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広報かまいし2017年10月15日号(No.1674)

広報かまいし2017年10月15日号(No.1674)

 

広報かまいし2017年10月15日号(No.1674)

広報かまいし2017年10月15日号(No.1674)

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【目次】
表紙:読売巨人軍三軍による野球教室
P02:10月22日は衆議院議員総選挙です
P04:台風第18号の被害状況についてなど
P06:ガントリークレーンが設置されました、おしごと大相談会を開催します
P07:ラグビーワールドカップ2019™ミニ通信、飲食店向け接客英語レッスンなど
P08:まちの話題
P10:保健案内板
P12:市民のひろば
P13:まちのお知らせ
P16:スポーツ推進委員と一緒に身体を動かしましょう

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
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釜石市

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《インタビュー》甲子柿の里秋祭り2017

《インタビュー》甲子柿の里秋祭り2017〜10月21日(土)、22日(日)開催

《インタビュー》甲子柿の里秋祭り2017

 

“食欲の秋”到来-数ある釜石の秋の味覚の中でも、ここ数年着実にファンを増やしているのが、甲子地区の特産品 甲子柿。この時期、まさに旬を迎えています。

 

その甲子柿を冠にした、『甲子柿の里 秋祭り 2017』10月21日(土)・22日(日)の2日間、「道の駅釜石仙人峠」と「創作農家こすもす」の2会場を舞台に開催されます。

 

秋祭り実行委員会構成団体から、藤井サヱ子さん(甲子地区活性化協議会 会長)、深澤鮎美さん(自然あそび広場にここ)、蘆田(あしだ)優さん(甲子地区活性化協議会 研修生)にイベントについてお聞きして来ました。

 

このお祭りはどんなきっかけからスタートしているのですか?

 

藤井サヱ子さん

 

藤井さん:2015年4月に発足した甲子地区活性化協議会で、地域を盛り上げる事業としてどんな事をしていくか、という話し合いの中から生まれました。そして、地域の特産品である“甲子柿”を中心に地元の魅力をPRしていこうと、甲子柿が旬を迎える秋に“祭り”と銘打って2015年から開催し、今年で3年目を迎えます。

 

ただ、当時は釜石市内でも甲子地区以外では甲子柿の知名度は低く、なじみが無いという方が多いのが現状でした。そこで、まずは知ってもらう事からスタートしようと、食はもちろんの事、地域を巡る街歩きツアーや、甲子地区の郷土芸能の披露などと合わせ、甲子地区の魅力をお伝え出来るようにと内容も毎年工夫しています。

 

2015年開催時に“柿室”の見学があることにびっくりしたことを覚えています。とても貴重な機会だと感じました。

 

藤井さん:そうですね、とても大きな反響を頂きました。釜石に住んでいる方でも、柿室は見たことが無いという方がたくさんいらっしゃるんですね。甲子柿について知って頂く、興味を持っていただくことに繋がる、大きなきっかけだったと思います。

 

甲子柿

 

今年の内容も盛りだくさんとお聞きしました。これは、おすすめ!という企画は?

 

深澤さん:全部おすすめなのですが、初めて開催という点からご紹介すると、今年は、2つ体験プログラムをご用意しました。

 

深澤鮎美さん

 

まず、21日(土) Meetup Kamaishi2017 Autumnと連動したプログラムで、甲子柿が店頭に並ぶまでの1連の作業が体験出来ます。

 

Meetup Kamaishi 2017 Autumn 【28】「甲子柿」柿畑・柿室(むろ)見学&作業体験 〜釜石にしかない秋の味覚の魅力に迫る!〜

リンク


 

そして、22日(日)は、東北電力(株)様にご協力頂き、高所作業車に乗って、手が届かない高い枝に生っている実を収穫するというスペシャルな体験が出来ます。こちらは、子供たちに甲子柿を身近に感じて欲しいと企画しました。特に小学生の皆さんにぜひ体験してもらいたいです。

 

ここ数年の取り組みは、甲子柿の市内での知名度を上げるだけではなく、様々な広がりを見せていますね。

 

藤井さん:様々なご縁が繋がって、若い世代の方々にも関わって頂くようになり嬉しいですし、大変ありがたいです。同席している蘆田優くんもその一人です。休学までして、釜石に来てくれました。

 

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そうなんですか!蘆田くんはどんなご縁でこちらに?

