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JFマリンバンクいわて釜石大槌支店の移転、開業を祝いテープカット

県信用漁連、魚河岸テラスに移転オープン〜釜石大槌支店 窓口業務開始

JFマリンバンクいわて釜石大槌支店の移転、開業を祝いテープカット

JFマリンバンクいわて釜石大槌支店の移転、開業を祝いテープカット

 

 県信用漁業協同組合連合会=JFマリンバンクいわて=(岩脇洋一会長)は13日、釜石市平田の釜石湾漁協事務所から同市魚河岸の釜石魚河岸にぎわい館(魚河岸テラス)に移転した釜石大槌支店(小林正人支店長、9人)のオープニングセレモニーを行い、窓口業務を開始した。今月中にATM(現金自動預払機)も設置する。

 

 県信漁連の細川道弥副会長(釜石湾漁協組合長)は「新店舗により管轄地域の信用サービスの向上に努めたい」とあいさつ。漁業団体役員、野田武則市長、平野公三大槌町長ら8人がテープカットし、新店舗での営業開始を祝った。

 

 新店舗は魚河岸テラスの1階にあり、床面積は約105平方メートル。

 

 県信漁連の今年3月末現在の預金残高は1487億円で、北海道に次ぎ全国2位。県内24漁協に対応し、13支店を展開する。釜石大槌支店は釜石東部営業店(釜石市箱崎町)、大槌出張店(大槌町吉里吉里)でも窓口業務を行っていたが、昨年12月で業務を停止、ATMだけのサービスに切り替えた。

 

 同支店によると、移転の告知以降、契約の見直しで顧客が減少したものの、預金残高の目立った変動はなかった。小林支店長は「顧客の大半が水産、漁業者だが、一般客の割合が高いのも当支店の特徴。利用者が増え、東部市街地の活性化につながれば」と期待する。

 

 同支店の窓口営業時間は平日の午前9時~午後3時。月末までに稼働開始を見込む支店のATMは、平田とともに年中無休(午前8時~午後9時)。釜石東部と大槌、唐丹町漁協3カ所のATMは従来どおり平日(午前8時半~午後5時)の運用となる。
 同支店の電話は0193・55・5316、FAX0193・55・5418。

 

(復興釜石新聞 2019年5月15日発行 第790号より)

 

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広報かまいし2019年5月15日号(No.1712)

広報かまいし2019年5月15日号(No.1712)

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本号の8ページに掲載しております記事に誤りがありましたので、訂正し、お詫びします。なお、ホームページには訂正済のものを掲載しております。
まちの話題の4月6日の記事につきまして、(誤)小井戸文哉 様 ⇒ (正)小井土文哉 様と訂正させていただきます。
関係者の皆様には、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。

 

広報かまいし2019年5月15日号(No.1712)

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【表紙】五葉山山開き
【P2〜3】民生委員・児童委員の日 活動強化週間/民生委員・児童委員名簿
【P4〜5】三陸防災復興プロジェクト2019開催
【P6〜7】6月1日から市内バス路線の運航方法が変わります/市職員を募集します
【P8〜9】まちの話題
【P10〜11】市民の広場/災害から身を守るために、緊急避難場所を確認しよう
【P12〜15】緊急避難場所/洪水・土砂災害時の避難行動の基準/避難場所・避難所の種類/甲子川、鵜住居川の洪水浸水想定区域指定に関する住民説明会を開催します/みんなの橋野鉄鉱山を開催します/工業統計調査を実施します
【P16〜19】まちのお知らせ/休日当番医・薬局・歯科医(6月)/各種相談
【P20〜21】保健案内板/保健だより/ワンポイントアドバイス
【P22〜23】復興情報
【P24】やっぺし!ラグビーワールドカップ2019推進本部通信/イベント民博家庭を募集します

