かまいし春まつり(鈴子町駅前広場)

かまいし春まつり(鈴子町駅前広場)

かまいし春まつり(鈴子町駅前広場)

 

ゴールデンウィーク、釜石駅周辺でイベントを開催します。

 

市外の方も、市内の方も釜石駅へおでかけください。5日(土)にはSL銀河も釜石へやってきますので、お出迎えしましょう。

 

日時

5月4日(金)10時~15時
5月5日(土)10時~16時

場所

駅前広場(鈴子町)

主な内容

・子供限定ホタテ釣り
・特産品販売
・鮭のつみれ汁お振る舞い
・ラグビーワールドカップ2019™ PRおよびチケット相談ブース

主催

一般社団法人 釜石観光物産協会

 

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 商業観光課
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-27-8421 / FAX 0193-22-2762 / メール
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/1218141_2438.html
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
【インタビュー】Oh!マチ Music Festa 2018

【インタビュー】Oh!マチ Music Festa 2018

【インタビュー】Oh!マチ Music Festa 2018

 

近代製鉄業の隆盛期、企業城下町として釜石が賑わっていた頃、市内だけではなく近隣の市町村からもオシャレをした人々が訪れ、映画鑑賞やショッピングを楽しんだ場所が、釜石市大町を中心とするアーケード商店街。当時この場所は、通称“マチ”と呼ばれていました。

 

その“マチ”を舞台に、東日本大震災後から開催されている音楽イベントが「Oh!マチ Music Feata」。

 

Oh!マチ Music Festa 2018

 

今年で4回目を迎えるイベントについて、実行委員会委員長の新里耕司さん(大町商店街振興組合理事)にお話しを伺って来ました。

 

“マチ”に賑わいを取り戻そう!

 

ーー音楽イベント自体は、震災前から行われていたそうですね。

 

新里さん:

震災前には大町商店街振興組合のイベントとして「大町ミュージックフェスティバル」を実施していました。そして震災後、周辺の商店街振興組合や震災後に新規オープンした店舗など協力して実行委員会を結成し、規模を大きくして再開しました。

 

「大町」を「Oh!マチ」に変え、「大町」のみならず被災した中心商店街地区に“マチ”の顔を取り戻し、芸術・文化を求める人が集う場所の再建を目指し、新旧商店と市民が一体となって賑わいを作って行こうとの目的で開催しています。

 

Oh!マチ Music Festa

 

今年は、会場が青葉通りから、先月グランドオープンした市民ホール前の広場とタウンポート大町前の広場へ。

 

新里さん:

新たな“マチ”の顔となる場所が出来ましたので、折角だから、という事で会場を移しました。青葉通りよりも会場がコンパクトになり、その分ギュッと一体感のあるイベントに出来るのではないかという期待感もあります。

 

ただ、2つのステージが近くなりますので、同時に演奏して音が被ってしまうという事を避ける必要がある為、演奏時間が交互になるように調整しました。

 

ーー観客側としても、交互ならステージを行ったり来たりしてどちらのステージも堪能出来て良いですね。そして、イベントの内容は音楽ステージ以外の部分も盛りだくさんですね。

 

新里さん:

会場を変更したことにより、これまでは交通整理に充てていた人員の削減が出来て、イベントの内容を充実させる為に人手をかけられるようになった事もありますが、実行委員会や運営スタッフに新しいメンバーが増え、皆で出したアイデアを形に出来るようになった事が大きいです。

 

今年はプロの指導のもと、トイドローンを実際に自分で操縦する事が出来る「ドローン体験講座」と「東部地区フォトラリー」を行います。「東部地区フォトラリー」は、指定されたフォトスポットで自撮り写真を撮影しながら“マチ”を巡ってもらう企画です。地元の方でも、案外知らない名所が“マチ”にはあるので、この機会に街歩きも楽しんで頂きたいです。

 

