オーケストラと名曲の数々を届けるあんべ光俊さん

あんべ光俊さん企画 思い出の校歌 高らかに〜第2部は復興祈念コンサート

現在の日向グラウンドの場所にあった「鵜住居中」の校歌を歌う同窓生ら

現在の日向グラウンドの場所にあった「鵜住居中」の校歌を歌う同窓生ら

 

よみがえる心のふるさと、17小・中・高の旋律響く

 

 釜石市出身のシンガーソングライターあんべ光俊さんがプロデュースする東日本大震災復興祈念コンサート「ふるさとはかまいし」(同実行委主催)が4日、大町の市民ホールTETTOで開かれた。閉校になった市内の学校の校歌を同窓生らが歌う1部、あんべさんが釜石ゆかりの音楽仲間とオーケストラ演奏で届ける2部と、古里への感謝が込められたプログラムを延べ約720人が楽しんだ。

 

 午前の1部「思い出の校歌コンサート」には86人が出演。昭和から平成にかけ学校統合などで閉校した17小・中・高の校歌が披露された。歌う前には時代を感じさせる校舎写真も映し出され、出演者が在籍した当時の思い出を発表。代々歌い継がれた校歌は各校出身者にとってまさに心の古里で、高らかな歌声が会場に響いた。

 

 釜石鉱山学園出身の橋本(旧姓・佐々木)秀子さん(71)=東京都小平市=は、同窓のあんべさん、大橋小・中出身者らと声を重ねた。「朝礼時、全員で『明るい心、良い言葉、真心こもった行い』と斉唱してから校歌を歌ったのが思い出される」と懐かしみ、「どこの学校も、くろがね、五葉山、太平洋など釜石らしい言葉が入り、釜石人の精神が歌詞に表れている」と実感を込めた。

 

 最多の同窓生が集った鵜住居中の歌唱を応援団の手ぶりで盛り上げた徳増初子さん(68)は「何十年ぶりかで会う同級生も。校歌は忘れかけていても少し聞けばよみがえる。ついでにあの頃に帰ってしまう」と、今はなき学びやに思いをはせた。

 

 最後は全員で「ふるさと」を大合唱。県小学校長会で県内の校歌を集めた経験を持ち、同コンサート実現に協力した太田代政男さんは「校歌は年を取れば取るほど、大きな生きる力になる」と述べた。

 

復興祈念コンサート 音楽仲間と奏でる“ふるさと愛”、あんべさん「釜石には宝物がたくさん」

 

オーケストラと名曲の数々を届けるあんべ光俊さん

オーケストラと名曲の数々を届けるあんべ光俊さん

 

 午後の2部は、オーケストラコンサート。1日限りで結成された「碧き風のオーケストラKAMAISHI」は、あんべさんの新旧の音楽仲間で編成。釜石出身のオーボエ奏者池田肇さん、指揮、フルート奏者として釜石の音楽活動をけん引する山﨑眞行さん、山﨑さんの愛弟子で、アマチュアオーケストラ「ムジカプロムナード」の代表を務める瓦田尚さんとオケメンバーなど総勢15人が演奏を担当した。

 

 あんべさんの代表曲「遠野物語」で幕開け。オケ伴奏で自身のさまざまな楽曲を届けた。 釜石南高の先輩ミュージシャン大瀧詠一さんの名曲「君は天然色」「恋するカレン」、釜石ゆかりの作家井上ひさしさん作詞「ひょっこりひょうたん島」は、地元で音楽活動をする小笠原拓生さん、Sachiさん、高橋成弘さんらと一緒に歌った。釜石出身の民謡歌手佐野よりこさんは三味線の弾き語りで「釜石浜唄」を披露。瓦田季子さん、加藤直子さんが踊りで花を添えた。

 

 井上さん作詞の釜石小校歌「いきいき生きる」、あんべさん作詞作曲の釜石中校歌「心に翼」をあんべさんと児童、生徒が合唱。「力は無限大」、「ロングラン」などのアンコールまで全16曲に約600人が酔いしれた。

 

 陸前高田市から訪れた熊谷登代子さん(58)は30年来のファン。あんべさんが釜石市芸文協前会長の岩切潤さんら、自分を支えてくれた故人への思いを述べる姿に「ジーンときた」と目頭を押さえ、「今日は地元の方が多く出演し、いつもとはまた違った雰囲気。あんべさんの曲は歌詞がすごくいい。震災後、被災地を応援してくれるのも力になる」と感謝した。

 

 野田町の紺野節子さん(69)は「演奏中、懐かしい街並みや市民の姿が背景に映され、歌とともに楽しめた。釜中の校歌もあんべさんらしい味が出ている。地元愛を強く感じる構成が良かった」と喜んだ。

 

 あんべさんが新設された市民ホールでコンサートを開くのは初めて。自身の提案で始まった「釜石よいさ」が震災後、若い世代に引き継がれ、昨年30回目を迎えたのを機に「何かでよいさを応援できれば」と、翌日のコンサートを企画。「帰省した釜石出身者がよいさを見る流れで、閉校した母校の校歌を歌って帰るのもいいのでは」と校歌コンサートとの2本立てプログラムを組んだ。

 

 「釜石には音楽に関わる宝物がたくさんある。新しい空間(市民ホール)をみんなで使って元気になっていければ」とあんべさん。

 

(復興釜石新聞 2019年8月7日発行 第814号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

15人の「よいさ小町」があでやかな舞で彩る

釜石よいさ ラグビーワールドカップを熱くアピール〜国際色も豊かに、30団体 1400人パレード

ラグビーW杯をアピールするのぼり旗を掲げて行進する沿岸広域振興局チーム

ラグビーW杯をアピールするのぼり旗を掲げて行進する沿岸広域振興局チーム

 

 釜石の夏を彩る第31回「釜石よいさ」(実行委員会主催)は3日、大町の特設会場で開かれた。東日本大震災による2年間の休止を経て、復活して7回目。「踊り継ぎたい 夏がある」を合言葉に、こども園の子どもたちを含め30団体、約1400人が熱い群舞を繰り広げた。9月に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会まで1カ月半。会場では、さまざまなジャージーを着た人たちが躍動。間近に迫ったW杯をアピールする、多くののぼり旗も舞った。

