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釜石市水産振興ビジョン

釜石市水産振興ビジョン

市では、地域を支える重要な産業の一つである水産業が抱える課題に対応するとともに、当市水産業の基本的な方向性を示す新たな釜石市水産振興ビジョンを策定いたしました。

 

計画策定の背景及び趣旨

 

当市では、平成21年12月に釜石市水産振興ビジョンを策定しておりましたが、ビジョン策定から1年余り経過した平成23年3月、東日本大震災により、当市の水産業も壊滅的な被害を受け、水産振興ビジョンについても、見直しをせざるを得ない状況となりました。

 

震災後、震災前からの課題に拍車が掛かる状況となっていましたことから、地域を支える重要な産業の一つである水産業が抱える課題に対応するとともに、当市水産業の基本的な方向性を示す新たな「釜石市水産振興ビジョン」を策定いたしました。

 

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序章(246KB/pdfファイル)

第1章 釜石市の概要と水産業をとりまく状況の変化(4,884KB/pdfファイル)

第2章 釜石市水産業の現状と課題(1,960KB/pdfファイル)

第3章 釜石市水産振興ビジョンの基本的な考え方(283KB/pdfファイル)

第4章 計画目標の設定と重点施策(630KB/pdfファイル)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 水産課 水産振興係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-27-8427 / FAX 0193-31-1572 / メールでの問い合わせ
元記事:
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/kurasu/suisangyo/detail/1224692_2289.html
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
受賞報告した小山専務(右から2人目)ら

「五穀甘糀」県加工食品コンクールで最優秀賞に〜自然な甘さ 高く評価、藤勇醸造 リベンジ実る

受賞報告した小山専務(右から2人目)ら

受賞報告した小山専務(右から2人目)ら

 

 釜石市大渡町のみそ、しょうゆ製造販売業、藤勇醸造(藤井徳之社長)が開発を進めていた新商品、県産の米と雑穀100%で造った甘酒「五穀甘糀(あまこうじ)」がこのほど、県などが主催する加工食品コンクール「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ2018」で最優秀賞に輝いた。同社の小山和宏専務(53)、小山専務の長女で商品開発と広報を担当する明日奈さん(30)が10日、野田武則市長を訪ね、受賞を報告した。

 

 8月に行われた同コンクールは、6次産業化や農商工連携の推進を目的に県、いわて6次産業化支援センターが主催。県産の農林水産物を主原料とし、県内で製造または加工の最終段階が行われ、販売予定または既に販売されている食品を募った。県内の事業者や団体、学校などから加工食品32点が出品。最優秀賞1点、優秀賞2点、優良賞5点を選んだ。

 

 最優秀賞を受けた五穀甘糀は、同社の米こうじに県産ひとめぼれと5種類の雑穀(赤米、大麦、たかきび、あわ、ひえ)をブレンド。砂糖やアルコールを使わずに、すっきりとした甘さに仕上げた。あえて米や雑穀の粒を残しながら飲みやすく、自然の味わいを凝縮した一品。県特産の雑穀を豊富に使った点、雑穀の食感や風味を生かした自然な甘さなどが高く評価された。

 

 「健康、美容にいい」といった発酵食品ブームに着目した明日奈さんが、東京の知人らと企画。釜石・大槌地域産業育成センターが実施する事業「ヒット商品開発プログラム」と連携し5月から具体的な開発を始め、雑穀の種類や量を変えるなど試作を重ねた。

 

 同社は一昨年、自社の「十割糀みそ」を使ったパウンドケーキを同コンクールに出品し、優秀賞を獲得。昨年は県産ひとめぼれ100%で造った甘酒を出品したものの、入賞は逃した。「今回はリベンジだった」と明日奈さん。力を入れて開発に取り組み、念願の最優秀賞にうれしさをにじませる。「やる気を後押しされた」と、来年のラグビーワールドカップ(W杯)に向けた商品開発に意欲を見せた。

 

 小山専務は「とにかくおいしい」と仕上がりに大満足。「食べる感覚で楽しんでほしい」と強調した。

 

 野田市長は「発酵という技術を生かした取り組みを継続してほしい。W杯に向けた釜石土産の開発に協力を」と期待した。
 五穀甘糀は、160グラム入り税込み230円。市内では道の駅釜石仙人峠、かまいし特産店(シープラザ釜石内)などで販売。盛岡市のイオンモール盛岡、クロステラス盛岡、イオンスーパーセンター盛岡渋民店でも購入できる。

 

