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釜石市がウェブ制作会社「アンテナ」(東京)と立地協定 事業者の情報発信サポート

立地協定を結んだ小野共市長(中央)と吉井豊代表取締役(右から2人目)ら

立地協定を結んだ小野共市長(中央)と吉井豊代表取締役(右から2人目)ら

 
 釜石市は1日、ウェブサイト制作やインターネット戦略立案などを手がける「アンテナ」(本社・東京都、吉井豊代表取締役)と企業立地協定を結んだ。市内への支社開設に合わせたもので、情報通信技術(ICT)に関する企業支援などを展開。地元事業者の声をすくい上げながらサイト構築や交流サイト(SNS)運用などを協働で進めていく計画で、地域経済やコミュニティーの活性化が期待される。
 
 同社は2005年に創業。大手企業や全国自治体のホームページの構築・更新・保守・管理業務のほか、ネット戦略立案や調査、改善の実施、コンサルティング業務なども担う。近年は地方への進出も行っており、神奈川県三浦市など全国に4つの支社を開設。地域企業のICT能力の向上、デジタル技術を使って業務改善を進めるデジタルトランスフォーメーション(DX)化をサポートしている。岩手県内では洋野町に支社を構え、釜石は2拠点目となる。
 
 釜石支社は釜石市平田の釜石・大槌地域産業育成センター内に開設し、1日から業務を始めた。新たに3人を地元雇用する予定。事業拡大による市中心部への支社移転拡張も目指す。
 
釜石市役所で行われた締結式。協定書に署名し取り交わした

釜石市役所で行われた締結式。協定書に署名し取り交わした

 
 締結式は市役所で行われた。協定では、同社の▽支社設置、円滑な事業の推進▽従業員の確保―などについて、市が誠意をもって協力することを明文化。小野共市長と吉井代表取締役が協定書にそれぞれ署名し取り交わした。
 
 吉井代表取締役は「IT企業だが、特殊な技術を研究、開発しているわけではなく、多くの雇用を生む会社ではない」と自社を紹介しつつ、「地元の事業者を一緒になって支援する活動をしている、地域活性に特化したウェブ会社。世に知らしめたい情報を発信するのを担当者1人が頑張るのではなく、地域全体がICT化されてみんなで発信する世界を目指している」と思いを伝えた。
 
「釜石のいいものを地域みんなで発信する未来を」と思いを共有

「釜石のいいものを地域みんなで発信する未来を」と思いを共有

 
 釜石を何度も訪れ「いいものがたくさんある」と吉井代表取締役。発信したい情報は各地共通することが多いため埋もれてしまいがちだとしたが、「それ(釜石のいいもの)を必要とする人は全国、全世界にいるので一緒に広げていきたい」と意欲を示した。まずは、事業者の困り事や課題の聞き取りから開始。事業の改善点などを提案し、特定のニーズを持つ人に深く刺さる情報の発信をサポートしていく考えだ。
 
釜石支社の開設を歓迎する小野市長(左)

釜石支社の開設を歓迎する小野市長(左)

 
 釜石市は、同社の事業概要や洋野町での実績、ICTを活用した企業支援、地域活性化の取り組みに共感。市内への拠点設置と事業展開を求めて精力的にアプローチし、今回の協定締結につなげた。
 
 小野市長は「人口が減少する地域で、事業の効率化を図ることは事業者が生き残る鍵になってくる。いい素材を持ち、面白い取り組みをする事業者の情報発信とDX化をサポートしていただき、釜石の経済発展の可能性を大きく伸ばしてほしい」と期待した。

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栗林小 最後の和山植樹 統合前の橋野小から引き継ぐ森林愛護少年団活動 40年の歴史刻む

橋野町和山にミズナラの苗を植える栗林小児童=5月29日

橋野町和山にミズナラの苗を植える栗林小児童=5月29日

 
 釜石市の栗林小(高橋昭英校長、児童26人)は5月29日、全校児童で結成する橋野森林愛護少年団の活動で、橋野町和山地区にミズナラの植樹を行った。2010年に同校と統合した橋野小の活動を引き継ぎ17年。本年度で閉校する栗林小にとって最後の植樹となった。同団活動は橋野小中時代から数えて丸40年。児童らは地域の先輩が続けてきた森を守る活動の大切さを改めて実感。将来にわたって豊かな森林が育まれるよう願いを込めながら丁寧に植え付けた。
 
 植樹活動に先立ち、学校の校庭では全校児童が参加して団総会が開かれた。藤原柚夏団長(児童会長、6年)は「植樹をすると森が守られるだけでなく、空気や水がきれいになる。森や山を大切にする気持ちを持とう」と呼びかけた。続いて団のスローガンを唱和。▽木や草と友だちになり、美しい山をつくろう▽樹木や小鳥をいたわり、楽しい森をつくろう▽街をきれいにし、みどり豊かなふるさとをつくろう―と声を合わせた。
 
