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幸多き1年へ― 荒川熊野権現御神楽「悪魔払い」 豊漁豊作、火伏せ、無病息災…願い地域巡行

荒川町内会が年始に続ける「悪魔払い」。家々などを回り1年の無事を祈る

荒川町内会が年始に続ける「悪魔払い」。家々などを回り1年の無事を祈る

 
 釜石市唐丹町の荒川町内会(雲南幹夫会長、80世帯)は11日、新年恒例の伝統行事、“荒川熊野権現御神楽”による悪魔払いを行った。神楽衆約40人が地域の家々や海岸、点在する複数の神社を回り、舞を奉納。厄を払い、新しい年が災難のない穏やかな1年になるよう祈願した。
 
 同市最南端に位置する荒川地区は海岸部から山間部に集落が連なる。住民が信仰する荒川鎮座熊野神社は1187(文治3)年、紀州熊野から分霊を勧請して建立。海上安全、火伏せ、五穀豊穣の守護神として熊野大権現を祭る。この地で古くから受け継がれる年始の行事が、御神楽(権現舞)による“悪魔払い”。新しい年を迎えた家々などを回り、厄払いを行う門打ちだ。
 
 別当の鈴木剛さん(48)宅で天照御祖神社(唐丹町片岸)の河東直江宮司によるおはらいを受けた一行は、熊野権現を化した獅子頭3体を携え出立。海岸部にある熊野神社で舞を奉納後、荒川海岸で「御水(塩)取り」と呼ばれる神事を行った。海水を付着させた笹竹で頭を清め、お神酒、塩を供えて拝礼。海と海神を祭る高台の湊神社に向かって舞を奉納し、海上安全、豊漁を祈願した。
 
荒川海岸で行われた「御水(塩)取り」。海神をあがめる伝統の神事

荒川海岸で行われた「御水(塩)取り」。海神をあがめる伝統の神事

 
海に向かって舞を奉納する「荒川熊野権現御神楽」。海上安全、豊漁を祈願

海に向かって舞を奉納する「荒川熊野権現御神楽」。海上安全、豊漁を祈願

 
 この後、地区内に点在する各神社、班長宅などを回った。自宅裏に八幡神社がある鈴木賢一さん(80)方では、孫の悠真君(5)が獅子頭に頭をかんでもらい、健やかな成長を祈願。「かみかみしてもらって、うれしかった」と笑顔を広げた。姉の紬心さん(7)は父や中学生の兄が参加する神楽で小学生の女の子が踊る姿を目にし、「自分もいつか踊ってみたい」と目を輝かせた。
 
下荒川、鈴木賢一さん方で厄払いの門打ち。家内安全、無病息災などを祈る

下荒川、鈴木賢一さん方で厄払いの門打ち。家内安全、無病息災などを祈る

 
獅子頭に頭をかんでもらう子ども。邪気を吸い取ってくれるとされる

獅子頭に頭をかんでもらう子ども。邪気を吸い取ってくれるとされる

 
地区内には山の神(左上)、五葉神社(右上)など複数の神社がある。神楽衆は各所を回り舞を奉納

地区内には山の神(左上)、五葉神社(右上)など複数の神社がある。神楽衆は各所を回り舞を奉納

 
 三陸最高峰「五葉山」の赤坂峠に続く県道沿いでは、山間部にある「山の神」神社まで足を延ばし、舞を奉納。帰路の荒金集会所では、一行を迎えるために食事を準備していた町内の女性11人の前で複数の演目を踊った。同神楽は熊野神社の信仰とともに伝承され、神の使いである御獅子が悪魔を退散させ、安寧の世に導く意味が込められる。現在は同町内会が4演目を継承し、年始の同巡行のほか、3年に一度の天照御祖神社式年大祭「釜石さくら祭り」で踊りを披露している。
 
 豚汁などのお振る舞いのため前々日から準備にあたった小野寺未徳さん(79)は「年に1回のお祭り。若い衆が頑張って踊ってくれた。きっとご利益があると思う」と晴れの笑顔。同地区山間部では農林業従事者も多い。「クマやイノシシ被害もあるが、頑張っている。今年1年、みんな元気で、秋には豊作になれば」と期待した。
 
笛や太鼓のお囃子(はやし)を響かせながら、荒金集会所に向かう一行

笛や太鼓のお囃子(はやし)を響かせながら、荒金集会所に向かう一行

 
集会所では舞を披露した後、女性たちが準備したお振る舞いをいただいた。室内には小正月のみずき団子飾りも…

集会所では舞を披露した後、女性たちが準備したお振る舞いをいただいた。室内には小正月のみずき団子飾りも…

 
 4班班長の久保正勝さん(69)方の庭には近隣住民も訪れ、御神楽を楽しんだ。「昔からずっと続いている行事。ありがたい」と久保さん。自身も神楽に長年携わってきた。「昔は若い人たちがもっと多かったが、今は後継者不足で。何とかつないでいってほしいが…」と未来を案じる。神楽衆をまとめる世話人長の久保直人さん(45)は「これ(悪魔払い)がないと1年が始まらない。御神楽は地区住民の団結の証し」と誇りを示す一方で、やはり人材不足を課題に挙げる。「荒川から出ている人たちの協力もあって、今はできているが…。激しい踊りなので、若い人たちの参加が不可欠。地元に残る若者が少しでも増えてほしい。地域の伝統はなくしたくない」と願う。
 
上荒川、久保正勝さん方で舞を披露。近隣住民も集まり、新年のあいさつを交わしながら交流

上荒川、久保正勝さん方で舞を披露。近隣住民も集まり、新年のあいさつを交わしながら交流

 
威勢のいい舞に太鼓をたたくメンバーも笑みがこぼれる

威勢のいい舞に太鼓をたたくメンバーも笑みがこぼれる

 
「元気に育て!」。御神楽は子どもたちの健やかな成長も祈る

「元気に育て!」。御神楽は子どもたちの健やかな成長も祈る

 
 荒川地区は2011年の東日本大震災津波で、国道45号東側エリアから今の三陸沿岸道路(震災後に建設)橋脚付近まで浸水。約50戸が被災し、住民数人が犠牲になった。同震災から今年で15年―。町内会の雲南会長(73)は「山に囲まれる荒川地区は沢が多く、豪雨による土砂災害の危険もある」とし、地震津波だけではない自然災害への備えの必要性を認識。地区内には防災士の有資格者が11人いて、「現在、自主防災組織の充実強化を図っているところ」と明かした。町内会は郷土芸能や地域の伝統文化を通じて住民のつながりをより強固にし、コミュニティーの力を防災にも生かしていきたい考えだ。

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事件、事故は「110番」、 困り事は交番などへ 安全安心に暮らすために釜石署2交番啓発活動

