アクセス数が多かった記事のまとめ

2016年 縁とらんすでアクセス数の多かった記事のまとめ

アクセス数が多かった記事のまとめ

 

2016年も残すところあと数日となり、釜石市内でも大きなバッグを持たれた家族づれや県外ナンバーの車をよく見かけるようになりました。

 

オリンピックイヤーの今年を振り返ると、ここ岩手県釜石市も「スポーツの年」と言っても過言ではないのではないでしょうか。

 

過去最多となる41個ものメダルを獲得した日本代表選手らの活躍に国内中が湧き上がり、釜石市でも3競技が開催された希望郷いわて国体では、各都道府県を代表するトップアスリートが岩手県に集い、連日熱戦が繰り広げられました。

 

そして、釜石高校の春の選抜大会出場。小豆島高校との21世紀枠対決は日本中が注目した一戦となり、接戦のすえ釜石高校が甲子園での悲願の一勝を果たしました。

 

釜石シーウェイブスは、来年から新設されるトップチャレンジリーグ(仮称)への参入をつかみとり、新日鉄住金釜石サッカー部は、東北社会人サッカーリーグ1部への昇格が決まりました。

 

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんすでは、2016年の振り返りと1年の感謝の気持ちを込めて、今年のTOP10の記事をご紹介する予定でした。しかし、いざアクセスデータをまとめてみると・・・そのほとんどが釜石高校野球部に関する記事となりました。東日本大震災から丸5年が過ぎた今年、釜石市からの甲子園出場がいかに注目されていたかが分かります。

 

そこで、釜石高校の甲子園出場以外にも様々なニュースや出来事があった1年間ですので、月ごとに第1位の記事をまとめました。この1年間を振り返りながらご覧頂けたら幸いです。

 

今年も、熊本地震や台風被害など、自然災害による甚大な被害が発生してしまいました。2017年は、各地域の復興が進み、平和で穏やかな1年となりますことをお祈りいたします。

 

1月 第1位の記事

釜石高校の第88回選抜高校野球大会への出場が決定しました

釜石高校の第88回選抜高校野球大会への出場が決定しました

地域情報 | 掲載日:1月29日
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2月 第1位の記事

前回出場 20年前のOB「存分に楽しんで」〜エース前田直樹さんら後輩にエール、10年前に「釜甲会」結成 絆深める

前回出場 20年前のOB「存分に楽しんで」〜エース前田直樹さんら後輩にエール、10年前に「釜甲会」結成 絆深める

復興釜石新聞 | 掲載日:2月9日
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3月 第1位の記事

釜石高校 甲子園 パブリックビューイング

釜石高校 甲子園 パブリックビューイング

イベント情報 | 掲載日:3月14日
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4月 第1位の記事

釜石SW ピーターセンら10選手補強 TL昇格再挑戦〜続投三浦HC「今年こそ歴史変える」

釜石SW ピーターセンら10選手補強 TL昇格再挑戦〜続投三浦HC「今年こそ歴史変える」

復興釜石新聞 | 掲載日:4月6日
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5月 第1位の記事

≪復興応援≫ 松尾雄治&根本要(スターダスト☆レビュー) トーク&ライブ 「スポーツと音楽の面白トーク」

≪復興応援≫ 松尾雄治&根本要(スターダスト☆レビュー) トーク&ライブ 「スポーツと音楽の面白トーク」

イベント情報 | 掲載日:5月17日
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6月 第1位の記事

松尾さん、根本さん復興応援トーク~30年来の交流エピソード織り交ぜ

≪復興応援≫ 松尾雄治&根本要(スターダスト☆レビュー) トーク&ライブ 「スポーツと音楽の面白トーク」

復興釜石新聞 | 掲載日:6月15日
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7月 第1位の記事

チームスマイルpresents “わたしの夢”応援プロジェクトvol.5 「布袋寅泰、釜石で“夢”を語る。」@シープラザ釜石

チームスマイルpresents “わたしの夢”応援プロジェクトvol.5 「布袋寅泰、釜石で“夢”を語る。」@シープラザ釜石

地域情報 | 掲載日:7月16日
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8月 第1位の記事

岩手ぅんめぇ〜もんグランプリ優秀賞、藤勇 十割糀みそケーキ 発売〜老舗醸造会社と人気洋菓子店のコラボ

岩手ぅんめぇ〜もんグランプリ優秀賞、藤勇 十割糀みそケーキ 発売〜老舗醸造会社と人気洋菓子店のコラボ

復興釜石新聞 | 掲載日:8月10日
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9月 第1位の記事

