釜石港に初水揚げされたサンマ=4日正午過ぎ

釜石にも秋味 サンマ到来〜初船 28トン水揚げ

釜石港に初水揚げされたサンマ=4日正午過ぎ

釜石港に初水揚げされたサンマ=4日正午過ぎ

 

 釜石市新浜町の魚市場に4日、今漁期初のサンマ28トンが水揚げされた。東北沿岸に初めて上陸した台風10号の影響でほとんど漁のなかった浜は、待ちに待った秋味の到来でにわかに活気づいた。

 

 水揚げしたのは、北海道根室市の第68伊勢丸(179トン、村田多紀夫漁労長ら16人乗り組み)。ロシア領200カイリ内で操業し、3昼夜をかけて釜石まで運んできた。「走り」としてはまずまずの大きさで、入札の結果、1キロ当たり630~500円と、昨年の初水揚げ(330~333円)を大幅に上回る高値で買い取られた。

 

 同船は一昨年も釜石にサンマを水揚げしている。村田漁労長(67)は「型は大きく脂の乗りもいいが、今のところ漁は全然だめ。燃料代は高く付くが、釜石の魚市場は日曜日でも受け入れてくれる。地元の水産加工業者の誘いも熱心で、何とか期待に応えたい」と心意気を示すものの、「サンマがこう高くては、魚ばなれが一層進むのでは」と心配する。

 

 待ちに待ったサンマの初水揚げに野田武則市長も駆け付け、飲み物などを差し入れて歓迎。「条件の悪い釜石に水揚げしてくれ、感謝している。他の漁港との格差が広がるようであれば、市としても対策を考えていかなければならない」と話した。

 

(復興釜石新聞 2016年9月7日発行 第518号より)

 

復興釜石新聞

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復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

教訓集「未来の命を守るために」証言・記録集「伝えたい3.11の記憶」

教訓集「未来の命を守るために」証言・記録集「伝えたい3.11の記憶」

教訓集「未来の命を守るために」証言・記録集「伝えたい3.11の記憶」

 

東日本大震災 釜石市教訓集「未来の命を守るために」(3,992 KB pdfファイル)
東日本大震災 釜石市証言・記録集「伝えたい3.11の記憶」(11,472 KB pdfファイル)
※印刷する場合、「右とじ」の原稿となりますので、ご注意ください。

 

1 概要

 
釜石市では、平成23年度以降、東日本大震災に関わる検証委員会を開催して、震災対応の課題、教訓の取りまとめを行い、合計6編の検証報告書を作成しました。

 

これらの検証成果及び市民の証言をもとに、市民向けの「教訓集」及び「証言・記録集」を取りまとめました。

 

2 内容

 

(1)東日本大震災 釜石市教訓集「未来の命を守るために」(43頁)

○教訓は、4つの柱と、18の教訓から構成されています。津波からいのちを守る、つなぐ、備え、震災を未来に伝える大切さを掲げています。

 

1 命を守るための行動
いざというときは想定にとらわれず、最善を尽くせ。率先避難者たれ。
揺れたら、ただちに高台へ避難/避難は「徒歩」が原則/逃げるときは「声かけ」しながら/子どもを学校へ迎えに行かない/避難したら、絶対に戻らない/「命てんでんこ」で行動する

 

2 避難生活で命をつなぐ
津波から逃れても、長期避難生活が待っている。命をつなぐために、必要なものを備えておく。
避難所運営はみんなの手で/情報収集・伝達の確保に最善を尽くす/家庭・地域で備蓄(食料・水など)を進める/「お薬手帳」は命の手帳

 

3 命を守るための備え
それぞれの地域で、個別具体的に十分検討し、備え、実践を積み重ねる。
地域ぐるみで「防災教育」に取り組む/知識・経験・想定にとらわれ過ぎない/避難訓練に必ず参加する/要配慮者を守る方法を地域で考える/消防団(救助者)の安全確保に取り組む/地域で自主防災組織を作る

 

4 津波の記憶を未来へ伝える
自然の恵みを享受し、豊かな暮らしを持続させるためにいたずらに海を恐れず、十分に備え、記憶を伝えていく。
津波の教訓を地域でルール化する/釜石の「災害文化」を創る

 

○ 「未来のあなたへ 10 のメッセージ」

 

(2)東日本大震災 釜石市証言・記録集「伝えたい3.11の記憶」(55頁)