「110番の日」にちなみ、高齢者に防犯などを呼びかけた釜石署署員と市職員ら=13日

「110番の日」にちなみ、高齢者に防犯などを呼びかけた釜石署署員と市職員ら=13日

 
 1月10日は数字の語呂合わせで「110番の日」。緊急通報用電話番号「110」の重要性や適切な利用を広報しようと、1985年、警察庁により制定された。全国各地でこの日にちなんだ啓発活動が行われるが、釜石市内では昨年に続き、釜石警察署小佐野交番(川野正行所長、4人)と同釜石駅前交番(髙橋長武所長、7人)が独自の取り組みを行った。「事件、事故は迷わず110番。緊急性のない相談事は地元警察、交番へ連絡を―」。同活動では、いざという時の警察への通報はもちろん、犯罪被害や交通事故に遭わないための意識啓発も行った。
 

子どもたち大喜び! 箱の中身は?? 小佐野交番 ペーパークラフト作品で「110番の日」PR

 
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保育施設に贈るペーパークラフト作品を制作した小佐野交番勤務の警察官ら

 
 小佐野交番では「110番の日」の啓発活動として、子どもたちに警察を身近に感じてもらえるようなペーパークラフト作品を制作。管内の保育施設6園に贈った。大小のパトカー12個、110番通報や交番などをモチーフにした箱型模型6個を交番員4人で約2カ月かけて手作りし、10日前後に各園に届けた。
 
 川野所長の発案で始まった同活動は今年で3年目。一昨年はパトカーや警察官、信号を渡る親子などを配置した釜石の街並み模型、昨年はパトカーと白バイ、交通安全メッセージを添えた大型“デコうちわ”を制作したが…。今年はさらにアイデアを駆使した作品がお目見えした。
 
 空き箱を利用した模型は、ふたを開けると警察の仕事が分かる仕掛け。昨年の“クマ出没増”を受け注意を促すものや、人気刑事ドラマをモチーフにした作品も。交番員それぞれの個性が光り、大人も楽しませる仕上がりとなった。本年度、同交番に赴任した金野章子巡査部長(43)は「工作は小学校以来?かな。大変でした」と笑いつつ、「絵は大きめにカラフルにして、子どもたちが箱を開けた時、『ワー!』ってなるようにしたくて…」と制作過程を振り返った。
 
空き箱を活用したペーパークラフト模型。さまざまなモチーフで警察を身近に感じてもらう

空き箱を活用したペーパークラフト模型。さまざまなモチーフで警察を身近に感じてもらう

 
金野章子巡査部長(右)からクラフト作品を受け取る上中島こども園の園児ら=9日

金野章子巡査部長(右)からクラフト作品を受け取る上中島こども園の園児ら=9日

 
 9日は、金野巡査部長と矢神海輝巡査(21)がクラフト作品を持って、上中島こども園(楢山知美園長、園児31人)を訪問。園児の代表に大小のパトカーと交番模型を手渡した。堀川陽雅君(5)は「お巡りさんがいっぱい。かっこいい」とボックスに目を輝かせた。巡回などで来てくれる矢神巡査が大好きで、先日は不審者対応避難訓練の後に、友達と“矢神さん(警察)ごっこ”をして遊んでいたという堀川君。将来は「みんなを守る人になりたい」と憧れのまなざしを向けた。
 
箱を開ける楽しみもプラスした交番模型。外側にはさまざまな姿の警察官が描かれる

箱を開ける楽しみもプラスした交番模型。外側にはさまざまな姿の警察官が描かれる

 
金野巡査部長と矢神海輝巡査(右)には園児からお礼のペンダントが贈られた。「いつも見守ってくれてありがとう!」

金野巡査部長と矢神海輝巡査(右)には園児からお礼のペンダントが贈られた。「いつも見守ってくれてありがとう!」

 
過去2年分の作品と一緒に、しばらくは入り口で展示(写真右下)。「事件、事故に遭わないよう気を付けます!」

過去2年分の作品と一緒に、しばらくは入り口で展示(写真右下)。「事件、事故に遭わないよう気を付けます!」

 
 子どもたちが犯罪に巻き込まれないように、交通事故に遭わないようにとの願いが込められたクラフト作品。釜石署管内でも子どもへの声掛け事案があり、重大な事件に発展する可能性も否めない。矢神巡査は「子どもたちにも(危険な目にあった時、助けを求める)110番通報があることを知ってほしい。今回の模型などで交番の存在も知ってもらい、いざという時には頼ってもらえれば」と思いを込めた。
 

詐欺被害防止へ 釜石駅前交番 高齢者宅を訪問し注意喚起「知らない電話には出ないで」

 
高齢者世帯の訪問活動に向かう釜石駅前交番の中川原正紀巡査部長(先頭)ら

高齢者世帯の訪問活動に向かう釜石駅前交番の中川原正紀巡査部長(先頭)ら

 
 釜石駅前交番は13日、市地域包括ケア推進課と連携し、管内の高齢者宅を訪問。全国的に増加する電話などによる詐欺被害防止を呼びかけた。2年目の取り組みで、千鳥町と天神、大只越町地区を2班に分かれて巡回訪問した。
 
 千鳥町では、同交番主任の中川原正紀巡査部長(35)と市地域包括支援センターの社会福祉士、萬武大さん(50)が訪問活動を実施した。高齢者に「変わりないですか?」と近況を聞き取り、緊急時の連絡先を確認。「変な電話や訪問はありませんか?」と聞くと、ほとんどの人が怪しい電話の着信を経験していた。「登録している番号以外は出ない」「出てしまっても、息子などに相談している」と自衛策を取っている人が多く、中川原巡査部長は「身に覚えのない電話は切って。迷惑電話設定や常時、留守番電話にしておくのも手。釜石でも詐欺の予兆電話が増えているので十分気を付けて」と伝えた。
 
詐欺の手口を記したチラシや防犯ガイドを手渡し、被害に遭わないよう注意を促す

詐欺の手口を記したチラシや防犯ガイドを手渡し、被害に遭わないよう注意を促す

 
 特殊詐欺の手口、匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」に関するチラシ、日常生活における防犯生活ガイドも手渡し、緊急時には110番、不急の相談事は釜石署や交番に連絡するよう促した。萬さんも名刺を手渡し、「体調変化や生活の困り事など支援が必要な時は電話を」と伝えた。
 
市地域包括支援センターの萬武大さん(中)ら保健福祉に関わる市職員も同行。地域の高齢者、空き家の状況などを警察と情報共有した

市地域包括支援センターの萬武大さん(中)ら保健福祉に関わる市職員も同行。地域の高齢者、空き家の状況などを警察と情報共有した

 
 中川原巡査部長は「最近は詐欺電話などに対する防犯意識は高い印象だが、犯罪の手口はどんどん巧妙になっているので、素早く的確な情報提供に努めたい。相手はあせらせるのが手口。不安に感じる電話があったら、まずは一呼吸おいて、必ず警察や家族に相談してほしい」と話した。一緒に回った萬さんは「ほとんどの方が地域や家族とつながりを持っていて、そこは安心材料。外とのつながりは介護予防にもなる」と孤立回避の重要性を指摘。警察官との巡回は「必要な情報を共有できるのがメリット。有意義な活動だった」とし、関係機関の連携による高齢者の見守り継続を望んだ。

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音楽の力体感!歌とピアノは「いいコンビ」 釜石市民、美しい音色にニッコリ

