専用ステッカーが掲示された「まちまでタクシー」の第1便の利用者

「まちまでタクシー」試験運行〜スーパー・病院と結ぶ、大畑団地で出発式

専用ステッカーが掲示された「まちまでタクシー」の第1便の利用者

専用ステッカーが掲示された「まちまでタクシー」の第1便の利用者

 

 釜石市甲子町の大畑団地で6日、予約制の相乗り交通「まちまでタクシー」の試験運行が始まった。同団地内の集会所前で出発式があり、第1便の利用客を住民らが手を振って見送った。地域内移動支援のモデル事業として市の補助を受け12月31日まで試行。同団地内と町内にあるスーパー、病院を結ぶ。

 

 運営主体は同団地自治会(菅原武会長、約150世帯)。市の助成金(1カ月1万円)を活用し活動する。運行は火・土曜日午後にキクコーストアまで1日1往復、水曜日午前に県立釜石病院までの往路1便。集会所前など団地内3カ所を乗車場所に設定している。

 

 利用するには登録が必要で、登録料は3カ月500円。これまでに5人が登録している。希望日前日までに自治会に電話などで申し込み、自治会がタクシー事業者に配車を依頼する。最低運行人数(2人)に満たない場合や予約がない便は運行しない。

 

 運賃は利用者の割り勘となる。例えば、目的地のスーパー周辺まではタクシーで片道1200円程度かかるというが、3人で相乗りすれば400円。利用者は降車時に支払いをせず、後日自治会に料金を納入。自治会が1カ月ごとにタクシー事業者に支払う。

 

 同団地は路線バスが走る国道のバス停までは1キロ以上あり、公共交通へのアクセスが悪い。バスを運行する県交通に乗り入れを要望したこともあるが、坂や狭い道路が多いことから進展はなく、交通手段の整備が長年の課題とされてきた。

 

 市では、バス路線の利用が著しく困難な地域で交通弱者の利便性向上や地域コミュニティーの活性化を推進するため、町内会などの地域団体が主体となったタクシー相乗りの仕組みづくりを計画。同団地をモデル地区とし、約1年、実施方法など協議を重ねてきた。

 

 出発式で菅原会長は「住民の65%が65歳以上で、独居者や免許返納者も増えている。5年後、10年後を見据えると必要な取り組み。口コミで利用者を増やし、できるだけ長く運営していきたい」と意気込む。

 

 第1便には3人が乗車。小山内ミツ子さん(74)は「バス停まで歩いて行くのが大変だった。本当に便利になる」と喜んだ。

 

 市まちづくり課の小池幸一課長は「孤立防止や見守り、地域づくりにもつながる。手本として他地域に広めていけるよう、軌道に乗せてほしい」と期待。今後は持続可能な運営に結び付くよう側面支援を行う考えだ。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

勝利で今季を締めくくった日鉄釜石イレブン

日鉄釜石 勝利で今季を締めくくる、東北社会人サッカー1部〜東海林“技あり”決勝ゴール

勝利で今季を締めくくった日鉄釜石イレブン

勝利で今季を締めくくった日鉄釜石イレブン

 

 東北社会人サッカーリーグ1部の最終節が4日行われ、日本製鉄釜石は福島県鏡石町の鳥見山公園多目的広場でFCプリメーロ(福島)と対戦し、1―0(前半1―0)の勝利で今季を締めくくった。新型コロナの影響により変則日程で行われた今季リーグの日鉄釜石は3勝3分け3敗(勝ち点12)で10チーム中5位に付け、昨季より順位を2つ上げる形でシーズンを終えた。石黒忠利監督に代わって最終戦の指揮を執った飛内サムエルコーチは「戦術は浸透している。決して悪いシーズンではなかった」と総括し、来季に期待をつないだ。

 

 前半30分に釜石のDF東海林隼が決めた一発。結局これが決勝点となった。自陣深くからドリブルで敵陣に持ち込み、やや浮かせる形で浴びせたロングシュートがGKの手を弾き、そのままゴールに吸い込まれた。

 

前半30分、釜石のDF東海林が決勝点となるゴールを決める

前半30分、釜石のDF東海林が決勝点となるゴールを決める

 

 前半はやや引き気味でスタートした釜石。FCプリメーロに6本のシュートを受けながらも、GK大江北斗の好守備もあり、よくしのいだ。釜石は、東海林の先制点で勢いづく。後半は決め手を欠いたが、そのまま逃げ切る形となった。サムエルコーチは「相手はサイドの対応が弱いチーム。いい判断だった」と試合運びを評価した。

