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【数量限定】『釜石からのお届けもの』特製BOX入り オリジナルお買得セット3種 販売スタート!

【数量限定】『釜石からのお届けもの』特製BOX入り オリジナルお買得セット3種 販売スタート!

【数量限定】『釜石からのお届けもの』特製BOX入り オリジナルお買得セット3種 販売スタート!

 

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で人の往来や催事の機会が減ってしまっていますが、そんな中でも釜石発の魅力ある商品を多くの皆様にお届けし、楽しんで頂けるよう、お買得価格のオリジナルセット商品をつくりました。

 

●三陸釜石元気市場 商品ページ
http://hamayuri.net/?mode=cate&cbid=2688600&csid=0

 

セット商品は、『釜石からのお届けもの』特製オリジナルBOXに入れてお届けします。
 
オリジナルボックス
(左:大サイズ 右:中サイズ)


只今、送料無料キャンペーン開催中!
三陸釜石元気市場のリニューアルを記念して、全国《どこでも・何点でも》送料無料キャンペーンが開催中です。こちらも件数限定の先着順となりますので、この機会にぜひご利用ください。

 

特製BOX入り オリジナルお買得セット

オリジナルお買得セット① 自宅で磯ラーメンセット
オリジナルお買得セット② お手軽ほっこり朝ごはんセット
オリジナルお買得セット③ ラグビー銘菓でコーヒーブレイクセット

 

オリジナルお買得セット① 自宅で磯ラーメンセット

 

 

オリジナルお買得セット② お手軽ほっこり朝ごはんセット

 

 

オリジナルお買得セット③ ラグビー銘菓でコーヒーブレイクセット

 

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

三陸鉄道「お絵かき遠足列車」で入賞〜釜石市特別賞、市さんてつくん賞

三陸鉄道「お絵かき遠足列車」で入賞〜釜石市特別賞、市さんてつくん賞

特別賞を受けた大久保亜美ちゃん(左)

特別賞を受けた大久保亜美ちゃん(左)

 

 三陸鉄道(本社宮古市、中村一郎社長)が沿線の保育園児などを対象に募集した本年度の「お絵かき遠足列車作品」で、釜石市特別賞に小佐野保育園の大久保亜美ちゃん(5)、市さんてつくん賞に鵜住居保育園の藤原凪ちゃん(6)が選ばれた。表彰式は22日に園ごとに行い、入賞者にそれぞれ賞状と記念品が贈られた。

 

 遠足列車は県三鉄強化促進協議会(会長・達増拓也知事)と三鉄が主催。本年度は新型コロナウイルス感染症の影響で運行を見合わせたが、作品は募集した。

 

 釜石市内から4保育園、こども園が参加し、計98点を応募。入賞2点を含む全作品は昨年12月に市内の商業施設で展示された。

 

さんてつくん賞に選ばれた藤原凪ちゃん(右)

さんてつくん賞に選ばれた藤原凪ちゃん(右)

 

 小佐野保育園(佐々木幾子園長、園児73人)の表彰式には、野田武則市長、三鉄盛・釜石駅の山蔭康明駅長が出席。野田市長は「コロナを乗り越えたら、三鉄に乗って、いろんなまちを訪ね、いいところを見たり楽しんでほしい」と期待を込めた。

 

 同園では三鉄釜石駅に出向いてホームでお絵かき。停車した車両が開放され、写真撮影も楽しんだ。亜美ちゃんは鉄道旅の思い出を描き、家族の笑顔が印象的な作品に。「(車両が)かわいかった。(賞をもらって)うれしい」とはにかんだ。

 

 鵜住居保育園(勝又和子園長、園児82人)を訪問したのは、山蔭駅長。「上手に描いてくれた。いつか、三鉄に乗りに来て。遠足を楽しみ、景色を見ながら、たくさん絵を描いてほしい」と思いを伝えた。

 

 同園でも鵜住居駅や線路そばの公園に足を運んで車両を見学。凪ちゃんの作品はたくさんの友達の顔が描かれていて、「みんなで乗りたい」との願いや楽しみ、わくわく感を詰め込んだ。「うのすまい」と文字を添えた駅舎も加え、地域をアピール。「上手に描けた」と満足げだった。