 

蘆田くん:僕は現在、宮城教育大学の3年生です。今年8月に釜石市で開催された大学生向けのビジネスコンテストBIZCAMP in 釜石に参加しました。その時に出会った甲子柿の魅力にほれ込んで、もっと全国に広めて行きたいと感じ、1年休学して釜石に来ました。最終的には、甲子柿を活用した起業を目指し、今はこちらで研修生としてお世話になっています。

 

蘆田優さん

 

お祭りの協賛金集めなどの担当をしているのですが、色々な方のご協力があってこの祭りが成り立っていることを肌で実感しています。様々な出会いに感謝し、早く恩返し出来る様になりたいです。

 

深澤さん:その他に、甲子地区活性化推進委員会 東京支部 通称“パーシモンズ”という若い世代も関東で甲子柿を活用したイベントなどを開いてくれています。11月には、東京大学の学園祭で甲子柿ブースを出展する事も決まっていて、そこで提供するメニューを22日にお試し販売します。ぜひ、召し上がってご意見、ご感想お聞かせください。

 

イベントを楽しみにしている皆さんに一言お願いします。

 

深澤さん:去年とはまた一味違った内容になっています。皆さんがまだ知らない甲子柿の魅力をお伝えできるツアーもありますので、甲子柿をご存知の方もそうでない方もぜひお越しいただけたらと思います。

 

蘆田くん:今年は、「わたしもたべたい。あなたにもたべさせたい!」というコンセプトを掲げています。誰かに伝えたくなるような、「はい、どうぞ!」と言いたくなるような、そんなお祭りを目指しています。

 

藤井さん:今年は柿が豊作で甲子柿がたくさん並びます。この日を目指してぜひお越しください。そして、たくさん楽しんでください。

 
 

甲子柿の里秋祭り2017

 

イベントスケジュールなど詳しい内容は、甲子柿Facebookページ 甲子柿の里秋祭りイベントページでご確認下さい。
https://www.facebook.com/kasshigaki/
また、ご紹介したツアーは定員になり次第締め切りとなるそうです、お申し込みはお早めにどうぞ。

 

甲子柿について

甲子柿

 

渋柿の一種「小枝柿」を柿室と呼ばれる場所に入れ、燻煙により脱渋するという独特の製法で作られた、釜石市甲子地区の特産品。朱色がかった赤色、柔らかくしっとりとした見た目で、一見トマトと見間違えられるほど。とろりとした甘さとプルンとした食感がたまらない。最近は、その優れた栄養素にも注目が集まっていて、刀根柿と比べると、リコピンは39・4倍、トリプトキサンチンは6・3倍。その他のビタミン類も豊富に含み、美容の他、免疫力を高める効果などが期待されています。

 

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

のぼり旗を掲げ、ラグビー基金を寄付した石村眞一代表(中央)ら

ラグビーW杯成功へ初の市民運動〜有志団体スクラム、のぼり旗で機運盛り上げ

のぼり旗を掲げ、ラグビー基金を寄付した石村眞一代表(中央)ら

のぼり旗を掲げ、ラグビー基金を寄付した石村眞一代表(中央)ら

 

 2年後に迫ったラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催を市民サイドから盛り上げようと、有志でつくる民間団体スクラム2017連絡調整会議(石村眞一代表)は27日、釜石市ラグビー子ども未来基金に30万円を寄付した。寄付金を受け取った野田武則市長は「W杯の成功に向けた市民サイドからの具体的な動きはこれが初めて」と、今後の展開に期待を寄せた。同会議は14団体で構成し、8月に市内各所へラグビーW杯開催の機運を盛り上げるのぼり旗400本を設置。これに合わせて市内の企業などから募った協賛金(133万円)の一部をラグビー基金の寄付金に充てた。

 

 のぼり旗は2種類あり、それぞれ青地に白で「JAPAN2019」「釜石には、ラグビーの力がある」とキャッチコピーが記されている。お盆前までに市内全域に設置され、花火大会や釜石よいさで訪れた観光客などにW杯釜石開催をアピールした。

 

 この日は石村代表や鈴木久事務局長らメンバー7人が市役所を訪ね、野田市長に寄付金を手渡した。石村代表は「当初はメンバーの”自腹”で―と企画したが、思いがけず多くの協賛金が集まった。のぼり旗の設置作業にも多くの人が協力してくれた。釜石も捨てたものではないと自信を持った」と報告。「W杯開催後の心配もあるが、釜石を世界にPRする絶好の機会。地域振興の大きな武器にもなる」とエールを送った。

 

 野田市長は「ゼロからのスタートで、W杯の成功には市民の盛り上げが課題。市民の協力を形にすることが大事。みなさんには今後も独自の展開で、少しずつでも応援の輪を広げてほしい」と期待した。

 

 連絡調整会議のメンバーからは「のぼり旗を一番喜んでもらったのは鵜住居の人たち」「W杯は三陸全体の振興をけん引する役割を果たす」「市民の知識、情熱、経験をフルに活用し、世界にPRする大きなチャンス」と前向きな声が相次いだ。

 

 市のラグビー基金にはこれまでに560件、約2億2千万円が寄せられている。

 

(復興釜石新聞 2017年9月30日発行 第626号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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木組みの技による伝統工法で建てられた「潮見第」と、完成を喜ぶ地元の協力者