演奏に歌声を重ねてコンサートを楽しむ釜石市民

演奏に歌声を重ねてコンサートを楽しむ釜石市民

 
 釜石市小佐野町の小佐野コミュニティ会館で10日、音楽を楽しむ「いきいき小佐野コンサート」が開かれ、住民ら約40人が声楽家らの美しい歌声と演奏に耳を傾けた。小佐野公民館と公益財団法人「音楽の力による復興センター・東北」(仙台市)の共催。釜石高校音楽部が友情出演し、柔らかな歌声で癒やしの空間づくりに一役買った。
 
 声楽家の谷地畝晶子さん(滝沢市)とピアノ奏者の阿部夕季恵さん(盛岡市)が「ふじ山」や「四季の歌」「亜麻色の髪の乙女」「北国の春」など約10曲を披露。住民らはなじみのある曲が演奏されると口ずさんだり、手拍子をして楽しんだ。
 
童謡やクラシックの名曲などを聴かせた谷地畝晶子さん

童謡やクラシックの名曲などを聴かせた谷地畝晶子さん

 
多彩な曲調の演奏を披露した阿部夕季恵さん

多彩な曲調の演奏を披露した阿部夕季恵さん

 
 ゲストの釜高音楽部の2年生4人は「めでたし、まことの御体よ」など、岩手県合唱小アンサンブルコンテスト(1月24日に盛岡市で開催)で披露する2曲を聴かせた。谷地畝さんとのコラボレーションで「アベマリア」を爽やかに歌い上げた。
 
谷地畝さんと声を合わせた釜石高校音楽部

谷地畝さんと声を合わせた釜石高校音楽部

 
 近所に住む柏舘文美子さん(69)は「普段聴かない曲や懐かしい曲とさまざまあって楽しかった。高校生の歌声も聴けて良かった。きれいだったね」と感激。印象に残った曲は「ここに幸あり」。1956(昭和31)年に発表され、かつて結婚式の定番ソングだったとの紹介に「あら、生まれた年が一緒。同級生だ。すてきな曲」と思ったそうで、新発見を喜んだ。
 
美しい歌声と演奏に聴き入り顔をほころばせる参加者

美しい歌声と演奏に聴き入り顔をほころばせる参加者

 
 同センターは2011年3月の東日本大震災を受け、音楽の力で東北復興を後押ししようと、仙台フィルハーモニー管弦楽団と市民有志によって設立され、12年9月に法人化。発災直後から宮城県各地や福島、岩手両県の避難所、仮設住宅などで開催するコンサートのコーディネートを担ってきた。
 
 釜石では14年から寺院や商業施設などで演奏会を開催。20年からは岩手県の「被災者の参画による心の復興事業費補助金」を活用し、災害公営住宅や公民館などで一般向けの音楽会を続け、谷地畝さん、阿部さんが協力してきた。
 
住民との交流に笑顔を見せる谷地畝さんと阿部さん

住民との交流に笑顔を見せる谷地畝さんと阿部さん

 
 今回は10~12日の日程で来釜し、大槌町と合わせて6公演を開催。谷地畝さんは「5年通い、街や人の雰囲気が好きになった」と話し、「復興支援コンサートは最後になりそう。また違った形でお目にかかれたら。元気に過ごしてください」と、来場者に声をかけた。
 
 「最後かも」という言葉に反応した男性は「歌とピアノの、あのコンビ、いいもんな」と名残惜しそうに話した。以前から、公演を“はしご”しているようで、「青葉(12日のコンサート)にも行こうか…な」と、頭の中で展開させた問答を口にした。
 
 公演で来釜した際、谷地畝さんらは釜高音楽部へのボイストレーニングも行い、今回の友情出演が実現した。歌う前の発声準備やトレーニング方法などの助言を思い出しながら舞台に立った同部の八幡陽梛子部長は「思ったより人が多くて驚いたが、練習よりいいハーモニーを響かせられた」と手応えを感じた。
 
コンサートを終え、笑顔を重ねる出演者たち

コンサートを終え、笑顔を重ねる出演者たち

 
 声楽家と一緒に歌う機会は、部員の川崎茜羽さん、乘富優奈さん、佐々木翼光さんにとっても刺激になった様子。1年生部員を含め5人で臨むコンテストでは「コミュニケーションを取りながら響き、音色が調和した一つの歌声を届けたい」と力を込めた。
 
 同館の三浦慎輔館長は、住民らの笑顔を見つめ「楽しい時間はあっという間。高校生も出演して、ひと味違った趣のあるコンサートになった。素晴らしい音楽に触れ、心安らぐ時間を過ごしてもらえたようだ」と感謝。谷地畝さんと阿部さんには住民から花束が贈られた。
 
 同センターシニア・コーディネーターの千田祥子さんは「コンサートは一期一会。聴く人も演奏曲も同じにはならないから、その時を目いっぱい楽しむ。長く続いたことで人がつながり、地元の団体とコラボもできた」と話した。今年度、東北地方の学術や芸術などの発展に貢献した個人や団体に贈られる河北文化賞(河北新報社主催)を受賞したといい、「協力する音楽家、公演を受け入れる各地の方々、みんなで受けた賞」と強調。その上で、「音楽の力」を生かした活動を継続したい考えを示した。

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輝く未来へ 釜石で「はたちのつどい」 若者自ら盛り上げ 笑顔晴れやか

晴れやかな笑顔が並んだ釜石市の「はたちのつどい」

晴れやかな笑顔が並んだ釜石市の「はたちのつどい」

 
 12日の成人の日を前に釜石市では11日、市と市教育委員会主催の「はたちのつどい」が開かれた。節目を迎えた若者たちが華やかな振り袖やスーツ姿で式典に臨んだ。「困っている人に寄り添える人になりたい」「社会人としてしっかりと」「育ててもらった恩返しをしたい」。夢や目標に向けて確かな一歩を踏み出した出席者に抱負や古里への思いを聞いた。
 
 同市大町の市民ホールTETTOで式典があり、対象者250人中203人が出席した。東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげて開式。小野共市長が「20歳は人生の大きな節目。自分の持つ可能性を信じて夢に挑戦し、自分の道を切り開いてほしい」とエールを送った。
 
「実に濃い20年間」を振り返り、夢を語った及川佳倫さん

「実に濃い20年間」を振り返り、夢を語った及川佳倫さん

 
 対象者を代表して抱負を発表したのは、釜石中出身で岩手県立大で学ぶ及川佳倫(よしとも)さん(19)。5歳の時に体験した震災に触れながら「不自由さを感じることなく、元気に育つ環境をつくってくれた」と地域への感謝を口にした。将来の夢は「誰かの未来のために必死に頑張れる教師になること」。教師をしている父親の背中を見て「憧れた」という。「これから先の人生には数え切れないほどの困難があるだろう」と想像しつつ、「支えてくれた地域の皆さんや友人の顔を思い出し強く生きていく」と力を込めた。
 
 対象者から募った有志が進行役を担い、実行委6人が作成した恩師らのビデオメッセージを鑑賞。過ぎし日を懐かしんだ。市民憲章・防災市民憲章の唱和、市民歌斉唱なども行い、社会の一員として気持ちを引き締めた。
 
