タグ別アーカイブ: 子育て

木製の遊具やおもちゃが並ぶ交流スペース

平田子育て支援センター開所〜平田ニュータウン、“コロナ自粛”の親子サポート

平田ニュータウンに開所する子育て支援センター

平田ニュータウンに開所する子育て支援センター

 

 就学前の子どもと保護者のための施設「平田子育て支援センター」が20日、釜石市平田ニュータウン改良住宅1階(上平田ニュータウン西入り口バス停そば)に開所する。子育て相談や遊び場の提供などを行う施設で、市内5カ所目。市内で母子支援活動に取り組むNPO法人「母と子の虹の架け橋」(小佐野町、山野目久子理事長)が市の委託を受け、運営する。

 

 保育施設として利用されていた同住宅1階部分(約160平方メートル)を利用。交流スペース、休憩室(和室)、調理室を設け、子ども用のトイレや手洗い場は保育施設の面影を残した。

 

 交流スペースは床板などに釜石産木材を使い、ぬくもり感あふれる空間に。子どもは広いスペースでのびのびと遊びながら友達づくり、保護者は育児の情報交換ができる。

 

 釜石のまちをイメージした立体遊具、卵型の木がたっぷり入ったプールなどを配置。積み木やパズル、ままごとセットなど、素朴ながら繰り返して遊びたくなる木製のおもちゃ約30点も置いている。

 

木製の遊具やおもちゃが並ぶ交流スペース

木製の遊具やおもちゃが並ぶ交流スペース

 

 保育士、看護師、子育て支援員などスタッフ7人が交代で勤務。平日午前10時~午後3時まで受け入れる。

 

 支援センターは、広い場所での子どもとの触れ合い、保護者同士の交流、育児の不安・疑問の解消など家庭での子育てだけでは難しい部分をサポートする。甲子、中妻、市東部(天神町)、鵜住居地区にあるが、市南地区(平田、唐丹町)をカバーする施設はなく、課題になっていた。

 

 同法人では子育て世代の居場所を確保する必要性を感じており、子育て環境・サービスの充実を進めたい市の施策と合致。当初、1日からの開所を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い延期されていた。

 

 開所に当たり、▽予約制(利用日の前日までに申し込み)▽かぜの症状、発熱(37・5度以上)などの症状がある場合は利用不可▽利用する保護者は必ずマスクを着用―など条件を設定。当面、午前、午後に分けて親子を受け入れ、それぞれ最大5組に絞る。密閉・密集・密接の「3密」を避ける対策を取り、定期的な換気などにも配慮する。

 

 平田のセンター長を兼ねる山野目理事長(60)は「自粛傾向の中でもできることで子育てを応援したい。木のおもちゃで遊べるのが特徴で、香り、ぬくもりを楽しんでほしい。ママたちにもゆっくりしてもらい、気持ちを切り替える時間に。利用者と信頼関係を築きながら、使いやすい施設づくりを目指す」と意気込んだ。

 

 問い合わせは平田子育て支援センター(電話0193・27・5223)へ。

 

(復興釜石新聞 2020年4月18日発行 第885号より)

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復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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日時

令和元年10月4日(金)10:30~12:00

場所

上中島こども園 子育て支援室 (上中島町3-5-17)

内容

コーディネーターから保育に関する情報提供、参加者同士の意見・情報交換等

対象

保育士資格を持っていて、現在保育士として働いていない方

費用

無料

その他

託児はありませんが、お子様連れ歓迎です。

お申込み・お問い合わせ

岩手県保育士・保育所支援センター(担当:山田)
岩手県盛岡市三本柳8地割1番3(ふれあいランド岩手内)
電話 : 019-637-4544 / 公用携帯電話 : 080-8200-1054