それから、やはり力を入れているのは「マルシェ」です。地元の美味しいものや、イベントを楽しみながら食べられるものなどたくさんご用意しています。また、今年のフリーマーケットには“占い”や“動物保護活動団体PR”などの出店もあります。ぜひ、音楽を聴きながらこちらもお楽しみください。

 

Oh!マチ Music Festa

 

Oh!マチ Music Festa

 

そして、イベントの軸となる音楽ステージには、スペシャルゲストの「DRIBBLA」さんはじめ全15組が登場し、メインステージのオープニング&フィナーレは、地元釜石のミュージシャンがステージを彩ります。

 

毎年5月3日はイベントに関わる全ての人にとって“特別な日”に

 

ーーOh!マチ Music Feataは、新里さんにとってどのような存在、位置づけでしょうか?

 

新里さん:

GWの中でも比較的晴れの日が多いという理由もあり、毎年5月3日に開催するというのを提案したのは私で、やはり“特別な日”です。他の予定は絶対入れたくない!と、この日のスケジュールは死守しています(笑)

 

Oh!マチ Music Festa 2018

 

参加者交流会を開く中で、その場に残ってくれた出演者の皆さんが「人を呼び込んで、イベントを盛り上げたい!」という気持ちで参加してくれている事を直接聞くことが出来て、それがとても嬉しかったです。

 

運営側もその想いに応えられるように、もっと盛り上げて行きたい、気持ちよく演奏できる環境を整えて素晴らしいイベントにして行きたいと強く思っています。スタッフの中にも音楽が好きで自分で演奏する人もおり、出演者の気持ちになって各ステージでフォローに回っています。

 

また、現状ではステージの都合により、応募してくれた皆さん全員をお受け出来ない事を申し訳なく思っています。なので、いずれはステージの数を増やしたいと考えていて、その為にも若手スタッフを育成して行きたいです。そして、“マチ”の色々な場所で音楽が聞こえ、“マチ”自体も楽しむことが出来る。そんなイベントを目指しています。

 

五月晴れの釜石ブルーの空の下(きっと晴れる!)、みんなで音楽を聴きながら“マチ”を楽しみましょう♪

 

Oh!マチ Music Feata2018」

 

Oh!マチ Music Festa 2018

 

日時: 平成30年5月3日(木曜・祝日)10:20~17:25
場所: 釜石市大町<釜石市民ホールTETTO前広場、タウンポート大町前(大町広場)>
駐車場: お近くの有料駐車場(大町商店街駐車場・釜石市営大町駐車場など)をご利用下さい。

 

当日、会場周辺では交通規制が行われます。
市道大渡只越2号線の<NTTビル前~タウンポート大町前>の区間が、10時~18時まで通行止めとなります。ご注意下さい。

 

各ステージのスケジュール、盛りだくさんのイベント内容はこちらからご確認ください。
Oh!マチ Music Festa 2018 – 縁とらんす イベント情報

 

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

鵜住居地区のまちなか再生計画書を野田市長に提出する策定委員会メンバー

にぎわい創出へ 膨らむ期待、鵜住居まちなか再生計画委〜複合商業施設の早期整備を要望

鵜住居地区のまちなか再生計画書を野田市長に提出する策定委員会メンバー

鵜住居地区のまちなか再生計画書を野田市長に提出する策定委員会メンバー

 

 震災で大きな被害を受けた釜石市鵜住居地区の土地利用や公共施設の配置、民間商業施設整備など、まちなか再生計画を話し合ってきた「鵜住居地区まちなか再生計画策定委員会」(佐々木憲一郎委員長)は17日、検討結果を野田武則市長に報告した。懸案となっていた複合型商業施設の整備に関し、核店舗となるスーパーマーケットが内定したことで再生計画がまとまった。このほか、5店舗の入居も決まり、佐々木委員長は早期の整備を要望。市は来夏のオープンを目指すとし、整備が進む公共施設などと併せ、地域ににぎわいを呼び込みたい考えだ。

