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感謝状を受けた釜石郵便局の佐藤局長(右)、菊地さん(中)と石川署長

詐欺被害を未然に防ぐ〜釜石警察署、釜石郵便局に感謝状

感謝状を受けた釜石郵便局の佐藤局長(右)、菊地さん(中)と石川署長

感謝状を受けた釜石郵便局の佐藤局長(右)、菊地さん(中)と石川署長

 

 釜石警察署は5日、詐欺被害を未然に防いだ釜石郵便局(佐藤哲也局長)に署長感謝状を贈った。伝達式は釜石市八雲町の同署で行われ、佐藤局長と、臨機応変の窓口対応で被害を未然に防いだ同郵便局郵便部社員の菊地真弓さんに感謝。石川康署長は「特殊詐欺の被害防止に署員も高齢者世帯の訪問などに努めているが、金融機関窓口での水際防止は重要。今後も市民の詐欺被害防止に協力を」と期待した。

 

 詐欺未遂事案は2月24日午後、只越町の同郵便局で発生。市内の20代女性がATM(現金自動預払機)の操作がうまくできないとして時間外窓口の「ゆうゆう窓口」に問い合わせ、当直の菊地さんが対応した。菊地さんは「お話をうかがううち、内容に詐欺の疑いを持ちました」という。

 

 客の女性は「有料サイトの会員登録料金5千円を振り込むと、自分の口座に30万円が振り込まれ、もうかる」との誘導に乗ったものの、振り込み操作を何度も失敗し、窓口に相談した。話の内容に不審を抱いた菊地さんは釜石署に通報した。女性は署員の話で詐欺と気付き、振り込みをやめた。

 

 佐藤局長は「特殊詐欺などの未然防止には窓口を中心に社員の注意を喚起しているが、ゆうゆう窓口でATMに関する相談は少ない」とし、女性が振り込み操作を誤った偶然の流れと、菊地さんの適切な対応が重なった幸運を喜んだ。

 

 釜石署管内では昨年、6件の特殊詐欺事案が確認され、1千万円以上の被害があった。今年はこの未遂事案が初めてだが、不審メールの集中受信は確認され、防災行政無線による警戒広報を行った。

 

(復興釜石新聞 2018年3月10日発行 第671号より)

 

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広報かまいし2018年3月15日号(No.1684)

広報かまいし2018年3月15日号(No.1684)

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【目次】
表紙:近代製鉄発祥160周年記念フォーラム~鉄とともに!!~
P02:東日本大震災から7年を迎えて
P04:釜石市制施行80周年記念式典
P08:市の組織機構の一部が変わります
P10:国民健康保険制度など
P11:災害危険区域の指定について意見募集など
P12:ラグビーワールドカップ2019™ミニ通信など
P13:市民の広場
P14:まちの話題
P16:保健案内板
P18:まちのお知らせ
P20:かまいし徒然日記

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「鉄のまち釜石」の礎を築いた先人の墓前で手を合わせる

「鉄都釜石の立役者」しのぶ、石応禅寺で高橋亦助百回忌法要〜郷土復興への決意新たに、顕彰会も近く正式に発足

「鉄のまち釜石」の礎を築いた先人の墓前で手を合わせる

「鉄のまち釜石」の礎を築いた先人の墓前で手を合わせる

 

 「鉄都釜石の立役者」とされる明治時代の製鉄技師、高橋亦助(1853~1918年)の百回忌と釜石製鉄所従業員の物故者法要が3日、釜石市大只越町の石応禅寺(都築利昭住職)で行われた。同寺と、近く正式に発足する高橋亦助顕彰会が共催。関係者50人が参列して郷土の先人の遺徳をしのび、「鉄のまち」としてさらなる発展を目指す決意を新たにした。

 

 法要は、釜石製鉄所の前身に当たる釜石鉱山田中製鉄所の初代所長横山久太郎(1856~1921年)の命日に合わせ、初めて行われた。

 

 冒頭で、発起人の野田武則釜石市長が経緯を報告。「昭和33(1958)年、薬師公園内に高橋亦助顕彰碑が建立されたが、その後はおろそかにされていた。反省している」とした上で、「高橋亦助の努力があって今日の釜石がある。不撓不屈(ふとうふくつ)の精神を与えてくれた偉業を共有し、さらなる発展を目指したい」と決意を述べた。

 

