海図第1号の複製パネルを手にする松吉慎一郎部長(右)と山陰宗真君

広く深く海に関心を~「海図第1号」複製寄贈 釜石市に第2管区海保本部

海図第1号の複製パネルを手にする松吉慎一郎部長(右)と山陰宗真君

海図第1号の複製パネルを手にする松吉慎一郎部長(右)と山陰宗真君

 

 船が安全に航行できるよう、海岸の地形や水深、灯台などの目標物を分かりやすく示した海の地図「海図」。150年前に近代的技術を用いた日本単独の海図づくりが始まり、最初の作成地となったのは釜石市だった―。12日、「陸中國釜石港之圖(りくちゅうのくにかまいしこうのず)」と題された海図第1号の複製パネルが市に贈られた。海上保安庁の海図150周年記念事業の一環。市では教育委員会を通じ市内全14小中学校に届け、海との関わりや歴史を学ぶ機会に活用してもらう。

 

 国内では1871(明治4)年、兵部省海軍部に水路局(現同庁海洋情報部)が設置され、日本人の手だけで海洋調査から海図作成までを一貫して行う「水路業務」がスタート。今年は150年の節目に当たる。72(同5)年、水路局によって初めて刊行されたのが、釜石港の海図だった。当時の釜石は、東京―函館間航路の中間補給地点として重要な港であったことに加え、官営製鉄所が建設される直前だったこともあり、船舶の安全性や利便性を確保するために作成された。

 

 贈呈式は釜石市役所で行われ、第2管区海上保安本部(宮城県塩釜市)や市の関係者、代表校の児童らが出席。釜石海上保安部の松吉慎一郎部長が双葉小児童会長の山陰宗真君(6年)にパネルを手渡した。

 

 贈られたのは原物(縦25・3センチ、横31・7センチ)を約2倍に拡大したもの。「第1号になった土地の海を誇りに、興味を持っていきたい」と山陰君。釣りが好きで釜石港も釣り場の一つと言い、「海の深さとかが細かく書かれていて、必要で大切なものだと思う」とうなずいた。

 

海保本部の関係者が海図に書かれた文字などを解説した

海保本部の関係者が海図に書かれた文字などを解説した

 

 松吉部長は「日本が近代化を図っていく時に選ばれ、当時から重要な要衝であった証し。海図を通じ、広く深く海に関心を持ってもらえたら。地域の誇りとして受け継いでほしい」と期待。同席した野田武則市長は「脈々と続く歴史の重み、誇りを大切に、海とともに生活していく中で新しい発展を目指していく」と港湾の重要性を再認識した。

 

 記念事業の一環として、29日まで盛岡市の県立図書館でパネル展を実施している。10月には釜石市鈴子町のシープラザ釜石でも同様の展示を開催する予定。複製パネルは市内の高校2校にも贈られた。

いのちをつなぐ未来館で震災学習プログラムを体験する参加者

教育旅行誘致へ策探る~南いわて連携連絡会議、鵜住居で視察・研修

いのちをつなぐ未来館で震災学習プログラムを体験する参加者

いのちをつなぐ未来館で震災学習プログラムを体験する参加者

 

 教育旅行誘致を図る「南いわて連携型教育旅行推進連絡会議」の視察・研修は8日、釜石市鵜住居町内で行われた。津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」で学習プログラムを体験したほか、修学旅行の受け入れ状況など情報を交換。広域連携で効果的な教育旅行の提案につなげる考えだ。

 

 同会議は、北上市を除く県南広域振興局管内7市町と、大槌町以南の沿岸5市町の行政機関、観光協会など関係28団体によって2019年度に立ち上げられた。県南振興局経営企画部が事務局となり、沿岸部の震災学習と平泉の世界遺産を柱にした教育旅行推進体制の構築や修学旅行の受け入れなどを進め、地域観光の魅力創出について認識を深めている。

 

 約30人が参加。未来館では、東日本大震災の被災状況や釜石の子どもたちの避難行動などに関する施設スタッフの説明に耳を傾けながら展示物を見て回った。実際に児童生徒が体験する学習プログラムに触れ、施設に理解を深めた。

 

 会議は鵜住居公民館に会場を移して開催。県の観光統計によると、20年度の教育旅行客の入り込みは学校数が延べ4243校(19年度比30・8%増)、児童生徒数は22万5480人回(同5・5%増)で、震災前の10年度以降では最多となっている。