 

 開会式で実行委の近藤和貴委員長(36)は「今年も熱く盛り上げよう」とアピール。野田武則市長は「よいさとW杯で、震災から復活した元気な釜石を世界に発信しよう」と呼び掛けた。

 

 にぎやかに餅まきが行われたあと、震災にも負けずに活動する「鵜住居虎舞」の面々が勇壮な舞を披露。総勢50人のおはやし隊の笛や太鼓が鳴り響き、そろいの浴衣姿の15人の「よいさ小町」が踊りを合図に、よいさのパレードがスタートした。

 

15人の「よいさ小町」があでやかな舞で彩る

15人の「よいさ小町」があでやかな舞で彩る

 

 企業や団体、市内の小中学生などが、それぞれ趣向を凝らしたスタイルで踊り始める。拓殖大や聖学院大の学生、外資系企業のUBS証券グループ社員など、釜石の復興を外から支え続ける団体も躍動。多くの外国人も踊りの輪に加わるなど、国際色がさらに豊かになった。

 

大勢の市民らが「よいさ」の熱演に拍手を送る

大勢の市民らが「よいさ」の熱演に拍手を送る

 

 W杯日本大会のアンバサダーを務める釜石シーウェイブス(SW)RFCの桜庭吉彦ゼネラルマネジャー(52)はステージの上から「W杯本番では、ファンゾーンをみんなで熱く盛り上げよう」とアピール。ジャージー姿でパレードに加わった釜石SWの高橋聡太郎選手(25)は「釜石出身の自分は地域貢献が非常に大事」と懸命に踊った。
 

だ円のボールのTシャツでパレードする上中島こども園の園児ら

だ円のボールのTシャツでパレードする上中島こども園の園児ら

 

 技能実習生として市内の水産加工場で働くチャンティー・グエンチャンさん(22)は「ベトナムにはない祭り。また一つ、日本の文化が学べました」と笑顔を広げた。

 

 釜石市の国際交流員アシュリン・バリーさん(23)は、おはやし隊の太鼓に初挑戦。「メチャクチャ楽しかった。ステージの上から会場全体が見渡せ、とても気持ちが良かった」と声を弾ませた。

 

初めて太鼓に挑んだアシュリン・バリーさん(中央)。「楽しかった」と声を弾ませた

初めて太鼓に挑んだアシュリン・バリーさん(中央)。「楽しかった」と声を弾ませた

 

(復興釜石新聞 2019年8月7日発行 第814号より)

 

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再生の砂浜で鉄人レース、根浜の復興後押し〜アスリート102人全国から集う、過酷なレース熱走

再生の砂浜で鉄人レース、根浜の復興後押し〜アスリート102人全国から集う、過酷なレース熱走

大会を無事に終え充実した表情の選手、スタッフら

大会を無事に終え充実した表情の選手、スタッフら

 

 第25回釜石はまゆりトライアスロン国際大会(同実行委主催)は7月28日、釜石市鵜住居町の根浜海岸特設会場を発着点に開かれた。例年9月に開催されるが、今年はラグビーワールドカップ(W杯)や統一地方選挙との関係で日程を前倒し。震災を乗り越え歴史を重ねる大会が、復興でスポーツ拠点の集積が進む同地域に活気と未来への希望を与えた。

 

 スイム1・5キロ、バイク23キロ、ラン10キロ(総距離34・5キロ)を個人で競うスタンダードに68人、3種目を2~3人で分担するリレーに8チーム、各種目半分の距離で競うスプリント(同17・75キロ)に12人が出場。北海道から鹿児島県まで全国のアスリート102人が真夏の根浜に集った。

 

 午前10時、スイムからスタート。震災の津波で失われた砂浜の再生工事が進み、9年ぶりに海開きを迎えた同海岸で熱い戦いが幕を開けた。今大会の注目は、復興事業で整備された市道箱崎半島線、同鵜住居線を使ったバイクレース。複数の急坂を含むコースを4周(スプリントは2周)する、過去に例のない過酷さで、選手らは沿道の応援に力をもらいながら、必死にペダルをこいだ。

 

 バイクコースの根浜の「宝来館」前では、従業員が大漁旗を振って応援。北海道からUターンし、同館で働き始めて4カ月という田代幸恵さん(32)は初めてレースを目にし、「ワクワクする。選手が頑張る姿は自分たちにとっても励みになる」と目を輝かせた。前日には釜石鵜住居復興スタジアムでラグビー日本代表の試合が行われ、市民体育館も完成間近。「いろいろなスポーツの選手に来てほしい。国際交流も図られ、三陸全体が盛り上がれば」と今後の地域振興に期待を寄せた。

 

 ランは箱崎臨港道路を周回。強い日差しと30度超えの高温が体力消耗に拍車をかけたが、ゴールした選手らは達成感をにじませ、仲間と完走を喜び合った。

 

 スタンダード女子トップでゴールしたのは、2008年の北京五輪で5位に入賞した神奈川県の井出樹里さん(36)。釜石大会には3年連続で駆け付け、最後の選手がゴールするまで懸命に声援を送り続ける姿が他選手に大きな力を与えている。今回は、来年の東京五輪に向けたテストレース(8月15日)を控える中での来釜。「来年の今日が五輪女子トライアスロンの開催日。その1年前に釜石でレースができたことに運命的なものを感じる。皆さんからいただいたエネルギーを必ず自分の力に変え、来年につなげたい」と出場権獲得へ強い思いをみなぎらせた。

 

 オープン参加を望み今大会の優勝を辞退した井出さんには、東京五輪出場への期待とエールを込め、大会特別表彰として金メダルが贈られた。

 

釜石鵜住居復興スタジアム前を通過し、急坂を駆け上がる選手

釜石鵜住居復興スタジアム前を通過し、急坂を駆け上がる選手

 

