タグ別アーカイブ: 地域

キャンドルの明かりを掲げ、ラグビーW杯イヤーへカウントダウン

W杯イヤーへカウントダウン〜鵜住居スタジアムで年越し

キャンドルの明かりを掲げ、ラグビーW杯イヤーへカウントダウン

キャンドルの明かりを掲げ、ラグビーW杯イヤーへカウントダウン

 

 2019年はラグビーワールドカップ(W杯)日本大会開催イヤー。9、10月に2試合が行われる釜石鵜住居復興スタジアムでは大みそか、W杯イヤーに向けて年越しのカウントダウンイベントが行われた。子どもからお年寄りまで、県内外から約150人が参加。ライトアップされたスタジアムに、それぞれ手に持ったキャンドルの明かりを掲げ、「W杯を成功させよう」と声を合わせた。

 

 メインスタンドの大屋根に設置されたスクリーンにラグビーW杯日本大会のPR映像が映し出された。年越しの時間が迫るとスクリーンに丸い時計が浮かび上がり、進む秒針に合わせ、スタンドを埋めた人たちから「10、9、8、7……」とカウントダウンの声が上がった。

 

 仙台市から駆け付けた前田茂さん(68)は中学まで釜石で学び、大学卒業後は商社マンとして世界を駆け回った。大町にあった実家の文房具店は、今はないが、ふるさと釜石への思いは年を経るごとに高まる。鵜住居スタジアムにも何度も足を運んでいるという。カウントダウンには、「いい時代の釜石を知っている。人口は減ったが、W杯をきっかけに、震災前より、もっといい釜石になってほしい」と願いを込めた。

 

 震災で家と仕事を失い、やっと昨年、只越町に再建を果たした三上雅弘さん(57)は「こんな日が来るとは、夢のよう」。連れ立ってスタジアムに足を運んだ妻真江子さん(55)と手を取り合って喜んだ。

 

 石川県珠洲市から駆け付けた釜石応援ふるさと大使、浅田久美さん(55)はウエートリフティング女子世界選手権の銀メダリスト。「ラグビーW杯をここでやることに意味がある。きっと、子どもたちの大きな力になる」と期待を込めた。

 

(復興釜石新聞 2019年1月5日発行 第754号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

テレビ中継も入り、にぎやかな年越しとなった鵜住神社

NHK「ゆく年くる年」生中継、釜石復興 全国発信〜鵜住神社 震災以降最多の初詣客

テレビ中継も入り、にぎやかな年越しとなった鵜住神社

テレビ中継も入り、にぎやかな年越しとなった鵜住神社

 

 2019年、ラグビーワールドカップ(W杯)の開催、三陸鉄道リアス線、東北横断道釜石―花巻間全線開通など、震災復興の完遂へ重要な局面を迎える釜石市。輝く未来への第一歩となる新年の幕明けに、まちは大きな期待感に包まれた。正月3が日の市内は天候にも恵まれ、初詣や初売りなどに出かける人の動きも活発化。各所でにぎわいが続いた。

 

 大みそか深夜、鵜住居町の鵜住神社(花輪宗嗣宮司)には、震災以降最多の初詣客が訪れた。この日は、午後11時45分から放送のNHKの年越し番組「ゆく年くる年」で、同神社と釜石鵜住居復興スタジアムからの生中継があり、新年初の舞を奉納する鵜住居虎舞の様子が全国放映された。放送では、被災から立ち上がってきた同虎舞の歩みや神社周辺の復興状況などが伝えられた。

 

 放送を目当てに集まった地元住民らで境内は大にぎわい。中継が終わると、本殿の前に参拝客の列が連なった。参道では、神社総代会が準備した肉汁や甘酒が振る舞われ、新年のあいさつを交わす家族連れらが笑顔を広げた。

 

大勢の参拝客が並んだ境内=午前0時20分ごろ

大勢の参拝客が並んだ境内=午前0時20分ごろ

 