(復興釜石新聞 2018年12月15日発行 第749号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

野田市長に受賞の報告をした菊地社長(中)。「釜石銘菓をつくりたい」と気持ちを新たにした

「釜石ラグビーパイ」いわて特産品コンクール市長会会長賞〜小島製菓、W杯盛り上げへ開発

野田市長に受賞の報告をした菊地社長(中)。「釜石銘菓をつくりたい」と気持ちを新たにした

野田市長に受賞の報告をした菊地社長(中)。「釜石銘菓をつくりたい」と気持ちを新たにした

 

 2018年度の「いわて特産品コンクール」(いわての物産展等実行委員会主催)でこのほど、釜石市上中島町の食品製造販売、小島製菓(菊地広隆社長)が売り出している「釜石ラグビーパイ」が、土産品部門で最高賞の県知事賞に次ぐ市長会会長賞を受けた。菊地社長が7日、市役所の野田武則市長を訪ね、受賞を報告した。

 

 同コンクールは、新しい特産品の開発や事業者の意欲向上、県内外への販路拡大の支援を目的に実施。今回は県内の食品や工芸品約150点が出品された。9月19、20日に盛岡市で開催された審査会で、土産品、食品、工芸品・生活用品の3部門ごとに県知事賞をはじめ各賞が決定。表彰式は10月31日に盛岡市で行われた。

 

 受賞した釜石ラグビーパイは、ころりとしたボール形で、三陸産の塩が利いたあんを包んだスイーツ。プレーン、抹茶、チョコレート味の3種がある。

 

 来年のラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催を盛り上げようと開発。釜石ラグビーをイメージした赤いパッケージで「釜石らしさ」をアピールした。同社は特にあんの味の良さで知られ、地元で愛される味を洋風パイに包んだ和洋の組み合わせ、ネーミング、地域資源の活用が高い評価を受けたポイントだという。

 

 菊地社長は賞状、盾を持参し市役所を訪問。「W杯に向け、この一年でおもてなし、観光の一手を打ち出したい。W杯が終わっても『ラグビーのまち釜石』をアピールできる釜石銘菓になれば」と熱い思いを伝えた。

 

 野田市長は「W杯を控え、釜石を訪れた方の思い出に残る土産物として役割を果たしてくれると期待。1つだけでなく次に挑戦し、喜ばれる商品を開発してほしい」と激励した。

 

 同コンクールでは今回、同社と同じ土産品部門で、小川町の酒造会社浜千鳥が出品した「ゆめほなみ本醸造 大槌孫八郎カップ」が同実行委会長賞に選ばれている。

 

 釜石ラグビーパイは、釜石食ブランド開発検討協議会による「おいしい釜石コレクション・ゴールド」にも認定。一箱12個(3種各4個)入り1620円(税込み)などがあり、かまいし特産店(シープラザ釜石内)、道の駅釜石仙人峠、スーパーの土産物コーナーなどで購入できる。

 

(復興釜石新聞 2018年11月10日発行 第739号より)

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釜石初のファッションショー、市民モデル 美を競演〜「コバリオン」指輪で発信、コステロさんW杯での再訪に意欲

釜石初のファッションショー、市民モデル 美を競演〜「コバリオン」指輪で発信、コステロさんW杯での再訪に意欲

コステロさんの華やかな新作衣装を着て舞台に立った高校生ら市民モデル

コステロさんの華やかな新作衣装を着て舞台に立った高校生ら市民モデル

 

 釜石市と県が共同開発し実用化された高付加価値コバルト合金「コバリオン」を用いて指輪を製作したアイルランドの世界的デザイナー、ポール・コステロさん(72)のファッションショーが26日、釜石市民ホールTETTOで開かれた。高校生ら市民7人を含む11人のモデルが華やかな衣装に身を包み、ランウエーを歩いた。市民ら約420人が客席を埋め、釜石ではこれまで味わうことができなかった「異次元の美しさ」に酔った。

 

 市内の企業や団体で組織する釜石プライド実行委員会(佐々木雄大委員長)が、コバリオンを広く発信しようと釜石初のファッションショーを企画。故ダイアナ元英国皇太子妃のデザイナーを務めたコステロさんの2019春夏新作など約30着が披露された。

 

 タレントのハリー杉山さんが司会を担当。ステージから客席に突き出た形のランウエーをモデルたちが進み、客席まで降りて新作コレクションを間近で見せた。

 

 市民モデルとして169㌢の長身に華やかな衣装をまとって歩を進めた遠藤櫻さん(釜石高1年)は「緊張しましたが、本番は自信を持ってできました。客席のみなさんの顔もしっかりと見え、気持ちよかった」と、さわやかな笑顔で話した。

 

 市民ホールの近くで美容院を営む片桐浩一さん(48)は、この日は早く店を閉め、2人の従業員と共にショーに足を運んだ。「女性のシルエットをきれいに見せるデザイナーさんだと感じた。いい刺激になった」と収穫を喜んだ。