 参列者はこのあと横山久太郎、高橋亦助の墓前に足を運び、先人の功績をしのびながら手を合わせた。

 

百回忌法要で高橋亦助の偉業に思いをはせる参列者

百回忌法要で高橋亦助の偉業に思いをはせる参列者

 

 高橋亦助は1883(明治16)年に発生した釜石大火で焼失した石応禅寺が現在の場所に移転する際にも力を尽くした。都築住職(48)は「その恩にも報いたい」とした上で、「釜石で生まれた亦助の偉業を市民に広く知ってもらいたいと法要を行った。震災からの復興に向け、不撓不屈の精神を受け継いでいきたい」と思いを込める。

 

 近く正式発足する顕彰会のメンバーは10人程度を見込み、会長には米田寛新日鉄住金釜石製鉄所長を予定。今後は毎年この時期に法要を行うほか、高橋亦助の偉業を改めて市民に周知する活動にも取り組む。

 

 ■高橋亦助(たかはし・またすけ)
釜石村に生まれ、22歳の時に政府の工部省鉱山局釜石出張所の求人に応募し採用される。高炉操業主任として高炉での出銑に挑み、1886年、49回目で成功にこぎ着けた。製鉄所は1917(大正6)年、田中鉱山に改組。亦助は監査役、栗橋分工場長となるが、翌18年にまん延したインフルエンザにり患し、死去した。

 

(復興釜石新聞 2018年3月7日発行 第670号より)

 

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アイルランドの小旗を振って大使を歓迎する鵜住居小児童ら

アイルランド大使迎えCM発表〜鵜住居小児童、ワールドカップ成功への願い込め

アイルランドの小旗を振って大使を歓迎する鵜住居小児童ら

アイルランドの小旗を振って大使を歓迎する鵜住居小児童ら

 

 来年に迫ったラグビーワールドカップ(W杯)に向け、釜石市が地元の魅力を発信しようと、鵜住居小(中軽米利夫校長、児童142人)の6年生30人らの協力で取り組んできたCM作品が完成し、2日、大町の釜石情報交流センターPITでお披露目された。震災被災地の復旧状況やW杯開催に向けた取り組みを視察するため来釜したアイルランドのアン・バリントン駐日大使も来場。児童らと交流を楽しみ、「復興の進み具合を見てあらためて感動。あれほど大変な出来事があっても釜石、東北の人は強いと感じた。未来を担う子どもたちの頑張り、見守る地域の優しさ、いたわりも実感」と穏やかに話した。

 

 作品は約10分。旅館ではラグビーボールが風呂に浮かび、スーパーではラグビーボールがワゴンに山積みで販売されている。飲食店で出される飲み物はラグビーボールに入れて出され、バスや電車ではラグビーボールが切符代わり。かつて新日鉄釜石ラグビー部が日本選手権7連覇を果たした「ラグビーのまち」の歴史を振り返りながら、ラグビーが暮らしの中に満ちあふれた雰囲気をパロディー風の映像でユーモラスに表現した。

 

進め!ラグビー精神で We advance!With the spirit of Rugby. IWATE-KAMAISHI JAPAN UNO-SMILE CM TEAM

[企画・出演]UNO-SMILE CM TEAM、2017年度 岩手県釜石市立鵜住居小学校卒業生 [制作事務局]ヒーローズエデュテイメント(株) [制作・著作]釜石市総務企画部ラグビーワールドカップ2019推進室

 

 震災を含め幾多の災害を乗り越えてきた地域や復興に尽力する人の姿も紹介し、地域再生への思いを発信。震災時に幼稚園や保育園児だった児童たちの成長ぶり、震災前の学校の敷地で建設が進むW杯スタジアムを望みながらの学校生活も織り交ぜ、大会成功への願いを込めた。

 

 CM作りは大会の機運醸成、復興のPR、市のイメージアップによる釜石ファンの拡大、試合観戦や来訪の促進を図るとともに、児童の郷土に対する愛着と誇りの醸成、次代を担うものづくり人材育成の一助にと企画。児童は昨年11月から授業の一環でCM作りを始めた。製作担当のヒーローズエデュテイメント(東京都、長谷川英利社長)らの助言を受け、児童は古里の良さを考えながら撮影に挑んだ。

 