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釜石駅前で植栽に取り組んだ拓大の学生・生徒ら

釜石の復興支援 重ねて39回〜拓殖大・高生、釜石駅前で花を植栽

釜石駅前で植栽に取り組んだ拓大の学生・生徒ら

釜石駅前で植栽に取り組んだ拓大の学生・生徒ら

 

 拓殖大(東京都文京区)の学生と拓殖大第一高校(東京都武蔵村山市)の生徒ら約40人は20日、釜石市鈴子町の釜石駅前などで花を植栽するボランティア活動を行った。

 

 一行はバスに同乗し、20日の早朝に釜石に到着。釜石駅前広場と大町の青葉通り緑地にベゴニア、サルビア、マリーゴールドなどの花苗約3500株を植えた。活動には釜石市赤十字奉仕団や市職員ら約20人が協力。手際のよい作業で、大町広場の清掃活動も行った。拓大一高は、校内で取り組む募金活動で集めた17万円を「子どもたちのために」と釜石市に贈った。

 

 今回は釜石にゆかりのある2人も活動。遠野市から釜石高に通った金野綾乃さん(拓大政経学部1年)は「釜石の人たちによくしてもらったので、力になりたい。今年はラグビーワールドカップが開かれる。自分たちの活動で、釜石に来た人が『花がいっぱいですてきなまちだな』と思ってもらえたらうれしい」と手を動かした。

 

 両石町出身の瀬戸雄貴さん(同)は高校進学で古里を離れていて、「できることで地域のために貢献したい」と参加した。東日本大震災で実家は幸いにも直接の被害を免れ、毎年帰省する中で地域の再生を実感。「風景や建物が変わっても、地域に人が戻ってきていることがうれしい。将来は自分も地元に戻ってきたい」と望んでいる。

 

 拓大は、岩手出身の後藤新平が学長を務めるなどの縁で、震災直後から釜石で支援活動に取り組み、2012年には市と震災復興支援協定を締結。中学生を対象にした理科教室やサッカー教室の開催、植栽などのボランティア活動を続け、今回で39回目となった。

 

 同大学生生活部の松永和久部長は「ボランティア活動は学生たちにとって教育、社会参加の場になっている」と継続させたい考えだ。

 

(復興釜石新聞 2019年4月27日発行 第786号より)

 

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厚真町など胆振東部地震被災地の支援活動報告会

厚真町へ元気届ける〜三陸ひとつなぎ自然学校子どもリーダー、胆振地震被災地支援活動を報告

厚真町など胆振東部地震被災地の支援活動報告会

厚真町など胆振東部地震被災地の支援活動報告会

 

 釜石市の一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校(伊藤聰代表理事)は21日、昨年9月に発生した北海道胆振東部地震の被災地支援活動報告会を鵜住居町の「いのちをつなぐ未来館」で開いた。約40人が参加し、支援活動を提案した児童、生徒やサポートスタッフが現地での交流の模様などを報告した。

 

 同地震では死者42人(今年1月28日現在)を数え、このうち厚真町は36人を占める。

 

 同自然学校の支援活動は、子どもリーダーの藤原菜穂華さん(鵜住居小6年)の発案で始まった。藤原さんは東日本大震災を3歳で経験し、最愛の家族を失った。避難生活の中で、全国各地のボランティアや多くの人に見守られて成長した。

 

 藤原さんは「あの時の自分のように苦しむ子どもを応援したい。お世話になった北海道の人たちにも恩返しをしたい」と募金活動を提案。自分が支えられた絵本の読み聞かせを思い出し、現地での交流を願った。

 

 市内の募金活動では協力の輪が広がり、17万159円が寄せられた。

 

 今年2月、伊藤代表らが厚真町などを訪れ、被災状況と支援内容について情報収集。3月27日から4日間、藤原さん、大槌町の太田夢さん(釜石高2年)ら5人が訪問した。厚真中央小1~3年の10人と交流し、ツリーハウス造り、伐採した木材を馬そりで搬出する「馬搬(ばはん)」も見学した。

 