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 保健福祉部 子ども課 次世代育成係
〒026-0025 岩手県釜石市大渡町3丁目15番26号
電話 0193-22-5121 / FAX 0193-22-6375 / メール
元記事:hhttp://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/jidofukushi/detail/1221251_2375.html
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保育士不足、待機児童解消へ〜子育て支援員研修26人修了、施設などでサポート

保育士不足、待機児童解消へ〜子育て支援員研修26人修了、施設などでサポート

子育て支援員としての活動に意欲を新たにする女性たち

子育て支援員としての活動に意欲を新たにする女性たち

 

 釜石市子育て支援員研修の閉講式が18日、釜石市大只越町のカリタス釜石で行われた。子育て支援を担う人材確保のため、市が初めて実施した研修で26人が修了。それぞれ小規模保育を行う施設などでの保育士のサポート、子どもの一時預かり事業に従事する予定で、保育士不足の解消や待機児童の解消につながると期待される。

 

 子育て支援員は、保育士不足で生じる待機児童の解消を目的に、国が2015年度に設けた制度。保育士の資格がなくても地域での保育に関心があれば、自治体ごとに実施する所定の研修を受けた上で認定を受けることができる。

 

 市によると、昨年5月に市内13のこども園や保育所などにアンケートを行ったところ、合わせて16人の保育士が足りないとの回答があった。保育士を確保できず受け入れる子どもの数を減らすなどした施設もあるという。

 

 また、現在市内に待機児童はいないが、年度途中に待機者が出るというのが近年の傾向だという。こうした背景を受け、子どもに関わり働く人材の質を保ちながら支援者を増やし、子育ての裾野を広げようと、5月から研修を開講した。

 

 受講したのは、20代から60代の育児経験のある主婦や子育てボランティアを行っている女性たち。「地域保育コース」の基本研修8時間(2日間)、専門研修22時間(6日間)で、子どもの発達や保育の原理といった講義を受けた。保育施設で2日間の見学実習も。ニチイ学館、子育てを手助けしてほしい人とサポートする人を結ぶファミリー・サポート・センター(市がカリタス釜石に委託)などが指導した。

 

 閉講式では市子ども課の千葉裕美子課長が「心強い人材。支援員として皆さんの人生が豊かになり、皆さんが愛情をいっぱい注いで子どもたちが一層心豊かに育ってくれることを期待します」とあいさつ。一人一人に修了証書を手渡した。

 

 八雲町の主婦佐藤寿美子さん(37)は「一から保育の知識を得る機会になった。いろんな子ども、保護者への対応を考える必要性、救急法も学ぶことができた」と充実感をにじませた。子育て活動に取り組んできた仲間とともにNPO法人を立ち上げ、10月に小規模保育園を開園する予定。「利用してくれる人、自分たちも笑顔で保育できるような運営をしていきたい」と意欲を新たにした。

 

(復興釜石新聞 2019年6月22日発行 第801号より)

 

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日時

平成30年10月4日(木) 10時30分~12時00分

場所

上中島こども園 子育て支援室 (上中島町3-5-17)

内容

コーディネーターから保育に関する情報提供、参加者同士の意見・情報交換等

対象

保育士資格を持っていて、現在保育士として働いていない方

費用

無料

その他

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申込み・問合せ

申込書(17 KB docxファイル) に必要事項を記入のうえ、FAX、E-mail又は電話にて、下記へお申込みください。
 
岩手県保育士・保育所支援センター(担当:山田)
http://www.iwate-shakyo.or.jp/hoiku/
岩手県盛岡市三本柳8地割1番3(ふれあいランド岩手内)
電話: 019-637-4544/公用携帯電話: 080-8200-1054
FAX: 019-637-9612
E-mail: k-yamada-shakyo(アットマーク)mopera.net
※スパムメール対策のため「@」を「(アットマーク)」で表記しています。

申込み締め切り

平成30年10月3日(水)

