釜石鵜住居復興スタジアム 2019ライトアップカウントダウン!

【年越しはスタジアムで】2019ライトアップカウントダウン

釜石鵜住居復興スタジアム 2019ライトアップカウントダウン!

 

釜石鵜住居復興スタジアムでは下記の記念イベントで皆様をお待ちいたします。皆様お誘いあわせのうえご来場いただき、記念すべき2019年を楽しくお祝いいたしましょう。

 

イベント名

釜石鵜住居復興スタジアム 2019ライトアップカウントダウン!

開催日時

2018年12月30日~31日

開催場所

釜石市鵜住居町第18地割5番地1 「釜石鵜住居復興スタジアム」

開催内容

〇お楽しみ☆もちつき大会(30日、31日両日)
〇甘酒お振る舞い(31日のみ)
〇大屋根プロモーション映像の公開(31日のみ)
〇LEDキャンドル点灯
〇RWCオリジナルグッズプレゼントほか

主催

ラグビーワールドカップ2019釜石開催支援連絡会
(事務局:ラグビーワールドカップ2019推進本事務局)
共催:三陸ひとつなぎ自然学校、自然あそびひろばにここ
協力:ヒーローズエディテイメント株式会社
イベントチラシ(710 KB pdfファイル)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 ラグビーワールドカップ2019推進本部
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話:0193-27-8420 / Fax 0193-31-1170 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/shokai/rugby_city/detail/1224940_3208.html
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
岩大釜石キャンパスで意見交換、県議会「三陸地域の振興」テーマに〜県政への若者の関心促す

岩大釜石キャンパスで意見交換、県議会「三陸地域の振興」テーマに〜県政への若者の関心促す

県議と意見を交わした岩手大生ら

県議と意見を交わした岩手大生ら

 

 県民の政治やまちづくりへの参加向上を図ろうと、県議会は18日、若者との意見交換会を釜石市平田の岩手大釜石キャンパスで開いた。県議7人と同キャンパスで学ぶ農学部水産システム学コースの学生(3年)8人が「地元資源を生かした三陸地域の振興」をテーマに話し合った。

 

 座長を務める城内よしひこ議員(宮古選挙区)が議会の役割、学生らはそれぞれが取り組む研究内容について説明した後、地域振興について考えを語り合った。釜石、三陸の印象について、県外出身の学生から「自然豊か。水産物など食べ物がおいしいし、住みやすい」「若者の活気がない」などの声が聞かれた。

 

 三陸水産業の問題点について、遠藤裕介さん(奥州市出身)は発信力の弱さを指摘。小笠原咲紀さん(釜石市出身)も「三陸の人は浜の魅力を知っていても売り込む力が足りない。民間、団体と共同で事業を展開することで、ブランド力が上がる。さまざまな力を活用、結集させる取り組みを進めた方がいい」と声を上げた。

 

 釜石の鉄とラグビーに着目した秋津拓克さん(盛岡市出身)は「ものはさびつくのが常。さびつかないものは音楽で、常に新しくなる」と持論を展開。振興策として、「来年のラグビーワールドカップが終わったらスタジアムで毎年、メタル系の音楽フェスティバルをやっては」とアイデアを出した。

 

 意見交換会は、開かれた議会を目指す取り組みの一環。2014年から県内4広域振興圏で、それぞれテーマを設けて実施している。沿岸広域振興圏として、釜石での開催は16年4月に続いて2回目。復興に携わる人たちの声を聞いた前回と同様、今回も学生の意見を議会活動に反映させていく。

 

(復興釜石新聞 2018年12月22日発行 第751号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

釜石市で最後に完成した浜町復興住宅

浜町災害公営住宅完成、当初計画から2年遅れで〜市内整備(1316戸47団地)全て完了、住まいの再建 一区切り

釜石市で最後に完成した浜町復興住宅

釜石市で最後に完成した浜町復興住宅

 

 釜石市で建設されていた災害公営住宅(復興住宅)のうち、最後まで残っていた市整備の東部地区浜町復興住宅(31戸)が完成し、19日に現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。これにより、県整備分、集合・戸建ても含め市内に整備する復興住宅47団地1316戸が全て完了したことになる。22日には鍵が引き渡され、入居者たちは東日本大震災から7年9カ月を経て新たな住まいで年越しを迎える。

 

 同住宅は釜石港に近い津波浸水地域を約7メートルかさ上げした土地に建設された。鉄筋コンクリート造り5階建てで、敷地面積約3640平方メートル、延べ床面積約2370平方メートル。1LDK20戸、2LDK11戸で構成した。

 

 全戸から海が見え、単身世帯を住民同士で見守り合えるよう1LDKを2LDKで挟むように部屋を配置。最上階に集会室(約60平方メートル)、2階以上には各階に展望デッキ(約50平方メートル)を設け、災害時には近隣住民らの緊急避難場所としての活用も想定する。地域の交流の場となるよう、敷地内に公園や広場を整備した。

