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地元漁師、大学職員からサケの定置網漁学ぶ かまいしこども園児 海や魚に興味津々

海や魚について講師に質問する園児=かまいしこども園サケ学習

海や魚について講師に質問する園児=かまいしこども園サケ学習

 
 釜石市天神町のかまいしこども園(藤原けいと園長、園児77人)の年長児11人は11日、地元漁師や大学職員からサケの定置網漁について学んだ。海洋教育パイオニアスクールプログラム(笹川平和財団海洋政策研究所など主催)の助成で取り組むサケ学習の一環。映像を見ながら、サケの特徴や定置網での漁獲方法などを教わった。12月には雌サケの解体も予定する。
 
 7月に平田の県水産技術センターを見学し、本県でとれる魚などを学んだ園児たち。2回目となるこの日の学習は同園で行われた。講師を務めたのは釜石東部漁協所属の漁師佐々木崇真さん(37)と、魚食普及や漁業体験、海洋教育のコーディネートを行う「すなどり舎」代表で、岩手大三陸水産研究センター特任専門職員の齋藤孝信さん(61)。地元で行われる定置網漁の映像を見せながら解説した。
 
実物と同じ重さのサケのぬいぐるみを抱え、その大きさを実感

実物と同じ重さのサケのぬいぐるみを抱え、その大きさを実感

 
定置網でサケを漁獲する様子などを映像で見せた

定置網でサケを漁獲する様子などを映像で見せた

 
初めて見るサケ漁に目がくぎ付け。驚きの表情も

初めて見るサケ漁に目がくぎ付け。驚きの表情も

 
 佐々木さんは「サケの雄と雌は鼻の形で見分けることができ、卵を持つ雌は腹が膨れている」と説明。図を使って定置網漁の仕組みを教えた。定置網では魚が前にしか進めない特性を利用して囲われた網に誘導。周回するうちに魚が入る「落とし網」と呼ばれる場所に2船をつけ、片方の船が近づきながら網を絞り漁獲する。周回中に魚の約6割は網の外に逃げるため、「とりすぎない自然にやさしい漁法」と齋藤さん。
 
漁師の佐々木崇真さん(右下写真)が定置網の構造や魚の動きについて解説

漁師の佐々木崇真さん(右下写真)が定置網の構造や魚の動きについて解説

 
 三陸沿岸の近年のサケ水揚げ量は激減している。佐々木さんは「昔はこの時期になれば1万本ぐらいとれていたが、今は1カ月に3、4本ということも。水温が高くなってしまったことが要因」と海洋環境の変化も示した。この日は、同園の教諭らが撮影した釜石市魚市場の水揚げや競りの様子も上映。園児たちは市場の仕事についても学んだ。
 
 最後は園児からの質問コーナー。「魚はどうやって眠るの?」「サケが戻ってくる川にごみを捨てたらどうなるの?」「深い海にも魚はいるの?」―などなど、好奇心旺盛な疑問が飛び出した。中には、世界的な問題となっている海洋プラスチックごみについて質問する子も。齋藤さんは海ごみの流出原因などを説明し、「2050年には海の中の魚よりもプラスチックごみが多くなるという計算もある。そうなると魚も食べられなくなる。みんなも海にごみを流さないような努力をしてほしい」と話した。
 
「なぜ」「どうして」。子どもたちは知りたいことがいっぱい!

「なぜ」「どうして」。子どもたちは知りたいことがいっぱい!

 
園児の質問に丁寧に答える齋藤孝信さん。海洋環境への関心向上を願う

園児の質問に丁寧に答える齋藤孝信さん。海洋環境への関心向上を願う

 
 佐藤和君(5)は「お話聞くの、楽しかった。サケはお家でも食べる。塩焼きが好き。シャチのお勉強もしてみたい」と海の魚に興味津々。生のサケを見る次回の学習を心待ちにした。
 
 海洋教育パイオニアスクールプログラムは笹川平和財団、日本財団、東京大海洋教育センターが共同で実施。海の学びに取り組もうとする学校などに費用を助成する。幼児教育施設で取り組むのは全国で同園だけ。昨年度に続き2年目の採択を受け、「サケの学習を通して育む郷土愛と釜石のDNAの継承」と題して学習を進める。市内では本年度、同プログラムで釜石小がワカメの学習、釜石高が深海魚の学習に取り組んでいる。

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盛り上げたい!釜石大観音仲見世通り 釜石商工高生、チャレンジショップ 「バイクねこ」をアイテムに

チャレンジショップを通じ交流を楽しんだ釜石商工生ら

チャレンジショップを通じ交流を楽しんだ釜石商工生ら

 
 釜石市大平町の県立釜石商工高(伊東道夫校長)総合情報科の3年生5人は9日、学校近くの釜石大観音仲見世通りで開かれた「えんむすびプチマルシェ」に参加。同通りの暮らしにちなんで手作りした土産品や市内事業者の商品を並べ、元気な笑顔で販売に臨んだ。同通りのにぎわい再生と交流の場創出を目指し活動する釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクト(宮崎達也代表)が取り組みをバックアップ。人のつながりや縁を広げる機会を通じ、生徒たちは将来への意欲を高めた。
 