 

鵜住居公民館では修学旅行の受け入れ状況などをもとに意見交換した

鵜住居公民館では修学旅行の受け入れ状況などをもとに意見交換した

 

 新型コロナウイルス感染症の影響で行き先を近場に変更する傾向があり、県内や東北地方からの入り込みが増加。各市町や団体による受け入れ状況の報告でも、その傾向を実感する声が多かった。現状を「特需」で終わらせないため、震災・防災学習のほか、「SDGs(持続可能な開発目標)をキーワードにした学びを売りにすべき」といった意見も出た。

 

 県南振興局観光商業・食産業課の荒濱清一課長は「市町の単独では対応できないこともある。近隣市町や、沿岸、内陸という広域で連携を進め、より良い旅行プランづくりにつながっていけば」と期待した。

ゴール前の攻防。選手たちの全力プレーにスタンドの関係者から盛んな拍手が送られた

被災3県で「子ども復興五輪」 岩手はW杯聖地うのスタでラグビー交流

復興が進んだまち並みを臨むスタジアムで行われた「子どもラグビー復興五輪」=10日

復興が進んだまち並みを臨むスタジアムで行われた「子どもラグビー復興五輪」=10日

 

 「復興五輪」を掲げる東京五輪の開幕を前に10日、東日本大震災の被災地・釜石市で、ラグビー交流や震災学習で地域への理解を深めるイベント「子ども復興五輪」が開かれた。これまで受けた支援に感謝し、被災地の姿を国内外に発信する同五輪の意義を感じてもらおうと復興庁が企画。釜石、宮古両市でラグビーに親しむ小学生20人が、実技指導や交流試合を楽しんだほか、語り部の講話から防災意識の重要性を学んだ。

 

 会場は、2019年にラグビーワールドカップ(W杯)会場となった釜石鵜住居復興スタジアム。釜石シーウェイブス(SW)ジュニアから11人、宮古ラグビースクールから9人が参加した。開会式でSWジュニアキャプテンの佐々木璃音さん(甲子小6年)が、「五輪に負けないぐらい、精いっぱいみんなで頑張る」と選手宣誓した。

 

選手宣誓をする釜石SWジュニアの佐々木璃音さん

選手宣誓をする釜石SWジュニアの佐々木璃音さん

 

 ラグビー教室では釜石SWRFCの小野航大主将、中野裕太選手、須田康夫ヘッドコーチが子どもたちを指導。ボールキャッチやパスの基本を、数種の練習メニューを用いて教えた。指導後、釜石と宮古の交流試合も行われた。あいにくの雨模様の中、両チームは全力プレーを見せ、W杯聖地で思い出を刻んだ。

 

 釜石の山﨑陽介君(小佐野小6年)は「試合が楽しかった。これからも練習を続け、今よりもっとうまくなりたい。プレーの判断が早くできるようになるのが目標」と刺激を受けた様子。この日は小野、中野両選手から体づくりやレベルアップのためのアドバイスもあり、子どもたちは多くの学びを得た。

 

釜石SWの選手らが指導したラグビー教室。確実なボールキャッチの技術などを学んだ

釜石SWの選手らが指導したラグビー教室。確実なボールキャッチの技術などを学んだ

 

釜石SWジュニアと宮古ラグビースクールの交流試合

釜石SWジュニアと宮古ラグビースクールの交流試合

 

ゴール前の攻防。選手たちの全力プレーにスタンドの関係者から盛んな拍手が送られた

ゴール前の攻防。選手たちの全力プレーにスタンドの関係者から盛んな拍手が送られた

 

 被災地産食材を使った弁当昼食の後は、震災や復興の学習。鵜住居町の「いのちをつなぐ未来館」で語り部活動を行う川崎杏樹さん(25)が自身の体験などを話した。川崎さんは震災時、同スタジアムの場所にあった釜石東中の2年生。隣接する鵜住居小の児童の手を取り高台まで避難し津波から逃れたこと、迅速に行動できた背景には日ごろから学校で行われていた防災教育があったことを明かした。ラグビーW杯の開催決定が釜石の復興加速につながったことも伝えた。

 

いのちをつなぐ未来館の川崎杏樹さんから当時の避難行動やまちの復興過程を聞いた学習

いのちをつなぐ未来館の川崎杏樹さんから当時の避難行動やまちの復興過程を聞いた学習

 