 同町川目の小澤修さん(69)は、帰省した娘家族ら親族11人でお参り。「昨年は病気をしたが、今年はきちっと治して健康に過ごせれば」と願い、ラグビーW杯や三鉄開通で変わる鵜住居駅周辺を中心としたまちの再興に期待を込めた。

 

 鵜住居地区復興まちづくり協議会の会長代行を務める佐々木憲一郎さん(51)は「宅地の引き渡しもほぼ終わり、今年は“個々の復興”がキーワード。自宅再建が進み、駅前の祈りのパークが完成したら、まち開きも考えていきたい」とし、次のステップへの移行を見据えた。

 

 同虎舞を伝承する鵜住居青年会の小原正人会長(31)は「W杯というめでたいことで、小さな町が全国的に注目されるのはうれしい」と番組出演を喜び、「先輩たちがつなぎ、震災に負けることなく残った虎舞。これからも絶やすことなく伝え、住民に元気を与えられれば」と思いを新たにした。

 

 同神社は一昨年までに、被災したみこしや鳥居の再建を完了。昨年末には神社周辺の宅地造成や道路整備も終わり、一般家屋の新築工事が進む。花輪宮司は「家も建ち始め、復興への道のりもあと少し。神社は神様と氏子がいて成り立つもの。住民が戻り、鵜住居全体が落ち着いた時こそが、神社全ての復興と言えるのではないか」と話し、まちの未来へ希望を託した。

 

(復興釜石新聞 2019年1月5日発行 第754号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

インバウンドに向けた取り組みを進める県タクシー協会釜石支部と楽天の関係者

キャッシュレス決済導入へ、タクシー協会釜石支部〜ラグビーW杯へ利便性高める

インバウンドに向けた取り組みを進める県タクシー協会釜石支部と楽天の関係者

インバウンドに向けた取り組みを進める県タクシー協会釜石支部と楽天の関係者

 

 県タクシー協会釜石支部(岩崎松生支部長)は、タクシー料金の支払いにキャッシュレス決済を導入する。2019年ラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催に向け、楽天(三木谷浩史社長)と協力し進めてきたインバウンド(訪日外国人客)の受け入れ環境整備の一つ。来年1月1日から順次対応を始め、支払い方法の選択肢を広げることでおもてなし環境の整備、利用者の利便性を高める。岩崎支部長、同社楽天ペイ事業部の鈴木修アシスタントマネジャーら7人が20日、野田武則市長を訪ね、タブレットを活用した多言語対応に向けた取り組みと合わせ報告した。

 

 市と楽天が4月に締結した包括連携協定の一環。楽天カード営業推進本部の田中誠本部長による説明では、同支部に加盟する釜石市、遠野市、大槌町の全11社121台のタクシーにプリント型2次元コード(QRコード)とカードリーダー、タブレット端末を搭載。各種クレジットカードや「楽天ペイ(アプリ決済)」によるQRコード決済でタクシー料金の支払いを可能にする。

 

QRコードのイメージ

QRコードのイメージ

 

 キャッシュレス化が進む中、モバイル決済の利用者は増加傾向にある。W杯で訪れる外国人観光客にとってタクシーは便利な交通手段としての利用が予想されるが、カード決済の利用可否も移動手段を選ぶ際の判断材料の一つになる。田中本部長は「支払いから降車までがスムーズになり、サービス向上につながる」と強調。鈴木アシスタントマネジャーは「訪れたまち、駅を出て初めに関わるのがタクシーの運転手。その出会いでまちの印象が決まることもある。キャッシュレス決済という付加価値を便利に利用することで来訪者が乗務員との会話を楽しみ、帰った後にもいいまちの印象を残せるよう後押しできれば」と話した。

 

 同支部のタクシーでは、タブレットを活用し翻訳アプリなどで多言語にも対応。平松篤副支部長は「キャッシュレス化、インバウンド対応のけん引役になれれば。飲食店などにも浸透し、市全体で対応できるようになってほしい」と願った。