 マルシェへの参加は、課題研究の一環。「仲見世を盛り上げたい」と集まった5人は、同通りの印象や特徴などを住民や生徒、教職員らから聞き取り、「猫をよく見かける」「バイク利用者が多い」との情報を入手。バイクにまたがった猫をモチーフにしたイラストを作成し、観光客らをターゲットにした土産物として交通安全祈願のお守り、ステッカーを作ることにした。販売については同プロジェクトに話を持ち掛け協議を重ね、当日を迎えた。
 
仲見世通りに多い猫(写真右下)をモチーフに作製したオリジナル土産品

仲見世通りに多い猫(写真右下)をモチーフに作製したオリジナル土産品

 
 この日、5人は宮崎代表(50)が運営するシェアオフィス1階にあるギャラリースペースの一角に手作り品を並べ、販売を体験した。木製のお守りに施された「バイクねこ」のイラストは全て生徒の手描き。ストラップ部分となるミサンガも13色の糸を使って手作りし、生徒たちは各色に込めた願い(赤は情熱、青は勉強、黄緑は友情など)などを紹介しながら接客した。ステッカーは5枚一組で販売。バイクねこのほか、「しいたけネコ」「まんじゅうネコ」などがデザインされた。
 
 地元の菓子製造販売・卸業小島製菓(上中島町)の協力を得て、同社が製造するパンや団子も並べて販売。売り手として商品を宣伝し、多くの客を呼び込んだ。
 
地元事業者が手掛けた商品の売り手としても活躍した

地元事業者が手掛けた商品の売り手としても活躍した

 
高校生が考案した「バイクねこ」が仲見世通りを盛り上げる⁉

高校生が考案した「バイクねこ」が仲見世通りを盛り上げる⁉

  
 グループリーダーの尾形麗(うらら)さんは「明るく元気に笑顔で接することを意識した。多くの人に足を止めてもらい、うれしい。盛り上げにつながったかな」と充実した表情を見せた。これまでの取り組みを振り返り、「自分の考えに、ほかの人の意見を加えて改良し、希望に合ったものづくりが大切」と実感。教員という夢に向かい進学する予定で、「誰かのためにということを常に心がけて、人の役に立てることをしたい」と胸を張った。
 
釜石大観音仲見世通りで開かれた「えんむすびプチマルシェ」

釜石大観音仲見世通りで開かれた「えんむすびプチマルシェ」

 
 同校が参加したマルシェでは、釜石ゆかりの作家や菓子店などが手作りした雑貨、スイーツを販売したほか、フリーマーケットも行われた。主催の同プロジェクトは「釜石○○(まるまる)会議」から生まれた市民グループで、空き店舗が目立つ同通りを再生させようと、同様のマルシェ開催など人の流れを生み出す取り組みを行ってきた。新型コロナウイルス禍でイベントの実施は控えていたが、同校からの提案を受け、コラボレーション企画として3年ぶりの開催を決めた。
 
 宮崎代表は「人との触れ合いは楽しい。イベントを行うと活気が生まれる。商店を増やすとの目標に向け、店も来訪者にもすてきな縁が生まれるような場をつくっていきたい」と意欲を見せた。

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W杯から3年「ラグビーのまち釜石」を発信 SW、中学生が交流試合&体験イベント

ラグビーW杯釜石開催から3年を記念した2022ラグビッグドリーム。約1300人が観戦

ラグビーW杯釜石開催から3年を記念した2022ラグビッグドリーム。約1300人が観戦

 
 2022ラグビッグドリーム~RWC MEMORIAL~(釜石ラグビッグドリーム実行委主催)は9日、釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムで開かれた。2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の会場となった同スタジアムで、ジャパンラグビーリーグワン2部の釜石シーウェイブス(SW)RFCと1部の東芝ブレイブルーパス東京が対戦。市内中学校の特設ラグビー部による交流試合も行われた。W杯のレガシー(遺産)継承、台風の影響で中止された「ナミビア対カナダ」の再戦を願い、企画された。
 
 中学生の交流試合は、特設ラグビー部を結成している釜石東中と甲子中の対戦。2週間後に県中総体を控えた両チームにとって力試しの場となった。試合は15分ハーフで行われ、4トライを挙げた釜石東が26-12(前半12-5)で勝利した。3年生を中心に生徒らの強い希望で、数年ぶりにチームを結成した釜石東。黒澤強優主将(3年)は「ボールを手にした一人一人が自信を持って走り抜いたことが勝因」と胸を張った。この日はチームにとって初めての試合。見つかった課題を修正し、最終目標の中総体に挑む。
 
釜石東中、甲子中の特設ラグビー部が対戦した交流試合

釜石東中、甲子中の特設ラグビー部が対戦した交流試合

 
相手ディフェンスを寄せ付けず、インゴールへ走る釜石東の選手(左から2人目)

相手ディフェンスを寄せ付けず、インゴールへ走る釜石東の選手(左から2人目)

 
 市内の現中学生は小学生の時に、同スタジアムで行われたラグビーW杯を観戦した。甲子中特設ラグビー部の悦渕嵩主将(3年)は「W杯が行われた芝生でプレーすることができて光栄。ラグビーは釜石の誇りであり象徴。高校に行っても続けたい。台風でできなかったナミビア対カナダ戦が実現したら仲間と応援に来たい」と願った。
 