 藤原さんは「あまり復旧は進んでいないと思った。仮設住宅の床下に木(くず)を敷き詰めていて、こちら(釜石)と違う寒さ対策をしていると分かった」と報告した。

 

 東日本大震災で親族を失った太田さんは「山崩れは思っているよりひどかった。子どもたちは一見、明るいけど、周囲に気遣いしている。(震災は)私が小学2年の終わりごろだったけど、(家族など被災者や避難生活を)思い出すと年々つらくなる。伝えたいのは、日常生活の大切さ。私たちの活動で、その認識をつなげたい」と語った。

 

 報告会に関連する手作りの資料は5月中旬まで同館に展示する。

 

(復興釜石新聞 2019年4月27日発行 第786号より)

 

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広報かまいし2019年5月11日号(No.1711)

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広報かまいし2019年5月1日号(No.1711)

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【表紙】いよいよ全線開通目前!釜石山田道路を歩こう!/市長のつぶやき
【P2〜3】平成31年度釜石大槌地区行政事務組合・岩手県沿岸南部広域環境組合の会計予算/かまいし春まつりの開催について/犬の登録と狂犬病予防接種について
【P4〜5】被災事業者の再建を支援します(再建支援制度のお知らせ)/軽自動車税の減免制度・被災代替車両の非課税制度/国民健康保険のお知らせ
【P6〜7】まちのお知らせ/各種相談/ふくしトピック
【P8】やっぺし!ラグビーワルドカップ2019推進本部通信/橋野鉄鉱山八重桜まつりについて

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釜石の桜 一気に満開、待望の春を謳歌〜見事な花のアーチ、上栗林の桜ライトアップ

釜石の桜 一気に満開、待望の春を謳歌〜見事な花のアーチ、上栗林の桜ライトアップ

満開の桜の下で遊ぶピッコロ子ども倶楽部桜木園の園児ら

満開の桜の下で遊ぶピッコロ子ども倶楽部桜木園の園児ら

 

 好天と温かさが続き、釜石の桜は18日ごろ一気に満開を迎えた。ライトアップで人気を集める「上栗林の桜」も満開となり、訪れた多くの人が見事な花姿を愛(め)でている。

 

 釜石の最高気温は17日が22・2度、18日は23・9度まで上昇した。

 

 小川川の下流に当たる小川町や桜木町は、釜石製鉄所山神社を囲むように桜並木が広がる花見の名所。老木は今年も豊かな花姿を見せた。川沿いの桜の幹は道を覆い、枝先は川面に垂れる。

 

 買い物、散歩、ジョギングの男女、自転車や自動車も速度を落として花のアーチをくぐった。花に手が届く歩行者専用のつり橋にはカメラを構える人も訪れ、花と川の一体となったシーンを切り取った。

 

小川川の流れに枝を垂れる桜並木のアーチは格好の散策コース

小川川の流れに枝を垂れる桜並木のアーチは格好の散策コース

 

 18日、小川地区サポートセンター前の広場では、近くにあるピッコロ子ども倶楽部桜木園(千葉正子園長)の年中・年長児19人が輪投げなどの遊びを楽しんだ。園児らは満開となった桜の下で駆け回り、ベンチに座って春の陽気を楽しむお年寄りたちも目を細めながら見守った。

 

 市の文化財「上栗林の桜」は17日夜、地元や遠方から多くの見物客を迎えた。ライトアップは東日本大震災から立ち上がる市民を応援しようと、2013年から7年目。上栗林振興会(三浦栄太郎会長、31世帯)が引き継いでいる。全体の景観を迫力いっぱいに浮かび上がらせようと、今年は発光器を過去最多の13個に増やした。

 

上栗林の桜は明かりをパワーアップしてボリューム満点に=17日夜

上栗林の桜は明かりをパワーアップしてボリューム満点に=17日夜

 

