「中総体で活用を」釜石東ロータリークラブが市教育委員会へ消毒用アルコール寄贈

復興釜石新聞2020/06/29

寄贈に訪れた中田会長(左から2人目)と鈴木委員長(左)

寄贈に訪れた中田会長(左から2人目)と鈴木委員長(左)

 

 釜石東ロータリークラブ(中田義仁会長、会員28人)は12日、新型コロナウイルス感染防止対策の一助にと、手指消毒に使える高濃度アルコール製品100本を釜石市教育委員会に寄贈した。7月11日に開催される釜石大槌地区中学校総合体育大会で活用してもらいたい考えで、寄贈品はスプレーボトルに詰め替え、各競技会場に配置される。

 

 寄贈されたのは、同市小川町の酒造会社、浜千鳥(新里進社長)が消毒用エタノールの代替品として製造する「浜千鳥ともづなスピリッツ65」720ミリリットル入り。中田会長と鈴木勝青少年奉仕委員長が鈴子町の市教育センターを訪れ、高橋勝教育長に現品を手渡した。

 

 中田会長は「(開催が危ぶまれた)地区中総体ができるということで、中学生も喜んでいると思う。安全に競技に臨んでもらうため、有効活用していただきたい」と支援の気持ちを述べた。これを受け高橋教育長は「大会会場のコロナ対策を進める上で、大変ありがたい。クラブの思いを各学校にも伝え、使わせていただく」と感謝した。

 

 釜石大槌地区中総体は、地区内の公共体育施設や学校体育館などを会場に8種目を実施予定(野球のみ11、12日の2日間開催)。生徒や教職員、関係者の安全確保を念頭に消毒や換気を徹底し、無観客で行う。県内各地区の上位校が進む県大会は行われない。

 

 新型コロナの影響で、学校現場では運動会や修学旅行などの大型行事が秋に延期。対外試合の各種スポーツ大会を含め、今後も全国の感染状況を見極めながらの判断が続くものと予想される。「子どもたちの安全安心が第一。中止や縮小も苦渋の決断。保護者にもご理解いただきたい」と高橋教育長。

 

 同クラブの消毒用アルコールの寄贈は、クラブ創立56周年記念事業の一環。他に市内のボーイスカウトやユネスコ活動への資金援助、市立図書館への図書寄贈が行われた。

 

(復興釜石新聞 2020年6月20日発行 第891号より)

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