 一般来場者がラグビーに親しめる場も設けられた。W杯を機に釜石でも体験機会が増えたストリートラグビーのコーナーは一般社団法人STREET RUGBY ALLIANCE(ストリートラグビーアライアンス、東京都)が開設。幅広い年代がトライを楽しんだ。甲子町の夏目未咲さん(27)は長女梨世ちゃん(4)と体験し、「誰でもできてすごく親しみやすい」と笑顔。W杯や釜石SWの試合にも足を運んでおり、「ラグビーって面白い。地元なのでSWも応援したい」と声を弾ませた。
 
誰でも体験できるストリートラグビーのコーナー

誰でも体験できるストリートラグビーのコーナー

 
子どもたちも笑顔でトライ!「ラグビーって楽しいな」

子どもたちも笑顔でトライ!「ラグビーって楽しいな」

 
 同法人エグゼクティブプロデューサーの出口圭造さんは「釜石は僕らにとっても神聖で特別な場所。来るたびに身が引き締まる思い」と、震災復興、W杯誘致の力を称賛。コロナ禍で同法人の活動も停滞してきたが、「来年のW杯フランス大会に向け、再度ラグビー熱を盛り上げる一助を担えれば。ラグビーの楽しさを感じ、興味を持ってもらえるような場を積極的に提供していきたい」と意気込んだ。
 
 釜石SWとBL東京の試合前には甲子中の生徒が「ハカ」を披露。ラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)が国際試合前に見せる先住民マオリの民族舞踊を再現し、両チームを鼓舞した。
 
気合いの入った掛け声とともに甲子中の生徒が披露した「ハカ」

気合いの入った掛け声とともに甲子中の生徒が披露した「ハカ」

 
 釜石SWは前半23分、左ラインアウトモールからつないだCTBヘルダス・ファンデルボルトが相手ディフェンスを突破し初トライ。今季新加入のSOジョシュア・スタンダーのゴールで7-5と逆転したが、前半終了間際に2トライを奪われ、7-19で折り返した。後半、控え選手に次々と交替した釜石は粘り強いディフェンスを続け、相手を1トライに抑えた。アタックはゴール目前のプレーが何度か見られたが、セットプレーのミスやペナルティーなどであと一歩届かず、7-26で敗れた。
 
前半23分、釜石SWのCTBヘルダス・ファンデルボルトが同点のトライ

前半23分、釜石SWのCTBヘルダス・ファンデルボルトが同点のトライ

 
ファンデルボルト(左)は後半も強力な突破でゴールラインに迫った

ファンデルボルト(左)は後半も強力な突破でゴールラインに迫った

 
 釜石SWはプレシーズンマッチ5戦目。格上の1部チームとの試合は3戦目となった。WTB小野航大主将は「コンタクトエリアで劣っている感じはしなかったが、細かい部分で(BL東京の)質は非常に高かった。自分たちとの違いを体で感じられたのは大きい」と収穫を得た様子。須田康夫ヘッドコーチは「ラインスピード、ダブルタックルを意識し、ディフェンスが粘れるようになってきた」。1部チームの接点の激しさ、しつこさを経験し、「プレッシャーの中で、いかに自分たちのゲームができるかが課題」と話した。
 
 ハーフタイムには、市内の中学生が描いた5メートル四方の「釜石の大きな絵」がお披露目された。NPO法人アース・アイデンティティー・プロジェクツ(河原裕子代表、東京都)から同市に「世界一大きな絵」プロジェクトへの参加依頼があり、「復興と世界平和」をテーマに完成させた。
 
虎舞、大観音、ラグビーボールなどが描かれた釜石の大きな絵(右下拡大)。W杯で試合が中止になったナミビア、カナダ国旗とともに披露された

虎舞、大観音、ラグビーボールなどが描かれた釜石の大きな絵(右下拡大)。W杯で試合が中止になったナミビア、カナダ国旗とともに披露された

 
 同プロジェクトは世界中の子どもたちが描いた絵をつなぎ、一枚の大きな絵を作ることで、平和を愛する気持ちを育み、世界的視野で平和と環境を守る機運を広げようとするもの。同市では震災で受けた支援への感謝と、復興を遂げた被災地からの平和への願いを絵に込めた。「世界一大きな絵」はパリ五輪が開催される2024年にフランスで披露される予定。

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広報かまいし2022年10月15日号(No.1794)

広報かまいし2022年10月15日号(No.1794)
 

広報かまいし2022年10月15日号(No.1794)

広報かまいし2022年10月15日号(No.1794)

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【P1】
表紙

【P2-9】
特集 釜石型農業の芽ばえ

【P10-11】
ウェブ版ハザードマップ
避難所での新型コロナウイルス感染症対策 他

【P12-13】
新型コロナワクチン接種のお知らせ
交通規制情報 他

【P14-15】
イベント情報

【P16-17】
まちの話題

【P18】
大震災かまいしの伝承者 募集 他

【P19-21】
まちのお知らせ

【P22-23】
保健案内板・保健だより

【P24】
イベント情報

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2022101200019/
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
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大正琴で懐かしのメロディー 琴城流・白百合会(釜石) 成果発表「若くあるため挑戦」

稽古の成果を披露する白百合会の「大正琴のつどい」

稽古の成果を披露する白百合会の「大正琴のつどい」

 
 釜石市の琴城流大正琴・白百合会(鈴木琴節永代表)は8日、大町の市民ホールTETTOで「大正琴のつどい」(市民芸術文化祭参加)を開き、日ごろの稽古の成果を発表した。女形舞踊を披露する尚玉泉さん、同会に練習場所を開放する日本キリスト教団新生釜石教会の牧師柳谷雄介さんが賛助出演。演奏に乗せて踊って歌うにぎやかな舞台を約100人の観客が楽しんだ。
 
