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サクラマスの名称を募集します!

サクラマスの名称を募集します!

 当市は、鉄と魚とラグビーのまちとして、多様な人材を受容しながら繁栄を築いてきた歴史を持っており、三陸の海や山の豊かな自然のもとで、農林漁業を中心に生活や産業が営まれてきました。
 
 当市は、市内甲子町大橋に鉄鉱石を原料とした日本で最初の洋式高炉を建設し、出銑(銑鉄の製錬)に成功した近代製鉄発祥の地で、我が国の鉄鋼業を支える産業都市として明治末期から大正、昭和にかけて急速な発展を遂げました。
 また、新日鉄釜石が昭和54年から昭和60年まで7連覇を含む通算8度の日本一に輝いたことがラグビーのまちとして認知されるきっかけとなりました。

 

 近年、海洋環境の変化などにより、サケなどの主要魚種が不漁で天然資源にだけ依存することができない状況となっていることから、岩手大学三陸水産研究センターや釜石湾漁業協同組合、地元水産会社等及び市で「釜石地域サクラマス海面養殖試験研究コンソーシアム」を結成し、サクラマス養殖試験研究に取組んでいます。

 

 サクラマスは、日本の在来種で、天然の主力魚種であるサケをはるかに凌ぐ高級魚とされています。
 三陸地域では、古くから「ママス」とも呼ばれ、春の魚として、馴染みがあり、「サクラ」という日本人にとって特別な言葉が名前に付けられているのも特徴です。
 今回、サクラマスの名称を決定することにより、一つの地域資源としてブランド化が図られることを目指しています。

1 サクラマス養殖試験事業の概要

(1)【研究1】内水面での研究[PDF:186KB]
(2)【研究2】海面での研究[PDF:300KB]

2 応募の条件等

(1)名称の条件
ア. サクラマスの特徴を表す名称であること
サクラマスについては、以下をご覧ください。
【岩手県水産技術センターホームページ】https://www2.suigi.pref.iwate.jp/others/reference_salmon
イ. 釜石市としてブランド化を目指せる名称であること
ウ. 全国的にアピールできる名称であること
エ. 名称は、漢字、ひらがな及びカタカナにより表記された読み書きが容易な名称であること

 

(2)応募要領
ア. どなたでも応募できます。
イ. 1応募について、1人1点とします。
ウ. 作品は、応募者が創作した未発表の愛称で、他の著作物等を使用したり、真似したりしていないものに限ります。   

 

(3)必要記載事項
ア. 応募する名称
イ. 説明(理由、意味など)
ウ. 住所
エ. 氏名(ふりがな)
オ. 年齢
カ. 電話番号(携帯可)
キ. 職業(児童、生徒、学生の場合は学校名、学年)

 

(4)応募方法
必要記載事項を御記入の上、ファックス、電子メールで応募してください。

 

【応募先】
釜石市産業振興部水産農林課
〒026-8686 釜石市只越町3丁目9番13号
ファックス:0193-22-1255 メール:suisan@city.kamaishi.iwate.jp

 

(5)応募期間
令和3年5月6日~令和3年5月31日

3 選考方法

応募数に限らず、コンソーシアムでの協議を経て選定します。

4 発表方法

市ホームページや縁とらんす、岩手大学ホームページで発表します。

5 注意事項

(1)応募された作品に関する一切の権利(著作権法(昭和45年法律第48号)第27条及び第28条に定められる権利を含む)は、コンソーシアムに帰属します。
(2)応募作品の著作権などに関わる問題が生じた場合は、全て応募者の責任となります。その場合、選考結果の発表後であっても採用を取消す場合があります。
(3)応募に必要な費用は応募者の負担とします。
(4)募集に伴う個人情報は、この事業以外の目的には使用しません。
(5)応募者は、名称を利用した様々な活動に対して異議を申し立ててはならないことを御了承願います。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 水産農林課 水産振興係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8427 / Fax 0193-31-1572 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2021043000039/
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
季節の行事を通じて触れ合う園児と復興住宅の住民ら