○避難行動に関わる市民の証言をもとに、震災時におかれた状況ごとに整理し「なぜ避難したのか、しなかったのか、できなかったのか」などを明らかにしたほか、震災の事実関係を整理しました。

 

被災状況(鵜住居・東部・平田・唐丹地区)/発災時の避難行動の証言(自宅、外出先、仕事先、海・沿岸)/鵜住居地区防災センター(調査報告書のまとめ)/子どもたちの避難行動(東中・鵜住居小・釜石小)/災害対策本部の対応(7日間)

 

●教訓集の配布について
教訓集は平成28年11月中に各家庭に配布します。(H28.11.1更新)
配布については、平成28年11月1日号の広報かまいしに記事を掲載しています。
11月末までに教訓集が届かない場合は、市震災検証室(☎22-2111 内線113)にお問い合わせください。
※証言・記録集は、全戸配布しません。ただし、市役所及び図書館などに閲覧用の冊子を備え付けます。

 

●出前講座のメニュー登録について
教訓集のとりまとめについては、釜石市生涯学習まちづくり出前講座のメニューに登録されております。震災の教訓を学ぶ機会として、団体・グループ単位で講座の活用をご検討願います。
詳細はこちら → 平成28年度生涯学習まちづくり出前講座

(3)東日本大震災 釜石市教訓集概要版「釜石からのメッセージ」(8頁)

○平成28年度にとりまとめた教訓集「未来の命を守るために」の内容を一部抜粋し、要約してとりまとめた概要版「釜石からのメッセージ」(日本語版・英語版)を作成しました。(H30.9.18追記)
 
東日本大震災 釜石市教訓集概要版「釜石からのメッセージ」(1,181 KB pdfファイル)
The summary of lessons learned from Great East Japan Earthquake and Tsunami, “Messages from Kamaishi”(1,878 KB pdfファイル)
※印刷する場合、「左とじ」の原稿となります。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 教育委員会 生涯学習文化課 生涯学習係
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8835 / 0193-22-3633 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2018091800049/
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創立記念行事を入所者・スタッフ一体で楽しみ、祝った

津波に負けず5周年、グループホームやかたで記念行事〜「信頼されるホームへ」気持ち新たに

5周年を迎えたグループホームやかた、関連施設

5周年を迎えたグループホームやかた、関連施設

 

 認知症対応型共同生活介護、小規模多機能型居宅介護事業を行うコンフォートライフ(松田宇善代表社員)が釜石市大町で運営するグループホームやかた、小規模多機能ホームやかたで1日、創立5周年記念行事があり、施設入居者や利用者、職員が歌や手品など余興を楽しみ、昼食を食べながら親睦を深めた。

 

 両ホームは2011年4月1日に開所することになっていたが、施設引き渡しの直前に起こった東日本大震災で2階建ての建物の1階が天井まで浸水。開所の延期を余儀なくされたが、行政や県外の福祉関係者の支援により施設を修復し、5カ月後の9月1日に開所した。

 

 グループホームは1ユニット9床という少人数制のゆったりとした家庭的な環境を提供している。通い、泊まり、訪問の3種類のサービスを自由に組み合わせることができる小規模多機能ホームは登録定員25人、通い15人、泊まり5人で、在宅生活を基本として社会の役割や地域の人との関係を維持、継続できるよう支援。今年の5月からはデイサービス(利用者3人)も始めている。

 

創立記念行事を入所者・スタッフ一体で楽しみ、祝った

創立記念行事を入所者・スタッフ一体で楽しみ、祝った

 

 記念行事であいさつに立った松田代表は5年間を振り返り、「多くの人に利用してもらい、介護職員が少ないといわれる中でも人材が集まり、恵まれていると感じる。『釜石に住み続けられてよかった』という利用者さんの言葉を聞き、本当に建ててよかったと思った。5周年はこじんまりだが、10周年は盛大にやりたい。それを目標に長生きしてください」と利用者らに呼び掛けた。

 

 釜石シーウェイブス(SW)RFCに所属する遠藤孝亮さん(26)が同施設で働いており、選手3人、SWを応援するマスコット「なかぴー」「なかりん」がお祝いに駆け付けた。3選手は来週から始まる公式戦に向けた意気込みを語り、遠藤さんはラグビーのニュージーランド代表が試合前などに行う踊り「ハカ」を披露。迫力ある踊りに利用者は驚いた様子だったが、「頑張れ。期待してるよ」などと大きな拍手を送っていた。

 

 「釜石小唄」を歌ったり、職員による手品も。8日に88歳を迎える山﨑博さんの誕生会も併せて行った。

 

 利用者らが楽しむ様子に「感無量」と松田代表。市内外の介護施設などで働いていた時に感じた「住み慣れた地域で安心して暮らし続けてもらいたい」との思いを持ち続け、「やかたに行けば何でも解決してくれると地域に信頼される施設を目指したい」と気持ちを新たにした。

 

(復興釜石新聞 2016年9月3日発行 第517号より)

 

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イベントちらし、申込み書

【9/20】釜石観光まちづくり講演会「”日本版DMO”って何?」

meetupkamaishi

 

内容

 

最近、よく耳にする“日本版DMO”って、何だろう?