「未来へ進むための糧に」。式典を進行した実行委メンバーら

「未来へ進むための糧に」。式典を進行した実行委メンバーら

 
恩師から届いたメッセージに笑顔を広げる出席者

恩師から届いたメッセージに笑顔を広げる出席者

 
 有志13人が郷土芸能の虎舞を披露。地域への感謝や、20歳の門出の景気づけになるよう威勢よく舞った。「最高っす!」。鳥居睦樹さん(20)は式典後も同ホールのロビーなどでおはやしを響かせ、元気に跳ね回っていた。子どもの頃から続ける虎舞は「誇り」ときっぱり。市内の広域ごみ処理施設で働き、「大変だけど、頑張っている。立派な大人になりたい」と胸を張った。
 
軽快で若々しい虎舞が式典を盛り上げた

軽快で若々しい虎舞が式典を盛り上げた

 
「虎舞は誇り」。息を合わせた演舞で魅せたメンバー

「虎舞は誇り」。息を合わせた演舞で魅せたメンバー

 
 家族と記念写真を撮っていた佐々木ここみさん(20)は短大での学びを生かし、4月から保育士として働く。「社会人としてしっかりしなきゃ」と、自分に言い聞かせるように話した。新たな生活の舞台に選んだのは埼玉県。「離れて暮らす家族に会いたくなるかも。育ててくれた恩返しができるよう頑張りたい」とうなずいた。
 
両親や祖父母に囲まれ、ほほ笑む佐々木ここみさん(前列中)

両親や祖父母に囲まれ、ほほ笑む佐々木ここみさん(前列中)

 
 そんなかわいい孫の門出を祝おうと会場に駆け付けた佐々木かつ子さん(76)は「何事もなく、すくすく育って、うれしい限り。あっという間の20年」としみじみ。食べ物に気をつけて、病気にならないようにと祈りつつ、「帰る場所があるからね」と見守った。
 
「釜石は安心する場所」と話す久保翔太さん(左)と友人の佐々木悠斗さん

「釜石は安心する場所」と話す久保翔太さん(左)と友人の佐々木悠斗さん

 
 着流しスタイルの久保翔太さんに20歳になって思うことを聞くと、「何となく…ちょっと大人になったかなという感じ」と言って笑った。鍼灸(しんきゅう)師を目指し、盛岡の医療系専門学校に通う。理由は「つぼが好きだから」。釜石市外の高校に進学し、部活動でバドミントンに打ち込む中で、自身の体調を整える方法を探して興味を持った。学校は3年制で、残り1年で知識や技術にさらに磨きをかけるつもり。「困っている人に寄り添い、手助けできたら」と未来を描く。
 
日本語を学ぶ仲間と一緒に「うれしい」思い出を増やすブダトキ ルパさん(右)

日本語を学ぶ仲間と一緒に「うれしい」思い出を増やすブダトキ ルパさん(右)

 
 釜石で日本語を学ぶネパールやミャンマーからの留学生8人も、母国の民族衣装で参加した。水色のサリーに身を包んだブダトキ ルパさん(20)は日本ならではの行事に「とてもおもしろい。みんなとお祝いして、うれしいです」とにっこり。「義務を果たせる人になりたい」と続けた。この春、介護を学ぶ専門学校へ進学。将来は日本で働くことを希望する。釜石に暮らし約1年半。「住みやすいまち」と感じたようで「(釜石に)戻って働きたい。お年寄りのお世話をしたい」と望んだ。
 
色鮮やかな振り袖姿の女性陣。笑顔で写真に納まる

色鮮やかな振り袖姿の女性陣。笑顔で写真に納まる

 
「20」。節目の一日を思い出として刻む若者たち

「20」。節目の一日を思い出として刻む若者たち

 
スマホ片手にパチリ。再会した友人と記念撮影を楽しむ

スマホ片手にパチリ。再会した友人と記念撮影を楽しむ

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広報かまいし2026年1月15日号(No.1872)

広報かまいし2026年1月15日号(No.1872)
 

広報かまいし2026年1月15日号(No.1872)

広報かまいし2026年1月15日号(No.1872)

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【P1】
表紙

【P2-3】
特集 中学生が市に質問・提案 未来をつくる声。今ここから。

【P4-5】
釜石市室内の遊び場の愛称を募集します 他

【P6-7】
冬のぬくもり助成金を支給します
第27回釜石市郷土芸能祭 他

【P8-9】
まもなく税の申告です

【P10-11】
まちの話題

【P12-13】
保健案内板
世界遺産登録10周年記念コラム 他

【P14-15】
まちのお知らせ

【P16】
市民百景

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 オープンシティ・プロモーション室
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8463 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2026010800070/
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
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東日本大震災15年― 釜石市消防団 出初式で地域防災力強化へ志新た 市民に火災警戒も呼びかけ

消防出初式で分列行進する釜石市消防団の団員ら=12日、大町目抜き通り

消防出初式で分列行進する釜石市消防団の団員ら=12日、大町目抜き通り

 
 2026年の釜石市消防出初式(市、市消防団主催)は12日、大町の市民ホールTETTOなどで開かれた。消防団員と来賓約450人が参加。全国で多発する大規模火災、地震津波や豪雨など自然災害への脅威が高まる中、地域防災力強化の必要性を改めて認識。東日本大震災から15年となる本年に防災への誓いを新たにし、市民の生命、財産を守る活動に意欲を示した。
 
 震災犠牲者へ黙とう後、市防災市民憲章を唱和。統監の小野共市長は式辞で、「日頃の備えこそが、市民の命を守る力となる。消防団員には研さんを重ね、変化する災害リスクに的確に対応できるよう不断の努力をお願いする。地域を守る力は市民一人一人の意識と行動に支えられていることも共有できれば」と話した。
 
市民ホールTETTOで行われた式典。団員400人が参加した

市民ホールTETTOで行われた式典。団員400人が参加した

 
釜石市防災市民憲章を全員で唱和。東日本大震災の教訓を心に刻む

釜石市防災市民憲章を全員で唱和。東日本大震災の教訓を心に刻む

 
統監の小野共市長が式辞(上)。地域防災を支える団員に感謝し、期待を述べた

統監の小野共市長が式辞(上)。地域防災を支える団員に感謝し、期待を述べた

 
 長年にわたる消防防災への功績、職務精励などで団員55人を表彰。釜石市長表彰では勤続30年の団員4人に「永年勤続功労章」が授与された。公益財団法人岩手県消防協会遠野釜石地区支部表彰(支部長:菊池録郎釜石市消防団長)では、2023年5月20日から25年11月30日まで925日間、無火災を達成した第7分団(栗橋地域管轄)など3つの分団が「無火災竿頭綬」を受章。40年勤続で3人、25年勤続で7人、15年勤続で18人、10年勤続で19人が「勤続章」を受けた。消防技能に熟達し、規律厳正、消防業務に率先して精励した4人に「精練章」が授与された。
 