 

 今季のリーグ戦はコロナの影響で7月に開幕。試合数は従来の半分に減った。釜石は白星でスタートしたものの、その後はもたつき、2勝目を手にしたのは7戦目。天皇杯サッカー県予選では決勝まで駒を進めたものの、20年ぶりの出場はならなかった。千田裕部長は「なかなか選手がそろわない試合も多かったが、サブのメンバーで乗り切ることができた。この経験値が来季に生きる」と期待する。

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CINEPIT映画上映会「ある町の高い煙突」

CINEPIT映画上映会「ある町の高い煙突」

CINEPIT映画上映会「ある町の高い煙突」

 

100年前の実話を描いた日立鉱山の奇跡。昭和の文豪・新田次郎の小説を映画化した話題の映画がCINEPITに登場です。255インチの大画面スクリーンと高音質サウンドで、話題の映画をぜひお楽しみください。

 

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、席数を減らして実施します。(50席)
入場時の検温、名簿記載、手指消毒、マスク着用への記載のご協力をお願いいたします。

 

 

上映情報

2020年11月14日(土)〜15日(日)
①10:30〜12:40
②13:30〜15:40
会場 チームスマイル・釜石PIT
料金 1,000円(高校生以下無料)

主催

CINEPIT運営委員会
(釜石まちづくり株式会社、一般社団法人チームスマイル、釜石市、釜石シネクラブ、みやこ映画生協)

お問い合わせ

釜石まちづくり株式会社 TEL 0193-22-3607
作品に関して:シネマリーン TEL 0193-64-5588

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

市内で生産されたさまざまな農産物が販売された軽トラ市

秋の味覚ふんだんに、鵜住居「トモス」で軽トラ市〜野菜や果物を直売、10月25日・11月22日には市役所前で

市内で生産されたさまざまな農産物が販売された軽トラ市

市内で生産されたさまざまな農産物が販売された軽トラ市

 

 釜石市内の農業者らが生産物を地元消費者に直売する「かまいし軽トラ市」が3日、鵜住居町のうのすまい・トモスで開かれた。市農林課が企画し、市内で初めて開催。産地直売所や障害者就労支援施設を含む10店が出店し、野菜や果物、菓子、ワインなどを販売した。

 

 地産地消や生産者の販路確保、生きがいづくりなどを目的に開催。市内各地から出店者が集まった。販売されたのは、ナスやネギ、ダイコン、カボチャなどの野菜、秋の味覚の代表格リンゴや栗、山ブドウ、自家製の漬物や味噌(みそ)なども並んだ。

 

 橋野町の小笠原静子さんは、黄色いニンジンやユニークな形のピーマンなど珍しい品種の野菜を販売。普段は経営する食堂「峠の茶屋」で提供しているもので、カラフルな色彩が買い物客の興味を誘った。

 

 唐丹町で「ラベンダーファームおざわ」を開く小澤孝行さんは、ラベンダー、バジルなどのハーブ苗や数種の花苗を持ち寄り、育て方のポイントを熱心にレクチャーした。

 

 ジャガイモと米を並べた橋野町の藤原セツさん(73)は「家で食べるぐらいの規模で田んぼや畑をやっている。お客さんと話しながらの販売は楽しい。自分も元気になる」と喜んだ。

 

 会場ではスタンプラリーも行われ、鵜住居産の干しシイタケやラグビーボールカボチャが景品としてプレゼントされた。

 

 鵜住居町の80代の女性2人は「自由に見て買えるのがいい。顔見知りの生産者もいて親しみやすい。また開催してほしい」と笑顔で会場を後にした。

 

 市内では農業者の高齢化や担い手不足が深刻。軽トラ市は、退職就農者や自家消費農業者にも販売の機会を持ってもらい、農業への関心喚起や遊休農地の活用を図る狙いもある。

 

 市農林課の川畑裕也課長は「販売機会が増えれば所得向上にもつながる。市内にも品質のいい農産物がたくさんあることを市民に知ってほしい。今後、出店者数も増やしていければ」と話した。

 

 軽トラ市は10月25日、11月22日には市役所第2庁舎前(只越町)で開かれる予定。

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広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

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【表紙】
【P2-3】
・市政懇談会・地域会議
・ライフデザインU・Iターン補助金
・「復興『ありがとう』ホストタウン」
【P4-5】
・忘れていませんか?税金の納付
【P6-7】
・こどもはぐくみ通信
・市民のひろば
【P8-11】
・まちの話題
・まちのお知らせ
【P12-13】
・保健だより
【P14】
・釜石の歴史 よもやま話