復興住宅、高齢者施設で交流 かまいしこども園 手作りこいのぼりプレゼント

季節の行事を通じて触れ合う園児と復興住宅の住民ら

季節の行事を通じて触れ合う園児と復興住宅の住民ら

 

 釜石市天神町のかまいしこども園(藤原けいと園長、園児72人)は4月28日、近くの復興住宅や高齢者施設を訪れ、歌と手作りの「こいのぼりカード」をプレゼントした。

 

 季節の行事を地域の人と楽しもうと続けている同園の恒例行事。隣接する復興住宅で外に出てきた住民らを前に、園児は「こいのぼり」の歌を元気いっぱいに披露した。カラフルなこいのぼりの絵がプリントされたカードを受け取った住民らはうれしそうに「ありがとう」と笑顔を返した。

 

道行く人にもこいのぼりの絵がプリントしたカードをプレゼントした

道行く人にもこいのぼりの絵がプリントしたカードをプレゼントした

 

 復興住宅の住民らは園児との触れ合いを楽しみにしているが、今回は新型コロナウイルスの感染予防に配慮し、フェンス越しの交流にとどめた。それでも、70代と80代の女性は「このコロナ騒ぎで大変だけど、外に出るとやっぱりいいね。子どもたちのかわいい姿や声に、沈みがちな気持ちが和らぐ。元気もらう」と声を重ねた。

 

交流のあるグループホームで元気な歌声を届けた園児たち

交流のあるグループホームで元気な歌声を届けた園児たち

 

 4、5歳児約30人は大町の青葉通り周辺まで歩き、道行く人にもカードをプレゼント。交流のあるグループホームには手作りの壁掛けを贈った。

 

こいのぼりが掲げられた園庭で楽しそうに遊ぶ子どもたち

こいのぼりが掲げられた園庭で楽しそうに遊ぶ子どもたち

広報かまいし2021年5月1日号(No.1759)

広報かまいし2021年5月1日号(No.1759)

広報かまいし2021年5月1日号(No.1759)

 

広報かまいし2021年5月1日号(No.1759)

広報かまいし2021年5月1日号(No.1759)

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【P1】
新型コロナワクチンQ&A

【P2-3】
新型コロナワクチン接種に関するバス運行表

【P4-5】
釜石大槌地区行政事務組合会計予算
岩手沿岸南部広域環境組合会計予算 ほか

【P6-7】
狂犬病予防注射について
かまいし春まつりの開催について
働く婦人の家定期講座のお知らせ ほか

【P8-10】
まちのお知らせ ほか

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2021042000054/
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50周年を迎えた箱崎虎舞。次世代への継承を誓う

箱崎神社例祭宵宮~50周年を迎える箱崎虎舞保存会が舞を奉納し、漁業の安全やコロナの早期収束を祈る

宵宮祭で神前に玉串をささげ、地域の平穏を祈る住民ら

宵宮祭で神前に玉串をささげ、地域の平穏を祈る住民ら

 

 新型コロナウイルス感染症の影響が続く2年目の春―。例年4月に祭りを行う釜石市内の複数の神社は、昨年に続き、みこし渡御や郷土芸能団体による門打ちを取り止めるなどの対応を取った。箱崎町の箱崎神社では26日の例祭を前に25日夕、宵宮の神事のみを実施。地元虎舞団体が舞を奉納し、地域住民や基幹産業である漁業の安全、コロナの早期収束などを祈った。

 

 箱崎神社の例祭日は旧暦の3月15日。今年は4月26日がその日にあたる。宵宮の神事には氏子総代や各漁場、虎舞団体の代表など16人が参加。神前に玉串をささげ、集落や海上の安全、豊漁など1年の平穏無事を祈願した。

 

 箱崎漁港を見下ろす高台にある同神社は、2011年の東日本大震災の津波で床上まで浸水。社殿は流失を免れたが、参道階段前の鳥居1基が倒された。周囲には樹齢400年と推定されるアカマツを筆頭にスギやケヤキなどの巨木17本があり、「箱崎神社境内林」として同年2月24日に市の文化財(天然記念物)に指定されたばかりだったが、約2週間後に津波が直撃。17年には台風5号の被害でアカマツが倒れ、立ち枯れが確認されたネズコ、スギとともに指定木3本が伐採された。