20年ぶり釜石大会へ 元プロ選手都議会議員 白戸さん夫婦で出場

 

20年ぶりの釜石大会となったのは、東京都の白戸太朗さん(52)、彩子さん(51)夫妻。元プロ選手の太朗さんは第3、4、10回大会に招待選手として出場。外国人選手も招聘(しょうへい)し“国際大会”の冠を掲げた第3回以降、参加者300~400人規模に成長していく同大会をトップレベルのレースで盛り上げた。

 

 現在はトライアスロン関連の会社を経営しながら、都議会議員としても活躍。後進の指導とともにレースへの出場も続ける。震災後、釜石のことを気にかけながらも足を延ばせずにいたが、今回スケジュール調整がつき、念願の大会参加がかなった。

 

 当時、世話になった釜石トライアスロン協会の小林格也会長、宝来館おかみの岩崎昭子さんらとの再会に「スポーツを通してこの地に戻ってきてくれることがうれしいと言っていただいた。皆さんが震災を乗り越え、元気にやっている姿を見てほっとした」と安堵(あんど)の表情。被災地に足を運ぶ重要性を改めて実感した。

 

 彩子さんは「震災を忘れまい」と2年前に子どもと2人で被災地を訪問。過去に盛岡市で暮らしたこともあり、岩手への愛着を見せる。「砂浜は短くなったが、今日の海は穏やかで泳ぎやすかった。本当にここが、がれきで埋まったのかと思うほど」と復興の道のりを思いやり、住民の変わらぬ応援にも感謝。スタンダード女子で3位に入り、喜びを倍増させた。

 

 「トライアスロンを通した人とのつながりは僕の財産」と太朗さん。「機会があればまた2人で」と夫婦で再訪を誓った。

 

井出樹里さん(中央)のメダル贈呈に立ち会った白戸太朗さん(右)

井出樹里さん(中央)のメダル贈呈に立ち会った白戸太朗さん(右)

 

遠く鹿児島県から 最年長の神園さん 親子でエントリー

 

 今大会の最年長選手、神園和幸さん(76)は鹿児島県から訪れた。釜石大会は2001年に初めて参加して以来で、今回は長男恭一さん(52、大分県)とスタンダードに“親子”エントリー。互いの妻と家族4人で東北被災地を巡る旅を計画し、大会参加もその行程に組み込んだ。

 

 和幸さんは48歳から競技を始め、途中10年近くのブランクを経て、3年前から再挑戦。久しぶりの釜石大会はバイクとランの周回回数を間違えて事実上失格となったが、「それも笑い話」とハプニングを楽しむ。一方、競技歴約20年の恭一さんは地元九州の大会とは違う景色や雰囲気を味わい、「いつもより気持ち良く走れた」と笑顔。

 

 震災後初めて足を踏み入れた釜石に「防潮堤が新しくなり、中心市街地の街並みも変わっていて、どんなに大きな被災だったかと思う」と和幸さん。前回の思い出に、焼きサンマやホタテを振る舞うカーボパーティー(前夜祭)を挙げ、当時を懐かしんだ。

 

 神戸市までフェリーを使い、車を走らせ1泊2日がかりで釜石へ。帰りは三陸沿岸道路を南下し、震災から8年が経過した被災地の復興状況を見ていくという。

 

 恭一さんは「元々は練習の成果がレース結果として表れるのが魅力だったが、最近は家族一緒に旅行がてら各地の大会に出向くのが楽しみ。みんなで達成感を味わえるのは最高」と家族の時間を喜ぶ。

 

神園和幸さん、邦子さん夫妻(左側)と恭一さん、由紀さん夫妻

神園和幸さん、邦子さん夫妻(左側)と恭一さん、由紀さん夫妻

 

初挑戦 リレーで奮闘 沿岸振興局の2人

 

 地元釜石からの参加者が減少する中、リレーで奮闘したのが、県沿岸広域振興局に勤務する継枝拓真さん(24)と安保寛隆さん(30)。職場の先輩後輩という2人はトライアスロン初挑戦。「釜石勤務になったのも何かの縁。赴任地での記念に」と完走を目指した。

 

初レースの達成感を味わう安保寛隆さん(左)と継枝拓真さん

初レースの達成感を味わう安保寛隆さん(左)と継枝拓真さん

 

 スイム担当の継枝さんは海で泳ぐこと自体初めて。練習では地元のライフセーバーからアドバイスをもらい、「いい指導をしていただき助かった。足が付かない沖に出るのは少し怖かったが、楽しく泳げた」と満足げ。バイクとランを担当した安保さんは「バイクの坂がこたえた」と言いながらも、日ごろのトレーニング成果をゴールにつなげた。

 

 継枝さんは花巻市出身、安保さんは秋田県鹿角市出身。「こういうイベントを通じて地域の皆さんと知り合い、温かく迎えてもらえるのはすごくうれしい」と感謝する。

 

 震災復興9年目の釜石。根浜周辺では鵜住居川水門や片岸防潮堤の整備、根浜海岸の砂浜再生と、県の復興事業が大詰めを迎える。「完全復興まであと一押し」と安保さん。

 

(復興釜石新聞 2019年8月3日発行 第813号より)

 

復興釜石新聞

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立川志の彦落語会 with 劇団もしょこむ

立川志の彦落語会with劇団もしょこむ

 

\立川志の彦さんが今年もco-ba kamaishi marudaiにやってくる!/

 

落語家の立川志の彦さんの落語会、奇しくも昨年と同じ日に開催することになりました!立川志の彦さんはco-ba shibuyaの会員で、全国のco-baで落語を披露されています。生の落語を間近で見られるのは、co-baならでは!聞いたことがある方もない方も、お気軽にご参加ください。

 

今回はコラボイベントとして、劇団もしょこむの小笠原景子さんによる朗読を行います。劇団もしょこむファンの方も、この機会にぜひ!