 

住民交流がしやすいよう配慮され、敷地内には公園や広場も整備された

住民交流がしやすいよう配慮され、敷地内には公園や広場も整備された

 

 民間事業者が設計と施工を行う建物提案型買い取り方式で整備。タカヤ(盛岡市)と山長建設(釜石市)が施工し、市が約9億5千万円で買い取った。

 

 竣工式には工事関係者ら約30人が出席。神事を行った後、野田武則市長は「2013年3月に上中島地区に最初の復興住宅が完成してから5年と9カ月、時間がかかったが皆さんの支援でやっと完了できた。住まいの再建とともに安心した生活、希望の持てる環境をつくっていかなければとあらためて決意。復興の完遂に全力を尽くしたい」とあいさつした。

 

完成を喜ぶ市、工事関係者ら

完成を喜ぶ市、工事関係者ら

 

 同住宅は土地の造成が遅れ、当初の計画から2年遅れの完成となった。全ての入居者が内定していたが、自力再建や市外への転居など意向が変わったり、入居希望者の死亡などで5戸の空き室がある。市では来年1月15日から、同住宅を含む市内全16戸の空き室について再募集する予定だ。

 

(復興釜石新聞 2018年12月22日発行 第751号より)

 

復興釜石新聞

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 デービスHCはこのあと、公認キャンプ地に決まっている宮古市を視察。翌17日は盛岡市のキャンプ地を訪れた。

ナミビア代表 デービスHC、釜石鵜住居復興スタジアム視察〜日本大会で初勝利を

報道陣に決意を伝えるナミビア代表のデービスHC

報道陣に決意を伝えるナミビア代表のデービスHC

 

 来年秋に日本で行われるラグビーワールドカップ(W杯)で、釜石鵜住居復興スタジアムでカナダと対戦するナミビアのデービス・フィリップ・トーマスヘッドコーチ(HC)が16日、試合会場を視察し、スタジアムの状況などを確認した。アフリカ南部に位置するナミビアは6大会連続出場となるが、まだ白星がなく、「日本大会で初勝利を」と意気込みを示した。

 

 ナミビアは平均年齢24歳の若いチームで、世界ランキングは22位。1次リーグではニュージーランド、南アフリカ、イタリア、カナダと同じプールBに入り、釜石での対カナダ戦は来年10月13日に行われる。

 

 この日は野田武則市長が出迎え、ラグビーワールドカップ2019釜石開催実行委の担当者がデービスHCを案内。グラウンドの芝生の状況、コーチボックス、ロッカールーム、スタンドなどスタジアムの環境を入念に確認した。

 

 視察を終えたデービスHCは取材に応じ、「美しい海が見えるなどきれいな景色に囲まれ、すばらしいスタジアムだと思った」とコメント。「東日本大震災の被災地ということで、みなさんはつらい思いをたくさんしてきたと思う。面白い試合をし、良い思い出をつくってもらいたい」と願った。

 

 釜石で対戦するカナダは世界ランキング20位と、実力は拮抗(きっこう)している。デービスHCは「ウイングが強い。カウンターアタックに気を付けないといけない。勇気を持って走り勝つ」と来年秋の本番へ向けゲームプランを描く。

 

 視察に立ち会った野田市長は「本番が近いと実感した。すばらしいスタジアムと評価していただき、安心した。市民ぐるみで各国代表チームを迎えることができるよう万全の態勢を整えたい」と気を引き締めた。

 

デービスHCはこのあと、公認キャンプ地に決まっている宮古市を視察。翌17日は盛岡市のキャンプ地を訪れた。

 

(復興釜石新聞 2018年12月19日発行 第750号より)

 

復興釜石新聞

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復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ

CINEPIT映画上映会「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ

 

映画界の巨匠・山田洋次監督が豪華キャストのアンサンブルで贈る大ヒット人情喜劇の弾3段がCINEPITに登場です。255インチの大画面スクリーンと高音質サウンドで、話題の映画をぜひお楽しみください。

 

 

上映日時

2019年1月6日(日)
①10:30〜 ②14:00〜
※入場受付は30分前からとなります

入場料金

大人1,000円 高校生以下500円 未就学児無料

会場

チームスマイル・釜石PIT(釜石情報交流センター内)
全席自由 90席

主催

CINEPIT運営委員会
(釜石まちづくり株式会社、一般社団法人チームスマイル、釜石市、釜石シネクラブ、みやこ映画生協)

お問い合わせ

釜石まちづくり株式会社 TEL 0193-22-3607
作品に関して:シネマリーン TEL 0193-64-5588

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

釜石シーウェイブスRFC選手紹介 第16弾『佐伯 悠選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介 第16弾『佐伯 悠選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介 第16弾『佐伯 悠選手』

佐伯 悠(さえき ゆう)選手(所属先:(株)エヌエスオカムラ 社員)プロフィール
2007年加入/1985.3.30生(33歳)/183㎝/93㎏/神奈川県横浜市出身/東京農業大学第一高校→関東学院大学卒
 
