沿岸各地の観光の現状について情報共有した初回の養成塾

コロナ禍からの復活目指し、三陸観光プランナー養成塾 釜石で開講〜本県は感染者ゼロ、ピンチをチャンスに

沿岸各地の観光の現状について情報共有した初回の養成塾

沿岸各地の観光の現状について情報共有した初回の養成塾

 

 三陸の売れる旅行商品の企画を担う人材育成を目的とした「三陸観光プランナー養成塾」が19日、釜石市で開講した。公益財団法人さんりく基金三陸DMOセンター(盛岡市)が主催。5期目となる本年度は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光産業の復活を目指し、新たな生活様式に基づく体験アクティビティーの研究などを行う。

 

 同塾は、三陸の豊かな自然や文化、食などを生かした魅力ある旅行商品の開発、販売のための力を身に付けてもらおうと実施。本年度1回目は釜石市鵜住居町の根浜シーサイドを会場に開かれ、沿岸各地で観光事業に携わる関係者約30人が参加した。

 

 三陸のメンバーがつながり、情報共有することに重点をおいた初回。参加者は各地の観光の現状を報告し合い、今後の振興策について意見を交わした。

 

 コロナ禍は春の観光シーズンを直撃。三陸地域も祭りやイベントの中止、観光・宿泊施設の臨時休業、飲食店の客足減など地域経済に深刻なダメージを与えた。越県移動の自粛解除で今後、観光客が戻ることが期待されるが、事業者には感染防止策を強化した受け入れ体制が求められる。

 

 同塾の参加者からは、観光客誘致の第一歩として県民限定の宿泊料補助の実施、イベント中止などで消費が低迷する特産品をオンラインで情報発信し、購買を促す取り組みなど、〝withコロナ時代〟に対応した各種試みが紹介された。「本県の感染者ゼロは、観光客に足を運んでもらえる要素」「県民にとっては地元観光の魅力を再認識する機会に」など、ピンチをチャンスに変える発想も。

 

 三陸地域は震災後、教育(修学)旅行の訪問先としての需要も高いが、今年はコロナ感染のリスクを避けるため、県内陸部の学校が県外旅行を取り止め、三陸沿岸を訪問地に選ぶ動きも出てきているという。

 

 一方で、3密回避の対策には頭を悩ませることも多く、課題解決に向けた模索が続く。同塾は本年度、11月まで全5回の開催を予定。2回目以降はコロナ対策に配慮した野外での体験プログラムを盛り込んだモニターツアーなどを沿岸各地で試行しながら、安全安心な三陸観光の提供のあり方を考える。

 

 今回、根浜シーサイドでは希望者を対象に前日からキャンプ泊も行われ、釜石の新たな観光、レジャースポットの発信にも一役買った。

 

(復興釜石新聞 2020年6月27日発行 第892号より)

復興釜石新聞

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復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

寄贈に訪れた中田会長(左から2人目)と鈴木委員長(左)

「中総体で活用を」釜石東ロータリークラブが市教育委員会へ消毒用アルコール寄贈

寄贈に訪れた中田会長(左から2人目)と鈴木委員長(左)

寄贈に訪れた中田会長(左から2人目)と鈴木委員長(左)

 

 釜石東ロータリークラブ(中田義仁会長、会員28人)は12日、新型コロナウイルス感染防止対策の一助にと、手指消毒に使える高濃度アルコール製品100本を釜石市教育委員会に寄贈した。7月11日に開催される釜石大槌地区中学校総合体育大会で活用してもらいたい考えで、寄贈品はスプレーボトルに詰め替え、各競技会場に配置される。

 

 寄贈されたのは、同市小川町の酒造会社、浜千鳥(新里進社長)が消毒用エタノールの代替品として製造する「浜千鳥ともづなスピリッツ65」720ミリリットル入り。中田会長と鈴木勝青少年奉仕委員長が鈴子町の市教育センターを訪れ、高橋勝教育長に現品を手渡した。

 