被災の国道45号 鵜住居「復興見える」新道路 開通を祝う会〜28日から切り替え、長内橋で渡り初め

被災の国道45号 鵜住居「復興見える」新道路 開通を祝う会〜28日から切り替え、長内橋で渡り初め

復興釜石新聞 | 掲載日:8月31日
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10月 第1位の記事

釜石飲食店街再建へ、12月末にプレオープン「憩いの場、愛される店舗に」大町で地鎮祭

釜石飲食店街再建へ、12月末にプレオープン「憩いの場、愛される店舗に」大町で地鎮祭

復興釜石新聞 | 掲載日:10月3日
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11月 第1位の記事

第7回 全国虎舞フェスティバル

第7回 全国虎舞フェスティバル

イベント情報 | 掲載日:10月28日
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12月 第1位の記事

釜石情報交流センター&ミッフィーカフェかまいし〜オープン1周年記念感謝祭

釜石情報交流センター&ミッフィーカフェかまいし〜オープン1周年記念感謝祭

イベント情報 | 掲載日:11月30日
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縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす事務局による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

地域コミュニティーについて議論したパネル討論

「地域コミュニティ活性化」テーマに〜新しい東北 釜石交流会、官民連携へ課題共有

 地域コミュニティーについて議論したパネル討論

地域コミュニティーについて議論したパネル討論

 

 東日本大震災の被災地で活動するNPOや企業、復興に携わる行政や機関などが一堂に集う催し「新しい東北交流会in釜石」が17日、釜石市大町の釜石情報交流センターで開かれた。復興庁などでつくる「新しい東北」官民連携推進協議会が主催し被災3県で開いており、今回で9回目。「地域コミュニティ活性化」をメーンテーマに、専門家によるパネルディスカッションや支援団体による取り組み事例の発表などを通じてこれまで得られたノウハウや課題を共有し、今後の復興の方向性を探った。

 

 「東北が目指す地域コミュニティとは」と題したパネルディスカッションでは、釜石リージョナルコーディネーター協議会(釜援隊)の二宮雄岳さんを司会に企業や大学、支援団体の代表者4人が震災からこれまでの復興支援の成果・課題を振り返り、復興・創生期間の支援について意見を交わした。

 

 4人が共通し今後のまちづくりに必要な視点として挙げたのは「住民主体」の取り組み。釜石市社会福祉協議会地域福祉課の菊池亮課長は釜石で始まっている住民主体の支え合い活動について紹介し、「地域課題を自分たち事にしていく空気を作ることが大切」と強調した。

 

 住民の参加を促す手段として、岩手大三陸復興・地域創生推進機構の船戸義和特任研究員は「切迫感、危機感といった障害もある程度必要。現実の課題が見えてくる」と指摘した。千葉大学大学院園芸学研究科の秋田典子准教授は「人には誰かの役に立つという欲求があり、うまく引き出し、編み上げることが大切」と話し、「昔から地域に根付く良い点だけでなく今の資源も大切に、あるものを使うのが東北型。コミュニティーは創造できる」と確信した。

 

 復興住宅で住民のソフト面支援に取り組んだUR都市再生機構岩手震災復興支援本部の岡本佳久さんは「少子高齢化の時代の今、被災地の課題は将来都会でも顕在化すると思う。どんなまちでも住民を理解し、連携して課題解決に取り組めるよう、今からできることを考えていきたい」と、東北での取り組みを全国で生かしたい考えを示した。

 

 被災地でサロン活動などに取り組む団体、日本酒での地域おこしや「食材付き情報誌」による生産者と消費者のつながり創出に取り組む団体などの事例紹介も。IT企業による高校生を対象にした交流イベント、子どもが楽しめる絵本や楽器の体験ワークショップも行われた。

 

 文化継承の先進的事例として、映画「この世界の片隅に」の特別上映会も開催。上映後には片渕須直監督、丸山正雄プロデューサーが登場し、「人とつながっていこう。どこにでも誰でも分かる生活を描こう」などと作品作りへの思いを話した。

 

 復興庁岩手復興局の山下容弘局長は「交流をきっかけに優れたノウハウが共有され、新たな展開が生まれれば」と期待した。

 