全校児童が参加して開かれた橋野森林愛護少年団の総会。スカーフと帽子は団結成当初からのスタイル

全校児童が参加して開かれた橋野森林愛護少年団の総会。スカーフと帽子は団結成当初からのスタイル

 
藤原柚夏団長(右上)のあいさつの後、スローガンを唱和。「あすなろ」を歌って森を守る活動に意欲を高めた

藤原柚夏団長(右上)のあいさつの後、スローガンを唱和。「あすなろ」を歌って森を守る活動に意欲を高めた

 
スクールバスで植樹場所の和山へ。入り口付近には過去に先輩たちが植えた木が大きく育つ(左)

スクールバスで植樹場所の和山へ。入り口付近には過去に先輩たちが植えた木が大きく育つ(左)

 
 この後、3~6年生18人がスクールバスで和山の植樹場所に向かった。同校が毎年植樹を続けてきたエリアは、一般社団法人栗橋地域振興社(菊池録郎代表理事会長、旧栗橋牧野農業協同組合)が管理する市道沿いの土地。今回の植樹場所の周辺には、過去に児童が植樹したミズナラが人の背丈を優に超す大きさに育っている。
 
 今回植える約60センチ丈のミズナラ苗60本は、栗橋地区まちづくり会議(洞口政伸議長)が購入費用を支援。同校PTA父親部は事前に2回にわたって、植樹場所の下草刈りなど地ごしらえを行った。準備を整えた児童らは、釜石地方森林組合事業課課長補佐の加賀洋希さん(40)から苗木の植え方を教わり作業にとりかかった。2~3人が一組となり、穴を掘って苗木を配置。準備してきた新しい土を根元にかぶせ、倒れないよう周辺を踏み固めた。最後に根元に水をかけて完了。
 
PTA父親部と教職員が植樹のために事前に整備した場所。クマ対策を含め、周辺の下草刈りなどを行った

PTA父親部と教職員が植樹のために事前に整備した場所。クマ対策を含め、周辺の下草刈りなどを行った

 
スコップやくわで、根がしっかり入る深さまで穴を掘る

スコップやくわで、根がしっかり入る深さまで穴を掘る

 
穴に苗を配置し、根元に土をかけて踏み固める。落ち葉などが入らないように注意

穴に苗を配置し、根元に土をかけて踏み固める。落ち葉などが入らないように注意

 
 3年生は栗小生として最初で最後の植樹となった。葛西陽菜さんは「土が固くて大変だったけど、穴を掘るのは面白かった。植えた木が大きく育って森になるといいな」と期待。伊藤晴喜さんは「今年最後というのはちょっと嫌だけど…」と残念な気持ちをにじませつつ、「この場所だけでなく自然をいっぱいにしたい」と緑化活動への意欲を示した。
 
 一方、6年生にとっては小学校生活を締めくくる“最後”の植樹。佐々木貫汰さんは、森で育まれた土壌の栄養が川から海に流れ、海の環境も良くすることを知ってから「植樹をやりたいという気持ちが強くなった」と自身の変化を口にした。先輩たちが植えた木が順調に育っているのを目にし、「(活動の成果が見えて)うれしく思う。今日植えた木もすくすく元気に育ってほしい。将来、見に来たい」と望んだ。
 
掘り起こした土をほぐす。けっこうな固さに苦戦!

掘り起こした土をほぐす。けっこうな固さに苦戦!

 
みんなで協力して作業。最後は大人の人にも手伝ってもらいながら…

みんなで協力して作業。最後は大人の人にも手伝ってもらいながら…

 
風は強かったものの、最高の天気に恵まれた植樹日。青空と新緑がまぶしい和山

風は強かったものの、最高の天気に恵まれた植樹日。青空と新緑がまぶしい和山

 

 橋野森林愛護少年団は、1958(昭和33)年から学校林の造成、植林活動を続けてきた橋野小中学校で87(同62)年に発足した。団結成後は鵜住居川流域の水源管理に着目した和山へのミズナラ植樹を開始。児童生徒が取り組む緑化活動は内閣総理大臣賞を受賞するなど高い評価を受けてきた。2007(平成19)年に橋野中が釜石東中に統合、10(同22)年に橋野小が栗林小に統合され、団活動は栗林小に引き継がれた。
 
 「豊かな森は豊かな海をつくる―」。団総会では同校教諭から「山や海が豊かになると、私たちが食べるものも豊かになる。自然や命が巡り巡っていることを感じながら生活してほしい」との話もあった。植樹作業後、児童らは命をつなぐ森林や活動でお世話になった和山への感謝を込めて「ありがとうございました!」と元気な声を響かせた。
 