 中田会長は「(開催が危ぶまれた)地区中総体ができるということで、中学生も喜んでいると思う。安全に競技に臨んでもらうため、有効活用していただきたい」と支援の気持ちを述べた。これを受け高橋教育長は「大会会場のコロナ対策を進める上で、大変ありがたい。クラブの思いを各学校にも伝え、使わせていただく」と感謝した。

 

 釜石大槌地区中総体は、地区内の公共体育施設や学校体育館などを会場に8種目を実施予定(野球のみ11、12日の2日間開催)。生徒や教職員、関係者の安全確保を念頭に消毒や換気を徹底し、無観客で行う。県内各地区の上位校が進む県大会は行われない。

 

 新型コロナの影響で、学校現場では運動会や修学旅行などの大型行事が秋に延期。対外試合の各種スポーツ大会を含め、今後も全国の感染状況を見極めながらの判断が続くものと予想される。「子どもたちの安全安心が第一。中止や縮小も苦渋の決断。保護者にもご理解いただきたい」と高橋教育長。

 

 同クラブの消毒用アルコールの寄贈は、クラブ創立56周年記念事業の一環。他に市内のボーイスカウトやユネスコ活動への資金援助、市立図書館への図書寄贈が行われた。

 

(復興釜石新聞 2020年6月20日発行 第891号より)

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新発売!さんてつ×観光タクシーセットプラン(8月31日まで)

新発売!さんてつ×観光タクシーセットプラン(8月31日まで)

新発売!さんてつ×観光タクシーセットプラン(8月31日まで)

 

三陸鉄道では、タクシー会社と提携してフリー乗車券に観光タクシーをセットした、お得な三鉄乗車観光プラン「さんてつ×観光タクシーセットプラン」を発売いたします。三陸鉄道を使って、沿線観光地を巡る旅行などにぜひご利用ください!

発売機関・利用期間

2020年6月25日~2020年8月31日

きっぷの特徴

・タクシー料金を気にせず定額で乗れる!
・全31種類のコースをご用意!
・駅から、宿から自由にスタート!
・2日間乗り降り自由!三陸鉄道乗車券付き!
(盛~宮古間、宮古~久慈間)

有効期間

三陸鉄道「宮古~久慈間」2日間乗り放題フリー乗車券+観光タクシー
・久慈地区コース ・北山崎コース ・宮古地区コース
 
三陸鉄道「盛~宮古間」2日間乗り放題フリー乗車券+観光タクシー
・宮古地区コース ・釜石地区コース ・大船渡地区コース
 
※詳しいコース内容については、下記三陸鉄道ホームページをご覧いただくか、お電話にてお問合せください。
※三陸鉄道ホームページ https://www.sanrikutetsudou.com/?p=15111
※チラシ さんてつ×観光タクシーセットプラン[PDF:829KB]

予約・お問合せ先

三鉄ツーリスト  岩手県宮古市宮町一丁目1-80
TEL:0193-71-1170 予約受付時間10:00~17:30(土日祝日を除く)
ただし、申込みは2名以上で、乗車日の7日前までにお願いします。

この記事に関するお問い合わせ
市民生活部 生活環境課 市民生活係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8451 / Fax 0193-22-2702 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2020062500032/
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
安全と感染症対策を組み合わせた標語に対応したポスターを描いた児童が名誉署員に

「新しい生活様式」を標語に、子どもらの視点でアピール〜釜石警察署と上中島児童館が連携企画

安全と感染症対策を組み合わせた標語に対応したポスターを描いた児童が名誉署員に

安全と感染症対策を組み合わせた標語に対応したポスターを描いた児童が名誉署員に

 

 新型コロナウイルス対策の「新しい生活様式」の定着が進む中、子どもたちの視点で安全を考える標語・図画展が6月いっぱい、釜石市港町のイオンタウン釜石2階のイベントスペースで開かれている。釜石警察署(仲谷千春署長)と市立上中島児童館(佐藤悦男館長、登録児童30人)が連携し、「現在の防犯と安全課題」をアピールしている。

 

 釜石署は感染症対策が日常化したことを受け、治安維持の必要性を市民に伝える広報活動を企画。治安課題と感染症対策を意識した標語を選び、同署庁舎などの見学体験で交流があった同児童館を利用する双葉小児童が作画を引き受けた。