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釜石・豪州 ジェラートで友好発信、東京オリパラホストタウン〜特産食材使用、コラボ商品開発

豪州と釜石の食材を使ったジェラート

豪州と釜石の食材を使ったジェラート

 

 釜石市はこのほど、東京五輪・パラリンピックの「復興『ありがとう』ホストタウン」相手国・オーストラリアと地元の特産食材を使ったコラボ商品を開発した。同国産ナッツと蜂蜜、釜石特産甲子柿を合わせた友好を発信するジェラート。3月13日から魚河岸テラスで販売する予定で、関係者は「食を通じ、オーストラリアに親しみを持ってもらうきっかけに」と期待を込める。

 

 開発を担ったのは、テラスを指定管理するかまいしDMC(社長・野田武則市長)の運営店舗「魚河岸ジェラート部」。同国産のマカダミアナッツは砕いてミルクベースのアイスに混ぜ込んだ。蜂蜜「ティーツリーハニー」は甲子柿と合わせてムース状のソースに仕上げ、ナッツ入りアイスにかけて完成。両地域の〝味力〟を感じられるよう、約2カ月、試行錯誤した。

 

 22日にテラスで完成披露会があり、関係者が試食した。「ナッツの食感が良い」「蜂蜜と柿の香りがうまくマッチしている」などと上々の評価。野田市長も「程よい甘さで食べやすい。2つの地域、風景を感じながら味わってほしい」と期待した。

 

試食する野田市長(左)ら関係者

試食する野田市長(左)ら関係者

 

 開発は同ホストタウン事業の一環。同国を相手国に選んだのは、東日本大震災当時に釜石シーウェイブス(SW)RFCに所属していた同国出身のスコット・ファーディー選手が救援活動に尽力したり、震災後の海外派遣事業で中学生を受け入れるなど心を寄せていることに謝意を表すため。相手国として登録した2017年11月からは青少年のスポーツ交流などを推進してきた。

 

 市国際交流課の中村達也課長は「五輪開催に関わらず、交流を続けていきたい」と強調。食を通じた取り組みで、世界とつながるまちづくりの構築を進める考えだ。

 

 コラボジェラートは税込み380円で販売。現在ジェラートの名称を募集している(2月末まで)。採用者には、3月末まで毎日ジェラート1個を無料で提供する特典を用意。詳しくは、かまいしDMCホームページ(https://kamaishi-dmc.com/)へ。

広報かまいし2021年2月1日号(No.1753)

広報かまいし2021年2月1日号(No.1753)

広報かまいし2021年2月1日号(No.1753)

 

広報かまいし2021年2月1日号(No.1753)

広報かまいし2021年2月1日号(No.1753)

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【P1】
津波注意報が発表された場合の避難情報の発令内容を変更します
【P2-3】
各種計画案への意見を募集しています
【P4-7】
市が所有する東部地区水産産業関連施設用地を分譲します
まちのお知らせ
【P8】
岩手大学地域連携フォーラムin釜石の開催 ほか

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
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釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
「しごと・くらしサポートセンター」イオンタウン釜石内に開所〜就業支援や定住促進を強化、魅力発信の連携拠点に

「しごと・くらしサポートセンター」イオンタウン釜石内に開所〜就業支援や定住促進を強化、魅力発信の連携拠点に

就業と移住定住の促進に向けたサポートセンターの開所を祝ってテープカットする関係者

就業と移住定住の促進に向けたサポートセンターの開所を祝ってテープカットする関係者

 

 釜石市は15日、雇用・就業支援や移住定住促進の取り組みを強化するため、港町のイオンタウン釜石内に「しごと・くらしサポートセンター」を開所した。相談窓口としての機能充実に加え、まちの魅力などの情報発信、関係機関との連携の拠点として運営。新年度には市役所内にある移住定住支援センターも移転させ、体制強化のもとで一体的な取り組みを進める。

 

 東日本大震災から間もなく10年、市内で進む復興事業は一定のめどが付けられる段階。復興期間が終盤を迎えるにあたり、人口の流出とそれに伴う経済の縮小、加速する少子高齢化が課題となっている。さらに新型コロナウイルス感染症の影響も加わり、震災後、一時改善傾向を示していた雇用状況が急速に悪化し、地域経済は厳しい状況に置かれている。

