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広報かまいし2018年1月1日号(No.1703)

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【表紙】市長年頭あいさつ「新たな時代の幕開け」
【P2~3】釜石でラグビー日本代表戦‼/釜石シーウェイブスRFC入れ替え戦/岩手の未来を切り拓く復興道路シンポジウム/オープンシティフォーラム2018/釜石〇〇会議が釜石を盛り上げます
【P4~5】五葉山石楠花荘の完成/釜石市中小企業退職金共済事業補助金/松飾りを収集します/岩手沿岸南部広域環境組合決算/危機対応学トークイベント
【P6~7】まちのお知らせ
【P8】やっぺし!RWC2019TM ミニ通信

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岩大釜石キャンパスで意見交換、県議会「三陸地域の振興」テーマに〜県政への若者の関心促す

岩大釜石キャンパスで意見交換、県議会「三陸地域の振興」テーマに〜県政への若者の関心促す

県議と意見を交わした岩手大生ら

県議と意見を交わした岩手大生ら

 

 県民の政治やまちづくりへの参加向上を図ろうと、県議会は18日、若者との意見交換会を釜石市平田の岩手大釜石キャンパスで開いた。県議7人と同キャンパスで学ぶ農学部水産システム学コースの学生(3年)8人が「地元資源を生かした三陸地域の振興」をテーマに話し合った。

 

 座長を務める城内よしひこ議員(宮古選挙区)が議会の役割、学生らはそれぞれが取り組む研究内容について説明した後、地域振興について考えを語り合った。釜石、三陸の印象について、県外出身の学生から「自然豊か。水産物など食べ物がおいしいし、住みやすい」「若者の活気がない」などの声が聞かれた。

 

 三陸水産業の問題点について、遠藤裕介さん(奥州市出身)は発信力の弱さを指摘。小笠原咲紀さん(釜石市出身)も「三陸の人は浜の魅力を知っていても売り込む力が足りない。民間、団体と共同で事業を展開することで、ブランド力が上がる。さまざまな力を活用、結集させる取り組みを進めた方がいい」と声を上げた。

 

 釜石の鉄とラグビーに着目した秋津拓克さん(盛岡市出身)は「ものはさびつくのが常。さびつかないものは音楽で、常に新しくなる」と持論を展開。振興策として、「来年のラグビーワールドカップが終わったらスタジアムで毎年、メタル系の音楽フェスティバルをやっては」とアイデアを出した。

 

 意見交換会は、開かれた議会を目指す取り組みの一環。2014年から県内4広域振興圏で、それぞれテーマを設けて実施している。沿岸広域振興圏として、釜石での開催は16年4月に続いて2回目。復興に携わる人たちの声を聞いた前回と同様、今回も学生の意見を議会活動に反映させていく。

 

(復興釜石新聞 2018年12月22日発行 第751号より)

 

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釜石市で最後に完成した浜町復興住宅

浜町災害公営住宅完成、当初計画から2年遅れで〜市内整備(1316戸47団地)全て完了、住まいの再建 一区切り

釜石市で最後に完成した浜町復興住宅

釜石市で最後に完成した浜町復興住宅

 

 釜石市で建設されていた災害公営住宅(復興住宅)のうち、最後まで残っていた市整備の東部地区浜町復興住宅(31戸)が完成し、19日に現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。これにより、県整備分、集合・戸建ても含め市内に整備する復興住宅47団地1316戸が全て完了したことになる。22日には鍵が引き渡され、入居者たちは東日本大震災から7年9カ月を経て新たな住まいで年越しを迎える。

 

 同住宅は釜石港に近い津波浸水地域を約7メートルかさ上げした土地に建設された。鉄筋コンクリート造り5階建てで、敷地面積約3640平方メートル、延べ床面積約2370平方メートル。1LDK20戸、2LDK11戸で構成した。

 

 全戸から海が見え、単身世帯を住民同士で見守り合えるよう1LDKを2LDKで挟むように部屋を配置。最上階に集会室(約60平方メートル)、2階以上には各階に展望デッキ(約50平方メートル)を設け、災害時には近隣住民らの緊急避難場所としての活用も想定する。地域の交流の場となるよう、敷地内に公園や広場を整備した。

 