(復興釜石新聞 2016年12月24日発行 第549号より)

 

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復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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県内でも志す人が増えてきているという「馬搬」。しっかり仕事をこなす馬に参加者も感心しながら見入った

環境にやさしい「馬搬」を理解、釜石・大槌林業スクール〜林業へ応用 可能性探る、スピード 力強さに驚きの声

県内でも志す人が増えてきているという「馬搬」。しっかり仕事をこなす馬に参加者も感心しながら見入った

県内でも志す人が増えてきているという「馬搬」。しっかり仕事をこなす馬に参加者も感心しながら見入った

 

 釜石市片岸町の釜石地方森林組合(久保知久組合長)が開く「釜石・大槌バークレイズ林業スクール」のオープンセミナーが18日、行われた。今年度最後のセミナーのテーマは、山林で切り倒した木を馬に引かせて搬出する「馬搬」。環境への負荷が少なく、近年見直され始めた昔ながらの技術に参加者が理解を深め、将来の林業への応用可能性を探った。 

 

 一般の申込者と同スクール通年コースの受講生35人が参加。午前は組合事務所で座学が行われ、森林環境リアライズ(北海道)の石山浩一専務と遠野市の馬搬馬方、岩間敬さん(遠野馬搬振興会事務局長)が講義した。森林施業のコンサルティングなどを行う石山専務は、人力によるやぶ出し、馬搬、流送から機械による木材搬出まで作業スタイルの変化の歴史を紹介。重機の導入が生産能力を高めた一方で、森林土壌の崩壊や土砂の流出、残木損傷など森林環境への影響も指摘されており、今後は生物多様性に配慮した森づくり、排水機能を持たせた作業道開設が必要だとした。

 

 午後は上栗林地区の山林に移動し、馬搬の実演見学会。岩間さん(38)が、飼育する日本輓系(ばんけい)種の雄馬(11)と伐倒木を土場まで運び出す作業を見せた。ばんえい競馬出身で6歳から山林での作業に従事する馬は、指示を的確に理解し、無駄のない動きでスギ材を引いて見せた。

 

 「歩けば歩くほど道ができ、馬も道を覚えるので、慣れてくると人が誘導しなくても自ら動いてくれる。2、3人のチームや数頭で交代しながらやれば、作業効率もさらにアップする」と岩間さん。馬搬のメリットとして、重機が入れない間伐現場などで馬の能力が生かされること、機械による二酸化炭素排出量の削減、馬耕など農業での応用―を挙げ、「馬と機械、それぞれの優れている点を生かし合うことが、将来の林業発展につながるのでは」と話した。

 

 20代から遠野市のベテラン馬方に師事し、30歳から馬搬を専業とする岩間さんは、馬搬文化の継承、普及活動に取り組み、欧州の馬搬コンテストでも上位入賞を果たす。「いろいろな角度から馬搬の有効性、可能性を考えてもらえる機会はありがたい。興味を持つ人が増え、県内の広がりにつながれば」と期待する。

 

 奥州市水沢区の和田風人さん(27)は、前回のセミナーを機に林業に興味を持ち、同胆沢区の林業事業体に1カ月前に入社したばかり。「馬のスピードや力強さに驚いた。適材適所、採算面などいろいろ考えれば、今後の林業の可能性も広がると思う」と貴重な学習経験を積んだ。

 

 同組合の高橋幸男参事は「いかに山を傷つけずに森林環境を維持していくかが、私たち林業者に求められること。馬搬の無くなった釜石地域で再度やってみることで、新しい林業、森林の在り方も見いだせるのでは。アイデアを出し合い、ハイブリッド式な方法を模索したい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2016年12月24日発行 第549号より)

関連情報 by 縁とらんす
釜石地方森林組合
遠野馬搬振興会

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「食の匠」に認定された植田栄子さん

植田さん(箱崎町)食の匠に〜母親の味を伝承、ワカメの中芯を佃煮に

「食の匠」に認定された植田栄子さん

「食の匠」に認定された植田栄子さん

 

 郷土食などの優れた技術を持ち、伝承に取り組んでいる人を県が認定する「食の匠(たくみ)」に釜石市箱崎町の植田栄子さん(74)が認定され、16日、野田武則釜石市長に報告した。

 