 

観光地域づくりの中核として期待されるDMOですが、一体どのようなもので、なぜ必要なのかを、日本版DMOの第一人者である大社充先生がわかりやすく解説します。

 

釜石では、本年3月に「meet up釜石」という20の観光体験プログラムを実施しました。橋野鉄鉱山の世界遺産登録や2019年ラグビーワールドカップの開催を控える釜石において、観光まちづくりへの取り組みが重要になっています。

 

観光まちづくりの先駆者高砂樹史さんもお招きし、釜石の観光地域づくりの課題に迫り、釜石が今後実践すべき具体的な内容についても学びを深めていきます!

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/keikaku_torikumi/chihousousei/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/09/07/0920.pdf

釜石オープンアカデミー「”日本版DMO”って何?」観光まちづくり講演会 イベントチラシ

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日時

2016年9月20日(火)18:30~20:15(開場18:20)

会場

釜石情報交流センター チームスマイル・釜石PIT(釜石市大町一丁目1-10)

参加費

無料(どなたでもご参加頂けます)

その他

会場に駐車場はございませんので、近隣の市営駐車場をご利用ください

 

講師

 

大社充 氏

DMO推進機構代表理事、NPOグローバルキャンパス理事長

市町村の観光協会の事業改革や観光まちづくり・観光分野の行政職員・民間事業者向け研修を全国各地で実施。地域資源を活用した観光まちづくりの中核組織となる「観光まちづくりプラットフォーム」の形成支援と、それら団体の全国ネットワークづくり・人材育成に取り組む。
参考記事:DMOで集客力を高める | 月刊「事業構想」2014年6月号

 

高砂樹史 氏

長野県茅野市観光まちづくり推進長、長野県DMOアドバイザー

秋田県わらび座を経て、平成17年より長崎県五島列島の観光まちづくりに参加。「JTB交流文化賞最優秀賞」、「オーライニッポン内閣総理大臣賞」などを受賞。現在は、長野県DMOアドバイザーや総務省地域力創造アドバイザー、内閣府観光伝道師、なども務める。
参考記事:おぢかアイランドツーリズム 2万人が訪れる「もてなしの島」 | 月刊「事業構想」2015年1月号

 

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 総合政策課 オープンシティ推進室
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111(132) / 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/keikaku_torikumi/chihousousei/detail/1203944_3278.html
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地方創生アドバイザーに就任し、意欲を語る小安美和さん

釜石を女性活躍の場へ、小安美和さんアドバイザーに〜潜在労働力発掘をサポート

地方創生アドバイザーに就任し、意欲を語る小安美和さん

地方創生アドバイザーに就任し、意欲を語る小安美和さん

 

 釜石市は8月29日、「まち・ひと・しごと創生総合戦略(市オープンシティ戦略)」の策定・推進に関し助言する「地方創生アドバイザー」に、女性の就労・キャリア形成、女性のリーダー育成支援などに取り組む「Will Lab」(東京都港区)代表の小安美和さん(45)を委嘱した。同アドバイザーは12人目。

 

 小安さんは東京外国語大学を卒業後、日本やシンガポールの新聞社、出版社、大手人材・情報サービス会社勤務を経て、今年7月に会社を設立。企業向け女性活躍プログラムの設計、運営などに携わるとともに、社内改革を専門とする会社「チェンジウェーブ」のエグゼクティブパートナーも務めている。

 

 市のオープンシティ戦略は、復興後の先を見据えた将来のまちづくりの羅針盤となるものとして昨年度策定された。「市民一人一人が役割を持つ最も開かれたまち」を基本思想に掲げる。地域の中で積極的に活動する市民を「活動人口」、外から支えてくれるサポーターやファンを「つながり人口」と定義し、市内外の人材が相互に連携・協力することで地域内にさまざまな市民活動、経済活動を創出して活力を持った持続可能な地域社会の形成を目指す取り組みだ。