 

 佐々木委員長ら5人が市役所を訪ね、昨年から3回にわたって検討を重ねてきた計画書を野田市長に手渡した。佐々木委員長は「困難を極めたが、当初描いた、理想に近いものができた。スーパーなど出店者の熱意、地権者の理解に感謝している。生活に密着した、にぎわい施設になってほしい。一刻でも早く、計画がしっかり進むよう協力してほしい」と求めた。

 

 野田市長は「鵜住居地区の住民が次の展開に踏み出せる力になる計画。実現するのが役所の務め。期待に応えられるよう全力を尽くす」と応えた。

 

 再生計画によると、商業施設は鵜住居小・釜石東中に近い、国道45号沿いに建設される。鉄骨平屋で建築面積は1489平方メートル。盛岡市に本社があるスーパーマーケットを核店舗に、自動車整備業、建築・リフォーム工事業、婦人服販売店、保険代理店、美容室の5店舗が入居する。

 

鵜住居商業施設

 

 釜石まちづくり会社(社長・野田市長)が整備した上で、テナントに貸し付け運営。整備費は約3億9千万円を見込み、復興庁の津波立地補助金を活用する。

 

 建設予定地は同地区の中心部で、土地利用のポイントは、安心安全でコンパクトな市街地の形成。一帯には、震災犠牲者の追悼施設「祈りのパーク」や津波伝承施設、観光交流施設、市民体育館などを市が整備する計画となっている。

 

 同席した委員は「これからが始まり。自分たちのまちをつくるとの思いが大切になる。住民として鵜住居の発展に協力したい」と前向き。入居を決めた委員は「とどまるか、内陸部に移るか迷っていたが、残って良かった。地元でもう一度頑張りたい」と意欲を語った。

 

(復興釜石新聞 2018年4月21日発行 第683号より)

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連携協定を結んだ小泉理事長、野田市長、桜庭GM兼監督(右から)

市と釜石シーウェイブスが協定、「ラグビーのまち」広くアピール〜スポーツ振興へ相互協力、来年のW杯成功につなげる

連携協定を結んだ小泉理事長、野田市長、桜庭GM兼監督(右から)

連携協定を結んだ小泉理事長、野田市長、桜庭GM兼監督(右から)

 

 釜石市と釜石シーウェイブス(SW)RFCは13日、スポーツ振興に関する相互協力・連携協定を結んだ。来年開かれるラグビーワールドカップ(W杯)に向け、「ラグビーのまち釜石」を国内外に広くアピールするとともに、ラグビーを地域資源としたまちづくりを推進。市とSWが力を合わせ、W杯の成功につなげる。

 

 釜石市役所で行われた締結式で、野田武則市長と釜石SWの小泉嘉明理事長が協定書に署名。小泉理事長は「国内でクラブチーム主体に活動しているのは釜石SWだけ。地元を愛し、市と一緒にクラブが発展していければうれしい」と述べた。野田市長は「釜石SWは地域の大きな宝。選手たちが活躍できるよう、さらなる環境づくりに取り組みたい」と応えた。

 

 協定締結に立ち会ったSWの桜庭吉彦ゼネラルマネジャー(GM)兼監督は「スポーツを通し、まちづくりに貢献したい。来年に迫ったラグビーW杯に向けて弾みをつけられるようチームの強化に取り組んでいきたい」と決意を示した。

 

 今回の連携協定は、釜石をホームタウンとする地域共生型クラブチームの釜石SWと市の立場をより明確にし、相互協力によるスポーツ振興を目指すのが狙い。▽幼児・小中学生を対象にしたスポーツの普及や推進事業▽選手やコーチの学校や地域への派遣事業▽広報紙やホームページを活用したPR協力――などのほか、グラウンドの有効活用も盛り込んだ。

 