復興見渡す「潮見第」完成、世代を超えた交流拠点に〜神田さん(東大名誉教授)漁村を豊かに 夢実現へ、唐丹小白浜まちづくりセンター

木組みの技による伝統工法で建てられた「潮見第」と、完成を喜ぶ地元の協力者

木組みの技による伝統工法で建てられた「潮見第」と、完成を喜ぶ地元の協力者

 

 東日本大震災からの地域復興と三陸創生を考える拠点とする「潮見第(しおみだい)=唐丹小白浜まちづくりセンター」が、釜石市唐丹町小白浜に完成した。伝統木造建築工法による2階建て。お披露目の会は17日に行われ、建設事業に協力した地元住民、運営主体の民間事業者ら30人が完成を祝った。潮見第は、三陸の豊かな自然や水産物を発信し、市内外の幅広い世代が交流する施設を目指す。

 

 建設したのは株式会社唐丹小白浜まちづくりセンター。代表取締役は建築基本法制定準備会の神田順会長(69)=東京大名誉教授=が務める。

 

 167平方メートルの敷地に延べ床面積124平方メートル。1階は広間がコンクリートの床で、キッチン、トイレ、浴室を備える。2階には2つの寝室、浴室、トイレがある。さらに、2階の屋根の上に設置されたロフトからは小白浜集落と唐丹湾を一望できる。

 

お披露目の会で仲間と剱持さん(後列中央)は「新居」の完成に笑顔いっぱい

お披露目の会で仲間と剱持さん(後列中央)は「新居」の完成に笑顔いっぱい

 

 設計した神田さんは「潮見第の愛称はこの眺望から名付けた。『第』は別邸などの意味」という。

 

 七寸(21センチ)角の大黒柱2本が2階の梁(はり)まで突き抜け、支える構造が特徴的。内外の壁も板張りで統一している。半世紀以上前は一帯にありふれた家の風情だ。建材は地元から伐り出したスギを使った。

 

 工事を担当した山形県鶴岡市の剱持猛雄さん(71)=剱持工務店、番匠一級建築士事務所代表=は「古民家を解体した時、木組み、細工のすごさに驚き、伝統工法のすばらしさに引き付けられた。神田先生からお話があり、『間取りだけを考え、建て方はまかせてほしい』と伝えた」という。

 

 強度を補完する金属ボルトや筋交いは一切使っていない。「しっかりした木組みと壁板の組み合わせだけで(地震にも)強い建物ができる。この家(潮見第)は大丈夫だ」と剣持さんは自信をのぞかせた。「近くで材木を調達し、製材できる。後々の改築や修繕などを考えても、地元材を使ったほうが安く建てられる」と断言する。

 

 神田さんは「感無量。棟梁の剱持さん、知人や友人、地元のみなさん、隣の木村工務店の応援で、地元の材木で家を建てるという、私がやりたかったことができた」と喜ぶ。

 

 当面の利用者は株主や知り合い、研究者や大学生を見込む。「都会の子どもたちが唐丹の豊かな自然に触れ、交流する場にもなるといい。ロフトもある構造は、子どもにも隠れ家のような楽しさがある」と夢は広がる。

 

 神田さんが初めて釜石を訪れたのは1971年4月。当時は大学院生で、唐丹町小白浜に住む父親の知人宅に滞在した。

 

 東京大工学部で32年間、建築構造を研究。柏キャンパスに新領域創成科学研究科が立ち上がると、工学の枠にとどまらない環境学の創成に携わった。

 

 定年退官を1年後に控えた2011年3月、東日本大震災が起きた。東大の復興応援プロジェクトの中で、唐丹を中心に活動を開始。神田研究室は6月に被害調査で小白浜、尾崎白浜、佐須地区に入った。

 

 復興まちづくりに関し、ハード、ソフトの住民意向を聴き取るワークショップを翌年6月から小白浜で始め、意見交換会として毎年続けてきた。

 

 復興支援の継続には「基地」が必要と考えた。「自分が気兼ねなく小白浜に滞在できる場所でもある」と神田さん。その熱意に地元住民が応え、建設用地や建材となるスギ林を購入できた。

 

潮見第の完成に「感無量」と神田さん

潮見第の完成に「感無量」と神田さん

 

 「もともとは私個人の夢の実現だが、21世紀の漁村集落を豊かなまちにしたい」という思いを、友人の輪が後押し。民間運営とする資金的基盤の見通しも立った。

 

 神田さんは「過疎地をどうするか、そのまちの将来をどう考えるか―は、どこにでもある課題だ。ここで重要なのは漁業だろう。産物を、生産者の顔が見えるかたちで消費者に届け、交流して地域も発信する方法もある」と潮見第から思いを巡らせる。

 

(復興釜石新聞 2017年9月23日発行 第624号より)

 

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被災木を製材した板を床に貼る作業に取り組む関係者

大火の被災木を活用、釜石大観音仲見世通り空き家改修へ〜山林所有者を支援、利用促進へPRを兼ね

  被災木を製材した板を床に貼る作業に取り組む関係者

被災木を製材した板を床に貼る作業に取り組む関係者

 