 

 市内で指輪の製作を手掛ける山﨑弾さん(39)は「コバリオンは釜石の新しい宝物になる。銀の3分の1ぐらいの値段で、加工もしやすい。ぜひ使ってみたい」と興味を示した。

 

 客席の好反応にコステロさんも上機嫌。「とても温かな空気で迎えてもらった。秋冬のコレクションもやりたい。来年のラグビーワールドカップ(W杯)にも訪れたい」と釜石に寄せる思いを語った。

 

「来年のW杯でまた釜石に来たい」とコステロさん

「来年のW杯でまた釜石に来たい」とコステロさん

 

 コバリオン製の指輪は金属アレルギーを起こしにくく、さびないなどの利点がある。今回発表された新作は女性用指輪2万2千円、ペンダント2万4200円、ピアス1万3200円(いずれも税込み)の3点。来年1月から京セラジュエリー通販ショップで販売する。

 

(復興釜石新聞 2018年10月31日発行 第736号より)

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新たな特産品「桑茶」に期待し笑顔で葉の集荷

「桑の葉茶」を目玉商品に〜橋野どんどり広場直売所、11月にも店頭で販売開始

新たな特産品「桑茶」に期待し笑顔で葉の集荷

新たな特産品「桑茶」に期待し笑顔で葉の集荷

 

 釜石市橋野町、橋野地区直売組合(藤原英彦組合長、89会員)が運営する「どんぐり広場直売所」は、桑の葉を原料とする茶を新たな目玉商品にしようと動き始めた。11日には4人が農地にある桑の木から枝を切り取り、どんぐり広場で葉を選別し、合わせて50・7キロを出荷した。早ければ11月にも「橋野産桑の葉ブレンド茶」の店頭販売を開始する。

 

 きっかけは、県内産の桑の葉で茶を製造する一関市大東町、いわいの里、いわて大東屋を経営する佐藤公一さん(63)、職場の同期だった釜石市定内町のマルベリーリング釜石代表工藤和子さん(63)と藤原組合長が昨年8月に直売所で偶然出会ったことだった。

 

 佐藤さんは50歳で銀行を退職。課題の多い農業を応援しようと、村おこし、農家の生きがいにつながる事業を考えた。桑茶は、先進地の福島県から学んだ。養蚕業が盛んな地域では、古くから飲料にもされた。最近はカフェインを含まない成分などが健康志向ブームに乗り、一般にも拡大する。

 

 事業化して順調に実績を伸ばしたが、東日本大震災による福島原発事故で放射性物質の汚染懸念と風評被害の影響が続いた。それもここ数年で盛り返し、さらに原料の供給地や事業を共にする仲間を探していた。

 

 昨年6月、42年ぶりに故郷釜石に帰った工藤さんは家族ぐるみで長年交流がある佐藤さんの考えに賛同し、コンビニ経営の経験を生かして桑茶の販売を引き受けた。事業所名のマルベリーは英語で「桑」、リングは「人をつなぐ」を意味する。

 

 工藤さんは釜石地域の養蚕の歴史を徹底的に調べた。釜石地域では戦後、化学繊維が爆発的に普及するまで、山間地で盛んに養蚕が行われていた。その歴史をたどると、桑の木が残り、原料の供給地になりうる。

 

 家族が収穫した葉の選別にいそしむ橋野町太田林の組合員和田ハマ子さん(85)は「(町内の)横内から嫁いできた。当時、カイコを飼っていて、桑の葉は年に3回ほど刈り取った。桑の葉が茶になるとは知らなかった。喜んでもらえればいい」と期待する。

 

 天然の桑から葉を収穫した藤原組合長(65)は「桑茶は自分も飲んでいたから、佐藤さんの話はよく理解できた。どんぐり広場は今年23年目。世界遺産、来年のラグビーワールドカップ(W杯)も控え、新しい特産品になるといい。事業が順調に進めば何より農家の生きがいになる」と意気込む。

 

(復興釜石新聞 2018年9月15日発行 第723号より)

 

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サンマの初水揚げに沸く釜石魚市場=1日午前5時20分

待望のサンマ初水揚げ、秋の「主力」港に活気〜釜石魚市場、昨年の倍以上

サンマの初水揚げに沸く釜石魚市場=1日午前5時20分

サンマの初水揚げに沸く釜石魚市場=1日午前5時20分

 

 釜石市の新浜町魚市場に1日朝、今季初のサンマが水揚げされた。昨季初船の2倍以上に当たる80トンを水揚げ。昨年の初水揚げと比べ魚体も大きく、秋の訪れを告げる「主力」の到来に魚市場は活気づいた。

 

