うのスタの仮設スタンドを活用したウッドボード

うのスタ2019メモリアルウッドボード、1周年記念試合で披露 販売開始〜仮設スタンドを有効活用、W杯開催の熱気と興奮つなぐ

うのスタの仮設スタンドを活用したウッドボード

うのスタの仮設スタンドを活用したウッドボード

 

 釜石地方森林組合(久保知久代表理事組合長)は、昨年のラグビーワールドカップ(W杯)の会場となった釜石鵜住居復興スタジアムの仮設スタンドを活用した「うのスタ2019メモリアルウッドボード」の販売を始めた。世界大会開催の熱気と興奮をつなぐ品として、釜石まちづくり会社(谷澤栄一社長)と連携し企画。W杯1周年記念試合が行われた10日、うのスタでお披露目した。

 

 ウッドボードは縦31センチ、横43センチ、厚さ5センチ。表面を磨き、W杯時と同じ塗料を施した。パシフィック・ネーションズカップ、W杯の対戦カードと結果、市内の小中学生が歌った東日本大震災の復興支援への感謝を伝える「ありがとうの手紙」の歌詞の一部を刻印。座席番号も残し、釜石開催の証しを示す。

 

 価格は1個1万5千円(税別)。ボード裏に金具が取り付けられていて、ひもで壁につるすことができる。立て掛け用のスタンドは別売りで2千円(同)。開催年にちなみ2019個限定で販売する。

 

 使用した木材は、2017年に平田の尾崎半島で発生した林野火災で焼損したスギ。W杯で仮設席として設置された1万席のうち、6300席に使われた。大会後、「廃棄処分にするのはもったいない」との声が上がり、同組合を中心に活用を検討。大会の記憶を残すものとして有効活用することにした。

 

 10日にうのスタで販売を開始。同組合の手塚さや香さん(41)は「震災や林野火災を乗り越え、W杯を開催したストーリーを体現するもの。木材を使ったスタジアムは珍しく、身近においてもらい、W杯の興奮を思い起こしてほしい」と願う。

 

 11日以降は大町の釜石情報交流センターで販売する。12月からインターネットの特産品販売サイト「三陸釜石元気市場」でも注文を受け付ける予定(※三陸釜石元気市場での受付開始は11月1日からとなりました http://hamayuri.net/)。売り上げの一部はラグビー運営費、森林整備費として市に寄付する。

 

 問い合わせは釜石まちづくり会社(電話0193・22・3607)へ。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

絆の日×RWC釜石開催1周年記念 セレモニー

絆の日×RWC釜石開催1周年記念セレモニー

絆の日×RWC釜石開催1周年記念 セレモニー

 

絆の日×RWC釜石開催1周年記念セレモニーチラシ(PDF/500KB)

 

日時

2020年11月2日(月) 17時〜19時45分

場所

釜石市民ホールTETTO ホールA

入場料

無料
ご来場者先着200名に釜石ラグビーパイをプレゼント!

プログラム

16:45 開場
17:00 開会
・フィジーvsウルグアイ戦振り返り
・小中学生による感想文発表
・高校生によるボランティア活動報告
18:15 トークセッション
・①元日本代表オンライントーク
NTTコム 山田章仁選手&釜石SW 桜庭吉彦GM
・②「ラグビーのまち」釡石トーク
かまいし絆会議&釡石ラグビー応援団
・甲子中学校生徒によるハカ
19:45 終了予定
[司会 佐野より子]

主催

釜石ラグビー応援団
協力:釜石市、かまいし絆会議、スマイルとうほくプロジェクト

感染症対策

・このイベントは入場定員を400名とさせて頂きます。
・ご来場の際は必ずマスクの着用をお願いします。
・入場時に受付にて手指の消毒、検温、名簿記入をお願いします。(体温が37.5℃以上の方はご入場できません)

問い合わせ

釜石まちづくり(株) 下村
Tel 0193-22-3607

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

かまいし軽トラ市

かまいし軽トラ市

釜石市では、釜石産農産物・加工品の販売を行う「かまいし軽トラ市」を開催いたします。
各店舗で購入した際にもらえるスタンプを集めると、市内産農産物の景品がもらえるスタンプラリーも実施いたしますので、釜石の“美味しいモノ”が大集結した軽トラ市にぜひご来場ください。