 完成お披露目会には児童、保護者、市関係者ら約120人が参加。試写を見た同校の三浦花音さん(6年)は「まちの良さがすごく表現されていた。思った以上の仕上がりで感動した」と笑顔を見せた。

 

 井上右望(うみ)君(同)はCM作りを楽しみながら、まちや震災について理解を深めた様子。母親の厚子さん(48)は子どもの成長ぶりに感激しつつ、「中学生になっても友達、人との輪を大事にして協力し合ってほしい。いろんなことにチャレンジして頑張れ」と見守った。

 

 W杯にはアイルランド代表も出場。9月28日に静岡県の小笠山総合運動公園エコパスタジアムで日本代表と対戦する。バリントン大使は「釜石での試合はないが、ラグビーを通じ復興を応援したい。アイルランドと釜石のつながりを深めたい」と望んだ。

 

 出迎えた野田武則市長は、W杯開催の意義や、市内企業とアイルランドのつながりなどを説明。「子どもたちもW杯を盛り上げようと頑張っている。CMを通し、支援への感謝や釜石の頑張りを世界に示したい。つながった絆を深めていきたい」と応じた。

 

(復興釜石新聞 2018年3月7日発行 第670号より)

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鵜住居の懐かしい映像に見入る来場者

にぎわい復活 願い込め、鵜住居みらいシアター〜40年前の記憶よみがえる、祭りや運動会の映像上映

衣装も時代を感じさせる鵜住居保育園の運動会映像

衣装も時代を感じさせる鵜住居保育園の運動会映像

 

 震災前の映像や写真などで地域の良さを再認識し、復興への力とする「第3回鵜住居みらいシアター」(同実行委主催)が25日、釜石市の鵜住居公民館で開かれた。今回は「みらいに伝えたい、マイうのすまい」をテーマとし、過去の映像のほかに今を生きる住民の声を集めたショートムービーを上映。約50人が楽しみ、地域への愛着心を共有した。

 

 ショートムービーには、小学生から高齢者まで約20人が出演。鵜住居の好きなところ、思い出の場所、未来への希望などを聞き、リレー形式でつづった。好きなところとして世代を問わず挙がったのは豊かな自然、住民の人柄や絆の深さ。小学生は学校で取り組む虎舞やあいさつを自慢とし、大人は震災で途絶えたラーメン店の味や孫と遊んだ公園などを思い出に挙げた。「津波がきても頑張っていることを伝えたい」「たくさんの人が戻り笑顔で暮らせるまちに」と、それぞれが描く未来に思いを込めた。実行委は今後も撮影を続け“100人のマイうのすまい”を目指すという。

 

 懐かしい映像は1976(昭51)年の鵜住居保育園運動会と96(平8年)年の鵜住神社例大祭。同保育園は当時、長内橋近くの国道45号沿いにあった。映像には園児の徒競走や踊り、園庭を囲む大勢の家族らが写し出されており、約40年前の光景に来場者がさまざまな記憶をよみがえらせた。

 

鵜住居の懐かしい映像に見入る来場者

鵜住居の懐かしい映像に見入る来場者

 

 69年から同園に勤務した元保育士の佐藤千佳子さん(75)は「園児が多かった時代。運動会で使う道具は手作りし、振り付けも先生たち自ら考えた」と懐古。震災の津波で同町成ケ沢地区の自宅を流され、長年書きためた保育の記録を失った。この日は、がれきの中から奇跡的に見つかった同園の記念写真2枚を持参。偶然、映像と同じ年のもので「縁を感じる」と佐藤さん。元の場所に自宅を再建し、間もなく仮設住宅から移る予定で、7年ぶりの帰還を心待ちにした。

 

 今回の映像2本は町内の復興住宅に暮らす田中健悦さん(76)が提供した。新川原地区にあった自宅2階で津波の浸水を免れたものだという。撮影したのは、ビデオ撮影を趣味にしていた義父の姉帯保蔵さん(故人)。長年にわたり市内の行事などを記録したテープが多数遺(のこ)されていたが、1階にあったものは津波で流されてしまった。田中さんは「思いがけず皆さんに見てもらう機会に恵まれた。父もあの世で自慢しているのでは。復興に向け地元住民も一生懸命。早く映像のようなにぎやかなまちになってほしい」と願った。

 