 宮古の山田楓さん(磯鶏小5年)は「自宅は海の近く。川崎さんの話を聞き、これから起きるかもしれない災害にちゃんと備えておきたいと思った。いざという時、すぐに逃げられるように」と気を引き締めた。間もなく開幕する五輪では「岩手県出身の選手が出場する競技とか見てみたい」と期待を込めた。

 

 この日は、亀岡偉民復興副大臣が来釜。子どもたちの様子を熱心に見守った。「コロナ禍で、子どもたちも日ごろの頑張りを披露する場が失われている。今日は生き生きとした姿が見られ、(イベントを)やって良かったと思う」。復興五輪について「厳しい状況に耐えながらもアスリートが日本に来てくれて、力を発揮する姿を子どもたちに見てほしい。スポーツの感動を味わい、目標にして頑張れる子が出てくるといい」と願った。

 

子どもたちの今後の活躍に期待し、熱いエールを送る亀岡偉民復興副大臣

子どもたちの今後の活躍に期待し、熱いエールを送る亀岡偉民復興副大臣

 

「子ども復興五輪」は岩手、宮城、福島の被災3県で実施。五輪の競技会場となっている宮城、福島では、それぞれ開催競技であるサッカー、野球による交流が行われている。

初会合を開いた甲子川水系流域治水協議会

甲子川流域 連携し治水対策~協議会設立 プロジェクトを策定・公表へ

初会合を開いた甲子川水系流域治水協議会

初会合を開いた甲子川水系流域治水協議会

 

 気候変動で激甚化・頻発化する水害リスクに備え、2級河川の甲子川の治水や減災対策を広域的に考える「甲子川水系流域治水協議会」の初会合が8日、釜石市新町の釜石地区合同庁舎で開かれた。釜石市、県沿岸広域振興局、林野庁東北森林管理局などが参加。各機関が計画している治水対策を取りまとめ、8月末に「流域治水プロジェクト」を策定する方針だ。

 

 国は相次ぐ豪雨災害を教訓に、河川の治水を河川管理者だけでなく、あらゆる関係者が流域全体で減災に取り組む「流域治水」という考え方に転換。県も2016年の台風10号、19年の台風19号をはじめ、近年の激甚な水害、気候変動による今後の水害の顕著化、頻発化に備え、流域全体で減災に向けた治水対策を計画的に進めることしている。こうした動きを受け、甲子川でも流域が抱える水害リスクの共有、流域の一体的な事前防災体制の構築を目的に、関係機関による協議会を設立させた。

 

関係機関が進める治水対策について情報を共有した

関係機関が進める治水対策について情報を共有した

 

 流域治水プロジェクトには、市、県、国が進めている治水対策を網羅する方針。地域特性を踏まえた中下流部の河川改修、降雨に伴う土壌流出を抑制するための間伐など森林整備、ごみや土砂による水路の閉そく対策としての「スクリーン」の設置、洪水・土砂災害に関するハザードマップの作成、小型気象計や危機管理型水位計などの設置・活用による河川情報の充実などが盛り込まれる見込みだ。

 

 初会合では各機関の取り組みを確認し、プロジェクト案をおおむね了承。今後、事務局が最終案をまとめ、8月末までに県の流域治水プロジェクトのホームページ上で公表する。沿岸振興局土木部の佐野孝部長は「関係機関の連携が大切。顔の見える関係となり、さまざまな情報共有を行いながら事業を進め、地域の人の命や財産、通常の生活を守っていきたい」と締めくくった。

原木乾シイタケの生産現場を紹介する写真資料も並べて地場産品の魅力をアピール

七夕にちなみ乾しいたけの魅力PR 釜石・大槌の生産者ら対面販売で意欲向上

店頭価格より格安で販売された県産乾シイタケを品定めする女性たち

店頭価格より格安で販売された県産乾シイタケを品定めする女性たち

 

 釜石・大槌地域特産の高品質な原木乾(ほし)シイタケを知ってもらおうと、釜石地方林業振興協議会(会長=伊藤栄悦・県沿岸広域振興局農林部長)は7日、七夕の「星(ほし)」にちなみ、釜石市港町のイオンタウン釜石でPRイベントを開いた。乾シイタケを無料配布したほか、店頭価格の半額で格安販売。戻し方やレシピが掲載された小冊子なども付けるなど一手間加え、魅力をアピールした。

