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出品された甲子柿を審査する委員

秋の味覚『甲子柿』出荷始まる〜目揃会で品質確認、販路拡大へ初の審査会も

釜石の秋を象徴する甲子柿の出来を確かめる生産者ら=19日

釜石の秋を象徴する甲子柿の出来を確かめる生産者ら=19日

 

 釜石市の秋の味覚「甲子柿」の今季出荷が始まった。味は例年通りの出来栄えだが、落葉病や天候の影響で収穫前に落果する柿が多く収量は若干少なめとなる見込みだ。ブランド化を進める甲子柿の里生産組合(藤井修一組合長、19人)は「目揃(めぞろえ)会」で品質を確認したほか、出荷の可否を判断する審査会を初めて開催。今後の生産・販路拡大を見据えた取り組みで、品質の統一化・向上につなげる。

 

 目揃会は19日に甲子町の洞関コミュニティ消防センターで開かれた。関係者ら14人が参加。生産者5人が製品を持ち込み、色つやや大きさを確認した。

 

 今年は春先のひょう、梅雨時期の長雨、夏の猛暑に加え、落葉病の影響で収穫前に自然落果する柿が多かった。特に無農薬にこだわる農家ではゼロに近い収穫になるなど、地区によって大きなばらつきも。実の色付きも例年より遅いというが、甘みはブランドを維持するレベルを保った。

 

 市外への出荷は例年並みの12個入りを基準にするが、目標数の設定は見送った。藤井組合長(77)は「いろんな要因が重なり、管理に苦労した。安定的な生産、事業継続に向け、薬剤散布の導入や摘果などルールを見直ししなければ」と気を引き締める。

 

 審査会は20日、大町の市民ホールで開催。同組合員から、7点が出品された。食に関わる企業や団体の関係者らが委員(12人)となり、消費者目線で▽外観(色、つや、傷の多少)▽味(甘さ、薫香の有無、脱渋具合)▽食感―を審査。結果、7点すべてが「出品可」と評価された。

 

出品された甲子柿を審査する委員

出品された甲子柿を審査する委員ら=20日

 

 釜石高家庭クラブ委員会の楢山直尭(なおたか)君(1年)は今回初めて甲子柿を口にし、「おいしい。食感がいい。たくさんの人に知ってほしい」と感想。市農政推進協議会委員で県食の匠の佐々木かよさん(69)は「ブランド化に必要なのは品質の統一化。おいしさに自信を持ち販売してほしい」と期待した。

 

 生産者が地方発送販売や各種販売会への出品を希望する場合、この審査で「出荷に値する」(品質良)と判断される必要がある。藤井組合長は「歴史ある特産品として若い生産者につなげ、いいものを出し続けたい」と思いを強めた。

 

 甲子柿は10月下旬から11月中旬ごろが出荷の最盛期。組合などを通じた全国出荷とともに、産直やスーパー、小売店にも提供される。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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間寛平さん「前進前心」みちのくマラソン、“うのスタ”から復興発信

間寛平さん「前進前心」みちのくマラソン、“うのスタ”から復興発信

釜石鵜住居復興スタジアム周辺の復興状況を確認しながら走る間寛平さん(中)ら

釜石鵜住居復興スタジアム周辺の復興状況を確認しながら走る間寛平さん(中)ら

 

 タレントの間寛平さん(71)らは13日、東日本大震災の被災3県を走る「RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン」の一環で、釜石市鵜住居町を訪れた。復興が進み、変化する景色を感じながら海沿いのコースを走行。「前進前心!」と、前向きな心で前に進む被災地を励ました。

 

 この日は陸前高田市をスタートし、大船渡市を経て釜石入り。釜石鵜住居復興スタジアムを見学し、震災からラグビーワールドカップ(W杯)が開催されるまでの経緯など説明を受けた。

 