 会場では鵜住居に残る「屋号」を紹介した展示もあった。商売や出身地、先祖の名前にちなんだものなど、その数64。「○○どん」「○○屋」のほか、ユニークな由来や響きを持つものがあり、鵜住居虎舞が伝承する手踊りの歌詞に出てくる屋号も。この日は新たな情報も寄せられ、住民からは「さらに聞き取りを進め、後世に確実に伝承されるよう記録として残してほしい」との声が上がった。

 

(復興釜石新聞 2018年2月28日発行 第668号より)

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野田市長に受賞の喜びを伝えた「釜石○○会議実行委員会」メンバーら

「新しい東北 復興・創生顕彰」受賞〜釜石◯◯会議 被災地の可能性育む、世代を超え 夢を形に

野田市長に受賞の喜びを伝えた「釜石○○会議実行委員会」メンバーら

野田市長に受賞の喜びを伝えた「釜石○○会議実行委員会」メンバーら

 

 震災被災地で支援活動などを展開し、復興後の「新しい東北」の実現に貢献している個人・団体をたたえる復興庁の「新しい東北 復興・創生顕彰」に、「釜石○○(まるまる)会議実行委員会」が選ばれた。よりよいまちづくりについて市民が語り合う場を提供するといった活動が被災地の可能性を育むと評価。20日、同実行委の柏﨑未来実行委員長(32)、幹事の常陸奈緒子さん(33)と古賀郁美さん(26)が野田武則市長を訪ね、受賞を報告した。

 

 同顕彰は、震災から5年が経過し復興・創生期間に入ったことを機に、現在被災地で進む「新しい東北」の実現に向けた取り組みを広く情報発信し、被災地内外への普及・展開を促進するのを目的に昨年度から実施。本年度は全国から228件の応募があり、直近1年間の活動を評価する同顕彰に同実行委など1個人9団体が選ばれた。県内ではほかに1個人1団体が受賞。顕彰式は18日に仙台市で行われた。

 

 同実行委は、2014年に開催された釜石百人会議の後継として、市民有志や市職員らが中心となって15年に設立された。地域、立場、世代を超えてさまざまな人が集まり、出会い、語り合い、釜石を楽しく魅力あるまちにするためのアクションを生み出す場としてワークショップ(WS)を開催。さまざまなテーマや課題を「○○」に当てはめて市民活動を進めている。

 

自由な発想で釜石の未来を語り合う「釜石○○会議」

自由な発想で釜石の未来を語り合う「釜石○○会議」

 

 これまで4期にわたって開かれ、市内外から延べ930人が参加。昨年度までの1、2期では15のチームが結成され、釜石大観音仲見世のリノベーション、さまざまな趣味をテーマにした飲み会を企画するチームなどが活動を続けている。

 

 本年度は3、4期を実施。前半は参加者同士の交流を主にし、後半に共通の「やってみたい」ことを持つ人らでチームを結成。目標の実現に向け、10チームが動き始めているという。今回の特徴は、小中学生、育児中の母親ら、これまで見られなかった層の参加。多様な市民がまちづくりに関わるきっかけ、幅広い層がつながる場となっている。

 

 受賞報告では、顕彰式に出席した常陸さんが「他地域でも展開できるモデルになり得ると評価された」と説明した。会議の参加者から運営する側になった古賀さんは「釜石をもっと好きになるきっかけ、交流を深める場になっている」と意義を強調。柏﨑実行委員長は「(受賞は)参加者のおかげ。市民のやりたいこと、趣味の延長でまちに関わりたいとの思いを形にするという、小さいことをたくさん積み上げた結果。つながったものを大事に、楽しいまちを一緒につくっていきたい」と喜びを語った。

 

 野田市長は「多様な人材が集い、自由な発想でまちづくりを語り合い、主体的な活動が展開されることで、まちが発展することを願う」と継続に期待を寄せた。

 

(復興釜石新聞 2018年2月24日発行 第667号より)

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広報かまいし2018年3月1日号(No.1683)

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【目次】
表紙:東日本大震災犠牲者追悼式開催のご案内
P02:東日本大震災犠牲者追悼施設の名称を「釜石祈りのパーク」とすることについてご意見をお寄せください
P03:東日本大震災犠牲者の芳名を記すことについてご遺族に確認しています、釜石市が定住自立圏構想の中心市宣言をしました
P04:市営住宅などの入居者を募集します
P05:各計画案の意見を募集します
P06:今月のインフォメーション
P08:釜石地区被災者相談支援センターをご利用ください など

