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広報かまいし2020年9月1日号(No.1743)

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広報かまいし2020年9月1日号(No.1743)

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【P1】
・地震・津波避難訓練週間
【P2-3】
・市道只越天神町線交通規制のお知らせ
・地域企業再建支援事業補助金 他
【P4-5】
・大腸がん検診容器回収
・介護保険説明会 他
【P6-7】
・まちのお知らせ
・各種相談 他
【P8】
・イベントのお知らせ

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釜石市

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修正案へ意見を聞いた3回目のワークショップ=中妻地区生活応援センター

完成楽しみ「鈴子広場」、新しい遊具や築山整備〜来年度中の着工、完成目指す

修正案へ意見を聞いた3回目のワークショップ=中妻地区生活応援センター

修正案へ意見を聞いた3回目のワークショップ=中妻地区生活応援センター

 

 釜石市は、震災後、仮設飲食店用地となっていた鈴子町の公園「鈴子広場」(0・4ヘクタール)の復旧整備事業を来年度にかけて行う。市街地における憩いの場、遊び場確保の観点から、市民の意見を設計に反映させるためのワークショップ(WS)を6月から開催(全3回)。最終日の22日は、これまで出された課題解決策のアイデアを盛り込んだ設計案が示され、メンバーからさらに意見を聞いた。今後、具体的設計を進め、来年度中の着工、完成を目指す。

 

 「みんなでつくる鈴子広場」と題したWSには、公募で集まった小学生以下の子どもを持つ親や地元町内会員など12人が参加。1、2回目は現地を見学しての課題の洗い出し、解決策のアイデア出し・検討などを行い、市が示した計画素案への意見を聞いてきた。

 

 3回目の22日は、参加者から出された意見を基に修正した案について協議。設計を請け負う八州(本社・東京都)の担当者とオンラインでつなぎ、修正内容の説明を受けた後、2グループで再度、検討を行った。

 

 計画では、園内を5エリアに分類。岩手銀行側は、震災復興支援で民間企業により2013年に整備された複合遊具や健康器具があることから、それらを生かしつつ、新たな遊具を導入。「運動広場」「遊具広場」とエリア分けし、遊具広場には、要望のあった柵で区切った乳幼児向けスペースも確保する。

 

 薬王堂側は、緑地を生かしたエリアに。現在あるステージは撤去し、「築山広場」を整備。築山の周りには遊歩道や多目的デッキ(イベント時は簡易ステージとして利用)を設ける。震災殉職消防団員の顕彰碑周辺は「やすらぎの広場」とし、園内にある既存の像やモニュメントを移設。中心部に位置する噴水(現在は休止中)周辺は「中央広場」とし、再整備する予定。

 

1993年に供用開始した鈴子広場。28年ぶりに新たな姿に生まれ変わる

1993年に供用開始した鈴子広場。28年ぶりに新たな姿に生まれ変わる

 

 WSの意見を受け、園内にはあずまや、ベンチを複数設置。サクラなど季節を感じられる樹木は残し、残りは伐採。すっきりとした景観を作る。子どもたちの安全を考え、運動、遊具、中央の3広場には土素材のダスト舗装を採用する。駐車場は仮設店舗に利用されていた両サイドのスペースに整備。幼稚園などの中型バス、障害者用の駐車スペースも確保する。

 

 修正案に対し参加者からは、築山の遊び場としての活用法やバスケットゴールの設置など選定遊具に関する意見、多目的トイレのおむつ交換台の耐加重、駐車場の一方通行への要望も出された。噴水については「夏場の暑さ対策であれば、代わりにミスト的な設備も効果的ではないか」という意見もあり、噴水を残すかどうかは今後の検討事項となった。

 

 小学4年生の子どもを持つ小佐野町の及川佳奈子さん(44)は「地元住民や障害者の視点も取り入れ、素敵な公園ができそう。自然に親しみながら安全に利用できる場所になれば。完成が楽しみ」と期待。鈴子町に住む高橋光子さん(72)は「地元町内会は高齢者が多い。子どもの遊び場だけではない要素も入れられたのは良かった。鈴子は公民館がないので、住民活動の場としても利用できれば」と願った。

 

 市のニーズ調査で、子育て中の保護者が充実を望む支援策の1位は「子どもが安心して遊べる場所」。今回のWSは、市が子育て支援の重点プロジェクトの一つに掲げる「遊び場開拓」の取り組み第1弾となった。

 