観客は大正琴の演奏に合わせ踊りや歌も楽しんだ

観客は大正琴の演奏に合わせ踊りや歌も楽しんだ

 
 鈴木代表と会員5人が出演し、「北上夜曲」「南部蝉しぐれ」「上を向いて歩こう」など昭和から平成の歌謡曲など15曲を演奏した。柳谷さんや会員の北條市さんが演奏に乗せて歌う場面では、マスク越しながら観客も歌詞を口ずさみ歌声を重ねた。「津軽の花」「雪椿」「女のしぐれ」では尚さんのあでやかな舞を堪能。「釜石小唄」では手踊りや手拍子で演奏を盛り上げる人の姿も見られた。
  
会員は稽古の成果を発揮し息の合った演奏を披露した

会員は稽古の成果を発揮し息の合った演奏を披露した

  
はつらつとした歌声を響かせた柳谷さん(右)

はつらつとした歌声を響かせた柳谷さん(右)

 
尚さんはあでやかな舞で観客を魅了した

尚さんはあでやかな舞で観客を魅了した

  
 大渡町の佐々木かつのさん(80)は東日本大震災後の避難生活で親交を深めた友人2人と鑑賞。懐かしさがにじむような大正琴の音色、朗らかな歌声、華麗な踊りを一度に楽しんで満足な様子で、「耳と目の保養になった」と目を細めた。
  
 同会の活動は35年続く。現在の会員は70~90代の8人。月2回、同教会で稽古に励む。市内の復興住宅や各地区の生活応援センターなどで開く演奏会は新型コロナウイルスの感染状況に配慮しながら継続。つどいも欠かさず開催し、回を重ねてきた。
  
 大正琴を始めて22年目の小笠原みき子さん(72)=栗林町=は「お客さんとの距離が近くて緊張したが、手拍子などの反応があってだんだん気分が乗って楽しく演奏できた。老化で覚えは悪くなっているが、仲間がいるから続けられる。演奏会を見て興味を持ってもらえたら、うれしい。知っているような曲ばかりなので、一人でも多くの人に触れてもらえたら」と期待した。
 
演奏会を終え、充実感あふれる笑顔を見せる会員ら

演奏会を終え、充実感あふれる笑顔を見せる会員ら

  
 つどいでは会員5人に琴城流大正琴振興会本部表彰の伝達も行われた。80歳以上の永年表彰は北條さん、増田ツル子さん、川畑節さんが受賞。大正琴の普及に貢献した功労者として小笠原さん、阿部孝子さんに賞状が贈られた。
  
 鈴木代表は「35年、いろんな人に出会い、助けられた。それが何より。『若くあるためには挑戦すること』がいいと聞く。新しい曲に挑みながら、活動を続けたい。趣味や活動の場が広がるような演奏会も開いていきたい」と前を向いた。
 

チームスマイル・釜石PIT Presents 布袋寅泰 SPECIAL LIVE

チームスマイル・釜石PIT Presents 布袋寅泰 SPECIAL LIVE

チームスマイル・釜石PIT Presents 布袋寅泰 SPECIAL LIVE

 

11月20日(日)、釜石市民ホールTETTOにて、「チームスマイル・釜石PIT Presents 布袋寅泰 SPECIAL LIVE」の開催が決定しました。
 
東日本大震災の直後に、「エンタテインメントによる心の復興支援」を目的に設立され、今年いっぱいで活動を終了する、一般社団法人チームスマイル主催のSPECIAL LIVEになります。

日時

2022年11月20日(日) 開場15:30 / 開演16:30

会場

釜石市民ホールTETTO ホールA
(岩手県釜石市大町1-1-9)

チケット

チケットぴあにて先行受付中
全席指定 3,300円(税込) ※未就学児は入場不可
・受付方法:チケットぴあ(WEB)にて抽選受付を行います。
・受付期間:10月11日(火) 12:00〜10月23日(日) 23:59
・枚数制限:お一人様1公演につき4枚まで
https://w.pia.jp/t/hotei-pit
 
【チケット発売日(一般販売)】 2022年10月29日(土)

主催

一般社団法人チームスマイル
共催: 釜石市、釜石まちづくり株式会社

お問い合わせ

https://www.gip-web.co.jp/t/info

 

※釜石市民ホールには、専用駐車場がございません。車でご来場の際は、市営大町駐車場など近隣の有料駐車場をご利用ください。

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

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浴衣姿で茶道の稽古 釜石・表千家こども教室 秋色の月見茶会、おもてなし学ぶ

浴衣姿でお茶をいただく表千家茶道教室の子どもたち

浴衣姿でお茶をいただく表千家茶道教室の子どもたち

 
 釜石市伝統文化表千家茶道こども教室が8日、只越町集会所で行われ、受講生らが浴衣姿で参加した。十五夜の「後の月」とも呼ばれる十三夜にちなみ月見茶会を企画し、和装に親しんでもらおうとの趣向。子どもたちは、おしとやかな立ち居振る舞いを心掛けながら稽古に励んだ。
  
