第2回コミュニティーガーデン講座

第2回コミュニティーガーデン講座

第2回コミュニティーガーデン講座

 

第2回コミュニティーガーデン講座 花壇にハーブを!香りで暮らし彩るハーブの魅力

7月20日に「釜石漁火酒場 かまりば(釜石市大町一丁目 青葉通り側広場)」で開催しましたガーデニングイベントで植えた花の様子や、「たねダンゴ」のその後のようすを見守りながら、花壇やお花のお手入れの方法を学びます。

 

また、東京のNPO法人 Green Works代表の牧野ふみよ氏にガーデンに植えると楽しい「ハーブ」についてお話いただきます。

 

ハーブティーでお茶っこしながら、簡単ハーブクラフト「ラベンダーの匂い袋」も作ります!

 

第2回コミュニティーガーデン講座

第2回コミュニティーガーデン講座

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開催日時

2017年9月5日(火) 午前10時〜正午

開催場所

釜石情報交流センター会議室
(釜石市大町一丁目1番10号)

申し込み・問合せ

090-6255-6790(Green Fields 吉川)

 

【つながる花と緑で復興まちづくり】
事業主体
NPO法人 Green Fields
URL https://gfields.org/
Mail gfields.npo@gmail.com

共同実施
釜石市、大和リース株式会社岩手支店

協力
岩手県沿岸広域振興局、一般社団法人岩手県造園組合青年部、公益社団法人日本家庭園芸普及協会、NPO法人 Green Works、有限会社釜石園芸、釜石ガス株式会社

 

この事業は岩手県NPO等の「絆力(きずなりょく)」を活かした復興・被災者支援事業(復興支援枠)の補助を受け実施するものです。

 

NPO法人 Green Fields

NPO法人 Green Fields

公式サイト http://gfields.org/
問い合わせ: TEL 090-6255-6790 / Mail gfields.npo@gmail.com
第2回 釜石てっぱん映画祭

《インタビュー》釜石てっぱん映画祭実行委員会【9/1〜3開催イベント】

釜石てっぱん映画祭

 

あなたが今まで観た映画の中で、「これは絶対に観て欲しい!」と思う映画はありますか?あるとしたら、その作品を観た場所は、映画館でしたか?

 

今回はこの質問にYESの人にもNOだった人にもおすすめしたい【釜石てっぱん映画祭】をご紹介します。

 

―『映画を通じた「心の復興」と、釜石の映画文化の再生を!』 ― 
このテーマのもと、釜石で映画と共に過ごす濃厚な3日間が再び帰って来ると聞き、釜石てっぱん映画祭実行委員会 実行委員長の平松伸一郎さんにお話を伺いました。

 

昨年は、市民セレクターが選んだてっぱん作品に投票する形でしたが、今回は一人ひとりが自分のてっぱん映画を投票する形式に。「おめさまの“てっぱん”おしえでけでや」インパクトのあるポスターでしたね!

 

映画投票の呼びかけポスター

 

“あなたの観たい! 観せたい! てっぱん映画”に投票を!という呼びかけに、市内数か所に設置した投票箱とWEBから100を超える投票をいただきました。投票して下さった皆さんに感謝申し上げます。

 

票が集まった作品はありますか?

 

「君の名は。」「無限の住人」「人生フルーツ」・・などですね。残念ながら今回は上映されない作品もありますが。上映作品選定については、投票数が多かったものを順に、というわけではなくて、上映出来る作品かどうかや、全体のバランスに配慮して選んでいますので・・、ご理解いただきたいと思います。(応募いただいた作品は、イベントパンフレットにすべて掲載されるそうです。)

 

投票理由としては、DVDなどで一度は観た作品だが、やはり大きいスクリーンで観てみたい!という声が多かったです。

 

映画祭のテーマ“釜石の映画文化の再生を”。まさに、この部分ですね。映画祭の“キモ”といいますか。そして、決定した作品は8作品+チャリティ上映作品。反響などどうですか?