 

 乾シイタケは6月から7月が旬。生産・流通関係者らで組織する「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」が語呂合わせで、7月7日を「乾しいたけの日」としている。イベントはこれにちなんだ取り組み。釜石地方の生産者らが特設ブースを設け、釜石地方産と宮古地方産(山田町産)のシイタケを並べ、消費拡大を呼び掛けた。

 

原木乾シイタケの生産現場を紹介する写真資料も並べて地場産品の魅力をアピール

原木乾シイタケの生産現場を紹介する写真資料も並べて地場産品の魅力をアピール

 

 大渡町の70代女性は「どんこはふわっとしていて、おいしそう」と味を想像。大槌町の60代女性は「シイタケを使った料理はありきたりのものになりがち。いろんなメニューを作って味わいたい」とレシピの配布を歓迎した。

 

 本県のシイタケは、春に気温の低い状態が続くことで、かさが開かずにゆっくり成長。丸みを帯び、肉の締まった「どんこ」は国内で評価が高く、中央の乾シイタケ品評会で農林水産大臣賞などを受賞する生産者も出ている。

 

 今回出品した大槌町金沢のシイタケ農家兼澤平也さん(73)も、その一人。妻静子さん(74)と2人で「いいものを作る」と努力を重ねている。自慢の品を手に取る消費者の姿をうれしそうに見つめ、「今後、生産を増やす予定。年を取って大変な作業もあるが、もう少し頑張りたい。楽しみにしてほしい」と夫婦で笑顔を重ねた。

 

「いいものを」と思いを込めて生産に励んでいる兼澤夫妻。久しぶりに消費者との触れ合いを楽しんだ

「いいものを」と思いを込めて生産に励んでいる兼澤夫妻。久しぶりに消費者との触れ合いを楽しんだ

 

 釜石・大槌地域は県内有数の産地。東日本大震災前は生産者が70人いたが、現在は十数人、7トンあった生産量も1トンと減っていて、産地の再生が課題となっている。沿岸振興局農林部の上席林業普及指導員、田島大さんは「日本一のシイタケをつくる生産者がいることを地元の皆さんに知ってほしい。消費者と触れ合うことで、生産者の意欲向上につながることも期待」と話す。

全日本バレーボール小学生大会県大会で初優勝した「栗林ラビースポーツ少年団」

栗林ラビー 全日本バレーボール小学生大会で県制覇 今年2度目の優勝に歓喜

全日本バレーボール小学生大会県大会で初優勝した「栗林ラビースポーツ少年団」

全日本バレーボール小学生大会県大会で初優勝した「栗林ラビースポーツ少年団」

 

 釜石市の小学生バレーボールチーム「栗林ラビースポーツ少年団」(団員18人)は、6月26、27日に花巻市で開かれた第41回全日本バレーボール小学生大会県大会で初優勝を果たした。本年2月の岩手めんこいテレビ杯県新人大会に続く県制覇。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、和歌山県で開催予定だった全国大会は中止され、念願の全国出場はかなわないが、チームは次の目標に向け練習に打ち込む。

 

 全日本大会は男、女、混合の3部門あり、ラビーは46チームが参加した女子部門で戦った。試合はトーナメント戦。第1シードのラビーは2回戦から登場し、5試合を勝ち抜いた。めんこい杯と同カードとなった準々決勝では、強豪の軽米に前回同様、2―1で逆転勝利。準決勝は金ケ崎を2―0、決勝は一関を2―1で下し、本県の頂点に輝いた。

 

 団員は釜石大槌地区の7校から集まるため、5、6月は練習日に各校の運動会や修学旅行が重なり思うように練習できなかった。コロナの影響で練習試合の機会も少なかったというが、「練習通り力を出せれば、いいゲームができると思った。現チームはレシーブとサーブが抜群。何とかエースにつなげば勝算はあった」と藤原明広監督(62)。

 

団員を指導する藤原明広監督=3日・栗林小体育館

団員を指導する藤原明広監督=3日・栗林小体育館

 

エースの山﨑新菜さんのスパイクは圧巻

エースの山﨑新菜さんのスパイクは圧巻

 

 攻撃の要、山﨑新菜さん(釜石小6年)は162センチの長身を生かした打点の高いスパイクが持ち味。今大会でも大活躍し、チームの勝利に貢献した。「コースの打ち分け、フォローが課題」とさらなるスキルアップに励む山﨑さん。「次の大会でも優勝できるように気持ちを入れて練習していきたい」と意気込む。