●ラグビーを始めたきっかけ:父のすすめで11歳から
●ポジションの遍歴:FL→LO→No8→LO
●ニックネーム:さえき
●趣味:読書、散歩
●好きな食べ物:そば、さんま
●釜石のオススメ:美味しいごはん、自然
●出身地のオススメ:崎陽軒のシウマイ
●試合前のルーティン:佐々木和樹へのタックル
●ストロングポイント:声、経験
●サポーター、ファンへメッセージ:日本一熱い応援いつもありがとうございます。サポーター、スポンサー、スタッフ、選手、全てが一丸となって戦いましょう
(取材日:2018年11月16日)

 

僕らは釜石にラグビーをしに来た

 

佐伯 悠選手

 

ーーチーム在籍12年目。若手選手から、ラグビーと私生活の両面で“お手本”“先生”という声が。

 

佐伯選手:

そんな大した・・・(笑)。僕自身も若い頃に先輩方から色々と教わってきましたから。
今の時代は、昔と違ってスポーツ選手に対する目も厳しいので、例えば酒の席でも羽目を外し過ぎたりしないようにするなど、リスクマネジメントの部分が大事になって来ます。一方で、そうした事も大切だけどガチガチにやり過ぎるとストレスになる。やり過ぎちゃダメだけど、いい塩梅をでやって行こうと。

 

佐伯 悠選手

 

ーーここ数年、チームに若い選手が増えましたね。

 

佐伯選手:

そうですね。押し付けるような事はしたくないので、自分たちが良いと思う事をやってくれればと思います。
僕はいつも割と夜遅くまでクラブハウスにいるので、「何か困った事があったら言って」とか「聞きたい事があれば聞いて」と、いつもそんな感じのスタンスでいるんですけど、今の若い子たちはあまり聞いて来ないですね。なので、出来るだけ自分からコミュニケーションを取りに行くようにはしています。風呂に入る時とか。
 
昨年は、練習がしんどかったりとかスケジュールがタイトだったりとか、あとは中々出られない選手がいて、チームの結果もついてこない状況の中で、若い選手の心がちょっと持たなくて引退するケースがあり、もったいなかったと残念で・・・。僕らベテランがもっと上手くフォロー出来ていたらという想いがあるので、今年は色々な選手と世間話からしています。
話の中身は、ラグビーで行き詰まった事などより、私生活でこんな事があったんすよ・・・とかが多いですね。

 

佐伯 悠選手

 

ーー若い世代は仕事をしている選手が多いですしね。

 

佐伯選手:

そうですね。良い事ですよね。仕事とラグビーの両立はもちろん大変なんですけど、その価値をしっかりと分かってくれれば、よりラグビーに身が入ると思うんですよね。そういう意味で、すごく良いと思うんです。

 

ーー佐伯選手ご自身がそれを体現されています。

 

佐伯選手:

僕も若い頃は苦労をしたというか、やっぱり仕事で残業してチーム練習に遅れてしまったり、練習に行けなかった事もあって、今考えるとホントもったいなかったです。
3~4年前くらいに、会社には「ラグビーがあるので、残業はできません」とお願いし、理解して頂けています。それにはやっぱり、日頃からの会社との信頼関係もあると思うんですよね。
自分は、「ラグビーをする為に、いかに仕事をきっちり終わらせるか?」という事をずっと考えながらやって来ました。といっても、僕自身も上手くやれるようになったのは、ここ4,5年くらいですね。
 
若い子たちにもなるべく早くそうした事に気が付いてもらって、“自分はラグビーをしに来た”と言ったらちょっと各会社に怒られてしまうかもしれないですけど、でもそこを一番の軸に考えられれば、もっと伸びるんじゃないかなと思うんですね。
 
「俺らは、まずラグビーをする為に来たんだしね」という事を、僕もなるべく言うようにしています。
一方で、各会社でしっかり働く事も当然大切なので、ここでもバランスが大事になってきますね。

 

若手選手の成長に期待!

 

佐伯 悠選手

 

ーー今年のチームについて。

 

佐伯選手:

人がだいぶ入れ替わったため、年齢という意味ではなくまだ“若いチーム”で、“伸びしろ”がたくさんある色々な可能性を秘めたチームだと思います。
 
今年加入の裕雅(高田選手:バイスキャプテン)、小野(キャプテン)がリーダーとして良く引っ張ってくれています!後はフィサーやトーマスなど1年目の外国人選手も、すごくポジティブに練習から取り組む姿勢を見せてくれていますし、試合に出られない選手も明るく盛り上げてくれて、すごく雰囲気は良いと思います。
 
本当に、あとは結果だけだと思うんですよね。
春シーズンからずっとしんどい事をやり続けて、ケガをした選手も必死にフィールドに戻って・・・と、一生懸命やってきた中での今なので。

ギリギリの紙一重の、ほんとに薄い殻一枚。そこを超えられれば爆発的に良いチームになると思うんです。
ベテラン組がそこを後押ししたり引っ張ったりし、更にそこに若手が下から“バーン!”と来てくれたらと。
僕たちベテランが引っ張る力よりも、若手が爆発した時の力の方が大きいですからね!