「大きく育て!」願いを込めて水をかける。数十年後の成長を楽しみに…

「大きく育て!」願いを込めて水をかける。数十年後の成長を楽しみに…

 
釜石地方森林組合も長年、同活動に協力。苗を持ち、植え方を説明する加賀洋希さん(右上)

釜石地方森林組合も長年、同活動に協力。苗を持ち、植え方を説明する加賀洋希さん(右上)

 
 植樹のアドバイスをしながら一緒に作業した森林組合の加賀さんは、地元の子どもたちが続けてきた活動に「森を大切にしようという気持ちが一番うれしい。樹木が大きくなるには50年ほどかかる。自分たちが植えた木がどう成長していくか、その過程を時々で見に来てもらえれば」と期待した。
 
 事前準備から植え付けまでサポートに尽力した同校PTA会長の藤原央さん(41)は、栗橋地域の子どもたちが代々受け継いできた活動を「今まで続けてこられたことは大きな財産だと思う」。この経験を糧に子どもたちには「植えた木に負けないぐらい立派に成長し、地元に貢献できるような大人になってほしい。閉校までの1年は一生の思い出となるような学校生活を送ってもらえれば」と願った。
 
栗小生として最後の植樹を終えた児童。ふるさとの山や森が豊かになることを願う

栗小生として最後の植樹を終えた児童。ふるさとの山や森が豊かになることを願う

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園児の居場所「お花でいっぱいに」 釜石・上中島こども園 笑顔咲く植栽を継続

「大きくなってね」と声をかけながら花に触れる上中島こども園の園児

「大きくなってね」と声をかけながら花に触れる上中島こども園の園児

 
 釜石市上中島町の市立上中島こども園(楢山知美園長、園児31人)の園児たちは5月27日、花を植えたプランターで園舎の周りを彩る植栽活動に取り組んだ。「大きくな~れ」「かわいくな~れ」と声をかけながら作業。色とりどりの花が明るい色を添えた“居場所”が出来上がり、笑顔を広げた。
 
 「お花でいっぱいにしましょう」と呼びかける活動には、中妻町の造園会社「緑仁舎」(木村仁寿代表取締役)が協力。園児たちはラベンダーやブルーノート(宿根サルビア)、テルスター(四季咲きナデシコ)、スカビオサ(和名・マツムシソウ)など10数種の花苗から1人2つずつ選び、同社スタッフ(5人)や同園の教職員らにサポートしてもらいながら、プランターに植えていった。
 
どれにしようかな!たくさんの花苗から植えたいものをチョイス

どれにしようかな!たくさんの花苗から植えたいものをチョイス

 
緑仁舎のスタッフに教わりながら花を植える園児たち

緑仁舎のスタッフに教わりながら花を植える園児たち

 
 作業を見守る同社代表取締役の木村さん(46)は「寄せ植えはバランスが大事」とアドバイスした。植物は根から水を吸い上げて大きく成長することや、人と同じように「花にも心があって、人の手を通していろんなことを感じ取る」ことも紹介。植える際には「花に声をかけてほしい。喜んで、めちゃくちゃ大きくなるし、きれいな花を咲かせるから」と、成長の“秘密”を教えた。
 
「人と一緒。心がある」と花苗の説明をする木村仁寿さん

「人と一緒。心がある」と花苗の説明をする木村仁寿さん

 
色とりどりの花をプランターに寄せ植えする子どもたち

色とりどりの花をプランターに寄せ植えする子どもたち

 
 「大きくなって」と花に話しかけたという佐々木陸翔ちゃん(5)は「ピンク色の花がかわいかった」とうなずいた。「楽しかった。うまくできた」と無邪気な笑顔を見せたのは鈴木さくらちゃん(6)。みんなで植えたプランターの花が元気に育つよう「水をあげるー」とやる気も十分だった。
 
 同園では、植物を育てる活動を通じた食育を保育に取り入れる。この植栽は、木村さんの子どもが同園に通っていたのを縁に3年前から継続。楢山園長によると、子どもたちにとって生命の尊さ、植物や昆虫といった生き物に対する優しい心を育む機会になっている。加えて、大人にとっても気づきを得る好機で、木村さんが伝える「一つひとつに心がある」「話しかけたら成長する」などの言葉をかみしめながら子どもに接する。
 
花植えを教えてくれた緑仁舎のスタッフに園児はお礼のメダルをプレゼント

花植えを教えてくれた緑仁舎のスタッフに園児はお礼のメダルをプレゼント

 
「お花でいっぱい」と満足げに写真に納まる植栽活動の参加者

「お花でいっぱい」と満足げに写真に納まる植栽活動の参加者

 
 全国各地で同様の「花育」を展開する木村さん。花を育てることで「季節を感じてほしい」と願う。花が咲き終わった後、種を取り、またまいて育てるという「繰り返しを楽しむことで、植物を好きになってほしい」と期待も。釜石市内に花畑を作ろうと取り組んでいるようで、これからも“人”を楽しませる活動を続けていく。