 

 小安さんは労働や雇用、女性活躍の専門家として、仕事と子育ての両立しやすい環境整備やワーク・ライフ・バランスの推進、シニア層・女性を中心とした潜在的な労働力の発掘・活用に向けた施策の推進に関し具体的なサポート、助言をする。戦略推進に向けた市職員の勉強会、求職者や事業者などを対象にしたセミナー、講演会での講師も務める。

 

 委嘱状交付式は市役所で行われ、小安さんは「人不足に向き合う今が女性活用のチャンス。ニーズを聞きながらできることに取り組み、日本で女性が活躍している場所は釜石―となるのが目標」と意欲を見せた。

 

 野田武則市長は「小安さんの存在はつながり人口として心強い。ノウハウや知見を十分還元してほしい」と期待した。

 

(復興釜石新聞 2016年9月3日発行 第517号より)

 

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SSH委員会の液体窒素を使ったアイスクリーム作りに興味津々の小学生

釜高祭「新たな革命」をテーマに、SSHの企画も注目集める〜「センバツ初勝利」特別展示、釜石祥雲支援校は製品販売

SSH委員会の液体窒素を使ったアイスクリーム作りに興味津々の小学生

SSH委員会の液体窒素を使ったアイスクリーム作りに興味津々の小学生

 

 県立釜石高校(佐藤一也校長、全日制533人、定時制35人)の「釜高祭」は28日、一般公開された。学校統合で新たな歴史を重ねて9年目の同祭。今年のテーマに「Revolution~新たな革命~」を掲げ、一昨年の学校創立100周年から続く、生徒らの”さらに上へ”という意識がさまざまな企画に表れた。

 

 展示発表では、文科省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」指定校ならではの企画が注目を集めた。1年生は「統合科学」で取り組んだグループ単位の研究成果をポスターにまとめ、来場者に解説。味覚、睡眠、記憶など日常に関わるテーマのほか、「チョロギの効能と食べ方」「地震雲と地震の関係」「夢と感情の関係性」など生徒らの着眼点が光る研究が並び、来場者の興味をそそった。

 

 明るさが学習に与える影響を調べた佐々木祥太君(1年)は「今度は明るさの度合いを数段階に分けて実験してみたい。自分でテーマを見つけ調べる学習は難しいが面白い」と一歩進んだ研究に新たな意欲を示した。

 

 SSH委員会のメンバーはマイナス196度の液体窒素を使った実験を公開。材料を瞬間的に凍らせて作るアイスクリーム、凍ったテニスボールを床に落とすと茶わんのように砕け散る実演などで来場者を驚かせた。甲子小6年の藤井彩さん、鷹木寿菜さんは、滑らかな食感のアイスのおいしさに感激。「こういう実験ができる高校は楽しそう。いろいろ勉強になった」と目を輝かせた。

 

 同委員の平松孝基君(2年)は「釜高祭は委員会活動をアピールできる機会。自分自身も科学やロボットに興味があり、特殊な実験などができる委員会は魅力的」と喜ぶ。

 

 同校のSSH指定は2012年度から5年間で本年度が最終年度。理数科・SSH推進室副主任の高橋一成教諭は「(指定により)多様な学習の機会を得て、生徒たちの興味、関心は確実に高まった。特に理数科の課題研究では学校で習う範囲以外のことにも挑戦し、自ら考える力、積極的な学習姿勢も身に付けている」と成果を実感。同校は来年度からの指定も目指し、申請への準備を進めることにしている。

 

野球部の春のセンバツ大会の活躍を紹介した特別展示

野球部の春のセンバツ大会の活躍を紹介した特別展示

 

 釜高祭ではこの他、春の全国選抜大会で初勝利を収めた野球部の活躍を紹介する特別展示、各種文化部の展示やステージ発表、定時制の授業や行事、部活動の紹介など、日ごろの学校生活の様子や学びの成果を広く公開した。また、昨年度から同校舎内に移転した県立釜石祥雲支援学校高等部(14人)は、作業学習で取り組んだ製品を販売した。

 

 同祭は全日制、定時制、祥雲校の3生徒が交わる機会にもなる。今年は祥雲校の販売スペースがある1階のコミュニティーホールに、定時制の模擬店とPTAの喫茶を併設し、生徒らが自然に交流できる空間を設けた。また、祥雲校の生徒が積極的に全日制の教室を回る姿も見られた。

 

(復興釜石新聞 2016年8月31日発行 第516号より)