 

 市では9~11月に同社と共に、市内263事業者を対象にキャッシュレス決済導入に向けた訪問調査を実施。29・7%に当たる78事業者が導入を決めた。業種別では宿泊業が75%、小売業57%、飲食業22・4%。今回の報告直前に17事業者が新たに導入を決めたという。

 

 野田市長は「おもてなしのまちとの印象を残してもらえる。今回の取り組みを参考にしながら、市としてもインバウンド対策を進めたい」と述べた。

 

(復興釜石新聞 2018年12月26日発行 第752号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

広報かまいし2018年1月1日号(No.1703)

広報かまいし2019年1月1日号(No.1703)

広報かまいし2018年1月1日号(No.1703)

 

広報かまいし2018年1月1日号(No.1703)

広報かまいし2018年1月1日号(No.1703)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 2,018 KB
ダウンロード


 

【表紙】市長年頭あいさつ「新たな時代の幕開け」
【P2~3】釜石でラグビー日本代表戦‼/釜石シーウェイブスRFC入れ替え戦/岩手の未来を切り拓く復興道路シンポジウム/オープンシティフォーラム2018/釜石〇〇会議が釜石を盛り上げます
【P4~5】五葉山石楠花荘の完成/釜石市中小企業退職金共済事業補助金/松飾りを収集します/岩手沿岸南部広域環境組合決算/危機対応学トークイベント
【P6~7】まちのお知らせ
【P8】やっぺし!RWC2019TM ミニ通信

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1224843_2596.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
岩大釜石キャンパスで意見交換、県議会「三陸地域の振興」テーマに〜県政への若者の関心促す

岩大釜石キャンパスで意見交換、県議会「三陸地域の振興」テーマに〜県政への若者の関心促す

県議と意見を交わした岩手大生ら

県議と意見を交わした岩手大生ら

 

 県民の政治やまちづくりへの参加向上を図ろうと、県議会は18日、若者との意見交換会を釜石市平田の岩手大釜石キャンパスで開いた。県議7人と同キャンパスで学ぶ農学部水産システム学コースの学生(3年)8人が「地元資源を生かした三陸地域の振興」をテーマに話し合った。

 

 座長を務める城内よしひこ議員(宮古選挙区)が議会の役割、学生らはそれぞれが取り組む研究内容について説明した後、地域振興について考えを語り合った。釜石、三陸の印象について、県外出身の学生から「自然豊か。水産物など食べ物がおいしいし、住みやすい」「若者の活気がない」などの声が聞かれた。

 

 三陸水産業の問題点について、遠藤裕介さん(奥州市出身)は発信力の弱さを指摘。小笠原咲紀さん(釜石市出身)も「三陸の人は浜の魅力を知っていても売り込む力が足りない。民間、団体と共同で事業を展開することで、ブランド力が上がる。さまざまな力を活用、結集させる取り組みを進めた方がいい」と声を上げた。

 

 釜石の鉄とラグビーに着目した秋津拓克さん(盛岡市出身)は「ものはさびつくのが常。さびつかないものは音楽で、常に新しくなる」と持論を展開。振興策として、「来年のラグビーワールドカップが終わったらスタジアムで毎年、メタル系の音楽フェスティバルをやっては」とアイデアを出した。

 

 意見交換会は、開かれた議会を目指す取り組みの一環。2014年から県内4広域振興圏で、それぞれテーマを設けて実施している。沿岸広域振興圏として、釜石での開催は16年4月に続いて2回目。復興に携わる人たちの声を聞いた前回と同様、今回も学生の意見を議会活動に反映させていく。

 

(復興釜石新聞 2018年12月22日発行 第751号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

釜石市で最後に完成した浜町復興住宅

浜町災害公営住宅完成、当初計画から2年遅れで〜市内整備(1316戸47団地)全て完了、住まいの再建 一区切り

釜石市で最後に完成した浜町復興住宅

釜石市で最後に完成した浜町復興住宅

 