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
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世界遺産登録から5年、往時の労苦に思いはせ〜橋野鉄鉱山「運搬路跡」たどる、要望に応え4年ぶりに見学会

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当時の作業を想像しながら採掘場跡を見学

 

 世界遺産登録から5周年を迎える釜石市の「橋野鉄鉱山」で9月26日、普段は一般公開していない「採掘場跡」と「運搬路跡」の見学会が開かれた。2016年8月の台風10号による豪雨で現場に向かう道が被害を受け、実施が見送られてきた見学会。4年ぶりの企画は当初7月に予定されていたが、雨天で中止。参加申込者の熱い要望に応え、この日の開催が実現した。

 

 市内からの一般参加者14人と市の担当者ら7人で、高炉場跡から南に約2・6キロの山中にある採掘場跡に向かった。案内役は市世界遺産課課長補佐の森一欽さん。二又沢と呼ばれる川に沿った林道を進むと、川は途中で東と西に分かれており、一行は西又沢上流にある採掘場跡を目指した。

 

 前日に降り続いた大雨の影響で浸水した道を迂回(うかい)。高炉稼働時に人や牛が鉄鉱石や木炭を背負って運んでいた運搬路跡を歩いた。幅2メートルに満たない道は、足を踏み外せば転落する恐れも。参加者は足元に気を付けながら一列になって進み、険しい道を往復していた当時に思いをはせた。

 

 4年前の台風では西又沢上流部の決壊で、採掘場跡に通じる道の一部が大規模流失。伏流水が地表に流れ出るなど復旧は困難な状態となっており、今回の見学会では新たに開拓したルートをたどった。

 

 急峻(きゅうしゅん)な道を乗り越え、出発から約2時間後、標高約900メートル地点に位置する「露天掘り」の現場に到着した。ここでは人力で岩を砕き、地表に出てきた鉄鉱石を採掘していた。山肌の形状は人が掘ったことを物語り、土留めの石垣も見られる。むき出しの岩には磁石が付く部分があり、鉄鉱石の産出場所であったことがうかがえる。近くには作業員の長屋があったと見られ、炊事用の釜などが出土することもあるという。

 

 橋野鉄鉱山での採掘は、大島高任が仮高炉で操業に成功した1858(安政5)年から始まった。最盛期には3基の高炉が稼働したが、1894(明治27)年に全て閉鎖。以降は鉄鉱石の採掘のみ行われ、1979(昭和54)年まで続けられた。

 

 エリア内には、半地下式の採掘場跡、大橋につながる坑道の入り口、坑道掘りの発破用火薬の収納庫跡なども残り、参加者は興味津々で森さんの話に耳を傾けた。

 

 父、曽祖父、夫が製鉄所勤務だったという甲子町の伊藤雅子さん(61)は、家族を支えた鉄に縁を感じ、鉄の歴史の勉強を始めたばかり。「当時の並大抵ではない苦労がよく分かった。疑問に思っていたことも解明できた」と大喜び。夫博友さん(63)は現場を熱心に写真に収め、「先人の努力があって、われわれの今がある。ありがたいですね。貴重な世界遺産をもっとPRしていかないと」と実感を込めた。

 

 「普段は非公開なので、皆さん好奇心をかき立てられるようだ。道のりの険しさや危険を周知しながら見学会を続けていければ」と森さん。世界遺産登録5周年にあたり、「遺産の管理、ガイドの体制はできている。来場者年間1万3千人を維持しながら、地元への経済効果にもつなげられたら」と願った。

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実りの秋を満喫、浜千鳥「酒造り体験塾」

実りの秋を満喫、浜千鳥「酒造り体験塾」

田んぼの稲刈りを終え、大きく成長したバケツ稲と記念撮影

田んぼの稲刈りを終え、大きく成長したバケツ稲と記念撮影

 

 釜石市小川町の酒造会社、浜千鳥(新里進社長)は9月27日、大槌町の契約農家の田んぼで酒米の稲刈り体験会を開いた。同社の人気企画「酒造り体験塾」の第2弾。子どもから大人まで約70人が参加し、収穫の喜びを味わいながら作業に精を出した。刈り取った米「吟ぎんが」は、同社の商品「ゆめほなみ」や「純米大吟醸」の原料となる。

 

 同社に酒米を提供する佐々木重吾さん(63)の田んぼが体験会場。たくさん実を付け、穂が垂れた稲を鎌で刈り取り、わらで束ねて、はせ掛けした。前々日の大雨の影響で田んぼはぬかるみ、シカが入り込んで倒された株もあったが、力を合わせて予定していた3㌃の刈り取りを終えた。