 

海を臨む高台にある箱崎神社。変形した階段の手すりや大木の切り株が津波と台風の爪痕を物語る

海を臨む高台にある箱崎神社。変形した階段の手すりや大木の切り株が津波と台風の爪痕を物語る

 

 宵宮祭で舞を奉納した箱崎虎舞保存会(金野一会長、会員30人)は、今年で50周年を迎える。震災の津波で当時の会員1人が犠牲になり、半数以上が自宅を失った。虎頭10体など用具類も流されたが、翌12年5月には、がれきの中から見つけ修復した頭3体を携え、町内の犠牲者の自宅跡を回って慰霊の舞をささげた。以来、各方面からの支援で失った用具などをそろえ、毎年春の同神社例大祭では、町内の家々を訪ね、舞を披露してきた。

 

境内で舞を奉納した「箱崎虎舞保存会」のメンバー

境内で舞を奉納した「箱崎虎舞保存会」のメンバー

 

 震災から10年となる今年は新しい防潮堤が完成し、自宅再建もほぼ終了。同虎舞50周年と合わせ盛大な祭りを思い描いていたが、昨年同様、門打ちは中止を余儀なくされた。金野会長(36)は「本来なら、みんなで喜びを分かち合いたいところだが、この状況なので何ともしようがない。来年の祭りに向け、この1年は準備期間とし、みんなの意見を聞きながらいろいろと模索していきたい」と話し、事態の改善を願った。

 

50周年を迎えた箱崎虎舞。次世代への継承を誓う

50周年を迎えた箱崎虎舞。次世代への継承を誓う

 

 同神社氏子総代の浦島恵さん(83)は「虎舞も来て盛り上げてくれた。ありがたい。神社や祭りを末永く継承していくために若い人たちに入ってもらい、歴史をつないでいけたら」と望んだ。

約1時間半の清掃活動に取り組んだ参加者。今夏の海開きに期待!!

“withコロナ”時代の遊び方の可能性を広げる「根浜あおぞらパーク」今年度も開設

再生された根浜海岸の砂浜でごみを拾い集める子ども

再生された根浜海岸の砂浜でごみを拾い集める子ども

 

 コロナ禍でストレスをためがちな子どもたちに安全安心な遊び場を提供する「根浜あおぞらパーク」(同実行委主催)が本年度も開設される。釜石市鵜住居町の観光施設・根浜シーサイドを拠点に、5月から毎週末、天然芝の広場(多目的グラウンド)開放や各種体験イベントを行う予定。昨年から積み上げてきた感染症対策を徹底し、“withコロナ”時代の遊び方の可能性を広げる。

 

 同事業は子どもの育成、自然、観光などの分野に関わる民間の7法人・団体が実行委を組織し、昨年5月から開始。11月まで計37回実施し、510組(延べ1423人)の家族が利用した。グラウンドではボール遊びやたこ揚げ、鬼ごっこなど好きな遊びを自由に楽しんでもらい、季節ごとにさまざまな体験メニューも用意。料理教室、海遊び、薪割り、火おこし、ビオガーデン収穫など生きる力を育む活動を取り入れた。

 

 新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、本年度も継続開催を決定。初回の25日は、4月から立ち入り禁止が解除された根浜海岸の砂浜で清掃活動を実施。親子連れを中心に約70人が参加した。東日本大震災の津波被害を受けた同海岸は、総延長450メートルの砂浜再生工事が完了したばかり。今年7月には震災後初の海開きも計画されており、子どもたちが環境保護意識を高める機会にもなった。

 

ごみがたまりやすい防潮堤の根元付近からはさまざまなごみが回収された

ごみがたまりやすい防潮堤の根元付近からはさまざまなごみが回収された

 

 熊谷咲乃さん(甲子小3年)は初めて同砂浜に足を踏み入れた。「大きいのから小さいのまで、いっぱいごみがある。汚れていると海の生き物も死んでしまうかもしれない。できるだけごみを拾いたい」と熱心に作業。昨年、同パークに何度か足を運んだ松田翔希君(甲子小5年)は「やさしいスタッフと一緒に遊んだりするのが楽しかった。今年は海に入って遊びたい」と望んだ。