 

佐伯 悠選手

 

ーー昨シーズンからSWが戦っている“TCL”の舞台について。

 

佐伯選手:

やっぱり、レベル自体は高いですよね。ただその中で、“手も足も出ないような相手ばかりか?”というとそうではなくて、負けた試合に関しても、いずれも勝つチャンスはあったと思います。ただその差は、“目指している所の差”だと思うんですね、一番は。
 
ドコモや近鉄はトップリーグに返り咲いて絶対に落ちないチームを作るとか、栗田工業だったら、TCL1年目から何が何でもTOP4に食い込む、“上のチームに絶対勝つ”というメンタリティーだとか、そこの差だと思います。技術的にはそんなに差はないはず。
 
後は、選手層の厚さもあると思います。うちのチームは、試合に出ている選手と出られていない選手の差が少しあって、その差が埋まればレギュラーも楽になる部分もありますし、競争が激しくなって誰が出場しても遜色なくなれば、自ずとチームのレベルが上がって戦っていけますので、そこは大きいかなと思います。

 

チームに関わる人、モノ全てを大切にして欲しい

 

佐伯 悠選手

 

ーー“釜石”というチームが背負うもの。森選手のインタビュー(第5回)に「東日本大震災当時の話を聞いていいのか迷う・・・」というお話がありました。

 

佐伯選手:

聞いてくれれば僕らも話せますし、ただ、僕から皆に話すというのも変と言うか・・・。
選手のみんなには、なるべくこのチームの“在り方”を知っていてもらえると色々な事を大切にする事に繋がると思っているので、どんどん聞いて来て欲しいです。改まって聞きづらいという時は、まずは酒を飲んだ時とかでもいいですしね。
 
うちのチームは“スポンサー、サポーターがあってこそのチーム”。震災の時に思い知ったのはその部分で、僕らがいくら「やりたいです!」と言っても、チームが存続できなかったらそこで終わりだったわけですから。
あの時、色々な面で皆さんに後押しして頂いて今があるという事を、皆に分かってもらえたら嬉しいですね。
 
だから、スポンサー、サポーター、試合に来てくれるファンの方、それからこのクラブハウスとか、チームに関わる人やモノ、全てを大切にして欲しいなと思うんです。
試合を観に来てくれる人が居なくて無観客試合とかになったら、僕らのチームは成り立たないですから。
 
僕は今年はサポートメンバーとして試合に帯同する事が多かったため、当日は結構パタパタしていて、応援に来て下さった皆さんにあんまり試合の前後で会えなくて。選手が皆さんのお見送りに行ったあと、すぐ片付けの方に取り掛かるので仕方ないのですが、そういう意味では悔しい思いをしていますね。やっぱり会いたい人がいっぱいいるので・・・。
 
なので、選手の皆にはどんな方々が試合を観に来てくれているのかを知って欲しいです。唯一、きちんと顔を見てお礼を言える場ですからね!大事にして欲しい時間です。

 

いつ終わりが来ても“やり切った”と言えるように

 

佐伯選手

 

ーーお仕事について。

 

佐伯選手:

今年に入ってから担当の仕事が変わり、物流関係の部署にいます。主に出荷に関係する仕事が多いんですけど、出荷調整等のデスクワークだけではなくて、実際に現場に出て半日くらいフォークリフトを運転し、トラックに荷物を積み込む作業をする日も結構ありますね。
 
これまでのデスクワーク業務とはガラッと変わったので、ある意味、新鮮で1日が過ぎるのが早いですね!
時間内にきっちり仕事も終わらせやすいですし、色々と助かっています!

 

佐伯 悠選手

 

ーーキャップ数について。100キャップが近いとお聞きしました・・・。

 

佐伯選手:

多分、91か92だと思うんです・・・、すいません、ちゃんとわからなくて(笑)。
「100キャップ目指したい!」と思っています。もちろん切りのいい数字という事もあるんですけど、よく考えたら、たぶんSWになってからは100キャップ獲った人はまだいないんじゃないかと思って。なので、そこまで行きたいなと思っています。
 
そこを目指すにはまずは自分の頑張りが一番で、更には当然その時のチームの状況とかもあるんですけど。
それで、「今日の練習でどこかケガしたら“引退”になるかもしれない」「今日のこの試合で終わってもいいようにやろう」と、そういう気持ちで春の練習試合からやっていました。
 