 世話役の男性らは「八分咲き。一気に咲いた。雨風もなく、夜桜見物には最高の条件」と喜んだ。大槌町の若い男性は「仕事休みで通りかかった昼に、この大きい桜を見た。ライトアップと聞いたので、ばあちゃんを誘ってまた見に来た」と熱心にスマホで撮影した。宮古市からは若いカップルがドライブがてら訪れ、「大きくて、きれい」と声を上げた。

 

 近くに住む三浦モトさん(79)は「このごろは毎日、畑に通う途中に桜の下を通る。そろそろ、ジャガイモを植える。お姑(しゅうとめ)さんから、種まき桜だと教えられた。せっかくの夜桜も一度は見たい。いいですね」と満喫した。ライトアップは21日まで行う。

 

 この巨木はエドヒガン系で樹齢300年と推定される。過去の最大樹高23メートルで、胸高周りは4・9メートルもある。1997年に市文化財に指定された。

 

(復興釜石新聞 2019年4月20日発行 第784号より)

 

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橋野鉄鉱山をVR・ARで体感しよう!!

橋野鉄鉱山をVR・ARで体感しよう!!

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世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産である橋野鉄鉱山には、高炉3基をはじめ、それに関連した多くの遺構が残っていますが、現在の状態ではわかりづらい!!ことから、この度、その第1弾としてガイドアプリを開発しました。ぜひ下記からダウンロードしてください!!

 

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サイン会で来場者と交流する柚月裕子さん

作家 柚月裕子さん(釜石出身)講演、三陸道・釜石道開通記念〜新しい道路が古里後押し

サイン会で来場者と交流する柚月裕子さん

サイン会で来場者と交流する柚月裕子さん

 

 三陸沿岸道路と東北横断自動車道釜石秋田線の釜石市内区間同時開通を記念した講演会(同事業実行委主催)が13日、大町の市民ホールTETTOで開かれた。釜石出身で釜石応援ふるさと大使を務める小説家・推理作家の柚月裕子さん(山形県在住)を招き、対談やパネルディスカッションを開催。来場した市民ら約350人が待望の高速交通網完成を祝い、道路を生かした地域振興へ決意を新たにした。

 

 対談形式で行われた1部は、柚月さんから作家人生の原点、執筆の信条、古里釜石への思いなどが語られた。読書好きの両親の元に育った柚月さん。小説にのめり込んだきっかけは“シャーロック・ホームズ”本との出会いで、自身の作品にも影響を与えているという。物語を書く上で気を付けるのは、登場人物の筋を通すこと。「自分と違う価値観でも、確固たる理由が分かれば、その相手を理解することにつながる」と、小説が豊かな人間関係や人生の一助にもなることを示した。また、「小説には意図しなくても作者の本心が出る。言い換えれば、自分の内面をさらけ出さないと小説は書けない」とも。

 

 デビュー10年となる柚月さんは、各賞を受賞した「検事の本懐」「孤狼の血」「盤上の向日葵」で注目を集め、映画やテレビドラマ化された作品も。来場者は柚月さんの素顔や釜石愛を直に感じながら、話に聞き入った。

 

 2部は柚月さんと市民3人を迎え、「命の道からかまいしの未来へ」と題しパネルディスカッション。東日本大震災復興のリーディングプロジェクトとして進められてきた両道路について、それぞれの立場から思いを述べ合った。

 

3月9日に開通した2道路について語るパネリスト

3月9日に開通した2道路について語るパネリストら

 

 青紀土木の青木健一社長は、がれき撤去や根浜への道路新設に携わった経験から、命をつなぐ道の重要性を実感。高速道路を動脈、地域内の道路を毛細血管に例え、「今後さらに血流も強くなる。物流や人的交流が促進する中で地域の魅力をどう高めていけるかが課題」と提言した。

 

 震災当日、来客を案内中に大地震に見舞われ、1週間前に開通したばかりの同沿岸道路(片岸―水海間)の通行で津波の難を逃れた福成菜穂子さんは「瞬時の判断が生死を分けた。私にとってはまさに命の道路。新町のインター建設で住み慣れた土地を離れたこともあり、今回の開通には特別な思いがある」と心境を明かした。