 釜石市がスポーツ振興に関する協定を結ぶのは初めて。ラグビーW杯が1年後に迫ったのを機に、締結に踏み切った。釜石SWは今年1月に開いた理事会で締結に向けた動きを承認している。協定は1年更新とする。

 

 釜石SWはこれまで市の要請に応える形で、市内の小中学校などでタグラグビー教室などを開いてきた。今回の協定を受け、桜庭GM兼監督は「釜石のホームチームとして市民、地域のためにという気持ちが大きくなる」と気を引き締める。各学校の運動会や地域行事に選手が積極的に参加するなどの考えも明らかにした。

 

(復興釜石新聞 2018年4月18日発行 第682号より)

 

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ラグビーワールドカップ2019™公式ボランティアの募集開始について

ラグビーワールドカップ2019™公式ボランティアの募集開始について

ラグビーワールドカップ2019™公式ボランティアの募集開始について

 

ラグビーワールドカップ2019組織委員会では、ラグビーワールドカップ2019公式ボランティアを募集しています。

 

公式ボランティアプログラム「NO-SIDE」(ノーサイド)。この名称には、どんなに激しく戦っても、試合が終われば、たたえ合い、感謝し、永遠の友情を誓う、日本ラグビーが大切に育んできたスピリットを体現し、世界は一つであることを発信するとともに、大会を成功に導こう、との思いが込められています。

 

釜石で開催される世界最高峰のビッグイベントに公式ボランティアとして参加し、一生に一度の体験をしませんか?市民の皆様の積極的な応募をお待ちしております。

 

関連情報 by ラグビーワールドカップ公式チャンネル Rugby World Cup Official

 

公式ボランティア募集の概要

募集期間

4月23日(月)午前12時から7月18日(水)午前11時59分まで

募集人数

岩手県・釜石市 約400~800人

応募方法

オンラインによる応募(2019年3月31日時点で満18歳以上が対象)
応募サイト https://www.rugbyworldcup.com/news/317426

主な活動内容

・試合会場周辺における運営補助
・最寄り駅や空港における案内
・ファンゾーンにおける来場者サービス

 

公式ボランティアに係るスケジュール

 

○4月23日(月)~7月18日(水)
募集期間
○8月~12月
4組織委員会による面接(9/7(金)~9(日)釜石市民ホールで面接実施予定)
○2019年1月頃
面接結果通知
○2019年1月以降
研修(インターネット研修、集合研修、実地研修を予定)
○2019年夏頃
配置決定(活動日・活動時間・活動内容等)

 

公式ボランティアの応募に関する問合せ

 

ボランティアプログラムコールセンター
電 話: 03-4405-6225 (受付時間:午前10時~午後6時(土日祝日を除く。))
メール: info_vot@japanrugby2019.or.jp(365日24時間受付)

 

その他

 

・上記の公式ボランティアのほか、開催都市における独自ボランティアの募集についても実施を予定しています。
・開催都市独自ボランティアの詳細については、後日お知らせいたします。

 

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 ラグビーワールドカップ2019推進本部
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話:0193-27-8420 / Fax 0193-22-6040 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/shokai/rugby_city/detail/1218100_3208.html
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Oh!マチ Music Festa 2018

Oh!マチ Music Festa 2018

 

【同時開催】青葉マルシェ
東部地区商店街の自慢の逸品がずらりとテントに並びます。フリーマーケットやキッチンカーも多数出店!

 

【同時開催】ドローン体験講座
トイドローンの操縦が無料で体験できます。プロの指導のもと、ドローンを自由自在に飛ばしてみましょう!(所要時間:20〜30分程度)

 

【同時開催】東部地区フォトラリー
会場となる釜石市東部地区を探索しながら名所や人を写真に収めましょう。条件をクリアすると、ドリンク無料券等プレゼント!参加無料

 

【同時開催】はたらく車展
はしご車やパトカーなど、普段近くで見れない車がやってきます。(予定展示時間:13時〜15時)

 

Oh!マチ Music Festa 2017 フライヤー

Oh!マチ Music Festa 2017 フライヤー

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日時

2018年5月3日(木・祝) 10:20〜17:25
フィナーレでは餅まきも開催!