 

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出演映画の撮影秘話や役柄について語る俳優、永瀬正敏さん

てっぱん映画祭 9作品上映、心豊かな時間共有〜永瀬正敏さん 役作り明かす

永瀬さん出演の「あん」を鑑賞後、トークショーを楽しんだ観客

永瀬さん出演の「あん」を鑑賞後、トークショーを楽しんだ観客

 

 「釜石てっぱん映画祭」(同実行委主催)が26から28日まで、釜石市大町の情報交流センター釜石PITで開かれた。映画を通じた心の復興、交流促進、地域活性化などを目指す釜石初の試み。3日間で9作品が上映され、延べ約430人が鑑賞。映画館が無くなって久しい釜石のまちに、映画の感動を共有する心豊かなひとときがよみがえった。

 

 同映画祭は「市民が選ぶ”てっぱん映画”の上映」をコンセプトに、映画好きの釜石市民14人が推薦した一押し作品の中から見たい映画(1人3作品)を選んでもらう市民投票で、上映作品を決定。488人が票を寄せ、上位の6作品(「最高の人生の見つけ方」「かもめ食堂」「ミニオンズ」「ひまわり」「フラガール」「はじまりのうた」)が選ばれた。これに実行委推薦の3作品(「台風クラブ」「あん」「我が人生最悪の時」)を加え9作品を上映した。

 

 28日の「あん」「我が人生最悪の時」の上映後には、両作品に出演する俳優、永瀬正敏さんがゲストで登場した。ハンセン病の元患者と罪を犯した過去を持つどら焼き職人との交わりを描いた「あん」で、どら焼き職人・千太郎を演じた永瀬さん。河瀬直美監督が求める千太郎になるために、撮影に使われたマンションに住み、撮影時以外もどら焼きを焼いて接客をする生活を送っていたことを明かした。

 

出演映画の撮影秘話や役柄について語る俳優、永瀬正敏さん

出演映画の撮影秘話や役柄について語る俳優、永瀬正敏さん

 

 大槌町の綿澤孝枝さん(44)は「(元患者役の)樹木希林さんの演技、永瀬さんの存在感が光る。前回見た時とまた違ったシーンが印象に残った」と2回目の鑑賞を喜んだ。

 

 震災で被災した大槌町のファンから届いたメールを心に刻み、「いつかこの町で映画を撮ってほしい」という願いに応えた永瀬さん。震災直後には釜石も訪れており、この5年間、被災地への深い思いを抱き続けてきた。トークショーの最後には「またここで上映していただけるような作品に出て、皆さんと一緒に見られれば」と気持ちを込めた。

 

 魅力的な企画を織り交ぜた同映画祭。来場者はお目当ての作品を大スクリーンで堪能し、明日への力を得た。中妻町のみなし仮設で暮らす女性(55)は「見たかった作品を安い料金で鑑賞できた。スクリーンで映画が見られるイベントが今後もあれば」と願った。

 

 平松伸一郎実行委員長は「こういう場が求められている感じがした。映画を見ることが釜石の人たちの生活に溶け込んでもらえたら。映画祭はそのきっかけ。年に1回開催していければ」と釜石の映画文化再生に意欲を見せた。

 

(復興釜石新聞 2016年8月31日発行 第516号より)

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体験文を寄せた元女学生ら。左から足立郁子さん、松村愛子さん、佐野睦子さん。後ろは証言集を自費出版した箱石邦夫さん

釜石高女の集団疎開証言集、体験文寄せた元女学生ら「平和のメッセージに」〜箱石邦夫さん(元釜石南高教員)自費出版

体験文を寄せた元女学生ら。左から足立郁子さん、松村愛子さん、佐野睦子さん。後ろは証言集を自費出版した箱石邦夫さん

体験文を寄せた元女学生ら。左から足立郁子さん、松村愛子さん、佐野睦子さん。後ろは証言集を自費出版した箱石邦夫さん

 

 元釜石南(現釜石)高で英語教諭として勤務経験がある箱石邦夫さん(75)=盛岡市=は、71年前の終戦間際に艦砲射撃を受けた釜石市から仙人峠を歩いて越え遠野市に集団疎開した女学生たちの体験談をまとめた「八月のあの日 乙女たちの仙人越え」を自費出版した。釜石高の前身の一つで、当時は八雲町にあった旧制釜石高等女学校の女学生がつづった52通の体験文を収録。集団疎開の記録がほとんどない中、「歴史に埋もれてしまわないよう、あの時代に”あった”ことを証明したかった。次世代に送る平和へのメッセージにもなると思う」と箱石さん。24日、体験文を寄せた元女学生3人と釜石市役所を訪れ、野田武則市長に冊子2冊を贈った。