 

釜石てっぱん映画祭

 

上映作品リストを見て、「いい作品が並んでいるね!」という声をたくさん頂いています。話題になった作品が多いですが、これが今、“釜石の人が観たい映画”なんだな、という感じですね。

 

そして、何と言っても、注目は“ゲスト”だと思うのですが。今年はどなたが・・・?

 

はい、話題の作品として今回の投票でも人気を集め、日本のみならず世界各国でも評価の高い「この世界の片隅に」と「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督をお迎えします。

 

それぞれの作品の上映後にステージにご登壇頂き、作品について色々とお話をしてくださいます。

 

鑑賞後に監督のお話を聞くことが出来るのは、とても贅沢ですね!

 

そうですね、片渕監督ご自身も、映画を観てくれた方に向けてお話したいということで実現しました。

 

今回紹介している、投票者のコメントで、「観るたびに新しい発見があるのも映画鑑賞の楽しみですが、この作品もその一つです。艦砲射撃を受けた釜石でも、こんな幸せな日常もあったと思うと切ないです」とありますが、私も何回も観て欲しいと思う映画ですし、映画の舞台、広島 呉と釜石は戦争で多くの傷を負ったという共通点がある場所ですので、釜石の方には特に観ていただきたいです。

 

平松さんがおすすめ作品を挙げるとしたらどの作品ですか?

 

もちろんすべて観ていただきたい作品ばかりなのですが、あえて個人的に挙げるとしたら、「ラ・ラ・ランド」でしょうか。これはぜひ大きいスクリーンで観て欲しいです。特に若い世代の皆さんはぜひ!

 

平松さんもお好きな作品ですか?

 

実は、ミュージカルが嫌いだったんです。まぁ、これはもう色々な所で言っているんですけど(笑)。それなのに、なぜ観ようかと思ったかというと、予告編で観た映像の色がすごくきれいで。

 

そこに魅かれて観てみたら、すっかりやられてしまいました。鑑賞後に踊りはしませんでしたが(笑)。そういう価値観の大逆転もあるので、ミュージカル苦手、という方にも観ていただきたい作品です。

 

確かに、“意外な面からのアプローチがあった”という事、私も覚えがあります。

 

そうですよね、どの映画にも言える事だと思いますが、色々な世界の入り口になると思うんです。

 

直接的に映画好きになるという事だけではなく、文学、音楽、絵画、写真など芸術に関する事、それから、もちろん生き方に影響することもありますよね。

 

ですので、繰り返しになりますが、特に若い世代の皆さんには“食わず嫌い”にならずに色々なタイプの映画を観て欲しい、と思います!

 

そして、「うつくしいひと サバ?」 この作品は昨年の映画祭プレ上映会で熊本復興支援チャリティとして上映された「うつくしいひと」の第2弾として製作された作品ですね。

 

昨年は入場収入と募金合わせて24,566円を熊本の被災地に送らせていただきました。そして、今年上映する「うつくしいひと サバ?」は、岩手県では初上映となります。

 

地震前の風景が映し出される前作とは違い、被災後の熊本城や阿蘇大橋、益城町などで撮影された作品です。行定勲監督は、今のありのままの姿を残すことに意味があるのでは、と考え撮影されたそうです。

 

今回も熊本復興支援チャリティとして上映し、上映に関するすべての収益は熊本の被災地に寄付します。

 

そして、映画祭ラストを飾るのは、「オケ老人!」。この映画に合わせたスペシャル企画があるそうですね。

 

映画上映前に、釜石市民吹奏楽団の皆さんによるステージ演奏があります。時間に余裕を持ってお越しいただき、ぜひこちらもお楽しみください。

 

上映作品の決定は、大変な作業だったのでは・・、と想像するのですが、いかがですか?