理由はもう1つあって、実は昨年、自分の中で少し“ゆるみ”がありまして・・・。
「ここまである程度やって来たし」っていう気持ちと、ケガをした事もあって「このぐらいでいいか」と言い訳を探し、“ここが痛いからこのくらいが限界。でも、万全だったら出来るよ!”と、ちょっと慢心や過信があって。
それで、昨シーズンが終了した時に、自分に対しての嫌悪感がとても強かったんですね。
 
さらに、一緒にやって来た信頼し合える選手の引退が多く、今年の初めは気持ち的にすごく辛くて・・・。
康夫(須田)さんとか森山(裕樹:2008~2017)とかは、変な話365日のうち300日くらい一緒にいたんじゃないかという存在で、菅野(朋幸:2007~2016)とかもそうですね。ずっとやって来たメンバーがどんどん居なくなっていって・・・。
 
・・・で、「これではダメだ!」と!
やるのであればやり切って、ケガしてダメになったらそこで終わりでも良いじゃないか!って。
全部出し切って、いつ終わりが来ても「俺はやり切ったぞ!」と自分にも後輩にも言える様にしたいという気持ちは、やっぱり昨年が辛かったからこそ思えた事ですね。

 

佐伯 悠選手

 

ーーここ最近のコンディション等はどうですか。

 

佐伯選手:

昨年手術した膝のリハビリを国立釜石病院の理学療法士の方にお願いして、ずっと取り組んでいます。
昨年は2か月に一回くらい膝が抜けるような状態で、そうなるとどうしてもパフォーマンスに影響して試合に出られない事が悔しかったので・・・。
これ以上悪くならないようにというのと、さらにパフォーマンスを上げる為に8ヶ月くらい続けていて、とても助かっています。
 
今はチームの勝利を信じ、自分が出来る事でサポートをしています。チームの勝利が何より一番ですから!

 

釜石SW、先日TCL公式戦全試合が終了しました。今シーズンの試合結果を改めて振り返ります。

 

1stステージ 全7節

第1節 対 三菱重工相模原ダイナボアーズ 17対42
第2節 対 マツダブルーズーマーズ 28対29
第3節 対 九州電力キューデンヴォルテクス 30対10
第4節 対 NTTドコモレッドハリケーンズ 27対52
第5節 対 中国電力レッドレグリオンズ 52対24
第6節 対 近鉄ライナーズ 10対29
第7節 対 栗田工業ウォーターガッシュ 12対40
※太字は勝利試合
 

【1stステージ結果】
2勝5敗 (勝点11 ) 5位 で2ndステージ Bグループへ。

 

2ndステージ Bグループ 全3節

第1節 対 九州電力キューデンヴォルテクス 18対39
第2節 対 中国電力レッドレグリオンズ 24対25
第3節 対 マツダブルーズーマーズ 45対25

 

【2ndステージ結果】
1勝2敗(勝点9)Bグループ3位、TCL2018最終成績7位/8チーム中

 

この結果を受け、釜石SWは3地チャレンジマッチ(トップイースト1位:清水建設、トップウェスト1位:中部電力、トップキュウシュウ1位:JR九州、以上3チーム総当たり戦)、2位のチームとの入替戦に臨む事となりました。

 

そして先日、その入替戦の日程、対戦相手が発表されました。

開催日時

2019年1月5日(土) 13:00キックオフ

会場

釜石鵜住居復興スタジアム

対戦相手

中部電力(3地域チャレンジマッチ2位)

 

この試合に勝利すれば、TCL残留が決まります!
鵜住居復興スタジアムでの公式戦初勝利と、TCL残留の嬉しいお知らせをぜひ届けて欲しいですね!

 

入替戦試合の詳細については、釜石SWの公式サイトでご確認ください。
http://www.kamaishi-seawaves.com/

 

※今年5月からスタートした『釜石シーウェイブス(SW)RFC選手紹介インタビュー』 2018シーズンは今回が最終回となります。
ご愛読下さった皆様、インタビューにご対応下さった選手ならびにチーム関係者の皆様、ありがとうございました。

釜石駅前に設置されたブック型の案内看板

「ミッフィー通り」完成、釜石駅前から魚河岸地区まで〜オープン記念、案内板除幕

釜石駅前に設置されたブック型の案内看板

釜石駅前に設置されたブック型の案内看板

 

 オランダ生まれの絵本キャラクター「ミッフィー」の世界観が広がるミッフィーカフェかまいしの開設から3年――。釜石市大町に位置する同カフェへの導線に新たな魅力を加え、誘客力向上を図ろうと、市はカフェが面する市中心部の目抜き通りを「ミッフィーストリート」(愛称)として整備。15日、釜石駅前に設置したブック型案内看板や歩道上に配置した標識などをお披露目するオープニング記念イベントが行われた。

 