場所

釜石市民ホール TETTO ホールB 広場側
岩手県釜石市大町1-1-9

タイムテーブル

《メインステージ》 釜石市民ホール ホールB 広場側
10:20- オープニング
10:30-11:00 釜石ベンチャーズ
11:25-11:55 PEKO the DIVA
12:20-12:50 KALACODO
13:15-13:45 《ゲスト》 DRIBBLA
14:10-14:40 the 迷奇
15:05-15:35 ブルース大学
16:00-16:30 SOULMATE
16:55-17:25 MiA&リアスバンド
17:25- フィナーレ(※餅まき)

 

《アコースティックステージ》 タウポート大町前
11:00-11:25 ボビー・ラモーン
11:55-12:20 ねこうどん
12:50-13:15 パーシー
13:45-14:10 山家章裕(ヤンベアキヒロ)
14:40-15:05 ブラック★かまリンズ
15:35-16:00 光(ひかる)
16:30-16:55 Yellow Blues Kenny

 

主催

Oh!マチ Music Festa実行委員会
共催:釜石市大町商店街振興組合
後援:釜石市、釜石商工会議所、釜石観光物産協会、釜石市芸術文化協会、釜石東部コミュニティ振興グループ
協賛:株式会社トヨタレンタリース岩手

問い合わせ

電話 0193-24-3660 / Mail ohmachi.music.festa@gmail.com
公式サイト https://ohmachi-musicfesta.jimdo.com

Oh!マチ Music Festa 実行委員会

Oh!マチ Music Festa 実行委員会

問い合わせ:Oh!マチ Music Festa 実行委員会 / TEL・FAX 0193-24-3660 公式サイト / メール
「橋野鉄鉱山」とともに幾千年も受け継がれることを願い、希望の「宇宙滝桜」を植樹

被災地にエールの「宇宙桜」、橋野鉄鉱山に希望の植樹〜「三春滝桜」の種 若田さんと地球を回る、栗林小児童らも夢ふくらませ

「橋野鉄鉱山」とともに幾千年も受け継がれることを願い、希望の「宇宙滝桜」を植樹

「橋野鉄鉱山」とともに幾千年も受け継がれることを願い、希望の「宇宙滝桜」を植樹

 

 宇宙を旅した日本の名桜(14種類)の種から発芽した希少な「宇宙桜」の一本が、釜石市橋野町の世界遺産「橋野鉄鉱山」内の憩いの広場に植えられた。茨城県龍ヶ崎市の一般財団法人ワンアース(長谷川洋一代表理事)が行う東日本大震災復興支援「きぼうの桜事業」の一環。植えられたのは、日本三大桜の一つ、福島県三春町(鈴木義孝町長)の「三春滝桜」の子孫木で、14日、関係者によって植樹祭が行われた。

 

 同鉄鉱山インフォメーションセンターで、長谷川代表がプロジェクトの概要を説明。同法人名誉顧問の山崎直子宇宙飛行士のビデオレターが上映され、長谷川代表から野田武則市長に桜の根元に埋設する「紲(きずな)石」と宇宙フライト証明書が贈呈された。栗林小(佐藤勉校長、児童43人)の全校児童が、各地の植樹祭で歌い継がれるテーマソング「きぼうの桜」を合唱した。

 

「宇宙滝桜」に夢を託し、万歳三唱で植樹祭を締めくくる参加者

「宇宙滝桜」に夢を託し、万歳三唱で植樹祭を締めくくる参加者

 

 植樹場所の広場には、ドウダンツツジ190本をハート形に配した植え込みを用意。中心に発芽から8年が経過し樹高約3メートルに育った「宇宙滝桜」を据えた。ハートの先端は苗の故郷、三春町の方角を向く。鈴木町長、橋野町振興協議会の和田松男会長、栗林小児童会の佐々木健心会長、野田市長が桜の根元に土をかけ、児童らが代わる代わる水をやった。