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令和8年 岩手県立釜石高等学校 同窓会総会開催のお知らせ

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7月4日(土)に岩手県立釜石高等学校同窓会総会および懇親会を開催します。旧友の方などお誘いあわせの上ふるってご参加くださいますようお願いします。
なお、懇親会に参加される方は事前の申し込みが必要になりますので同窓会事務局までご連絡ください。

日時

令和8年7月4日(土) 総会 17:00〜
懇親会 総会終了後

会場

総 会 釜石PIT(釜石情報交流センター多目的集会室)
懇親会 釜石ベイシティホテル

懇親会費

6,000円

懇親会申込先

岩手県立釜石高等学校同窓会事務局
TEL 0193-23-5317
FAX 0193-23-8611

申込締切

令和8年6月22日(月)

岩手県立釜石高等学校同窓会事務局

岩手県立釜石高等学校同窓会事務局

住所:〒026-0055 岩手県釜石市甲子町10−614−1 / TEL 0193-23-5317 / FAX 0193-23-8611 / Webサイト

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もうすぐ完成の釜石市新庁舎 小学生が現場見学 「建設業に興味を」工事関係者が企画

釜石市新庁舎の建設工事現場を見学した釜石小児童ら

釜石市新庁舎の建設工事現場を見学した釜石小児童ら

 
 6月末の完成を目指し建設が進む釜石市の新庁舎の工事現場見学会が5月26日、同市天神町の現地であり、釜石小(五安城正敏校長)の5、6年生24人が「広い」「明るい」などと歓声をあげながら興味深げに見入った。建築材料となるコンクリートを使ったものづくり体験も。工事現場で働く人と触れ合いながら、“つくる楽しさ”に触れた。
 
 見学会は施工する戸田・山﨑特定建設工事共同企業体(JV)が、子どもたちに建設現場の雰囲気、ものづくりの面白さを体感してもらおうと企画。建設業界の人材不足などもあることから、小さい頃から工事現場や働く人たちの姿をじかに見てもらい、将来一緒に働いたり、地域で活躍してほしいとの願いも込める。
 
 新庁舎は鉄骨コンクリート造り4階建てで整備中。児童らはJV関係者の先導で、4階の議場や3階の市長、副市長室などを見て回った。2階では吹き抜けとなる場所で解放的な雰囲気を体感。外から見た建物の全体像に「大きい」と驚いていた。
 
工事関係者の案内で整備中の施設内を見学する児童

工事関係者の案内で整備中の施設内を見学する児童

 
窓口がずらりと並んだフロアや市長室などを見て回った

窓口がずらりと並んだフロアや市長室などを見て回った

 
完成間近の新庁舎に期待感を高める子どもたち

完成間近の新庁舎に期待感を高める子どもたち

 
 1階のエントランスホールでは、ものづくりに挑戦した。セメントと水を混ぜたものを、猫や瓶、動物の足跡など思い思いの型に流し込み、20分ほど放置。固まったのを確認して型から取り出すと、コンクリートの置き物が出来上がった。
 
コンクリートを使ってものづくりに取り組む児童

コンクリートを使ってものづくりに取り組む児童

 
材料を混ぜて型に流し込み、固まったら型から取り出す

材料を混ぜて型に流し込み、固まったら型から取り出す

 
完成した作品を手に笑顔を見せる子どもたち

完成した作品を手に笑顔を見せる子どもたち

 
 作業を終えた子どもたちは疑問に思ったことを質問。工事などで使われる実際のコンクリートにはセメント、水のほかに骨材といわれる砂利や空気も含まれること、コンクリートが固まる時間は気温や水の量などによって異なることを知った。工事で1日に使うコンクリートの量を聞いた際、返ってきた答えにあった「リューベ」に児童は興味津々。建築現場などで一般的に使われる言葉で「立方メートル」を表していて、“現場風”を体感する時間にもなった。
 
 中村妃那さん(6年)はものづくり体験で、「液体がなんで固まるの?」と不思議がった。「混ぜる作業は急いでやらないといけなかったから難しかった」と話していたが、完成品に「いい感じ」と手応え。やり方を教えてくれた工事関係者が「優しかったから、やりやすかった」と感謝した。新しい庁舎は「広くて部屋が多いと思った。明るいのもいい。完成したらまた来たい」と笑顔を見せた。
 
ものづくり体験では児童と建設業界で働く人たちが触れ合った

ものづくり体験では児童と建設業界で働く人たちが触れ合った

 
子どもたちにものづくりの楽しさを伝えた小野寺莉乃さん(右)

子どもたちにものづくりの楽しさを伝えた小野寺莉乃さん(右)