 同ストリートは、釜石駅前と魚河岸地区からカフェまでを結ぶ県道4号釜石港線沿い約1・5キロに設定。駅前には、絵本を開いた形の高さ1・24メートルの案内看板を設置。うさぎのキャラクター、ミッフィーの絵とカフェまでの方向、距離が示されている。区間内の交差点など4カ所に高さ約1・8メートルの文字標識、歩道の地面には約180メートル程度の間隔で20センチ四方の金属製プレート18枚が埋め込まれ、異なる絵柄のミッフィーがカフェへの道を誘導する。

 

探すのが楽しい歩道上のプレート

探すのが楽しい歩道上のプレート

 

 カフェ北側広場入り口上部の壁面には、ミッフィーの顔と店名を書き込み、窓には4色のシルエットフィルムを貼った。総事業費は約750万円。

 

 記念イベントでは、関係者と子どもらの手で駅前看板を除幕。デザインを担当したto-ripple(トリプル)=東京都=の杤尾直也社長の案内で、駅からカフェまでの約700メートルを歩き、各種コンテンツを見て回った。

 

ストリートウオークでカフェまでの道をたどる参加者

ストリートウオークでカフェまでの道をたどる参加者

 

 金野愛佳さん(釜石小3年)、佐々木梓さん(双葉小3年)は「どんな絵があるか楽しみで歩いた。釜石がミッフィーでいっぱいになるのはうれしい。かわいいミッフィーが大好き」と口をそろえた。

 

 釜石PITで開かれたセレモニーで、野田武則市長は「来年はラグビーW杯もある。世界の釜石として強く発信し、多くの人に来てもらえるまちにしていきたい」とあいさつ。日本におけるミッフィーの版権を管理するディック・ブルーナ・ジャパン(東京都)の鐵田昭吾社長は、昨年2月に89歳で他界した絵本の作者ブルーナさんが親日家だったことを紹介し、「釜石に震災復興のカフェができた時も大変喜んでいたと聞く。今回もきっとそう。末永く愛されることを願う」と期待した。

 

 一連のイベントには約200人が参加。お祝いに駆け付けたミッフィーと記念撮影や餅まきを楽しみ、記念品のピンバッジを受け取った。

 

かわいいミッフィーと笑顔で記念撮影

かわいいミッフィーと笑顔で記念撮影

 

 市はこの他、大渡町から浜町までの同通りに足元照明灯や東部地区の案内看板、フリーWi-Fiスポットなどを整備する計画で、来年3月までに歩道環境が整う予定。

 

(復興釜石新聞 2018年12月19日発行 第750号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

リアス線全通へ期待を高める三陸鉄道の中村社長ら社員=13日、宮古市の三陸鉄道本社で

三陸鉄道全線開通ダイヤ発表、釜石―宮古間 1日上下23本〜盛―久慈 つながる線路、効果的に生かす

リアス線全通へ期待を高める三陸鉄道の中村社長ら社員=13日、宮古市の三陸鉄道本社で

リアス線全通へ期待を高める三陸鉄道の中村社長ら社員=13日、宮古市の三陸鉄道本社で

 

 三陸鉄道(本社・宮古市、中村一郎社長)は13日、来年3月23日に全線開通するリアス線(大船渡・盛―久慈間、163キロ)の運行ダイヤを発表した。JR山田線から移管される釜石―宮古間(55・4キロ)では震災前より3本増の上下計23本を運行する。運行開始日は記念の特別運行として釜石―宮古間を2往復。翌24日から営業運転を始める。被災地を路線とする経営環境は厳しいが、中村社長は「一人でも多くのお客さまに利用していただき、運賃収入を増やしていけるよう頑張りたい」と意欲を示した。

 

 盛―久慈間の全区間直通は上り3本、下り2本で、所要時間は4時間21分~同38分。このほか盛―宮古間で上り2本、下り3本、釜石―久慈間で上り1本、下り2本を運行する。

 

 リアス線に新たに加わる釜石―宮古間では普通列車上下各11本を運行。このほか岩手船越(山田町)―宮古間に朝の通勤通学用に上り1本を運行し、利便性の向上を図る。

 

 盛―釜石間は上下各11本を運行。全面的にダイヤを見直し、上下各1本を増発する。

 

 JR釜石駅では3・4番線がリアス線の列車の発着に使用される。3番線はJR釜石線の列車の発着も予定されることから、釜石線とリアス線の同一ホームでの乗り換えが可能になる。

 

 JR宮古駅は三陸鉄道に移管し、乗車券の販売や集改札業務を全面的に担う。

 

 JRから三陸鉄道に移管される宮古駅

JRから三陸鉄道に移管される宮古駅

 

 両石(釜石)―磯鶏(宮古)間の各駅のうち大槌駅と陸中山田駅では三陸鉄道の乗車券類の委託販売を行うが、その他の駅はすべて無人駅となる。

 

 釜石―宮古間は震災の津波で線路など8・5キロが流失。JR東日本が復旧工事を進め、来年1月から試運転を行う予定。三陸鉄道は移管後、13駅を設置し、リアス線全体では40駅となる。大船渡市から久慈市までの沿岸部が一本のレールでつながり、総延長は第三セクター路線として国内最長となる。