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釜石市役所本庁舎前で、下松市の映画のラストシーンを演じる釜石市民

震災復興応援 映画で発信〜釜石でロケ 魅力撮影、山口県下松市「がんばろうフェア」に合わせて企画

釜石市役所本庁舎前で、下松市の映画のラストシーンを演じる釜石市民

釜石市役所本庁舎前で、下松市の映画のラストシーンを演じる釜石市民

 

 東日本大震災後に釜石市と交流を深めている山口県下松市で、両市のつながりを取り入れた映画の製作が進められており、16日には釜石市内で撮影が行われた。映画は、下松市で毎年開かれている震災復興応援イベント「がんばろう日本フェア」に合わせて企画されたもので、来年のラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催の盛り上げと、両市の交流をさらに進めることなどが目的。撮影には市民ら約20人が協力し、さらなる関係発展に期待を込めた。

 

 両市の交流は2012年、下松市の企業が開催した同イベントに釜石の物産品が出品されたことでスタート。絵本の寄贈や寄付などの支援のほか、高校生の交流事業や文化面でも友好を深め、防災を通じた行政間の交流へと広がりを見せている。

 

 同イベントは今年で7回目となり、2月24日から3月18日まで開かれる。今回はスポーツをテーマに東北、W杯を応援する企画を準備。加えて、これまでとは違った視点の釜石応援にしようと映画製作も企画に取り入れ、イベント期間中に上映することを決めた。

 

 映画は「人とのつながりを大切にする街、下松」を舞台にした地域発信型作品で、タイトルは「ただいま」。お笑い芸人という人を笑わせる仕事に挫折し、複雑な思いを抱えながら古里に戻った主人公が、地域の人と触れ合う中で新たな希望を見いだすという物語。45分ほどの短編映画で、映像を通して街の魅力を全国に発信する活動を展開する下松フィルム・コミッションなどが製作を進めている。

 

 釜石で撮影するのは、映画の最後に使う予定の場面。下松から投げられたラグビーボールを釜石で受け取るという設定で、両市のつながりを表現しているという。

 

 この日は、監督・脚本を担当する渡辺熱(あつし)さん(54)=東京・デッドストックユニオン社長=と、製作協力する下松市のケーブルテレビ局Kビジョン放送制作部の3人が来釜。市役所本庁舎玄関前で、市職員、釜石シーウェイブスRFCの選手らとともに撮影に臨んだ。

 

 両市の交流のきっかけを作った釜石振興開発の菊池利教部長がパスボールをキャッチし、参加者全員で「オール・フォー・ワン」と声を合わせる。10回ほど繰り返し、無事終了。菊池部長は交流の新たな形が生まれたことに「感無量。下松の応援、思いが伝わってくる。今まで積み上げてきた心のつながりを発展させながら続けたい。釜石でも映画を上映してほしい」と期待した。

 

 渡辺さんは「人とのつながり、思いやりがテーマで、全国どこでも共感できる物語。心のすれ違いや挫折を癒やしてくれる人の優しさ、古里の良さを伝えられれば」と思いを込め、Kビジョンの宗森達司さん(42)は「つながった釜石で開催されるW杯の応援もあるが、映画の第2部として釜石を舞台にした物語も撮れればとの思いがある。下松のイベント、各地の映画祭にも出品し、つながりを発信したい」と意気込んでいる。

 

 撮影の後、菊池部長と下松からの一行は野田武則市長を訪問。映画製作を報告し、釜石でも上映会を開きたいとの思いを伝えた。

 

(復興釜石新聞 2018年2月21日発行 第666号より)

 

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釜石市少年消防クラブ員による春季全国火災予防運動

【地域情報】釜石市少年消防クラブ員による春季全国火災予防運動

釜石市少年消防クラブ員による春季全国火災予防運動

 

3月1日~7日まで春の全国火災予防運動が行われます。
釜石市では、独自の取り組みとして、昨年4月1日に結成された「釜石市少年消防クラブ」による、防災行政無線(防災釜石広報)での広報放送が行われる事になりました。昨秋の全国火災予防運動期間に続いて2回目となります。

 

釜石市少年消防クラブに登録しているのは、釜石小学校、双葉小学校、小佐野小学校、甲子小学校、鵜住居小学校、釜石中学校の6校で、今回もこの6校が活動に参加しています。
放送に向けて行われた録音作業の現場にお邪魔して来ました。