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新生活に期待を膨らませる上中島こども園の新入園児ら

上中島こども園で開園・入園式〜多様な子育てバックアップ、72人が新しい環境で第一歩

新生活に期待を膨らませる上中島こども園の新入園児ら

新生活に期待を膨らませる上中島こども園の新入園児ら

 

 本年度から釜石市がスタートさせる上中島町の市立上中島こども園(藤原安園長)で7日、開園・入園式が行われた。老朽化により保育環境の改善が課題となっていた市立上中島保育所を移転整備したもので、この春、幼稚園と保育所機能を併せ持つ認定こども園に移行。新入園の14人を含む園児72人が新たな環境での第一歩を踏み出した。併設する障害児通所支援事業所「すくすく親子教室」や、同じ敷地に整備された上中島児童館と合わせ、利便性に富んだ包括的な保育環境の創出、多様な子育てニーズに応える施設として役割を発揮する。

 

幼保連携型認定こども園としてスタートした上中島こども園

幼保連携型認定こども園としてスタートした上中島こども園

 

 式には園児と保護者、市関係者ら約100人が出席。あいさつに立った野田武則市長は「市が運営し、地域の拠点として活用しようと設置。就学前教育、子育て支援の場として保護者ニーズに沿った運営をし、地域の重要で大切な拠点として活躍してほしい」と期待を述べた。

 

 藤原園長は「子どもたちの健やかな成長を見守る施設運営を目指す」と意欲を示し、子どもたちには「早寝、早起き、朝ごはんという約束事を守って通ってほしい」と呼び掛けた。

 

 新入園児は名前を呼ばれると、0~3歳児は父母の膝の上で、4歳児は手を挙げて「はーい」と返事した。在園児を代表して式に参加した年長児11人は新入園児に手作りの首飾りをプレゼント。園歌などを披露し、新しいお友達を歓迎した。

 

 進級した寄松廉君(5)は「友達がいっぱいになってうれしい。いっぱい遊ぶ」と笑顔を見せた。妹の未来ちゃん(1)、結ちゃん(生後2カ月)は新入園。父親の隆広さん(38)は「共働きなので3人一緒に預けることができ、安心感がある。明るく元気に育ってほしい」と見守った。

 

 同園の前身、上中島保育所は1975年に開所。施設の老朽化など保育環境の改善が課題となっており、市は就学前教育の拡充、子育て環境の充実を目的に、こども園や児童館などを備えた保育・幼児教育エリアの整備を決めた。上中島地区の仮設住宅や復興住宅などが隣接する場所で施設整備が進められ、今年1月に完成し、保育所として運営を開始。本年度から幼保連携型認定こども園に移行した。

 

(復興釜石新聞 2018年4月11日発行 第680号より)

 

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子育て支援の拠点完成、4月から認定こども園に〜上中島こども園開所、すくすく親子教室 児童館一体整備

子育て支援の拠点完成、4月から認定こども園に〜上中島こども園開所、すくすく親子教室 児童館一体整備

新築された上中島こども園。同じ敷地に児童館、すくすく親子教室も整備された

新築された上中島こども園。同じ敷地に児童館、すくすく親子教室も整備された

 

 釜石市が、新日鉄住金(本社東京都千代田区、進藤孝生社長)、新日鉄興和不動産(本社東京都港区、永井幹人社長)と進めてきた「市立上中島こども園・市すくすく親子教室・市上中島児童館」の整備工事が完成し、11日に開所式が行われた。老朽化により保育環境の改善が課題となっていた上中島保育所を移転整備したもので、4月からは幼稚園と保育所機能を併せ持つ認定こども園に移行。震災で被災し仮施設で運営していた障害児通所支援事業所「すくすく親子教室」や、上中島児童館と一体で整備することで、利便性に富んだ包括的な保育環境の創出、多様な子育てニーズに応える施設として役割を発揮する。それぞれの施設では9日から運営を開始。真新しい建物に元気な子どもたちの歓声、笑顔が広がっている。

 