写真左:釜石市長表彰を受ける第7分団第2部の藤原三夫部長。同右:無火災竿頭綬を受章した第7分団。他に第1分団(無火災730日)と第2分団(同711日)が受章した

写真左:釜石市長表彰を受ける第7分団第2部の藤原三夫部長。同右:無火災竿頭綬を受章した第7分団。他に第1分団(無火災730日)と第2分団(同711日)が受章した

 
敬礼もきびきびと…。新年スタートにあたり消防防災活動へ意欲を高める

敬礼もきびきびと…。新年スタートにあたり消防防災活動へ意欲を高める

 
 式典後、団員らは大町目抜き通りで分列行進。ラッパ隊に続き、まとい振り、徒歩部隊、消防車両(38台)がパレードし、本年1年の消防防災活動へ気を引き締めるとともに、市民に防火、防災意識高揚を促した。1月1日現在、同市消防団の団員数は513人(うち機能別団員83人)。
 
 40年勤続で表彰された第6分団本部の佐々木実分団長(61)は「消防団活動の要は火災予防。住民の皆さんの意識を高めるのが一番の役目」と、車両巡回による注意喚起、巡視・警戒活動に積極的に取り組む。管轄する鵜住居地域は東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた。発災から15年にあたり、「いつ、また大きな震災があるか分からない。当時の経験を忘れることなく、命を守る行動をとれるよう地域一体となって訓練していければ」と願う。近年は消防団員の減少、高齢化も課題。「若い団員を確保し、技術を継承していかなければ、地域防災力を維持できない」。コロナ禍以降は特にも、操法訓練が手薄になっている現状もあり、若手団員の基本技術習得にも力を入れたい考え。
 
伝統のまとい振りで火消しの心意気を示す

伝統のまとい振りで火消しの心意気を示す

 
熟練団員は堂々の動作で…。火災のない1年を願う

熟練団員は堂々の動作で…。火災のない1年を願う

 
隊列を組んで整然と行進する第6分団。6分団本部の佐々木実分団長(左下写真先頭)は40年勤続で表彰された

隊列を組んで整然と行進する第6分団。6分団本部の佐々木実分団長(左下写真先頭)は40年勤続で表彰された

 
消防車両38台もパレード。子どもたちが盛んに手を振って応援

消防車両38台もパレード。子どもたちが盛んに手を振って応援

 
 同市の昨年の火災発生は3件(建物2、その他1)。前年より4件減少した。一方で、昨年2月に発生した大船渡市の大規模山林火災をはじめ、全国では気象状況で被害が拡大する事例も増えてきている。本年1月からは、自治体が地域の気象状況など火災の危険性に応じて発令できる林野火災注意報、同警報の運用(期間:1~5月)が始まった。発令時は、山林またはその周囲1キロで火の使用が制限されるが、釜石市と大槌町は全ての地域が該当区域に含まれるため、全域が対象となる。山林、原野などでの火入れ、花火、たき火、可燃物付近での喫煙などが制限される。注意報発令時は努力義務、警報発令時は従わない場合、30万円以下の罰金または拘留が科せられることがある。(発令基準や制限内容など詳しくは同市ホームページで確認)
 
 釜石消防署によると1日以降、同注意報は3回(3、8、10日)発令。8日と10日は注意報から警報に警戒レベルが引き上げられた。空気が乾燥し、風が強く吹く日が多いこの時期、火の取り扱いには十分な注意が必要だ。

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雪に歓声!かまいし冬あそび 横手かまくら、滑り台出現 あったかグルメも集合「満腹~」

街なかに出現した雪の滑り台で遊ぶ子どもたち=10日

街なかに出現した雪の滑り台で遊ぶ子どもたち=10日

 
 かまいし冬あそび(釜石観光物産協会主催)は10、11の両日、釜石市鈴子町のシープラザ釜石周辺で開かれた。雪遊びや木製玩具との触れ合い体験など子どもたちが喜ぶ企画を多数用意。熱々のラーメンをかき込む早食い競争や汁物のお振る舞いなど、寒い時期ならではのあたたかさを味わえる食の催しもあり、家族連れらが楽しんだ。
 
 子どもらの人気を集めたのはシープラザ西側駐車場に出現した、かまくらと雪の滑り台。釜石市の友好都市・秋田県横手市から運ばれた約50トンの雪を使い、横手市の“かまくら職人”と釜石市職員がそれぞれ作った。
 
はんてんやヘルメットを身につけ「横手かまくら」体験

はんてんやヘルメットを身につけ「横手かまくら」体験

 
 かまくらでは中にまつられた水神様に家族の健康などを祈願したり、はんてんや職人が作業時に使うヘルメットを身につけて写真を撮ったり。滑り台ではそりが無料で貸し出され、子どもたちは歓声を上げながらそり遊びに夢中になった。
 
 栗林町の小学生伊藤晴喜さん(2年)は「怖いけど楽しい。久しぶりのそり滑りだから、ついつい叫んじゃった」と大はしゃぎ。父の健さん(44)は「雪の少ない釜石で雪に触れられる貴重な体験。横手から届けてくれてありがたい。また来年も」と望んだ。
 
そり滑りに夢中になる子どもたち。笑顔が広がった

そり滑りに夢中になる子どもたち。笑顔が広がった

 
 釜石の冬のイベントにかまくらがお目見えしたのは8年ぶり。横手市観光おもてなし課の佐藤健一郎主査(47)はたくさんの笑顔に触れ、「作ったかいがあった」と頬を緩めた。コロナ禍などがあり雪遊びの提供は控えていたが、両市間ではイベントへの特産品提供といった交流を継続。同課の山本剛課長(54)は「雪はつらい、苦労というイメージが強いが、喜んでもらい、雪が降るのも悪いことではないと思った。観光資源を生かしたつながりを強められたら。ここで和んで、横手にもぜひ」と期待した。
 
かまくら体験で撮影サービスに応じた横手市の佐藤健一郎さん

かまくら体験で撮影サービスに応じた横手市の佐藤健一郎さん

 
いぶりがっこ、甘酒…魅力ある食も紹介した横手市の販売ブース

いぶりがっこ、甘酒…魅力ある食も紹介した横手市の販売ブース

 
 子ども向けには電動カートなどを楽しむ乗り物広場、花巻市の体験型木育施設・花巻おもちゃ美術館の「出張おもちゃ美術館」などもあった。ステージイベントでは郷土芸能の虎舞が披露され、全国に発信したい釜石の特産品を投票するコンテスト企画も実施。市内外のグルメを味わえるキッチンカーが並んだほか、近くの駅前橋上市場「サン・フィッシュ釜石」では地酒や浜焼きなどが味わえる「かまいし屋台村」も同時開催された。
 
電動の乗り物を走らせて笑顔を見せる子どもら

電動の乗り物を走らせて笑顔を見せる子どもら

 
木製おもちゃ、虎舞、バルーンアートなど催しが多彩に

木製おもちゃ、虎舞、バルーンアートなど催しが多彩に

 
 10日に振る舞われたみそ仕立ての豚汁は地元の味「藤勇しょうゆ」が隠し味。屋外で食す来場者らを心身ともにあたためた。11日に行われた名物・釜石ラーメンの食べる早さを競う「腹ペコまつり」も8年ぶりに復活。挑戦者は「ふーふー」と息を吹きかけながら、アツアツの麺やスープを胃に流し込み、「食べて満腹ー」と叫んだ。
 