住民交流がしやすいよう配慮され、敷地内には公園や広場も整備された

住民交流がしやすいよう配慮され、敷地内には公園や広場も整備された

 

 民間事業者が設計と施工を行う建物提案型買い取り方式で整備。タカヤ(盛岡市)と山長建設(釜石市)が施工し、市が約9億5千万円で買い取った。

 

 竣工式には工事関係者ら約30人が出席。神事を行った後、野田武則市長は「2013年3月に上中島地区に最初の復興住宅が完成してから5年と9カ月、時間がかかったが皆さんの支援でやっと完了できた。住まいの再建とともに安心した生活、希望の持てる環境をつくっていかなければとあらためて決意。復興の完遂に全力を尽くしたい」とあいさつした。

 

完成を喜ぶ市、工事関係者ら

完成を喜ぶ市、工事関係者ら

 

 同住宅は土地の造成が遅れ、当初の計画から2年遅れの完成となった。全ての入居者が内定していたが、自力再建や市外への転居など意向が変わったり、入居希望者の死亡などで5戸の空き室がある。市では来年1月15日から、同住宅を含む市内全16戸の空き室について再募集する予定だ。

 

(復興釜石新聞 2018年12月22日発行 第751号より)

 

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リアス線全通へ期待を高める三陸鉄道の中村社長ら社員=13日、宮古市の三陸鉄道本社で

三陸鉄道全線開通ダイヤ発表、釜石―宮古間 1日上下23本〜盛―久慈 つながる線路、効果的に生かす

リアス線全通へ期待を高める三陸鉄道の中村社長ら社員=13日、宮古市の三陸鉄道本社で

リアス線全通へ期待を高める三陸鉄道の中村社長ら社員=13日、宮古市の三陸鉄道本社で

 

 三陸鉄道(本社・宮古市、中村一郎社長)は13日、来年3月23日に全線開通するリアス線(大船渡・盛―久慈間、163キロ)の運行ダイヤを発表した。JR山田線から移管される釜石―宮古間(55・4キロ)では震災前より3本増の上下計23本を運行する。運行開始日は記念の特別運行として釜石―宮古間を2往復。翌24日から営業運転を始める。被災地を路線とする経営環境は厳しいが、中村社長は「一人でも多くのお客さまに利用していただき、運賃収入を増やしていけるよう頑張りたい」と意欲を示した。

 

 盛―久慈間の全区間直通は上り3本、下り2本で、所要時間は4時間21分~同38分。このほか盛―宮古間で上り2本、下り3本、釜石―久慈間で上り1本、下り2本を運行する。

 

 リアス線に新たに加わる釜石―宮古間では普通列車上下各11本を運行。このほか岩手船越(山田町)―宮古間に朝の通勤通学用に上り1本を運行し、利便性の向上を図る。

 

 盛―釜石間は上下各11本を運行。全面的にダイヤを見直し、上下各1本を増発する。

 

 JR釜石駅では3・4番線がリアス線の列車の発着に使用される。3番線はJR釜石線の列車の発着も予定されることから、釜石線とリアス線の同一ホームでの乗り換えが可能になる。

 

 JR宮古駅は三陸鉄道に移管し、乗車券の販売や集改札業務を全面的に担う。

 

 JRから三陸鉄道に移管される宮古駅

JRから三陸鉄道に移管される宮古駅

 

 両石(釜石)―磯鶏(宮古)間の各駅のうち大槌駅と陸中山田駅では三陸鉄道の乗車券類の委託販売を行うが、その他の駅はすべて無人駅となる。

 

 釜石―宮古間は震災の津波で線路など8・5キロが流失。JR東日本が復旧工事を進め、来年1月から試運転を行う予定。三陸鉄道は移管後、13駅を設置し、リアス線全体では40駅となる。大船渡市から久慈市までの沿岸部が一本のレールでつながり、総延長は第三セクター路線として国内最長となる。

 

 全線開通100日前に新ダイヤを発表した中村社長は「線路が一本につながることを効果的に生かしていきたい」と期待を述べた。

 

(復興釜石新聞 2018年12月15日発行 第749号より)

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ふるさと納税型クラウドファンディング募集について

ふるさと納税型クラウドファンディング募集について

 

釜石市では、2つのプロジェクトにおいてクラウドファンディングを実施します。趣旨を理解および賛同の上、ご寄付くださいますようお願いいたします。(本件はふるさと納税の対象となります。)