開所式では園児が元気いっぱい虎舞を披露した

開所式では園児が元気いっぱい虎舞を披露した

 

 開所式には関係者ら約70人が出席。野田武則市長は「就学前教育の拠点、子育て支援の情報を発信する場になってほしい。保護者ニーズに沿った運営ができるよう取り組みたい」とあいさつした。施設整備などに協力した業者5社に感謝状を贈った。

 

 児童館を利用する子どもたちは元気いっぱいの歌、保育所の年長児らは虎舞を披露して花を添えた。新しい建物をつくってもらった「ありがとう」の気持ちを虎舞で伝えた及川紗良ちゃん(6)は「きれいでうれしい。みんなといっぱい遊びたい」と笑顔を見せた。

 

 3施設は上中島地区の仮設住宅や復興住宅などが建ち並ぶ、新日鉄住金が所有する約5417平方メートルの用地に整備された。いずれも鉄骨造り平屋建て。日本設計の基本計画、日鉄住金テックスエンジの施工で昨年4月に着工し、12月26日にしゅん工した。市が完成後、建築主の新日鉄興和不動産から土地と建物を買い取る形式で、事業費は約8億9千万円。

 

 こども園(延べ床面積約983平方メートル)は0~5歳児までを受け入れ、定員は100人。主な施設は保育室6室、子育て支援室、職員室、給食室などを配置した。高窓を多く設け、園庭に面した廊下をガラス張りにし光が入りやすい園舎に設計。木感と白を基調とした明るく優しい雰囲気の内装や、天井が高い遊戯室などを配し、開放感あふれる空間が完成した。

 

真新しい園舎での生活を楽しむ子どもたち

真新しい園舎での生活を楽しむ子どもたち

 

 親子教室(同約264平方メートル)は、2つの教室、ホール、静養室などで構成。白を基調とした落ち着いた内装に仕上げた。家具のコーナーガードや衝突防止など安全面に配慮し、車いす利用を想定し廊下の幅を広くとるなど使い勝手を考慮。こども園と同一の建屋にすることで倉庫や職員室など必要な機能の一部を共有化し、コンパクトで合理的な施設になっている。

 

 児童館(同336平方メートル)は、遊戯室、創作活動室、集会室、職員室などを配した。集会室は天井が高く、屋内運動場としても利用。隣接する部屋の壁を可動式にし、一体的に利用することで地域のイベントなどにも活用できるようにした。

 

 上中島保育所は1975年に開所。受け入れの対象年齢を広げた2003年度以降、保育室が不足し保育環境の改善が課題になっていた。大町の青葉ビルにあった親子教室は震災で被災し旧小川幼稚園内で仮運営しており、新たな開設場所を検討。老朽化している児童館の改築整備についても懸案となっていた。

 

 同保育所の佐々木絵美所長は「利用者に不便をかけたが、やっと広くて明るい温かい保育環境が整った。子育て環境は変化するが、子どもたちの健やかな成長を見守る施設としての役割を認識し、地域の期待に応えられるよう、職員の専門性、技術を向上させたい」と意欲を示した。

 

 親子教室の三浦薫施設長は「子どもが楽しく、充実した時間が持てるよう、気を引き締めて療育活動をしたい」と思いを強め、児童館の太田忠館長は「地域との交流を深めながらコミュニティーづくりにつながる活動もしたい」と展望した。

 

(復興釜石新聞 2018年1月13日発行 第655号より)

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上中島こども園着工、来年1月供用開始へ〜3つの施設を一体整備、幼・保機能を併せ持つ

完成予定の模型に期待を膨らませる関係者ら

完成予定の模型に期待を膨らませる関係者ら

 