アツアツの豚汁のお振る舞い=10日

アツアツの豚汁のお振る舞い=10日

 
あったかグルメで屋外でもあったかい。「あ~ん」

あったかグルメで屋外でもあったかい。「あ~ん」
 
釜石ラーメンの早食い競争「腹ペコまつり」=11日

釜石ラーメンの早食い競争「腹ペコまつり」=11日

 
 ラーメンを提供した店舗の一つが、シープラザ内で営業する軽食&喫茶ユーモア。店主の前川朱美さん(64)は「にぎわいを生む催しに協力できたらいい」と腕を振るった。地元の味を提供し約20年。「常連さんに支えられ今がある。経営は大変だが、『おいしかったよ』のひと言で元気が出る」と、感謝を込めて店に立つ。
 
ピースサインをしながら笑顔を見せる前川朱美さん=11日

ピースサインをしながら笑顔を見せる前川朱美さん=11日

 
 冬あそびは冬休み中の子どもたちに楽しんでもらい、多彩な催しでまちを活気づけるのが狙い。同協会が入るシープラザは今年、開業30周年を迎える。佐々木一伸事務局次長(55)は「釜石駅前周辺の施設が協力し、にぎわいの呼び戻しに力を入れたい」と意気込む。恒例となっている春の大型連休期間に合わせたイベントも予定する。

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2日間で作る Google ポートフォリオ講座

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Google フォームやスプレッドシートなど、Google サービスだけを使って「応募時に説明できるポートフォリオ」を完成させる、2日間の実践型講座です。

 

リモートワークに興味はあるものの、実績や成果物がなく応募に踏み出せない方に向けて、実際に動く仕組みを一緒に作ります。

 

学習だけで終わらせず、申込フォームや管理シートを自分で設計し、応募時に説明できる形まで仕上げることが目的です。

 

プログラミング経験は不要で、設定や手順の理解を中心に進めます。
少人数制のため、分からない点はその場で確認しながら進められます。
本講座は民間による任意講座です。

開催日時

2026年1月31日(土)、2月1日(日)
13:30〜16:00

会場

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住所:岩手県釜石市大平町3-9-1

参加費

2,000円(税込)

主催

local hack合同会社

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local hack(ローカルハック)

テレワーク・在宅ワークという働き方の推進、デジタル副業人材の育成に注力。地域企業との連携により「新たな雇用創出」を目指しています。

〒026-0042 岩手県釜石市源太沢町1-4-1
問い合わせ:メール / 事業サイト / Facebook

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小正月の風習 末永く後世に 松倉町内会「みずき団子祭り」 子どもたちと地域つなぐ機会にも

松倉町内会の小正月行事「みずき団子祭り」=10日、松倉地区コミュニティ消防センター

松倉町内会の小正月行事「みずき団子祭り」=10日、松倉地区コミュニティ消防センター

 
 1月15日は小正月。本県では、ミズキ(水木)の枝に色とりどりの団子を飾り、新しい年の五穀豊穣や家内安全などを祈る風習が各地で受け継がれる。釜石市内では、古くは農家や商家など家々で行われたが、今は公民館や幼児施設で季節行事として開催されることが多くなった。甲子町の松倉町内会(佐野賢治会長、580世帯)もその一つ。10日、同地区コミュニティ消防センターで、みずき団子祭りを開き、子どもから高齢者まで約40人が伝統行事で交流を深めた。
 
 同センター2階の集会室には、縁起が良いとされる3段の枝ぶりが見事なミズキが据えられた。始めに団子を刺しやすいように、枝に出ている芽を取り除いた。枝に飾り付ける団子は町内の女性らが下準備し、小学5、6年児童が手伝って仕上げたもの。4色の団子は四季を表すとされる。子どもたちは丸い団子を手に取り、枝の先に刺していった。背の高い部分は、お父さん方が担当。団子のほかミカンや菓子袋、願い事や目標を記した短冊も飾った。
 
ミズキの芽を摘み取る「芽かき」からスタート

ミズキの芽を摘み取る「芽かき」からスタート

 
4色の団子をミズキの枝に飾り付ける子どもら。「うまくできるかな?」

4色の団子をミズキの枝に飾り付ける子どもら。「うまくできるかな?」

 
枝の高い所はお父さん方が担当。カラフルな団子で枯れ木に花が咲いたよう…

枝の高い所はお父さん方が担当。カラフルな団子で枯れ木に花が咲いたよう…

 
 野田紗也佳さん(甲子小5年)は花が咲いたようなミズキに「きれい」と感激。短冊には「勉強で頑張りたいことを書いた。苦手な算数を克服して得意になりたい」と今年の目標を掲げた。鳩岡柚さん(同)は、みずき団子について「知っていたけどやるのは初めて。楽しかった」とにっこり。春には小学校生活最後となる6年生になる。「低学年の子たちにやさしくしたい」と最上級生への自覚を高めた。
 
菓子やミカン、短冊も飾ると、さらに華やかに…

菓子やミカン、短冊も飾ると、さらに華やかに…

 
短冊にはそれぞれの夢や願い事が記された。2026年が「良い年になりますように」との願いも込めて…

短冊にはそれぞれの夢や願い事が記された。2026年が「良い年になりますように」との願いも込めて…

 
 会場には紅白の幕や子どもたちが書き初めをした書道作品も飾られ、華やかなミズキ飾りとともに新年の祝いムードを盛り上げた。その中で、子どもたちは羽子板や福笑いなど昔ながらの正月遊びを楽しんだ。
 
 地元の正福寺住職、須藤寛人さん(61)の講話もあった。今年のえと「午(ウマ)」の話では、5500万年前のウマは中~大型犬ぐらいの大きさしかなく、長い年月をかけて今の大きさになったこと、日本では元々、耕作や運搬など農家の力仕事を手伝ってくれる農耕馬が主流で、競走馬のような足の速いウマは後に外国から入ってきたものであることを教えた。また、みずき団子に込められる実りや成長への願いにも触れ、「みんなも1年の目標を定め、今年の終わりにはそれを達成できるように頑張って」とエールを送った。
 
松倉のみずき団子祭りでは毎年、正福寺の須藤寛人住職(右)が講話。新年にあたり、ためになる話をいただける

松倉のみずき団子祭りでは毎年、正福寺の須藤寛人住職(右)が講話。新年にあたり、ためになる話をいただける

 
正月遊びの定番「福笑い」や「羽子板」は昔も今も変わらず人気。ミズキ団子には子どもたちの健やかな成長への願いも込められる

正月遊びの定番「福笑い」や「羽子板」は昔も今も変わらず人気。ミズキ団子には子どもたちの健やかな成長への願いも込められる

 
竹とんぼを飛ばしてみる親子。この日はお手玉などの昔遊びも用意され、楽しい時間を過ごした

竹とんぼを飛ばしてみる親子。この日はお手玉などの昔遊びも用意され、楽しい時間を過ごした

 
 同町内会のみずき団子祭りは、甲子公民館が1982年から行ってきた行事を受け継ぐ形で今に至る。コロナ禍で5年間中断したが、昨年から再開。以前は100人以上が参加していた時期もあったが、少子化の影響などで、近年はピーク時の半数ほどになっている。
 