 釜石市で建設されていた災害公営住宅(復興住宅)のうち、最後まで残っていた市整備の東部地区浜町復興住宅(31戸)が完成し、19日に現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。これにより、県整備分、集合・戸建ても含め市内に整備する復興住宅47団地1316戸が全て完了したことになる。22日には鍵が引き渡され、入居者たちは東日本大震災から7年9カ月を経て新たな住まいで年越しを迎える。

 

 同住宅は釜石港に近い津波浸水地域を約7メートルかさ上げした土地に建設された。鉄筋コンクリート造り5階建てで、敷地面積約3640平方メートル、延べ床面積約2370平方メートル。1LDK20戸、2LDK11戸で構成した。

 

 全戸から海が見え、単身世帯を住民同士で見守り合えるよう1LDKを2LDKで挟むように部屋を配置。最上階に集会室(約60平方メートル)、2階以上には各階に展望デッキ(約50平方メートル)を設け、災害時には近隣住民らの緊急避難場所としての活用も想定する。地域の交流の場となるよう、敷地内に公園や広場を整備した。

 

住民交流がしやすいよう配慮され、敷地内には公園や広場も整備された

住民交流がしやすいよう配慮され、敷地内には公園や広場も整備された

 

 民間事業者が設計と施工を行う建物提案型買い取り方式で整備。タカヤ(盛岡市)と山長建設(釜石市)が施工し、市が約9億5千万円で買い取った。

 

 竣工式には工事関係者ら約30人が出席。神事を行った後、野田武則市長は「2013年3月に上中島地区に最初の復興住宅が完成してから5年と9カ月、時間がかかったが皆さんの支援でやっと完了できた。住まいの再建とともに安心した生活、希望の持てる環境をつくっていかなければとあらためて決意。復興の完遂に全力を尽くしたい」とあいさつした。

 

完成を喜ぶ市、工事関係者ら

完成を喜ぶ市、工事関係者ら

 

 同住宅は土地の造成が遅れ、当初の計画から2年遅れの完成となった。全ての入居者が内定していたが、自力再建や市外への転居など意向が変わったり、入居希望者の死亡などで5戸の空き室がある。市では来年1月15日から、同住宅を含む市内全16戸の空き室について再募集する予定だ。

 

(復興釜石新聞 2018年12月22日発行 第751号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

リアス線全通へ期待を高める三陸鉄道の中村社長ら社員=13日、宮古市の三陸鉄道本社で

三陸鉄道全線開通ダイヤ発表、釜石―宮古間 1日上下23本〜盛―久慈 つながる線路、効果的に生かす

リアス線全通へ期待を高める三陸鉄道の中村社長ら社員=13日、宮古市の三陸鉄道本社で

リアス線全通へ期待を高める三陸鉄道の中村社長ら社員=13日、宮古市の三陸鉄道本社で

 

 三陸鉄道(本社・宮古市、中村一郎社長)は13日、来年3月23日に全線開通するリアス線(大船渡・盛―久慈間、163キロ)の運行ダイヤを発表した。JR山田線から移管される釜石―宮古間(55・4キロ)では震災前より3本増の上下計23本を運行する。運行開始日は記念の特別運行として釜石―宮古間を2往復。翌24日から営業運転を始める。被災地を路線とする経営環境は厳しいが、中村社長は「一人でも多くのお客さまに利用していただき、運賃収入を増やしていけるよう頑張りたい」と意欲を示した。

 

 盛―久慈間の全区間直通は上り3本、下り2本で、所要時間は4時間21分~同38分。このほか盛―宮古間で上り2本、下り3本、釜石―久慈間で上り1本、下り2本を運行する。

 

 リアス線に新たに加わる釜石―宮古間では普通列車上下各11本を運行。このほか岩手船越(山田町)―宮古間に朝の通勤通学用に上り1本を運行し、利便性の向上を図る。

 