 釜石市が、新日鉄住金(本社東京都千代田区、進藤孝生社長)、新日鉄興和不動産(本社東京都港区、永井幹人社長)と進めている「(仮称)上中島こども園、すくすく親子教室、上中島児童館」建設工事が始まるのを前に、14日、上中島町の現地で地鎮祭が行われた。上中島保育所を幼稚園と保育所機能を併せ持つ認定こども園として移転整備し、障害児通所支援事業所「すくすく親子教室」、上中島児童館と一体で建設することで、地域の多様な子育てを支援。12月下旬に完成する見通しで、来年1月の供用開始を目指す。

 

上中島こども園などの完成イメージ図

上中島こども園などの完成イメージ図

 

 建設場所は新日鉄住金が所有する約5417平方メートルの用地で、周辺には仮設住宅や復興住宅が建ち並び、近くにはスーパーもある。3施設はいずれも鉄骨造り平屋建てで、延べ床面積は、こども園約983平方メートル、児童館336平方メートル、親子教室264平方メートル。日鉄住金テックスエンジ(本社東京都千代田区)が施工する。

 

 市は完成後、建築主の新日鉄興和不動産から土地と建物を買い取る。本年度は保育所として運営し、来年4月から認定こども園としてスタートする予定。

 

 地鎮祭には関係者約50人が出席。神事でくわ入れし、工事の安全を祈った。野田武則市長は「3つの施設を同じ敷地内に整備することで多様な保育ニーズに応え、利用しやすい包括的な保育環境を提供できる」と強調した。

 

工事の安全を願い、くわ入れする野田武則市長

工事の安全を願い、くわ入れする野田武則市長

 

 上中島保育所は1975年に開所。受け入れの対象年齢を広げた2003年度以降、保育室が不足し保育環境の改善が課題になっていた。親子教室は旧小川幼稚園内で仮運営しており、新たな開設場所を検討。老朽化している児童館の改築整備についても懸案となっていた。

 

 こうした中、新日鉄住金から用地活用の提案があり検討。多様化する子育て環境に対応するための児童施設として役割を発揮するだけでなく、復興公営住宅を含めた地域コミュニティー形成の場となることへの期待、復興交付金市街地復興効果促進事業の対象としても承認されたことから、3施設一体で移転整備することになった。

 

(復興釜石新聞 2017年4月19日発行 第581号より)

 

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記念式典で年長児が息の合った鼓隊演奏を披露した

正福寺幼稚園、園舎の完成祝賀会〜園児も演奏で喜び表現

記念式典で年長児が息の合った鼓隊演奏を披露した

記念式典で年長児が息の合った鼓隊演奏を披露した

 

 釜石市甲子町の学校法人釜石学園(理事長=須藤寛人・正福寺住職)が運営する正福寺幼稚園(菊池久園長、園児69人)の園舎落成記念式典が9月25日、同園で行われた。8月に完成したばかりの新しい園舎で、園児たちは「ぴかぴか輝いている幼稚園でいっぱい遊びます」と、お祝いに駆け付けた関係者ら約50人に約束した。

 

 須藤理事長は「子どもたちを取り巻く環境は変化しているが、安全で安心な環境を整えて成長を見守っていきたい。地域の安全にも貢献していく」とあいさつ。野田武則市長が「新しい園舎で幼児教育の充実により子どもを育むとともに、地域の子育て応援拠点としての機能拡大にも期待する」と祝辞を述べた。

 

 設計、施工に関わった2業者に感謝状を贈呈。年長児22人は鼓隊演奏を披露し、「すてきな幼稚園をありがとうございます」と声を合わせた。

 

 同園は1936年に正福寺の境内にフタバ保育所として開設したのが始まり。54年にふたば保育園と改称、72年に現園名に改め、74年まで3期にわたり園舎新築工事が行われた。40年ぶりの改築は認定こども園(幼稚園型)への移行に伴うもので、今年3月に新園舎の改築工事に着手し、約5カ月かけて完成した。

 

 新園舎はNSスーパーフレーム工法(スチールハウス)による平屋で、延べ床面積は約990平方メートル。ゆったりとした廊下や木のぬくもり感あふれる内装など、子どもたちの健やかな成長に配慮している。