日時

①令和2年10月3日(土)8:30~12:30【終了しました】
②令和2年10月25日(日)8:30~12:30
 令和2年11月22日(日)8:30~12:30

場所

①うのすまい・トモス前
②釜石市役所前駐車スペース

内容

・釜石産農産物の販売
・スタンプラリーの実施(景品には数に限りがあります)
・ハロウィンカボチャの販売
※おふるまいは新型コロナウイルスの影響により中止といたします。

交通規制・駐車場

開催期間中は、交通規制(車両通行止め)がありますので、誘導員の指示に従って通行してください。
【規制時間】10月25日(日)8:00~13:00
【規制箇所】市道大町只越町1号線 釜石市役所第2庁舎前~高架下交差点
※11月22日(日)は改めてお知らせします。

駐車場は、市役所本庁舎前駐車場および臨時駐車場がありますので、誘導員の指示に従ってご利用ください。

主催

釜石市(担当課:産業振興部農林課)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 農林課
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8426 / Fax 0193-22-9005 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2020102100055/
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
後半3分、サム・ヘンウッドが強烈なタックルを見舞い、菅原祐貴(左)のトライにつなげる

ラグビーW杯1周年記念、釜石シーウェイブス―クボタスピアーズ〜1年前の熱狂 興奮よみがえる、W杯のレガシー継承へ思い新た

後半3分、サム・ヘンウッドが強烈なタックルを見舞い、菅原祐貴(左)のトライにつなげる

後半3分、サム・ヘンウッドが強烈なタックルを見舞い、菅原祐貴(左)のトライにつなげる

 

 東日本大震災の復興支援に感謝を伝えたラグビーワールドカップ(W杯)から約1年。W杯釜石開催を記念し、釜石シーウェイブス(SW)RFCとトップリーグのクボタが10日、釜石市鵜住居町の釜石鵜住居復興スタジアムで対戦した。後半から雨脚が強まる、あいにくの空模様。試合も釜石が大差で敗れたものの、スタンドでは多くの大漁旗が揺れるなど1年前の熱狂、興奮がよみがえった。スタンドを埋めた釜石ファンや関係者は、W杯のレガシー(遺産)継承へ思いを新たにした。

 

 格上のクボタは前半、6トライを奪うなど圧倒し、40―0で折り返す。釜石SWは後半、新戦力のFWサム・ヘンウッドらが2トライを奪って意地を見せたが、12―73の大差で敗れた。

 

ラグビーW杯1周年記念試合で対戦し、友情を深めた釜石SWとクボタの選手ら

ラグビーW杯1周年記念試合で対戦し、友情を深めた釜石SWとクボタの選手らz

 

 釜石SWは開始1分で先制点を献上。直後にゴールラインに迫る場面もあったが、最後はパスをカットされ、前半唯一の好機を逃した。

 

 雨脚が強まった後半3分、フランカーのヘンウッドが強烈なタックルで突破口を開くと、途中出場のWTB菅原祐貴がこぼれ球を拾い、体をひねりながらインゴールにねじ込んだ。18分にはラインアウトのサインプレーからヘンウッドが右隅に飛び込んだ。

 

 集散の遅れ、ハンドリングミスやパスミスが目立つなど、新型コロナウイルスの影響による調整の遅れが浮き彫りとなった釜石SW。共同主将のCTB小野航大、ナンバー8中野裕太は「反則が多く、相手に支配される時間が長くなってしまった。ミスを減らし、しっかり修正して次の試合に臨みたい」とコメントした。

 

 トップチャレンジ(TC)リーグはコロナの影響で来年1月に開幕。釜石SWは17日に東京・秩父宮ラグビー場で行われる初戦で栗田工業と対戦する。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

専用ステッカーが掲示された「まちまでタクシー」の第1便の利用者

「まちまでタクシー」試験運行〜スーパー・病院と結ぶ、大畑団地で出発式

専用ステッカーが掲示された「まちまでタクシー」の第1便の利用者

専用ステッカーが掲示された「まちまでタクシー」の第1便の利用者

 