 市内では人口減や少子高齢化で町内会活動が難しくなっている地域もある。そんな中で松倉町内会では、子どもたちとその保護者が親子で参加して楽しめるような行事を積極的に導入。子ども会やPTAと連携し、古里の良さを感じながら幅広い年代が交流を図れる機会を設けている。「何か接触がないと(若い世代が)どんどん離れてしまう。こうした行事を通して町内会に参加してもらうことで一体感を高めたい。地域全体で子どもたちを見守っていければ」と佐野会長。この日は集まった保護者らに、子どもたちが楽しめるような企画の提案も呼びかけた。

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【新春に聞く】将棋に向き合う 釜石出身・小山怜央四段 変わらぬ姿勢 +「熟考」

年末年始に帰省した小山怜央四段。指導対局で子どもらと交流した

年末年始に帰省した小山怜央四段。指導対局で子どもらと交流した

 
 岩手県釜石市出身の将棋棋士、小山怜央四段(32)は4日、大槌町のシーサイドタウンマストで開かれたマスト子供将棋大会(釜石地域将棋文化普及実行委員会主催)に“審判長”(ゲスト)として登場し、指導対局にも当たった。プロ入りし3年目の今期(2025年度)は対戦成績の各部門で上位争いを演じ、連勝数は現在もトップを走る。古里に話題を届けてきた“憧れの存在”は年末年始に釜石に帰省。「研究、準備を重ね対局に臨む。スタンスは変えない。練習に励む」と、将棋に“一途な人”に新年の抱負を聞いた。
 
 「対局も研究会も、1年目と変わらずやってきた。続けてきた成果が表れて実力以上のものが出せたのかな」。子どもたちが熱戦を繰り広げる将棋大会の会場の一角で、小山四段は25年をこう振り返った。
 
マスト子供将棋大会で熱戦の様子を見つめる小山四段

マスト子供将棋大会で熱戦の様子を見つめる小山四段

 
 日本将棋連盟による棋士ランキング(9日時点)では、連勝数13で1位。「相手のミスを拾ったり、勢いで勝てた部分もあったから…」と、小山四段は謙虚に語る。今期前半は勝数や対局数でも上位に入るなど好調ぶりを見せたが、「落ちてしまった。うまくいかないと思ってしまう局面もあったり…」と低迷する中盤を回想した。
 
 プロ棋士は対局や研究会に加え、テレビでの解説やイベント、将棋スクールでの指導なども行い、忙しい。勝てば対局が増え、スケジュールも重なったり詰まったり、準備の時間をしっかり取れない時もあるという。「大変だ」と話すが、プロ生活に慣れてきたこともあり「対局は続く。うまくリラックスしながらやっていきたい」と受け流す。
 
小山四段と子どもたちの対局に大人も関心を寄せる

小山四段と子どもたちの対局に大人も関心を寄せる

 
 年末から実家で過ごした小山四段。4日の将棋大会への参加が26年の“仕事始め”となった。大会前には多面指しで小中学生らと交流。「“ウマ”い手だったよ。だけど、盤面を広く見てみて。すごく良い手があるよ」などとアドバイスを伝えた。滝沢市から足を運んだ小学生山本悠暉さん(2年)は「(小山四段は)強かった」と憧れ、「強い友達がいっぱいいて、勝ちたいからもっと頑張る」と力にした。
 
 実は小山四段、少年期にこの大会に出場していた。実行委の土橋吉孝実行委員長=日本将棋連盟釜石支部長=によると、「20数年前に第1回大会が行われ、怜央も参加。始めたばかりだったのもあって、全然勝てなかった。『勝ちたい』と頑張って、2回目の大会では優勝した」とニヤリ。その後も出場し、優勝回数が重なってきたある時、「自分ばかり勝つのは悪いと思ったのか、怜央が『もう出ません』と言ってきた。この地域では相手がいなくなった。それくらい強くなった」と笑い話にした。
 
 大会は夏と冬の2回開催していて、今回で30回目。記念の大会には地元や県内の小中学生11人が出場し、初心者による新人王戦、経験者の名人戦の2部門で熱戦を繰り広げた。「年始から頑張っていてすごい」と目を細める小山四段。対局で経験を積み、「これからも強くなっていきましょう」とエールを送った。
 
大会審判長として出場者を激励する小山四段

大会審判長として出場者を激励する小山四段

 
新春企画として用意した「次の一手」を解説する小山四段

新春企画として用意した「次の一手」を解説する小山四段

 
 大会に出場する子どもや見守る保護者らに楽しんでもらおうと、小山四段はある局面での最善手を探す問題「次の一手」を出題。正解者に贈る色紙をその場でしたためた。選んだ言葉は「運気」「逆転」「覇気」「品行」など。もらった人が「意識してほしい」言葉だが、棋士としての自身も「大事にしたい」言葉でもあるという。
 
 新年の抱負は「一局一局、しっかり準備して全力で臨む」。アマ時代から続けてきたであろうこの姿勢は、プロとなっても変えない。日々の大半は将棋のことを考えているようで、「練習に励みたい」と情熱を注ぐ。そして、色紙の中から「熟考」と記された1枚をピックアップ。「成績を伸ばすためには、しっかり考えて指すことが大事。当たり前だけど」と意図を話した。
 
2026年の抱負を「熟考」とした小山四段。成長を誓う

2026年の抱負を「熟考」とした小山四段。成長を誓う

 
 順位戦は持ち時間が6時間と長い。小山四段は「思いついた手をすぐに出してしまったり、集中力が持たなかったりする」と反省を口にした。「これと思っても立ち止まって考えられたら、全力を出し切れる。まだまだ伸びしろがあると思う」と分析。さらに「勝敗以上に、これまで指せなかった手を出せたり、何か成長を感じられる1年になれば」と向上心をのぞかせた。
 
 将棋中心の生活を送る中、励みとなっているのが古里からの応援だ。帰省するたびにじかに届く声は「うれしいこと。頑張る糧になる」と小山四段。そして、指導対局などで交流する子どもたちから送られる熱視線に「憧れの存在となっている」と感じ、「身が引き締まる」と照れくさそうにはにかんだ。
 
憧れの小山四段に色紙を書いてもらい笑顔を見せる子ども

憧れの小山四段に色紙を書いてもらい笑顔を見せる子ども

 
 新年早々、将棋に打ち込む子どもらの姿は小山四段を刺激。「最近は負けが込んだり少し調子を崩しているが、少しずつ上げていきたい」と集中力を高める。つかの間の休息を楽しみ、勝負の世界へ。26年初の対局は8日の順位戦8回戦。高橋道雄九段(65)に勝ち、6勝2敗とした。「2敗だと昇級はない」というが、「勝ちを積めば、来期につながる」と視線はすでに未来へ。竜王戦ランキング戦(6組)、棋王戦コナミグループ杯予選(4組)も控える。
 
将棋を通した交流を刺激にする小山四段と子どもたち

将棋を通した交流を刺激にする小山四段と子どもたち

 
 「岩手の将棋界が発展してほしい。みんなで将棋を続けて、一緒に頑張ろう」とメッセージを残した小山四段。今年は「岩手での仕事がいろいろある」と予想し、「見守ってもらえたら。応援をお願いします」と控えめな笑顔を見せた。
 