 盛―釜石間は上下各11本を運行。全面的にダイヤを見直し、上下各1本を増発する。

 

 JR釜石駅では3・4番線がリアス線の列車の発着に使用される。3番線はJR釜石線の列車の発着も予定されることから、釜石線とリアス線の同一ホームでの乗り換えが可能になる。

 

 JR宮古駅は三陸鉄道に移管し、乗車券の販売や集改札業務を全面的に担う。

 

 JRから三陸鉄道に移管される宮古駅

JRから三陸鉄道に移管される宮古駅

 

 両石(釜石)―磯鶏(宮古)間の各駅のうち大槌駅と陸中山田駅では三陸鉄道の乗車券類の委託販売を行うが、その他の駅はすべて無人駅となる。

 

 釜石―宮古間は震災の津波で線路など8・5キロが流失。JR東日本が復旧工事を進め、来年1月から試運転を行う予定。三陸鉄道は移管後、13駅を設置し、リアス線全体では40駅となる。大船渡市から久慈市までの沿岸部が一本のレールでつながり、総延長は第三セクター路線として国内最長となる。

 

 全線開通100日前に新ダイヤを発表した中村社長は「線路が一本につながることを効果的に生かしていきたい」と期待を述べた。

 

(復興釜石新聞 2018年12月15日発行 第749号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

ふるさと納税型クラウドファンディング募集について

ふるさと納税型クラウドファンディング募集について

 

釜石市では、2つのプロジェクトにおいてクラウドファンディングを実施します。趣旨を理解および賛同の上、ご寄付くださいますようお願いいたします。(本件はふるさと納税の対象となります。)

 

旧箱崎白浜へき地保育所のリノベーションプロジェクト

東日本大震災以降、人口減少や高齢化が急速に進んだ箱崎白浜地区で、今は使われていない旧保育所を改修し、民泊施設へと生まれ変わらせます。宿泊者へ、新鮮な海の幸や漁村ならではのおもてなしと体験を提供する拠点になります。訪れた方々との交流を通した漁村コミュニティ再生へのご支援をお願いします。

 

旧箱崎白浜へき地保育所のリノベーションプロジェクト
ふるさとチョイス – 被災漁村コミュニティを再生!旧保育所を民泊施設にリノベーションし、漁村ならではのもてなしで、訪れた方々との交流を生み出す!
担当部署:産業振興部商業観光課(☎0193-27-8421)

 

高校生のキャリア構築支援プロジェクト「Kamaishiコンパス」

「Kamaishiコンパス」とは、高校生と社会人の対話型授業や講演をすることによって進むべき進路や目指す職業について考える機会を創出するものです。多種多様な職業の講師を招聘し、釜石の高校生の未来の可能性を広げる手助けをお願いします。

 

高校生のキャリア構築支援プロジェクト「Kamaishiコンパス」
ふるさとチョイス – 地域の高校生が将来の可能性を学び、自分の意思で行動する力を伸ばしたい!~Kamaishiコンパス~

担当部署:総務企画部オープンシティ推進室(☎0193-27-8463)

 

提携しているサイト

ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®
リンク先はこちら

 

受付期間

旧箱崎白浜へき地保育所:
平成30年12月19日(水)から平成31年3月24日(日)
Kamaishiコンパス:
平成30年12月19日(水)から平成31年3月31日(日)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 商業観光課
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8421 / Fax 0193-22-2762 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/kihu_gienkin/detail/1224505_3210.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
広報かまいし2018年12月15日号(No.1702)

広報かまいし2018年12月15日号(No.1702)

広報かまいし2018年12月15日号(No.1702)

 

広報かまいし2018年12月15日号(No.1702)

広報かまいし2018年12月15日号(No.1702)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 6,336 KB
ダウンロード


 