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海での遊びは幾通りも!参加者は夏の海辺で最高の一日を楽しんだ

海を満喫ワンデイキャンプ〜子どもらに夏の思い出、コロナ下だからこその喜び

海での遊びは幾通りも!参加者は夏の海辺で最高の一日を楽しんだ

海での遊びは幾通りも!参加者は夏の海辺で最高の一日を楽しんだ

 

 釜石の海の魅力をまるごと体験できる「海あそびワンデイキャンプ」が9日、釜石市箱崎町白浜の通称“小白浜”ビーチで行われた。市内の海に関わる団体や地元漁師らでつくる「海と子どもの未来プロジェクト実行委員会(さんりくBLUE ADVENTURE)」が主催。7年目の今年は新型コロナウイルス感染症の予防対策を講じ、楽しみにしていた子どもたちに、かけがえのないひと夏の思い出を提供した。

 

 県内での感染者確認を考慮し、参加者を釜石市内在住者に限定。同居家族を含め、過去2週間に感染の可能性がある滞在や接触がないことを確認し、小学生と保護者同伴の幼児ら56人を受け入れた。

 

 白浜漁港でウエットスーツとライフジャケットを身に着け、地元漁師の船で隠れ家的ビーチ「小白浜」に上陸。スタッフから簡易トイレの使用方法、シュノーケリング用具に名前を付け1日同じものを使うことなどコロナ対策の説明を受け、さまざまな海遊びを楽しんだ。

 

 シーカヤック、スタンドアップパドルボード(SUP)、レスキューボードは今年も大人気。インストラクターから操作方法を教えてもらい、海上に繰り出した。シュノーケリングチームは岩場で生き物探し。ウミウシやナマコ、ヤドカリ、小魚などを見つけ観察した。幼児は波打ち際で水しぶきを上げてはしゃいだ。

 

 中妻町の藤井結衣ちゃん(3)は、父悠さん(37)のお腹に乗って水に浮かぶ“ラッコさん遊び”がお気に入り。母茉依さん(33)は「先月参加した根浜あおぞらビーチパークでも大喜びで、だんだん水も怖がらなくなってきた。年の近い子とも一緒に遊び、すごく楽しそう」と目を細めた。悠さんの転勤で釜石に来て5年目。「釜石の良さをまた一つ発見できた。自然に癒やされ、心を開放して遊ぶ経験はこれからの糧になる」と実感を込めた。

 

 御箱崎半島に位置するこの浜辺は、リアス海岸特有の入り海の穏やかさ、白砂と背後に迫る山の緑が生み出す絶景が大きな魅力。津波など有事の際にはハイキング路を登り、高台避難も可能。キャンプでは、海上で救助を待つ場合の浮き身姿勢を学ぶ「浮いて待て」講習も行い、自助防災力も高める。

 

 今夏は震災で被災した根浜海岸の砂浜再生工事の完了で、本格的な海開きが期待されていたが、新型コロナの影響で中止。遠出旅行もままならない今、少しでも子どもたちに自然体験の場をつくってあげたいと、実行委は例年通りのキャンプ実施を決めた。運営メンバーは、5月から開設される感染症対策を施した遊び場「根浜あおぞらパーク」のスタッフとしても関わっており、その実績も開催を後押しした。

 

 同実行委共同代表の柏﨑未来さん(35)は「こういう時だからこそ、地元の自然を地元の人に体験してもらいたい。できる限りの対策をして安全安心に配慮した。専門家の指導を仰ぎながらやってきたあおぞらパークのノウハウを今後も生かせれば」と話した。

 

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10年後の釜石を見据え、自分たちに何ができるかをグループごとに発表

10年後の将来像探る、まちづくり担う一員として〜かまいし絆会議・未来づくり委員会

10年後の釜石を見据え、自分たちに何ができるかをグループごとに発表

10年後の釜石を見据え、自分たちに何ができるかをグループごとに発表

 

 釜石市内14小中学校の児童・生徒で組織する「かまいし絆会議」と、市の次期総合計画策定への提言を行う「かまいし未来づくり委員会」(委員62人)は7日、市民ホールTETTOで、それぞれの会合と今後のまちづくりに向けた意見交換を行った。小中高生と社会人約50人が参加した意見交換会では、絆会議で出された10年後の釜石の姿を実現可能なものにするため、それぞれの役割を考えた。

 

 ラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催を機に2017年から活動する絆会議。本年度2回目のこの日の集まりでは、釜石でのW杯試合から1周年となる9月25日を「絆の日」とし、各校で記念の取り組みを行うことを確認。出席した児童会、生徒会のリーダーらが活動案を示した。

