タグ別アーカイブ: 地域

金びょうぶの前で笑顔を輝かせる新成人

晴れ姿に笑顔咲く、成人のつどい 参集開催断念も コロナに負けず〜二十歳の誓い ネットで配信、震災から10年 教訓も忘れず

金びょうぶの前で笑顔を輝かせる新成人

金びょうぶの前で笑顔を輝かせる新成人

 

 新型コロナウイルス感染拡大で、中止や延期、オンライン開催とさまざまな措置がとられた各地の成人式。釜石市では例年行っている「成人のつどい」を、感染症対策を講じた上で開催する予定だったが、全国の感染状況を踏まえ、参集開催を断念。出席者を限定した式典の模様をウェブ配信する形に変更した。式典会場の市民ホールTETTOには、記念撮影用のフォトスポットが設けられ、出席がかなわなかった新成人らが晴れ着姿で訪れた。

 

野田市長らがお祝いの言葉を贈った式典

野田市長らがお祝いの言葉を贈った式典

 

 10日午後、ホールAで開かれた式典には、新成人2人と主催者、来賓8人が出席。野田武則市長は震災から10年となる年に新たな門出を迎えた新成人に向け、「震災の教訓を決して忘れてはならない。一人一人が命を大切にし、周りの人たちとの関係の中で自分があるという自覚を持って人生を歩んでほしい」と呼び掛けた。

 

 釜石高、釜石商工高の恩師からのメッセージ、高校時代に参加した釜石コンパスのキャリア教育授業の様子などがビデオ上映された。

 

 新成人代表の留畑梨恩さん(20)=一関高等看護学院2年=が抱負を発表。「コロナの感染拡大で不安になる人も多いと思うが、困った時には手を差し伸べ、優しく笑顔で支えてくれる釜石の仲間がいることを忘れないでほしい。多くの方々に感謝し、成人として生活していくことを誓う」と決意を述べた。

 

コロナ禍でも前を向いて人生を歩む決意を示した新成人代表の留畑梨恩さん

コロナ禍でも前を向いて人生を歩む決意を示した新成人代表の留畑梨恩さん

 

 半屋外仕様のホールBには、金びょうぶとラグビースタジアムの背景を施したフォトスポットが設けられた。振り袖やスーツに身を包んだ新成人らは、久しぶりに会う友人らと再会を喜び合い、笑顔で記念写真に納まった。

 

ラグビーのまちならではのフォトスポット

ラグビーのまちならではのフォトスポット

 

 訪れた新成人からは「残念だけど仕方がない」「仲のいい友達に会えただけでも良かった」「できれば式典を延期してもらい、みんなで集まりたかった」など、さまざまな受け止めの声が聞かれた。

 

 宮城学院女子大2年の山﨑佳歩さん(20)は「着付けしてもらえるか不安だったが、振り袖を着られて本当にうれしい。将来は栄養士の資格を取って働きたい」、明和学園短期大2年の山﨑沙恵さん(20)は「子どもの気持ちに寄り添える保育士になりたい。手洗い、体調管理などコロナ対策をしっかりし、社会人の一歩を踏み出せたら」と夢を描く。2人は鵜住居小4年時に震災にあい、自宅が全壊。被災から10年を迎える古里に「新しい家も建ってきているが、まだ点々。まちが元のようにはならなくても、住民が気軽にあいさつを交わす人とのつながりを感じられる地域になってほしい」と願った。

 

 日鉄テックスエンジで働く篠原拓馬さん(20)は釜石商工高時代の仲間と再会し、「高校のころを思い出す」と懐かしげ。「お酒はほどほどに。大人になったことを実感しながら行動していきたい」と自覚を高める。津波で被災した只越町の自宅は最近再建を果たし、家族と暮らす。「釜石のために少しでも貢献できるよう仕事をしていきたい」と決意を新たにした。

 

 本年度の釜石市成人のつどいの対象者は319人。記念品(釜石出身アーティスト小林覚さんデザイン・エコバッグ)は郵送された。式典の模様は31日まで視聴できる。

広報かまいし2021年1月15日号(No.1752)

広報かまいし2021年1月15日号(No.1752)

広報かまいし2021年1月15日号(No.1752)

 

広報かまいし2021年1月15日号(No.1752)

広報かまいし2021年1月15日号(No.1752)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 2.67MB
ダウンロード


 