 同教室は表千家成和会(互野宗哲会長)を母体に実行委員会を組織し開催(文化庁の伝統文化親子教室助成事業)。19回目の今年は7月に開講。小中学生10人が、礼儀作法からお点前まで茶道の知識や技を学ぶ。新型コロナウイルス感染症の影響で8月と9月の稽古は休み、この日が2回目の勉強会となった。
 
今年2回目の稽古に臨む浴衣姿の受講生ら

今年2回目の稽古に臨む浴衣姿の受講生ら

 
 集会所には「旦坐喫茶」と書かれた掛け軸、ススキやツキミソウ、シュウメイギクなど季節の花を生けた席が用意された。講師陣を客として迎え、受講9年目の川﨑拓真君(釜石東中3年)が「立礼点前」を披露。千田愛結(あゆみ)さん(双葉小4年)、千葉結花さん(平田小5年)らはお運びでもてなしに協力した後、客側も体験した。
 
月見茶会では長年稽古に励んできた中学生がお点前を披露した

月見茶会では長年稽古に励んできた中学生がお点前を披露した

 
 継続年数や習熟度に合わせグループ分けした稽古では、ふくささばき、お茶やお菓子のいただき方、お運びなどの所作をおさらい。ほぼ完璧なお点前を披露した川﨑君は、もてなしのために準備した茶器や茶わん、茶しゃくなどの道具を「拝見」に出す所作を確認したいと講師に申し出て、向上心を見せた。
 
 受講3年目の白野真心(まみ)さん(釜石小6年)は「浴衣を着ると懐紙(かいし)とかを入れるところがあって便利。普段より歩幅が狭くなって、決められた所作で歩くことができる」と実感。指導を受けているお点前を「一人でしっかりできるようにする」のが目標だという。
 
「一服どうぞ」。所作を確認しながらお点前の稽古

「一服どうぞ」。所作を確認しながらお点前の稽古

 
習熟度別指導に生徒たちは熱心に取り組んだ

習熟度別指導に生徒たちは熱心に取り組んだ

 
 勉強会は来年1月まで月に2回程度を予定する。互野会長は「世の中は不安定でも季節は忘れずにめぐり、美しいものや喜びをもたらす。茶の世界で、秋は趣のある豊かな季節。工夫しながら一服のお茶を楽しんでもらえたら。稽古に楽しみを見いだし、茶道の心を学んでほしい」と期待する。

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うのスタ周辺を老若男女が力走 釜石健康マラソン2年ぶり開催 体力向上の一助に

釜石鵜住居復興スタジアムで開かれた第48回釜石健康マラソン大会=8日

釜石鵜住居復興スタジアムで開かれた第48回釜石健康マラソン大会=8日

 
 第48回釜石健康マラソン大会(釜石市体育協会、市陸上競技協会、市主催)は8日、同市鵜住居町の釜石鵜住居復興スタジアムを発着点に周辺コースで行われた。甲子町の市球技場から会場を移して2回目の開催。新型コロナウイルス感染症の影響で昨年は中止されたため、2年ぶりの大会となった。子どもから大人まで約200人が参加し、秋の気配を感じながら思い思いのペースで完走を目指した。
 
 同大会は体育の日(現スポーツの日)にちなんだ市民総参加のスポーツイベントとして始まり、今に受け継がれる。長年、市陸上競技場(現市球技場)を会場としてきたが、2020年からラグビーワールドカップ日本大会(19年開催)会場の一つとなった同スタジアムで開かれる。
 
 今大会には1歳から78歳までがエントリー。距離、年代、男女別などで13部門が設けられた。開会式の後、時間をずらしながら各部がスタート。1キロ、2キロ、3キロのコースはスタジアム外周と同町新川原地区方面への市道を使って設定された。小学生はバスケットボール、サッカー、ラグビーなどの所属チーム単位での参加が目立ち、そろいのユニホーム姿で存在感を見せた。沿道では家族や仲間が声援を送り、参加ランナーを鼓舞。くじけそうになる子どもたちも力をもらってゴールを目指した。
 
女子の3キロは小学校高学年から一般までが一緒にスタート

女子の3キロは小学校高学年から一般までが一緒にスタート

 
所属スポーツ団体のユニホーム姿で3キロに挑む小学校高学年男子

所属スポーツ団体のユニホーム姿で3キロに挑む小学校高学年男子

 
ゴールまであと少し。最後の力を振り絞って懸命にひた走る=スタジアム西側駐車場入り口

ゴールまであと少し。最後の力を振り絞って懸命にひた走る=スタジアム西側駐車場入り口

 
 競技場内では約200メートルのコースを2周する幼児の部が行われ、父母に手を引かれた子どもたちも元気に“かけっこ”を楽しんだ。小学生チームのリレー(100メートル×4)競技も行われ、白熱したレースを繰り広げた。完走者にはタイムや順位を記載した完走証が発行された。閉会式では各部門の上位者を表彰した。
 
小学校低学年女子1キロのスタート。応援の家族を見つけて手を振る子も

小学校低学年女子1キロのスタート。応援の家族を見つけて手を振る子も

 
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お父さんと一緒に元気にゴール!ほほ笑ましい光景が広がった幼児の部

 
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仲間との絆を深めたリレーの部。日ごろのトレーニングの成果も発揮