 

 各校から出されたのは▽絆会議が作詞を手がけ、W杯会場で歌った「ありがとうの手紙」の校内・市内放送や合唱▽タグラグビー大会や釜石シーウェイブス(SW)RFC選手との交流▽日ごろの感謝を込めた地域清掃、お世話になっている人たちへの感謝の手紙贈呈―など。W杯のレガシー継承や地域貢献を通じて、まちづくりを担う一員としての意識も高める。

 

 市民公募により昨年12月に設置された未来づくり委員会は、2021年度から10年間の市総合計画策定に向け、6つの部会で基本目標や実現のための戦略、実行者について検討を重ねてきた。10回目のこの日は、8月下旬に予定する市への中間提言を前に、まとめられた報告書の内容を共有。研究発表で同席した釜石高の地域ゼミ生からの質問も受けた。

 

 委員会では10年後の釜石の将来像を3つのフレーズで表現。市民の主体性、柔軟性、多様性を尊重し、前進・挑戦し続けるまちの姿を文言に込めた。市民の役割、大事にしたい思いも記した。

 

 「震災から10年が経過するこれからが正念場。市民がまちの未来を本気で考え、主役として頑張っていった先により良い地域があるのでは」と青木健一委員長。同計画の素案は各地域会議などにも諮り意見を聞いた後、10月下旬の委員会最終提言を踏まえ、策定作業に入る。

 

 両会終了後の意見交換会は、市民協働のまちづくりへの取り組みの一環。子どもたちにとっては地域とつながることによる実行性の向上、大人たちには子どもたちの思いを感じ、共に活動する視点を持ってもらう狙いがある。

 

 参加者は①活気にあふれ人が多いまち②ラグビーで盛り上がれるまち③防災意識の高いまち④ごみが無いきれいなまち―のテーマごとにグループ協議。絆会議で考えた具体的取り組みを実行するにあたり、小中高生、大人、行政の5者が「どんな役割を担えるか」意見を出し合い、発表した。

 

 震災の教訓を語り継ぎ、次の災害に生かすことを考えた③グループは、▽紙芝居や動画による小学校低学年への伝承▽中学生によるハザードマップの作成▽語り部の養成―などを提案。ポイ捨て防止の啓発に着目した④グループは、▽美術の授業でのポスター作成▽登下校時のごみ拾いの習慣化▽防災無線での地域への呼び掛け―を発案。大人と子どもが一緒に活動するメリットを生かし、▽エコバッグ作り▽ハイキング、自然遊びとごみ拾いを組み合わせたボランティア活動―のアイデアも出された。

 

 高校生や大人との話し合いの場を経験した小中学生からは「自分にはない発想や意見を聞き、釜石の未来についてより深く考えることができた」「今後、釜石のために自分ができることを考えながら活動していきたい」などの声が聞かれた。

 

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水しぶきをあげ、園庭のプール遊びを満喫する園児

猛暑 釜石37.9度、プール遊びに歓声

水しぶきをあげ、園庭のプール遊びを満喫する園児

水しぶきをあげ、園庭のプール遊びを満喫する園児

 

 20日の県内は高気圧に覆われて晴れ、各地で厳しい暑さとなった。釜石では最高気温が平年より10・6度も高い37・9度を記録するなど、36観測地点中7地点で35度を超える猛暑日となった。

 

 釜石市天神町のかまいしこども園(藤原けいと園長、園児83人)では、園児が園庭に設置されたプールで水遊びを楽しみ、晴れ渡った空に歓声が響いた。園庭には組み立て式プール(約15平方メートル)が用意され、今月上旬から使用している。20日は、子どもたちが水しぶきを上げながら元気な笑顔を見せた。3歳児(14人)は、手をプールの底について顔を水面から出した状態で水中を進む「ワニ歩き」に挑戦。桜庭えまちゃん(4)は「水が冷たくて気持ちいい。みんなでバシャバシャやるのが楽しい」と喜んだ。

 

 同園では毎年8月に市営プールでの水泳教室(2回、年長児対象)を行ってきたが、今年は新型コロナウイルスの感染者が県内でも確認されたことから中止した。園での水遊びは年齢別、短時間での活動に限定するなど、天候や気温に配慮しながら行っている。

 

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広報かまいし2020年8月15日号(No.1742)

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広報かまいし2020年8月15日号(No.1742)

 