 

砂浜には波で打ち寄せられた木の枝なども・・・

砂浜には波で打ち寄せられた木の枝なども・・・

 

 実行委の伊藤聡代表(三陸ひとつなぎ自然学校代表理事)は昨年を振り返り、「ニーズはあった。今は子どもだけの力で自然と触れ合って遊ぶことができにくい時代。まずはイベント的な形でそういう時間をつくっていければ。これはコロナ抜きでも求められている部分だと思う」と実感を込める。本年度も11月まで開催したい意向で、根浜地区以外に出向いて行う出張型も試験的に開催し、ニーズなどを探っていく予定。

 

約1時間半の清掃活動に取り組んだ参加者。今夏の海開きに期待!!

約1時間半の清掃活動に取り組んだ参加者。今夏の海開きに期待!!

 

 同パークは毎週土曜日か日曜日、午前10時から午後3時まで開設。小学生以下が対象(未就学児は保護者同伴)。感染拡大防止のため、県内在住者に限定する。参加費無料(料理教室や海での体験活動などは有料)。大型連休期間中は5月4、5日も開設し、1日はハマナスの種まき、4日はスポーツ雪合戦も行う予定。

 

 問い合わせは三陸ひとつなぎ自然学校(電話/FAX 0193-55-4630、メール hitotsunagi.main@gmail.com )へ。

大型犬、小型犬エリアの仕切りを挟んで交流を楽しむ飼い主ら

海が望める高台に広々ドッグラン 釜石・ホテルシーガリアマリン「シーガルパーク」、多様なつながりを広げる場に

大型犬、小型犬エリアの仕切りを挟んで交流を楽しむ飼い主ら

大型犬、小型犬エリアの仕切りを挟んで交流を楽しむ飼い主ら

 

 釜石市平田のホテルシーガリアマリン(倉田昌史社長)は、敷地内にドッグラン施設「シーガルパーク」を整備、24日にオープンさせた。広さは沿岸最大級の約2000平方メートル。高台から太平洋が望め、開放感もあり、立地は抜群だ。犬たちはうれしそうに駆け回り、見守る飼い主たちにも笑顔が浮かぶ。同ホテルでは昨年から犬などと一緒に宿泊できるプランやペットホテル事業も開始。愛犬家や地域住民に新たな憩いの場を提供している。

 

ホテルシーガリアマリンが整備した沿岸最大級のドッグラン施設

ホテルシーガリアマリンが整備した沿岸最大級のドッグラン施設

 

 ドッグランは、ホテルの駐車場だった場所にお目見え。小型犬専用や貸し切りエリア、犬を洗うためのドッグバス(有料)がある。屋根付きの開放的なテラスや足湯など、飼い主らがゆったり過ごせるような施設も設置。隣接する新光建設(倉田信海社長)が整備した。

 

犬を洗うためのドッグバスは室内、屋外の2つを用意している

犬を洗うためのドッグバスは室内、屋外の2つを用意している

 

 オープン初日、愛犬2匹と訪れた平田の高清水由紀さん(46)は「リードを外し、フリーで遊べるのがいい。伸び伸びして、ストレス発散になる。いろんなワンちゃん、人とも交流できる楽しさがある。これからも利用したい」と喜んだ。

 

犬たちは元気に駆け回り、飼い主たちはスマホでパチリ

犬たちは元気に駆け回り、飼い主たちはスマホでパチリ

 

 同ホテルでは、昨年7月に犬や猫などと同室に宿泊できるプランの提供を始めた。家族の一員として犬などペットを飼う人も増えており、飼い主らの「旅行も一緒に楽しみたい」といった思いをくみ取り企画。口コミで広がり、リピータも多くなるなど、「ニーズはある」と手応えを得、現在では客室全30室のうち、11室をペット用に改装した。同12月にはペットホテル事業を開始。さらに、「ペットとの宿泊をより楽しいものに」「地域のワンちゃんも人も遊べる施設を」と、土地を有効活用したドッグランの整備を決めた。

 