【表紙】
【P2-3】
税の申告
【P4-5】
しごと・くらしサポートセンター オープンのお知らせ
灯油購入費助成 他
【P6-7】
市政懇談会中止のお知らせ 
復興情報 他
【P8-9】
岩手大学釜石キャンバスだより
コラム教育魅力化コーディネーター 他
【P10-11】
こどもはぐくみ通信
まなびぃ釜石
【P12-13】
まちのお知らせ
【P14-15】
保健案内板
【P16】
釜石の歴史 よもやま話

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2021010700030/
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
新しい年への期待や願いを込めグラウンドを彩ったイルミネーション

「うのスターライト」光に新年の期待込め、LEDで謹賀新年

新しい年への期待や願いを込めグラウンドを彩ったイルミネーション

新しい年への期待や願いを込めグラウンドを彩ったイルミネーション

 

 新しい年への期待を光に込めたライトアップイベント「うのスターライト2021」は12月31日夜から元日にかけて釜石市鵜住居町の釜石鵜住居復興スタジアムで行われた。

 

 市スポーツ推進課が企画。雪で白く染まったグラウンド中央に発光ダイオード(LED)のチューブライトで「謹賀新年」と文字をかたどった。

 

 一昨年のラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催では残念ながら台風災害の影響で中止となったナミビア―カナダ戦。昨年、記念試合としての開催を模索したが、新型コロナウイルスの感染拡大で断念した。「NAM2021CAN KAMAISHI」。実現への思いを込めた文字も添えた。

 

 メインスタンドではW杯の振り返り映像を上映。来場者にはW杯開催1年を記念した昨年のメモリアルイベントのロゴが入ったTシャツなどが贈られた。

 

 「年間を通して、うまく使われる施設になってほしい」と期待するのは、地元の川﨑英司さん(47)。スタジアムはジョギングコースだったというが、コロナの影響で生活が変化し、足を運ぶ機会が減った。夕闇のまちを静かに彩る4色の光に「普通の生活に戻り、経済的にも安定した暮らしができるように」と願いを込めた。

 

 同課の長田剛主任は「たくさんの人が集まり、みんなが笑顔になる場に。来年こそ、ナミビアとカナダの試合を開催したい」と熱い思いを再確認した。

震災から10年 復興は新たなステージへ〜祝いムード影ひそめ、釜石大観音も異例の正月

震災から10年 復興は新たなステージへ〜祝いムード影ひそめ、釜石大観音も異例の正月

2021年、新しい年に願いを込める参拝客

2021年、新しい年に願いを込める参拝客

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で全国的にこれまでにない様相を見せた2021年のスタート。年末年始に襲った数年に一度クラスの強力寒波も追い打ちをかけ、釜石市内は祝いムードも影をひそめる異例の正月となった。初詣や初売りの人出も軒並み減少。昨年からコロナ禍の影響が続く観光や商業などの関係者からは、感染収束が見通せない状況に不安の声が相次いだ。初詣客らが口にする願いの第一声も「コロナの早期収束」。心落ち着かない中で「震災から10年」となる釜石の21年が始まった。

 

 大平町の釜石大観音は例年通り、大みそか午後10時に開館。コロナ禍と年越し寒波は初詣客の出足を鈍らせ、初日の出を拝める元日午前7時前後の人出も前年の5割以下にとどまった。

 

 元日朝の参拝は若い世代が目立った。境内ではスマートフォンを手に日の出を待つ、いつもの光景が広がり、御来光が差し込むと仲間や家族で写真を撮り合った。

 

初日の出に照らされる釜石大観音=元日午前7時15分

初日の出に照らされる釜石大観音=元日午前7時15分

 

 施設内ではさまざまな感染防止策を講じて客を迎えた。参拝者は〝密〟にならないよう距離を取りながら初詣。良い年になるよう願いを込め、手を合わせた。

 

 奥州市から訪れた土田悠斗さん(26)、光子さん(26)夫妻は昨年6月に入籍。夫婦となって初めて迎える新年に願うのは「コロナでできなかった結婚式を挙げる」こと。悠斗さんは「昨年は仕事も順調だった。この勢いのまま、前を向いて一歩一歩進んでいきたい」、光子さんは「コロナの不安はあるが、無事に式を挙げられたら。身近な家族、友人を集めてやりたい」と夢を描いた。

 

 釜石市出身で県内から帰省中の藤原清さん(51)は「はやり病に振り回された1年だったが、仕事は無事にできて感謝している」と昨年を回顧。「感染に最大限注意し、さらに視野を広げるような仕事ができれば」と新年の誓いを立てた。