 

 全線開通100日前に新ダイヤを発表した中村社長は「線路が一本につながることを効果的に生かしていきたい」と期待を述べた。

 

(復興釜石新聞 2018年12月15日発行 第749号より)

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釜石市水産振興ビジョン

釜石市水産振興ビジョン

市では、地域を支える重要な産業の一つである水産業が抱える課題に対応するとともに、当市水産業の基本的な方向性を示す新たな釜石市水産振興ビジョンを策定いたしました。

 

計画策定の背景及び趣旨

 

当市では、平成21年12月に釜石市水産振興ビジョンを策定しておりましたが、ビジョン策定から1年余り経過した平成23年3月、東日本大震災により、当市の水産業も壊滅的な被害を受け、水産振興ビジョンについても、見直しをせざるを得ない状況となりました。

 

震災後、震災前からの課題に拍車が掛かる状況となっていましたことから、地域を支える重要な産業の一つである水産業が抱える課題に対応するとともに、当市水産業の基本的な方向性を示す新たな「釜石市水産振興ビジョン」を策定いたしました。

 

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序章(246KB/pdfファイル)

第1章 釜石市の概要と水産業をとりまく状況の変化(4,884KB/pdfファイル)

第2章 釜石市水産業の現状と課題(1,960KB/pdfファイル)

第3章 釜石市水産振興ビジョンの基本的な考え方(283KB/pdfファイル)

第4章 計画目標の設定と重点施策(630KB/pdfファイル)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 水産課 水産振興係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-27-8427 / FAX 0193-31-1572 / メールでの問い合わせ
元記事:
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/kurasu/suisangyo/detail/1224692_2289.html
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受賞報告した小山専務(右から2人目)ら

「五穀甘糀」県加工食品コンクールで最優秀賞に〜自然な甘さ 高く評価、藤勇醸造 リベンジ実る

受賞報告した小山専務(右から2人目)ら

受賞報告した小山専務(右から2人目)ら

 

 釜石市大渡町のみそ、しょうゆ製造販売業、藤勇醸造(藤井徳之社長)が開発を進めていた新商品、県産の米と雑穀100%で造った甘酒「五穀甘糀(あまこうじ)」がこのほど、県などが主催する加工食品コンクール「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ2018」で最優秀賞に輝いた。同社の小山和宏専務(53)、小山専務の長女で商品開発と広報を担当する明日奈さん(30)が10日、野田武則市長を訪ね、受賞を報告した。

 

 8月に行われた同コンクールは、6次産業化や農商工連携の推進を目的に県、いわて6次産業化支援センターが主催。県産の農林水産物を主原料とし、県内で製造または加工の最終段階が行われ、販売予定または既に販売されている食品を募った。県内の事業者や団体、学校などから加工食品32点が出品。最優秀賞1点、優秀賞2点、優良賞5点を選んだ。

 

 最優秀賞を受けた五穀甘糀は、同社の米こうじに県産ひとめぼれと5種類の雑穀(赤米、大麦、たかきび、あわ、ひえ)をブレンド。砂糖やアルコールを使わずに、すっきりとした甘さに仕上げた。あえて米や雑穀の粒を残しながら飲みやすく、自然の味わいを凝縮した一品。県特産の雑穀を豊富に使った点、雑穀の食感や風味を生かした自然な甘さなどが高く評価された。

 

 「健康、美容にいい」といった発酵食品ブームに着目した明日奈さんが、東京の知人らと企画。釜石・大槌地域産業育成センターが実施する事業「ヒット商品開発プログラム」と連携し5月から具体的な開発を始め、雑穀の種類や量を変えるなど試作を重ねた。

 

 同社は一昨年、自社の「十割糀みそ」を使ったパウンドケーキを同コンクールに出品し、優秀賞を獲得。昨年は県産ひとめぼれ100%で造った甘酒を出品したものの、入賞は逃した。「今回はリベンジだった」と明日奈さん。力を入れて開発に取り組み、念願の最優秀賞にうれしさをにじませる。「やる気を後押しされた」と、来年のラグビーワールドカップ(W杯)に向けた商品開発に意欲を見せた。

 

 小山専務は「とにかくおいしい」と仕上がりに大満足。「食べる感覚で楽しんでほしい」と強調した。

 

 野田市長は「発酵という技術を生かした取り組みを継続してほしい。W杯に向けた釜石土産の開発に協力を」と期待した。
 五穀甘糀は、160グラム入り税込み230円。市内では道の駅釜石仙人峠、かまいし特産店(シープラザ釜石内)などで販売。盛岡市のイオンモール盛岡、クロステラス盛岡、イオンスーパーセンター盛岡渋民店でも購入できる。

 

(復興釜石新聞 2018年12月15日発行 第749号より)

 

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ふるさと納税型クラウドファンディング募集について

ふるさと納税型クラウドファンディング募集について

 