 

 1945(昭和20)年、釜石は7月14日と8月9日の2度にわたって米英連合軍から艦砲射撃を受け、多くの市民が犠牲になった。その年の4月、製鉄所があることで敵の攻撃を受ける可能性があると考えられ、小学生が遠野・宮守地区に集団疎開したとされる。

 

 箱石さんはこれらの調査の中で、見過ごされてきたもう一つの集団疎開があったことに気が付き、釜石南高在職時の1999年から2000年にかけて、生徒とともに女学生たちの証言を集める取り組みを進めた。文化祭で発表するためのもので、先輩たち約90人にアンケートと体験の執筆を依頼する手紙を送ったところ、52人が艦砲射撃や疎開の記憶、生きることの大切さなどをつづった手紙を返信した。

 

 女学生たちの体験文などによると、2度目の艦砲射撃を受けた8月9日をはさむ数日、女学校の1~3年生が学年ごとに険しい峠を越えたとみられる。

 

 箱石さんと市役所を訪れた元女学生の一人、松村愛子さん(86)=野田町=は当時、女学校3年生。遠野での疎開生活を振り返り、「戦争を知っている私達がこの世からいなくなった後に次の世代が戦争をおこさないためにも、この記録が残ることがささやかな願い」とつづっている。

 

 同級生の佐野睦子さん(85)=甲子町=は先に疎開していたため、缶詰工場に学徒動員された体験を書いた。工場があった嬉石から自宅のある大橋まで二十数キロもの道を何度も歩いたといい、「半世紀前の学生生活の数々の辛さ、苦しみは決して忘れる事はないでしょう」と結んだ。

 

 1年生だった足立郁子さん(83)=小佐野町=は2度目の艦砲射撃を受けた翌朝、疎開最後の班として遠野へ。がれきの山となった街、おびただしい遺体などを目にしながらの長い道のりを記した。「8月になると、『今年も生き延びた』とあの頃を思い出す」と言葉をかみしめた。

 

 元女学生3人は「来年どうなるか分からない。こうやって私らの体験を記録に残してもらってうれしい」と声をそろえる。野田市長は「疎開の証言は少なく、姿がはっきりしていない。大きな仕事をしていただき、感激。艦砲体験、戦争の悲惨さを後世に伝えていきたい」と感謝した。

 

 箱石さんは「戦中・戦後を語りつぐ会(いわて)」の会長で、定年退職後も「長年の宿題」と集団疎開の体験文を冊子にまとめようと心に決めていた。「時間はかかったが形にすることができ、責任を果たせた感が強い。同じ体験をした人たちが手に取ることで、別の記憶が思い出されることもあると思う」と期待する。

 

 贈られた冊子は市立図書館、市郷土資料館に置いて公開する。

 

(復興釜石新聞 2016年8月27日発行 第515号より)

 

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恋人の聖地選定記念〜釜石大観音仲見世通り 第1回えんむすびまつり

恋人の聖地選定記念〜釜石大観音仲見世通り 第1回えんむすびまつり

恋人の聖地選定記念〜釜石大観音仲見世通り 第1回えんむすびまつり

 

釜石大観音にはえんむすびの隠れスポットがあり、密かに「ご利益がある」と言われていました。私たち釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクトは、仲見世の再生のために去年から活動をはじめましたが、それから次々とメンバーに不思議な出来事が。

 

それは”恋人が出来た”ことです。

 

我々メンバーは「これは大観音様のえんむすびに違いない!」と思いました。また、時を同じくして、岩手県内で4番目に釜石大観音が「恋人の聖地」に選定されました。

 

そこで、えんむすびをテーマとして、出会いの機会を演出するイベントを企画し、えんむすびの神様や、完成したばかりの「恋人の聖地」モニュメントを巡るツアーなどを開催することになりました。

 

男女の出会いのみならず、さまざまな出会いの場を提供できればと考えておりますので、どなたもお気軽にご参加ください。

 

日時

2016年9月10日(土)12:00~17:00

プログラム

12:00 開場
13:00 開会挨拶 SUMITA音楽サークル『音蔵(ねぐら)』ライブ
14:00 劇団もしょこむ 演むすび公演、ベリー鈴木ジャグリング
15:00 〇×クイズ大会
16:00 フォークダンス
17:00 閉会