 

取材班が伺った日、録音に挑戦したのは、双葉小防災クラブ 6年生 川村優聖君、甲子小学校少年少女防災クラブ 6年生 浅野愛歩さん、釜石小学校ぼうさい安全少年団 6年生 小野寺駿君の3名。

 
 

釜石消防署予防係の木村さんの送迎で消防署に到着すると、まず、署員の皆さんに「よろしくお願いします」と元気よく挨拶。

 

署員の皆さんに「よろしくお願いします」と元気よく挨拶

 

その後、録音作業を行う通信指令センターがある3階に移動。録音室に向かう前に、ひと呼吸。前室で一度練習読みをしました。

 

木村さんから最終確認として、「早くならないこと。段落と段落の間は少し間を開ける事。」などのアドバイスを受けます。

 

前室での練習読み

 

録音室に入り、一度練習録音を行って、自分の声や聞こえ方などを確認します。

 

そして、いよいよ本番!・・・なんと、3人とも1回で録音成功となりました!

 

本番の録音成功

 

録音の指導にあたった予防係の木村さんは、「この企画をした当初、通常は大人の声で行っている防災広報を子供の声にすることで、”もしかしたら苦情が寄せられるかもしれない”と心配していた部分もありましたが、放送後に市民から”子供たちの声が聞きやすくとても良い。今後もぜひ続けて欲しい”というご意見をいただきました。この放送がきっかけとなり、多くの市民の皆さんに火災予防に関心を持って頂くことに繋がれば。」とおっしゃっていました。

 

録音作業終了後の3人に感想を聞きました。

 

川村君
「前回(昨秋)の放送を聴いた時は、”みんな堂々としているな”と感じました。今回は自分から立候補しました。決まってから1日に1度、そして、昨日の寝る前と今朝起きてからも練習してきました。今日は、自分なりに一番上手く出来たと思います。」

 

川村君

 

浅野さん
「前回の放送を聴いて、自分もやってみたいと思っていました。文章では”風の強く吹く日が多く”という所が難しかったです(木村さん曰く、「大人でも難しい箇所です」とのこと)。すごく緊張していたので、終わってほっとしています。」

 

浅野さん

 

小野寺君
「順番が最後だったので、前の2人がとても上手で緊張しました。今は終わって少しすっきりしているけど、緊張しすぎてまだ胃が痛いです」

 

小野寺君

 

緊張しながらも立派に任務を果たした少年消防クラブ員の声、ぜひ、放送日に耳を傾けて下さい。

 

広報文

 

釜石市少年消防クラブによる放送スケジュール(予定)は以下の通りです。
3月1日(木) 17時4分 小佐野小学校防災少年団 6年生 菊池麗さん
3月2日(金) 17時4分 双葉小防災クラブ 6年生 川村優聖君
3月3日(土) 17時4分 釜石小学校ぼうさい安全少年団 6年生 小野寺駿君
3月4日(日) 17時4分 鵜住居小学校ぼうさい少年団 6年生 三浦花音さん
3月5日(月) 17時4分 甲子小学校少年少女防災クラブ 6年生 浅野愛歩さん
3月6日(火) 17時4分 釜石中学校安全委員会 2年生 川畑まさと君
3月7日(水) 17時4分 小佐野小学校防災少年団 6年生 佐々木俐旺君

 

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

招待された工事関係者は唐丹の子どもと触れ合った3年間を「充実した毎日」と伝えた

唐丹小中、新校舎完成を喜び合う〜児童生徒 工事業者に感謝のアーチ

招待された工事関係者は唐丹の子どもと触れ合った3年間を「充実した毎日」と伝えた

招待された工事関係者は唐丹の子どもと触れ合った3年間を「充実した毎日」と伝えた

 

 3年に及ぶ併設校舎建設工事が15日に工期を迎えた唐丹小(一條直人校長、児童45人)、唐丹中(千葉伸一校長、生徒35人)、唐丹児童館(太田忠館長、園児10人)は工事完了を前に13日、建設・設備工事に関わった事業関係者らを釜石市唐丹町の新校舎に招き、体育館で「感謝の会」を開いた。

 