 釜石市甲子町の大畑団地で6日、予約制の相乗り交通「まちまでタクシー」の試験運行が始まった。同団地内の集会所前で出発式があり、第1便の利用客を住民らが手を振って見送った。地域内移動支援のモデル事業として市の補助を受け12月31日まで試行。同団地内と町内にあるスーパー、病院を結ぶ。

 

 運営主体は同団地自治会(菅原武会長、約150世帯)。市の助成金(1カ月1万円)を活用し活動する。運行は火・土曜日午後にキクコーストアまで1日1往復、水曜日午前に県立釜石病院までの往路1便。集会所前など団地内3カ所を乗車場所に設定している。

 

 利用するには登録が必要で、登録料は3カ月500円。これまでに5人が登録している。希望日前日までに自治会に電話などで申し込み、自治会がタクシー事業者に配車を依頼する。最低運行人数(2人)に満たない場合や予約がない便は運行しない。

 

 運賃は利用者の割り勘となる。例えば、目的地のスーパー周辺まではタクシーで片道1200円程度かかるというが、3人で相乗りすれば400円。利用者は降車時に支払いをせず、後日自治会に料金を納入。自治会が1カ月ごとにタクシー事業者に支払う。

 

 同団地は路線バスが走る国道のバス停までは1キロ以上あり、公共交通へのアクセスが悪い。バスを運行する県交通に乗り入れを要望したこともあるが、坂や狭い道路が多いことから進展はなく、交通手段の整備が長年の課題とされてきた。

 

 市では、バス路線の利用が著しく困難な地域で交通弱者の利便性向上や地域コミュニティーの活性化を推進するため、町内会などの地域団体が主体となったタクシー相乗りの仕組みづくりを計画。同団地をモデル地区とし、約1年、実施方法など協議を重ねてきた。

 

 出発式で菅原会長は「住民の65%が65歳以上で、独居者や免許返納者も増えている。5年後、10年後を見据えると必要な取り組み。口コミで利用者を増やし、できるだけ長く運営していきたい」と意気込む。

 

 第1便には3人が乗車。小山内ミツ子さん(74)は「バス停まで歩いて行くのが大変だった。本当に便利になる」と喜んだ。

 

 市まちづくり課の小池幸一課長は「孤立防止や見守り、地域づくりにもつながる。手本として他地域に広めていけるよう、軌道に乗せてほしい」と期待。今後は持続可能な運営に結び付くよう側面支援を行う考えだ。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

勝利で今季を締めくくった日鉄釜石イレブン

日鉄釜石 勝利で今季を締めくくる、東北社会人サッカー1部〜東海林“技あり”決勝ゴール

勝利で今季を締めくくった日鉄釜石イレブン

勝利で今季を締めくくった日鉄釜石イレブン

 

 東北社会人サッカーリーグ1部の最終節が4日行われ、日本製鉄釜石は福島県鏡石町の鳥見山公園多目的広場でFCプリメーロ(福島)と対戦し、1―0(前半1―0)の勝利で今季を締めくくった。新型コロナの影響により変則日程で行われた今季リーグの日鉄釜石は3勝3分け3敗(勝ち点12)で10チーム中5位に付け、昨季より順位を2つ上げる形でシーズンを終えた。石黒忠利監督に代わって最終戦の指揮を執った飛内サムエルコーチは「戦術は浸透している。決して悪いシーズンではなかった」と総括し、来季に期待をつないだ。

 

 前半30分に釜石のDF東海林隼が決めた一発。結局これが決勝点となった。自陣深くからドリブルで敵陣に持ち込み、やや浮かせる形で浴びせたロングシュートがGKの手を弾き、そのままゴールに吸い込まれた。

 

前半30分、釜石のDF東海林が決勝点となるゴールを決める

前半30分、釜石のDF東海林が決勝点となるゴールを決める

 

 前半はやや引き気味でスタートした釜石。FCプリメーロに6本のシュートを受けながらも、GK大江北斗の好守備もあり、よくしのいだ。釜石は、東海林の先制点で勢いづく。後半は決め手を欠いたが、そのまま逃げ切る形となった。サムエルコーチは「相手はサイドの対応が弱いチーム。いい判断だった」と試合運びを評価した。