 

旧箱崎白浜へき地保育所のリノベーションプロジェクト

東日本大震災以降、人口減少や高齢化が急速に進んだ箱崎白浜地区で、今は使われていない旧保育所を改修し、民泊施設へと生まれ変わらせます。宿泊者へ、新鮮な海の幸や漁村ならではのおもてなしと体験を提供する拠点になります。訪れた方々との交流を通した漁村コミュニティ再生へのご支援をお願いします。

 

旧箱崎白浜へき地保育所のリノベーションプロジェクト
ふるさとチョイス – 被災漁村コミュニティを再生!旧保育所を民泊施設にリノベーションし、漁村ならではのもてなしで、訪れた方々との交流を生み出す!
担当部署:産業振興部商業観光課(☎0193-27-8421)

 

高校生のキャリア構築支援プロジェクト「Kamaishiコンパス」

「Kamaishiコンパス」とは、高校生と社会人の対話型授業や講演をすることによって進むべき進路や目指す職業について考える機会を創出するものです。多種多様な職業の講師を招聘し、釜石の高校生の未来の可能性を広げる手助けをお願いします。

 

高校生のキャリア構築支援プロジェクト「Kamaishiコンパス」
ふるさとチョイス – 地域の高校生が将来の可能性を学び、自分の意思で行動する力を伸ばしたい!~Kamaishiコンパス~

担当部署:総務企画部オープンシティ推進室(☎0193-27-8463)

 

提携しているサイト

ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®
リンク先はこちら

 

受付期間

旧箱崎白浜へき地保育所:
平成30年12月19日(水)から平成31年3月24日(日)
Kamaishiコンパス:
平成30年12月19日(水)から平成31年3月31日(日)

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広報かまいし2018年12月15日号(No.1702)

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【表紙】鉄の歴史館 開館33年目で来場者100万人
【P2~3】平成最後の年 釜石15大ニュースで振り返る
【P4~5】釜石市民ホールTETTO開館時間などの一部変更/年末年始の休館情報/ごみの収集について/災害義援金の追加交付/「医療費の一部負担金等」の免除期間延長/水道管の凍結について
【P6~7】償却資産申告書の受け付け/受動喫煙防止/平成29年度釜石大槌地区行政事務組合会計決算/ノロウイルス感染症・食中毒予防
【P8~9】まちのお知らせ
【P10~11】まちの話題
【P12~13】Meetup Kamaishi 2018AUTUMN/誰もが住みよいまちづくり/市民のひろば
【P14~15】保健案内板
【P16~19】復興情報
【P20】やっぺし!RWC2019TMミニ通信(1,620 KB pdfファイル)

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のぼり旗を贈った県内ライオンズクラブの会員ら

ラグビーW杯、ライオンズクラブ岩手が盛り上げ〜のぼり旗を釜石に贈る、釜石駅周辺で設置作業

のぼり旗を贈った県内ライオンズクラブの会員ら

のぼり旗を贈った県内ライオンズクラブの会員ら

 

 1年後に迫ったラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催を民間サイドから盛り上げようと、ライオンズクラブ(LC)国際協会332―B地区(岩手、51クラブ)がのぼり旗400本を制作。5日、猿舘伸俊地区ガバナー(盛岡南LC)らが釜石市を訪れ、市ラグビーワールドカップ推進本部と共同でのぼり旗を設置した。

 

 青地ののぼり旗(縦150センチ、幅45センチ)には「JAPAN2019」「釜石には、ラグビーの力がある」とキャッチコピーが記されている。

 

 今年8月に猿舘ガバナーが釜石・遠野・大槌・山田地区の5クラブ(5リジョン2ゾーン)を公式訪問した際、地元クラブから要望があり、のぼり旗の寄贈を決めたという。事業費の約50万円は、東日本大震災の復興支援金として寄せられた義援金の中から捻出した。

 

 設置作業には猿舘ガバナーのほか、舘澤繁信キャビネット幹事、石田英人ゾーンチェアマン、釜石LCの大和田助康会長、釜石リアスLCの鈴木久会長らが参加。これを前に鈴子町のシープラザ釜石で贈呈式が行われ、猿舘ガバナーから市ラグビーワールドカップ2019推進本部の正木隆司総括部長にのぼり旗が手渡された。