【表紙】鉄の歴史館 開館33年目で来場者100万人
【P2~3】平成最後の年 釜石15大ニュースで振り返る
【P4~5】釜石市民ホールTETTO開館時間などの一部変更/年末年始の休館情報/ごみの収集について/災害義援金の追加交付/「医療費の一部負担金等」の免除期間延長/水道管の凍結について
【P6~7】償却資産申告書の受け付け/受動喫煙防止/平成29年度釜石大槌地区行政事務組合会計決算/ノロウイルス感染症・食中毒予防
【P8~9】まちのお知らせ
【P10~11】まちの話題
【P12~13】Meetup Kamaishi 2018AUTUMN/誰もが住みよいまちづくり/市民のひろば
【P14~15】保健案内板
【P16~19】復興情報
【P20】やっぺし!RWC2019TMミニ通信(1,620 KB pdfファイル)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1224449_2596.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
のぼり旗を贈った県内ライオンズクラブの会員ら

ラグビーW杯、ライオンズクラブ岩手が盛り上げ〜のぼり旗を釜石に贈る、釜石駅周辺で設置作業

のぼり旗を贈った県内ライオンズクラブの会員ら

のぼり旗を贈った県内ライオンズクラブの会員ら

 

 1年後に迫ったラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催を民間サイドから盛り上げようと、ライオンズクラブ(LC)国際協会332―B地区(岩手、51クラブ)がのぼり旗400本を制作。5日、猿舘伸俊地区ガバナー(盛岡南LC)らが釜石市を訪れ、市ラグビーワールドカップ推進本部と共同でのぼり旗を設置した。

 

 青地ののぼり旗(縦150センチ、幅45センチ)には「JAPAN2019」「釜石には、ラグビーの力がある」とキャッチコピーが記されている。

 

 今年8月に猿舘ガバナーが釜石・遠野・大槌・山田地区の5クラブ(5リジョン2ゾーン)を公式訪問した際、地元クラブから要望があり、のぼり旗の寄贈を決めたという。事業費の約50万円は、東日本大震災の復興支援金として寄せられた義援金の中から捻出した。

 

 設置作業には猿舘ガバナーのほか、舘澤繁信キャビネット幹事、石田英人ゾーンチェアマン、釜石LCの大和田助康会長、釜石リアスLCの鈴木久会長らが参加。これを前に鈴子町のシープラザ釜石で贈呈式が行われ、猿舘ガバナーから市ラグビーワールドカップ2019推進本部の正木隆司総括部長にのぼり旗が手渡された。

 

 正木総括部長は「ラグビーW杯釜石開催まで294日。機運醸成に向け、のぼり旗は大きな力になる」と感謝。猿舘ガバナーは「歴史に名を残すラグビーW杯釜石開催を少しでも盛り上げ、LC会員の拡大にもつなげたい」と応えた。

 

釜石駅前にのぼり旗を設置する猿舘ガバナーや地元クラブの会員ら

釜石駅前にのぼり旗を設置する猿舘ガバナーや地元クラブの会員ら

 

 この後、釜石駅前周辺にのぼり旗30本を設置。地元クラブの会員や市ラグビーワールドカップ推進本部の職員らと力を合わせて設置作業に取り組んだ猿舘ガバナーは「世界が注目している。大会を成功に導き、釜石を大いにアピールしたい」と期待を膨らませていた。

 

 残りののぼり旗は各町内会や市生活応援センターなどを通じて市内全域に設置する。

 

(復興釜石新聞 2018年12月8日発行 第747号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

色とりどりの電飾で彩られた親富幸通り

イルミネーション点灯〜師走を告げる親富孝通り

色とりどりの電飾で彩られた親富幸通り

色とりどりの電飾で彩られた親富幸通り

 

 釜石市大町の飲食店街「かまいし親富幸通り飲食店会」(久保秀俊会長、37店)は1日からイルミネーション(電飾)の点灯を始めた。色とりどりの光が約120メートルにわたる通り、店舗の入り口、ビルの壁面を明るく照らし、師走の訪れを告げている。