 水揚げしたのは、富山県の大型サンマ船第8珠の浦丸(199トン)。北海道の東方沖で操業し、2昼夜をかけて釜石まで運んできた。

 

 140グラム以上の大型が3割を占め、中型は約4割。入札の結果、昨年よりやや安値の1キロ当たり335円で取引され、ほぼ全量を地元の水産加工会社が買い取った。

 

 待ちに待ったサンマの初水揚げに野田武則市長も駆けつけ、飲み物などを差し入れて船を歓迎。「今後も釜石にサンマを水揚げしてほしい」と期待した。

 

 同船は昨季も釜石にサンマを初水揚げしている。猟田雄輔船長兼漁労長(63)は「昨季と比べ型もサイズも良く、脂も乗っていておいしい。釜石魚市場には高値でサンマを買い取ってもらっており、今年も水揚げすることにした。今後も水揚げしたい」と話した。

 

 水産庁の予報では9月中旬まで漁獲は低調だが、その後は上向き、魚体も大ぶりなものが増える見通し。

 

 釜石魚市場のサンマの水揚げ量は、東日本大震災のあった2011年は2171トン(2億4710万円)、12年は2436トン(1億3735万円)、13年は1053トン(1億4093万円)と低迷。14年は5260トン(5億199万円)と大きく回復したものの、15年2224トン(3億8879万円)、16年1841トン(4億84万円)、昨年は1474トン(3億6636万円)と下降線をたどっている。

 

(復興釜石新聞 2018年9月5日発行 第720号より)

 

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釜石地方森林組合で販売する「一本歯半分下駄」

林野火災で焼けたスギ材活用〜「一本歯半分下駄」販売開始、釜石地方森林組合

釜石地方森林組合で販売する「一本歯半分下駄」

釜石地方森林組合で販売する「一本歯半分下駄」

 

 釜石地方森林組合(久保知久代表理事組合長)は、昨年5月に発生した釜石市平田尾崎半島の林野火災で焼けたスギの木を使った「一本歯半分下駄(げた)」を考案し、販売を始めた。山林再生、山林所有者の支援と、来年のラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催に向けた地場産材を活用した製品づくりを結び付けた企画。同組合では「緑の再生につながる循環づくりと被災した山林所有者への応援、スポーツのまち釜石を発信するものになれば」と期待を込める。

 

 げたをプロデュースしたのは、雫石町在住の漫画家そのだつくしさん。元々、半分げたを愛用していて、創作活動の傍ら山歩きを楽しみながら一本歯のげたでトレーニングをしていたという。趣味が高じて、履き心地や鼻緒の長さなどにこだわった「県産材でトレーニング用のげたを作りたい」と思案。知人を介し、木材加工を営む遠野市の「ノッチアート遠野」に製作を相談していた。

 

 一方、同組合では2016年頃からW杯に向け、地域産材を使った日本の伝統文化であるげた作りを計画。同じ木材加工業者に試作品作りを依頼していた。

 

 2つの動きを結び付けたのが林野火災という出来事。被害の大きさが伝わると、全国から「焼けた森林の復旧に使ってほしい」と支援の寄付が相次いだ。その一人がそのださん。同組合に寄付金を届けたことで、下駄プロジェクトが生まれた。

 

 げたのサイズは縦、横12・5センチ、厚さ2・5センチで、歯(地面に当たる出っ張り)の高さは約4センチ。通常のげたは材質が丈夫なキリで作られるが、今回は柔らかいスギを利用しており、本体と歯の接合部が壊れにくいよう工夫した。足を乗せる部分に入れた掘り込みが歩きやすさのポイントで、げたの上で足が滑らず安定。歯には厚めのゴムを貼りつけて滑りにくくした。

 

 同組合によると、半分げたは古くは修験者が山を歩くときなどに使われていた。バランスがとりにくい分、筋力が必要になる。不安定なげたを履いたまま屈伸したり歩いたりすることで、体幹トレーニングや姿勢の矯正に効果があるとされ、現在ではスポーツ業界やアスリートが注目しているとの話もあるという。

 

 そのださんも「W杯が開催されるスポーツのまち釜石発のアスリートのトレーニンググッズになれば」と期待。半分げたでトレーニングする人が増えるようにと願いを込め、「岩手下駄部」とのロゴをデザインし、げたに焼き印を入れた。スポーツをしない人の利用も呼び掛けていて、「歩きにくかったら、好きな人の手をにぎりながら」とメッセージを寄せている。

 

 げたの売り上げの一部は、被害木を伐採した後の植樹のための苗木購入などに役立てる。木材が売れることが被災した山林所有者の応援にもなる。同組合の手塚さや香さん(39)は「焼けた木も素材として使えることを知ってほしい。げたが山林の復旧に貢献し、スポーツのまち釜石ならではのトレーニング方法として広まったら」と願う。