日時

2019年8月31日(土)15:00~17:00(※終了時間は延長の可能性あり)

会場

co-ba kamaishi marudai
釜石市大平町3-9-1

参加費

2,000円

定員

30名

応募方法

下記リンクページより、お申し込みください
https://docs.google.com/forms/d/1nFhNTC9Lkxq1XirCIg06KGbalhqt45XuxJNC0eiuPO4/edit
 
イベントページ
https://www.facebook.com/events/343173919958695/

チケット購入

参加費は当日受付にてお支払いください

注意事項

未就学のお子さまの来場は、ご遠慮ください

タイムスケジュール

14:30 開場
15:00 開演
15:05 劇団もしょこむ朗読
15:30 立川志の彦落語
17:00 終了

立川氏の彦さんプロフィール

立川志の彦(たてかわしのひこ)
落語立川流 立川志の輔一門五番弟子。
1983年5月28日生まれ。
東京都出身
幼少の頃から大学までサッカー一筋。
師匠立川志の輔の落語に出会い衝撃を受け, 公演先の名古屋まで都内からヒッチハイクで向かい入門志願。
2007年10月 立川志の輔に入門。
2014年4月二ツ目昇進。
渋谷にあるミニシアターUPLINKにて『立川志の彦落語会 in UPLINK』を毎月開催。落語好きにとどまらず普段落語に馴染みのない方や若い世代のお客様にも足を運んでいただいています。子どもから大人まで落語の楽しさを伝えるために全国各地で精力的に活動中の若手落語家。
二つ目の間に全都道府県で落語会ができるように奮闘中!ただいま19/47県!(+ロンドン、デュッセルドルフ)※2019年4月現在
2015年より真っ暗闇の中で落語を聴く『くらやみ落語』を毎年夏に開催
2016年8月 東京駅改札内の銀の鈴広場でエキ落語を一週間開催
2018年1月 ロンドン(イギリス)、デュッセルドルフ(ドイツ)にて公演。
2018年2月 SHARP AQUOS4K テレビのWEB CMに出演。

 
志の彦HP http://shinohiko.com/

劇団もしょこむ

釜石の小劇団。2015年に「平行螺旋」で旗揚げ公演。
代表、小笠原景子をはじめとして、現在10名で活動中。
Facebookページ https://www.facebook.com/moshokom/

お問い合わせ

co-ba kamaishi marudai 宮崎達也
Email:coba.marudai@gmail.com
電話:090-4857-5693

co-ba kamaishi marudai

co-ba kamaishi marudai

釜石大観音仲見世にあるシェアオフィスです。個人事業主や士業の方のオフィスとして、またセカンドオフィスや副業、資格勉強のためなど、会員制で利用いただけます。交流会やさまざまなイベントが開催されることもあります。
〒026-0002 釜石市大平町3-9-1 / TEL:0193-27-8638
E-mail t-miya@alles.or.jp / Web https://co-ba.net/kamaishi

釜石納涼花火2019

釜石納涼花火2019

釜石納涼花火2019

 

今年も納涼花火を開催いたします。お盆に帰省される方もご一緒にお楽しみください

 

日時

令和元年8月12日(月・祝)19:00~20:30
※荒天の場合は13日(火)に順延

観覧場所及び駐車場

観覧場所は、魚市場・グリーンベルト・港町の3か所です。
危険な個所もありますので、係員の指示に従ってご観覧ください。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 商業観光課
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-27-8421 / FAX 0193-22-2762 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/1220141_2438.html
釜石市

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釜石鵜住居復興スタジアム運営シンポジウム

釜石鵜住居復興スタジアム運営シンポジウム

釜石鵜住居復興スタジアム運営シンポジウム

 

釜石鵜住居復興スタジアムが、~広く人々に愛され続ける場所として利用してもらうにはどんな工夫ができるか~をテーマに下記のシンポジウムを開催いたします。皆様お誘いあわせのうえご来場いただきますようご案内申し上げます。

 

日時

令和元年8月21日(水)18:00~20:00

場所

釜石鵜住居復興スタジアム(釜石市鵜住居町第18地割5番地1)
メディアセンター「サブグラウンド内大型仮設テント」

開催内容

18:00~18:20 報告・事例発表
①スポーツ庁スポーツ施設の個別計画策定支援事業報告
②ロンドン五輪の施設の後利用事例
③カシマスタジアムのメディカル利用事例
 
18:20~18:50 パネルディスカッションⅠ
釜石シーウエイブスRFCホームスタジアム・ラグビースタジアムとしての活用
 
19:00~19:30 パネルディスカッションⅡ
防災・観光・医療・健康など地域課題にそった活用
 
19:30~20:00 質疑応答・会場討論
 
釜石鵜住居復興スタジアム運営シンポジウムチラシ(840 KB pdfファイル)

参加申込方法

お電話またはメールで、お名前をお知らせいただき参加をご表明ください。
お車でご来場の方はスタジアム内駐車場をご利用いただけます。

お申し込み・お問い合わせ先

釜石鵜住居復興スタジアム
〒026-0301 釜石市鵜住居町18-5-1
https://kamaishi-stadium.jp/
TEL:0193-27-5067
E-mail:masuda8510@city.kamaishi.iwate.jp

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 ラグビーワールドカップ2019推進本部
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話 0193-27-8420 / FAX 0193-31-1170 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/shokai/rugby_city/detail/1230441_3208.html
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KANPEIみちのくマラソンの開催について【お出迎え参加者の募集】

KANPEIみちのくマラソンの開催について

 

KANPEIみちのくマラソンでは、間寛平さんらが東日本大震災の被災地を力強く走り抜く事で、地域の皆様へ勇気を与えるイベントとなっておりますが、当マラソンイベントのゴール地点が釜石鵜住居復興スタジアムとなりましたことから、地域の皆さまでお出迎えいたしたく存じます。

ついては、皆様お誘いあわせうえご来場いただき、釜石鵜住居復興スタジアムでのゴールの瞬間をお楽しみいただきますようご案内申し上げます。

 

ゴール日時

令和元年8月9日(金)13時ごろ

ゴール場所

釜石鵜住居復興スタジアム(釜石市鵜住居町第18地割5番地1)