 

 色鉛筆で完成した作品は6点。4日、児童館の女子児童3人らが会場での開会式に参加した。仲谷署長が「名誉釜石警察署員賞」を贈り、協力に感謝。「難しいテーマにもかかわらず、秀作ぞろい。多くの住民に、この絵を見て、感染症対策に少しでも明るく、優しい気持ちで取り組むよう願う」と語った。

 

 作品のテーマは、「交通安全」が▽車間距離の確保▽県外への移動自粛▽速度超過への警戒。「生活安全」では▽外出時はカギ掛けとマスクの着用▽手指消毒の徹底と違法薬物の追放▽感染症予防とテロ対策への協力。ラグビーワールドカップ(W杯)、ラグビーボール、市のキャラクター「かまリン」をアレンジして「釜石」を強調する作品もある。

 

 かまリンをモチーフにした小山幸亜さん(3年)は「お出かけはマスクと鍵かけ忘れずに」の標語に挑戦。本来は左手に持つ市の花ハマユリをキーに変え、マスクにはラグビーボールを描き込んだ。昨年秋のW杯釜石会場では全校でフィジー対ウルグアイ戦を観戦、応援しており、マスクにはラグビー会場のイメージも持たせた。

 

 中村優美さん(5年)は「人も車も距離を確認して安全に」のテーマを選んだ。2人の子どもが感染予防の安全距離を保ち、下段には3台の縦列車の中央にバツ印を入れて「安全な車間距離の保持」をアピールした。

 

 黒澤菜々子さん(5年)は「見てくれるみんなに伝わるよう工夫し、協力して描いた。感染対策や、防犯を意識してもらえばいい」と期待した。

 

 日常の学校生活、家庭生活でも以前にはなかった規制や注意事項に囲まれる児童。中村さんは「みんなの命が大切だから、できることをする。家族で県外にも行かない」。黒澤さんは「今は我慢して、後でたくさん楽しむ」と笑顔を見せた。

 

(復興釜石新聞 2020年6月20日発行 第891号より)

復興釜石新聞

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問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

期間限定特別企画!三陸鉄道半額2枚きっぷ発売のお知らせ(8月31日まで)

期間限定特別企画!三陸鉄道半額2枚きっぷ発売のお知らせ(8月31日まで)

期間限定特別企画!三陸鉄道半額2枚きっぷ発売のお知らせ(8月31日まで)

 

三陸鉄道では、使い方が選べてお得な2枚の回数券「半額ぶらり旅半額2枚きっぷ」発売いたします。お2人で片道でご利用いただくこともできますし、お1人で往復ご利用いただくことも可能です。期間限定の発売になりますので、ぜひ、この機会に三陸鉄道をご利用ください!

発売機関・利用期間

2020年6月25日~2020年8月31日

きっぷの特徴

・三陸鉄道のご希望区間が半額になります。
(例)宮古ー大槌 1,240円×2=2,480円のところ1,240円になります。
・同一区間のきっぷ2枚セットでの発売 
※ただし片道1,010円以上の区間に限ります。

有効期間

ご利用開始日より2日間 ※2日間有効で途中下車が可能です。

販売駅

盛・綾里・三陸・釜石・大槌・陸中山田・宮古・岩泉小本
島越・田野畑・普代・陸中山田・久慈

注意事項等

・利用期間内であれば事前の購入が可能です。乗車する日をご指定ください。
※ただし有効期間をすぎると払戻できませんので、ご注意ください。
・当面は岩手県民の方限定の発売となります。

チラシ

三鉄ぶらり旅半額2枚きっぷ[PDF:345KB]

お問合せ先

三陸鉄道㈱旅客営業部 岩手県宮古市宮町一丁目1-80
TEL:0193-62-7000 受付時間9:00~17:30

この記事に関するお問い合わせ
市民生活部 生活環境課 市民生活係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8451 / Fax 0193-22-2702 / メール
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釜石市

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「根浜あおぞらパーク」運営ボランティア募集要項

「根浜あおぞらパーク」運営ボランティアの募集について

「根浜あおぞらパーク」運営ボランティア募集要項

 