 

 価格は、同組合のホームページから注文する場合1足8715円(税込み)、同組合事務所での購入で箱が不要な場合は8532円(同)。今秋からは市内の道の駅などで販売を始める予定にしている。
 問い合わせは同事務所(電話0193・28・4244)へ。

 

(復興釜石新聞 2018年8月29日発行 第718号より)

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釜石市と朝日町のものづくりが合体したピンバッジ

富山県朝日町のヒスイ×釜石のコバルト合金、友好をだ円のホールの形に〜特産使いピンバッジ製作、ラグビーW杯開催記念 9月から販売開始

釜石市と朝日町のものづくりが合体したピンバッジ

釜石市と朝日町のものづくりが合体したピンバッジ

 

 ラグビーワールドカップ(W杯)開催を記念し、釜石市と友好都市の富山県朝日町が連携して製作した、ラグビーボールの形をしたピンバッジ「FRIENDSHIP(フレンドシップ)」の発表記者会見が18日、釜石市役所で行われた。野田武則市長と笹原靖直町長が製品の魅力をアピール。特産品と、ものづくり技術のコラボレーションに期待を高めた。

 

 だ円形のピンバッジは幅28ミリ、縦14・5ミリ。表面に釜石市のエイワ(佐々木政治社長)が製造、加工、販売するコバルト合金「コバリオン」、背面にはステンレスを使い、朝日町の海岸で産出されるヒスイを板状(厚さ2・6ミリ)に研磨、勾玉(まがたま)に模して挟んだ。

 

 端を仮締め(かじめ)した勾玉を回転させ、飛び出すデザイン。さびず、硬く、色あせないコバリオンの光沢と、古代から東アジアや日本で権力者に霊力を持つとして珍重されたヒスイの組み合わせは、美しさと遊び心にあふれる。

 

 明治から昭和にかけて漁業などで朝日町から釜石市へ人的交流が深まり、1984年には友好都市を締結。中学生の派遣、ビーチボールなどで交流を重ねる。野田市長は「互いのものづくりが融合し、ラグビースタジアムの完成に合わせて記念品ができた」と喜ぶ。

 

新たな創造の連携を申し合わせた両市町の関係者

新たな創造の連携を申し合わせた両市町の関係者

 

 笹原町長は「ヒスイは2年前、日本の石(5種の)1位に選定された。釜石市の復興、互いの地場産業の活性化にもつながる。(コバリオンとの組み合わせで)ネックレスの企画も検討している」と期待する。

 

 ピンバッジは文字が「FRIENDSHIP」と「KAMAISHI★ASAHI」の2タイプがあり、各タイプ100個を9月25日から限定販売。20日から予約を受け付けている。価格はいずれも1万5千円(消費税込み)。益金の一部は釜石市ラグビーこども未来基金に寄付される。

 

 購入の問い合わせはエイワ(電話0193・26・6880)、朝日町・あさひふるさと創造社(電話0765・83・3700)へ。

 

(復興釜石新聞 2018年8月25日発行 第717号より)

 

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イオンタウン釜石に隣接してオープンしたサンデー釜石港町店

イオンタウン釜石に隣接の相乗効果、沿岸広域から集客狙う〜サンデー釜石港町店オープン、サービス充実 利便性アップ

イオンタウン釜石に隣接してオープンしたサンデー釜石港町店

イオンタウン釜石に隣接してオープンしたサンデー釜石港町店

 

 東北地方でホームセンターを展開するサンデー(本社・青森県八戸市、川村暢朗社長)は26日、釜石市港町のイオンタウン釜石の専門店の一つとして隣接地に「サンデー釜石港町店」をオープンした。震災後の2014年に出店し業績も順調に推移するイオン釜石との相乗効果で、市内だけではなく沿岸広域からの集客を促すのが狙い。市内には上中島町にサンデー釜石店もあるが、品ぞろえやサービス提供でそれぞれ特色を出し合い、両立を図る。

 

 同社は今年4月、釜石市と災害時における支援協力協定を締結しており、市と連携し、地域インフラの役割を担う体制を整える。釜石港町店は同社の103店目で、県内26店目、本県沿岸部では6店目。売り場面積は5万6065平方メートルで、県内では盛岡市の前潟、本宮店に次いで3番目に大きな店舗となる。

 

記念のテープカットをするサンデーの川村社長(右)ら関係者

記念のテープカットをするサンデーの川村社長(右)ら関係者

 