お出迎え参加者の集合について

当日は、スタジアム西側(恋の峠側)駐車場へ12:30までにお集まりいただき、係員の指示に従いお出迎え願います

イベント情報(公式ホームページ)

こちらからご覧ください
http://run-forward-kanpei.com/

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釜石市 ラグビーワールドカップ2019推進本部
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釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

 

伊藤 大輝(いとう たいき)選手 / 所属先:日鉄テックスエンジ株式会社社員 プロフィール
2017年加入/1994.5.17生(25歳)/177㎝/99㎏/福井県小浜市出身/若狭東高校卒
 
●ラグビーを始めたきっかけ:中学生の時に、花園(全国高校ラグビー大会)をテレビで観たのがきっかけで高校1年から。(それまでは、野球部で、父の故郷が花巻だったので、花巻東高校野球部に入部するはずだった)
●ポジションの遍歴:FL→HO
●ニックネーム:タイキ
●趣味:釣り(海)、トレーニング
●好きな食べ物:ポトフ
●釜石のオススメ:魚河岸テラス
●出身地のオススメ:越前ガニ、フグ
●試合前のルーティン:音楽を聴く、アップを誰よりも先に一番早くする
●ストロングポイント:ボールキャリー、ジャッカル
●サポーター、ファンへメッセージ:いつも応援ありがとうございます。チームはトップリーグ昇格の目標に向かって頑張っています。また、個人としても多く試合に出てチームの勝利に貢献して行きたいと思っていますので、皆さま温かい気持ちで応援して頂けたらなと思っております。今後とも応援をよろしくお願いします。

 

インタビュー日:2019年7月5日(釜石シーウェイブスRFCクラブハウス)
企画・編集:釜石まちづくり株式会社
取材・文:市川 香織(釜石まちづくり株式会社)
写真:西条 佳泰(株式会社Grafica)

 

もっと上のレベルのチームでやってみたい

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

 

ーー2017年の11月に加入。SWとはどのようなご縁で?

 

伊藤選手:

キャプテンの中野さんの高校の先輩とご縁があり、その方と一緒にクラブチームでラグビーをしていたんですけど、「もっと上のレベルのチームでやってみたい」という気持ちが出てきて、それで中野さんを通して桜庭さんを紹介して頂きました。トライアウトを2回受けて、「うちに来てみないか?」と声を掛けて頂き、「はい」と返事をしました。

 

ーーシーズン途中からの加入でしたね。

 

伊藤選手:

最初は2018年の4月からという話だったんですけど、早めに来られないか?となりまして。
その年の国体でラグビー成年男子の福井県代表メンバーになっていたので、国体が終了した11月くらいからお願いしますという事で、その時期になりました。

 

ーー今、国体のお話が出たんですが、昨年の福井国体、成年男子7人制ラグビー福井県代表として出場し、優勝されていますね!いわて国体(2016年)にも出場されていましたか?

 

伊藤選手:

はい、岩手の時も出場していました。でも、岩手県代表(ほぼ釜石SW選手で構成)に負けたんですよね(笑)。今いるメンバーも結構いたんですけど、だいたいみんな僕と対戦した事を覚えていないっていう・・・。こっち来て「出ていました」って言ったら、「お前出てたん?」感じでしたね(笑)。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

 

ーーラグビーとお仕事を両立されています。どんなお仕事を?

 

伊藤選手:

日鉄テックスエンジ(株)の建築課にいるんですけど、主に、日本製鉄構内の修理、現場監督をしています。

 

ーー元々、釜石に来る前からそういう関係のお仕事をされていたんですか?

 

伊藤選手:

建築とは全く違う仕事なんですけど、土木2級の施工管理の資格を持っていて、家の土台を作る作業をしていました。
 
釜石に来て仕事内容で困ったという事はなかったんですけど、現場監督になって、書類を作らなきゃいけないのが大変でした(笑)。これまでそういう業務は経験が無くて、期限までに一応提出はするんですけど、けっこう直されたりしています(笑)。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーー仕事とラグビーを両立しながらの生活はどうですか?

 

伊藤選手:

最初は慣れるのが大変でした。僕が前にいたクラブチームは、あまり練習もハードではなくて、練習メニューも自分がやりたい事をする感じだったんですけど、SWはレベルの高いチームなので、そのレベルの高い練習を遅くまでやって、また次の日に朝練してから会社に行ってというのがしんどい時期があって・・・。
 
今の仕事が朝のスタート時間が早くて7時半には出社するので、朝5時に起きて、練習してから会社に行って、仕事終わって練習して・・・という毎日の繰り返しが、やっぱり最初はなかなかハードで。でも、今はもう慣れました。

 

ーー1人暮らしですか?

 

伊藤選手:

はい、そうですね。釜石に来る前は実家暮らしでした。

 

ーーそれは、色々と大変ですね!お母さん心配していませんか?

 

伊藤選手:

良く連絡が来ます(笑)。洗濯と掃除はまぁなんとかなるんですけど、料理を作るのが大変で・・・。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

 

ーー得意料理は?

 

伊藤選手:

豚キムチですかね・・・。あとビーフンが好きなので、母に作り方を聞いて作りました。その二つくらいですかね(笑)。めっちゃ少ないです、レパートリー(笑)。
なので、後はネットで調べながら作っています、というか“これ食べたいな”という時は、同期の高橋聡太郎に作ってもらっています。聡太郎は料理するのが好きなんですが、寮の部屋にはキッチンがないので、僕の家に来て作ってくれます。

 

まだまだ勉強する事がたくさんあります

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

 

ーーチームに合流して実際の所、どうでしたか?

 

伊藤選手:

最初は練習について行くのが精一杯でした。以前は自分なりの感覚でやっている事が多かったんですけど、釜石に来て、自分がラグビーに対する知識とかが低いんだなという事を改めて感じて、最近は色々な意見を聞いてそれを取り入れて考えながらやっています。まだまだ勉強する事がたくさんあります。
 
ポジションも最初はフランカー(FL)で入ったんですけど、ちょっと身長が低いという事もあって、前HCの小村さんにフランカーは厳しいと言われて、それで、前FWコーチの松原さんから「じゃあ、前の方に(FW前列1~3番)行かんか?」という話をされて、フッカー(HO)になったんです。

 

ーー前FWコーチの松原裕司さんは、日本代表でHOだった方ですもんね。

 

伊藤選手:

僕にとって松原さんは、ずっとテレビで観ていた方で、そういう方に教えてもらう事が出来たのは本当に光栄な事でした。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーーHOはFWの要のポジションですが、プレーしてみてどうですか?