 

 今季のリーグ戦はコロナの影響で7月に開幕。試合数は従来の半分に減った。釜石は白星でスタートしたものの、その後はもたつき、2勝目を手にしたのは7戦目。天皇杯サッカー県予選では決勝まで駒を進めたものの、20年ぶりの出場はならなかった。千田裕部長は「なかなか選手がそろわない試合も多かったが、サブのメンバーで乗り切ることができた。この経験値が来季に生きる」と期待する。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

CINEPIT映画上映会「ある町の高い煙突」

CINEPIT映画上映会「ある町の高い煙突」

CINEPIT映画上映会「ある町の高い煙突」

 

100年前の実話を描いた日立鉱山の奇跡。昭和の文豪・新田次郎の小説を映画化した話題の映画がCINEPITに登場です。255インチの大画面スクリーンと高音質サウンドで、話題の映画をぜひお楽しみください。

 

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、席数を減らして実施します。(50席)
入場時の検温、名簿記載、手指消毒、マスク着用への記載のご協力をお願いいたします。

 

 

上映情報

2020年11月14日(土)〜15日(日)
①10:30〜12:40
②13:30〜15:40
会場 チームスマイル・釜石PIT
料金 1,000円(高校生以下無料)

主催

CINEPIT運営委員会
(釜石まちづくり株式会社、一般社団法人チームスマイル、釜石市、釜石シネクラブ、みやこ映画生協)

お問い合わせ

釜石まちづくり株式会社 TEL 0193-22-3607
作品に関して:シネマリーン TEL 0193-64-5588

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

市内で生産されたさまざまな農産物が販売された軽トラ市

秋の味覚ふんだんに、鵜住居「トモス」で軽トラ市〜野菜や果物を直売、10月25日・11月22日には市役所前で

市内で生産されたさまざまな農産物が販売された軽トラ市

市内で生産されたさまざまな農産物が販売された軽トラ市

 

 釜石市内の農業者らが生産物を地元消費者に直売する「かまいし軽トラ市」が3日、鵜住居町のうのすまい・トモスで開かれた。市農林課が企画し、市内で初めて開催。産地直売所や障害者就労支援施設を含む10店が出店し、野菜や果物、菓子、ワインなどを販売した。

 

 地産地消や生産者の販路確保、生きがいづくりなどを目的に開催。市内各地から出店者が集まった。販売されたのは、ナスやネギ、ダイコン、カボチャなどの野菜、秋の味覚の代表格リンゴや栗、山ブドウ、自家製の漬物や味噌(みそ)なども並んだ。

 

 橋野町の小笠原静子さんは、黄色いニンジンやユニークな形のピーマンなど珍しい品種の野菜を販売。普段は経営する食堂「峠の茶屋」で提供しているもので、カラフルな色彩が買い物客の興味を誘った。

 

 唐丹町で「ラベンダーファームおざわ」を開く小澤孝行さんは、ラベンダー、バジルなどのハーブ苗や数種の花苗を持ち寄り、育て方のポイントを熱心にレクチャーした。

 

 ジャガイモと米を並べた橋野町の藤原セツさん(73)は「家で食べるぐらいの規模で田んぼや畑をやっている。お客さんと話しながらの販売は楽しい。自分も元気になる」と喜んだ。

 

 会場ではスタンプラリーも行われ、鵜住居産の干しシイタケやラグビーボールカボチャが景品としてプレゼントされた。

 

 鵜住居町の80代の女性2人は「自由に見て買えるのがいい。顔見知りの生産者もいて親しみやすい。また開催してほしい」と笑顔で会場を後にした。

 

 市内では農業者の高齢化や担い手不足が深刻。軽トラ市は、退職就農者や自家消費農業者にも販売の機会を持ってもらい、農業への関心喚起や遊休農地の活用を図る狙いもある。

 

 市農林課の川畑裕也課長は「販売機会が増えれば所得向上にもつながる。市内にも品質のいい農産物がたくさんあることを市民に知ってほしい。今後、出店者数も増やしていければ」と話した。

 

 軽トラ市は10月25日、11月22日には市役所第2庁舎前(只越町)で開かれる予定。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