 間さんは、スタジアム建設前にも周辺を訪れており、「ほんま、きれいになった。W杯もやった。泣ける。すごい。バンバン使って、試合やって盛り上げてほしい」と感動。負けていられない―と力を得て、本県在住のお笑いコンビ「アンダーエイジ」の熊谷由輔さん(38)、結城多聞さん(38)と3人で根浜海岸観光施設「根浜シーサイド」までの約1・5キロを走った。

 

 同施設では住民らが大漁旗を振って出迎えた。「ずっと応援してくれてありがとう」と感謝する住民らに、間さんは「前進前心。人はすごい、強いな。来年も来ます。待っといてください」と思いを伝えた。

 

 マラソンは震災被災地に元気を届けようと、2012年に始まり、今年で9回目。10日に福島県浪江町を出発し、3県を車での移動を挟みながら計約45キロ走る。最終日の14日は釜石祈りのパークから走行開始。大槌町、山田町に立ち寄り、宮古市にゴールした。

 

 今年は新型コロナウイルス感染防止のため、具体的な訪問先を事前に告知せず、動画投稿サイト「ユーチューブ」で走る様子を生配信。震災関連の施設などを巡り、復興の現状を確認、発信した。

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関係者の見送りで釜石駅を出発する「リゾートあすなろ」

釜石線70周年記念号運行、「走り続けて」の願い受け〜JR東日本「リゾートあすなろ」、沿線4市町の住民を招待

吉田駅長から制帽を借りて車両の前で記念撮影=釜石駅

吉田駅長から制帽を借りて車両の前で記念撮影=釜石駅

 

 花巻―釜石間(90・2キロ)を結ぶ鉄道「JR釜石線」は10日、全線開通から70周年を迎えた。最大の難所であった仙人峠を越え、内陸と沿岸が1本のレールで結ばれた日。記念列車が運行されたほか、釜石市内ではJRと市などの共催で各種記念イベントが行われ、市民や鉄道ファンらが70年前の悲願達成に思いをはせた。

 

 JR東日本盛岡支社(石田亨支社長)は10日、釜石―花巻駅間で「釜石線70周年記念号」を特別運行。沿線4市町と大槌町の住民約130人を無料招待(事前申し込み)し、長年にわたり同線を支えてくれたことへ感謝の気持ちを表した。

 

 記念列車の車両は、主に青森県内で運行されている臨時快速列車「リゾートあすなろ」(2両)。釜石・住田・大槌の住民は釜石―遠野間、花巻・遠野の住民は遠野―花巻間でリゾート列車の旅を楽しんだ。沿線の4駅では地元郷土芸能などが歓迎のおもてなし。地域に愛されてきた鉄路の節目を共に祝った。

 

 始発の釜石駅から乗車したのは約60人。釜石市の平舘人美さん(55)は母、姉夫婦と「期待感いっぱい」で乗車。70周年を迎えた同線について「地域の足として大切。これからも長く走り続けてほしい」と願った。

 

 午後0時半、吉田正樹駅長の合図で列車が滑り出すと、ホームでは観光関係者やJR社員らが大漁旗や手を振ってお見送り。「尾崎町虎舞」の威勢のいい囃子(はやし)が出発を盛り上げた。

 

関係者の見送りで釜石駅を出発する「リゾートあすなろ」

関係者の見送りで釜石駅を出発する「リゾートあすなろ」

 

 吉田駅長は「仙人峠の難工事を経て、やっと結ばれた路線。当時は1週間も祭りをして喜んだという。苦労の後の喜びは大きい」としみじみ。釜石線について「新幹線、三陸鉄道を結ぶ重要な役割もある。来年4月から始まる東北デスティネーションキャンペーンにもつなげ、沿線を一層盛り上げていければ」と思いを込めた。

 

 「リゾートあすなろ」は2010年12月の東北新幹線新青森開業に合わせ登場。ゆったりとした客席や大きな窓、展望室などで景色を存分に楽しめる。ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせ、走行中も発電できる「ハイブリッドシステム」を搭載している。