 地域の要望を受け、犬や猫、熱帯魚などを扱うペットショップやカー用品専門店のほか、サイクル(自転車)や住宅のリフォームなども導入。本格的なフラワーショップや休憩コーナーも。商品の配達や取り付けは資格を持つ従業員が「SUN急(サンキュー)便」で対応する。営業時間は午前7時から午後9時まで。

 

 26日のオープン記念イベントでは、川村社長や野田武則市長らがテープカット。川村社長は「要望に応え、ペットショップにはシャワールームやホテルも用意した。住まいのリフォームやカー用品のコーナーではプロの従業員が対応する」などと同店のセールスポイントをアピールした上で、「節約で暮らしを豊かに。地域密着の店づくりを目指す」と宣言。

 

 野田市長は「イオンタウンを釜石に誘致する際、最初に相談に乗ってくれたのが川村社長だった」と裏話を紹介した上で、「サンデーの新たな出店で市民の買い物利便はさらに向上する」と期待を述べた。

 

お目当ての特売品を早速手にした買い物客ら

お目当ての特売品を早速手にした買い物客ら

 

 開店時間前には100人ほどの列ができた。1時間も前から一番乗りで並んだ平田(佐須)の漁業、前川原繁さん(74)は特売品の扇風機を手に「これまでは上中島町の店まで行っていた。佐須からはかなり近くなる」と大喜び。ペットショップを熱心にのぞく小川町の山崎政男さん(83)、久仁子さん(76)は「15年ほど飼い続けた犬が亡くなり、今は知人からプードルを借りている。こうしたペットショップは本当に便利」と歓迎した。

 

(復興釜石新聞 2018年7月28日発行 第710号より)

 

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浜幸水産の新造マグロ船。市民らに見送られ、大西洋に向け出港した

新造マグロ船出漁、「浜幸水産」10年ぶり〜豊漁祈り北大西洋へ、「浜を元気に」と船出

浜幸水産の新造マグロ船。市民らに見送られ、大西洋に向け出港した

浜幸水産の新造マグロ船。市民らに見送られ、大西洋に向け出港した

 

 遠洋マグロ漁を主力とする釜石市の漁業会社、浜幸水産(浜川幸雄社長)が遠洋マグロはえ縄漁船「第151欣栄丸」(幸栄漁業所属、486トン)を新たに建造し、2日、お披露目と出発式が釜石港で行われた。同社がマグロ漁船を新造するのは10年ぶり。新浜町の魚市場には市民や漁業関係者ら約150人が駆け付け、新しい船の航行と操業の安全、豊漁を祈った。

 

 同社は遠洋マグロ船10隻のほか、近海でタラ漁などを行うトロール船、サンマ船の計16隻を所有。マグロ船は老朽化のほか、資源管理などのため厳しさを増すマグロ漁の今後を見据え、収益基盤の強化や漁獲量の高付加価値化につなげようと新造することにした。

 

 新造船は1日に釜石港に入り、新浜町魚市場に着岸した。同社が所有する漁船の中で最大規模。約9億円をかけて静岡県で建造した。捕獲したマグロを電動で引き上げることができるリフターや冷凍室など最新の設備を備える。

 

 2日は神事を行った後、餅まきをして船出を景気づけた。晴れ渡る空に大漁旗がはためく威勢のいい姿に、集まった人らは「元気もらう」と感激。浜川社長(73)は総力を結集させた船の完成、たくさんの笑顔が広がる浜の様子に喜びをかみしめつつ、「漁業を取り巻く環境はますます厳しくなるが、子々孫々まで漁業中心に操業していく。大漁旗をなびかせ笑顔で帰ってきてほしい」と願った。

 

船出を景気づける餅まきに歓声を上げる市民ら

船出を景気づける餅まきに歓声を上げる市民ら

 

 新造船には24人が乗り込み、北大西洋の漁場に向けて出漁。8月上旬から1年間の操業を予定し、年間水揚げ高は5億円を見込む。上平清一漁労長(67)は「今日はいい日。皆さんのおかげでにぎやかに出航できる。いい船だから水揚げもついてくる。笑顔で会いましょう」と、見送りに集まった人たちに呼び掛けた。

 

(復興釜石新聞 2018年7月7日発行 第704号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

「魚のまち」釜石を発信〜魚河岸にぎわい施設着工、レストラン、広場を整備

「魚のまち」釜石を発信〜魚河岸にぎわい施設着工、レストラン、広場を整備

魚河岸にぎわい創出施設の完成イメージ図

魚河岸にぎわい創出施設の完成イメージ図

 