 

 年末年始を彩るイルミネーションの点灯は、今年で3年目の取り組み。今年は電球の数を増やし、流れ落ちる滝のような光の演出も加えるなどバージョンアップした。

 

 初日は久保会長(70)ら飲食店会の店主が集まり、午後7時から点灯開始のセレモニー。店主らの掛け声に合わせ、通りはイルミネーションの光に彩られた。

 

 同飲食店会が結成されたのは2年前。会員は、震災前からの継続と新規の転入者がほぼ半々。イルミネーションは飲食店会をイメージアップし、通りをアピールしようと始めた。

 

 イルミネーションの点灯は来年3月2日まで。今月8日までは「イルミネーション開始記念ウイーク」とし、各店が独自のサービスで利用客をもてなす。

 

 久保会長は「まちの復興はまだ半ば。飲食店街を少しでも明るくして、女性や家族連れでも安心して通れるようにしたい。寒い冬に、いくらかでも温かい気持ちになってほしい」と願う。

 

(復興釜石新聞 2018年12月5日発行 第746号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

市勢の発展に貢献、特別功労含む10人表彰〜小井土文哉さん奨励賞(日本音楽コンクールピアノ部門第1位)

市勢の発展に貢献、特別功労含む10人表彰〜小井土文哉さん奨励賞(日本音楽コンクールピアノ部門第1位)

 市勢功労者表彰の受賞者ら。市の発展に貢献する気持ちを新たにした

市勢功労者表彰の受賞者ら。市の発展に貢献する気持ちを新たにした

 

 釜石市の2018年度市勢功労者表彰式は11月29日、大町のホテルサンルート釜石で行われた。社会・保健・児童福祉や市民生活の安心安全、消防防災などで市勢の発展に貢献した市勢功労者として7人、特別功労者として1人を表彰。芸能で今後の活躍が期待される1人に奨励賞、復興支援に尽力した1人に感謝状が贈られた。

 

 野田武則市長は「行政の力が及ばない課題もあり、皆さんの協力がなければ市の発展もない。培ってきた識見、経験をもとに、なお一層の協力を」と式辞。受賞者を代表して川村金次郎さん(90)が「周囲の力もあっていただいた栄誉。受賞を契機に市民が安心して暮らし、まちが発展するよう、さらに努力していきたい」と謝辞で応えた。

 

 受賞者は次の通り。(かっこ内は年齢。敬称略)
【市勢功労者表彰】
▽岩切久仁(75)男女共同参画推進協議会委員として男女共同参画社会に向けた機運の醸成や推進に貢献
▽山崎幹雄(70)民生・児童委員として高齢者や児童の見守りなど社会福祉の増進に貢献
▽川村金次郎(90)交通安全協会役員として高齢者在宅家庭訪問など交通事故撲滅に取り組み市民生活の安全安心の向上に貢献
▽佐々木啓一(63)消防団員として消防防災の任務に精励し民生の安定に貢献
▽山崎ひとみ(68)学校歯科医として児童生徒の健康増進と保健福祉の向上に貢献
▽山﨑ミキヨ(63)保育士として幼児保育に専念し児童福祉の向上に貢献
▽野田摩理子(68)幼稚園教諭として就学前教育の向上に貢献
【特別功労表彰】
▽加賀谷常英(78)市学校医として児童生徒の健康と保健福祉の向上、地域医療の充実に貢献
【奨励賞】
▽小井土文哉(22)第87回日本音楽コンクールピアノ部門において第1位を獲得するなどピアニストとして各種コンクールで活躍し、市民に夢と希望を与えた
【感謝状】
▽佐々木信男(75)釜石はまゆり会みやぎの会長として会の運営と発展に寄与するとともに東日本大震災後の釜石の復興支援に尽力

 

(復興釜石新聞 2018年12月1日発行 第745号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3