 

 市内を代表する観光スポットでもある同観音は、コロナの影響で金・土・日曜のみの開館が続く。「雇用調整助成金を受け、何とかやってきたが非常に厳しい状態。宗教法人に該当する(感染対策の)補助がないのもつらい」と佐々木富也部長代理。それでも団体客の予約、各種祈祷(きとう)などの申し込みがあれば、休業曜日(月~木)でも対応し、次につなげるための努力を重ねる。

 

 今年の初詣期間は11日まで延長し、分散参拝に配慮する。

【意見募集】第六次釜石市総合計画(案)

【意見募集】第六次釜石市総合計画(案)

 

市総合政策課では、第六次釜石市総合計画(案)を取りまとめました。
この案について、広く市民の皆さんの意見を募集します。

 

募集期間:令和3年1月12日(火)から令和3年2月11日(木)まで
担当部署:市総務企画部 総合政策課 電話0193-27-8413

 

資料

資料 第六次釜石市総合計画(案)[PDF:3.21MB]
 
上記資料は、意見募集期間中、次の場所でも閲覧できます。
午前8時30分~午後5時15分(※ 土・日曜日、祝日、各施設の休館日を除きます。)
 
【備え付け場所】
●市市民課、市教育センター、市保健福祉センター、市立図書館、各地区生活応援センター、市総合政策課、市広聴広報課

意見を提出できる方

■市内に住所がある人
■市内に事務所または事業所を持っている個人、法人または団体
■市内の事務所または事業所に勤務している人
■市内の学校に通学している人
■意見募集手続きに係る事案に利害関係を有する人

記載内容

意見を提出する際は、次の内容を必ず記載してください。
■提出する意見とその理由(案のどの部分に対する意見かを記載のこと)
■氏名(法人、団体の場合はその名称)
■住所
■電話番号(連絡先)
※市外の方は、次の項目も記載していただきます。
●勤務先または通学先

意見の提出方法

■郵送…<令和3年2月11日必着>〒026‐8686釜石市只越町3‐9‐13 市広聴広報課あて
■ファックス…0193-22-2678
■電子メール…koutyou@city.kamaishi.iwate.jp
■「みんなの声の箱」への投かん…(設置場所=市役所第1庁舎、各地区生活応援センター、市教育センター、市図書館、市保健福祉センター)
■直接持参…市広聴広報課
 
※皆さんの意見や提言が「文字」となっていることを前提としますので、電話での意見は受けません。
皆さんからいただいた意見につきましては、取りまとめの上、意見に対する考え方を付して公表するとともに、検討する際の参考とします。公表にあたっては、個人情報の公表は一切行いません。
なお、意見に対する個別の回答はいたしかねますので、あらかじめご了承願います。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 総合政策課
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8413 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2021010400060/
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
「しごと・くらしサポートセンター」がオープンします

「しごと・くらしサポートセンター」がオープンします

しごと・くらしサポートセンター

 

オープニングイベントチラシ[PDF:5.89MB]

 

「しごと・くらしサポートセンター」がオープンします

 

1月15日(金)12時、イオンタウン釡石2階に、しごと・くらしサポートセンターがオープンします。
 
センター内に設置される「ジョブカフェかまいし」は、仕事に関する相談や適職診断など、釡石で「働く」ことをサポートするための場所で、どなたでも無料で利用できます。
各種セミナーの開催や、企業からの相談にも応じます。
4月からは、釡石へのU・Iターンに関する相談も受け付ける予定です。

 

施設の紹介

 
名称
しごと・くらしサポートセンター
開所時間
10時~18時
休所日
毎週木曜日、年末年始
内容
・個別相談ブース 
・資料コーナー(求人情報や職業訓練情報、イベント情報などが閲覧できます)
・フリースペース(無料パソコンの貸し出しやフリーWi-Fi完備で、インターネットによる情報収集や、応募書類の作成などもできます)
・セミナールーム
・会議室
・キッズスペース(お子さま連れで利用できます)
 

ジョブカフェかまいし

 

センター内に設置される就業支援のための窓口です。次のようなサービスを行います。
・専門相談員による個別相談
・ 適職診断やキャリアカウンセリング
・ 応募書類作成や面接のサポート
・ 就職セミナーや、シニア向け・ママ向け・企業向けなど各種セミナーの実施
 

フロア図

 

しごと・くらしサポートセンターフロアー図

オープニングイベントのお知らせ 1/15(金)~17(日)