釜石市鵜住居町の根浜シーサイドで毎週土日に開催されている「根浜あおぞらパーク」では、準備・撤収の補助、会場内の消毒、子どもの遊びのサポートなどをお手伝いいただける運営ボランティアを募集しております。ご都合に合わせて時間の調整ができますので、お気軽にお問い合わせください。

 

根浜あおぞらパーク – 縁とらんすイベント情報
根浜あおぞらパーク Facebookページ

期間

2020年5月16日(土)~8月までの毎週土曜日と日曜日

時間

8:30~16:30(午前のみ・午後のみなど都合によって調整できます)
《一般参加》10:00〜15:00

場所

根浜シーサイド(天然芝の広場・レストハウス・キャンプ場)
釜石市鵜住居町21-23-1
※現地集合・解散となります。

人数

毎回5名程度

活動内容

準備・撤収の補助、会場内の消毒、子どもの遊びのサポート 他

持ち物など

動きやすい服装や靴、飲み物、タオル、マスク、昼食(午後まで活動の方)
帽子などの熱中所対策、必要に応じて着替えなど

その他

万が一のケガや事故、災害に備えて「ボランティア保険(天災タイプ)」に加入していただきます。初回のみ保険料500円を頂戴します。
※一度加入すれば2021年3月31日まで有効
※活動中に新型コロナウィルスに感染した場合も保障されます

お問い合わせ

根浜あおぞらパーク実行委員会
事務局:三陸ひとつなぎ自然学校(担当:伊藤)
tel: 090-1065-9976
mail:nebama.aozorapark@gmail.com
LINE:https://lin.ee/2UgPF56Ef
あおぞらパーク LINE QRコード

 

三陸ひとつなぎ自然学校

三陸ひとつなぎ自然学校

「地域のために立ち上がり、挑戦する人が多いまち、釜石」の実現を目指し、釜石とたくさんの方々を「つなぐ」活動をしています。

問い合わせ:0193-55-4630 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町34-46-1 公式サイト / Facebookページ

根浜に植える海浜植物の種をまく釜石東中の2年生

根浜海岸再生へ活動、釜石東中学校〜今秋の植栽へ種まき、地元実行委と連携

根浜に植える海浜植物の種をまく釜石東中の2年生

根浜に植える海浜植物の種をまく釜石東中の2年生

 

 震災の津波で減少した釜石市鵜住居町根浜海岸の海浜植物を再生させる取り組みが今年もスタート。種から育てた苗を現地に植える活動に協力する釜石東中(米慎司校長、生徒107人)で17日、同海岸の植生を学ぶ座学と種まきが行われ、1、2年生68人が地元の原風景復活に意欲を高めた。

 

 同校では、震災後の海辺環境再生へ官民で取り組む根浜海岸林再生実行委(前川昭七会長)と連携し、2018年から地元由来の海浜植物を育て植え戻す活動に着手。本年度初回となったこの日は、1年生が座学、2年生が種まきを行った。

 

 座学の講師は、震災後、県内海岸の植生調査を行ってきた県立大総合政策学部の島田直明准教授(植生学、景観生態学)。震災の津波による砂浜の変化、海浜植物への影響などを説明し、根浜の海岸林、海浜植生の問題改善策を示した。

 

 県南部の海岸は北部に比べ、地盤沈降による砂浜の減少面積が大きく、海浜植物の種類も少ない。そんな中でも、砂浜が残った片岸海岸と震災前隣接していた鵜住居川旧河口付近は13種の海浜植物が育っており、県南の植生保全を進める上で重要な場所とされる。また、根浜海岸は被災してもマツ林が残り、「白砂青松」が見られる県内唯一の海岸として、その希少性が高まっている。

 

 島田准教授は津波で激減した海浜植物を再び根浜に取り戻す方策として、防潮堤とマツ林の境界スペースに砂を投入(16年県海岸林植栽事業)し、地元採取の種から育てた苗を植える活動を紹介。北側の林には、同様に育てたマツ苗を補植することも明かし、生徒らの協力を求めた。

 

 この後、昨夏、片岸海岸で採取したハマヒルガオ(200粒)、ハマエンドウ(100粒)の種を育苗用のポットに植え付け。発芽を促すため、紙ヤスリや爪切りで種の表面に傷を付ける下準備も体験した。島田准教授らが昨秋、プランターに種まきし、発芽したケカモノハシをポットに植え替える作業も行った。種は2~3週間で発芽し、秋には約10~15センチに成長するという。

 

片岸海岸に自生するハマヒルガオ。根浜での復活に期待!

