短冊に願い込めて~釜石駅に七夕飾り 園児ら飾り付け
「かなうといいな」。願い事を書いた短冊を飾り付けた園児たち
釜石市鈴子町のJR釜石駅(吉田正樹駅長)に6月23日、七夕の笹(ささ)飾りがお目見えした。天神町のかまいしこども園(藤原けいと園長、園児75人)の園児が飾り付けをお手伝い。思い思いの願い事を書き込んだ短冊で笹竹を彩った。
年長児23人が駅職員らの手を借りて飾り付け。「(鉄道の)うんてんしゅになりたい」「らぐびーがじょうずになりますように」など、さまざまな願い事で彩られた笹竹の前で「たなばたさま」を元気いっぱいに歌った。
短冊につづられた子どもたちの思いに駅職員らは心を和ませる
千葉結月ちゃん(5)は「だがしやさんになれますようにって書いた。みんなを楽しませたいから」とはにかんだ。
新型コロナウイルスの影響が続く今年は、「早くみんなで出かけたり食事ができますように」といった感染収束を願う短冊も揺らめく。吉田駅長も「駅にたくさんの人が来て、旅行を楽しんでもらうのが夢」と目を細めた。
笹飾りは7月7日まで改札口付近に設置。一般の駅利用者も思いをつづって飾ることができるよう、短冊を用意している。
釜石新聞NewS
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