出店ブース

ハピスコーヒー
いかぽっぽ焼き&ベアレンビール(コンセプトBARブース)
ハート形パン&塩むすび(仲見世リノベPJブース)
蔵出しフリーマーケット(旧あしや観音店)
ハーブクッキー(かもみっこブース)
さをり織り体験工房(NPO法人かだっぺしきらり工房)

恋人の聖地ツアー

釜石大観音のえんむすびスポット、恋人の聖地モニュメントなどをめぐるガイドツアー。各定員15名。
■3回開催(参加には拝観料500円が必要です)
13:30 第1回目ツアー
14:30 第2回目ツアー
15:30 第3回目ツアー

主催

釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクト
協力:コンセプトBar with 趣味のハローワーク

 

釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクト

釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクト

釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクトは、仲見世商店街を再生するためにさまざまな活動を行っています。

問い合わせ (代表/宮崎):090-4857-5693 / t-miya@aa.alles.or.jp

広報かまいし2016年9月1日号(No.1647)

広報かまいし2016年9月1日号(No.1647)

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/09/01/1647.pdf

広報かまいし2016年9月1日号(No.1647)

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【目次】
表紙:希望郷いわて国体 おもてなし準備着々、市長のつぶや記
P02:第42回釜石健康マラソン大会出場者募集、第7回かまいし仙人峠マラソン大会出場者募集
P03:釜石シーウェイブス 松倉戦 にぎわいイベント開催
P04:被災事業者の再建を3年間集中的に支援します、国際交流員エミリーさんを紹介します
P05:今月のインフォメーション、おもいをつむぐはなみずき
P08:身近な防災豆知識25、釜石地区被災者相談支援センターをご利用ください、グリーンベルトワークショップを開催します

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1203794_2596.html
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
ピカピカの新園舎で新学期をスタートした園児ら

新園舎で新学期スタート〜正福寺幼稚園 改築工事完成、9月1-2日に見学会

改築工事が完成した正福寺幼稚園の新園舎

改築工事が完成した正福寺幼稚園の新園舎

 

 釜石市甲子町の学校法人釜石学園(理事長=須藤寛人・正福寺住職)が運営する正福寺幼稚園(菊池久園長、園児66人)の改築工事が完成した。新しくなった園舎で25日、2学期の始業式が行われ、園児らの新生活もスタート。半年ほど仮設園舎で過ごしてきた園児は「思いっきり遊びたい」「マーチングを頑張りたい」などと新園舎、新学期への期待を膨らませた。

 

 始業式で、菊池園長は「たくさんの人の協力でできた園舎なので大事に使いましょう。2学期は行事もいろいろあるのでいっぱい頑張りましょう。元気で仲良く暮らしましょう」と呼び掛けた。園児は元気よく手を挙げて「はい」と返事。三浦孝太郎君(5)ら3人が温泉旅行や海水浴など夏の思い出を紹介した。

 

ピカピカの新園舎で新学期をスタートした園児ら

ピカピカの新園舎で新学期をスタートした園児ら

 

 新園舎は正福寺境内の旧園舎跡地に、NSスーパーフレーム工法(スチールハウス)による平屋を整備した。延べ床面積は約985平方メートルと、旧園舎とほぼ同規模。4つの保育室、スクリーンやプロジェクターを備えた図書室、職員室のほか、預かり保育室もあり、ステージを備えた遊戯室も配した。外断熱工法や床暖房を採用し、床や壁などに木材を使った温かみのある内装などで居心地の良い園舎に設計。幅2・6メートルと広い廊下に園児は大喜びで、菊地新奈(にな)ちゃん(6)は「きれいで広くてうれしい。思いっきり走りたい」とにこにこ顔だった。

 

 同園は1936年に正福寺の境内にフタバ保育所として開設したのが始まり。54年にふたば保育園と改称、72年に現園名に改め、74年まで3期にわたり園舎新築工事が行われた。40年ぶりの改築は認定こども園(幼稚園型)への移行に伴うもので、昨年10月から工事に着手。園児は今年1月下旬から旧園舎の裏側に設置されたプレハブ造りの仮園舎を利用してきた。新園舎の本体は2月下旬に着工し、5カ月という短い工期で完成した。総事業費は約4億2千万円。

 

 同園では9月1、2日に新園舎の見学会を開く。時間は午後1時半から5時まで。菊池園長は「皆さんの協力をいただいたので、完成した園舎を自由に見ていただきたい」と呼び掛ける。

 

(復興釜石新聞 2016年8月27日発行 第515号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

【限定10名!】尾崎半島トレッキング&クルーズ

【9/22 秋分の日】尾崎半島トレッキング&クルーズを開催します! ※参加者募集中

尾崎半島トレッキング&クルーズ開催

 

尾崎半島のトレッキングとクルーズを通して、釜石の魅力を体感できるイベントです

秋が近づく秋分の日に、尾崎半島トレッキング&クルーズを開催します!トレッキングとクルーズをセットにしたプログラムでお得な価格となっております!