片岸海岸に自生するハマヒルガオ。根浜での復活に期待!

 

 昨年の座学を経て、今年は種まきを行った佐々木凜さん(2年)は「根浜のような環境の海岸は県内でも少ないので大切にしていきたい。自分たちが率先して活動するのも意義あること。水の管理などをして、きれいな花が咲くよう育てたい」と話した。

 

 同実行委事務局、NPO法人環境パートナーシップいわて(盛岡市)の佐々木明宏専務理事は「釜石の人たちは地元の自然を守ろうという思いが強い。子どもたちの活動は地域の元気の源。豊かな生態系に学びを深め、大事にする心を次の世代につないでいってほしい」と願った。

 

 釜石東中は来月8日に根浜の植栽地の環境整備を全校生徒で実施。学校で育てた苗は10月に2年生が現地に植える予定。

 

(復興釜石新聞 2020年6月20日発行 第891号より)

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開設したオンラインショップをPRする城守さん

オンラインショップ「半島商店」立ち上げ〜釜石から尾崎半島が「同盟」に、海産物の販路確保へ発信力強化

開設したオンラインショップをPRする城守さん

開設したオンラインショップをPRする城守さん

 

 釜石市の尾崎半島など全国4つの半島を盛り上げるグループ「半島同盟」は、それぞれの地元の特産品を販売するオンラインショップ「半島商店」を立ち上げた。取扱商品は、加盟する女子メンバー「ペンターン女子」が選定する。現在は、新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが減少している生産者や飲食店の商品を紹介。外出を控える傾向が続く中、各半島の産物を取り寄せて自宅で味わい、「地域の魅力を知ってもらう機会に」と期待を込める。

 

 半島同盟は昨年6月に、尾崎、唐桑(宮城県気仙沼市)、能登(石川県七尾市)、大隅(鹿児島県錦江町)の4半島で結成。ホームページを開設し、ペンターン女子たちが半島での暮らしの魅力や地域情報を発信している。ペンターンは、ペニンサラ(英語で「半島」の意)とUI・Jターンの造語。

 

 昨年9月と今年2月に首都圏で食に関するイベントを開催。イベントが好評だったことから、オンラインショップ設立を決めた。

 

 尾崎半島からは釜石湾で水揚げされた生ウニや漁師直送の塩蔵ワカメを出品する。唐桑のトロカツオ漬け丼、能登のナマコ、大隅の黒毛和牛など約20商品を掲載。ペンターン女子たちが商品の〝推し〟ポイントをつづっている。

 

 尾崎半島を担当するのは、研修ツーリズムを通した人材育成事業や事業開発支援を行うパソナ東北創生(甲子町)の城守理佳子さん(26)。「釜石には尾崎と箱崎の2つの半島があり、リアス式海岸の地形の恩恵を受けて海産物が豊富な地域」とPRし、季節によって異なる味を届けたいと意気込む。

 

 ただ、今は感染症の影響でイベントを通じた発信や観光誘致は難しい状況。城守さんは「飲食業が打撃を受けており、生産者も厳しい状況。これを機に新たな販路確保につなげられたら」と思い描く。

 

 食を起点に釜石や他の半島を知ってほしいと思いを込めた取り組み。今は〝おうち時間〟で各半島の〝味力〟を楽しみ、収束後に現地を訪れるきっかけにしてほしい―と願う城守さん。今後、連携地域を増やし、発信力を高めていく考えだ。

 

 詳しくはショップサイト(https://peninsulaun.theshop.jp/)へ。

 

(復興釜石新聞 2020年6月13日発行 第890号より)

復興釜石新聞

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CINEPIT映画上映会「男はつらいよ 50 お帰り 寅さん」