 工事関係者33人を前に、一條校長が「昨年4月の落成式典・祝賀会の後も工事は続いたが、作業するみなさんの心遣いで安全な学校生活ができた。暑い夏も、寒い冬も真摯(しんし)な作業で無事故を達成したみなさんには尊敬と感謝の気持ちでいっぱいだ。校舎を大切に使い、学び、運動、部活に励む」とあいさつした。

 

 児童館の園児全員が「アンパンマン・マーチ」を披露。小・中学生は呼びかけや合唱で感謝の気持ちを伝えた。唐丹中生徒会長の鈴木萌々夏さん(2年)は「校舎を大切に使い、心と体の鍛錬にがんばります」と宣言。児童、生徒が手作りの感謝状を手渡した。

 

 前田建設工業東北支店の北川佳史さんが工事経過と交流の3年間を画像とともに紹介。それによると、造成工事ではダンプ9千台分の土砂を搬入、基礎工事に使ったコンクリートは1万2700トンに上った。木造工事では材木4400本を使い、うち300本は造成した裏山からの伐採木を活用した。北川さんは「現場見学会、運動会、避難訓練など、みなさんとの交流は楽しかった。毎日、気持ちのいいあいさつをもらい、充実した3年間だった」と作業員一同の気持ちを代弁した。

 

 工事関係者からは手作りの木製げた箱のほか、唐丹湾の遠景をプリントした下敷きがプレゼントされた。最後に児童・生徒が感謝のアーチをつくり、工事関係者を見送った。

 

 同町片岸地区にあった唐丹小と唐丹児童館は東日本大震災の津波で全壊。小白浜地区の唐丹中校舎は大規模損壊で利用不能となった。平田小の教室を間借りした児童、体育館で学んだ生徒は2012年から唐丹中跡地の仮設校舎に移り、一緒に過ごした。

 

 新校舎建設事業は15年3月、児童館・小学校・中学校の併設施設として着工。約2万平方メートルの敷地に木造2階建ての校舎5棟を斜面に階段状に配置した。小・中学校は昨年2月から新校舎での生活をスタート。1階に児童館、2階に小学校の特別教室を置く第1棟は9カ月後の11月に供用開始した。同時に、プールの建設、駐車場を含む校庭の整備が進められた。総事業費は約45億円。

 

(復興釜石新聞 2018年2月17日発行 第665号より)

 

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鵜住居駅愛称応募を報告する川崎さん、古川君、佐々木さん(右から)

釜石東中、全校で鵜住居駅愛称応募〜復興の願い、ラグビーW杯への期待込め 野田市長に活動成果報告

鵜住居駅愛称応募を報告する川崎さん、古川君、佐々木さん(右から)

鵜住居駅愛称応募を報告する川崎さん、古川君、佐々木さん(右から)

 

 釜石東中(佐々木賢治校長、生徒115人)は、JR東日本から三陸鉄道への山田線宮古―釜石間(55・4キロ)移管に合わせて公募している鵜住居駅の愛称に応募。15日、各学年の生徒代表が釜石市役所を訪れ、学校ぐるみで取り組んだ活動を野田武則市長に報告した。全校生徒が考案した愛称は合わせて約220点。いずれの愛称にも鵜住居の早期復興を願う思いや、来年に開催が迫ったラグビーワールドカップ(W杯)への期待があふれている。

 

 昨年11月から12月にかけて、総合学習の一環で外部講師を招き、愛称について考える授業を3回実施。全校生徒が震災後の三陸鉄道や地域づくりの現状、W杯に向けた取り組みなどを学んだ上で、愛称を出し合った。

 

 市役所を訪れたのは古川真愛(まなと)君(3年)、佐々木里桜(りお)さん(2年)、川崎真菜さん(1年)。古川君が代表し「鵜住居を愛する思いをしっかりと考えた」と、全校生徒が付けた愛称のコピーを野田市長に手渡した。

 

 古川君が考えた愛称は「キズナの翼でアナタと夢を」。みんなで復興や夢をつかんでいきたい、という思いを込めたという。震災の津波で母、弟、妹を一度に亡くすという過酷な心の痛みを乗り越え、高校野球の強豪校へ進学を内定。夢の甲子園出場を目指す。

 

 生徒会長を務める佐々木さんは「復幸」という愛称に「幸せがあふれるまちに」という願いを重ねた。「光が戻り、よそにも幸せを与えられるまちに。ラグビーと駅で鵜住居を世界に発信したい」と思いを膨らませる。