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うのスタの仮設スタンドを活用したウッドボード

うのスタ2019メモリアルウッドボード、1周年記念試合で披露 販売開始〜仮設スタンドを有効活用、W杯開催の熱気と興奮つなぐ

うのスタの仮設スタンドを活用したウッドボード

うのスタの仮設スタンドを活用したウッドボード

 

 釜石地方森林組合(久保知久代表理事組合長)は、昨年のラグビーワールドカップ(W杯)の会場となった釜石鵜住居復興スタジアムの仮設スタンドを活用した「うのスタ2019メモリアルウッドボード」の販売を始めた。世界大会開催の熱気と興奮をつなぐ品として、釜石まちづくり会社(谷澤栄一社長)と連携し企画。W杯1周年記念試合が行われた10日、うのスタでお披露目した。

 

 ウッドボードは縦31センチ、横43センチ、厚さ5センチ。表面を磨き、W杯時と同じ塗料を施した。パシフィック・ネーションズカップ、W杯の対戦カードと結果、市内の小中学生が歌った東日本大震災の復興支援への感謝を伝える「ありがとうの手紙」の歌詞の一部を刻印。座席番号も残し、釜石開催の証しを示す。

 

 価格は1個1万5千円(税別)。ボード裏に金具が取り付けられていて、ひもで壁につるすことができる。立て掛け用のスタンドは別売りで2千円(同)。開催年にちなみ2019個限定で販売する。

 

 使用した木材は、2017年に平田の尾崎半島で発生した林野火災で焼損したスギ。W杯で仮設席として設置された1万席のうち、6300席に使われた。大会後、「廃棄処分にするのはもったいない」との声が上がり、同組合を中心に活用を検討。大会の記憶を残すものとして有効活用することにした。

 

 10日にうのスタで販売を開始。同組合の手塚さや香さん(41)は「震災や林野火災を乗り越え、W杯を開催したストーリーを体現するもの。木材を使ったスタジアムは珍しく、身近においてもらい、W杯の興奮を思い起こしてほしい」と願う。

 

 11日以降は大町の釜石情報交流センターで販売する。12月からインターネットの特産品販売サイト「三陸釜石元気市場」でも注文を受け付ける予定(※三陸釜石元気市場での受付開始は11月1日からとなりました http://hamayuri.net/)。売り上げの一部はラグビー運営費、森林整備費として市に寄付する。

 

 問い合わせは釜石まちづくり会社(電話0193・22・3607)へ。

復興釜石新聞

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専用ステッカーが掲示された「まちまでタクシー」の第1便の利用者

「まちまでタクシー」試験運行〜スーパー・病院と結ぶ、大畑団地で出発式

専用ステッカーが掲示された「まちまでタクシー」の第1便の利用者

専用ステッカーが掲示された「まちまでタクシー」の第1便の利用者

 

 釜石市甲子町の大畑団地で6日、予約制の相乗り交通「まちまでタクシー」の試験運行が始まった。同団地内の集会所前で出発式があり、第1便の利用客を住民らが手を振って見送った。地域内移動支援のモデル事業として市の補助を受け12月31日まで試行。同団地内と町内にあるスーパー、病院を結ぶ。

 

 運営主体は同団地自治会(菅原武会長、約150世帯)。市の助成金(1カ月1万円)を活用し活動する。運行は火・土曜日午後にキクコーストアまで1日1往復、水曜日午前に県立釜石病院までの往路1便。集会所前など団地内3カ所を乗車場所に設定している。

 

 利用するには登録が必要で、登録料は3カ月500円。これまでに5人が登録している。希望日前日までに自治会に電話などで申し込み、自治会がタクシー事業者に配車を依頼する。最低運行人数(2人)に満たない場合や予約がない便は運行しない。

 

 運賃は利用者の割り勘となる。例えば、目的地のスーパー周辺まではタクシーで片道1200円程度かかるというが、3人で相乗りすれば400円。利用者は降車時に支払いをせず、後日自治会に料金を納入。自治会が1カ月ごとにタクシー事業者に支払う。