 

伊藤選手:

セットプレーがやっぱり難しいです。ラインアウトのボールの投げ入れとかは少しずつ慣れて来たんですけど、特にスクラムがまだまだですね。“8人でまとまって押す”っていう所が難しくて。昨年に比べるとだいぶ組めるようになったとは思うんですけど、組んでいく中で自分の強い姿勢とかを探していくしかないので、そこがちょっとまだかなという感じです。
 
これは(スクラムを)組んでみての感覚なので、その感覚を探している状態ですね。“教えてもらって身に付くか?”っていうと、そういうもんじゃないと言われているので。

 

ーー少し話が戻りますけど、釜石に来る前のポジションはFLだったんですよね?

 

伊藤選手:

そうですね。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーーそれでなんですね。伊藤選手のプレーを観ていて、HOっぽくないというか、積極的に前に行くプレーやボールキャリーが目立つなぁって思っていたんです。

 

伊藤選手:

僕は、コンタクトの部分が自分の強みかなと思っていて、アタックでもディフェンスでも人より多くチャンスを作るとか、なるべく人の役に立つ事をしたくて。例えば、ボールを奪うジャッカルやタックルとか、そういうプレーを強みにFLの時はやっていたので、フィールドプレーの方は自分なりにですけど自信があります。あとは、セットプレーだけですね。

 

ーーそういう現状の中でも、今シーズンはここまでスタメンでコンスタントに試合に出場されていますね。

 

伊藤選手:

シーズンに入る前に、佐伯コーチから「今年はたくさん試合に出て、経験を積んでもらうから」という話を頂きました。メンバー入りさせてもらっている中で、自分なりに考えてやってはいるんですけど、上手く行かない事も多くて・・・。
 
カップ戦ではトップリーグ(TL)チームと対戦しているんですけど、TLの選手を観ているとセットプレーはやっぱり安定していて、僕とあまり体の大きさが変わらない選手でも一つ一つのプレーが上手くて。
もちろんポジション経験の差があるとは思うんですけど、クボタ、キャノン、カップ戦の前に対戦した神戸製鋼とやって、もう少し自分のラグビーに対する考え方を変えるべきかなと改めて感じています。

 

ーーさっき、星野選手にお話聞いていたんですけど、ラグビーに対する“考え方、知識”と“経験”その両方ですよね、きっと。

 

伊藤選手:

将利さんはTLの経験とラグビーの知識も合わせて持っている選手なので、特に「考え方」について指導を受けています。厳しい時ももちろんあるんですけど、優しい人なので色々と教えてくれます。
 
例えば、練習に対する姿勢や取り組み方では、ダラダラ長くやるんじゃなくて、集中してコンパクトにやる。そして、ミス無くプレーする為にどうしたら良いのかを、ちゃんと考えながらやらなきゃダメだとよく言われています。練習で出来ない事は試合で出来ないですから。
今は、簡単な事でもまだミスが多くて、そうするとそこでみんなで話し合う時間が必要となり、練習が長くなってしまっています。
 
やっぱりキャリアが上の人の考えというのは正しいというか、経験から来ているものなので違うなと思います。
僕は高卒ですし、大学の名門チームでの経験がある選手は羨ましいな・・・って思う所もありますね。

 

期待に応えるためにも成長しレベルUPを

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

 

ーー今シーズン、ここまでの仕上がりについて。

 

伊藤選手:

コンディションは悪くはないです。80分近く試合に出ると、自分では疲労は溜まっていないと思っていても、次の試合中に足が重かったりする時がありますが、基本的には特に問題ないですね。
僕は普段からハードワークする方なので、試合の次の日もトレーニングしますし、皆には「今日は帰れ」って良く言われるんですけど(笑)。釜石に来る前からなんですが、家にずっと居るというのが苦手というか、毎日体を動かさないと嫌なんですよね。

 

ーー伊藤選手は、練習や試合の映像を見直すタイプですか?

 

伊藤選手:

そうですね。映像を見て、自分なりに考えをまとめてから竜二さん(吉田選手)に聞いて、「ここは違う」って教えてもらっている感じです。
最初から聞いてしまうと、自分で考えていないように思われてしまうのが嫌・・・というか好きじゃなくて、「自分はこう考えたんですけど・・・」って言ってから、間違えている所は教えてもらうという方が、自分が伸びる事が出来るのかな?という考えがあって。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

 

ーー現在、初めてのカップ戦に参戦中。どのようなモチベーションで臨んでいますか?

 

伊藤選手:

格上のTLの選手と試合をするという事はめったに出来る経験ではないので、そういう点から見てもすごく良い大会だと思っています。高いレベルの試合をする事で、実際に肌で感じて得る事があると思うので、自分の経験値を上げるため、成長のために重要な場だと思います。
 
終わって映像を見直すと、やっぱりTLの選手は考え方が違う、上だなと。それがプレーに表れているんだなと感じることが多くて。ピンチやチャンスの時のリアクションが全然違うなって思います。
僕らは挑戦者なのでもちろん全力で行っているんですけど、相手は余裕な感じでそんなに焦ってないですし、どうやったらあんなに余裕が持てるのかって思います。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

 

ーー対戦して、全然歯が立たないという感じですか?それとも、結構通用するなという感じですか?