 

 こうした背景を受け、市では就業や企業の人材育成の支援など雇用の改善を図り、地域への移住定住を促進する取り組みの強化を重要な施策として挙げる。人口減少時代の持続可能なまちづくりを図るべく、集客力のある商業施設にセンターを設けて窓口機能を分かりやすく、効果的に情報を発信していく。

 

 開所式には関係者ら約20人が出席。野田武則市長が「コロナ禍で大変厳しい経営を余儀なくされている事業者、仕事に不安を抱えている労働者にも適切に応えながら雇用・就業状況、人口動態の改善に向けた施策を積極的に展開。より一層住みよく魅力的なまちづくりを進めていく」とあいさつし、テープカットした。

 

 イオン釜石2階にオープンした施設(広さ315平方メートル)には個別相談ブースやセミナールーム、会議室、キッズスペースなどを配置。市内を拠点に人材育成やまちづくり支援事業を手掛けるパソナ東北創生が運営し、3人体制で担う。事業費は3千万円。国のコロナ対策の臨時交付金も活用した。

 

 就業支援窓口は「ジョブカフェかまいし」と位置付け、求職者の就職相談や適性診断のほか、受け入れ側となる事業者向けに採用や職場環境改善の相談、人材育成・定着支援なども行う。

 

 4月には市商工観光課内にある移住定住相談センターも移転させ、仕事・住宅・暮らしに関する情報提供や空き家の利活用など幅広い相談に対応。多様な人が働きがいのある仕事で活躍し、住み続けるまちづくりを進める。

 

 利用無料。開所時間は午前10時~午後6時、休所日は木曜と年末年始。問い合わせは同センター(電話0193・27・6177)へ。

【釜石×オーストラリア】コラボジェラートの名称を募集します!

【釜石×オーストラリア】コラボジェラートの名称を募集します!

【釜石×オーストラリア】コラボジェラートの名称を募集します!

 

釜石市はオーストラリアを相手国とし、2017年11月に復興「ありがとう」ホストタウンとして登録され、青少年を中心に継続的に交流活動を実施してきております。
 
このたび、市民のみなさまにオーストラリアの食や文化をもっと身近に感じていただくため、オーストラリアと釜石の食材を使ったコラボジェラートを開発しました。魚河岸テラスジェラート部では、3月13日(土)からの販売開始に合わせ、その名称を現在募集しております。両国の交流がますます盛んになるよう、みなさまのご応募のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

応募方法

① 用紙:応募用紙を魚河岸テラス窓口に提出(応募用紙[PDF:551KB]
② 郵送:ジェラートの名称、氏名、電話番号、住所、性別、年齢をはがきに記入の上、下記宛先まで送付
 
<送り先>
〒026-0012 岩手県釜石市魚河岸3-3
魚河岸ジェラート部 宛
 
③ WEB:インターネットで応募する場合は、こちら よりご応募ください。
 
※応募締切:令和3年2月28日(日)までとなります。お早めにご応募ください。

特典

採用された方は、3月31日(日)まで毎日1個ジェラートを無料でお召し上がりいただけます。
 
※その他、詳細については こちら をご覧ください。

問い合わせ先

株式会社かまいしDMC
住所:釜石市魚河岸3-3 電話:0193-27-5260

 

●ホストタウンとは?
 日本の自治体と、2021年に延期となった東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に参加する国・地域の住民等がスポーツ、文化、経済などの多様な分野で交流することを通じて、地域の活性化等に活かし、東京大会を超えた末永い交流を実現することを目的とした取組です。

 

●フレンズ・オブ・オーストラリアとは?
 オーストラリア政府はスポーツ外交キャンペーン「AUS+RALLY」(オーストラリー)を展開しており、スポーツを通じて各自治体・団体とオーストラリアとの交流を深めています。2020年3月に釜石市はオーストラリアと親交を深めている自治体・団体「FRIENDS OF AUSTRALIA」(フレンズ オブ オーストラリア)の一員として、登録されています。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 文化スポーツ部 国際交流課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22番1号 シープラザ釜石2F
電話 0193-27-5713 / FAX 0193-31-1170 / メール
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地吹雪模様の中、創作を両手に持って集団登校する白山小児童