 

 同団地は路線バスが走る国道のバス停までは1キロ以上あり、公共交通へのアクセスが悪い。バスを運行する県交通に乗り入れを要望したこともあるが、坂や狭い道路が多いことから進展はなく、交通手段の整備が長年の課題とされてきた。

 

 市では、バス路線の利用が著しく困難な地域で交通弱者の利便性向上や地域コミュニティーの活性化を推進するため、町内会などの地域団体が主体となったタクシー相乗りの仕組みづくりを計画。同団地をモデル地区とし、約1年、実施方法など協議を重ねてきた。

 

 出発式で菅原会長は「住民の65%が65歳以上で、独居者や免許返納者も増えている。5年後、10年後を見据えると必要な取り組み。口コミで利用者を増やし、できるだけ長く運営していきたい」と意気込む。

 

 第1便には3人が乗車。小山内ミツ子さん(74)は「バス停まで歩いて行くのが大変だった。本当に便利になる」と喜んだ。

 

 市まちづくり課の小池幸一課長は「孤立防止や見守り、地域づくりにもつながる。手本として他地域に広めていけるよう、軌道に乗せてほしい」と期待。今後は持続可能な運営に結び付くよう側面支援を行う考えだ。

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市内で生産されたさまざまな農産物が販売された軽トラ市

秋の味覚ふんだんに、鵜住居「トモス」で軽トラ市〜野菜や果物を直売、10月25日・11月22日には市役所前で

市内で生産されたさまざまな農産物が販売された軽トラ市

市内で生産されたさまざまな農産物が販売された軽トラ市

 

 釜石市内の農業者らが生産物を地元消費者に直売する「かまいし軽トラ市」が3日、鵜住居町のうのすまい・トモスで開かれた。市農林課が企画し、市内で初めて開催。産地直売所や障害者就労支援施設を含む10店が出店し、野菜や果物、菓子、ワインなどを販売した。

 

 地産地消や生産者の販路確保、生きがいづくりなどを目的に開催。市内各地から出店者が集まった。販売されたのは、ナスやネギ、ダイコン、カボチャなどの野菜、秋の味覚の代表格リンゴや栗、山ブドウ、自家製の漬物や味噌(みそ)なども並んだ。

 

 橋野町の小笠原静子さんは、黄色いニンジンやユニークな形のピーマンなど珍しい品種の野菜を販売。普段は経営する食堂「峠の茶屋」で提供しているもので、カラフルな色彩が買い物客の興味を誘った。

 

 唐丹町で「ラベンダーファームおざわ」を開く小澤孝行さんは、ラベンダー、バジルなどのハーブ苗や数種の花苗を持ち寄り、育て方のポイントを熱心にレクチャーした。

 

 ジャガイモと米を並べた橋野町の藤原セツさん(73)は「家で食べるぐらいの規模で田んぼや畑をやっている。お客さんと話しながらの販売は楽しい。自分も元気になる」と喜んだ。

 

 会場ではスタンプラリーも行われ、鵜住居産の干しシイタケやラグビーボールカボチャが景品としてプレゼントされた。

 

 鵜住居町の80代の女性2人は「自由に見て買えるのがいい。顔見知りの生産者もいて親しみやすい。また開催してほしい」と笑顔で会場を後にした。

 

 市内では農業者の高齢化や担い手不足が深刻。軽トラ市は、退職就農者や自家消費農業者にも販売の機会を持ってもらい、農業への関心喚起や遊休農地の活用を図る狙いもある。

 

 市農林課の川畑裕也課長は「販売機会が増えれば所得向上にもつながる。市内にも品質のいい農産物がたくさんあることを市民に知ってほしい。今後、出店者数も増やしていければ」と話した。

 

 軽トラ市は10月25日、11月22日には市役所第2庁舎前(只越町)で開かれる予定。

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広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

 