 
 団体参加した小佐野ミニバスケットボールスポーツ少年団の主将、岩鼻奏河君(11)は3キロを完走。2年ぶりの大会に「久しぶりなので(3キロは)長く感じた。スタート直後の山際の上り坂が一番つらかった。体力もちょっと落ちていたかも」とブランクを実感。11月にミニバスの大会を控えているといい、「さらに体力をつけて勝ちたい。県大会にいくのが目標」と意気込んだ。
 
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スタジアム裏、山際の上り坂は最初の難関=小学校中学年男子2キロの部

 
 甲子町の平野建さん(39)は長女志凰ちゃん(5)と親子の部1キロに、次男志頼君(3)と幼児の部に参加し、それぞれの手を引いて無事完走。夏休みに練習したという志凰ちゃんは「ちょっぴり疲れた。でも走るのは好き」とにっこり。2回目の参加となった長男志磨君(6)は小学校低学年の1キロに初挑戦し、「途中で歩きたくなったけど頑張った。次は1位を取りたい」と意気揚々。家族でスポーツの秋を満喫した建さんは「普段、子どもと一緒に体を動かす機会は少ない。コロナ下でも大会を開催してもらって感謝。子どもには、回を重ねることで力がついていく感覚も味わってほしい」と願った。
 
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コース沿いにはわが子の頑張りをカメラに収める保護者らが並んだ

 
 同大会はあと2回で50回という大きな節目を迎える。市陸上競技協会の菊池信男会長は「(少子化、人口減などで)参加人数は従来に比べ減っているが、先輩たちがつないできた歴史ある大会。健康づくりのマラソンを意識づけ、細々でも長く大会を続けていければ」と話した。

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釜石の音楽文化継承へ決断の一歩 「市民合唱祭」感染症対策施し3年ぶりに開催

2年の中止を経て再開された「釜石市民合唱祭」

2年の中止を経て再開された「釜石市民合唱祭」

 
 第42回釜石市民合唱祭(市、市芸術文化協会、市合唱協会主催)は2日、大町の市民ホールTETTOで開かれた。新型コロナウイルス感染症の影響で一昨年、昨年と開催が見送られてきたが、同市が誇る合唱文化を絶やすまいと、感染防止対策を施しての実施を決断。3年ぶりのステージが実現した。市内で活動する8団体約100人が出演し、再開を待ち望んだ観客と喜びの時間を共有した。
 
 同祭は、釜石市内で活動する合唱団体や高校音楽部が一堂に会する年1回の発表の場。市民芸術文化祭の発表部門の一つとして位置づけられる。初演は1978年12月。同ホールの前身「釜石市民文化会館」の落成を記念して開催されたのが始まりで、翌79年4月に市合唱協会が設立された。
 
 長い歴史を誇る同祭だが、感染症が原因での2年連続の中止は異例のこと。収束が見通せない中で、各団体の活動意欲を維持し、釜石の合唱の灯(ひ)をともし続けるためには発表の機会は不可欠と、同協会は開催への道を模索してきた。各団体が日々の練習から基本的な予防策を忠実に実行すること、ステージでもマスクを着用し、間隔をとって並ぶことなどを申し合わせ、開催にこぎ着けた。参加団体は3年分の思いを胸に、女声合唱や混成合唱などで美しいハーモニーを響かせた。
 
 親と子の合唱団ノイホフ・クワィアーは今年で創立45年。3月のコンサート後、44年在籍した団員が急逝するという深い悲しみを経験した。この日は3月に共に歌った「群青」「未来へ」の2曲を歌唱。小澤一郎代表(45)は「きっと会場のどこかで一緒に歌ってくれていたと思う。唯一の大先輩で、多くのことを学ばせてもらった。教えを受け継ぎ活動していきたい」と誓いを新たにした。
 
亡くなった先輩団員への思いを胸に声を合わせるノイホフ・クワィアー

亡くなった先輩団員への思いを胸に声を合わせるノイホフ・クワィアー

 
 釜石童謡を歌う会は平均年齢76歳。手話を交えた「小さな世界」と、花がテーマの曲でメドレーを聞かせた。現在、3人で活動中の釜石高音楽部は「AVE MARIA Ⅱ」をアカペラで、「パプリカ」を振り付きで発表。少ない人数で最大限の力を発揮した。昨年30周年を迎えた甲子歌う会は、地元ミュージカルで歌った「夢の街かまいし」などを披露。懐かしいまちの姿を思い起こさせるセリフの掛け合いも交え、楽しいステージを繰り広げた。
 
手話を交えた合唱を披露した釜石童謡を歌う会

手話を交えた合唱を披露した釜石童謡を歌う会

 
一人一人が持てる力を発揮した釜石高校音楽部

一人一人が持てる力を発揮した釜石高校音楽部

 
セリフを盛り込んだ舞台で楽しませた甲子歌う会

セリフを盛り込んだ舞台で楽しませた甲子歌う会

 
 大渡町の中村健勇さん(27)、真偉佳さん(26)夫妻は同祭に初めて来場。「マスクをしながらも皆さん、声がよく響いていて、きれいな歌声だった。知っている曲もあり楽しめた」と心地良い時間を堪能。コロナに負けず、頑張っている各団体に「元気をもらう。さまざまな困難の中でも活動をつないでいこうという姿勢は素晴らしい」と口をそろえた。
 