マスク姿で元気に再開〜市内小中学校 3学期始業

地吹雪模様の中、創作を両手に持って集団登校する白山小児童

 

 釜石市内の小中学校は19日までに、3学期を迎えた。新型コロナウイルス感染拡大の懸念が一層高まり、例年にない寒さが続く中で、学びやに児童生徒の明るい声が戻った。

 

 19日は小学校5校で始業式が行われた。嬉石町の白山小(熊谷直樹校長、児童37人)では、早朝まで降った粉雪が強風に舞う中、自由研究や作品を抱えた児童が集団登校した。

 

 始業式は体育館で行われ、熊谷校長が「今年は丑年(うしどし)。心と体の健康を守り、牛のように粘り強く、あきらめない気持ちと、優しい心遣いで学校生活を送ろう」と呼び掛けた。

 

 川﨑新士君(5年)は「3学期は算数をがんばる。児童会活動では気持ちのいいあいさつを続け、ラストスパートを全力で駆け抜けたい」と意気込んだ。

 

 教室に戻り、健康チェック。冬休み中の出来事を語り合い、自由研究などの作品を披露した。

前向きに生き抜いて満100歳〜特養ホーム仙人の里で百歳を祝う会

前向きに生き抜いて満100歳〜特養ホーム「仙人の里」で百歳を祝う会

桃色のちゃんちゃんこと帽子を身に着けた100歳の菊池さん(中)、孫の荒田さん(右)

桃色のちゃんちゃんこと帽子を身に着けた100歳の菊池さん(中)、孫の荒田さん(右)

 

 釜石市甲子町の特別養護老人ホーム仙人の里(大久保孝信施設長)を長期利用する菊池キサさんが4日、満100歳となり、同施設で「百歳を祝う会」が開かれた。施設利用者や職員が長寿に温かい拍手を送ると、菊池さんは「ありがとうね」と笑みを返した。

 

 大久保施設長が「1世紀、激動の厳しい時代を懸命に生き抜いてきた。ここでゆったりと明るく楽しく過ごしてほしい」とあいさつ。市の特別敬老祝い金や記念品の羽毛掛け布団などが贈られた。

 

 菊池さんは1921(大正10)年、花巻市の農家に生まれた。遠野市出身で製鉄所勤めの故良助さんと結婚し、釜石で3女を育てた。

 

 同施設は昨年1月から長期利用。それまで野田町の自宅で一緒に暮らした荒田成隆(しげたか)さん(46)が、孫7人を代表して駆け付けた。

 

 ガーデニングが趣味で、四季折々の花を育て楽しんできた菊池さん。よく寝て、よく食べ、自分のリズムを持ち、前向きな性格。控えめだが人と話すことが好きで、コミュニケーション力もあるという。

 

 隣の部屋から流れてきた「釜石小唄」に合わせ、菊池さんは「チャンチャリンコ、チャンチャン」と口ずさみながら手踊り。会場が和やかな空気に包まれた。荒田さんは「本当に元気。もっと長生きしてほしい。年を聞くと、答えはいつも『92歳』。精神的に若い」と目を細めた。

 

 市内の100歳以上は菊池さんで29人となった。

金びょうぶの前で笑顔を輝かせる新成人

晴れ姿に笑顔咲く、成人のつどい 参集開催断念も コロナに負けず〜二十歳の誓い ネットで配信、震災から10年 教訓も忘れず

金びょうぶの前で笑顔を輝かせる新成人

金びょうぶの前で笑顔を輝かせる新成人

 

 新型コロナウイルス感染拡大で、中止や延期、オンライン開催とさまざまな措置がとられた各地の成人式。釜石市では例年行っている「成人のつどい」を、感染症対策を講じた上で開催する予定だったが、全国の感染状況を踏まえ、参集開催を断念。出席者を限定した式典の模様をウェブ配信する形に変更した。式典会場の市民ホールTETTOには、記念撮影用のフォトスポットが設けられ、出席がかなわなかった新成人らが晴れ着姿で訪れた。

 

野田市長らがお祝いの言葉を贈った式典

野田市長らがお祝いの言葉を贈った式典

 