 

伊藤選手:

この2試合をやってみて、レベル的にはそんなに差がないと思います。ただ、自分たちのミスだったり、我慢する所で我慢しきれなかったり、そういう所で点差が開いていると感じます。
なので、別に戦えない相手ではない、勝てる相手だと思うので、まず練習からノーミスで出来たら試合でも出来るという自信になると思うので、改めてそこを皆で意識して取り組んで行きたいです。

 

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第6弾『伊藤 大輝選手』

 

ーー今シーズンの個人目標、抱負を。

 

伊藤選手:

秋からのリーグ戦は上から落ちて来たチームが強敵ですが、TOP4に入るのがチームの目標なので、自分もそこにフォーカスしてやって行きたいですし、個人としてはやはり今シーズン試合に出て色々と経験を積ませてもらっているので、期待に応えるためにも成長し、レベルUPして行きたいと思います。

 
 
 

先日、トップリーグカップ2019のプール戦全試合日程が終了し、釜石SWはプールC、2勝3敗で4位(6チーム中)となりました。その他詳細は、ジャパンラグビートップリーグ公式サイトをご覧ください。
https://www.top-league.jp/
 
そして、今年は秋のラグビーワールドカップ開催後の11月からトップチャレンジリーグが行われます!日程は以下の通りです。

2019 ジャパンラグビートップチャレンジリーグ

第1節 11月16日(土) 11:30 釜石鵜住居復興スタジアム
対 コカ・コーラレッドスパークス
第2節 11月23日(土) 11:30 釜石鵜住居復興スタジアム
対 九州電力キューデンヴォルテクス
第3節 12月07日(土) 11:30 秩父宮ラグビー場
対 栗田工業ウォーターガッシュ
第4節 12月14日(土) 14:00 秩父宮ラグビー場
対 豊田自動織機シャトルズ
第5節 12月21日(土) 13:00 コカ BJI ラグビー場
対 マツダブルーズーマーズ
第6節 01月11日(土) 14:00 ヤンマースタジアム長居
対 近鉄ライナーズ
第7節 01月19日(日) 11:30 秩父宮ラグビー場
対 清水建設ブルーシャークス

 

最新情報、詳細は釜石シーウィブスの公式サイトでご確認ください。
http://www.kamaishi-seawaves.com/

日本−フィジーの激闘に沸く釜石鵜住居復興スタジアム

復興象徴 スタジアム(釜石鵜住居)に歓喜〜激闘日本 フィジー に勝利、ワールドカップ本番を想像させる盛り上がり

日本−フィジーの激闘に沸く釜石鵜住居復興スタジアム

日本−フィジーの激闘に沸く釜石鵜住居復興スタジアム

 

 今秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の前哨戦と位置づけられるパシフィック・ネーションズカップ(PNC)の初戦、「日本―フィジー」戦が27日、釜石鵜住居復興スタジアムで行われ、日本が34―21で勝ち、W杯に向けて弾みをつけた。東日本大震災からの復興のシンボルとして、W杯の国内12会場でただ一つ新設された同スタジアムで行われた初の国際試合。スタンドは日本代表と同じ「桜のジャージー」を着たファンなど約1万3千人の観客で埋まり、奮闘する選手を応援する多くの小旗が揺れるなどW杯本番の盛り上がりを想像させた。

 

PNC 1万3千人が興奮

 

約1万3千人の観客が続々と入場

約1万3千人の観客が続々と入場

 

 日本ラグビーの聖地“釜石”での一戦。午後2時50分のキックオフを前に観戦客が続々と到着し、午後1時の段階で約5700人が入場。場内に出店した飲食や物販のブースには長い列ができ、各所で激しい混雑が続いた。

 

 この日の釜石市は午後に最高気温32・5度を記録。熱中症対策としてスタジアム内外に給水所も設けられたが、予想を超える酷暑で、後半は水が不足する事態もあった。

 

最高気温が32度を超え、水分を補給してから入場する観戦客

最高気温が32度を超え、水分を補給してから入場する観戦客

 

 試合が始まると、グラウンドを囲む本設と仮設のスタンドに陣取った客らは、両国選手の迫力の攻防に目がくぎ付けとなった。日本の得点チャンスの場面では「日本」コールや「押せ、押せ」などの掛け声が沸き起こり、フィジーの力強い突進には「おーっ」と驚きのうなり声が響いた。

 

 観戦客には来場時に大漁旗をイメージした赤い手旗を配布。日本がトライを決めると、ひときわ大きな歓声とともに翻った。

 

日本代表の勝利を喜ぶスタンドの観客

日本代表の勝利を喜ぶスタンドの観客

 

 東京都足立区の会社員駒田康孝さん(47)は日本の戦いに「予想通りの戦術できたなという感じ。自力も上がっている」とW杯にも期待。横浜市での2試合のチケットが取れているが、「できれば日本の試合を生で見たい」と最後の購入チャンスに望みをつないだ。

 

 大阪府摂津市から訪れた岡秀幸さん(58)、紀子さん(58)夫妻は「外観とは違い、中はすごくきれいな芝だし、お客さんもこんなに入っていてびっくり。何より日本が調子いいので…」と上機嫌。釜石での宿泊を望んだがかなわず、盛岡から会場直通のライナーバスを利用。「沿岸被災地の現状も見たかったので、ちょっと残念。これを機に、ラグビーだけでなくまた足を運べたら」と再訪を願った。

 

 震災の津波で釜石の自宅、職場が被災し、家族で長野県飯島町に移り住む遠藤光輝さん(41)は「W杯の日本開催でラグビーに興味が出てきた。立派なスタジアムで、選手たちのパワフルなプレーを見られて感動」と、チケットを用意してくれた義父に感謝。釜石が国際大会を開催できるまでになったことを喜び、「いろいろな人に釜石を知ってもらい、さらなる復興につながっていけば」と思いを込めた。

 

「ありがとーニッポン」。スタンドで小旗が揺れる

「ありがとーニッポン」。スタンドで小旗が揺れる

 

 甲子町の齊藤彰さん(69)は「W杯はチケットが取れなくて。PNCは発売と同時に申し込んだ。けっこういい席で、最高でしたね」と夫婦で満面の笑み。スタジアム建設中からこれまでに何度も現地に足を運んでおり、「まさか釜石でW杯ができるとは。大会誘致、スタジアム建設と、人間の力ってのは本当にすごいね」と感嘆の声を上げた。