広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

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【表紙】
【P2-3】
・市政懇談会・地域会議
・ライフデザインU・Iターン補助金
・「復興『ありがとう』ホストタウン」
【P4-5】
・忘れていませんか?税金の納付
【P6-7】
・こどもはぐくみ通信
・市民のひろば
【P8-11】
・まちの話題
・まちのお知らせ
【P12-13】
・保健だより
【P14】
・釜石の歴史 よもやま話

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2020100800025/
釜石市

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各種証明書のコンビニ交付サービスの開始式に参加した関係者

各種証明書をコンビニで〜マイナンバーカードの普及へ、サービス開始

各種証明書のコンビニ交付サービスの開始式に参加した関係者

各種証明書のコンビニ交付サービスの開始式に参加した関係者

 

 釜石市は1日、住民票など各種証明書をコンビニエンスストアで交付するサービスを開始した。マイナンバー(個人番号)カードを使用すれば市内の14店舗のほか、全国のコンビニで取得することができる。サービス導入は県内33市町村の中で11番目。

 

 このサービスは市役所に行かなくてもコンビニなどで簡単に証明書を受け取れるもので、窓口の混雑緩和や休日・夜間の行政サービス向上が目的。市に住民登録し、同カードを持っている人なら利用できる。

 

 取得できる証明書と手数料(市役所窓口の手続きと同じ)は▽住民票の写し(300円)▽印鑑登録証明書(300円)▽戸籍全部(個人)事項証明書(450円)▽戸籍附票の写し(300円)▽所得課税扶養証明書(300円)―の5種類。全国のセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど約5万5千店で利用できる。

 

 利用時間は午前6時半から午後11時(年末年始の12月29日~翌年1月3日除く)。ただし、戸籍証明書と附票の写しは午前8時半から午後17時15分(年末年始と土日祝日を除く)。

 

 サービスを受けるには、コンビニなどにあるマルチコピー機などの多機能端末機を使う。タッチパネルの指示に従い、同カードを読み取り機に置いて、暗証番号4ケタを入力、本人確認したうえで希望する証明書を取得する。

 

 サービス開始式が1日、セブンイレブン釜石中妻町1丁目店であった。野田武則市長はコンビニ交付の利便性を強調し、「この機にカード取得をお勧めする。今後も市民の声を聞き、喜んでもらえる行政サービスの拡充に努めたい」とあいさつした。

 

 野田市長と釜石シーウェイブス(SW)RFCの山田龍之介選手が実演。各自カードを手に、端末機を操作して住民票の写しを発行した。

 

 交付にかかる時間は同カードで本人確認ができることから3分程度。申請書の記入が必要で、混雑時には待ち時間も長くなる窓口に比べるとスムーズに交付を受けられるとのこと。

 

 市によると、同カードが交付されている市民は9月1日現在、6123人で全体の18・6%。一方、申請率は4月末時点で17・7%だったが、7月から商業施設などで申請支援事業を続けた結果、24・7%(9月13日現在)に伸び、県内3番目となった。サービス開始の周知と利用促進に合わせ、10月も支援事業を継続。カード発行の普及に力を入れる考えだ。

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広報かまいし2020年10月1日号(No.1745)

広報かまいし2020年10月1日号(No.1745)

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広報かまいし2020年10月1日号(No.1745)

広報かまいし2020年10月1日号(No.1745)

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【P1】
幼稚園・保育型児童館の入所希望者募集
【P2-3】
台風災害検証結果・津波浸水想定 住民説明会
マイナポイント申し込み出張相談 ほか
【P4-5】
コンビニエンスストア証明発行開始のお知らせ
土地の分譲のお知らせ
【P6-7】
いわて・かまいしラグビーメモリアルイベント
【P8-11】
まちのお知らせ ほか
【P12】
JR釜石線全線開通70周年イベント

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「青い海を未来に残そう」と、ごみ拾いに励む環境ネットワークのメンバーら