 10日午後、ホールAで開かれた式典には、新成人2人と主催者、来賓8人が出席。野田武則市長は震災から10年となる年に新たな門出を迎えた新成人に向け、「震災の教訓を決して忘れてはならない。一人一人が命を大切にし、周りの人たちとの関係の中で自分があるという自覚を持って人生を歩んでほしい」と呼び掛けた。

 

 釜石高、釜石商工高の恩師からのメッセージ、高校時代に参加した釜石コンパスのキャリア教育授業の様子などがビデオ上映された。

 

 新成人代表の留畑梨恩さん(20)=一関高等看護学院2年=が抱負を発表。「コロナの感染拡大で不安になる人も多いと思うが、困った時には手を差し伸べ、優しく笑顔で支えてくれる釜石の仲間がいることを忘れないでほしい。多くの方々に感謝し、成人として生活していくことを誓う」と決意を述べた。

 

コロナ禍でも前を向いて人生を歩む決意を示した新成人代表の留畑梨恩さん

コロナ禍でも前を向いて人生を歩む決意を示した新成人代表の留畑梨恩さん

 

 半屋外仕様のホールBには、金びょうぶとラグビースタジアムの背景を施したフォトスポットが設けられた。振り袖やスーツに身を包んだ新成人らは、久しぶりに会う友人らと再会を喜び合い、笑顔で記念写真に納まった。

 

ラグビーのまちならではのフォトスポット

ラグビーのまちならではのフォトスポット

 

 訪れた新成人からは「残念だけど仕方がない」「仲のいい友達に会えただけでも良かった」「できれば式典を延期してもらい、みんなで集まりたかった」など、さまざまな受け止めの声が聞かれた。

 

 宮城学院女子大2年の山﨑佳歩さん(20)は「着付けしてもらえるか不安だったが、振り袖を着られて本当にうれしい。将来は栄養士の資格を取って働きたい」、明和学園短期大2年の山﨑沙恵さん(20)は「子どもの気持ちに寄り添える保育士になりたい。手洗い、体調管理などコロナ対策をしっかりし、社会人の一歩を踏み出せたら」と夢を描く。2人は鵜住居小4年時に震災にあい、自宅が全壊。被災から10年を迎える古里に「新しい家も建ってきているが、まだ点々。まちが元のようにはならなくても、住民が気軽にあいさつを交わす人とのつながりを感じられる地域になってほしい」と願った。

 

 日鉄テックスエンジで働く篠原拓馬さん(20)は釜石商工高時代の仲間と再会し、「高校のころを思い出す」と懐かしげ。「お酒はほどほどに。大人になったことを実感しながら行動していきたい」と自覚を高める。津波で被災した只越町の自宅は最近再建を果たし、家族と暮らす。「釜石のために少しでも貢献できるよう仕事をしていきたい」と決意を新たにした。

 

 本年度の釜石市成人のつどいの対象者は319人。記念品(釜石出身アーティスト小林覚さんデザイン・エコバッグ)は郵送された。式典の模様は31日まで視聴できる。

広報かまいし2021年1月15日号(No.1752)

広報かまいし2021年1月15日号(No.1752)

広報かまいし2021年1月15日号(No.1752)

 

広報かまいし2021年1月15日号(No.1752)

広報かまいし2021年1月15日号(No.1752)

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【表紙】
【P2-3】
税の申告
【P4-5】
しごと・くらしサポートセンター オープンのお知らせ
灯油購入費助成 他
【P6-7】
市政懇談会中止のお知らせ 
復興情報 他
【P8-9】
岩手大学釜石キャンバスだより
コラム教育魅力化コーディネーター 他
【P10-11】
こどもはぐくみ通信
まなびぃ釜石
【P12-13】
まちのお知らせ
【P14-15】
保健案内板
【P16】
釜石の歴史 よもやま話

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
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釜石市

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新しい年への期待や願いを込めグラウンドを彩ったイルミネーション

「うのスターライト」光に新年の期待込め、LEDで謹賀新年

新しい年への期待や願いを込めグラウンドを彩ったイルミネーション

新しい年への期待や願いを込めグラウンドを彩ったイルミネーション

 