 
オープンから3日間、オープニングイベントを開催します。

1月15日(金) イベント実施時間:12時~17時

事業者向け採用力向上セミナー「地域で魅力的な職場をつくる3つのキーワード」
(講師:岩手・秋田キャリア形成サポートセンター 統括責任者 武井伸夫氏)
14時~15時〔定員:先着15名〕

1月16日(土) イベント実施時間:10時~17時

働き方セミナー「ワークライフバランスを重視した働き方について」
(講師:岩手・秋田キャリア形成サポートセンター 統括責任者 武井伸夫氏)
13時15分~14時15分〔定員:先着15名〕
子育てまるっと応援ブース 「産後ドゥーラと気軽に子育てトークしませんか?」
(一般社団協会ドゥーラ協会 認定産後ドゥーラ 櫻井京子氏)

1月17日(日)イベント実施時間:10時~17時

ライフプラン&マネーセミナー「お金に関わる知識を学ぶ」
(ライフプラン&マネー教育サポート 代表 戸田節子氏)
13時15分~14時45分〔定員:先着15名〕

期間中、毎日開催!

お楽しみ抽選会(チラシ裏面のアンケートに答えて参加できます)
キャリアコンサルタントによる個別相談会
適職診断ブース
 
☆ セミナーや相談会は当日の申し込みとなります(先着順)
☆ 16日㈯・17日㈰はキッズスペースに保育士が常駐しますので、お子さま連れの方もお気軽にご来場ください
 
※新型コロナウイルス感染症対策のため、マスクの着用と検温や手指の消毒にご協力をお願いします。また、体温が37.5℃以上の方や体調のすぐれない方は、来場をお控えください

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 商工観光課 商工業支援係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / Fax 0193-22-2762 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2021010600064/
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
釜石とオーストラリアのつながりを紹介する市職員ら

釜石・豪州 東京五輪へ交流深める、コアラキャンプ〜音楽・スポーツ・食をオンラインで、復興へエール交換

釜石とオーストラリアのつながりを紹介する市職員ら

釜石とオーストラリアのつながりを紹介する市職員ら

 

 東京2020五輪・パラリンピック競技大会に向け、オーストラリアを相手国に復興「ありがとう」ホストタウンに登録されている釜石市。新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期された大会を前に19日、両地域をオンラインで結び、音楽・スポーツ・食などで交流を深めるイベント「コアラキャンプ」(同プロジェクト主催)が開かれた。イベントの模様はネット中継され、一般市民らも自宅などで楽しんだ。

 

 オーストラリア大使館(東京都)をメインスタジオとし、釜石市鵜住居町の根浜シーサイドに設けた釜石スタジオ、オーストラリア各地のサテライト会場をオンラインでつないだ交流プログラムを実施。釜石では市国際交流課の職員らが運営を担った。

 

 午前11時、同大使館からジャン・アダムス駐日大使がキックオフ宣言。東日本大震災被災地に対する同国の支援活動を紹介し、「日本とオーストラリアは強い絆で結ばれている。(コロナ禍で)直接人と人とが会えない状況下で、両国の人々をつなぐことができてうれしい」と思いを述べた。

 

 野田武則釜石市長は震災後の支援に深く感謝し、同国で昨年発生した大規模森林火災に対し見舞いの気持ちを伝えた。ホストタウン登録の経緯も説明。「このキャンプを通じ、相互の友好関係が一層発展することを願う」と期待を込めた。

 

 シドニー、メルボルンなどから多彩な体験メニューを提供。ヨガ、オーストラリアン・フットボールの教室、東北に思いを寄せてきたジャズミュージシャンらによるミニ音楽フェスティバルを全国の視聴者が楽しんだ。

 

 ゴールドコーストと釜石スタジオを結んだバーベキュー・レッスンには、釜石の子どもたちも参加。オーストラリアのデザート菓子作りも行い、食文化への理解を深めた。ハンター・バレーからのワインレッスンもあった。

 

 鵜住居町に暮らす古宮モーゼス君(鵜住居小4年)は家族で参加。「バーベキューソースが効いたステーキがおいしい」と笑顔を見せ、姉アイビーさん(同6年)は「オーストラリアの人と会話して楽しかった」と海を超えた交流を喜んだ。

 

 約8時間にわたるイベントの最後は、ジャズ調にアレンジした「釜石小唄」、オーストラリア第2の国歌とも言われる「ワルチング・マチルダ」を歌い合い、絆を深めた。

 