 5月に発生した釜石市尾崎半島山林火災の被災木を、建材として活用する取り組みが始まった。大平町の釜石大観音仲見世通りで空き店舗をリノベーションする一級建築士の宮崎達也さん(45)=宮崎建築事務所代表=が、釜石地方森林組合(久保知久組合長)から試験伐採したスギ材の提供を受け、床板などに活用。被災木も利用可能であることを発信し、山林所有者の経済的損失を少しでも抑制できればと、関係者は同木利用への関心の高まりを期待する。

 

 6月から改修が進められている同仲見世の空き店舗は、木造2階建て。土産物店として使われた後、20年ほど空き家になっていた物件を宮崎さんが購入した。2階の約50平方メートルを釜石市の「起業型地域おこし協力隊」(6人)のシェアオフィスにする計画で、現在、被災木を使った床貼り作業が行われている。

 

改修作業を実施中の釜石大観音仲見世通りの空き店舗(左手前)

改修作業を実施中の釜石大観音仲見世通りの空き店舗(左手前)

 

 17日は、宮崎さんが代表を務める市民団体「釜石大観音仲見世リノベーションプロジェクト」や入居する同隊、関係するパソナ東北創生などから約10人が集まり作業。設置場所の寸法を測って板の長さを調整し、木目や色を考えながら配置した。オフィスとしての利用は来月からを予定する。

 

 サイクリングのツアーガイド事業を構想する同隊の福田学さん(40)は「自分たちのオフィスを手作りしていくのは新鮮で、愛着も持てる。地元の木材を使わせてもらい、うれしく思う」と、新たな仕事場の完成を心待ちにする。

 

 同山林火災の被害面積は約413ヘクタール。スギが約180ヘクタールと最も被害が大きく、販売可能な樹齢50年以上の木が多く被災したため、販売先の確保が課題となっている。これまでに県外の集成材工場が買い取りを引き受け出荷も始まっているが、同組合では輸送コストなども勘案し、引き続き受け入れ先を探している状況。

 

 組合職員が6月に試験伐採した約30本は、大槌町の上田製材所で製材され、今回のリノベーションに7本を提供したほか、品質を確かめてもらうための製材所向けサンプルとして活用されている。

 

 同組合で活動する釜石リージョナルコーディネーター(釜援隊)の手塚さや香さん(38)は「被災しても多くの立木は利用可能。今回の活用がそのPRになれば」と話し、今後、地元から被災木活用の動きが活発化することで、山林所有者支援につながることを願った。

 

(復興釜石新聞 2017年9月23日発行 第624号より)

 

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18日朝、出勤する女性は膝まで濁水につかり、目抜き通りを渡った

台風18号、釜石にも大雨〜店舗や復興住宅に浸水、「再開したばかりなのに」とため息も

18日朝、出勤する女性は膝まで濁水につかり、目抜き通りを渡った

18日朝、出勤する女性は膝まで濁水につかり、目抜き通りを渡った

 

 九州に上陸したあと日本列島を北上した大型の台風18号は18日朝に本県に最接近し、各地で暴風雨となった。釜石市では17日午後から風雨が強まり、盛岡地方気象台によると、降り始めからの雨量は18日午前10時までに225ミリに上った。市は市内全域(1万6824世帯、3万4806人)に避難勧告を出し、12カ所に避難所を設置。避難者は最大で109人を数えた。市防災危機管理課によると、台風による人身被害はなかったが、大町の市街地が冠水し、店舗や復興住宅が浸水。住民からは「復興途上なのにまた台風」と、ため息も漏れた。

 

 冠水した市道を水しぶきを上げて進む車=18日朝、只越町(

冠水した市道を水しぶきを上げて進む車=18日朝、只越町

 

 雨は17日午後6時ごろから強まり、18日午前1時59分までの1時間に66ミリを観測。アメダスの9月の時間雨量では観測史上最多となった。18日午前7時11分には最大瞬間風速22・6メートルを観測した。

 

甲子川河口部では消防団が水門を調整し警戒=18日朝

甲子川河口部では消防団が水門を調整し警戒=18日朝

 

避難所には最大で109人が身を寄せる

 

 学校など4カ所の指定避難所には17日午後5時現在、11人が避難した。18日早朝にかけて雨脚が強まる中で徐々に避難者が増え、午前5時現在、9カ所で109人に達した。

 

 双葉小体育館には最大約50人が避難した。17日午後7時に避難し一晩を過ごした源太沢町の八幡文雄さん(77)、妻ミヨ子さん(77)は「去年(台風18号)より雨が強かった。甲子川より裏山の土砂崩れが心配」と不安そうに話した。

 

50人が避難し、一夜を明かした双葉小体育館=18日朝

50人が避難し、一夜を明かした双葉小体育館=18日朝

 