 
 見学会とものづくり体験を担当した同JV現場事務担当の小野寺莉乃さん(27)=戸田建設=は「普段の生活で建設現場を見る機会は少ないから、どういう仕事か分からない部分が多いと思う。建物がどうやってできるのか、小さい頃から学んで、身近に感じてほしい」と思いを込めた。
 
 工期は残り1カ月となり、大詰めを迎える。小野寺さんによると、新庁舎は「集まれる」がひとつのコンセプト。「市職員の皆さんが働きやすく、市民の皆さんに喜んでもらえるよう、しっかりしたものをお届けしたい」と力を込めた。
 
 新庁舎は6月末に完成予定。順次、旧庁舎からの引っ越しを進め、9月24日に業務を始める方向だ。

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「第11回かまいし百円市」の出店者を募集します

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釜石まちづくり(株)では、2026年7月25日(土)「第11回かまいし百円市」 (以下、百円市) を開催します。販売商品をすべて100円とするフリーマーケットやバザーのような“100円均一フリマ”といったイメージです。

 

【例えばこのような商品の出品を想定しています!】
リユース可能な子供用品、持て余してしまったお歳暮や引き出物の中身、まだまだ使えるおもちゃ、ダブったガチャガチャ、ちょっとしたコレクションアイテム、端数が残ってしまったパック商品、かつての趣味の名残、ハンドメイド商品、お菓子などの食品・・・などなど、価格を100円として頂ければ、一部の取扱い禁止商品以外は何でもOKです。

 
均一価格のため販売益は限定されるかもしれませんが、以下のような点に意義を見出してくださるご出店者様を募集いたします。
・リユースの促進による社会活動的意義
・みんなで出店する楽しさ
・街の賑わいの場づくり
・ハンドメイド作品などの販売機会 など

 
各種サークル活動などのグループをはじめ、社会福祉法人やNPO等の社会活動団体、町内会やクラブ・少年団活動等の地域活動の一環として、学校や幼稚園・PTAや保護者会の催しとしてなど、皆様のご出店をお待ちしております(個人での出店も可能です)。

開催概要

日時:2026年7月25日(土) 10:00~13:00
場所:釜石市民ホールTETTO・ホール前広場
主催:釜石まちづくり(株)
キャッチコピー:「100円握ってお宝探し!」

出店の基本情報

◎すべての商品を以下の価格で販売すること
 ・100円(税込)
◎下記の品数をご用意頂けること(多い分には大歓迎!)
 ・50個以上
◎「出店について」の要件を遵守頂けること
 ・参加可能枠を超えるご応募があった際は抽選とさせて頂きます
 ・チャリティ活動(売上は○○へ寄付、○○を支援、教育や社会福祉活動資金に充当)が伴う場合は、条件により別枠での出店が可能ですのでご相談下さい

出店について

◆物品の販売以外のサービスを商品として提供することはできません
(マッサージ、ヘアカット、診断、占いなど ※縁日等に類するものや主催者が要請したものは除く)
◆出店料は以下となります
・500円(税込)
◆出店スペースの広さは、幅2~2.5m×奥行1.5~2mを目安に調整させて頂きます
 また、販売台、シート、釣銭等は各自でご準備下さい(主催者による両替には限りがあります)
◆会場は屋外となりますので、各自で出店時の気候対策等をお願いします
◆駐車場は釜石大町駐車場をご利用ください
◆ペット等を同伴しての出店は禁止です(介助犬等を除く)
◆火器の使用や発電機の持込みは禁止です

取扱い禁止商品

《以下の商品の取扱い及び取引は禁止といたします》
生鮮食品など衛生管理上好ましくない物、その場で調理提供する飲食品(キッチンカーを除く)、ペット等の生き物、偽造品や盗品など法律に抵触する商品、受発注や目録を介しての後日取引を前提とした商品、取扱い資格の必要な危険物や薬品(有資格者でも不可)、公序良俗に反する物、大量の火薬類、再販売やオークション等への出品を前提とした取引

 
※大量の酒類を取り扱う場合は事前にご相談ください
※この他、主催者が不適切と判断した商品については取扱いを中止頂く場合があります

出店の申し込み方法

出店に関しての各種事項(開催概要、基本条件、出店について、取扱い禁止商品)を必ずご確認・ご理解のうえ、下記の出店申込書を記入して釜石まちづくり(株)までお申込み下さい。
 
●釜石まちづくり(株)の社員によるご紹介やご案内をご希望の場合は、直接担当社員(菅原)まで
●それ以外の場合は、下記のいずれかの方法でご送付ください
・釜石まちづくり(株) FAX:<0193-27-8331>
・担当者メールアドレス:s-sugawara@kamaishi.co.jp