釜石市では、2つのプロジェクトにおいてクラウドファンディングを実施します。趣旨を理解および賛同の上、ご寄付くださいますようお願いいたします。(本件はふるさと納税の対象となります。)

 

旧箱崎白浜へき地保育所のリノベーションプロジェクト

東日本大震災以降、人口減少や高齢化が急速に進んだ箱崎白浜地区で、今は使われていない旧保育所を改修し、民泊施設へと生まれ変わらせます。宿泊者へ、新鮮な海の幸や漁村ならではのおもてなしと体験を提供する拠点になります。訪れた方々との交流を通した漁村コミュニティ再生へのご支援をお願いします。

 

旧箱崎白浜へき地保育所のリノベーションプロジェクト
ふるさとチョイス – 被災漁村コミュニティを再生!旧保育所を民泊施設にリノベーションし、漁村ならではのもてなしで、訪れた方々との交流を生み出す!
担当部署:産業振興部商業観光課(☎0193-27-8421)

 

高校生のキャリア構築支援プロジェクト「Kamaishiコンパス」

「Kamaishiコンパス」とは、高校生と社会人の対話型授業や講演をすることによって進むべき進路や目指す職業について考える機会を創出するものです。多種多様な職業の講師を招聘し、釜石の高校生の未来の可能性を広げる手助けをお願いします。

 

高校生のキャリア構築支援プロジェクト「Kamaishiコンパス」
ふるさとチョイス – 地域の高校生が将来の可能性を学び、自分の意思で行動する力を伸ばしたい!~Kamaishiコンパス~

担当部署:総務企画部オープンシティ推進室(☎0193-27-8463)

 

提携しているサイト

ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®
リンク先はこちら

 

受付期間

旧箱崎白浜へき地保育所:
平成30年12月19日(水)から平成31年3月24日(日)
Kamaishiコンパス:
平成30年12月19日(水)から平成31年3月31日(日)

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〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
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元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/kihu_gienkin/detail/1224505_3210.html
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防災市民憲章をどう浸透させていくか意見を出し合った

防災市民憲章 どう生かす〜継承の思い共有へ、フォーラムで意見交わす

防災市民憲章をどう浸透させていくか意見を出し合った

防災市民憲章をどう浸透させていくか意見を出し合った

 

 東日本大震災の検証と教訓を基に来年3月11日に制定予定の「釜石市防災市民憲章」を、市民生活の中でどう生かすかを考えるフォーラムが8日、釜石市大町の情報交流センター釜石PITで開かれた。同憲章制定市民会議(丸木久忠議長)が主催し、市民ら約100人が参加。パネル討論などを通じ、憲章の意義を確認するとともに周知のあり方を議論した。

 

 同憲章は、あらゆる災害から「命を守る」ための市民の誓いを▽備える(訓練で避難の大切さを体で理解する)▽逃げる(避難の繰り返し、素早い率先避難で周りの避難も促す)▽戻らない(一度逃げたら決して戻らない。家族で避難の仕方を確認し、信頼関係を築き行動する)▽語り継ぐ(災害から学んだ生き抜く知恵を語り継ぐ)―の4つの行動で示す。

 

 フォーラムでは同市民会議顧問、岩手大の齋藤徳美名誉教授がモデレーターを務め、3人が意見を交わした。

 

 震災前、釜石東中教諭として防災教育を推進した、岩手大大学院の森本晋也准教授は「教訓をつなぐ大きな力となるのは『教育』。教えて伝えるだけでなく、自ら学ぶことがキーワード」とし、授業や訓練など事あるごとに憲章に触れ、「なぜ、その行動が必要かを考えさせることが重要」と述べた。

 

 市防災会議委員の平野因さんは「定時に流れる愛の鐘のように、日常的に(憲章を)耳にする機会を作ることが肝心ではないか」と提言。介護支援専門員として高齢者と接する立場から「一緒に考え、答えを出すという介護の姿勢を防災でも生かせたら」と望んだ。

 

 釜石出身で桜美林大4年の小松野麻実さんは、3年時に防災士の資格を取得。「世代を超えた市民ワークショップや既存のプログラム(震災学習ツアー、語り部)に憲章を盛り込み、教訓を伝えていければ。(単に目にするだけでなく)人から教わることが大事」と実感を込めた。

 

教訓継承へ思いを発信する洞口留伊さん

教訓継承へ思いを発信する洞口留伊さん

 

 最後は、釜石高2年の洞口留伊さん(鵜住居小、釜石東中卒)が「失われた命を無駄にせず次につなげていくために、今度は私たちが語り継ぐ番。体験したからこそ伝えられること、備えられることを一人でも多くの人に発信していくべき」と継承への強い思いを発表した。

 

 同憲章は、鵜住居町に整備中の「釜石祈りのパーク」(来年3月完成予定)に設置するモニュメントに刻まれる。

 

(復興釜石新聞 2018年12月12日発行 第748号より)

 

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