 大町など中心街の目抜き通り一帯は冠水し、水につかり止まったままになった車も数台あった。国道や市道も各地で冠水、土砂崩れによる通行止めが相次いだ。住吉町、松原町などでも住宅が床上、床下浸水し、晴れ間が広がった午後になっても冠水したままの場所が点在した。

 

 大雨で水につかった住宅や車=18日朝、住吉町

大雨で水につかった住宅や車=18日朝、住吉町

 

 8階建ての大町復興住宅4号では1階のビジネスフロアが15センチほど床上浸水。美容室を経営する阿部イナ子さん(71)は「いす、電気器具関係は大丈夫。床が乾燥するまで3日ぐらいかかりそう。震災で松原町の自宅と店が全壊。ここで3月31日に店を再開したけど、また水の被害なんて」と憤まんいっぱいの表情だった。

 

 大町や只越町では、大町4号など地下部分へ浸水しエレベーターが止まった復興住宅もあった。近くの商店主は「8階のお年寄りは大変だろう」と心配した。7階建ての大町2号では排水後、メーカーの技術者が制御盤や配線を点検。午後7時ごろ再稼働の準備を完了した。

 

床上浸水の書店は排水と乾燥に懸命の作業=18日夕、大町

床上浸水の書店は排水と乾燥に懸命の作業=18日夕、大町

 

 大町の「かまいし親富孝通り飲食店会」(36店)では1階の店舗が床上40センチまで浸水。青葉通りの復興飲食店街「かまりば」も浸水被害を受けた。

 

 JR釜石線は路盤に流木や土砂が流入したため18日始発から終日、運転を見合わせた。遠野―釜石間で区間運休するなど上下24本が運休し、約1500人に影響した。花巻駅に向かう上りのSL銀河も運休した。19日も昼前まで同区間の運転を見合わせ、通学、通勤の足が乱れた。

 

 三陸鉄道南リアス線は18日の始発から午前11時ごろまで運休した。県交通の路線バスも道路の冠水、土砂崩れなどでダイヤが混乱した。

 

 東北電力岩手支店によると、県内10市6町で延べ1万2551戸が停電。釜石市片岸町の18戸が18日午後0時51分に停電したが、ほぼ2時間後に復旧した。

 

(復興釜石新聞 2017年9月20日発行 第623号より)

 

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釜石市産直スタンプラリー

第3回産直スタンプラリー始まるよ

釜石市産直スタンプラリー

 

今年もやるよ!「産直スタンプラリー」、市内産直に備え付けのスタンプを3か所分集めて応募すれば、豪華な地場産農産物や加工品が抽選でドーンと当たります。

 

『産直大好きな皆さん、是非アタックしてみませんか』

 

第3回釜石市産直スタンプラリー

第3回釜石市産直スタンプラリー

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実施期間

9月30日(土)から11月30日(木)まで

実施場所

市内産直9か所
①峠の茶屋 ②橋野どんぐり広場産直 ③甲子フレッシュあぐり直売所 ④唐丹産直 ⑤ミニ産直コスモス ⑥産直ミッキーファーム ⑦ミニ産直柿の里 ⑧ふれあい小川産直 ⑨道の駅釜石仙人峠産直

 

釜石市産直マップ

釜石市産直マップ

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市内の産直 | かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

主催

第37回釜石市農業祭実行委員会

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阿久津所長(左)から橋の工事について説明を受ける地元住民

高架橋から市街地望む、あと2年 開通へ夢を膨らませる〜「復興道路」工事進む、八雲道跨道橋で見学会

阿久津所長(左)から橋の工事について説明を受ける地元住民

阿久津所長(左)から橋の工事について説明を受ける地元住民

 

 「復興道路」として整備が進む三陸沿岸道路釜石山田道路(釜石市甲子町―山田町船越、23キロ)の一部、釜石市八雲町の八雲跨(こ)道橋(81メートル)建設現場で10日、地元住民を対象とした見学会が開かれた。約90人が高架橋に上がり、コンクリート構造物の仕組みや工事の進捗(しんちょく)状況を見学。災害に強く、救急搬送などへの整備効果が期待される高規格道路開通へ夢を膨らませた。

 

 見学会は工事を請け負う川田建設(本社・東京都北区)が、八雲協力会、八雲地区親交会、富士見台町内会の住民を対象に実施。同跨道橋作業所の阿久津豊所長(監理技術者)が工事概要を説明した後、工事用エレベーターで高さ約20メートル(ビル7階相当)の橋上部に向かった。

 

高さが20メートル以上もある八雲跨道橋を橋脚の下から見上げる参加者ら

高さが20メートル以上もある八雲跨道橋を橋脚の下から見上げる参加者ら

 