震災後に発足し、精力的に活動する鵜住居歌う会

震災後に発足し、精力的に活動する鵜住居歌う会

 
各団体の発表を楽しみ、大きな拍手を送る観客

各団体の発表を楽しみ、大きな拍手を送る観客

 
 合唱協会の柿崎昌源会長(66)は「これ以上中止が続くと、釜石の合唱そのものが消滅してしまうのではという危機感もあった。(感染症を)怖がるだけでは何も解決しない、どんな形であれやってみようと準備を進めてきた。今回やり遂げたことは、みんなの自信にもなったと思う。次につながる一歩になれば」と願った。

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地域の防災力UP!高齢者の避難を疑似体験 釜石・尾崎白浜地区で防災訓練

動きを制限する装具や重りを着けて坂道を歩く参加者

動きを制限する装具や重りを着けて坂道を歩く参加者

 
 釜石市平田の尾崎白浜地区で2日、釜石湾漁業協同組合白浜浦女性部(佐々木淳子部長、部員74人)の防災訓練(平田地域会議共催)があり、消防署員や市民活動を支援するNPO法人の職員らから消火器の使い方、無駄にしない備蓄について指導を受けた。高齢化する地域の現状を踏まえ、災害時に高齢者が避難する際の課題を探ろうと高齢者の疑似体験も実施。動きや視界を制限する器具などを着け、高齢者が抱える不便さや不自由な思いに理解を深めた。
 
 同女性部は自主防災組織、尾崎白浜婦人消防協力隊として災害時に地域を守る活動も担う。同協力隊の活動は1989年に始まり、36年目。漁業をなりわいとする地区で男性が海に出ている間、地域に残る女性たちが万一の時にいち早く対応するために組織され、現在も引き継がれている。
 
 訓練は地域防災力の向上や防災活動の円滑化を目的に毎年行い、避難・誘導、消火、炊き出し、自動体外式除細動器(AED)を使った救命処置法などを学んできた。コロナ禍で昨年は中止したが、今年は感染対策をとって屋外で活動する形で実施。尾崎白浜漁港の屋根のある広場(荷さばき場)に尾崎白浜、佐須の両地区から計16人が参集した。
 
特殊なゴーグルやヘッドホンを装着し高齢者の体を疑似体験

特殊なゴーグルやヘッドホンを装着し高齢者の体を疑似体験

 
段差の上り下りは慎重に。高齢者の動きを体感した

段差の上り下りは慎重に。高齢者の動きを体感した

 
 高齢者疑似体験は市社会福祉協議会の職員を講師に、参加者は視野を狭めて白内障のように見えるゴーグルや音を遮るヘッドホンを身に着けて新聞紙面やチラシなどの文字を見たり、段差を上ったり。足の動きを制限する装具や重りを着用して高台の避難場所につながる坂道を歩いた人たちは「足が重い」「動きにくい」と、高齢者の身になって避難の大変さを実感した。
 
 佐々木吹美子さん(51)は、人を乗せた車いすを押しながら坂道を上る体験で発見があったという。左右にゆっくりと蛇行するように進むと、介助に必要な力が軽減された。家族に避難が困難な人はおらず、「今の自分では感じ得ないことを体験し、高齢者の気持ちが分かった。小さな集落で隣近所との関わりは多く、役立つことを学ぶことで防災意識が高まる。何かあった時にできることを考える機会になった」と受け止めた。
 
車いすで坂道を上る時は「蛇行運転」がポイントに

車いすで坂道を上る時は「蛇行運転」がポイントに

 
 消火器の使い方も学び、実際に水消火器で初期消火の訓練をした。ピンを抜く、ノズルを持つ、距離をとる、押すという一連の動作を確認しながら、火元に見立てた的に向かって水を噴射させた。備蓄食に関する講話では、いつもの食べ物を少し多めに保管し、消費した分を買い足していく「ローリングストック」が紹介された。
 
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訓練用の水消火器で火元に見立てた的に放水する参加者

 
 2011年の東日本大震災では同地区も大きな被害を受けた。17年には同地区で大規模林野火災が発生。19年は台風19号による豪雨災害があり、同協力隊は避難所での炊き出しなどで尽力した。自然災害が常襲化する中、震災後の人口減、高齢化が活動に直結し、メンバーが減ってしまうのが課題だ。そこで重要となるのが、地域と個々の防災力の向上。佐々木部長(67)は「何度も繰り返さないと身に付かない。少しずつ訓練を重ね、危機への対応力をつないでいきたい」と気を引き締めた。
 

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響け!復興の太鼓2022㏌釜石

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釜石公演の入場整理券の配布は終了しております。
10月16日(日)には、盛岡市での公演が開催予定です。
 
10/14(金)~16(日)は、釜石を代表する観光イベント『釜石まつり』が3年ぶりに開催されますが、協賛イベントとして『響け!復興の太鼓2022㏌釜石』を10/15(土)に開催します。祭り一色の釜石の週末をどうぞ、お楽しみください!
 