 植田さんが伝承する料理は「わかめの中芯の佃(つくだ)煮」。塩蔵ワカメの茎の部分となる中芯をざらめや黒砂糖、玉砂糖、水あめ、しょうゆ、南蛮などで甘辛く煮たもので、甘さや色、保存期間などを考えながら工夫を重ねた。湯を使った塩抜きの方法、こだわった砂糖の使い方、火にかける時間の調整などが技の伝承ポイントとして評価されたという。

 

 「浜周辺では中芯を煮物、漬物にして味わっているが、あまり加工されず注目されて来なかった残り物だった」と植田さん。母親の味を長持ちさせようと考えながら作り上げた料理で、「地域に根付いた食材を一番おいしく食べられるようにと取り組んできた。年はとっても頑張らなきゃ。これからもいろんなことに挑戦したい」と意欲満々。今回の認定には、中芯の活用促進への期待感も込められている。

 

 佃煮を試食した野田市長は「おいしい。これはごはんが進む。釜石を代表する味になる。釜石の味に磨きをかけ、喜ばれる取り組みを続けてほしい」と期待した。

 

 植田さんは釜石東部漁協女性部副部長、箱崎町内会副会長として地域活動、郷土料理の普及活動に取り組んでいる。同女性部では植田さんの佃煮の商品化を検討。ボイルしたホタテなど5品を詰め合わせたものをお歳暮用に販売する準備を進めている。

 

 食の匠は、「岩手ならではの食文化」の発信と地域活性化を目的にしており、本年度は8人が認定された。釜石では7人目(うち1人は故人)。県内全体では259人が認定されている。

 

(復興釜石新聞 2016年12月21日発行 第548号より)

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完成した釜石中の沢メガソーラー発電所(日鉄鉱業提供)

中の沢メガソーラー発電開始へ、釜石市と日鉄鉱業が立地協定〜第2発電所の設置計画も推進

完成した釜石中の沢メガソーラー発電所(日鉄鉱業提供)

完成した釜石中の沢メガソーラー発電所(日鉄鉱業提供)

 

 釜石市と日鉄鉱業(東京都千代田区、佐藤公生社長)は14日、釜石市甲子町大橋の「釜石中の沢メガソーラー発電所」に関する立地協定を結んだ。締結式は釜石市役所で行われ、建設した同社の松永潤取締役と、野田武則市長がそれぞれ協定書に署名し取り交わした。同発電所はすでに太陽光パネルの設置を終え、試運転で安全性を確認後、予定ではきょう21日、本格的な発電を開始する。

 

 発電所は、同社が釜石市内に建設する2カ所目の施設。釜石鉱山から出る鉱滓(さい)を集積していた「中の沢堆積場」(約17万平方メートル)の一角に建設された。1971年に集積事業を終え、遊休地になっていた土地の比較的日当たりのいい南側約5万平方メートルを敷地に充てた。今年5月に着工し、太陽光パネル9240枚を設置。出力1990キロワット、年間発電量は一般家庭約500世帯に相当する220万キロワット時。東北電力と売電の手続きを済ませている。設備投資額は約7億6千万円。

 

立地協定を結んだ松永取締役(右から2人目)

立地協定を結んだ松永取締役(右から2人目)

 

 協定は、市が取り組むスマートコミュニティー構想の一環として、再生可能エネルギーを活用した地域経済の振興、地域産業の発展を図る狙いもある。

 

 野田市長は「立地は多様なエネルギー資源を活用したまちづくり、地域経済の振興と発展に資する。無事故で稼働し、地域に根差した発電所として発展してほしい」と期待を述べた。松永取締役は「山あいに設置したパネルが釜石と弊社の未来を明るく照らしてくれることを期待する」と応じた。

 

 同社は太陽光発電の普及啓発活動にも取り組んでいる。昨年1月から稼働する甲子町大松地区の発電所には見晴らし台を設け、自由に見学できるようにした。さらに同地区では第2発電所の設置計画も進め、甲子地区に再生可能エネルギーの取り組みを紹介する看板の設置を検討している。

 

(復興釜石新聞 2016年12月21日発行 第548号より)

関連情報 by 縁とらんす
日鉄鉱業株式会社
復興釜石新聞

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お年寄りに教わりながら年縄づくりに取り組む子どもたち

新年へ準備、年縄づくり~大畑町内会

お年寄りに教わりながら年縄づくりに取り組む子どもたち

お年寄りに教わりながら年縄づくりに取り組む子どもたち

 