 

 体験塾では例年5月に田植えも行うが、今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から企画を変更。バケツに苗を植えて自宅で育ててもらう初の試みを行った。稲刈りの日には成長した稲を持ち寄り、一緒に刈り取った。

 

 小佐野町の小国賢太君(小佐野小5年)は父親と毎年、田植えや稲刈り体験会に参加。今年は初挑戦の〝バケツ稲〟の成長を楽しみ、「けっこう大きくなってびっくりした。家では稲穂にネットをかけて実を守った。これがお酒になったらうれしい」と満足そう。父太一さん(42)は「(息子には)食べる米のありがたみも感じてもらえれば。こういう過程を踏んで飲む〝浜千鳥〟は格別。まだ行けてない仕込み体験にも参加してみたい」と声を弾ませた。

 

 佐々木さんが会長を務める大槌酒米研究会(9人)は今年、同社に提供する吟ぎんがを約20ヘクタール作付け。「7月に長雨による日照不足はあったものの、6月の好天と8月の天候回復で、作柄は平年より良い」とのこと。収量は全体で、昨年を上回る約80トンを見込む。

 

 今年は収穫した米の等級検査や精米期間を考慮し、酒蔵に早く届くよう植え付けを早めたが、「雨が多く稲刈りの段取りがうまく進まない。作業は10月中旬ぐらいまでかかりそう」と佐々木さん。

 

 今年の体験塾はコロナ対策で参加者を県内在住者に限定。稲刈りは3密回避のため、団体参加のボーイスカウトの子どもら約40人が時間をずらして体験した。

 

 新里社長は「バケツ稲は個性豊か。成長過程を見ることで新たな発見もあったのでは。酒造りに興味を持つ人がさらに増えれば」と期待した。

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ソフトテニス県予選で準優勝〜小学生ペア全国大会進出は釜石初

ソフトテニス県予選で準優勝〜小学生ペア全国大会進出は釜石初

全国大会出場を決め、笑顔を輝かせる白石恋菜さん(左)と佐野琴美さん

全国大会出場を決め、笑顔を輝かせる白石恋菜さん(左)と佐野琴美さん

 

 釜石市の甲子ソフトテニスクラブ(STC、吉田智代表)に所属する白石恋菜さん(甲子小4年)、佐野琴美さん(同)ペアが、第20回全日本小学生ソフトテニス大会県予選で準優勝し、全国大会出場を決めた。市内の小学生ペアの全国大会進出は初の快挙。練習場所や時間に制約がある中で手にした全国への切符に、本人、関係者の喜びもひとしお。来年3月に予定される全国大会に向け、さらなるレベルアップを目指す。

 

 県大会は9月12日に北上市で開かれ、白石・佐野ペアはダブルス女子4年生以下の部に出場。25組による予選リーグを突破し、16組で競う決勝トーナメントに進んだ。初めて挑む同トーナメントを持ち前の強い精神力と冷静なプレーで勝ち上がった2人。決勝では強豪・こずかたSTCの4年生ペアに1―4(7ゲームマッチ)で敗れはしたが、上位4組に与えられる全国大会への出場資格を得た。

 

 県大会を振り返り、「サーブミスが少なく、(的確なショットで)相手を走らせられたのが良かった」と2人。吉田代表(52)も「競った試合でも気持ちをしっかり持って、丁寧に相手の弱点を突いていったのが勝因」と明かす。

 

 白石さんは「力強いストロークで、どんどん打ち込むタイプ」、佐野さんは「相手の弱点を見極め、コースを狙って打つのが得意」と、バランスのいいペア(吉田代表)。

 

 2人とも、ソフトテニスをやっている姉(現在、甲子中生)の影響で競技を始めて3年目。毎週土・日の練習日が待ち遠しい様子で、練習への取り組み姿勢、プレー中の声の出し方からも、競技に対する意欲の高まりが感じられるという。

 

半年後の全国大会までに、さらに力をつけたいと練習に打ち込む=9月20日

半年後の全国大会までに、さらに力をつけたいと練習に打ち込む=9月20日

 

 全国大会は来年3月29日から3日間、千葉県白子町で開催。白石さんは「もうちょっと技を覚えて、自分の弱い部分を強化したい」、佐野さんは「苦手なバックやサーブを克服し、ラリーが続くようにしたい」と意気込みを示し、まずは「初戦突破」を目標に掲げる。