 釜石市は2017年11月のホストタウン登録以来、同国と青少年を中心とした交流活動を展開。登録のきっかけとなった、同国出身で元釜石シーウェイブスRFC所属のスコット・ファーディー選手の協力で、高校生のラグビー交流などが実現。コロナ禍の今年は、中学生が互いの文化をオンラインで紹介し合った。ラグビーワールドカップ1周年記念イベントでは、同国の食や文化など多様な魅力を釜石から情報発信。森林火災の被災者を助けたいと市民らによる募金活動も行われた。

 

 市国際交流課の中村達也課長は「早くコロナが落ち着いて、互いに行き来して交流できることを願っている。森林火災の被災者にも少しずつ希望を見いだしながら前に進んでいってほしい」と同国にエールを送った。

広報かまいし 2021年1月1日号(No.1751)

広報かまいし 2021年1月1日号(No.1751)

広報かまいし 2021年1月1日号(No.1751)

 

広報かまいし 2021年1月1日号(No.1751)

広報かまいし 2021年1月1日号(No.1751)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 1.68MB
ダウンロード


 

【表紙】
【P2-3】
市長年頭あいさつ
釜石の歴史よもやま話
【P4-5】
第六次釜石市総合計画案 意見募集
岩手沿岸南部広域環境組合決算 他
【P6-7】
まちのお知らせ
【P8】
沿岸広域振興局からのお知らせ
松飾り回収のお知らせ

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2020122200049/
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
歳末の釜石港を彩る「雪月花」〜釜石商工会議所青年部、花火をプレゼント

歳末の釜石港を彩る「雪月花」〜釜石商工会議所青年部、花火をプレゼント

コロナ禍を元気づけようと打ち上げられた花火=24日夜

コロナ禍を元気づけようと打ち上げられた花火=24日夜

 

 クリスマスイブの24日、釜石港に打ち上げ花火の轟音(ごうおん)が響き、大きな光の輪を描いた。わずか5分間のイベントだったが、コロナ禍で静まり返る歳末のまちを元気づけるように、港内を明るく彩った。

 

 「かまいし雪月花」と銘打った花火は、釜石商工会議所青年部(多田和広会長、30人)がプレゼントした。県内の商工会議所や商工会の青年部が企画する「イーハトーブプロジェクト」の一環で、同夜は釜石だけで行われた。

 

 秋田県大仙市の花火業者、響屋(ひびきや)大曲煙火の新山良洋取締役と高橋毅さんが新浜町の防波堤から75発を打ち上げた。最大の4号玉数発は上空で直径120メートルの光を散らせ、色とりどりの多様な形を描いた。

 

 この夜の釜石港は気温が10度近くもあり、風も穏やか。鏡のような海面には花火の反射光と月明かりが揺れた。

 

 多田会長(42)は「新型コロナウイルスの感染拡大で各地のイベントは中止となった。私たちもチャリティーサンタ事業を取り止めた。花火を見て感動した。来年が未来を明るく照らす年になるように」と願った。

門松作りも大詰め〜正月準備、慌ただしく

門松作りも大詰め〜正月準備、慌ただしく

変わらぬ門松の姿は「平穏」の願いを込めて

変わらぬ門松の姿は「平穏」の願いを込めて

 

 年越しが迫り、釜石市甲子町松倉のモダン庭園研究所(佐々木光寿社長)は正月の門松作りが大詰めを迎えている。まきストーブで暖める作業小屋では、青々とした竹に松葉、紅白の花、お札などが飾り付けられ、華やぎを醸し出している。

 

 材料の準備は10日ごろからスタート。最も高いものでは2・7メートル近い、大きさの異なる4タイプの製作を続ける。竹は専門業者がなくなり、自前で手当てした。熟練の職人は、生き生きとした色合いを伝統的な菰(こも)巻きの技法で飾り立てた。

 

 佐々木社長は「新型コロナウイルス感染症の心配が高まり、旅行者や帰省者の動きが不確かな状況になったようだ。門松の注文数に影響らしきものはあるが、大きな変化はない。今だからこそ、門松にコロナ退散の願いを込めようとしているのではないか」と人々の気持ちを推測する。

 