遊具や腰掛け用の石があり、遊んだり、休んだり、思い思いに過ごすことができる

遊具や腰掛け用の石があり、遊んだり、休んだり、思い思いに過ごすことができる

 

 同ホテル役員でドッグラン施設責任者の倉田朝海(あさみ)さん(42)は「人も動物も楽しく過ごせる、癒やしの場になれば。いろんな人とつながりを広げる場として気軽に立ち寄ってもらえたら」と期待。愛犬飼育管理士など多様な資格を持ち、犬たちを安全に遊ばせたり、安心して預けられる環境づくりに配慮している。また、公認動物看護士も配置する。

 

ゆったりとした時間を過ごしてもらおうと設けた、海が望める足湯

ゆったりとした時間を過ごしてもらおうと設けた、海が望める足湯

 

 ドッグランは、夏季(4~10月)が午前9時~午後5時、冬季(11~3月)は午後4時半まで利用できる。利用料は1日券のビジターが1匹600円、2匹目から500円。年会費1000円のメンバーになると1匹500円、2匹目から400円で、10回以上来場する人に、お得となる仕組みだ。貸し切りエリアは1時間1000円。問い合わせは同ホテル(0193・26・5111)へ。

大渡橋のたもとにある公園で清掃活動に取り組む釜石LCの会員

地域をきれいに 釜石市内で2つのライオンズクラブ「地球デー」奉仕活動

 

 4月22日は「国際地球デー(アースデイ)」。地球の環境について一人ひとりが考える日とされる。これにちなんだ清掃奉仕活動を釜石市内の2つのライオンズクラブ(LC)が展開。新型コロナウイルス感染症の影響もあり開催を迷ったというが、感染対策をし、「やれる人ができることをやろう」と草取りやごみ拾いに励んだ。

 

大渡橋公園周辺の環境整備 釜石LC

 

大渡橋のたもとにある公園で清掃活動に取り組む釜石LCの会員

大渡橋のたもとにある公園で清掃活動に取り組む釜石LCの会員

 

 釜石LC(奥山裕子会長、会員38人)は20日、大渡町の大渡橋公園周辺で清掃活動を行った。会員約10人が枯れ枝を拾い集めたり、花壇などの草取りをした。

 

大渡橋のたもとにある公園で清掃活動に取り組む釜石LCの会員

 

 同クラブでは50年以上前から市内の環境緑化、美化活動を継続。毎年、アースデーには植樹などに取り組んでいる。例年、釜石商工生でつくる釜石レオクラブも活動に協力するが、今回はコロナ禍で参加を控えた。

 

大渡橋のたもとにある公園で清掃活動に取り組む釜石LCの会員

 

 只野義則前会長は「3密を避けるといったルールを守りながら、やれることをやる。コロナ禍だが、たまに外に出て日光浴、おしゃべりを楽しむ機会として奉仕活動に取り組み、コミュニケーションを図ることも大事だ」と強調した。

 

駒木町河川敷で清掃活動 釜石リアスLC

 

釜石リアスLC会員は駒木町や千鳥町の河川敷でごみ拾いを行った

釜石リアスLC会員は駒木町や千鳥町の河川敷でごみ拾いを行った

 

 釜石リアスLC(永澤光雄会長、会員39人)は24日、駒木~千鳥町の甲子川河川敷で活動。会員ら22人が参加し、空き缶やビニールの包装紙など、ごみを拾い集めた。

 

大渡橋のたもとにある公園で清掃活動に取り組む釜石LCの会員

 

 長年、市内各所で環境美化活動を続ける同クラブは、毎年4月のアースデーには大町・青葉通り周辺の植栽などに取り組んできた。今年は、県内LCの代表者らが沿岸部の鉄道旅を楽しむ催しに合わせ、活動を計画。清掃の合間に河川敷で大漁旗を振り、列車の見送りもした。

 

大渡橋のたもとにある公園で清掃活動に取り組む釜石LCの会員

 

 永澤会長は「きれいな環境でおもてなししたい。取り組みを見てもらうことで、環境を守る取り組みに関心を持ってもらう機会にもなる」と期待した。

鈴木弘文会長(右)の解説に聞き入る参加者

「津波に耐えた樹木の観察会」~市内4地点を巡り、大津波に耐えた環境特性を学ぶ

鈴木弘文会長(右)の解説に聞き入る参加者

鈴木弘文会長(右)の解説に聞き入る参加者

 