 

 正木総括部長は「ラグビーW杯釜石開催まで294日。機運醸成に向け、のぼり旗は大きな力になる」と感謝。猿舘ガバナーは「歴史に名を残すラグビーW杯釜石開催を少しでも盛り上げ、LC会員の拡大にもつなげたい」と応えた。

 

釜石駅前にのぼり旗を設置する猿舘ガバナーや地元クラブの会員ら

釜石駅前にのぼり旗を設置する猿舘ガバナーや地元クラブの会員ら

 

 この後、釜石駅前周辺にのぼり旗30本を設置。地元クラブの会員や市ラグビーワールドカップ推進本部の職員らと力を合わせて設置作業に取り組んだ猿舘ガバナーは「世界が注目している。大会を成功に導き、釜石を大いにアピールしたい」と期待を膨らませていた。

 

 残りののぼり旗は各町内会や市生活応援センターなどを通じて市内全域に設置する。

 

(復興釜石新聞 2018年12月8日発行 第747号より)

 

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色とりどりの電飾で彩られた親富幸通り

イルミネーション点灯〜師走を告げる親富孝通り

色とりどりの電飾で彩られた親富幸通り

色とりどりの電飾で彩られた親富幸通り

 

 釜石市大町の飲食店街「かまいし親富幸通り飲食店会」(久保秀俊会長、37店)は1日からイルミネーション(電飾)の点灯を始めた。色とりどりの光が約120メートルにわたる通り、店舗の入り口、ビルの壁面を明るく照らし、師走の訪れを告げている。

 

 年末年始を彩るイルミネーションの点灯は、今年で3年目の取り組み。今年は電球の数を増やし、流れ落ちる滝のような光の演出も加えるなどバージョンアップした。

 

 初日は久保会長(70)ら飲食店会の店主が集まり、午後7時から点灯開始のセレモニー。店主らの掛け声に合わせ、通りはイルミネーションの光に彩られた。

 

 同飲食店会が結成されたのは2年前。会員は、震災前からの継続と新規の転入者がほぼ半々。イルミネーションは飲食店会をイメージアップし、通りをアピールしようと始めた。

 

 イルミネーションの点灯は来年3月2日まで。今月8日までは「イルミネーション開始記念ウイーク」とし、各店が独自のサービスで利用客をもてなす。

 

 久保会長は「まちの復興はまだ半ば。飲食店街を少しでも明るくして、女性や家族連れでも安心して通れるようにしたい。寒い冬に、いくらかでも温かい気持ちになってほしい」と願う。

 

(復興釜石新聞 2018年12月5日発行 第746号より)

 

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市勢の発展に貢献、特別功労含む10人表彰〜小井土文哉さん奨励賞(日本音楽コンクールピアノ部門第1位)

市勢の発展に貢献、特別功労含む10人表彰〜小井土文哉さん奨励賞(日本音楽コンクールピアノ部門第1位)

 市勢功労者表彰の受賞者ら。市の発展に貢献する気持ちを新たにした

市勢功労者表彰の受賞者ら。市の発展に貢献する気持ちを新たにした

 

 釜石市の2018年度市勢功労者表彰式は11月29日、大町のホテルサンルート釜石で行われた。社会・保健・児童福祉や市民生活の安心安全、消防防災などで市勢の発展に貢献した市勢功労者として7人、特別功労者として1人を表彰。芸能で今後の活躍が期待される1人に奨励賞、復興支援に尽力した1人に感謝状が贈られた。

 

 野田武則市長は「行政の力が及ばない課題もあり、皆さんの協力がなければ市の発展もない。培ってきた識見、経験をもとに、なお一層の協力を」と式辞。受賞者を代表して川村金次郎さん(90)が「周囲の力もあっていただいた栄誉。受賞を契機に市民が安心して暮らし、まちが発展するよう、さらに努力していきたい」と謝辞で応えた。

 