愛の浜で清掃キャンペーン〜「秋の海ごみゼロウィーク」かまいし環境ネットワーク

「青い海を未来に残そう」と、ごみ拾いに励む環境ネットワークのメンバーら

「青い海を未来に残そう」と、ごみ拾いに励む環境ネットワークのメンバーら

 

「秋の海ごみゼロウィーク」(環境省、日本財団主催)の全国一斉清掃キャンペーンが12日から19日まで展開された。世界的な海洋ごみ問題への理解促進と環境保全意識の啓発を図る狙い。釜石市内では19日、市民グループ「かまいし環境ネットワーク」(加藤直子代表、15人)が両石町水海の愛の浜でごみ拾いを行い、海へのごみの流出防止をアピールした。

 

 同ウィークは、例年5月30日(ごみゼロの日)から6月8日(世界海洋デー)前後までを設定。海岸を中心とした清掃活動を国民に呼び掛けているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、春の実施は見送られていた。

 

 初めての参加を計画していた同ネットワークは、初日の12日に活動予定だったが、雨天のため1週間延期。同じく12日に県主催のイベントで根浜海岸清掃を行う予定だった沿岸広域振興局保健福祉環境部の職員5人がボランティアで加わり、総勢16人で愛の浜のごみ拾いに取り組んだ。

 

 参加者は浜辺に散らばり、30分余り活動。レジャー客が残していった空き缶・瓶、ペットボトル、ビニール類、コロナ下ならではのマスクごみのほか、海流に乗って漂着したと見られる汚れた発砲スチロールや洗剤容器なども回収した。

 

 同所は背後に緑地公園が広がり、海水浴や子どもたちの野外活動などで古くから市民に親しまれる場所。残暑に見舞われたこの日も、波打ち際で遊ぶ親子連れの姿が見られ、ごみの持ち帰りを広くPRする機会となった。

 

 海に流出するごみの約8割は陸(街)由来とされ、一度海に流出したごみを回収するのは非常に困難。加藤代表は活動前のあいさつで、海外の浜辺に打ち上げられたミンククジラの死骸を解剖したところ、胃の中に大量のプラスチック、ビニールごみが詰まっていたという事例を紹介。「海がどんなに汚れているかを再認識した。市内の海岸でも大量の漂着ごみを目にしている。地球のために役立つことを自分たちもやっていけたら」と話した。

 

 同活動時には、参加者が何か青い物を身に着けることを推奨。この日はメンバーから寄付された青いタオルやマスクを着用し、「青い海を未来へ」という願いを発信した。

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復興スタジアムの説明を受ける受講者

自然を五感で感じながら、いわて環境塾 釜石を会場に〜森林・海洋資源の役割を理解、鵜住居スタジアムも見学

復興スタジアムの説明を受ける受講者

復興スタジアムの説明を受ける受講者

 

 7月に開講した「いわて環境塾2020」(県主催)の第3回講座が19日、釜石市を会場に開かれた。県内各地と宮城県仙台市から50人が受講。釜石市内から5人が講師を務め、同市が誇る森林、海洋資源や持続可能な観光について講義した。

 

 同塾は環境保全に関する知識を習得してもらい、地域で活躍できる人材を育てようと2018年度から開設。本年度は県内5市町で全6回の講座が組まれており、うち2回(葛巻町、釜石市)は屋外開催。山や海など自然を五感で感じながら環境学習を進めるスタイルを取り入れている。

 

 19日は釜石鵜住居復興スタジアムと釜石魚市場岸壁が会場。釜石地方森林組合の高橋幸男参事、同組合に派遣されている釜石リージョナルコーディネーター(釜援隊)手塚さや香さん、かまいしDMCコーディネーター久保竜太さん、尾崎白浜の漁師(第三漁裕丸船長)佐々木洋裕さん、尾崎100年学舎代表の久保晨也さんが講師を務めた。

 