 東日本大震災の津波に襲われながらも流されずに残った樹木の観察会が11日、釜石市内の大槌湾沿岸域で行われた。市内外から13人が参加。企画した「釜石植物の会」の鈴木弘文会長(75)の案内で4つのポイントを巡った。「なぜ大津波の威力に耐えられたのか」その環境特性を学び、自然と人間の暮らしとの関わりにも目を向けた。

 

 最初に訪れたのは、震災前、鵜住居川河口部に面していた片岸町の岩場。津波で河口は失われ、周辺の光景は一変したが、岩を抱えるように根を張るマツやケヤキは波の衝撃に耐え抜き、今も生命力をみなぎらせる。樹齢100年以上とみられるケヤキは、海岸側から見上げると根元の形状がよく分かり、見事な枝ぶりとともに参加者を驚かせた。

 

岩を抱えるように根を張るケヤキ=片岸町=

岩を抱えるように根を張るケヤキ=片岸町=

 

 鵜住居町の根浜海岸には、防潮堤の背後に立ち並ぶクロマツの林が残る。鈴木会長はマツに交じって生えるケヤキについて触れ、「地中深く根を張る広葉樹(ケヤキなど)が地盤を強くし、横に根を伸ばす針葉樹(マツなど)の生育環境を助けている。こういう環境が津波から松林を守ることにつながった」とし、複数の樹木の共生関係で自然が成り立っていることを教えた。

 

 箱崎町の漁港に面する高台の箱崎神社では、津波で境内斜面に生えていた一部の木が倒れ、震災後伐採されたが、社周辺のヤブツバキやタブノキなどは残り、この日は青々と葉が生い茂る姿を確認できた。津波は社の床上1㍍まで達したという。

 

 最後は、箱崎白浜地区まで足を伸ばし、復興事業で整備された新しい防潮堤周辺を見て回った。堤防内側には地域のシンボル的存在だったケヤキの巨木3本があり、津波にも耐えて生き残ったが、防潮堤工事のため2本が伐採された。残る1本は幹周り約4・4メートル、樹高は14・5メートルの防潮堤を優に超える高さ。参加者は2本の切り株も観察し、3本が立ち並ぶ姿に想像をめぐらせた。

 

箱崎白浜の防潮堤内側にそびえ立つケヤキの巨木

箱崎白浜の防潮堤内側にそびえ立つケヤキの巨木

 

 友人3人で参加した小佐野町の小林祐介さん(36)は「岩を巻き込んで育つなど木の根の力は強い。津波にも耐え、たくましさとともにしなやかさを感じる」と目を奪われた。自然と人間の関係にも言及。「自然を生かしながら人の暮らしも守る。難しいとは思うが、未来のためには必要」と実感を込めた。

 

 鈴木会長は「200年後のことを考えれば、樹木がしっかり根を張った大地はコンクリートに勝る。環境破壊によって人間が危険にさらされるようなことはあってはならない」と植物保護への関心の高まりを期待する。

満開の桜の下でごみ拾いに励む子どもら

“自然にお返しをする気持ち”で環境意識の向上へ~「お花見クリーンアップ」に親子連れも多数参加

満開の桜の下でごみ拾いに励む子どもら

満開の桜の下でごみ拾いに励む子どもら

 

 釜石市が誇る桜の名所の一つ、甲子町松倉の甲子川沿いの市道で4日、「お花見クリーンアップ」と銘打った清掃活動が行われた。環境保護活動団体「かまいし環境ネットワーク」(加藤直子代表)が主催。満開を迎えた桜並木の下で参加者がごみを拾い集め、美しい景観の保全へ意識を高めた。

 

 清掃範囲は県立釜石病院裏手から市球技場付近まで。新型コロナウイルス感染防止策として密集を避けるため、活動時間(午前9時~10時)内で自由参加、解散という形をとった。参加者はごみ袋を手に土手や河川敷、並木の根元周辺を歩き回り、さまざまなごみを拾い集めた。

