありますし、練習中の細かい所の確認とかをするようにしています。

 

ーー若い選手は、村井選手と同じく働きながらの選手が多いので、悩み等共感出来る部分もあるかと・・・。

 

村井選手:

ですね。自分もまだ会社の寮にいるので、食堂とかで後輩と話す機会は多いです。まぁ、面と向かって悩みを打ち明けてはくれないんですけど、自分から声を掛けるようにはしているので、後輩からも声は掛けてくれますね。上手く拾い上げつつ、それをキャプテンに伝えて、チームを良くして行ければいいと思います。
 

釜石シーウェイブス 村井佑太朗選手

 

ーー今季は特に、“ワンチーム”という事をチームでも大事にされていると思うんですけれど、その部分で“もう少しここを”という点はありますか?

 

村井選手:

チームに東北出身の人が多いというのもあるかもしれないんですが、割と静かな方だと思うんです。その中で、去年あたりと比べるとコミュニケーションを良く取ろうと話をしています。
チームファンクションを定期的にやったりして、とにかく何をする上でもチームの事を考える事が出来るようにという点は、去年までよりも更に意識している部分です。そういう所を積み上げて行きながら、チームが一つになって行ければと思います。

 

ーー今シーズンはどんなシーズンにしたいですか?目標・意気込みを。

 

村井選手:

今シーズンは、入替戦が無いとはいえ例年に比べて試合数が少ないので、身体的なコンディショニングは整えやすいと思います。
 
まずはチームとして、目の前の一つ一つの試合に集中して、勝って行くという事が大事かなと思います。
その中で、自分の役割としてはさっきも言ったように、チームの繋ぎ役的ポジションとして、試合のメンバーに選ばれればそれはもちろん頑張りますが、メンバーに入らない場合でもチームの底上げに貢献出来れば良いなと思っているので、シーズンを通して来年に繋がるような試合を積み重ねて行きたいです。

 
 
 

トップチャレンジリーグは、残すところあと4週!SWはここまで3試合を戦い、現在4位(12月8日現在暫定順位)につけています!このまま目標のリーグ4位以内をキープ出来る様、熱い戦いを見せて欲しいですね。更なるチームの勝利を信じて声援を送りましょう!

 

2019 ジャパンラグビートップチャレンジリーグ

第4節 12月14日(土) 14:00 秩父宮ラグビー場
対 豊田自動織機シャトルズ
第5節 12月21日(土) 13:00 コカ BJI ラグビー場
対 マツダブルーズーマーズ
第6節 01月11日(土) 14:00 ヤンマースタジアム長居
対 近鉄ライナーズ
第7節 01月19日(日) 11:30 秩父宮ラグビー場
対 清水建設ブルーシャークス

 
詳細は、釜石SW公式サイトでご確認ください。
http://www.kamaishi-seawaves.com/