 

そうですね、初めの方にも少し触れましたが、上映出来る作品かそうでないかの他にも、震災後の映画上映については、例えば、共催団体の釜石シネクラブでは、仮設住宅や復興公営住宅の集会所などでの上映会を開く中で、何と言いますか、みんなで元気になりましょう、と言いますか、「心の復興」 と、この映画祭でも掲げていますが、そういう面に配慮して、行儀の良い作品が多かったように思います。

 

しかし、映画を観る事によって、感じる、得られることはたくさんあると思うんですよね。

 

そんな中で今回だと例えば、「沈黙 サイレンス」 (キリスト教弾圧時代の長崎が舞台)はかなり重いテーマ、見るとつらい部分があるかもしれないのですが、根源的な所に向き合うという意味合いで、良い機会になってくれたらという思いで選定しました。

 

色々なタイプの映画を見ることが出来るのも、映画祭の醍醐味かな、という所もあります。

 

最後に、てっぱん映画祭を楽しみにしている皆様にメッセージを。

 

今年のラインナップは昨年、今年前半の話題作が並びました。お友達で、ご家族で、恋人同士で、そして、もちろんお1人の方も大歓迎です!

 

映画は、年齢、性別に関係なく、気軽に楽しめる娯楽・芸術だと思います。会場のお近くにお住まいの方だけではなく、ぜひ広く市内全域の皆さんにお越しいただきたいです。

 

また、今年も会場周辺店舗をお得に楽しむことができる企画“半券をもってマチに出よう!”を行います。鑑賞後の語らいを含めて映画の楽しい所だと思いますので、ぜひ、こちらもご活用下さい。

 

実行委員会一同、皆さんのお越しをお待ちしています。よろしくお願いします。

 

第2回 釜石てっぱん映画祭

開催日時

9月1日(金)・2日(土)・3日(日)

会場

チームスマイル釜石PIT(釜石情報交流センター内)

チケット

前売り 800円(8月31日まで販売)/当日 1000円
(熊本復興支援チャリティ上映「うつくしいひと サバ?」のみ 500円)
未就学児は無料。学生割引:前売り券購入の場合、半額の400円キャシュバック。当日券は500円で販売。

お問い合わせ

TEL:080-1823-1571(担当:平松さん)
メールアドレス: kamaishiteppaneigasai@gmail.com
公式サイト: https://kamaishi-teppan-filmfestival.jimdo.com/
Facebookページ https://www.facebook.com/kamaishiteppaneigasai/

 

第2回 釜石てっぱん映画祭 | かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

 

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす事務局による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

釜石市の野田市長と連携協定を結んだ慶大総合政策学部の河添学部長(右から2人目)。左端は今春、釜石高から慶大に進んだ寺崎幸季さん

地方創生 釜石で実践、慶応大、市と連携協定〜オープンシティ戦略の一環、観光地域づくりなどを探る

 釜石市の野田市長と連携協定を結んだ慶大総合政策学部の河添学部長(右から2人目)。左端は今春、釜石高から慶大に進んだ寺崎幸季さん

釜石市の野田市長と連携協定を結んだ慶大総合政策学部の河添学部長(右から2人目)。左端は今春、釜石高から慶大に進んだ寺崎幸季さん

 

 釜石市と慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の総合政策学部などは21日、活力ある地域社会の形成や人材育成を目的として「地方創生に関する連携協力協定」を結んだ。取り組みの第1弾として市は、地方創生の実践研究を市に住んで進める「地域おこし研究員」として同大大学院生を任用。SFCからはテレビ会議システムなどで講義や教授陣の指導を受けつつ、現場に根ざした地方創生の実践と研究開発に挑戦する。

 

 両者は2011年度から釜石の復興やラグビーを生かしたまちづくりなどに関わる活動や調査研究を協働で進めてきた。市は震災後、外部との交流で新たな活力を育む「オープンシティ戦略」を掲げ、復興後の持続的成長を導く試みを進めており、今回の協定もその一環。共同での活動を充実させることで戦略の加速を目指す。