 受賞者は次の通り。(かっこ内は年齢。敬称略)
【市勢功労者表彰】
▽岩切久仁(75)男女共同参画推進協議会委員として男女共同参画社会に向けた機運の醸成や推進に貢献
▽山崎幹雄(70)民生・児童委員として高齢者や児童の見守りなど社会福祉の増進に貢献
▽川村金次郎(90)交通安全協会役員として高齢者在宅家庭訪問など交通事故撲滅に取り組み市民生活の安全安心の向上に貢献
▽佐々木啓一(63)消防団員として消防防災の任務に精励し民生の安定に貢献
▽山崎ひとみ(68)学校歯科医として児童生徒の健康増進と保健福祉の向上に貢献
▽山﨑ミキヨ(63)保育士として幼児保育に専念し児童福祉の向上に貢献
▽野田摩理子(68)幼稚園教諭として就学前教育の向上に貢献
【特別功労表彰】
▽加賀谷常英(78)市学校医として児童生徒の健康と保健福祉の向上、地域医療の充実に貢献
【奨励賞】
▽小井土文哉(22)第87回日本音楽コンクールピアノ部門において第1位を獲得するなどピアニストとして各種コンクールで活躍し、市民に夢と希望を与えた
【感謝状】
▽佐々木信男(75)釜石はまゆり会みやぎの会長として会の運営と発展に寄与するとともに東日本大震災後の釜石の復興支援に尽力

 

(復興釜石新聞 2018年12月1日発行 第745号より)

 

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広報かまいし2018年12月1日号(No.1701)

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広報かまいし2018年11月15日号(No.1700)

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【表紙】ミッフィーストリートオープニング記念イベント/釜石情報交流センター&ミッフィーカフェかまいしオープン3周年記念イベント
【P2~3】新成人へのはなむけの言葉募集/岩手大学地域連携フォーラムin釜石/コミュニティ助成事業で備品を整備しました/愛称が決まりました 釜石魚河岸にぎわい館魚河岸テラス/釜石市「海の写真・絵画コンクール」作品展示会/ラグビー応援おいしい釜石飲食店グルメメニュー開発補助金
【P4~5】道路の除雪作業にご理解・ご協力を/次期子ども・子育て支援事業計画策定に向けたニーズ調査/釜石地区被災者相談支援センターをご利用ください/伊能忠敬没後200周年記念事業が開催されました/がんばれ!釜石シーウェイブスRFC‼
【P6~7】まちのお知らせ
【P8】やっぺし!RWC2019TM ミニ通信?/みんなでごみ減量へチャレンジ/市長のつぶや記「100歳になっても健康な暮らしを目指しましょう」

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釜石鵜住居復興スタジアムで草取りをする弘前実業高生

弘前実業高校「被災地の力になれたら」〜ラグビー応援団、鵜住居スタジアムで清掃活動

釜石鵜住居復興スタジアムで草取りをする弘前実業高生

釜石鵜住居復興スタジアムで草取りをする弘前実業高生

 

 来年のラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催の準備を後押ししようと、青森県弘前市の弘前実業高(福士広司校長、生徒840人)は22日、会場となる釜石市鵜住居町のスタジアムで草取りなどの清掃活動を行った。

 

 同高農業経営科の3年生約40人が活動。篠崎唯太君は「東北の仲間として少しでも助けになれば。大きな大会がこんな近くで開かれるのは珍しく、力になれたらうれしい。震災被災地の復興への意思を強く感じてもらえる大会になるといい」と作業に取り組んだ。

 

 震災を受け、同高は地元青年会議所と協力して釜石に桜を植えるという被災地支援活動を実施してきた。今回は学校独自の取り組みとして、1泊2日の日程で来釜。前日には世界遺産「橋野鉄鉱山」の見学や根浜海岸周辺の清掃活動などを行った。

 

 こうした活動は、釜石市や県などでつくるW杯釜石開催実行委員会(会長・達増拓也知事、会長代行・野田武則釜石市長)が募集する独自ボランティア「いわて・かまいしラグビー応援団」の取り組みの一つ。同高では、来年以降も続けたい考えだ。

 

 実行委によると、応援団には20日時点で、県内外の37グループから応募があった。町内会、企業、学校などが、のぼり旗の設置によるPRや花いっぱい運動などを展開。スポーツ大会の開催やビデオメッセージの制作などを予定しているグループもある。

 

 募集は来年11月2日まで継続。国内外から来る選手や観客の「おもてなし」、機運醸成、地域美化、環境整備など「自由な発想による幅広い活動」をしてくれるグループを求めている。2人以上のグループなら、年齢や居住地などを問わず参加可能。個人での申し込みには、活動可能なグループの紹介などで対応する。