CINEPIT映画上映会「男はつらいよ 50 お帰り 寅さん」

CINEPIT映画上映会「男はつらいよ 50 お帰り 寅さん」

 

山田洋次監督による国民的人情喜劇「男はつらいよ」シリーズの50周年記念作品がCINEPITに登場です。255インチの大画面スクリーンと高音質サウンドで、話題の映画をぜひお楽しみください。

 

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、席数を減らして(30席)実施します。入場時の手指消毒、マスク着用のご協力をお願いいたします。

 

 

上映日時

2020年8月1日(土)、2日(日)
①10:30〜12:30
②13:30〜15:30

入場料金

一般1,000円
高校生以下無料

会場

チームスマイル・釜石PIT(釜石情報交流センター内)
全席自由 30席限定 ※要整理券
整理券は釜石情報交流センター受付にて配布します。
配布時間 8月1日(土) 9:30〜10:00

主催

CINEPIT運営委員会
(釜石まちづくり株式会社、一般社団法人チームスマイル、釜石市、釜石シネクラブ、みやこ映画生協)

お問い合わせ

釜石まちづくり株式会社 TEL 0193-22-3607
作品に関して:シネマリーン TEL 0193-64-5588

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

新緑をバックにクリスタルボウルの心地良い音色を響かせる佐々木桐子さん

新緑に響くクリスタルボウル、心癒やす澄んだ音色〜佐々木桐子さん、初の公開演奏

新緑をバックにクリスタルボウルの心地良い音色を響かせる佐々木桐子さん

新緑をバックにクリスタルボウルの心地良い音色を響かせる佐々木桐子さん

 

 水晶でできたヒーリング効果の高い楽器「クリスタルボウル」の演奏会が5月30日、釜石市のふれあい小川産直で開かれた。演奏したのは、中小川在住の佐々木桐子さん(55)。同楽器に魅せられ、1年ほど前から技術を磨く佐々木さんが公の場で演奏するのは初めて。新緑や小川のせせらぎ、鳥のさえずりが心地良い屋外空間で、心身を癒やす澄んだ音色を響かせた。

 

 この楽器は粉砕した水晶をさまざまな大きさの型に入れ、高温で溶解し成型されたもので、仏具のおりんのような形状。音階も設定されている。音を出すマレット(ばち)はスエード、シリコン、ゴム素材があり、円形のふちをたたいたりこすったりすることで鐘のような音が響く。1970年代に米国で生まれ、日本には80年代に持ち込まれた。

 

 佐々木さんは現在、師事する宮城県仙台市の遠藤園子さんの演奏会で初めて同楽器に出会い、感動と衝撃を受けた。何度か生演奏を聞くうちに「自分もやってみたい」との思いが膨らみ、遠藤さんのレッスンに通うように。これまで内輪での演奏会は経験があるが、今回は念願かない、一般客向けの野外演奏会が実現した。

 

 佐々木さんの演奏スタイルは、その場の雰囲気に合わせた即興演奏。「曲を奏でるというよりは和音を楽しむ感覚」と、3種のマレットを操り豊かな音の世界を繰り広げる。

 

 クリスタルボウルから発せられる音(波動)はリラックス効果があり、肉体的疲労や精神的ストレスの軽減に役立つとされる。人の体は70%が水分。波動が体内の水分を振動させ、めぐりを良くするのではとの説もあり、体験者には不眠症や肩凝りが治ったという人もいるという。

 

 この日、演奏を聞いた人からは「体の力が抜けるよう。気持ち良かった」、「いいリラクゼーション」、「体の中から悪いものが流れる感じ」などの声が聞かれた。

 

 佐々木さんは自身が初めて演奏を聞いた時の様子を「緊張している脳が直接もみほぐされていくような感覚」と表現。自分で演奏する時も「1人だと、うとうとすることも」。外部での初演奏会に「質問もいただき、手応えを感じた。いいロケーションの中で自然と一体となって演奏できた」と喜んだ。

 

 同演奏会は、7日にも甲子町洞泉の「陽子の庭」で開かれた。

 

(復興釜石新聞 2020年6月13日発行 第890号より)

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