 

 SFCから環境情報学部、大学院政策・メディア研究科、SFC研究所も含む2学部・1研究科・1研究所が協定に参加。研究員は釜石で地方創生に関する研究などに取り組む。市は研究分野として、▽2019年ラグビーワールドカップ(W杯)開催を見据えた持続可能な観光地域づくり▽オープンなまちづくりの推進▽スポーツを活用したまちづくり▽都市部の学生らをターゲットにした教育旅行プログラム開発―などを想定する。

 

 大学院生の受け入れは、総務省の「地域おこし協力隊」制度の活用を見込む。市は早ければ来年度から、研究員を募り、選考を経て2~3人程度を採用。研究員に人的ネットワークなどの情報や活動拠点を提供する。現場で復興事業やまちづくりの手助けを行っている「釜援隊」も連携し、実情に即した活動を支える。

 

 締結式は市役所で行われ、野田武則市長と同大総合政策学部の河添健学部長が協定書を取り交わした。野田市長は「大学の有する人的、知的、物的資源が入ることで、魅力ある地域づくりが進むことを期待」と述べ、河添学部長は「学生が現場で社会との接点を持つという感覚が大事。元気な学生を見て、地元の高校生が大学に興味を持ってもらうきっかけにもなれば。人の交流が広がってほしい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2017年8月26日発行 第616号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

CINEPIT映画上映会「ラ・ラ・ランド」

CINEPIT映画上映会「ラ・ラ・ランド」

CINEPIT映画上映会「ラ・ラ・ランド」

 

「観るもの全てが恋に落ちる、極上のミュージカル・エンターテインメント」数多くの賞を受賞した『ラ・ラ・ランド』がCINEPITに登場です。255インチの大画面スクリーンと高音質サウンドで、話題の映画をぜひお楽しみください。

 
<解説>
「セッション」のデイミアン・チャゼル監督がライアン・ゴズリングとエマ・ストーンを主演に迎えて贈る本格ミュージカル・ラブストーリー。大きな夢を抱いてLAへとやって来た男⼥の出会いと⽢く切ない恋の⾏⽅を、カラフルかつマジカルなミュージカル・シーンと、夢と現実の狭間で苦闘する主⼈公2⼈の葛藤のドラマを織り交ぜほろ苦くもロマンティックに綴る

 

<あらすじ>
夢を追う⼈々が集う街、ロサンゼルス。⼥優志望のミアは映画スタジオのカフェで働きながら、いくつものオーディションを受ける⽇々。なかなか役がもらえず意気消沈する彼⼥は、場末のバーから流れてくるピアノの⾳色に心惹かれる。弾いていたのは、以前フリーウェイで最悪な出会いをした相手セブだった。彼も自分の店を持って思う存分ジャズを演奏したいという夢を持ちながらも、厳しい現実に打ちのめされていた。そんな2⼈はいつしか恋に落ち、互いに励まし合いながらそれぞれの夢に向かって奮闘していくのだったが…。

 

【字幕】(128分) 監督︓デイミアン・チャゼル出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ジョン・レジェンド、他

 

上映日時

2017年9月3日(日) 13:30〜15:40
※入場受付は30分前からとなります

入場料金

当日1,000円 / 前売800円

会場

チームスマイル・釜石PIT(釜石情報交流センター内)
全席自由 90席

主催

CINEPIT運営委員会
(釜石まちづくり株式会社、一般社団法人チームスマイル、釜石市、釜石シネクラブ、シネマリーン)

お問い合わせ

釜石まちづくり株式会社 TEL 0193-22-3607
作品に関して:シネマリーン TEL 0193-64-5588
 

映画『ラ・ラ・ランド』公式サイト

 

 

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

小雨模様の中、釜石港に到着したガントリークレーン=17日

大阪府が復興支援で無償譲渡、ガントリークレーン到着〜釜石港 来月下旬の稼働目指す、コンテナ物流増大に期待

小雨模様の中、釜石港に到着したガントリークレーン=17日

小雨模様の中、釜石港に到着したガントリークレーン=17日

 