 

 空き缶・瓶、ペットボトル、菓子袋、たばこの吸い殻など〝ポイ捨て〟ごみのほか、トタン、金網、タイヤなど不法投棄が疑われる重量系ごみも目立ち、美しい桜とは真逆の足元の状況に参加者が心を痛めた。

 

河川敷からは大型ごみも回収された

河川敷からは大型ごみも回収された

 

 同活動に初めて参加した中田清乃さん(甲子小6年)は「ごみの量は予想以上。特にマスク、ビニール、プラスチック類が多かった」と驚き、「きれいな環境で桜を楽しめるよう、ごみは絶対に捨てないでほしい」と切望。母貴世江さんも「普段、車で通るが土手下までは見ることがない。こんなに汚れているとは。いい勉強になった」と話し、次代を担う子どもたちの環境意識向上にも期待した。

 

 例年の満開は4月中旬という同所の桜。今年は、3月からの暖かさで開花が早まり、4月のスタートとともに一気に咲きそろった。

 

 「きれいな花で楽しませてもらう分、私たちも自然にお返しをする気持ちが大事。何をしてあげられるか。考えた先に地球温暖化対策がある」と加藤代表。川沿いのごみ拾いは海のごみをなくすことにもつながる。「地球上の生き物を守ることに目を向けるきっかけにもなれば」と願う。

 

 今年は親子連れの参加も多く、昨年を上回る50人以上が活動した。

新生活を楽しみにする上中島こども園の新入園児ら

新生活に期待膨らむ 市内教育・保育施設、小中学校 入園・入学式

 4月、新生活に胸躍る季節がやって来た。釜石市内のこども園など教育・保育施設では入園式が催され、保護者らが子どもの元気な成長を願いながら見守った。小中学校は8日までに入学式を実施。小学校は9校に212人、中学校は5校に196人が進み、新しい学校生活へ期待を膨らませた。

 

 いずれの式も新型コロナウイルスの感染予防に配慮し、出席者の人数を絞ったり、例年より時間を短縮するなどして行った。

 

元気に入園 上中島こども園

 

 市立上中島こども園(楢山知美園長、61人)の入園式は、3日に上中島町の同園で行われた。0~3歳児7人が保護者とともに参加。年長児(16人)が新しい仲間を歓迎した。

 

 感染予防の観点から来賓の姿はなく、職員の参加人数も限定し、式を簡素化。楢山園長は「園には楽しいことがたくさんある。元気に通ってほしい」とあいさつした。
新入園児は名前を呼ばれると、手を挙げて「はーい」と返事。年長児は手作りした歓迎のペンダントを全員にプレゼントした。

 

 小川町の小笠原達矢さん(31)、広子(こうこ)さん(31)は、長男悠天(はるま)ちゃん(3)を託した。ブロック遊びを楽しむ姿を見つめ、「初めての集団生活。友達を作って、いろんなことを吸収してほしい」と声を合わせた。

 

新生活を楽しみにする上中島こども園の新入園児ら

新生活を楽しみにする上中島こども園の新入園児ら

 

桜も祝福 笑顔の1年生 白山小

 

 白山小(熊谷直樹校長、児童34人)では、8日に嬉石町の同校体育館で入学式を挙行。満開の桜に祝福されながら、新1年生5人が保護者と手をつないで登校した。

 

 式で、熊谷校長は「みんなの入学を楽しみに待っていた。ランドセルに元気、夢、頑張りを詰め込んで、にこにこ笑顔で学校に来よう」と呼び掛けた。
1年生は少し緊張気味だったが、呼名では「はい!」と元気に返事し一礼。PTAの阿部克巳会長は、これから始まる学校生活が楽しく豊かなものになるよう期待を込め、祝辞を述べた。

 

 式の後、2、3年生11人が「白山小へようこそ」と歓迎のダンスを披露。児童会長(6年)は「分からないことは何でも教えます。安心して学校に来てください」と伝えた。

 

保護者と手をつないで初めて白山小に登校する新1年生

保護者と手をつないで初めて白山小に登校する新1年生

 