 同跨道橋は釜石山田道路の最も南に位置する釜石トンネルと、八雲第1トンネルを結ぶ高架橋で、昨年6月に着工。今春、橋脚が完成し、現在は上部工8ブロックの最終ブロックを施工している。コンクリートに通した鋼材を両方向から引っ張り、元に戻る力を利用してコンクリートに圧縮力を与えるPC(プレストレストコンクリート)工法を採用。合わせて橋の強靭(きょうじん)化、高耐久化を図るさまざまな創意工夫がされている。

 

 参加者は、ミリ単位の管理をしながら進められるという工事技術に感心しながら、普段は見られない現場に理解を深めた。橋から見える市街地の景色も満喫した。

 

 3人の子どもと訪れた八雲町の千葉美代子さん(33)は「実際に見なければ分からない部分もあるので、貴重な機会になった。縦と横の高速道路がつながって少しでも便利になれば」と期待。長女の歩さん(双葉小3年)は「いろいろな道具を使って橋を造っているのにびっくり。橋の上は高くて少し怖かったけど楽しかった」と目を輝かせた。

 

 同親交会の西村晴夫会長(75)は「山間部にこのような構造物ができるとは。道路が完成すれば物流も盛んになる。地域を取り巻く環境も大きく変わるが、釜石の今後が良い方向に進んでいけば」と願った。

 

 阿久津所長(53)は「現場を見ることで公共工事が身近なものとなり理解も進む。地元で造っているものの価値が分かれば誇りにも思っていただける。11月までの工事を無事故で終え、品質のいいものを残したい」と意欲を見せた。

 

 釜石山田道路は震災直前の2011年3月5日に釜石両石インターチェンジ(IC)―釜石北IC間(4・6キロ)が開通済み。八雲跨道橋を含む整備中の釜石ジャンクション(JCT)―釜石両石IC間(5・6キロ)、大槌IC―山田南IC間(8キロ)は18年度中、釜石北IC―大槌IC間(4・8キロ)は19年度中の完成を見込み、19年度までに全線23キロが開通する予定となっている。

 

(※整備中のJCT、IC、トンネル、橋梁はいずれも仮称)

 

小佐野小生も高架橋見学、熱心に質問

 

学校の近くで進められている工事現場を見学した児童たち

学校の近くで進められている工事現場を見学した児童たち

 

 小佐野小(紺野綾子校長、児童318人)の4年生44人が13日、釜石市と山田町間で建設中の三陸沿岸道路釜石山田道路(23キロ)を訪れ、小佐野高架橋(長さ261メートル)の工事現場を見学した。児童らは学校のすぐそばで整備が進む橋桁の架設作業について関係者から説明を聞き、熱心に質問をした。

 

 見学会は地元で行われているスケールの大きな橋梁(きょうりょう)工事を見て、触れて、建設業に興味を持ってもらおうと、施行者の高田機工(本社・大阪)小佐野南地区橋梁工事事務所(武本博所長)が企画。学校から歩いてやって来た児童たちは武本所長らから工事の進行状況、必要な部材や機材などの説明を受けた後、橋桁となる四角い部材(長さ10メートル、高さ2・7メートル、横幅2・5メートル)内の見学や、つなぎ目となるボルトを部材にセットする作業を体験した。

 

 児童から「この橋をつくるのにどれくらいお金がかかりますか」「仕事で一番大変なことは」と質問が出ると、作業員らが「9億円です」「工事現場では、いろんな人が協力して働いていて、まとめるのが大変」と回答。建設業を選んだ理由を聞かれた作業員は「明確な理由はないが、働いて楽しさを知った。地図に残る仕事だと気付き、やりがいを感じるようになった。何となくでも何とかなるけど、やりたいことを見つけて」とアドバイスする場面もあった。

 

 鹿島大希君は「みんなが喜ぶ顔が見たいから」と、家を建てる仕事がしたいとの夢も持っており、工事現場に興味津々。「力を合わせてやれば、どんなことでもできると分かった」と学びを深めた。

 

 釜石山田道路は19年度中の全線開通を予定している釜石市甲子町と山田町船越を結ぶ自動車専用道路。小佐野高架橋は現在、橋桁を架ける工事が進められており、今年11月末までに完了する。その後、橋桁の上に「床版(しょうばん)」というコンクリートの床を造り、さらにアスファルトで舗装。1年ほど工事は続けられるが、早期完成を目指している。

 

(復興釜石新聞 2017年9月16日発行 第622号より)

 

復興釜石新聞

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復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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トヨタレンタリース釜石駅前店に設置された「釜石ラグビー」PR・応援看板

「ラグビーのまち」看板設置、釜石SWを後押し〜トヨタレンタリース 釜石駅前店

トヨタレンタリース釜石駅前店に設置された「釜石ラグビー」PR・応援看板

トヨタレンタリース釜石駅前店に設置された「釜石ラグビー」PR・応援看板

 