 

 甲子STCは約8年前に始動。震災の影響で練習の場を失った子どもたちのためにと、新たなクラブを結成した。甲子中の厚意で学校のコート2面を使わせてもらい、原則、土・日曜の中学の部活動がない時間帯に練習。競技経験のある指導者がいない中、団員の父親らが練習を全面的にバックアップしている。現在、団員は甲子小・中の女子児童・生徒25人。

 

 市内では震災後、一般利用が可能なソフトテニスコートが無く、競技愛好者らは練習場所の確保に苦慮している。吉田代表は「甲子以外の子どもたちも受け入れたいが、今の環境では不可能。クラブからは中・高で活躍する選手も出ており、競技人口の底辺拡大のためにも、公共のコートが欲しい」と新施設整備に期待。平日夜も練習を重ねる県内の他チームに追いつきたいと、当面の措置として照明の設置を熱望する。

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うのすまい・トモス「鵜の郷交流館 朝市」

うのすまい・トモス「鵜の郷交流館 朝市」

うのすまい・トモス「鵜の郷交流館 朝市」
鵜の郷交流館_朝市(チラシ)[PDF:1010KB]
 

うのすまい・トモス鵜の郷交流館で「朝市」が開催されます。詳しくは添付のチラシをご覧ください。

 

日時

令和2年10月10日(土)9:00~

場所

釜石市鵜住居町4丁目900
うのすまい・トモス 「鵜の郷交流館」

内容

朝どれ鮮魚やホタテなどが100円~!
塩蔵わかめ、ホタテ貝焼き、海鮮焼きそばなども販売されます!

その他

雨天決行 ※荒天中止

問合せ先

うのすまい・トモス
住所:釜石市鵜住居町4丁目900
電話:0193-27-5666 

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 商業観光課 観光物産係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8421 / Fax 0193-22-2762 / メール
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各種証明書のコンビニ交付サービスの開始式に参加した関係者

各種証明書をコンビニで〜マイナンバーカードの普及へ、サービス開始

各種証明書のコンビニ交付サービスの開始式に参加した関係者

各種証明書のコンビニ交付サービスの開始式に参加した関係者

 

 釜石市は1日、住民票など各種証明書をコンビニエンスストアで交付するサービスを開始した。マイナンバー(個人番号)カードを使用すれば市内の14店舗のほか、全国のコンビニで取得することができる。サービス導入は県内33市町村の中で11番目。

 

 このサービスは市役所に行かなくてもコンビニなどで簡単に証明書を受け取れるもので、窓口の混雑緩和や休日・夜間の行政サービス向上が目的。市に住民登録し、同カードを持っている人なら利用できる。

 

 取得できる証明書と手数料(市役所窓口の手続きと同じ)は▽住民票の写し(300円)▽印鑑登録証明書(300円)▽戸籍全部(個人)事項証明書(450円)▽戸籍附票の写し(300円)▽所得課税扶養証明書(300円)―の5種類。全国のセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど約5万5千店で利用できる。

 

 利用時間は午前6時半から午後11時(年末年始の12月29日~翌年1月3日除く)。ただし、戸籍証明書と附票の写しは午前8時半から午後17時15分(年末年始と土日祝日を除く)。

 

 サービスを受けるには、コンビニなどにあるマルチコピー機などの多機能端末機を使う。タッチパネルの指示に従い、同カードを読み取り機に置いて、暗証番号4ケタを入力、本人確認したうえで希望する証明書を取得する。

 

 サービス開始式が1日、セブンイレブン釜石中妻町1丁目店であった。野田武則市長はコンビニ交付の利便性を強調し、「この機にカード取得をお勧めする。今後も市民の声を聞き、喜んでもらえる行政サービスの拡充に努めたい」とあいさつした。

 

 野田市長と釜石シーウェイブス(SW)RFCの山田龍之介選手が実演。各自カードを手に、端末機を操作して住民票の写しを発行した。

 

 交付にかかる時間は同カードで本人確認ができることから3分程度。申請書の記入が必要で、混雑時には待ち時間も長くなる窓口に比べるとスムーズに交付を受けられるとのこと。

 

 市によると、同カードが交付されている市民は9月1日現在、6123人で全体の18・6%。一方、申請率は4月末時点で17・7%だったが、7月から商業施設などで申請支援事業を続けた結果、24・7%(9月13日現在)に伸び、県内3番目となった。サービス開始の周知と利用促進に合わせ、10月も支援事業を継続。カード発行の普及に力を入れる考えだ。

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