 東日本大震災からの復興支援のため、大阪府から本県へ無償譲渡された大型荷役機械ガントリークレーンが17日、釜石港に到着した。県内の港では初の導入。現在、同港にあるクレーンの3倍の荷役能力があり、貨物取扱量の飛躍的な増大に期待がかかる。岸壁への設置工事や夜間用照明施設の整備、試運転などを経て、来月下旬の稼働開始を目指す。

 

 巨大なガントリークレーンは高さ56メートル(アーム伸長時76メートル)、重さ59トン。1時間当たり30~40個のコンテナを積み下ろしすることができる。現在稼働するジブクレーンの約3倍の能力があり、釜石港の荷揚げ効率は飛躍的にアップする。

 

 新品価格は約10億円。堺泉北港には、阪神淡路大震災で被災したのを受けて1996年度に3基設置されたが、現在運用していない1基が本県に贈られた。

 

 当初は12日の到着予定だったが、台風の影響で遅れた。大型の台船に積まれ、大阪府の堺泉北港を13日に出発。17日午前9時40分ごろ、海上を覆う濃霧の中から巨大な姿をゆっくりと現した。小雨模様の中、岸壁では県や市の関係者、荷役作業を請け負う物流業者ら約30人が出迎えた。

 

 ガントリークレーンが稼働する釜石港の公共ふ頭では、県が昨年夏から改良工事に着手。約8億円を投じ、クレーン用移動レールを敷くなど受け入れ準備を進めてきた。冷蔵冷凍コンテナに電気を供給するリーファーコンセントも現在の16口から仮設で8口を増設し、24口とする。

 

 同港では現在、海外の大手海運2社がフィーダー(枝線)船を定期運航し、コンテナ取扱量も順調に増加。今年は、2年前に記録した県内港最多の4420個(20フィート換算)を超える5千個以上を目指す。本年度中に中国や韓国と結ぶコンテナ定期便の就航も予定する。

 

 県沿岸広域振興局土木部の杣(そま)亨部長は「クレーンが無事到着し、ほっとしている。震災からの復興のシンボルの一つとして、釜石のみならず三陸沿岸全体の復興推進の弾みになれば」と期待する。

 

(復興釜石新聞 2017年8月23日発行 第615号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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伝統の舞で地域を元気づけた丹内神楽の踊り手ら

栗林町砂子畑・丹内神社、15年ぶりに祭り行列〜後継者育成へ機運高める、震災被災者と交流促進も

15年ぶりに権現様が地域をめぐった丹内神社の祭

15年ぶりに権現様が地域をめぐった丹内神社の祭典

 

 釜石市栗林町砂子畑地区にある丹内神社の祭典(砂子畑共正会主催)が20日行われ、15年ぶりとなる渡御(とぎょ)行列に地域が活気づいた。ご神体を移した権現様が地元の芸能4団体とにぎやかに練り歩き、住民らに心の平穏と未来への希望をもたらした。

 

 行列には約100人が参加。神社で神事を行った後、市の天然記念物にも指定されているカツラの巨木を祭る桂明神に参詣し、住宅が立ち並ぶ主要道を進んだ。沿道の家々では一行に酒などを振る舞い歓迎。地域を挙げての祭りに住民らが明るい笑顔を広げた。

 

 行列を迎えた藤原エツ子さん(80)は「昔に比べれば子どもたちが少なくなったが、笛や太鼓の音を聞くと元気が出るね。地区内には震災後に移住してきた世帯もある。祭りを通して交流を深められたら」と思いを込めた。

 

震災後移住した住民宅前で踊りを披露する砂子畑鹿踊

震災後移住した住民宅前で踊りを披露する砂子畑鹿踊

 