 

 鵜住居駅前の2施設、魚河岸テラスの管理運営を担うかまいしDMCの河東英宜事業部長は観光面の視点から「高速道で利便性が高まれば、日帰り客が増える可能性もある。宿泊してもらえるような仕掛けづくりが必要」と消費拡大に向けた関係者の連携強化を望んだ。

 

 柚月さんは、病を患った生母の最期をみとることができなかった。「当時、母が住む宮古市までは山形から(車で)7時間ぐらいかかった。新たな道路は、道に対するもどかしさを覚えていた方々にとって力強く、温かい道になると思う」と実感を込めた。

 

 アドバイザーとして登壇した国交省東北地方整備局南三陸国道事務所の折笠徹所長は、用地提供者、工事関係者、県・市の多大な協力に感謝。「道路は地域を良くするための道具。地元住民が誇りを持てるまちになるよう、道路を使ってほしい。隠れた情報をどんどん発信し、継続して人を呼び込めるようになれば」と期待した。

 

 講演会終了後は柚月さんの書籍販売やサイン会もあり、長蛇の列ができた。柚月さんは復興に役立ててほしいと、釜石市に寄付も行った。

 

(復興釜石新聞 2019年4月17日発行 第783号より)

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広報かまいし2019年4月15日号(No.1710)

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広報かまいし2019年4月15日号(No.1710)

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【表紙】地域の真の復興を願って
【P2~3】祝開通 三陸沿岸道路・東北横断自動車道釜石秋田線、三陸鉄道リアス線
【P4~7】平成31年度施政方針/平成31年度当初予算/平成31年度の主要事業
【P8~11】釜石版地域包括ケアシステムの実現に向けて
【P12~13】ゴールデンウィーク中の休館情報などのお知らせ/まちのお知らせ
【P14~15】まちのお知らせ/5月休日当番医/各種相談
【P16~17】まちの話題/震災から8年鎮魂の祈り 忘れない いつまでも
【P18~19】保健案内板 高齢者肺炎球菌予防接種の助成を延長します/保健便り/ワンポイントアドバイス
【P20】やっぺし!ラグビーワルドカップ2019推進本部通信

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都築住職らによってお披露目されたシンボルキャラクター

釜石大観音 建立50周年、まちを見守るシンボル〜「かのっち」お披露目

記念法要の参列者ら=8日

記念法要の参列者ら=8日

 

 釜石市大平町の釜石大観音は建立から50周年を迎え、7、8の両日、記念行事を行った。住民の信仰の対象、釜石を代表する観光名所として親しまれてきた大観音。両日は拝観が無料となり、訪れた人たちは、慈愛に満ちた姿でまちを見守り続ける観音像を見上げ、50年の歳月に思いをはせた。

 

魚彩王国協賛の屋台村が出店し、にぎわいを見せた釜石大観音境内=7日

魚彩王国協賛の屋台村が出店し、にぎわいを見せた釜石大観音境内=7日

 

 7日の式典では、運営する明峰山石応禅寺(大只越町)の都築利昭住職があいさつ。50周年記念で制作した同観音の新キャラクター「かのっち」がお披露目された。本県のPRキャラ「わんこきょうだい」を手がけた盛岡市のデザイナー、オガサワラユウダイさんがデザイン。「幅広い年代に愛されるように」との思いが込められた。境内には高さ150センチの「かのっち」像が設置され、グッズとしてクリアファイルなどが発売された。

 

都築住職らによってお披露目されたシンボルキャラクター

都築住職らによってお披露目されたシンボルキャラクター

 

 市内の詩吟、太鼓、鹿踊りの3団体が芸能奉納。仙台市在住の釜石ゆかりの書家・支部蘭蹊さんはオカリナ演奏の中、書のパフォーマンスを披露した。兄弟ピアノデュオ「レ・フレール」、女性音楽家4人による「スプラング・リズム」のコンサートもあった。