 釜石市内でも新年を迎える準備が始まった。甲子町の大畑町内会(高野昇会長、575世帯)は18日、甲子林業センターで「年縄づくり会」を開き、地域の高齢者が小学生に昔ながらの正月の習わしを教えた。

 

 同町内会の師走恒例行事で約50人が参加した。地元老人クラブ「大畑不動クラブ」の会員5人が指導。子どもたちは稲わらを木づちでたたいて柔らかくする作業や幣束作りをして下準備を整え、”縄ない”に挑戦した。

 

 わらを10本ほど取り、根元から十数㌢上を縛って固定。足でわらの端を押さえて両手のひらをこすり合わせるようにして、より縄にした。最後に幣束と松葉を取り付けて完成。作った年縄は各家庭に持ち帰り、年末年始に飾られる。

 

 参加した子どもたちから「(わらをなうのは)難しい」「手が痛い」との声が飛んだ。慣れた手つきで作業を進めていた河村優芽果さん(甲子小3年)は「去年も参加したので難しくないし、楽しい」とにっこり。母親の優子さん(37)は「行事に参加すると、地域の人と交流できるし、いろんなことが知れる」と見守った。

 

 同クラブの及川梅夫会長(80)は「年縄には1年間お世話になった家の中の各所を清め、感謝の気持ちで新年を迎える意味がある。子どもたちには勉強も必要だが、伝統を知ることも大事。世代交流で伝えていければ」と願った。

 

 同町内会は各種行事が盛ん。来年1月15日には同センターで、みずき団子づくりや百人一首を楽しむ会を予定する。

 

(復興釜石新聞 2016年12月21日発行 第548号より)

 

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「木と鉄」で釜石らしさを追求して生まれたテーブルセット(左から宮崎さん、高橋参事、岩間さん)

釜石地方森林組合、「木と鉄」の家具を開発〜材料、デザイン、加工を地元で

「木と鉄」で釜石らしさを追求して生まれたテーブルセット(左から宮崎さん、高橋参事、岩間さん)

「木と鉄」で釜石らしさを追求して生まれたテーブルセット(左から宮崎さん、高橋参事、岩間さん)

 

 釜石地方森林組合(久保知久代表理事組合長、組合員1670人)はスギの間伐材と鉄の丸棒を組み合わせたテーブルセットを開発、販売に乗り出した。「釜石の木と釜石の鉄」をテーマに掲げる製造販売事業「mori―to―tetsu(森と鉄)」のシリーズ第1弾となる。同事業で、釜石地域で産出するスギ間伐材の付加価値を生み、地元の創造力(デザインと技能)を結びつけ、地元内での経済循環による「なりわい」強化を期待する。

 

 製品の披露会は14日、片岸町の同組合事務所で行われた。11月28日に急逝した佐々木光一・前組合長の職務を7日に引き継いだ久保組合長は、「林業を取り巻く環境は厳しい。釜石地域は『鉄と魚』とうたうが、この際、『鉄と木のまち』とする新しいブランドに取り組もうと考えた」と基本姿勢を語った。

 

 製品1セットは、テーブルがスギの板6枚を合わせた天板(横135センチ、縦81センチ、厚さ4・5センチ)で、高さ70センチ、重量35・2キロ。いすは4脚で、スギ板3枚のシートは幅40センチ、背もたれ(幅35センチ)を含む全高80センチ、重量9・5キロ。

 

 テーブル、いすは鉄の丸棒をむきだしに、接ぎ方は板に差し込む方法。また、板の接着、強度の確保を目的に鉄棒を埋め込んだ。鉄の材質は、表面が酸化で黒くコーティングされる「黒皮鉄」を選んだ。

 

 デザインは、一級建築士、一級施工管理士、インテリアコーディネーターの宮崎達也さん(44)。三重県鈴鹿市で宮崎建築事務所を経営し、東日本大震災後の2012年に釜石市に転居、復興事業の設計にも携わる。「木の節もそのままに、柔らかさ、ぬくもりある肌触りを生かし、耐久性と強度を持ったデザインを心掛けた」と語った。

 

 鉄の加工は、浜町での創業から三代目の大平町、岩間鉄工所の岩間邦明さん(38)。鉄オリジナル小物やインテリア(サイドテーブル、ハンガーラックなど)も手掛ける。「鉄と木を組み合わせるのは初めて。木の柔らかさに対応するのが難しかった。黒皮鉄の質感はいいが、表面の被膜を損なわないようにする必要がある」と、技術的な挑戦を語った。