 1615年に創建された同神社は、雨をつかさどる龍神を祭り、水害の多かった地域の守り神として信仰を集めてきた。渡御で繰り出した4体の「水月山丹内大権現」は2体1組で、住民によると、古いものは1811年から継承されているという。地域の情勢によって行われる行列は平成に入ってからは今回で4度目。震災からの復興が進んできたことや後継者育成への機運が高まったことで、2002年以来15年ぶりの開催を決めた。

 

 300年以上の歴史を誇る砂子畑鹿踊(市指定無形民俗文化財第12号)の踊り手、小笠原慎二さん(36)は「人口が減ってきている中で、鹿踊りの伝承を含め祭りをどう続けていくかが課題。若い人たちが参加し、盛り上げていけるようになれば」と願った。

 

 渡御終了後は砂子畑さんあいセンターの中庭で芸能祭が開かれ、同鹿踊のほか丹内神楽(同第1号)、砂子畑小踊り、砂子畑道々虎舞が踊りを披露した。

 

伝統の舞で地域を元気づけた丹内神楽の踊り手ら

伝統の舞で地域を元気づけた丹内神楽の踊り手ら

 

 同共正会の小笠原成幸会長(67)は「地域の皆さんの連帯感が最高。祭りは互いの顔を知り、住民のつながりを生む場にもなっている。普段、外に出る機会の少ない高齢者と昼間、仕事で居ない若い世代の交流も図られる」と話した。

 

 砂子畑地区には現在、120世帯が暮らす。震災以降、津波被災者が地区内に自宅を再建するなどし、約30世帯増えた。また、栗林町の仮設住宅はすべて同地区にある。

 

(復興釜石新聞 2017年8月23日発行 第615号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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7年ぶりに元気な顔をそろえたお盆野球大会の参加者ら

復活「お盆野球」に完成沸く〜鵜住居、箱崎、両石

7年ぶりに元気な顔をそろえたお盆野球大会の参加者ら

7年ぶりに元気な顔をそろえたお盆野球大会の参加者ら

 

 東日本大震災で被災した釜石市鵜住居町に野球仲間の歓声が7年ぶりに響き渡った。震災以降、中断されていた地域のお盆恒例行事「水野旗争奪お盆野球大会」が復活し、15日、釜石東中グラウンドで行われた。大会を待ち望んでいた地域住民らは、顔なじみの仲間と野球ができる喜びをかみしめ、復興への歩みをまた一歩推し進めた。

 

 鵜住居、箱崎、両石の3町から6チーム、約100人が参加。開会式で大里芳章実行委員長は「野球を普通にできることに感謝し、一日楽しんでほしい」とあいさつ。釜石東中3年の植田基希君が選手宣誓し、大会が幕を開けた。

 

 中学生以上を選手とし、地区ごとに結成した5チームと釜石東中チームが、トーナメント戦で優勝を競い合った=写真。この日は弱い雨が断続的に降るあいにくの天候となったが、復活大会にふさわしい熱戦が続き、選手も観客も明るい笑顔が光った。

 

 同大会は戦後の青少年健全育成を目的に始まった。お盆中に行われることで帰省者らも多く参加し、旧交を温め合う場になっていたが、2011年の震災で会場としていた東中が被災。大会休止を余儀なくされた。今年4月、高台に新校舎が完成し、グラウンド環境も整ったことから、大会復活への声が高まり、震災後初の大会が実現した。

 

 今大会では被災の大きかった鵜住居町中心部の地区(上、仲、川原、新川原)が「全川原」として合同チームを結成。各地に散らばる約20人が顔をそろえた。町内の仮設住宅に暮らす佐々木実さん(53)は震災前、新川原チームで参加。「和気あいあいの大会は見るのもやるのもよし。復活が待ち遠しかった。本当にうれしい」と感慨深げ。仲地区に実家があった佐藤圭さん(37)は千葉県から帰省し、「震災以降、会っていない人も多い。みんなに声を掛けられ、懐かしくて。母校の校舎も立派に再建され驚いた」と、古里が復興に向かう姿を目に焼き付けた。