 

 佐々木会長(6年)は「来てくれたお客さんに囲まれ、きれいに育ってほしい。ずっと成長を見守っていきたい」、岩﨑涼風さん(6年)は「元気に大きく育つよう願いを込めた。みんなに『見に来てね』と自慢できるような桜になれば」と夢を膨らませた。

 

 母樹の三春滝桜は樹齢1千年を超える枝垂れ桜の巨木で、毎年何十万人もの見物客が訪れる。2008年に地元小学生が拾った種(約200粒)はスペースシャトル・エンデバー号で国際宇宙ステーションに届けられ、日本のモジュール「きぼう」船内で、若田光一宇宙飛行士とともに4100回地球を回る8カ月半(08年11月~09年7月)の旅を行った。

 

 同町に帰還した種は再び小学生がまいて育て、関係者が特別に手入れを行ってきた。釜石市に贈られたのは、順調に育った約10本のうちの1本。鈴木町長は「震災や原発事故でわが町も大変だが、力を合わせ復興していきたい。宇宙桜を両市町の復興、絆のシンボルに」と願った。

 

宮沢賢治も大好きだったというラピスラズリでできた「紲石」

宮沢賢治も大好きだったというラピスラズリでできた「紲石」

 

 宇宙桜は、有人宇宙システムの社会貢献事業で誕生。同事業発案者で、15年に財団法人を設立した長谷川代表は、被災した東北3県の沿岸全市町村に宇宙桜を植える構想を継続中。「いずれ巨木となるであろう宇宙桜でつなぐ景観は、震災の記憶を後世に伝えるものとなる。100年後、世界遺産になる可能性は十分にある」とし、21年までに桜ラインをつなげたい意向を示した。

 

 今回植樹された広場沿いには、八重桜など数種の桜の木が連なり、これから順次開花する。同協議会が主催する今年の「八重桜まつり」は5月13日に開催される予定。

 

(復興釜石新聞 2018年4月18日発行 第682号より)

 

復興釜石新聞

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橋野鉄鉱山 現地ガイド付きバスツアー

橋野鉄鉱山 現地ガイド付きバスツアー

橋野鉄鉱山 現地ガイド付きバスツアー

 

平成30年度 釜石駅~橋野鉄鉱山直通シャトルバス(現地ガイド付バスツアー)

 

4月21日から、釜石駅前と橋野鉄鉱山を結ぶシャトルバスの運行をします。

内容

ベテラン現地ガイドの説明を聞きながら、橋野鉄鉱山をめぐります。

運行予定日

土・日・祝日
(※悪天候の場合などは、運行を中止することがあります。)

集合時刻及び場所

午前10時50分 集合
釜石観光総合案内所前(釜石駅前「ホテルフォルクローロ三陸釜石」1階)

バス行程

釜石駅前 11時出発→
橋野鉄鉱山インフォメーションセンター及び国史跡橋野高炉跡でのガイド(約60分)→
橋野どんぐり広場(休憩13時15分頃)→
釜石駅前 14時到着

利用料金

大人(高校生以上) 2,000円
子供(小中学生) 1,000円

 

■予約申込み
(株)岩手旅行社 TEL 0193-31-1300
■問い合わせ
一般社団法人釜石観光物産協会 TEL 0193-22-5835

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 世界遺産課
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上栗林の桜 ライトアップ〜夜空に巨木映える、地域住民バックアップ

上栗林の桜 ライトアップ〜夜空に巨木映える、地域住民バックアップ

上栗林の桜

巨大な花姿が照明に浮かび立つ「上栗林の桜」=10日夜

 

 釜石市指定文化財(天然記念物)の「上栗林の桜」が10日から夜間のライトアップを始めた。咲き始めの花のかたまりは、遠目に白煙のように盛り上がる。午後6時半から9時半まで照明を当て、終了は22日を見込む。