 

 同森林組合の高橋幸男参事は、大震災の復興に立ち向かいながら着想した思いが具体化し、「釜石を表し、発信するアイテムにしたい」と意欲を高める。

 

 同組合事業を支援する釜援隊(釜石リージョナルコーディネーター)の手塚さや香さんは、この「チーム」結成、「さんりく基金県北沿岸地域特産品開発事業」助成金の申請と交付決定などに駆け回った。

 

 セット価格は34万2千円。個別の注文や、若干のサイズ変更にも応じ、受注から1カ月で納品できる。同組合事務所に展示するほか、県内外のイベント出展も見込む。

 

 注文、問い合わせは同組合(電話0193・28・4244)へ。

 

(復興釜石新聞 2016年12月17日発行 第547号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

かまいし冬の味覚まつり

かまいし冬の味覚まつり

かまいし冬の味覚まつり

 

毎年おなじみ、かまいし冬の味覚まつりを開催いたします。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/12/20/fuyumikakuomote.pdf

かまいし冬の味覚まつりチラシ(表面)

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https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/12/21/fuyumikakuura.pdf

かまいし冬の味覚まつりチラシ(裏面)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 1,365 KB
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日時

平成29年1月21日(土)・22日(日) 10:00~15:00

場所

釜石市鈴子町 シープラザ遊
 
※市営駐車場をご利用いただくか、公共交通をご利用ください。
釜石市内の方は、1月15日号の広報かまいしにて配布するチラシにミュニティバスの無料チケットがついていますのでご利用ください。(「釜石駅前」「製鐵所前」バス停下車のみ)

主なイベント内容

◎横手かまくら体験(21・22日)
横手市のかまくら職人さんが本場のかまくらを作ってくれます。
雪の滑り台では、そりで滑ることができます。子供たちに毎年大人気です。

 

◎おいしい釜石コレクション認定&試食イベント(21日)
市内で販売されているおいしい釜石の商品をおいしい釜石コレクションとして認定し、実際に会場にて試食していただきます。
みんなが知っている定番のものから、新しく販売されたものまで、いろいろなコレクションに出会えるイベントです!

 

◎歌謡ステージ(21・22日)
県内出身2人の歌声をお楽しみください。
・宮古市出身 金澤未咲さん 歌謡ショー(21日)
・釜石市出身 佐野よりこさん 民謡・歌謡ショー(22日)

 

その他たくさんのイベントがありますので、チラシをご覧ください。

出店団体について

出店する団体についてはこちらをご覧ください。
かまいし冬の味覚まつりチラシ(裏面)(1,365 KB pdfファイル)

参加者募集

以下の参加者を募集いたします。(参加費¥500)
チャレンジしたい方は、釜石観光物産協会(TEL:27-8172)までお電話ください。
豪華賞品を用意して、皆様の参加をお待ちしております。
 
◎わんこそば大会釜石場所(21日)
2分間で何杯食べられるか競います。
◎釜石ラーメン腹ペコまつり(22日)
おいしい釜石ラーメンをスープまで飲み干すタイムを競います。

 

わんこそば大会釜石場所

 

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 観光交流課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話:0193-22-2111(333) / 0193-22-5003 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/1205640_2438.html
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
カップル(久保君と砂金さん)の開放的な様子が受賞につながった釜石市作品

ふるさとCM大賞、釜石市が初の銀賞〜すがすがしいカップル好感呼ぶ

カップル(久保君と砂金さん)の開放的な様子が受賞につながった釜石市作品

カップル(久保君と砂金さん)の開放的な様子が受賞につながった釜石市作品

 

 「ふるさとCM大賞inIWATE2016」(岩手朝日テレビ主催)の審査がこのほど行われ、釜石市の作品「かまいしには”愛”がある~恋人の聖地『釜石大観音』ふたりはずっと~」が銀賞(県市長会会長賞)を獲得。作品は同テレビで来年1年間、80回放送される。

 

 作品の撮影場所は、今年4月に「恋人の聖地」に選ばれた釜石大観音。選定記念イベントが行われた9月4日、和装で着飾ったカップルはイベントで、ハート型のモニュメントに添えられた鐘の鳴らし初めの大役をまかされた。