 

 「伝統ある大会を無くしてはならない」「地域コミュニティー再生にも大会は必要」―。地元への愛着と復興への思いから、再スタートを切った同大会。大里実行委員長(48)は「人が集まるのはいいこと。毎年継続し、少しでも地域を盛り上げていきたい」と意を強くした。

 

復活「お盆野球」に完成沸く〜鵜住居、箱崎、両石

 

 結果は次の通り。
▽1回戦
日  向3―2中学生
箱  崎5―2両 石
▽2回戦
全川原5―1日 向
白  浜6―3箱 崎
▽決勝
全川原6―0白 浜
▽最優秀選手=佐々木重聡(全川原)
▽優秀選手=佐々木航太(白浜)

 

 【水野旗争奪お盆野球大会】
1947(昭和22)年、鵜住居村(当時)に水野医院を開業した水野勇医師が、戦後の荒廃した青少年の生活態度に心を痛め、地区対抗の野球大会を提案したのが始まり。48年に第1回大会が開かれ、55年に水野医師が寄贈した優勝旗が今に受け継がれる。

 

 最盛期の昭和40年代には根浜、川目、外山、片岸、室浜、水海のチームも名を連ね、14チームが3日間の熱戦を繰り広げた年も。震災による中断を経て復活した2017年大会は64回目となった。

 

 95年に水野医師が逝去(享年82)後は、妻の綾子さん、娘の幸子さん(仙台市在住)が遺志を継ぎ、大会支援を継続。復活大会にも協賛金が寄せられた。

 

(復興釜石新聞 2017年8月19日発行 第614号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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力強い土俵入りで観客を沸かせた稀勢の里関。右隣は露払いを務めた岩手出身の錦木関

復興願う横綱土俵入り、堂々の四股 被災地に力〜鵜住居で披露、市内から1千人「よいしょ」と掛け声

力強い土俵入りで観客を沸かせた稀勢の里関。右隣は露払いを務めた岩手出身の錦木関

力強い土俵入りで観客を沸かせた稀勢の里関。右隣は露払いを務めた岩手出身の錦木関

 

 東日本大震災の被災地復興を願う「横綱土俵入り」(日本相撲協会主催)が14日、釜石市の鵜住居小・釜石東中で行われた。現在4人いる横綱のうち稀勢の里(第72代)、日馬富士(第70代)の両横綱が来釜。復興途上の鵜住居の地に希望を与える力強い土俵入りを見せ、市内外から集まった約1千人の胸を躍らせた。

 

 会場は当初、同小・中のグラウンドを予定していたが、雨の影響で体育館に移して開催。横綱を含む幕内力士6人のほか、行司や呼び出しなど総勢約50人が訪れ、観客から熱烈な歓迎を受けた。全員で震災犠牲者に黙とうした後、両横綱が献花。巡業副部長の玉ノ井親方から野田武則釜石市長に記念品が贈られた。

 

 やぐら太鼓の3種の打ち分け、相撲甚句が披露され、いよいよ横綱の土俵入り。露払い、太刀持ちの力士らとステージに上がり、日馬富士は「不知火(しらぬい)型」、稀勢の里は「雲龍(うんりゅう)型」の土俵入りを見せた。かしわ手を打ち、四股を踏む横綱に観客から「よいしょ」の掛け声が飛び、その雄姿にたくさんのカメラが向けられた。

 

大勢の観客に迎えられ花道を進む日馬富士関ら

大勢の観客に迎えられ花道を進む日馬富士関ら

 

 鵜住居町の藤原正敏さん(72)は初めて生で見る土俵入りに「最高。やっぱり元気が出るね。相撲はテレビでよく見ていて稀勢の里のファン。けがを心配していたが元気そう。これからも応援したい」と大感激。同町の実家に仙台市から帰省中の手塚温美さん(29)は幼い子ども2人と来場。「(横綱は)すごく大きくて、かっこいいですね。被災地のために来てくれるのはありがたい。みんなうれしいと思う」と古里にもらった力に感謝した。