広報かまいし2020年8月15日号(No.1742)

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【表紙】
【P2-3】
・新型コロナウイルス感染症に関する情報
【P4-7】
・空き家の管理と活用
【P8-9】
・防災情報
・市営住宅入居者募集 他
【P10-11】
・ラグビーワールドカップ1周年記念事業
・まなびぃ釜石
【P12-13】
・こどもはぐくみ通信
・市民のひろば
【P14-15】
・まちの話題
【P16-21】
・まちのお知らせ
・復興情報
【P22-23】
・保健案内板
【P24】
・釜石の歴史よもやま話

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釜石祈りのパークで白菊を手に黙とうする市幹部職員

お盆を前に震災犠牲者供養〜野田市長ら市幹部職員、追悼施設や納骨堂で

釜石祈りのパークで白菊を手に黙とうする市幹部職員

釜石祈りのパークで白菊を手に黙とうする市幹部職員

 

 新型コロナウイルス感染症の拡大傾向が続く中、間もなくお盆の行事が始まる。先祖を迎え供養する8月、太平洋戦争末期に艦砲射撃を受けた釜石市では戦争犠牲者に鎮魂の祈りをささげる時期でもある。しかし、今年は感染症の影響で市戦没者追悼式が中止。それでも市は、追悼式とともに行ってきた東日本大震災犠牲者の供養は続け、7日に野田武則市長、市幹部職員ら約30人が市内の追悼施設や納骨堂で献花、焼香し犠牲者を悼んだ。

 

 市は毎年8月9日に戦没者の慰霊と平和への願いを込め追悼式を行ってきた。合わせて市職員らによる震災犠牲者の供養を継続。今年は追悼式が中止になったことから、実施日を変更して震災犠牲者を慰霊することとした。

 

 鵜住居町の追悼施設「釜石祈りのパーク」では、野田市長ら参列者が犠牲者の芳名版を前に黙とう。白菊を手向け、冥福を祈った。

 

 身元不明遺骨を安置する大平町の大震災物故者納骨堂では、釜石仏教会(大萱生修明会長、14カ寺)による法要が営まれた。現在、全身遺骨5柱、部分骨4柱を安置。僧侶5人が読経し、参列者が焼香、手を合わせた。

 

大震災物故者納骨堂では身元不明遺骨の悲しみを思い供養した

大震災物故者納骨堂では身元不明遺骨の悲しみを思い供養した

 

 導師を務めた大只越町の仙寿院、芝﨑惠應住職は「お盆のひととき、亡くなった方のために心を向けてほしい」と呼び掛けた。

 

(復興釜石新聞 2020年8月8日発行 第898号より)

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W杯の遺産継承へ設立された「釜石ラグビー応援団」

「釜石ラグビー応援団」結成、交流事業や情報発信へ〜W杯の遺産継承目指す

W杯の遺産継承へ設立された「釜石ラグビー応援団」

W杯の遺産継承へ設立された「釜石ラグビー応援団」

 

 ラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催のレガシー(遺産)を継承しようと、釜石市の官民ラグビー関係者が7月29日、「釜石ラグビー応援団」を結成した。W杯開催で培われた地域間の交流、全国のボランティア参加者との連携などを民間レベルで継続的に推進。10月に行われるW杯1周年記念事業のボランティ運営や「ラグビーのまち釜石」についての情報発信などに取り組む。

 

 大町の情報交流センター釜石PITで行われた結団式には関係者約40人が出席。18年8月に釜石鵜住居復興スタジアムのオープン行事でキックオフ宣言をした洞口留伊さん(18)=慶応大1年=も駆け付け、進行役を務めた。

 

 設立趣旨や活動方針などを確認。団長にW杯2019釜石開催支援連絡会の副会長を務めた中田義仁さん(51)、副団長には釜石シーウェイブスRFC理事の浜登寿雄さん(51)を選出した。

 

 ラグビーW杯開催の実現に向けて誘致活動を進めてきた中田団長は「W杯では世界から釜石が評価され、市民が自信と誇りを持つことができた。W杯は終わりではなく、これからが重要。市民みんなで作り上げてきた釜石のラグビーの盛り上がりを生かし、これからの釜石のまちづくりを未来につなげていきたい」とあいさつした。

 

 結団式には市内の男子高校生らが参加。「今後イベントなどで釜石を訪れる外国人に英語で地元の魅力を伝えるボランティアをしたい」などと思いを膨らませた。

 