 

 主将の金野涼葉さん(鵜住居小6年)は今季のチームを「攻撃力が強くて、つなぎがいい」と自負。めんこい杯での優勝以降、練習にもさらに熱が入り、今大会では強化してきたスパイクやサーブでその成果が見られたという。「全国大会に行けなくて悔しい思いはあるけど、他の大会でまた優勝したい」と気持ちを切り替える。

 

競技経験者の保護者コーチを相手にブロック練習

競技経験者の保護者コーチを相手にブロック練習

 

さらなるレシーブ力向上へ守備練習もしっかりと

さらなるレシーブ力向上へ守備練習もしっかりと

 

 栗林ラビーは1984年に結成。県内大会では何度か準優勝し、2005年には全国大会初出場も果たしたが、これまで優勝経験は無かった。今年2月のめんこい杯が初めての県制覇。今大会が2度目の優勝となる。同団OGで、愛娘2人が団に所属する谷藤香代子さん(41)は「自分たちの時は県大会に出場するのがやっと。優勝するまでに成長してうれしい。ラビーが長く続いてくれれば」と願う。

 

8月の選抜大会に向け団員の気合いも十分!

8月の選抜大会に向け団員の気合いも十分!

 

 団の次の目標は、今大会のベスト16が出場する県選抜大会(8月21、22日に盛岡市で開催)。上位2チームが青森県で開催される東北大会に出場できる。藤原監督は「守備の弱点を克服し、速攻などでレベルの高い試合ができるようにしたい。状況を自分たちで判断する頭脳プレーが課題」とさらなる高みを目指す。併せて「精神面の強化、控え選手の育成にも力を入れ、全国で戦える実力をつけたい」と今後を見据える。

 

 なお、同団では随時、団員を募集中。対象は小学校1~6年生まで。入団や見学の問い合わせは菊池健副会長(電話090・8924・2221)へ。

広報かまいし2021年7月15日号(No.1764)

広報かまいし2021年7月15日号(No.1764)

広報かまいし2021年7月15日号(No.1764)

 

広報かまいし2021年7月15日号(No.1764)

広報かまいし2021年7月15日号(No.1764)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 1.63MB
ダウンロード


 

【P1】
聖火リレー

【P2-4】
新型コロナワクチンに関するお知らせ

【P5-7】
職員採用
オーストラリアについて

【P8-9】
新市庁舎について

【P10-11】
国民健康保険関係 ほか

【P12-13】
各種イベント情報
すこやかアイドル ほか 

【P14-15】
まちの話題

【P16】
こどもはぐくみ通信

【P17-19】
まちのお知らせ

【P20-23】
保健案内板

【P24】
釜石の歴史 よもやま話

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2021071200340/
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
うのすまい・トモス 〜テイクアウト朝市〜(同時開催 かまいし軽トラ市)

うのすまい・トモス 〜テイクアウト朝市〜 with ひとつの街(同時開催 かまいし軽トラ市)

うのすまい・トモス 〜テイクアウト朝市〜(同時開催 かまいし軽トラ市)

 

前回大好評だった『うのすまい・トモス〜テイクアウト朝市〜』が開催されます。釜石の海と山、市内外のあの人気店が一堂に会する朝市です。今回は、釜石市のかまいし軽トラ市との同時開催!皆様のご来場をお待ちしております。

 

【出店事業者】
●釜石東部漁協(ホタテ、ホヤ、ウニ、若布、昆布)
●Happiece Coffee(コーヒー、ココア、ジェラート、コーヒー豆)
●和の膳みや川(焼き物、お惣菜、どんこフライ)
●つつじの里グループ(赤飯、がんずき、餅など)
●味方屋(かき氷、焼き鳥、パンダ焼きなど)
●純いわてからあげ専門店なでしこ(唐揚げ、わたあめ、キーマカレーパン)
●里伊(県産鶏モモ串、だしまきサンド)
●お野菜食堂カラコマ(大豆の唐揚げなど)
●クル・クレープ(クレープ)
●山ん(ソーセージなど)
●ilcompleanno(ランプレドット、イタリア食材、真空パック総菜、ワイン)

 