 2026年も小山四段の活躍に注目だ。

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第13回 新春 韋駄天競争

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東日本大震災の津波の記憶と千年先の未来に伝える

東日本大震災の記憶と津波発生時の教訓を込めた、13回目となる「新春 韋駄天競走(いだてんきょうそう)」を開催いたします。

 

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第13回 新春韋駄天競争 チラシ/参加申込書

ファイル形式: PDFファイル
データ容量:407KB
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開催日時

2026年2月1日(日)10:00集合 11:00開始

会場

日蓮宗 仙寿院(岩手県釜石市大只越町2-9-1)

参加資格

個人の部(男性34歳以下/男性35歳以上/女性/中高生/小学生)、親子の部
計6部門、各20名程度
※エントリー状況により、部門の構成が変更となる場合があります。

参加方法

参加申込書をご覧ください

参加費

無料

参加申込受付

2026年1月5日(月)〜22日(木)

集合場所

釡石市只越町 消防団第一分団 第三部屯所(只越集会所)前に当日10:00までに集合してください。
※緊急時の避難行動を啓発する行事ですので、雨や雪の際も原則として決行します。
※仙寿院の駐車場はご利用になれません。

主催

日蓮宗仙寿院・釜石仏教会
協力:釜石応援団ARAMAGI Heart・釜石まちづくり(株)

お問い合わせ

メール:idatenkyoso@gmail.com(釜石応援団 ARAMAGI Heart)
TEL:0193-22-1166(日蓮宗 仙寿院)
※TELでのお申込みは受付しておりません。
 

昨年の模様


「津波だ、逃げろ!」高台避難の教訓 震災知らない世代にも 新春韋駄天競走111人が坂道駆ける

「津波だ、逃げろ!」高台避難の教訓 震災知らない世代にも 新春韋駄天競走111人が坂道駆ける

「津波から命を守る行動を―」。津波発生時の迅速な高台避難を促すことを目的とした「新春韋駄天競走」が2日、釜石市で行われた。
リンク


 

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

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正月彩るミニ羽子板作り ぼく、わたしだけの一枚に笑顔 冬休みの思い出 まちづくり会社が後押し

オリジナルの飾り付けを楽しんだ「羽子板作りワークショップ」

オリジナルの飾り付けを楽しんだ「羽子板作りワークショップ」

 
 釜石まちづくり会社主催の羽子板作りワークショップが昨年12月27日、釜石市大町の情報交流センターで開かれた。正月飾りや冬休みの工作に活用してもらおうと、初めて開催。帰省した親子を含む市内外の15人が参加し、レーザー加工機や豊富な装飾パーツを使ったミニ羽子板作りに挑戦した。同社は長期休み中の子ども応援企画第2弾として、あす10日には「冬休み 市内いっせいしゅくだいの日」イベントを市民ホールTETTOなどで開く(詳細は同社インスタグラムで)。
 
 レーザー加工機を使った製品の製作販売を行う大槌町吉里吉里のNRC(細川恵子代表取締役社長)が協力。同社取締役企画部長の井上藍さん(37)が持ち込んだ小型加工機を使って、下地作りからスタートした。羽子板の形にカットしたヒバ材(縦20センチ、横9センチ)に、参加者が選んだ年号やえとの図柄を配置。タブレットでデータ入力し、同加工機で刻印した。
 
羽子板の形、表面に施す図柄を選び、タブレットで配置場所や大きさを調整

羽子板の形、表面に施す図柄を選び、タブレットで配置場所や大きさを調整

 
入力されたデータ通りにレーザー加工機が図柄を刻印。機械の動きに子どもたちも興味津々

入力されたデータ通りにレーザー加工機が図柄を刻印。機械の動きに子どもたちも興味津々

 
 機械の稼働中に、参加者は板に貼り付ける装飾パーツを選んだ。井上さんが準備した木製パーツのほか、まちづくり会社社員が手作りした水引、手芸用の飾りなど豊富な種類が用意され、完成形をイメージしながら好みのものを集めた。木製パーツにはマジックで色付けも。子どもたちはレーザーで模様が刻まれていく様子も見学し、普段あまり見ることのない作業に目がくぎ付けになった。
 
えとの“ウマ”にちなんだ木製パーツや手作りの水引など種類豊富な飾りが用意された。「どれにしようかな?」

えとの“ウマ”にちなんだ木製パーツや手作りの水引など種類豊富な飾りが用意された。「どれにしようかな?」

 
 刻印が終わると最後の仕上げ。選んだ装飾パーツをバランスを考えながら板に並べ、木工用ボンドやグルーガンで接着した。幼児は保護者に手伝ってもらいながら作業。小学生は冬休みの宿題の工作にも応用しようと、それぞれに創造力を発揮した。完成品を手にした子どもたちは、うれしそうな表情を浮かべ、間もなく迎える正月を心待ちにした。
 
着色したパーツを木工用ボンドやグルーガンで貼り付け。ベースデザインとのバランスも考えながら…

着色したパーツを木工用ボンドやグルーガンで貼り付け。ベースデザインとのバランスも考えながら…

 
 小佐野小の前田瑛里さん(4年)、陸仁さん(1年)姉弟(きょうだい)は、ものづくりが大好きで、今回も自ら参加を希望。製作後、感想を聞くと、「楽しかった~」と声をそろえた。陸仁さんは木製パーツを組み合わせ、“雪だるま”や“ミカン”の形に。「頭で想像して形を作るのが楽しかった」と声を弾ませた。瑛里さんは「レーザーで模様が浮かび上がってくるところを初めて見た」と目を輝かせ、オリジナルの“デコ”羽子板を「自分の部屋に飾りたい」と楽しみにした。 2人を見守った母梨沙さん(35)は「一生懸命考えながら、頑張って作っていた。ものづくりを通して、いろいろな発想が豊かになっていけば」と期待した。
 
前田さん姉弟の作品。右が姉瑛里さん、左が弟陸仁さん作。出来は「100点満点!」だそう

前田さん姉弟の作品。右が姉瑛里さん、左が弟陸仁さん作。出来は「100点満点!」だそう

 
「すてきな羽子板ができました!」。大満足の子どもたち(前)と主催者ら(後)

「すてきな羽子板ができました!」。大満足の子どもたち(前)と主催者ら(後)

 
 NRCの井上さんは、東日本大震災後の緊急雇用制度を活用した一般社団法人の活動で、レーザー加工機の操作技術を習得。現会社ではオリジナル雑貨の製作販売のほか、企業や個人からの依頼で記念品などの受注製作を行っている。今回のようなワークショップは「子どもたちが喜んでくれるのがうれしい。レーザー加工機に興味を持ってくれる子もいる。将来、ものづくりに携わる仲間が増えてくれれば」と期待。釜石市ではこれまでにも製作実演会などを行っていて、今後も機会があればイベント協力していきたい考え。まちづくり会社の下村達志事業部長は「楽しんでもらえて良かった。これからも季節に応じたワークショップを開催していきたい」と話した。