 

 飲食ブースには、地元釜石の業者やキッチンカーなども出店した。NPOおはこざき市民会議は、浜の味「イカのポッポ焼き」を販売。鈴木匠事務局長は「食材の事前加熱など調理法の規制もあるので、W杯本番に向け見えた課題を検討したい。地元として何とか盛り上げたいという思いがある」と話した。

 

(復興釜石新聞 2019年7月31日発行 第812号より)

 

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広報かまいし2019年8月1日号(No.1717)

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【表紙】釜石よいさ/釜石納涼花火2019/市長のつぶや記
【P2〜3】戦没者追悼式/盆飾りの収集/乳がん・子宮頸がん検診/児童扶養手当の現況届の提出について
【P4〜7】市職員の募集/支線部路線バス運行に関する地区懇談会/まちのお知らせ
【P8】ラグビーワールドカップ2019推進本部通信

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〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1230297_2596.html
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だ円のオブジェお目見え、鵜住居駅前に撮影スポット〜「ラグビー釜石」広くアピール、ワールドカップへ SNS発信に期待

だ円のオブジェお目見え、鵜住居駅前に撮影スポット〜「ラグビー釜石」広くアピール、ワールドカップへ SNS発信に期待

三陸鉄道鵜住居駅前にお目見えしたラグビーボールの形のオブジェ

三陸鉄道鵜住居駅前にお目見えしたラグビーボールの形のオブジェ

 

 ラグビーワールドカップ(W杯)本番が迫る中、試合会場の一つとなる釜石鵜住居復興スタジアムに近い三陸鉄道鵜住居駅前に写真撮影スポットが設置された。スタジアムを望む場所に、ラグビーボールの形をしたオブジェがお目見え。ラグビーワールドカップ2019釜石開催実行委員会は「釜石を訪れた人たちの写真撮影の場に活用してもらい、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで世界に釜石の魅力を発信してもらえれば」と期待する。

 

 だ円のオブジェは高さ3㍍、直径2㍍の強化プラスチック製。大漁旗をイメージしたデザインに、郷土芸能虎舞、観光スポット釜石大観音が描かれ、「鉄と魚とラグビーのまち」をアピールする。背後には鵜住居駅や復興スタジアムが見え、時間によっては三陸鉄道の車両を重ねて撮影することもできる。

 

 27日に復興スタジアムで行われるラグビー日本代表戦を前に24日、除幕式が行われ、山崎秀樹副市長や県沿岸広域振興局の石川晃局長らの手で除幕。市立鵜住居幼稚園(磯田育子園長)の園児14人がほほ笑ましく虎舞を披露し、スポットの完成に花を添えた。園児の父母らも参加し、オブジェやスタジアムを背景に早速記念写真を撮影していた。

 

 山崎副市長は「W杯釜石開催まで、あと55日。多くの人にラグビーの醍醐味(だいごみ)を味わってもらい、岩手、釜石に来て良かったという思い出を記録してもらえれば」と期待を述べた。

 

 撮影スポットはW杯期間中の11月2日まで設置し、その後は市内に移設する予定。

 

(復興釜石新聞 2019年7月27日発行 第811号より)

 

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復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

イオン釜石店で公開されている鉄道模型のジオラマ。釜石鵜住居復興スタジアムの部分は釜石商工高の生徒らが作成に協力した

ラグビーワールドカップ 鉄道模型ジオラマで盛り上げ〜釜石商工高生が作成 イオン釜石店に展示、復興スタジアムも配置

イオン釜石店で公開されている鉄道模型のジオラマ。釜石鵜住居復興スタジアムの部分は釜石商工高の生徒らが作成に協力した

イオン釜石店で公開されている鉄道模型のジオラマ。釜石鵜住居復興スタジアムの部分は釜石商工高の生徒らが作成に協力した

 

 イオンタウン釜石店2階、「三陸ジオパーク」展示コーナーの一角に鉄道模型のジオラマがお目見えした。ジオラマには、今秋ラグビーワールドカップ(W杯)が開催される釜石鵜住居復興スタジアムの模型を配置。その周りを三陸鉄道の模型車両が走る。設置に協力した三鉄釜石駅の山蔭康明駅長は「ラグビーW杯釜石開催の盛り上げにつながれば」と期待する。

 

 ジオラマの大きさは縦2メートル、横3メートルで、ほぼ300分の1の縮尺。街並みを背景に配置された模型の復興スタジアムでは、横じまのジャージーを身に着けた釜石市のイメージキャラクター「かまリン」や県のマスコットキャラクター「ラガーそばっち」などが、かわいい姿でプレーする。

 

 このジオラマは、東日本大震災で三鉄南リアス線が運転できなくなった際に、営業休止中の釜石駅に置かれたもの。2014年の南リアス線運行再開に伴い、イオン釜石店に移して展示していた。ラグビーW杯釜石開催を記念し、ジオラマに釜石鵜住居復興スタジアムを“増設”。同店3階から2階に移し、25日から来店客などに公開している。

 

 復興スタジアムの模型作成には、県立釜石商工高(村上則文校長)工業クラブの部員7人が協力。5月中旬から放課後のほか、土・日曜日も学校に出て模型の製作に取り組んだ。

 

 飛内星輝部長(3年)は「3Dプリンターを使って模型を作ったが、出力には時間がかかった。難しかったのは、150分の1の縮尺にした小さな人形。色付けには細かな気を配った」と苦心を明かす。顧問の折笠周郎教諭は「100点満点のデキ。生徒と教職員が一丸になって取り組んだ成果」と胸を張った。

 

 ジオラマの作成には、奥州市で活動する岩手鉄道模型仲間の会(佐藤徳代会長)が費用や材料を援助する形でバックアップ。この日の公開に立ち会った佐藤会長(59)は「すばらしい出来栄え。中でも3Dプリンターで出力したスタジアムの大屋根の部分の精度が高い」と生徒たちの取り組みをたたえた。

 

(復興釜石新聞 2019年7月27日発行 第811号より)

 

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