 新しい年への期待を光に込めたライトアップイベント「うのスターライト2021」は12月31日夜から元日にかけて釜石市鵜住居町の釜石鵜住居復興スタジアムで行われた。

 

 市スポーツ推進課が企画。雪で白く染まったグラウンド中央に発光ダイオード(LED)のチューブライトで「謹賀新年」と文字をかたどった。

 

 一昨年のラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催では残念ながら台風災害の影響で中止となったナミビア―カナダ戦。昨年、記念試合としての開催を模索したが、新型コロナウイルスの感染拡大で断念した。「NAM2021CAN KAMAISHI」。実現への思いを込めた文字も添えた。

 

 メインスタンドではW杯の振り返り映像を上映。来場者にはW杯開催1年を記念した昨年のメモリアルイベントのロゴが入ったTシャツなどが贈られた。

 

 「年間を通して、うまく使われる施設になってほしい」と期待するのは、地元の川﨑英司さん(47)。スタジアムはジョギングコースだったというが、コロナの影響で生活が変化し、足を運ぶ機会が減った。夕闇のまちを静かに彩る4色の光に「普通の生活に戻り、経済的にも安定した暮らしができるように」と願いを込めた。

 

 同課の長田剛主任は「たくさんの人が集まり、みんなが笑顔になる場に。来年こそ、ナミビアとカナダの試合を開催したい」と熱い思いを再確認した。

震災から10年 復興は新たなステージへ〜祝いムード影ひそめ、釜石大観音も異例の正月

震災から10年 復興は新たなステージへ〜祝いムード影ひそめ、釜石大観音も異例の正月

2021年、新しい年に願いを込める参拝客

2021年、新しい年に願いを込める参拝客

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で全国的にこれまでにない様相を見せた2021年のスタート。年末年始に襲った数年に一度クラスの強力寒波も追い打ちをかけ、釜石市内は祝いムードも影をひそめる異例の正月となった。初詣や初売りの人出も軒並み減少。昨年からコロナ禍の影響が続く観光や商業などの関係者からは、感染収束が見通せない状況に不安の声が相次いだ。初詣客らが口にする願いの第一声も「コロナの早期収束」。心落ち着かない中で「震災から10年」となる釜石の21年が始まった。

 

 大平町の釜石大観音は例年通り、大みそか午後10時に開館。コロナ禍と年越し寒波は初詣客の出足を鈍らせ、初日の出を拝める元日午前7時前後の人出も前年の5割以下にとどまった。

 

 元日朝の参拝は若い世代が目立った。境内ではスマートフォンを手に日の出を待つ、いつもの光景が広がり、御来光が差し込むと仲間や家族で写真を撮り合った。

 

初日の出に照らされる釜石大観音=元日午前7時15分

初日の出に照らされる釜石大観音=元日午前7時15分

 

 施設内ではさまざまな感染防止策を講じて客を迎えた。参拝者は〝密〟にならないよう距離を取りながら初詣。良い年になるよう願いを込め、手を合わせた。

 

 奥州市から訪れた土田悠斗さん(26)、光子さん(26)夫妻は昨年6月に入籍。夫婦となって初めて迎える新年に願うのは「コロナでできなかった結婚式を挙げる」こと。悠斗さんは「昨年は仕事も順調だった。この勢いのまま、前を向いて一歩一歩進んでいきたい」、光子さんは「コロナの不安はあるが、無事に式を挙げられたら。身近な家族、友人を集めてやりたい」と夢を描いた。

 

 釜石市出身で県内から帰省中の藤原清さん(51)は「はやり病に振り回された1年だったが、仕事は無事にできて感謝している」と昨年を回顧。「感染に最大限注意し、さらに視野を広げるような仕事ができれば」と新年の誓いを立てた。

 

 市内を代表する観光スポットでもある同観音は、コロナの影響で金・土・日曜のみの開館が続く。「雇用調整助成金を受け、何とかやってきたが非常に厳しい状態。宗教法人に該当する(感染対策の)補助がないのもつらい」と佐々木富也部長代理。それでも団体客の予約、各種祈祷(きとう)などの申し込みがあれば、休業曜日(月~木)でも対応し、次につなげるための努力を重ねる。

 

 今年の初詣期間は11日まで延長し、分散参拝に配慮する。