岩大釜石キャンパスで意見交換、県議会「三陸地域の振興」テーマに〜県政への若者の関心促す

復興釜石新聞2018/12/28

県議と意見を交わした岩手大生ら

県議と意見を交わした岩手大生ら

 

 県民の政治やまちづくりへの参加向上を図ろうと、県議会は18日、若者との意見交換会を釜石市平田の岩手大釜石キャンパスで開いた。県議7人と同キャンパスで学ぶ農学部水産システム学コースの学生(3年)8人が「地元資源を生かした三陸地域の振興」をテーマに話し合った。

 

 座長を務める城内よしひこ議員(宮古選挙区)が議会の役割、学生らはそれぞれが取り組む研究内容について説明した後、地域振興について考えを語り合った。釜石、三陸の印象について、県外出身の学生から「自然豊か。水産物など食べ物がおいしいし、住みやすい」「若者の活気がない」などの声が聞かれた。

 

 三陸水産業の問題点について、遠藤裕介さん(奥州市出身)は発信力の弱さを指摘。小笠原咲紀さん(釜石市出身)も「三陸の人は浜の魅力を知っていても売り込む力が足りない。民間、団体と共同で事業を展開することで、ブランド力が上がる。さまざまな力を活用、結集させる取り組みを進めた方がいい」と声を上げた。

 

 釜石の鉄とラグビーに着目した秋津拓克さん(盛岡市出身)は「ものはさびつくのが常。さびつかないものは音楽で、常に新しくなる」と持論を展開。振興策として、「来年のラグビーワールドカップが終わったらスタジアムで毎年、メタル系の音楽フェスティバルをやっては」とアイデアを出した。

 

 意見交換会は、開かれた議会を目指す取り組みの一環。2014年から県内4広域振興圏で、それぞれテーマを設けて実施している。沿岸広域振興圏として、釜石での開催は16年4月に続いて2回目。復興に携わる人たちの声を聞いた前回と同様、今回も学生の意見を議会活動に反映させていく。

 

(復興釜石新聞 2018年12月22日発行 第751号より)

 

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