【軽トラ市 出店事業者】
●峠の茶屋(甘味噌、野菜)
●㈲小島製菓(パン類、菓子類)
●佐々木農園(野菜類)
●二本松農園(りんごジュース、鹿角工芸品)
●ラベンダーファームおざわ(苗、花類、ハーブ類)
●産直ミッキーファーム(野菜類、花類、加工品)
●㈱株式会社オヤマ(鶏肉製品)
●小笠原農園(りんごジュース、野菜類)
●stayこがわ(にんにく、その他野菜)
●まごころ就労支援センター(ワイン、手芸品)
●橋野どんぐり広場直売所(野菜類、加工品、菓子類)
●maruwamart㈱(惣菜他)

 

うのすまい・トモス〜テイクアウト朝市〜[JPG:700KB]

日時

2021年7月25日(日) 9:00〜12:00
※軽トラ市は9:00~11:00

場所

うのすまい・トモス(釜石市鵜住居町4丁目901番2)

新型コロナウイルス感染症対策へのご協力のお願い

・会場内では必ずマスクを着用し、こまめな手洗いおよび消毒液のご利用にご協力ください。
・体調のすぐれない方、37.5度以上の発熱のある方は入場をお控えください。
・鵜の郷交流館、いのちをつなぐ未来館での持ち込み飲食はおやめください。

お問い合せ先

うのすまい・トモス
電話:0193-27-5666

株式会社かまいしDMC

株式会社かまいしDMC

釜石の地域DMOとして、地域外からの観光客や繋がり人口の増加と、地域商社として釜石の特産品を域外で販売していくのがミッションです。

問い合わせ:TEL 0193-27-5260 / 〒026-0012 岩手県釜石市魚河岸3-3 / Mail contact@dmo-kamaishi.com / Web

環境大臣表彰を受けた加藤直子さん(前列中央)と伝達式に出席した県、市の職員ら

甲子町の加藤直子さん 長年の環境保全活動で「環境大臣表彰」受賞

環境大臣表彰を受けた加藤直子さん(前列中央)と伝達式に出席した県、市の職員ら

環境大臣表彰を受けた加藤直子さん(前列中央)と伝達式に出席した県、市の職員ら

 

 身近な生き物観察による環境学習や地球温暖化防止活動で環境保護意識の普及啓発に尽力してきた釜石市甲子町の加藤直子さん(74)が、環境大臣から表彰を受けた。自らの経験を踏まえ、自然との共生、地球環境に目を向ける大切さを訴え続ける加藤さん。表彰は「共に活動してきた仲間たちを代表していただいたもの」と感謝し、活動継続に意欲を示す。

 

 加藤さんは、環境省が6月の環境月間に合わせて行う環境大臣表彰3部門のうち、「地域環境保全功労者」として、本年度の受賞者に選ばれた。同部門では本県から唯一の受賞。2日、表彰伝達式が新町の釜石地区合同庁舎で行われ、県沿岸広域振興局の森達也局長から表彰状が手渡された。小泉進次郎環境大臣のメッセージも伝えられた。

 

 加藤さんは北九州出身。3歳の時に釜石に移住し、自然豊かな甲子川流域で育った。子どものころからカエルや昆虫が大好き。自身の子育てでも、「子どもには自然と触れ合う経験が必要」と強く感じてきた。49歳から環境に関わる取り組みを本格化。「身近な生き物に触れる感動を味わってほしい」と、市内3カ所にビオトープ(生物生息空間)を整備し、環境教育に役立ててきた。

 

加藤さんが講師を務めた鵜住居小児童の環境学習(2006年)を記録したアルバム=加藤さん所有

加藤さんが講師を務めた鵜住居小児童の環境学習(2006年)を記録したアルバム=加藤さん所有

 

片岸町のビオトープで生き物探しをする鵜小児童。この場所は震災の津波で流失した

片岸町のビオトープで生き物探しをする鵜小児童。この場所は震災の津波で流失した

 

鵜住居小の教室で事前学習を行う加藤さん

鵜住居小の教室で事前学習を行う加藤さん

 

 1997年から釜石市のこどもエコクラブ「アースレンジャーかまいし」のサポーターを務める。生き物観察を通じて子どもたちに命の尊さを教え、人間も自然環境の中で生かされていること、その自然を自分たちで守っていかなければならないことを伝え続けてきた。

 