 

広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

広報かまいし2020年10月15日号(No.1746)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 3.25MB
ダウンロード


 

【表紙】
【P2-3】
・市政懇談会・地域会議
・ライフデザインU・Iターン補助金
・「復興『ありがとう』ホストタウン」
【P4-5】
・忘れていませんか?税金の納付
【P6-7】
・こどもはぐくみ通信
・市民のひろば
【P8-11】
・まちの話題
・まちのお知らせ
【P12-13】
・保健だより
【P14】
・釜石の歴史 よもやま話

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2020100800025/
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
hasinotekkouzan-unpanro

世界遺産登録から5年、往時の労苦に思いはせ〜橋野鉄鉱山「運搬路跡」たどる、要望に応え4年ぶりに見学会

hasinotekkouzan-unpanro

当時の作業を想像しながら採掘場跡を見学

 

 世界遺産登録から5周年を迎える釜石市の「橋野鉄鉱山」で9月26日、普段は一般公開していない「採掘場跡」と「運搬路跡」の見学会が開かれた。2016年8月の台風10号による豪雨で現場に向かう道が被害を受け、実施が見送られてきた見学会。4年ぶりの企画は当初7月に予定されていたが、雨天で中止。参加申込者の熱い要望に応え、この日の開催が実現した。

 

 市内からの一般参加者14人と市の担当者ら7人で、高炉場跡から南に約2・6キロの山中にある採掘場跡に向かった。案内役は市世界遺産課課長補佐の森一欽さん。二又沢と呼ばれる川に沿った林道を進むと、川は途中で東と西に分かれており、一行は西又沢上流にある採掘場跡を目指した。

 

 前日に降り続いた大雨の影響で浸水した道を迂回(うかい)。高炉稼働時に人や牛が鉄鉱石や木炭を背負って運んでいた運搬路跡を歩いた。幅2メートルに満たない道は、足を踏み外せば転落する恐れも。参加者は足元に気を付けながら一列になって進み、険しい道を往復していた当時に思いをはせた。

 

 4年前の台風では西又沢上流部の決壊で、採掘場跡に通じる道の一部が大規模流失。伏流水が地表に流れ出るなど復旧は困難な状態となっており、今回の見学会では新たに開拓したルートをたどった。

 

 急峻(きゅうしゅん)な道を乗り越え、出発から約2時間後、標高約900メートル地点に位置する「露天掘り」の現場に到着した。ここでは人力で岩を砕き、地表に出てきた鉄鉱石を採掘していた。山肌の形状は人が掘ったことを物語り、土留めの石垣も見られる。むき出しの岩には磁石が付く部分があり、鉄鉱石の産出場所であったことがうかがえる。近くには作業員の長屋があったと見られ、炊事用の釜などが出土することもあるという。

 

 橋野鉄鉱山での採掘は、大島高任が仮高炉で操業に成功した1858(安政5)年から始まった。最盛期には3基の高炉が稼働したが、1894(明治27)年に全て閉鎖。以降は鉄鉱石の採掘のみ行われ、1979(昭和54)年まで続けられた。

 

 エリア内には、半地下式の採掘場跡、大橋につながる坑道の入り口、坑道掘りの発破用火薬の収納庫跡なども残り、参加者は興味津々で森さんの話に耳を傾けた。

 

 父、曽祖父、夫が製鉄所勤務だったという甲子町の伊藤雅子さん(61)は、家族を支えた鉄に縁を感じ、鉄の歴史の勉強を始めたばかり。「当時の並大抵ではない苦労がよく分かった。疑問に思っていたことも解明できた」と大喜び。夫博友さん(63)は現場を熱心に写真に収め、「先人の努力があって、われわれの今がある。ありがたいですね。貴重な世界遺産をもっとPRしていかないと」と実感を込めた。

 

 「普段は非公開なので、皆さん好奇心をかき立てられるようだ。道のりの険しさや危険を周知しながら見学会を続けていければ」と森さん。世界遺産登録5周年にあたり、「遺産の管理、ガイドの体制はできている。来場者年間1万3千人を維持しながら、地元への経済効果にもつなげられたら」と願った。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3