※FAXやメールでのお申込みが難しい場合は「釜石情報交流センター(釜石市大町1丁目1-10)」の受付にお越しいただき、出店申込希望の旨をお伝えください。

 
申し込み締切:2026年7月1日(水)
 
問合せ等については、釜石まちづくり(株) TEL<0193-22-3607>までお願いします。

出店概要&申込書

PDF版(2.1MB)
「第11回 かまいし百円市」の出店概要&申込書
 
Word版(272KB)
「第11回 かまいし百円市」の出店概要&申込書

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

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いわてグルージャ盛岡 パブリックビューイング in 釜石PIT vol.9 ジェイリースFC戦

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選手OB 益子義浩さん来場!
選手OBならではの解説・ミニトークをお楽しみください

対象試合

2026 JFL CUP PLAYOFF ROUND 3位決定戦 第2戦
vs. ジェイリースFC AWAY戦 

日時

2026年6月7日(日) 12:00 キックオフ(開場 11:30)

場所

釜石PIT(岩手県釜石市大町1-1-10)

 

【駐車場について】
・斜向かいにある釜石大町駐車場または周辺の有料駐車場をご利用ください。
・自転車およびバイクは、釜石PITに隣接する駐輪駐車スペースをご利用ください。

入場無料

・ワンドリンク制
ソフトドリンク(¥150)or ノンアルドリンク(¥200)のいずれかを購入いただきます
・会場限定のオリジナルグッズ販売あり

主催

釜石まちづくり株式会社
協力:株式会社いわてアスリートクラブ

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

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多彩なバラがお出迎え 甲子町「陽子の庭」11年目のオープンガーデン 高台の楽園で心躍るひとときを

早咲きのバラが咲き出した「陽子の庭」=甲子町洞泉、5月30日

早咲きのバラが咲き出した「陽子の庭」=甲子町洞泉、5月30日

 
 釜石市甲子町洞泉の私設ガーデン「陽子の庭」が、今年もバラの開花に合わせ一般公開している。菊池秀明さん(78)、陽子さん(79)夫妻が自宅周辺の傾斜地に手作りした庭は広さ約700坪。多彩な草木や花、自然石などで和洋の空間を生み出している園内は見どころ満載で、子どもから大人まで幅広い年代が楽しめる。同庭園の代名詞となっているバラは約160種に及び、今はちょうど早咲き種が見頃。10日まで見学できる。
 
見晴らし台まで続く遊歩道のほか、植え込み内に整備された小道を通ってさまざまな植物を観賞できる園内

見晴らし台まで続く遊歩道のほか、植え込み内に整備された小道を通ってさまざまな植物を観賞できる園内

 
 釜石を代表する庭園として市内外から訪れる人たちを魅了し続ける「陽子の庭」。1年の中で最も華やぐのが、バラの花が開花する5月から6月の時期だ。早咲き種は今年、5月27日ごろから一気に咲き始めた。園内の各エリアには棚やアーチ、塔に這わせた“つるバラ”が計60本ある。花が美しく見えるよう、秀明さんが毎年、巻き直しやせん定を繰り返しているが、これが特にも手間がかかる作業。例年1月中旬から2月にかけて行うが、今年は同時期に秀明さんの入院手術が重なり、退院後、体調を見ながらの作業で大変な苦労を伴った。
 
オープンガーデンで見学者を迎える菊池秀明さん(右)、陽子さん夫妻

オープンガーデンで見学者を迎える菊池秀明さん(右)、陽子さん夫妻

 
秀明さんが毎年手入れを欠かさないつるバラ。柵に這わせたものは一枚の絵画のよう

秀明さんが毎年手入れを欠かさないつるバラ。柵に這わせたものは一枚の絵画のよう

 
 園内には6年前に設けたバラ専用エリアがある。品種によって花の大きさや形、色が異なり、目にも鮮やかな空間が広がる。バラならではの香りも魅力の一つ。公開初日となった5月30日は青空が広がり、周辺の山々の新緑も相まって、得も言われぬ美しい光景を生み出した。訪れた人たちは感嘆の声を上げながら見学。深呼吸とともに香りも堪能し、身も心も癒やされた。
 
6年前に整備したバラ専用のエリア。さまざまな色の花が咲き誇り、来園者を楽しませる

6年前に整備したバラ専用のエリア。さまざまな色の花が咲き誇り、来園者を楽しませる

 
見頃を迎えたバラ。(左上から時計回りに)ゴールデンボーダー、プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント、ダブルノックアウト、ピース。根本に表示された品種名を見るのも面白い

見頃を迎えたバラ。(左上から時計回りに)ゴールデンボーダー、プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント、ダブルノックアウト、ピース。根本に表示された品種名を見るのも面白い

 
写真撮影も思わず夢中に…。でもやっぱり一番は肉眼で見るのがサイコー!

写真撮影も思わず夢中に…。でもやっぱり一番は肉眼で見るのがサイコー!