 釜石市が進める魚河岸にぎわい創出施設建設工事の地鎮祭が6月29日、釜石港に面する魚河岸地区の現地で行われた。海に関する展示スペースやレストラン、広場などを整備し、来年2月末の完成、4月の本格オープンを予定。昨年5月に復旧した新魚市場と隣接しており、連動して「魚のまち釜石」を発信する拠点としての活用が期待され、関係者は工事の安全と地域のさらなる発展を祈った。

 

 敷地面積3432平方メートルの市有地に鉄骨造り2階建て、延べ床面積1273平方メートルの施設を建てる。地元の海産物などを使った飲食店(4店舗)、銀行(1店舗)が入居し、海に関する展示スペースを設ける予定。花火や曳(ひ)き船まつりを観覧できる展望デッキ、朝市や季節の味覚まつりなどで活用を見込む広場も整備する。

 

施設の建設予定地

施設の建設予定地

 

 建設費は約5億円で、復興交付金や過疎債を活用する。

 

 地鎮祭は設計・施工者の日鉄住金テックスエンジ・山下設計企業連合が主催し、関係者約40人が出席した。くわ入れなどの神事を行った後、発注者の野田武則市長が「にぎわいの拠点として活用できれば、まちは大きく発展する。釜石の海のすばらしさを発信していきたい」とあいさつ。復活に向けて協議が進められている観光船の発着所をつくりたいとの考えも示した。

 

くわ入れする野田市長

くわ入れする野田市長

 

(復興釜石新聞 2018年7月4日発行 第703号より)

 

復興釜石新聞

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釜石山火事復旧植樹活動~みんなで尾崎半島の緑を再生しよう!

【インタビュー】釜石山火事復旧植樹活動~みんなで尾崎半島の緑を再生しよう!

釜石山火事復旧植樹活動~みんなで尾崎半島の緑を再生しよう!

 

昨年の5月8日に発災した釜石市尾崎半島の林野火災は、当時の天候や消火活動が難航する環境なども関係し、被害面積413haと言う全国的に見ても大規模な火災となり、被害総額は7億4千万円にも及びました。

 

1年が経過し現場では復旧作業が進められていますが、現状について気になっている方も多いのはないでしょうか?

 

そんな想いに応えてくれる「釜石山火事復旧植樹活動~みんなで尾崎半島の緑を再生しよう!」が、6月17日(日)に開催されます。主催の釜石地方森林組合・高橋幸男 参事に、山林再生の取り組みについて伺って来ました。

 

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長年掛けて育てた木が被害に遭った山主さん達の想いとたくさんの支援

 

釜石地方森林組合・高橋幸男 参事

 

ーーまずは、これまでの取り組みについて教えて下さい。

 

高橋さん:

5月15日に鎮圧の発表を受け直後から関係各所と共に現地調査を開始し、6月初旬に岩手県、釜石市と「釜石市尾崎白浜・佐須地区林地再生対策協議会」をつくり、6月下旬には山林を所有する方々への説明会を行いました。

 

当初は復旧出来るかどうかについては大きな不安を感じていました。というのも、被害に遭った山林は組合員である山主さんが個人所有されており、復旧に取り組むには山主さんの意向や同意を頂く事が第一で、私たちだけでは動けないというのが実情でした。

 

ーー山主さんの気持ちを思うと、失意は如何ばかりか・・・と報道を見て心を痛めていた方も多かったですね。

 

高橋さん:

そうですね、ここまで60年程の時間を掛けて、今まさに販売できるという所まで育て上げた木がことごとく被害に遭い、その想いをぶつける相手もいないという現状で、山主さんの気持ちは汲んでも汲みきれない程でした。

 

でも、そんな中いち早く地元有志の皆さんが募金活動を行って下さり、その後も市内、県外のたくさんの個人、団体の皆さんから多くの支援を頂きました。そうした方々の存在や想いが、山主さん達の「よし!またやろう!」という気持ちに繋がったと言える程、その力は大きかったと思います。

 

風評被害~被害木の活用~

 

被害木伐採の様子

被害木伐採の様子(画像提供:釜石地方森林組合)

 

ーー被害に遭った木の取り扱いについてはどうだったのでしょうか?

 

高橋さん:

はい、その部分も山主さん達が復旧しようと決断する為には重要な点でした。
これまでの経験で、火災に遭った木でも樹皮をむけば使えることは分かっていましたが、それでもやはり被害木を販売する事は難しいかもしれないと危惧していました。

 

というのも、火災後の風評被害と言いますか、「被害に遭った木は通常の材木より安くなりますか?」というような内容の問い合わせが多くあったのです。ですから復旧に向かうためには、まず材木として使用できるかどうかを確認することが先決でした。

 

そこで、地元の製材所にご協力頂きサンプルとして製材した所、通常と遜色なく利用可能な事が確認出来ました。その結果を受け、8月中旬には所有者の方の一部自己負担により、先行して伐採が行われました。

 

その後、各種補助金などを利用して、平成32年度までは所有者の負担なしで再生に向けた復旧作業が行えることが決まり、それを受けて山主の皆さんの同意を頂き、本格的に動き出す事が出来ました。

 

被害木伐採の様子

被害木伐採の様子(画像提供:釜石地方森林組合)

 

ーー実際にどのように利用されているのでしょうか?