 

 「上栗林の桜」はエドヒガン系で、樹齢約400年の古木。2007年に文化財指定を受けた。高さ17メートル、根元周りは8メートルもある巨木は、春耕を促す「種蒔(まき)桜」とも呼ばれてきた。

 

 ライトアップは今年で6年目。地元町内会の上栗林振興会(三浦栄太郎会長、32世帯)を中心に、全町の連合組織・栗林共栄会が協力する。

 

 照明の準備には2日間をかけ、LEDの昼光色と電光色の13基を組み合わせた。以前より光を強くし、巨木の全体像を浮かび上がらせ、微妙な色合いの違いを演出した。

 

 上栗林集会所の広場に“花冷え対策”で、まきストーブも用意した。初日の10日は空気が澄み渡り、星空が広がって、午後8時には8度台に下がった。三浦会長ら世話人たちはストーブを囲み、ライトアップで浮かぶ花姿を楽しんだ。

 

 「上栗林の桜」は鵜住居町の国道45号から県道釜石遠野線を遠野方向に約8キロ、車で10分ほど。道路から集会所前の広場に上がると、数台の駐車スペースがある。

 

 三浦会長らは「見ごろは14、15日あたり。天気が荒れないといいが」と願う。

 

(復興釜石新聞 2018年4月14日発行 第681号より)

 

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SL銀河

SL銀河運行情報

SL銀河

 

平成30年も4月21日(土)からSL銀河の運行が開始されます。

 

SL銀河が市内を通過するときは手を振って笑顔で歓迎・見送りましょう!今年も元気を運んでくれるSL銀河を地域一丸となって応援しましょう。

 

平成30年運行開始イベント

4月21日(土)15:07到着
釜石商工高校虎舞委員会によるお出迎え、お客さまへホタテの稚貝汁お振る舞い

 

4月22日(日)10:55出発
釜石高校吹奏楽部の演奏によるお見送り

平成30年運行開始イベント

SL銀河の運行日程や詳細については下記のリンク先をご覧ください。(他サイトに移動)
JR東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社 SL銀河情報

関連情報 by 縁とらんす
観光情報 – SL銀河 | 縁とらんす

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満開となった小川川河畔の桜並木=11日、小川町の小川橋から撮影

釜石の桜、早くも満開に〜待ちに待った花の季節を満喫

満開となった小川川河畔の桜並木=11日、小川町の小川橋から撮影

満開となった小川川河畔の桜並木=11日、小川町の小川橋から撮影

 

 釜石市内の桜は平年より1週間ほど早く、満開を迎えた。公園や広場、学校など桜並木のある場所では、大きな枝が花で覆われた。家族連れ、放課後の子どもたちが花の中で本格的な春の到来を満喫している。

 

 先週末の冷え込みは、今週半ばに緩んだ。晴れ間が広がった12日の釜石は、最高気温20・3度と5月中旬並みの陽気となった。

 

 桜木町の小川川沿いなど一帯の桜並木は花に包まれた。近所の男性は愛用のカメラを持ち、「近くに住んでいるのに、サクラを楽しまないわけにはいかない」とアングルを変えながらシャッターを切った。

 

満開の桜の下を散策=11日、桜木町仮設住宅

満開の桜の下を散策=11日、桜木町仮設住宅

 

 家族を“お供”にした、つえを持つ高齢の女性は「きょうが満開でしょう。暖かく、風もないので見にきました」と山神社方向まで足を延ばした。

 

 上中島町の公園では歩き始めの幼児とお母さんが、滑り台など遊具で遊んでいた。強い日差しは帽子と花の影でしのぎ、しばらく散策を楽しんだ。

 

花の下でくつろぐ母子。元気な子どもも駆け回る=12日、上中島町

花の下でくつろぐ母子。元気な子どもも駆け回る=12日、上中島町

 