 
 宮古市の山内正子さん(65)は「台風が来る前に…」と、おばを誘って来園。自身は数年前に一度訪れたことがあり、「楽しみで道中、ウキウキでした」と笑った。花のボリュームや、せん定など行き届いた手入れに感心しながら、「素晴らしいですね。香りもいいし、気分が高揚する」と笑顔満開。庭を管理する菊池夫妻の行動力にも驚き、「こちらもパワーをもらって、明日の活力の糧になりそう」と声を弾ませた。
 
 30日は、甲子歌う会(坂本慶子会長)による合唱ミニコンサートも開かれた。会員15人がバラや季節にちなんだ歌を披露し、観客と一緒に歌う時間も設けた。同会の出演は今年で3年目となった。
 
花々に囲まれながらの合唱は会員にとっても至福のひととき。観客も声を重ね…

花々に囲まれながらの合唱は会員にとっても至福のひととき。観客も声を重ね…

 
園内では梅雨時期の象徴的な花、アヤメ類も開花(左)。見晴らし台からは釜石道や周辺の山並みを一望できる(右)

園内では梅雨時期の象徴的な花、アヤメ類も開花(左)。見晴らし台からは釜石道や周辺の山並みを一望できる(右)

 
 同庭園の公開は6月初旬の10日間を設定し、敷地入り口に受付を設けて対応してきたが、菊池夫妻や協力者の負担軽減を図るため、今年から期間中の土日以外は受付を置かず自由見学という形に変更した。「年を重ね、体力的に頑張りがきかなくなってきているのは事実。できるだけ継続していくためにも週末限定での対応にした」と菊池夫妻。この後5日までは自由見学期間。6、7両日はこれまで通り、受付を設けての対応とする。6日は釜石ベンチャーズ(エレキバンド)の演奏が午前11時からと午後1時から、7日は「わっか」文化箏、中村ひろみ箏教室の演奏が午前11時から予定されている。8~10日も自由見学可能。見学時間はいずれも午前9時~午後4時まで。

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釜石PIT 2026年6月のスケジュール

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太字で表示されているイベントは一般の方も参加できます。イベントに関するお問い合わせは、各主催者までお願いいたします。
 
施設に関する詳細はこちらのページをご覧ください。

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

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「大切な命、どう使う?」腰塚勇人さん講演 釜石東中の生徒ら熟考 熱い思いに感化

釜石東中学校で開かれた「いのちの教育」講演会

釜石東中学校で開かれた「いのちの教育」講演会

 
 釜石市鵜住居町の釜石東中(高橋晃一校長、生徒84人)は5月22日、全校生徒を対象に「いのちの教育」講演会を開いた。「助けられる人から助ける人へ」との目標を掲げて生徒たちが取り組む防災学習や地域貢献活動、命に向き合う気持ちを深めてもらおうと継続。今回は、「命の授業」と題して全国で講演活動を続ける腰塚勇人さん(60)=神奈川県=を講師として招いた。事故による全身まひから社会復帰した、“熱血”がつく元中学教師が届ける「言葉のプレゼント」をじかに受け取った生徒たち。「大切な命をどう使うか」をじっくりと考える機会にした。
 
 腰塚さんは中学校の体育教師だった36歳の時、スキー事故で首を骨折して全身まひとなった。一生寝たきりの宣告を受けたが、家族や看護師、同僚、生徒たちの支えを力にリハビリに励み、障害を残しながらも教壇に復帰した。
 
 ただ、体育教師として「行動で見せる」ことが十分にできず、苦悩。そんな時、ニュース報道でいじめや自殺、不登校といった子どもの世界の問題、大人も関わる虐待などで命、心と体が傷つく状況に触れた。「命と向き合った自分の経験を子どもたちの命を助け、守ることに生かしたい」。2010年に退職した後は全国の学校などで講演。その数は2600回を超える。釜石東中では3年前にも講演しており、今回は2回目となった。
 
「命の授業」で自身の経験を語る腰塚勇人さん

「命の授業」で自身の経験を語る腰塚勇人さん

 
 体育館に集まった生徒らを前に腰塚さんは、首から下の自由を失った身体で病院のベッドに寝ていた時期に抱えていた生きることへの苦悩や葛藤、奇跡的な回復の原動力となった夢や希望を持つことの意味などを熱く語った。
 
 身体が動かなくなった腰塚さんには、さまざまな声がかけられた。両親は「生きていてくれてよかった」、妻からは「何があっても離れない。一緒に頑張ろう」。私の命は私だけのものではなかった。そう感じた腰塚さんは「今ある命の使い方」を考えた。それでも時折襲ってくる絶望。つらいリハビリをやる気にさせてくれた人、身近で見守ってくれる人たちは「一人で頑張るのはやめましょう」「今は助けてって言っていいんです」と応援してくれたという。
 