 

 15秒の作品中、2人の動画は数秒。2人が大観音の恋人スポットで、明るく自然な様子で語らう表情がとらえられた。その背景に雄大な海岸線などをさりげなく映し込んだ。

 

 ふるさとCM大賞は「郷土愛」をテーマに2003年にスタート。14回目の今年は県内28市町村が参加した。釜石市は14年から、「かまいしには”愛”がある」をテーマに、ふるさとCMを制作。大震災からの復興を進める中で見えたものが、さまざまなかたちの愛。「KAM『AI』SHI」の中央を「愛」と読み解き、テーマに重ね合わせた。同コンテストでの上位入賞は初めてだった。

 

 審査で好評だったのがモデルのカップル。市内の高校3年・砂金珠里さん(18)と、1年先輩で東京在住の久保優太さんは、釜石応援ふるさと大使の藤原綾子さんの勧めで出演した。スタッフによると、当初の演出方針を変え、2人の自然なやり取りを採用した。人々の心に深くアピールする雰囲気を醸し出した2人の存在そのものが、受賞につながった。

 

 砂金さんは「私の着物は、釜石の漁業をイメージしたデザインでした。(映像は)短いですが、協力してくれたみなさんの気持ちが込められています。多くのみなさんに見てほしい。初めての映像出演は、いい体験でした。卒業後は、関東圏に就職します」と語った。

 

 映像は釜石市役所のホームページにアップされ、YouTubeで閲覧できる。

 

 なお、大賞は宮古市、銀賞は釜石市と一戸町、特別賞には野田村、一関市、普代村、花巻市、田野畑村、滝沢市が選ばれた。

 

(復興釜石新聞 2016年12月17日発行 第547号より)

 

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6年ぶりに定期演奏会を開いた釜石混声合唱団

釜石混声合唱団、震災後初6年ぶりに定演〜渡辺さん(没後20年)の教えかみしめ

6年ぶりに定期演奏会を開いた釜石混声合唱団

6年ぶりに定期演奏会を開いた釜石混声合唱団

 

 「めぐりあいこんさあと」と題した釜石混声合唱団(菊池征毅団長)の定期演奏会は11月23日、釜石市大町の日本キリスト教団新生釜石教会で開かれた。東日本大震災後初の定演で、2010年に開いて以来6年ぶり。同団の元指揮者で団員が人生の師と仰ぐ渡辺顕麿さん(宝樹寺前住職、1931~96)の没後20周年にも当たり、合唱活動を通して多くの教えを受けたメンバーらは師の思いをあらためてかみしめていた。

 

 指揮者の小浜和子さんを含め15人が出演。4部構成で、鈴木憲夫作曲の「三つの聖母マリア賛歌」などに続き、東日本大震災復興祈念作品として作られた「永遠の花」などを演奏。最後のステージでは、渡辺さんと親交があった高田三郎作曲の合唱組曲「水のいのち」「心の四季」の中から5曲を抜粋して締めくくった。

 

 1960年代から活動を始めた同団は77年、東京荒川少年少女合唱隊の指揮者として全国に知られた渡辺さんの帰郷を機に再発足。高田三郎、清水脩、間宮芳生、石井歓、武満徹など名だたる作曲家の作品に次々と挑み、釜石の合唱活動をけん引してきた。

 

 しかし、転勤などで釜石を離れるメンバーが相次ぎ、20年以上前から毎月盛岡でも練習を行うなど、県内各地に散らばったメンバーが心をつなぎながら活動を維持してきた。

 

 定演を通して重ねた「めぐりあい」は33回目。今回は新たに外国人のメンバーが加わり、同団が長い時間をかけて醸成してきた濃密なハーモニーに新鮮な響きを加えた。

 

 アメリカ・オレゴン州出身で、今年4月から気仙地域の小中学校でALT(外国語指導助手)を務めるダニエル・クルーズさん(27)。日本語の歌詞もしっかりと理解し、全ステージの曲を歌いあげた。

 

 「すばらしいコーラスに加わることができ、とてもうれしい」とクルーズさん。環境の変化やメンバーの高齢化などで「今回の定演が最後になるかも」と覚悟していた菊池団長は、青い目の新しい力に後押しされ、「また、やれるかも」と思い直した。

 

(復興釜石新聞 2016年12月14日発行 第546号より)

 

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