 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催の盛り上げと、今季からジャパンラグビートップチャレンジリーグに参入した釜石シーウェイブス(SW)RFCを応援しようと、釜石市鈴子町のトヨタレンタリース岩手釜石駅前店(大澤賢一店長)に、「ラグビーのまち・釜石」をPRする看板が設置され、8日、関係者にお披露目された。

 

 看板は大渡橋南交差点付近の同店敷地内に設置。2種あり、スタジアム看板(縦1メートル、横7・5メートル)には、復興スタジアム(仮称)をイメージした図を背景にあしらい、「釜石で輝く未来へスクラムトライ」とのPRキャッチコピーを入れた。市が推奨する「釜石ラグビー」のロゴも加えた。

 

 もう一つは縦1メートル、横6・85メートルの看板で、一目で釜石のまちを知ってもらえるよう、「鉄と魚とラグビーの街」と文字を入れた。地域に密着した企業でありたいとの思いを込め、「釜石市を応援します」と添えた。

 

 それぞれLEDライトを使った照明も設置。午後4時半から11時10分まで点灯している。

 

 盛岡市に本社を置く同店は1992年の三陸・海の博覧会に呼応し、鈴子町で仮店舗営業を始めた。博覧会終了後は港町で営業していたが、震災の津波で店舗は流失。無店舗状態となった同店に、釜石駅前への出店の声掛けがあり、2011年10月に現在の場所で再開した。

 

 お披露目には関係者ら約20人が参加。本社の遠藤廣美専務取締役が「少しずつ復旧復興が進む中で、新たな地域との関係が築かれ、助けられてきた。今度はわれわれが何か地元を応援できることをしようと考えた。地域と共に歩み、ラグビーを通した釜石の発展に寄与できれば」と設置の趣旨を説明した。

 

 野田武則市長は「道行く市民、観光客に興味を持ってもらえるものを設置していただき感謝。W杯成功に向け努力しなければ」と気を引き締めた。釜石SWの桜庭吉彦ゼネラルマネジャーも、設置場所とメッセージに発信力があると太鼓判。「強く愛されるチームでありたい。ラグビーで地域が元気になり、まちが発展するような取り組みをしたい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2017年9月13日発行 第621号より)

 

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広報かまいし2017年9月15日号(No.1672)

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2017年9月15日号(No.1672)

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【目次】
表紙:東日本大震災復興土俵入り
P02:釜石市民ホール
P05:国際交流員の紹介など
P06:防災行政無線
P07:釜石市産直スタンプラリーなど
P08:赤ちゃんの笑顔育み事業
P09:犬の登録と狂犬病予防注射など
P10:釜石まるごと味覚フェスティバル&
ラグビーワールドカップ2019™ファンゾーンプレイベント
P12:まちの話題
P14:保健案内板
P16:市民の広場
P17:まちのお知らせ
P20:胃がん検診など

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1212544_2596.html
釜石市

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Meetup Kamaishi 2017 Autumn

【9/30~10/15】『Meetup Kamaishi 2017 Autumn』

【9/30~10/15】『Meetup Kamaishi 2017 Autumn』

 

釜石シティプロモーション推進委員会では、平成29年9月30日から10月15日の期間で、「オープンシティフォーラム2017」、「KAMAISHI NIGHT -Meetup Kamaishi 参加者交流会-」、市民が鉄人として、釜石の人や歴史、文化、食といった様々な魅力を体感できる28の観光体験プログラムを提供する「Meetup Kamaishi」などで構成するイベント「Meetup Kamaishi 2017 Autumn」を開催いたします。

 

市内外からの沢山のご参加を心よりお待ちしております。

 

オープンシティ釜石

オープンシティ釜石公式サイト
リンク


 

Meetup Kamaishi 2017 Autumn パンフレット

Meetup Kamaishi 2017 Autumn パンフレット

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1. オープンシティフォーラム2017

私たちの暮らしやビジネスは、今後どのように変化していくのか。ポスト復興を見据えた持続可能なまちづくりとは、何を意味するのか。グローバルな視点から、釜石市の地方創生ビジョン「オープンシティ戦略」を見つめ直し、具体的なエピソードとともに地域社会の未来と可能性を探求します。

 

日時

平成29年10月7日(土)15時~17時30分(開場:14時30分)

場所

チームスマイル・釜石PIT(釜石情報交流センター内)

入場

入場無料(申込不要・入退場自由)

内容

■キーノートスピーチ
「持続する地域のための観光のあり方」
【講師】
坂元 英俊 氏(一般社団法人島原半島観光連盟専務)
「シェアリングエコノミーが変える、ビジネスと人々の暮らし」
【講師】
佐別当 隆志 氏(一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局長)
■パネルディスカッション
「持続可能な世界と、地域と、私たち。」
【パネリスト】
荒井 一洋 氏(NPO法人エコツーリズムセンター理事)
川久保 俊 氏(法政大学デザイン工学部建築学科専任講師)
藤井 サヱ子 氏(創作農家こすもす/釜石市甲子地区活性化協議会会長)
山田 周生 氏(一般社団法人United Green代表理事)
戸塚 絵梨子 氏(株式会社パソナ東北創生代表取締役)
【モデレーター】
石井 重成(釜石市オープンシティ推進室長)