 スタジアムのスタンドで講義した高橋参事は、国内外の林業の現状や森林の役割、同組合の東日本大震災からの復興の歩みなどを紹介。受講者が座る客席(シート)や諸室、トイレなどに市内の大規模林野火災の被災木が使われていることも説明した。

 

 国連のSDGs(持続可能な開発目標)に向けた組合の取り組みも示し、「森林業には環境、社会、経済性を考えたデザイン力が必要。地域に合った森林経営ができれば、まち全体の豊かさ、防災力強化にもつながる」と話した。

 

 受講者は昼休憩の時間にスタジアム内を見学。自然と調和し、世界的評価を受ける施設に理解を深めた。

 

 同塾の事業を受託する地域商社、サンサンスターラボ(葛巻町)の髙野嘉明代表取締役は「受講者の6、7割は20~30代。若者の環境問題やSDGsへの興味がうかがえる。学びを深め、環境のために自分ができることを考えていってほしい」と期待した。

 

 第4回講座は10月10日に一関市で開かれ、SDGsについて学ぶワークショップが行われる予定。

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シェアオフィス1階のギャラリーで工作を楽しむ親子

「マチナカラフル」始動、釜石大観音仲見世通り〜釜石のまちをアートで彩る、作品案募集 現地でイベント

シェアオフィス1階のギャラリーで工作を楽しむ親子

シェアオフィス1階のギャラリーで工作を楽しむ親子

 

 「釜石のまちをアートで彩りたい!」と活動する市民グループ、ゼロスポット(小笠原梓代表、11人)は、市内の建造物の外壁を飾るプロジェクト「マチナカラフル」を始動。現在、大平町の釜石大観音仲見世通りのシェアオフィス入り口脇に施すアート作品案を募集している。13日は、制作のイメージを膨らませてもらおうと、現地でアートや工作を楽しむイベントが開かれた。

 

 公募作品で壁を飾るシェアオフィスは、2018年5月にオープンした「co-ba kamaishi marudai(コーバ・釜石・マルダイ)」。正面入り口左側の壁(縦190センチ、横95センチ)が“キャンバス”で、絵でも壁に貼り付ける立体造形でもOK。概ね10年程度の展示を想定する。

 

 応募できるのは県内在住の個人や団体。1人(1グループ)3点まで応募可能で、作品案は紙媒体(A4サイズ程度)で提出する。締め切りは今月30日。作品案は10月4~31日まで同オフィス内に展示し、来場者投票を実施。11月1日の審査会では、物件オーナーの宮崎達也さん、本県在住の漫画家そのだつくしさん、釜石大観音(石応禅寺)の都築利昭住職による審査員審査と来場者投票の結果を総合し、受賞作品を決定する。受賞者には制作権と必要な画材など(上限5万円)を進呈する。

 

赤枠部分の壁を彩るアート作品を募集=仲見世のオフィス

赤枠部分の壁を彩るアート作品を募集=仲見世のオフィス

 

 13日のイベントには、応募を考えている人や工作をしたいという親子連れなどが訪れ、主催者が用意した画用紙や粘土、絵の具、段ボールなどを利用し、思い思いに制作を楽しんだ。

 

 中妻町の桜井京子さん(36)は、工作が大好きという長女真衣さん(8)、次女綾さん(6)を連れて来場。同プロジェクトについて「まちが華やぎ、気持ちも明るくなりそう。どんな光景になるかワクワクする」と期待感を高め、「子どもたちも興味を持っているようなので、機会があれば応募させてあげたい」と話した。

 

 「ゼロスポット」は、6期目となった昨年度の釜石○○(まるまる)会議で誕生。パブリックアートなどに興味がある中学生から社会人が集まり結成した。今回の公募にあたり小笠原代表(35)は「これからアートを始めたいという人が一歩踏み出すきっかけにもなれば。制作自体が難しいのであれば、スタッフのサポートも可能。ぜひ気軽に応募してもらいたい」と呼び掛ける。応募の詳細はゼロスポットのフェイスブックページで見ることができる。

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