 2005年には同市地球温暖化対策地域協議会の発足に関わり、代表に。エコドライブや環境家計簿の普及活動を推進し、ごみ減量や二酸化炭素排出削減に取り組む。同振興局土木部の「甲子川の明日を語る会」委員(96年~)、県環境アドバイザー(03年~)としても活躍する。

 

 志を同じくする仲間と03年に立ち上げた民間団体「かまいし環境ネットワーク」(加藤代表)では、河川や海辺の清掃活動を通して市民の環境理解、保護意識高揚を促す。東日本大震災後は、津波で流失した絶滅危惧植物「ミズアオイ」の復活に子どもたちと取り組み、注目を集めた。

 

ミズアオイ復活への取り組みを紹介する新聞記事=復興釜石新聞(2012年9月)

ミズアオイ復活への取り組みを紹介する新聞記事=復興釜石新聞(2012年9月)

 

ミズアオイを育成する田んぼで行われたこどもエコクラブの生き物探し(2013年7月)

ミズアオイを育成する田んぼで行われたこどもエコクラブの生き物探し(2013年7月)

 

 長年にわたる活動で一番心に残るのは「ビオトープ」。加藤さんは「卵を産んで次の世代に命をつないでいく姿を繰り返し見られるのはうれしい。その営みを子どもたちにも見てほしい。小さな生き物との出会いによって、命を守っていける能力を身に付けてもらえれば」と期待。一方で、カエルやトンボ、チョウなど子どもたちに身近な生き物が確実に減ってきている現状も危惧し、「多様な自然が失われている。いろいろな生き物が住めるような環境を取り戻したい」と新たなビオトープ構想に夢を描く。

釜石での活動に意欲を見せる池井戸さん(左から2人目)、荒波社長(左)ら

地域活性化起業人に池井戸さん 釜石市委嘱 まちの魅力発信に向け活動

釜石での活動に意欲を見せる池井戸さん(左から2人目)、荒波社長(左)ら

釜石での活動に意欲を見せる池井戸さん(左から2人目)、荒波社長(左)ら

 

 釜石市で4人目となる地域活性化起業人として、ソウルドアウト(本社・東京都文京区、荒波修社長)の社員、池井戸葵さん(29)が着任した。1日に大町の市民ホールで野田武則市長から委嘱状を受け取り、「地域の宝物になるものを見つけて磨き、言葉で表現して、全国に知らしめたい」などと抱負を語った。市商工観光課と総合政策課オープンシティ推進室に兼務として配属され、地域の魅力向上や経済活性化、キャリア教育支援などに取り組む。

 

 同社による社員派遣は、同日に締結した同起業人に関する協定に基づく取り組み。三大都市圏の民間力を地域活性に生かす総務省の企業人材派遣制度を活用した。任期は12月末まで。

 

 池井戸さんは東京都渋谷区出身。ネットビジネス支援事業などを展開する同社では、戦略計画づくりを担うグループに所属する。釜石では地域経済活性化推進研究員として、▽地域独自の魅力や価値の向上▽地場産業の理念の可視化や人材採用サポート▽高校生のキャリア構築支援-などに取り組む。

 

野田市長から委嘱状を受ける池井戸さん

野田市長から委嘱状を受ける池井戸さん

 

 市内企業との議論を通じ、さまざまアイデアを出していく考えで、「頑張っている人たちを元気にしたい。住民たちの誇りにつながるようなサイクルを生み出したい」と意欲を見せた。

 

 野田市長は「これまでに培ったテクノロジー、マーケティングのスキルを生かし、地域の課題を解決してもらえたら。磨けば輝きを発する原石を見いだし、広く発信してほしい」と期待を込めた。

立地協定を結んだ小山社長(右から3人目)、野田市長(同4人目)ら

オヤマ(一関)、釜石に養鶏農場 市と立地協定 産業振興・雇用拡大に期待

立地協定を結んだ小山社長(右から3人目)、野田市長(同4人目)ら

立地協定を結んだ小山社長(右から3人目)、野田市長(同4人目)ら

 

 一関市の鶏肉生産加工販売業オヤマ(資本金5000万円、小山征男社長)が釜石市栗林町に養鶏農場を新設することになり、1日、釜石市と立地協定を結んだ。餌の仕入れ先が近く、配送コストの削減が見込めることなどから立地を決断。今秋に着工し、2023年の生産開始を目指す。地元から6人程度を雇用する予定で、1次産業の振興や雇用拡大に期待が高まる。