 同応援団はW杯釜石開催支援連絡会のプロモーション部会メンバーを中心に、W杯に携わった県内外のボランティアら有志約300人で構成する。W杯釜石開催の機運醸成を担った同連絡会の後継組織として活動。ラグビーを活用したまちづくり交流事業、W杯日本大会で培われた各開催都市や友好都市との交流事業、ラグビーカフェ釜石(シープラザ釜石2階)での情報発信、W杯の公式・独自ボランティア参加者への各種サポートなどを展開する。

 

釜石ラグビー応援団

 【団員】中田義仁(中田薬局)、浜登寿雄(浜登医院)、松田宇善(グループホームやかた)、上田康広(釜石青年会議所)、下村達志(釜石まちづくり会社)、市川香織(同)、川崎杏樹(釜石DMC)、久保知久(釜石地方森林組合)、篠原洋介(釜石市ラグビーフットボール協会)、梅澤義明(釜石シーウェイブスRFC)
 【アドバイザー】エミリー・ハラムズ(オーストラリア・ニュージーランド商工会議所事務局長)アシュリン・バリー(釜石市文化スポーツ部国際交流課国際交流員)

 

(復興釜石新聞 2020年8月1日発行 第897号より)

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かまいしエール券(プレミアム付食事券・商品券)を販売します

かまいしエール券(プレミアム付食事券・商品券)

かまいしエール券(プレミアム付食事券・商品券)を販売します

 

新型コロナウイルス感染症拡大により甚大な影響を受けている市内飲食店、小売業者、タクシー事業者を支援し、地域経済の活性化を図るために、市内各店舗で利用可能なプレミアム付き食事券・商品券を販売します。この機会に是非、かまいしエール券をご利用ください。※購入は1世帯あたり1冊までです。

 
関連情報 by 縁とらんす
かまいしエール券取扱一覧表[PDF:266KB]

かまいしエール券の内容

販売価格は5,000円で、10,000円分利用することが可能な食事券・商品券です。
※500円の食事券×12枚で6,000円分、500円の商品券×8枚で4,000円分、合計で10,000円分利用可能。

販売期間

令和2年8月6日(木)~令和2年10月20日(火)まで

利用期間

令和2年8月6日(木)~令和2年10月31日(土)まで

購入方法について

令和2年8月5日(水)に全世帯の世帯主宛てにかまいしエール券購入引換券を発送しますので、購入引換券と身分証明書を持参し、各販売場所にて購入してください。また、代理人が購入することも可能です。その際には、購入引換券と代理人の身分証明書を持参し、購入してください。

販売場所について

・各地区生活応援センター(8:30~17:15 平日のみ)※釜石地区を除く
・市商工観光課(8:30~17:15 平日のみ)
・釜石観光総合案内所(9:00~18:00 無休)

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広報かまいし2020年8月1日号(No.1741)

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【P1-3】
・新型コロナウイルス感染症に関する支援策
【P4-5】
・マイナンバーカードに関するお知らせ
・フッ化物塗布事業のお知らせ ほか
【P6-9】
・まちのお知らせ
・水産業関連施設用地分譲のお知らせ
【P10】
・イベント情報
・お盆期間のごみ収集について

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出張窓口で申請などを行う市民ら=11日、マイヤ野田店

マイナンバー普及促進へ、交付申請出張窓口〜「今ならお得」マイナポイント申し込みも受け付け

出張窓口で申請などを行う市民ら=11日、マイヤ野田店

出張窓口で申請などを行う市民ら=11日、マイヤ野田店

 

 釜石市はマイナンバー(個人番号)カードの普及を促進しようと、各地で交付申請の出張窓口を設け、支援事業に力を入れている。3月に商業施設で実施し、約150人が訪れ申請。今月からスーパーなどにも窓口を開設する。11日は野田町のマイヤ野田店に出張。手続きの手助けと顔写真の無料撮影サービスが好評で、午前10時~午後2時の4時間に、雨にもかかわらず72人の市民が手続きした。市で予想していた通りの盛況ぶりで、背景には1日に始まった「マイナポイント」事業の受け付けがあるとみられる。

 

 マイナンバーカードは住所や氏名、個人番号などが記載され、顔写真とICチップが付いたプラスチック製のカード。身分証明書になり、住民票の写しなどの各種証明書がコンビニでも受け取れる。通常、カードの申請は、郵送やオンラインのいずれの方式でも顔写真を自ら用意する必要がある。

 