 

 ツアーで訪れた盛岡市の小泉ケイさん(83)は建立間もないころに来た記憶があるといい、「観音様はどんな気持ちで津波を見ていただろう。海岸部の状況も見せてもらったが、工事中の所が多い。一日も早い復興を祈るばかり」と手を合わせた。

 

 釜石大観音は明治、昭和の大津波、第2次大戦の2度にわたる艦砲射撃の犠牲者を弔い、世界平和を祈願しようと、1970年、同寺17世・雲汀晴朗氏の発願で、釜石湾を一望する鎌崎半島の高台に建立。東日本大震災では、地震で観音像の一部にひびが入るなどしたが、津波被害は免れた。震災後は市民結婚式の会場になり、2016年には「恋人の聖地」に選定された。

 

「桜舞太鼓」などが50周年を祝った芸能奉納

「桜舞太鼓」などが50周年を祝った芸能奉納

 

 都築住職(49)は「全国からのお力添えで震災も乗り越えてこられた。観音様は人々の救済が本願。今まで以上に皆さんの心のよりどころになっていければ」と願った。

 

 境内には、スリランカ国ケラニア寺院から分骨されたお釈迦様の遺骨をまつる仏舎利塔がある。8日は、仏舎利奉迎45周年と合わせた記念法要が営まれ、95人が参列。降誕会でお釈迦様の徳をたたえた後、雲汀大和尚、建立・運営尽力者を供養した。

 

 像の修繕などを請け負う元持の元持成人社長(70)は「大観音は釜石に人の流れを生み、まちにも貢献してきた」と実感。梅花講の菊地恵美子さん(88)は「釜石のシンボル。何かの時にはここにお参りする人も多い」と愛着を示した。

 

(復興釜石新聞 2019年4月10日発行 第781号より)

 

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借り受けた建物を民泊向けに貸し出す地域おこし協力隊の吉野さん(左)と神脇さん

ルームシェアと民泊で空き家活用、釜石市平田運用開始〜「協力隊」居住 受け入れに一役

借り受けた建物を民泊向けに貸し出す地域おこし協力隊の吉野さん(左)と神脇さん

借り受けた建物を民泊向けに貸し出す地域おこし協力隊の吉野さん(左)と神脇さん

 

 釜石市内に数多くある空き家を活用して地域活性化につなげようと、ルームシェアと民泊を組み合わせた取り組みが始まり、3日、モデルケースとして運用される建物が公開された。上平田ニュータウン内にある空き家に地域おこし協力隊の単身者2人が住み、普段は利用しない2部屋を民泊向けに貸し出す仕組み。市は、深刻な社会問題となっている空き家解消策の一つとして可能性を探るほか、今秋開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の宿泊施設不足を補う方策としても期待する。

 

ヘイタハウス

 

 「ヘイタハウス」と名付けられた木造平屋の建物(104平方メートル)は築25年で、この10年間は空き家となっていた。この建物を借り受けた同隊員の吉野和也さん(38)、神脇隼人さん(30)が改修した上で、5部屋のうち定員3人と4人の2部屋を民泊用に貸し出す。料金は素泊まり1泊3500円(税別)に設定する。

 

 釜石市、不動産・住宅情報サイト「LIFULLHOMES」などの住生活情報サービスを提供するLIFULL(井上高志社長)、楽天LIFULLSTAY(太田宗克社長)が17年に締結した「空き家利活用を通じた地域活性化連携協定」の事業の一つ。17年に成立した「民泊新法」により可能となった。

 

民泊向けに貸し出す部屋で

民泊向けに貸し出す部屋で

 

 空き家所有者は賃貸で家賃収入を得ることができ、民泊用に部屋を貸し出す居住者は副業として月々の家賃を補てんする仕組み。市とLIFULLは空き家の選定や入居者の募集、物件の管理・利活用に関するコーディネートを行い、楽天LIFULLSTAYは民泊事業を始めるための物件改修の監修、民泊施設運営のノウハウを提供する。