 

 養鶏農場の名称は「リアスファーム」。20年3月に廃業した養豚場の跡地約4万2200平方メートルの敷地を活用する。鶏舎7棟を建設し、年間最大73万羽の飼育を計画。鶏ふん倉庫、灰倉庫、管理棟・倉庫、浄化処理施設なども整備する。事業費は約12億円。

 

 環境に配慮した循環型の生産体制の構築を進めていて、釜石の農場でも鶏ふんを鶏舎の暖房燃料として活用。発酵、乾燥させた鶏ふんは肥料にする。飼育期間は45~48日ほどで、鶏の出荷期時期には臨時の雇用も想定する。

 

養鶏農場「リアスファーム」の建設予定地(釜石市提供)

養鶏農場「リアスファーム」の建設予定地(釜石市提供)

 

 同社は県内外に7つの工場を操業し、ひなの生産・飼育から製品加工、流通までを一貫して手掛ける。商品ブランドは「いわいどり」「奥の都どり」など。から揚げや焼き鳥関連の商品力強化を進め、直営店も有する。

 

 事業規模拡大の構想を練る中で、餌の仕入れ先がある釜石市への農場新設を計画。現在は毎日大型トラック複数台で餌を運んでおり、人件費を含むコスト削減が見込まれる。成長した鶏を一関市の工場に輸送し処理することにしており、三陸道や釜石港の整備で輸送時間が短縮されるのもメリットとなる。

 

 釜石市役所で行われた立地協定書の調印式には、オヤマ側から小山社長らが出席。沿岸広域振興局の森達也局長、釜石市議会の木村琳蔵議長らが立ち会い、野田武則市長と協定書を取り交わした。

 

 小山社長は「養鶏場を通じ市の発展、働く場づくり、地域活性化につながるよう努力していく」と意欲を述べ、野田市長は「畜産業復活に向けた力強い後押しとなる」と歓迎した。

市営プールで行われた屋外プール開きの神事

夏本番へ!釜石市営プール 屋外50メートルプール開放開始

市営プールで行われた屋外プール開きの神事

市営プールで行われた屋外プール開きの神事

 

 釜石市大平町の市営プールは3日、屋外プール開きを行い、今夏の利用を開始した。屋外にある3プールのうち、25メートル、幼児用プールで地質調査が行われるため、利用できるのは50メートルプールのみ(屋内プールは通常営業)。屋外開放は9月5日までの予定。同施設は、小・中学校の夏休み期間(7月22日~8月19日)は無休で営業する。

 

 3日は、シーズン中の安全を祈願する神事が行われた。同プールの市指定管理者・協立管理工業(小笠原拓生社長)、釜石水泳協会(西原義勝会長)、市から12人が出席。尾崎神社(浜町)の佐々木裕基宮司が祝詞を奏上。出席者の代表が玉串をささげ、利用者の安全を祈った。例年、神事の後に行われるスイミングクラブの子どもたちによる模範泳法の披露は、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に続き中止された。

 

出席者の代表が玉串をささげシーズンの安全を祈る

出席者の代表が玉串をささげシーズンの安全を祈る

 

 

 同施設の昨年度のプール利用者数は約2万4千人。新型コロナ感染拡大に伴う休業要請で4、5月は休館。屋外25メートル、幼児用プールの不具合で工事が行われ、夏季開放が約1カ月遅れたことなどで、前年度より約6千人減少した。

 

 館内ではコロナ対策として手指消毒のほか、3密回避のための対策を講じる。屋内プール利用は1回おおむね1時間30分以内。トレーニングルーム利用は1人1日1時間以内、一度にトレーニングできる人数は10人まで。施設責任者の小笠原重子さん(協立管理工業専務)は「飛沫感染を防止するため、特に更衣室などでは密にならないよう十分注意してほしい」と話す。

 

今季の屋外開放は50メートルプールのみ。ルールを守って安全な利用を!

今季の屋外開放は50メートルプールのみ。ルールを守って安全な利用を!

 

 この他、利用にあたっては、危険な飛び込みやコースを横断しての遊泳をしないなどマナーを守って安全に利用するよう呼び掛ける。夏休み中は幼児が無料、プールのない市内中学校の生徒は生徒手帳を提示すれば無料となる。市営プール利用についての問い合わせは同プール(電話0193・22・3190)へ。