 出張窓口では、職員が専用の端末で顔写真を撮影する。時間帯によっては順番待ちができるほど。職員5人が親身に応じていた。手続きした人からは「買い物ついでに申請できて助かった」などと声が聞かれた。

 

 同カードを活用してポイントを付与する「マイナポイント」の利用予約・申し込みも同時に受け付けた。同事業は同カードを活用した国の消費活性化策。9月に始まる予定で、電子マネーなどキャッシュレス決済で入金(チャージ)したり、買い物したりすると、代金の25%(5千円分が上限)のポイントを受け取ることができる。

 

 同カード取得が前提で、ポイント付与の対象となる決済サービスを一つだけ選択できる。窓口では、利用に必要なIDの設定や、決済サービスの登録などの支援をする。

 

 窓口にはマイナンバーの通知カード、運転免許証や健康保険証といった本人確認書類、印鑑を持参する。カードは約1カ月後に市役所で入手できる。

 

 市の同カード交付率は6月1日現在14・7%。県平均(15%)、全国平均(16・8%)を下回っている。ただ、申請中を含めると6月末時点で19%超となっており、取得に関する問い合わせも増加傾向にあるという。

 

 市総務課の川﨑浩二課長は「来春から健康保険証としても使えるなど生活が便利になる。今ならお得になるメリットもあるので、ぜひ取得してほしい」と呼び掛ける。

 

 今月の残る出張窓口の日程と場所は次の通り。いずれも午前10時から。無料。

 

 ▽18日=マルイチサンパルク店(上中島町)・午後2時まで▽19日=マイヤ釜石店(鈴子町)・同▽25日=イオンタウン釜石2階イオンタウンホール(港町)・午後4時まで▽26日=鵜住居地区生活応援センター(鵜住居町)・午後2時まで

 

(復興釜石新聞 2020年7月18日発行 第895号より)

 

復興釜石新聞

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新型コロナウイルス感染症の予防動画「おうちじかん」をPRする連合岩手とさんつな関係者

感染予防 動画で学ぶ、連合釜石・さんつな〜自然生かす遊びも紹介

新型コロナウイルス感染症の予防動画「おうちじかん」をPRする連合岩手とさんつな関係者

新型コロナウイルス感染症の予防動画「おうちじかん」をPRする連合岩手とさんつな関係者

 

 連合岩手釜石・遠野地域協議会(事務局・釜石市野田町、菊池喜彦議長)と、市内を拠点に活動する一般社団法人「三陸ひとつなぎ自然学校(さんつな)」(伊藤聡代表理事)は、新型コロナウイルス感染症の予防動画「おうちじかん」を制作した。感染症の影響が残り、自宅で過ごすことが多くなる中、家族との「おうち時間」を充実させる工夫を提案。予防対策のほか、身近な自然を生かした遊びや簡単にできる工作も紹介している。

 

 「おうちじかん」は3部構成となっている。「たのしく感染予防しよう編」(約12分)はマスクの着け方などをクイズ形式で出題。汚れを絵の具で表現し、正しい手洗いの方法も分かりやすく解説・実践した。

 

 「おうちあそび編」(約17分)は家庭にあるティッシュペーパーや紙コップ、水性ペン、塩などを使った工作を紹介。「近所あそび編」(約15分)ではタンポポの茎を使った笛、さまざまな形の葉を使ったアート作品づくりなど身の回りの自然を楽しむ遊びのアイデアを提供している。

 

 同協議会が新型コロナ感染症予防・拡大阻止に向けた活動の推進と地域づくり団体との連携強化を目的に企画、制作統括を担った。さんつなが構成、撮影、編集を担当。釜石市や田野畑村を拠点に活動する「自然あそび広場にここ」(深澤鮎美代表)が協力した。

 

 さんつなの柏﨑未来理事(35)は「家族で楽しく感染予防を学び、遊んでもらうイメージで作った」とアピールする。外出など自粛傾向が緩和されたが、今は身近なものに目を向ける時期だと強調。「身の回りには遊びの要素がいろいろあり、工夫次第で思いがけない楽しさの発見につながる。視点を変え、地元を見るきっかけにしてもらえれば」と期待する。

 

 動画を収めたDVDを100枚制作し、一部を同協議会の関係組織に配布。さんつなのアカウントで動画投稿サイト「You Tube(ユーチューブ)」でも公開している。

 

 DVDの問い合わせは伊藤代表理事(電話090・1065・9976)へ。

 

(復興釜石新聞 2020年7月11日発行 第894号より)

 
 

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