 中心街を見下ろす大町の薬師公園は、花見客のために、入り口に特設ゲートを設置。階段には電球の提灯(ちょうちん)を並べている。花冷えとなった10日夜、軽食を入れたらしい紙包みを持った若者やカップルが階段を上った。

 

 12日午後から、気圧の谷の接近で西寄りの風が強まり、一部の花は散り始めた。盛岡地方気象台の予報では、寒気も加わり、週末は風を伴った不安定な天気になる。休日の花見を邪魔する「花に嵐」となりそうだ。

 

(復興釜石新聞 2018年4月14日発行 第681号より)

 

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インフォメーションセンターが開館し、見学者が訪れている世界遺産「橋野鉄鉱山」高炉場跡

世界遺産「橋野鉄鉱山」公開再開〜見学環境の充実図る 台風被災の県道開通を追い風に、旧釜石鉱山事務所も再開

インフォメーションセンターが開館し、見学者が訪れている世界遺産「橋野鉄鉱山」高炉場跡

インフォメーションセンターが開館し、見学者が訪れている世界遺産「橋野鉄鉱山」高炉場跡

 

 釜石市橋野町青ノ木の「橋野鉄鉱山インフォメーションセンター」は冬期休館を終え、4月1日から見学者の受け入れを再開した。世界遺産登録から4年目を迎える「橋野鉄鉱山」。市世界遺産課は、一昨年8月の台風10号による豪雨被害からの復旧を継続するとともに、デジタルコンテンツの制作など見学環境充実を図り、さらなる誘客につなげたいとしている。

 

 橋野鉄鉱山の一般公開エリア「高炉場跡」は、台風被害を受けた見学路の仮復旧などを終え、歩行環境が改善。隣接する二又沢川の護岸復旧工事のため、三番高炉北側の種焼場周辺は立ち入り禁止区域が設定されているが、通常見学にはほぼ支障がない状態となっている。

 

 センターの開館に合わせ、1日からさっそく見学者が訪問。寒さもあり、来訪者はまだ少なめだが、台風被害で全面通行止めが続いていた県道釜石遠野線笛吹峠が昨年12月に開通したことで、同道路を利用して訪れる人も見られる。

 

 7日に訪れた遠野市青笹町の菊池信也さん(49)、久美子さん(50)夫妻は「笛吹峠も開通したので、一度は来てみたいと思って」と初めて見学。高炉の石組みを眺め、「すごいよね。人の手で造られたんだもんね」と感心。「世界遺産になったことで遠野も釜石も(観光客増加など)互いに良い効果が生まれれば」と願った。

 

 同センターの昨年(4月1日~12月8日)の入館者数は9865人。前年に比べ約7300人減少しており、内陸からのアクセス路となる笛吹峠の通行止めが大きく影響したものと見られる。今年は峠開通による見学者数の回復に期待が寄せられる。

 

 同課によると本年度は、護岸工事のほか見学路の本格復旧を進める。遺跡関連では二番高炉周辺の試掘調査、同高炉の絵巻を基にした上部構造を含むAR(拡張現実)映像の制作などを計画する。映像は来年公開予定で、スマートフォンやタブレットで見ることができる。釜石で開かれるラグビーワールドカップ(W杯)を見据え、外国人観光客に対応する英語版パンフレットも作成する。

 

 同センターの今年の開館は12月9日まで(午前9時半~午後4時半)。期間中は無休で、入館料は無料。

 

 また、同じく冬期休館していた甲子町大橋の「旧釜石鉱山事務所」も1日から開館した。鉱山関連の資料に、今年は東北最古の地質図とされる「ナウマンの地質図」が常設展示に加わった。開館期間は12月9日まで(午前9時半~午後4時半、最終入館は午後4時)。火・水曜日は休館。入館料は大人300円、小・中学生100円。

 

(復興釜石新聞 2018年4月11日発行 第680号より)

 

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