 

 川崎さんが考えた愛称は「希跡」。希望の「希」と奇跡の「跡」を組み合わせ、「復興が進み、希望があふれるまちに」と願いを込めた。

 

 野田市長は「震災から『自分の命は自分で守る』という教訓を学んだ。みなさんが考えた鵜住居駅の愛称には、そんな思いも込められている。これからのまちづくりはみなさんが主役。理想のまちをつくってほしい」と生徒らに期待を託した。

 
 
 三陸鉄道が愛称を募集しているのは、磯鶏―両石間の13駅と2020年度に開業する新田老の計14駅。今月20日が締め切りの愛称募集にはこれまで約1千点の応募があり、釜石市内からは釜石東中の生徒を含め約300点に上る。愛称決定は駅のある各自治体に託されており、釜石市では近く、鵜住居、両石駅の愛称選考委員会を設置。3月20日に愛称を発表する予定だ。

 

(復興釜石新聞 2018年2月17日発行 第665号より)

 

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「なんでだろう〜」の踊りで子どもたちと共演する「テツandトモ」

鉄とともに160年、「ものづくり魂」心に刻む〜近代製鉄発祥記念フォーラム、先人の功績に思いはせ

釜石の未来への提言を行ったゲスト

釜石の未来への提言を行ったゲスト

 

 近代製鉄発祥160周年記念フォーラム~鉄とともに!!~(釜石市、市教委主催)は10日、市民ホール「TETTO」で開かれた。1857(安政4)年、盛岡藩士大島高任が釜石の大橋で洋式高炉による初出銑に成功してから160年。フォーラムには約600人が参加し、産業国家・日本の礎を築いた先人たちの功績に思いをはせ、今に受け継がれる「ものづくりの魂」を心に深く刻んだ。

 

 「鉄のまち釜石から世界へ」と題した記念対談には、橋野鉄鉱山の世界遺産登録に大きく貢献した内閣官房参与の加藤康子さん、釜石の震災復興を支えてきた国連人口基金東京事務所長の佐藤摩利子さん、元新日鉄釜石製鉄所長で釜石応援ふるさと大使を務める猪瀬迪夫さんがゲストに招かれた。

 

 加藤さんは、世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つ「橋野鉄鉱山」が世界でも類を見ない保存状況で、その価値が高く評価されていることを紹介。釜石出身の高橋亦助らが49回目にして連続出銑に成功した偉業も評価のポイントとし、「そのDNAは釜石の『不撓(とう)不屈の精神』として継承され、震災復興でも発揮されている」とたたえた。また、鉄の歴史を学ぶ釜石の子どもたちについて「世界の鉄のまちと交流しながら知識を共有し、ものづくりのスピリットを発信してはどうか」と提案した。

 

 猪瀬さんは、高任が残した「小さく生んで大きく育てる」という言葉に着目。釜石における地方創生を実現するためには市と地元産業界の連携が不可欠とし、「1人でも多くの市民に実践者になってもらうことが大事。海洋エネルギー開発やバイオマス事業の拡大などは未来を開く可能性を感じる」と期待した。ラグビーW杯を好機としたラグビータウン構想にも言及し、広域連携による取り組みをアドバイスした。

 

 佐藤さんは、市民に近い立場で復興支援活動に携わった経験から、釜石の住民力の大きさを実感。「今後さらに外部から人を呼び込むには、人を引きつけるものが必要。市民が誇りに思っていることを強く発信するための戦略が重要となる。心のインフラも整え、まちの魅力醸成を」と呼び掛けた。

 

「なんでだろう〜」の踊りで子どもたちと共演する「テツandトモ」

「なんでだろう〜」の踊りで子どもたちと共演する「テツandトモ」

 

 「鉄のふるさと宣言」で釜石人の誇りを発信する白山小の6年生

「鉄のふるさと宣言」で釜石人の誇りを発信する白山小の6年生

 

 フォーラムでは人気お笑いコンビ「テツandトモ」のスペシャルライブや釜石の特産品が当たる抽選会もあり、大いに盛り上がった。最後は、白山小の6年生6人が「鉄のふるさと宣言」を朗読。160年の歴史を未来のまちづくりに生かしていくことを参加者と共に誓い合った。

 

(復興釜石新聞 2018年2月14日発行 第664号より)

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