 事故に遭ったのは3月。その時は2年生の担任だった。4月、3年生の担任名簿に自分の名前があって驚いたという腰塚さん。学年主任から「諦めるな。慌てなくていい、待っているから。卒業式の1日だけでもいいから戻ってきて」と励まされた。当時を振り返り、「子どもたち、仲間の先生たちに会いたかった。その夢が生きる力になった。めちゃくちゃつらかったけど、リハビリを頑張れた」と目頭を熱くした。
 
経験を臨場感あふれる言葉で伝えた腰塚さん

経験を臨場感あふれる言葉で伝えた腰塚さん

 
「君たちにとっては?」。生徒たちに問いかける場面も

「君たちにとっては?」。生徒たちに問いかける場面も

 
 そうした経験を交えながら、絶望を希望に変える支えや応援をしてくれる存在を「ドリー夢(ム)メーカー」、気持ちをくじくものを「ドリー夢キラー」と表現。「どちらも自分の中にもある」と指摘したうえで、「一人で頑張らなくていい。耐えるより、本当の勇気は頼ること。助けてくれる人は必ずいるし、助けてもらうことは悪いことではない。決めつけず、打ち明けて。自分の枠を広げるための成長につながるから」と生徒たちに語りかけた。
 
 枠を広げるという意味で、腰塚さんはけがの後もさまざまな挑戦を続ける。仲間に助けてもらって富士山に登ったり、周囲に後押しされ本を出版したり。未来をわくわくさせる夢について「しゃべることはとっても大事。言葉を変えると行動が変わり、人生も変わるから」と言語化する大切さも語った。
 
生徒は拍手をしたりメモをとったりしながら話に耳を傾けた

生徒は拍手をしたりメモをとったりしながら話に耳を傾けた

 
 動ける身体をどう使うか―。「自分や誰かを喜ばせ、助け、笑顔にするために使う」と腰塚さん。「命の喜ぶ幸動(こうどう)」と呼ぶ5つの誓い(▽口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう▽手足は人を助けるために使おう―など)を示して、生徒たちに読み上げてもらった。
 
 この誓いは、「いのちの教育」に取り組む同校ですでに取り入れられているもので、「助けられる人から助ける人へ」の実践にもつながっている。「これこそドリー夢メーカーだよね」。そう強調した腰塚さんは「人生はたった一度きり。貴重な時間を大切に生きよう。個性を磨き生かして、仲間と幸動して縁joyしよう。命を喜ばせ、楽しい学校生活を」とエールを送った。
 
釜石東中生に根づく「命が喜ぶ5つの誓い」と「新・たんぽぽ宣言」

釜石東中生に根づく「命が喜ぶ5つの誓い」と「新・たんぽぽ宣言」

 
「命の喜ぶ行動を考えて」と願いを込めメッセージを贈った

「命の喜ぶ行動を考えて」と願いを込めメッセージを贈った

 
 質問の時間。「思いで人は変われますか?」と投げかけた新屋碧さん(2年)に、腰塚さんは「思いには温度がある。温度差、調整が必要なことを知ってほしい。相手が受け取りやすい温度で伝えることが大事」とヒントを出した。そうしたやりとりから新屋さんは「(腰塚さんは)本気で命と向き合っているのが伝わってきた。部活とか生活で悩む部分があったり、ドリー夢キラーが顔を出すときもあるけど、ドリー夢メーカーになれるようにしたい」と自分に言い聞かせていた。
 
「みんな誰かの大切な命」。生徒の質問に答えながら思いを伝える

「みんな誰かの大切な命」。生徒の質問に答えながら思いを伝える

 
 小笠原実紅さん(3年)も「支えてくれるドリー夢メーカーの存在を傷つけないよう、困った時は周りを頼り、助けてもらうようにする。そして逆に自分がドリー夢メーカーになれるように生活していこう」と思った。ほかにも、命の大切さや生きること、助け合い、諦めない、夢を持つことの大切さといった言葉の数々が生きる知恵として「すごく心に響いた」と感銘を受けた様子。「自分の人生の主人公は自分。そう思いながら、自分のこと、周りの人を大切にして、これからを生きていく」と思いを熱くした。
 
「今ある命の使い方」を一緒に考えた腰塚さんと釜石東中生ら

「今ある命の使い方」を一緒に考えた腰塚さんと釜石東中生ら

 
 同校では教師らでつくる部がいくつかあり、この講演会は「いのちの教育部」が企画した。腰塚さんの信条とする5つの誓いと、同校がこれまで大切にしてきた「新・たんぽぽ宣言」(支え合い・正し合い・高め合い・話し合い・認め合い)を振り返り、「生徒会、自主防災組織の活動、日々の生活に役立ててほしい」と見守る。