 

それではコースを紹介します。

 

トレッキングは尾崎神社の奥宮、奥の院を参拝しながら半島先端部の尾崎灯台を目指す往復約7kmのコースです。 ※尾崎神社のご神体が眠る神聖な場所です。

 

クルーズは尾崎半島の雄大な自然を感じながら、釜石湾内を周り、釜石大観音の真下まで接近する約40分のコースです。 ※船の上から釜石大観音をバックに記念撮影ができるおすすめスポットです。

 

秋分の日!ぜひ尾崎半島のトレッキングとクルーズを通して、釜石の魅力を体感してみませんか!?みなさまのご参加お待ちしております!

 

尾崎半島とは?

 
釜石湾の南に位置し、太平洋へ長い太刀のごとく突き出た半島です。三陸海岸の自然に覆われ、国立公園に指定されています。また、釜石祭りにおいて、海を渡って迎えられるご神体が祀られた尾﨑神社奥宮・奥ノ院が鎮座している神聖な地でもあります。

 

尾崎神社とは?

 
岩手県釜石市にある神社で、御祭神は日本武尊(ヤマトタケル)、綿津見神、閉伊頼基(へいよりもと)です。里宮、本宮、奥宮、奥の院の4社があり、年に一度尾崎神社の神様が市内を廻る釜石祭りは、地元で愛され続けている秋の風物詩です。

 

ヤマトタケル伝説

 
日本古代の英雄ヤマトタケルの東征最東端、最終地点といわれているのが尾崎半島です。その証として突き刺した宝剣を、土地の人々が敬い祀ったことが尾崎神社の始まりであり、今もなお数々の歴史と伝説が残っています。

 

おすすめポイント

 
・尾崎神社の本宮、奥宮、奥の院の三社を一度に巡る贅沢コース!
・オーシャンビューでランチタイム!太平洋を一望できる尾崎灯台でランチをします!
・トレッキングを楽しみながら地域貢献!トレッキング後は青出浜の清掃活動をして地域に貢献しましょう!
・船の上から釜石大観音を望むクルーズコース!

 

スケジュール

 
8:00 尾崎白浜コミュニティ番屋集合
※オリエンテーション後、船でスタート地点まで向かいます。
9:00 尾崎神社奥宮参拝
9:30 トレッキングスタート(途中休憩あり)
11:20 尾崎灯台でランチタイム
12:30 尾崎灯台出発(途中休憩あり)
14:20 ビーチクリーン
15:10 青出浜出発〜クルーズへ
15:50 尾崎白浜漁港到着
※トイレ休憩、振り返り
16:30 解散

 

日時

9月22日(木) 8:00〜16:30

料金

¥4,500(ガイド料、保険料、船代)

集合場所

8:00 尾崎白浜コミュニティ番屋(岩手県釜石市平田第8地割75)

定員

10名

持ち物

昼食、飲み物、タオル、軍手、動きやすい服装、トレッキングシューズ、熊鈴

申込方法

こちらの申込フォームにご入力をお願いします。
9/22(木・祝)尾崎半島トレッキング&クルーズ申込フォーム

申込締切

9月20日(火)

注意事項

※ツキノワグマとの遭遇を避ける為、熊鈴は必ずご用意ください。(ご用意が難しい方は事前にご連絡下さい。)
※尾崎半島にはトイレがありませんので、簡易トイレと個室テントを各ポイントでご用意します。
※雨天中止
※山火事防止のためコース内での喫煙はご遠慮ください。
※波が高い場合は船が出られない可能性があります。ルート変更の際は事前にご連絡いたします。

 

【限定10名!】尾崎半島トレッキング&クルーズ

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尾崎100年学舎

尾崎100年学舎

釜石市尾崎半島をフィールドに、地域が100年継続できる在り方を考え、地域の人と共に実践し、次世代につなげていくことを目的に活動しています。

岩手県釜石市大字平田7-90-11 / Facebookページ