 

 8月25日に2学期の始業式を行い、新園舎での保育を開始。園児らは「広い廊下、かわいいトイレが気に入った」「お部屋に水道があってうれしい」などと喜んでいた。

 

(復興釜石新聞 2016年10月1日発行 第525号より)

 

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ピカピカの新園舎で新学期をスタートした園児ら

新園舎で新学期スタート〜正福寺幼稚園 改築工事完成、9月1-2日に見学会

改築工事が完成した正福寺幼稚園の新園舎

改築工事が完成した正福寺幼稚園の新園舎

 

 釜石市甲子町の学校法人釜石学園(理事長=須藤寛人・正福寺住職)が運営する正福寺幼稚園(菊池久園長、園児66人)の改築工事が完成した。新しくなった園舎で25日、2学期の始業式が行われ、園児らの新生活もスタート。半年ほど仮設園舎で過ごしてきた園児は「思いっきり遊びたい」「マーチングを頑張りたい」などと新園舎、新学期への期待を膨らませた。

 

 始業式で、菊池園長は「たくさんの人の協力でできた園舎なので大事に使いましょう。2学期は行事もいろいろあるのでいっぱい頑張りましょう。元気で仲良く暮らしましょう」と呼び掛けた。園児は元気よく手を挙げて「はい」と返事。三浦孝太郎君(5)ら3人が温泉旅行や海水浴など夏の思い出を紹介した。

 

ピカピカの新園舎で新学期をスタートした園児ら

ピカピカの新園舎で新学期をスタートした園児ら

 

 新園舎は正福寺境内の旧園舎跡地に、NSスーパーフレーム工法(スチールハウス)による平屋を整備した。延べ床面積は約985平方メートルと、旧園舎とほぼ同規模。4つの保育室、スクリーンやプロジェクターを備えた図書室、職員室のほか、預かり保育室もあり、ステージを備えた遊戯室も配した。外断熱工法や床暖房を採用し、床や壁などに木材を使った温かみのある内装などで居心地の良い園舎に設計。幅2・6メートルと広い廊下に園児は大喜びで、菊地新奈(にな)ちゃん(6)は「きれいで広くてうれしい。思いっきり走りたい」とにこにこ顔だった。

 

 同園は1936年に正福寺の境内にフタバ保育所として開設したのが始まり。54年にふたば保育園と改称、72年に現園名に改め、74年まで3期にわたり園舎新築工事が行われた。40年ぶりの改築は認定こども園(幼稚園型)への移行に伴うもので、昨年10月から工事に着手。園児は今年1月下旬から旧園舎の裏側に設置されたプレハブ造りの仮園舎を利用してきた。新園舎の本体は2月下旬に着工し、5カ月という短い工期で完成した。総事業費は約4億2千万円。

 

 同園では9月1、2日に新園舎の見学会を開く。時間は午後1時半から5時まで。菊池園長は「皆さんの協力をいただいたので、完成した園舎を自由に見ていただきたい」と呼び掛ける。

 

(復興釜石新聞 2016年8月27日発行 第515号より)

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未就学児の保護者向け【パパママ講座】開催

未就学児の保護者向け【パパママ講座】開催

未就学児の保護者向け【パパママ講座】開催

 

「言うことを聞いてくれないと、つい声が大きく、きつくなってしまう…」
「私が疲れているときに限って、どうしてこんなに泣くんだろう…」

 

なかなか余裕の無い日常から少し離れて、ゆったりと自分らしい子育てを探してみませんか? 前向きなしつけと言われる「ポジティブ・ディシプリン」を学びながら、皆さんで考えてみましょう。

 

場所

青葉ビル(釜石市大町3-8-3)