 門松の配送と据え付けは日を選び、25日と28日を予定する。

整備中の片岸公園の池で仲良く泳ぐオオハクチョウ=13日昼ごろ

冬の使者 飛来、白鳥 鵜住居川で羽を休める

整備中の片岸公園の池で仲良く泳ぐオオハクチョウ=13日昼ごろ

整備中の片岸公園の池で仲良く泳ぐオオハクチョウ=13日昼ごろ

 

 観察会では見られなかったが、鵜住居川には今年も“冬の使者”オオハクチョウが飛来している。野鳥の会会員によると、飛来時期は例年並み。先日、河口周辺で6羽を確認しているという。中州で羽を休めたり、鳴き声を上げながら複数で飛ぶ姿が見られ、時には整備中の片岸公園の池を優雅に泳ぐ姿も。周辺を通る人たちの目を楽しませている。

 

 同河川には他に、約3年前からとどまっていると見られる1羽の白鳥がいる。臼澤会長は「右の翼を痛めており、飛ぶことができない状態。餌は取れているようだが、夜間など陸地で休む時に獣に襲われなければいいが…」と心配そうに見守る。

双眼鏡などで野鳥の姿を観察する参加者

震災後も息づく豊かな自然〜鵜住居川河口で野鳥観察会、カモ、サギ、トビなど30種を確認

鵜住居川河口近くの浅瀬に集まる「アオサギ」の群れ。観察会では上空を飛ぶ姿も見られた

鵜住居川河口近くの浅瀬に集まる「アオサギ」の群れ。観察会では上空を飛ぶ姿も見られた

 

 釜石市の鵜住居川河口周辺で13日、「水辺の鳥観察会」が開かれた。市生活環境課が行う、自然に親しむ市民のつどい事業の一環。「野鳥の宝庫」として知られる、この場所での野鳥観察会は震災後初めてで、参加者は現在の生息状況や震災前後の河川環境の違いが野鳥に与える影響などについて理解を深めた。

 

 ガイド役の釜石野鳥の会(臼澤良一会長、8人)会員を含め、約20人が参加。鵜住居復興スタジアムの施設内で、同河川周辺で見られる野鳥について学んだ後、実際の観察に向かった。工事中の水門付近からスタジアム側の堤防沿いを歩き、水辺に憩う鳥や上空を飛び交う鳥の姿を肉眼や双眼鏡、フィールドスコープで追った。

 

双眼鏡などで野鳥の姿を観察する参加者

双眼鏡などで野鳥の姿を観察する参加者

 

 水面に浮かぶ複数種のカモ、中州に集まるアオサギ、風に乗って滑空するトビなど大小さまざまな鳥が見られた。急降下時には時速300キロにもなるというハヤブサ、翼と尾に生えた黄色い羽根が特徴のカワラヒワも確認でき、参加者は野鳥の会会員の解説に興味深げに聞き入った。

 

翼を広げ、悠々と飛び回る「トビ」。複数羽が見られた

翼を広げ、悠々と飛び回る「トビ」。複数羽が見られた

 

 1時間余りの観察で留鳥と渡り鳥計約30種類を確認。この日は時間の都合で行けなかったが、対岸の片岸側にも足を延ばせば、さらに多くの種類が見られるという。

 

 大渡町の小田嶋祐希さん(27)は、狩りの際に野を擦るように地面すれすれを飛ぶことが和名の由来とされるタカの仲間「ノスリ」に感激。「じっくり見られたし、解説も勉強になった。これだけ種類が多く見られるということは、自然が豊かな証拠。大きなワシとかも見てみたい」と次の機会に期待した。

 

 県内有数の野鳥生息地として知られてきた鵜住居川河口周辺は、2011年の震災津波で大きな被害を受け、川の形状が一変。野鳥のすみかとなる豊富な木々やヨシ(アシ)原も失われた。9年以上が経過し、現在のスタジアム前の河川環境は徐々に戻りつつあるが、片岸町の防潮堤内側を含む震災前の広範囲な生息域に近づくには、まだ時間がかかるとみられる。

 

津波で多くの植物が失われた鵜住居川=2011年4月

津波で多くの植物が失われた鵜住居川=2011年4月

 

鳥の隠れ家となる草地が再生してきた現在の鵜住居川

鳥の隠れ家となる草地が再生してきた現在の鵜住居川

 

 臼澤会長(72)は「個体数は減っているが、周辺にもっと草木が生い茂るようになれば、震災前のような種類、数が見られるようになるのではないか。水門付近に整備中の片岸公園には生態園をイメージした池も造られている。4、5年後には、多くの野鳥が集まるゾーンができてくるのでは」と話した。