10/15(土)は「曳き船まつり(釜石港内)」が、実に4年ぶりの開催となります。
令和4年「釜石まつり」のご案内ページへ

日程

令和4年10月15日(土) 14:00~ 開場13:30

場所

釜石市民ホールTETTO ホールA(釜石市大町1-1-9)

出演団体

・鼓舞櫻会(桜舞太鼓・釜石市)
・山口太鼓の会(宮古市)
・御陣乗太鼓(石川県)
・鬼太鼓座(埼玉県)
・佐野よりこ民謡プロジェクト(釜石市出身)
 
響け!復興の太鼓2022㏌釜石チラシ[PDF:556KB]
▲出演団体のご紹介なども掲載しています。
※新型コロナウイルスの感染状況により、内容の変更、中止になる場合があります。

入場無料(入場整理券が必要です)

・入場整理券の配布
9月20日㈫から、釜石市内の各地区生活応援センターにて配布いたします。(平日の8:30~17:15)<お一人様2枚まで>
市外の方は、下記事務局にご連絡ください。
※入場整理券の配布は終了しました。(9/30)

入場について(新型コロナ感染防止のためのお願い)

・マスクを着用の上、ご来場ください。
・ソーシャルディスタンスを確保し、大声を発したり、真正面での会話はお控えください。
・発熱・咳・全身痛などの症状がある場合、体調が優れない場合は、来場をご遠慮ください。入場時の検温で、37.5以上の熱がある場合は入場をお断りさせていただきます。

問い合わせ

響け!復興の太鼓釜石実行委員会事務局(釜石商工会議所) ☎ 0193-22-2434

響け!復興の太鼓【盛岡公演】について

釜石公演(10/15)の入場整理券の配布は終了いたしましたが、10月16日(日)には、盛岡市での公演が予定されています。
内容の詳細については、チラシをご覧ください。
響け!復興の太鼓2022盛岡公演チラシ[PDF:1.27MB]

この記事に関するお問い合わせ
産業振興部 商工観光課 観光物産係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8421 / Fax:0193-22-2762 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2022091500038/
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
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釜石・和山高原 かつての絶景を再び 地元橋野町振興協がレンゲツツジ200本植樹

植樹作業にあたった橋野町振興協議会、栗橋地域振興社の会員ら

植樹作業にあたった橋野町振興協議会、栗橋地域振興社の会員ら

 
 釜石市の橋野町振興協議会(和田松男会長)は2日、地元の観光資源である和山高原長鼻地区にレンゲツツジ200本を植樹した。牧場用地を所有する一般社団法人栗橋地域振興社(旧・栗橋牧野農業協同組合、栗澤稔代表理事会長)の協力を得て実施。同地区には2013年以降、八重桜の植樹も行われており、今後、世界遺産「橋野鉄鉱山」と連動した地域の観光振興に期待が寄せられる。
 
 植樹が行われたのは、市指定文化財(天然記念物、1969年指定)の巨木「和山のシナの木」の東側に広がる平地。両団体から27人が作業にあたり、すでに植えられている八重桜とのバランスを考えながら、レンゲツツジの苗木を植えた。事業には県企業局と、健康食品の製造販売を行う毎日元気(本社札幌市、瀧澤潤賜社長)から計80万円の助成を受けた。
 
和山高原長鼻地区にレンゲツツジの苗木を植樹

和山高原長鼻地区にレンゲツツジの苗木を植樹

 
苗木の根元には元から自生する草を戻した

苗木の根元には元から自生する草を戻した

 
 和山高原は同市北西部に位置する標高約800メートル、広さ約1500ヘクタールの高原地帯。過去には、釜石製鉄所の合理化で落ち込む地域経済の活性化策として、1986年から6年間、和山フェスティバル(釜石青年会議所など主催)が開かれた経緯がある。その後は目立った観光振興策は行われずにきたが、2015年の「橋野鉄鉱山」世界遺産登録を契機に、市指定文化財のシナの木周辺を同振興社が整備。車両通行が可能な道路と駐車スペースを確保した。一帯にはこれまでに約300本の八重桜が植樹されており、大きいものでは高さ3メートルほどに育った木が花を咲かせ始めている。
 
レンゲツツジ(手前)と八重桜(後方)。色鮮やかな花が咲く春が楽しみ!

レンゲツツジ(手前)と八重桜(後方)。色鮮やかな花が咲く春が楽しみ!

 
苗木が元気に育つことを願って作業に汗を流す

苗木が元気に育つことを願って作業に汗を流す

 
 同振興協の和田会長は「元々ここはレンゲツツジが豊富な場所。30年以上前の景観を取り戻し、再び市民の憩いの場にできれば」と期待。山と海の環境の関連性にも着目し、「山で蓄えられた栄養が川から海に流れ込むことによって豊かな海産物が育つ。山が持つ本来の力をよみがえらせることで自然の好循環が生まれていけば」と、環境保全活動に意を強くする。
 
和山高原は「風車」のある景観も見どころの一つ

和山高原は「風車」のある景観も見どころの一つ
 
サクラとツツジが植えられた平原から望む風力発電用の風車

サクラとツツジが植えられた平原から望む風力発電用の風車

 
 和山高原を中心とした釜石、遠野、大槌3市町にまたがる丘陵地帯では、2004年から風力発電事業(ユーラス釜石広域ウインドファーム)が行われている。現在43基の風車が稼働するが、今後、既存設備を撤去し、新たな設備に建て替える事業が計画される。同振興協では「更新工事が完了する28年を見据え、長鼻地区の環境整備を続けていきたい。以前、可能だった太平洋を見下ろせる景観の復活も模索していければ」としている。
 
和山高原はススキが風に揺れ秋の装い。天然記念物のシナの木(左下写真)の紅葉も今後進む

和山高原はススキが風に揺れ秋の装い。天然記念物のシナの木(左下写真)の紅葉も今後進む