真新しい制服で第一歩 唐丹中

 

 唐丹中(八木稔和校長、生徒16人)の入学式は6日、唐丹町の同校体育館で行われた。新入生3人が真新しい制服で、在校生、保護者、教職員の出迎えを受けた。

 

 八木校長は「自分で判断し行動する力、失敗を恐れず挑戦する気持ちを大事にしてほしい」と式辞を述べた。
 新しい1年生は、同じ校舎に併設する唐丹小からの入学。PTAの日野英之副会長が祝辞、生徒会長の鈴木春花さん(3年)が「不撓(ふとう)不屈の精神でともに頑張っていこう」と歓迎した。

 新入生の香川彩夏さん、千葉香朋さん、中居林杏奈さんは決意を書き込んだ色紙を手にステージへ。「自分のやることに責任を持ち、やり切る」「部活や勉強に集中する」「目標を持ち続けたい」と意欲を示し、新生活への第一歩を踏み出した。

 

在校生全員のあたたかい歓迎を受けた唐丹中の新入生

在校生全員のあたたかい歓迎を受けた唐丹中の新入生

広報かまいし2021年4月15日号(No.1758)

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※本号では、新型コロナワクチンに関するお知らせを折り込んでおります。
高齢者のいる世帯では、内容を十分に確認し、ワクチン接種の検討をお願いします。
新型コロナワクチン接種について(折込)

 

【P1】
表紙

【P2-3】
令和3年度施政方針

【P4-5】
令和3年度予算

【P6-7】
屋形遺跡国史跡指定

【P8-11】
こどもはぐくみ通信
まちのおしらせ 他

【P12-13】
まちの話題

【P14-16】
保健案内板
保健だより 他

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2021040800021/
釜石市

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足音(川向修一 2021年3月31日 記)

足音(川向修一 2021年3月31日 記)

足音(川向修一 2021年3月31日 記)

 

 「復興釜石新聞」は、東日本大震災で紙ベースの広報手段を失った釜石市の広報行政の一端を担う形で、緊急避難的にスタートした。震災から3カ月後の2011年6月11日に創刊。当初は市内の全世帯に約1万8千部を無料配布した。14年11月から有料化。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、去年の4月後半からは通常週2回の発行を1回に減らしながら何とかこの1年をつないできたが、本日付で最終号を迎えることになった。

 

 10年前、新聞の顔となる1面のコラムのタイトルを何にしようかと考えた時、スッと頭に浮かんだのが「足音」であった。「復興への足音」という意味を込め、瓦礫(がれき)に包まれた暗いまちに少しでも明るさが見える「窓」のような存在になればと願った。できるだけ被災者の方々に、震災直後の混乱の中での生の思いをつづっていただこうと思い描いた。編集者が毎回下手な文章をひねり出すより、被災地で暮らす人々に心の内を丹念に刻んでもらった方が、復興へと足を踏み出す地域の力になるだろうと考えた。

 

 1回目のコラムは岩切潤さん(釜石市芸術文化協会会長)にお願いした。「教訓は早めの行動」と題し、津波から間一髪で逃れ命拾いした経験を貴重な教訓として振り返ってもらった。その後、柏﨑龍太郎さん(釜石市社会教育委員)、中川淳さん(平田町内会元会長)が加わり、地域のご意見番として目指すべき復興のあり方を示唆。時には被災地の現状を憂う、厳しいエールと受け止めた。

 

 増田久士さん(釜石シーウェイブス事務局長)にはラグビーの現場から、その後釜石での開催が実現するラグビーワールドカップ(W杯)の機運醸成へ〝地ならし〞をしていただいた。柴田渥さん(松原町内会事務局長)は被災者の日常を女性の目線で的確に切り取り、佐々木道典さん(気象予報士)のコラムからは移ろう季節の匂いが感じられ、癒やされた。

 

 この10年、その時々の釜石の空気を日記のような形で残すことが弊紙の役割と考え、号を重ねてきた。紙面に刻まれた「何でもない日常」は、今後10年、20年を経た時に大きな意味をもつことになると願っている。

 

(かわむかい・しゅういち/釡石新聞編集長/釡石市住吉町)