 

高橋さん:

初めに地元の製材所に製材を引き受けて頂き、個人の方が積極的に建築資材として使用して下さった事が、「被災木も通常の木材と変わらずに使えます」という事を広めて頂くモデルケースになったと思います。その後、大量の木を扱える集成材工場が東北地方に見つかり、さらなる利用促進につながりました。

 

釜石市に現在建設中の『鵜住居復興スタジアム』の一部分にもこの被害木が利用されていて、この夏の完成が待ち遠しい所です。また、催事の記念品などにもご利用頂き、予想を超えるご購入を頂いています。

 

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山林再生までの道のり~被害の大きさを思い知らされる日々~

 

釜石地方森林組合・高橋幸男 参事

 

ーー被害木の活用も広がり、復旧作業にも力が入る所だと思いますが、復旧の進捗具合についてはいかがでしょうか?

 

高橋さん:

被害面積のうち、植樹する総面積は260haで、これを3年で行う計画です。平成29年度中に植樹前の下準備が済んだ面積は40ha、実際に植樹が完了したのは14~15haとなっています。

 

何しろ現場は急傾斜地が多く、作業は困難を極めています。職員は毎日懸命に現場で作業をやってくれていていますが、数字だけ見るとまだまだで、私も改めて被害の大きさを思い知らされています。

 

でも、これまで植樹活動やボランティアで参加した方々から、「毎日こんな大変な場所で作業されているのですね!」と苦労を垣間見て声を掛けて頂ける事が、現場で作業するメンバーの励みや力になっています。そういう点でも一般参加型の植樹活動を行う意味は大きいと思っています。

 

山についての正しい知識を伝えたい~参加型の植樹活動~

 

ーー実際に現地に行くことで初めて分かる、知る事がある。そして、何より自分が参加出来る事が嬉しいと感じる方も多いのではないでしょうか?

 

高橋さん:

そうですね。「山林復旧の為に使って下さい」「ぜひ苗木の購入費に充てて下さい」というお声と共に、これまでたくさんの寄付金を頂いています。
“寄付金をどう活用するか”という話し合いで、やはり頂いた言葉や想いを大切にしたいという気持ちがありました。そこで、一緒に山を再生するために植樹に参加して頂く形も良いのではないかとの意見があり、企画に至りました。

 

ーー一般の方と一緒に植樹活動をされる時、どんな事を大事にされていらっしゃいますか?

 

高橋さん:

まずは参加する皆さんの“安全を確保する”こと、これが第一ですので、その部分に細心の注意を払っています。それから、“山について知ってもらう”この点も大切にしています。これは今回だけに限らず、当組合の事業など外部の方にお話しする機会にも同じように考えてお伝えしています。

 

ーーその場所の“ストーリー”を知る事は、その場所に愛着を持つ、大切にするという想いにも繋がりますね。

 

高橋さん:

植えた苗木にはご自分の名前が入ったマーカーを取り付けるのですが、このマーカーは記念品ともなっていて、一部分をお持ち帰り頂けます。帰った後も、ぜひ山との繋がりを感じて頂きたいと思っています。

 

植樹活動

一般参加による植樹活動の様子、右下:植樹活動参加記念品 マーカーとコースター(画像提供:釜石地方森林組合)

 

釜石山火事復旧植樹活動~みんなで尾崎半島の緑を再生しよう!

 
釜石市の8割を占める森林について知る事は、きっと故郷に誇りを持つことにつながるのではないかと思います。今回のインタビューではお届けしきれませんでしたが、山を適切に管理保全することが、災害に備える事になるなど、私たちの生活環境を守る事に繋がるという興味深いお話も教えて頂きました。

 

あなたも植樹会に参加して高橋さんのお話しを聞きながら、故郷の山について考えてみませんか?

 

6月17日に開催される「釜石山火事復旧植樹活動~みんなで尾崎半島の緑を再生しよう!」開催内容の詳細は以下のサイトなどからご覧ください。

 

6.17「釜石山火事復旧植樹活動~みんなで尾崎半島の緑を再生しよう!」参加者募集! – 釜石地方森林組合公式サイト
http://blog.kamamorikumi.jp/?eid=220

釜石地方森林組合Facebook
https://www.facebook.com/kamamorikumi/

 

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縁とらんす編集部による記事です。

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