日時

11月14日(土)、11月28日(土) 各10時~12時 ※両日程にご参加ください。

対象

未就学のお子さんのいる方、子育て支援に興味がある方

費用

無料

申込

11月5日(木)までに市子ども課(0193-22-5121)へお申込みください。
※申込み期限を延長します。11月9日(月)までにお申込みください。(11/5更新)

託児

青葉ビル内の別室で行います。利用希望の方は、申込み時にお知らせください。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/kosodate/shien/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/10/28/27pdtirasi.pdf

パパママ講座「ポジティブ・ディシプリンのすすめ」

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未就園児のための「ちびっこひろば」

未就園児のための「ちびっこひろば」

未就園児のための「ちびっこひろば」

 

■□入場無料・申込不要□■
未就学児のための遊びの広場「ちびっこひろば」が開催されます。

 

キッズ用トランポリン、ボールプール、すべり台などの遊具コーナーのほか、親子で体を動かす楽しさを体験できる「ハグモミ」コーナーを用意しております。

 
~ハグモミとは?~
手のひらの温もりからコミュニケーション(体話)をするタッチ&コミュニケーション術!プロのリラクゼーションの技を、家族でお友だち同士で楽しめるように簡単にアレンジしたものです。

 

いつでもどこでも【楽しく・簡単に】からだのほぐし合いができるハグモミ♬

 

手から伝わる「大好き」の気持ちを感じてみませんか?

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/kosodate/shien/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/10/01/20151021.pdf

未就園児のための「ちびっこひろば」チラシ

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https://www.iwate-fukushi.or.jp/kids/

東日本大震災 いわて子ども支援センター

未就園児のための「ちびっこひろば」
リンク


 

日時

平成27年10月21日 水曜日 10時30分から12時

場所

中妻体育館(中妻町1-6-8 釜石中学校となり)

対象

0歳~幼稚園・保育所等入園前のお子さんと保護者(必ず保護者同伴でご利用ください)

お願い

ハグモミを希望する方は動きやすい服装で参加してください。赤ちゃんにはバスタオルをご準備ください。

注意事項

・敷地内駐車場は利用できませんので、甲子川河川敷(五の橋たもと)をご利用ください。路上や私有地への駐車はなさいませんようお願いいたします。
・持ち込んだゴミはお持ち帰り願います。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 保健福祉部 子ども課
〒026-0025 岩手県釜石市大渡町3丁目15番26号
電話 0193-22-5121 / FAX 0193-22-6375 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/kosodate/shien/detail/1196590_2373.html
2015 未就学児のための「わんぱくひろば」

未就学児のための「わんぱくひろば」

未就学児のための「わんぱくひろば」開催

 

■□入場無料・申込不要□■
未就学児のための遊びの広場「わんぱくひろば」が開催されます。
大型遊具やブロック、ボールプール、おもしろ自転車などを用意し、思い切り遊べる場を提供します。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/kosodate/shien/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/09/30/20151017.pdf

わんぱくひろばチラシ

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 1,149 KB
ダウンロード


 

https://www.iwate-fukushi.or.jp/kids/

東日本大震災 いわて子ども支援センター

未就学児のための「わんぱくひろば」
リンク


 

日時

平成27年10月17日 土曜日 10時30分から12時/13時から14時30分

場所

中妻体育館(中妻町1-6-8 釜石中学校となり)

対象

0歳~小学校入学前のお子さんと保護者(必ず保護者同伴でご利用ください)

持ち物

中シューズ(保護者の分もご準備ください)

注意事項

・敷地内駐車場は利用できませんので、甲子川河川敷(五の橋たもと)をご利用ください。路上や私有地への駐車はなさいませんようお願いいたします。
・持ち込んだゴミはお持ち帰り願います。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 保健福祉部 子ども課
〒026-0025 岩手県釜石市大渡町3丁目15番26号
電話 0193-22-5121 / FAX 0193-22-6375 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/kosodate/shien/detail/1193945_2373.html
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