 

 市によると、16年調査で市内には約830件の空き家があるが、単身者向けの手頃な家賃の物件が少なく、移住や定住を促進する上で課題となっている。

 

 地域おこし協力隊の2人はいずれも千葉県出身。まちづくり分野を担当する吉野さんは「地域の人たちと、市外からやって来た人などとの交流の場としても活用できれば」と可能性を探る。釜石に来る前は不動産業に携わっていた神脇さんは「釜石は家賃がすごく高いと感じた。低額の空き家利用として認知されれば」と期待する。

 

 宿泊は民泊予約サイト「Vacation STAY」で予約できる。

 

(復興釜石新聞 2019年4月6日発行 第780号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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初めてのヘアカットを家族が見守った

笑顔で「病気の子にあげる」〜生まれて初めて髪を切る

初めてのヘアカットを家族が見守った

初めてのヘアカットを家族が見守った

 

 病気やけがなどで頭髪を失った18歳未満の子どもに髪を提供する活動「ヘアドネーション」のため、釜石市大只越町の和田起太朗ちゃん(6)が26日、市内の美容室で「断髪式」に臨んだ。生まれてから一度も髪の毛を切ったことがなく、美容室も初体験。母美穂さん(44)ら家族が見守る中、膝下まであった長い髪をばっさり。未経験の短髪姿をはにかみながら鏡で見た起太朗ちゃんは「かっこよくなった。うれしい。切った髪は病気の子にあげる」と明るい笑顔を見せた。

 

 起太朗ちゃんは3人兄弟の末っ子。美穂さんの「お腹のなかにいた時からのつながりを残しておきたい」との思いから髪を伸ばし続けてきた。そのつながりは美穂さんにとって普段の家事をこなす意欲になり、5年ほど前に乳がんが見つかった時の治療への力にもなっていたという。

 

 4月から小学校に入学するのを機にそろそろ切ろうかと、昨年秋ごろから考えてきた美穂さん。その際、インターネットでたまたまヘアドネーションを知り、「どうせ切るなら人のためになるものがいい」と提案した。

 

 起太朗ちゃんには動画などで取り組みを伝えた。「病気のお友達にあげたらどう思う?」と問い掛けると、「この子にあげる。喜ぶと思う」と答えが返ってきて納得した様子。美穂さんも「やってみよう」と心を決めた。

 

ばっさり切った髪の毛を手にする和田起太朗ちゃん

ばっさり切った髪の毛を手にする和田起太朗ちゃん

 

 断髪式は、これまでもヘアドネーションを手掛けている大町の美容室「VIVA」で行った。初めての体験にもかかわらず、起太朗ちゃんには緊張した様子は一切なし。自身もヘアドネーションを行った経験がある片桐浩一代表(49)がカットを担当した。

 

 6年間、毎日長い髪を結んだり、洗ったりしてケアしてきた美穂さんは「普段と同じことをやってもらっている感覚だね」と成長に頼もしさを感じるとともに、伸びた髪が短くなる様子を感慨深げに見守った。約60センチ切って短髪になった起太朗ちゃんは、美穂さんら家族の「かっこいいねー」との声にはにかみつつ、晴れやかな表情だった。

 

 片桐代表はこれまで協力者のカットを10件ほど手掛けたが、就学前の子どもは初めて。「小さな子どもの髪は貴重。取り組みが少しずつ広がってくれるとうれしい」と話す。髪は大阪市の会社に送られ、医療用のかつらとして活用される。

 

 美穂さんは「これまでの日常がなくなるという寂しさもあるが、新しいスタートだと実感。今は理解できないかもしれないが、直接手を貸さなくても誰かを助けられることを覚えていてほしい」と目を細めた。

 

(復興釜石新聞 2019年3月30日発行 第778号より)

 

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