 

 実行委では「応援団に参加して、みんなで一緒に大会を盛り上げよう」と呼び掛けている。

 

 問い合わせは市ラグビーW杯2019推進本部事務局(電話0193・27・8420)へ。

 

(復興釜石新聞 2018年11月24日発行 第743号より)

 

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先人の知恵を地域づくりに、釜石で嚶鳴フォーラム〜童門さんと高橋さん 近代製鉄の父・大島高任を語る

先人の知恵を地域づくりに、釜石で嚶鳴フォーラム〜童門冬二さんと高橋克彦さん、近代製鉄の父・大島高任を語る

公開フォーラムの会場で舞台に勢ぞろいした嚶鳴協議会加盟市町の代表ら

公開フォーラムの会場で舞台に勢ぞろいした嚶鳴協議会加盟市町の代表ら

 

 先人の知恵や経験から普遍的な人間の英知を再発見し、地域づくりに生かす「嚶鳴(おうめい)フォーラムin釜石」(釜石市、市教育委員会主催、嚶鳴協議会共催)が16、17の両日、釜石市を会場に開かれた。17日は作家の童門冬二さん(91)、高橋克彦さん(71)を講師に招き、市民ホールTETTOで公開フォーラムを実施。歴史小説で有名な2人が、近代製鉄の父・大島高任の生き方や地域の歴史を知る意義を語り、約250人が聞き入った。

 

 童門さんは、大島高任と明治の先人をテーマに講演。高任が釜石で日本初の洋式高炉連続出銑に成功した出発点として、17歳で上京、原書を読み込み蘭学の知識を習得していったことを挙げた。

 

 水戸藩で反射炉による大砲鋳造に成功後、南部藩に戻った高任は、砂鉄より強固な原料を求め、磁鉄鉱の鉱脈がある釜石で洋式高炉の建設に着手する。「地域資源を利用しながら自分の仕事を組み立てていく。これが高任の原点。従来の考え方や慣習を変えなければできなかったこと」と童門さん。高任の改革を「物・仕組み(制度)・心(意識)の3つの壁への挑戦」と表現し、「鉄生産の恩人だけでなく、むしろ日本近代化への新しい日本人を生むための教育者だった」と評価した。

 

 高任の人格にも言及。「徳あれば隣あり」という論語の言葉を引用し、「高任の生涯には隣人(理解、協力者)が多い。徳がオーラ(気)となって発せられると自然と人が集まり、手助けをしてくれる」とし、「私利私欲なく、自然科学で生活を豊かにしようとした。日本人、南部藩士の立場を捨てず、自分がやるべきことに一生懸命だった」と、高任の“徳”を示した。

 

 25年ぶりの釜石訪問という高橋さんは、母親の里帰り出産により釜石で生まれたことを明かし、東北を舞台にした小説を書くようになったきっかけなどを話した。「物書きになっていなければ、岩手や東北に全く興味を持たなかった」と高橋さん。上京した学生時代は方言がコンプレックスで、東北生まれに誇りを感じられなかったという。契機は作家になって約3年後。取材に訪れた京都の山中で高齢女性から土地の歴史を聞き、「一番大事なのは自分の住む土地に自信、愛着を持つこと」と気付かされた。

 

 後に、自分が生まれ育ったまちをテーマに書いた短編連作「緋い記憶」が直木賞を受賞。以来、長編にも幅を広げ、NHK大河ドラマ(炎立つ、時宗)の原作を執筆するまでになった。高橋さんは「東北の歴史資料はほとんど残されていないが、口伝という形で伝えられてきた隠された歴史がある。それを発掘するのも必要」と使命感をのぞかせた。

 

高橋さん(左)と童門さん

高橋さん(左)と童門さん

 

 この日は2人の対談も。著書は600冊以上、70歳を過ぎてからも120~30冊もの書籍を出している童門さんに、高橋さんが気力の源を尋ねると、「食事に気を使っているが、休肝日は無い。嫌なことは忘れる。人をとがめない。心穏やかに、前向きに」との答えが。童門さんは東京都庁に30年勤務後、作家活動に専念。1999年には「勲三等瑞宝章」を受章している。

 

(復興釜石新聞 2018年11月21日発行 第742号より)

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