問合せ

釜石市オープンシティ推進室
TEL:0193-27-8463

 

2. KAMAISHI NIGHT – Meetup Kamaishi 参加者交流会 -

観光体験プログラムやフォーラムなどに参加し、釜石を訪れた皆様と釜石市民の交流会を開催します。皆様と釜石のご縁に感謝し、新しい出会いや絆が生まれる場です。

 

日時

平成29年10月7日(土)18時30分~20時30分(開場:18時~)

場所

釜石ベイシティホテル 2階

会費

3,500円 ※会費は当日会場で承ります。

申込締切

10月2日(月)

申込方法

以下の申込フォーム又は電話にてお申込み下さい。
【申込フォーム】 https://goo.gl/69wCTs
【電話】 釜石市オープンシティ推進室 0193-27-8463

 

3. ラグビーカフェ釜石 ルール講習会&チャレンジウォークラリー

2019年のラグビーワールドカップ™までに「ラグビーのルールを覚えて楽しみたい」という人のために特別企画を実施します。ゲスト講師による「ラグビーの楽しみ方!今さら聞けないルール講習会」や、クイズに答えて、ラグビーTシャツやボールなどが当たるウォークラリー。ラグビー観戦初心者も大歓迎です。

 

日時

平成29年10月9日(月・祝)13時~15時

場所

ラグビーカフェ釜石(シープラザ釜石2階)

参加費

無料

講師

藤原 誠 氏(元釜石シーウェイブスRFC)

問合せ

ラグビーカフェ釜石
TEL:080-4689-1123

 

4. 釜石おさかな発見伝 かまりば×さかなまみれプロジェクトコラボ企画

釜石漁火酒場「かまりば」にて、Meetup Kamaishiの期間限定で、「どん肝」「マグロの胃袋」を使った料理が楽しめます。

 

期間

平成29年9月30日(土)~10月15日(日)

場所

釜石漁火酒場「かまりば」

備考


提供店舗はMeetup Kamaishi 2017 Autumnパンフレット等でご確認願います。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 オープンシティ推進室 戦略推進係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話: 0193-27-8463 / Fax: 0193-22-2686 メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/keikaku_torikumi/chihousousei/detail/1212395_3278.html
釜石市

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「くまモン」をもみくちゃにして歓迎する釜石市内の幼稚園児ら

全国行脚のくまモン釜石へ〜支援に感謝 思い共有、ラグビーW杯へエール交換

釜石のマスコットキャラクター「かまリン」とエールを交換する「くまモン」

釜石のマスコットキャラクター「かまリン」とエールを交換する「くまモン」

 

 昨年4月の熊本地震での支援活動に感謝するため、熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」が8月30日、釜石市鈴子町のシープラザ釜石2階にあるラグビーカフェを訪れた。熊本は釜石市と並び、2年後のラグビーワールドカップ(W杯)開催地の一つ。市内の幼稚園児らの歓迎を受けたくまモンは、愛らしい風貌とコミカルな動きで楽しませ、「共に力を合わせ、ラグビーW杯を成功させよう」とエールを交換した。

 

 3年かけて46都道府県を回り、被災地支援に対してお礼を伝える「全国行脚」の一環。熊本地震の被災地に、釜石でキッチンカー事業を運営する三塚浩之さん(54)が支援に駆け付け、被災事業者らにノウハウを伝えたことに感謝の気持ちを伝えようと、釜石まで足を延ばしたという。

 

 くまモンから野田武則市長にお礼の色紙を贈呈。三塚さんには感謝状を贈った。野田市長は「熊本でもラグビーW杯が開かれる。釜石市民と思いを共有し、熊本にも元気になってほしい」とエール。支援のため熊本まで7回も足を運び、義援金も届けた三塚さんは「東日本大震災で被災した私たちも思いは同じ。共に未来に向かってがんばろう」と呼び掛けた。

 

 「くまモン」をもみくちゃにして歓迎する釜石市内の幼稚園児ら

「くまモン」をもみくちゃにして歓迎する釜石市内の幼稚園児ら

 

 くまモンは、集まった人たちと感謝のハグを交わした。かまいしこども園の園児ら30人と一緒に「くまモン体操」も楽しんだ。同園の菊池あかりちゃん(5)は「くまモンにさわった。かわいかったよ」と目を丸くして喜んだ。

 

 昨年11月から感謝の全国行脚をスタートしたくまモンは、これまでに20都道県を回り、今回は8月28日に本県入り。30日は宮古市を訪ねたあと釜石に入り、甲子町松倉の市球技場にも訪れた。

 

(復興釜石新聞 2017年8月30日発行 第617号より)

 

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