 

被災地に力を与えた両横綱ら日本相撲協会の一行

被災地に力を与えた両横綱ら日本相撲協会の一行

 

 被災地での復興横綱土俵入りは7年連続で行われ、本県では2011年6月(山田町、大槌町、大船渡市、陸前高田市)、12年8月(宮古市)以来。今年1月、日本人としては19年ぶりの横綱となった稀勢の里関は、昇進後初めての被災地での土俵入りに「温かい声援をいただき、もっと頑張らねばという気持ちになった。見えないところで苦しんでいる人もまだまだいると思う。少しでも力になりたい」とさらなる精進を誓った。日馬富士関は「相撲を通じて皆さんに喜びと力を与えられたらと思い、心を込めて土俵入りをさせていただいた。少しずつ復活しているまちがこれから発展していくことを願う」と思いを込めた。

 

 盛岡市出身の前頭、錦木関は稀勢の里関の露払いを務め、観客から大きな声援を受けた。「すごく光栄なこと。いろいろな人に自分を知っていただき、ありがたい」と、地元県民の期待をしっかりと受け止めた。

 

 一行は土俵入り披露に先立ち、釜石駅前の復興の鐘と鵜住居町の鵜住神社を訪れ、鎮魂と復興への祈りをささげた。

 

(復興釜石新聞 2017年8月19日発行 第614号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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釜石港内を彩る納涼花火。雨模様を突き、2年ぶりに開かれた=12日夜

雨空を花火彩る〜釜石港で2年ぶり大会

釜石港内を彩る納涼花火。雨模様を突き、2年ぶりに開かれた=12日夜

釜石港内を彩る納涼花火。雨模様を突き、2年ぶりに開かれた=12日夜

 

 釜石納涼花火(釜石市、釜石観光物産協会主催)は12日夜、釜石港内で行われた。2年ぶりの開催。大会は、あいにくの雨模様を突いて開かれ、市制施行80周年、近代製鉄発祥160周年、橋野高炉跡国指定史跡60周年を祝う約1千発の花火が打ち上げられた。

 

 2日に「梅雨が明けたとみられる」と発表されてから、皮肉にも雨模様が続く釜石。この日も朝から小雨模様となったが、翌日も回復の見込みがないことから”決行”に踏み切った。

 

 スターマインや尺玉などが夜空を焦がし、港内では船から迫力満点の水中花火も次々と打ち上げられた。雨模様にもかかわらず、港内の岸壁や港町のグリーンベルトなどに約8千人が陣取り、夜空を彩る大輪の花火に歓声を上げた。

 

 大槌町の小笠原博樹さん(30)は、高校(釜石南)時代のサッカー部の仲間と誘い合って花火見物。娘の凛子(りこ)ちゃん(4)を胸に抱いて傘を差し、花火が彩る夜空を仲良く見上げた。「雨の中を来て良かった。初めて花火を見る娘も喜んでくれたし」と満足そうに話した。

 

 

(復興釜石新聞 2017年8月19日発行 第614号より)

 

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箱崎神社のアカマツの巨木が倒れ、停電と市道の通行止めを招いた=9日昼

台風5号、釜石にも爪痕〜箱崎町で大木倒れ、市道をふさぐ

箱崎神社のアカマツの巨木が倒れ、停電と市道の通行止めを招いた=9日昼

箱崎神社のアカマツの巨木が倒れ、停電と市道の通行止めを招いた=9日昼

 

 7日午後、和歌山県北部に上陸した台風5号は日本海に抜けてゆっくりと北東に進み、9日午前3時30分、秋田県沖で温帯低気圧となった。この影響で釜石市では7日午前から9日午後3時までの総雨量175ミリを観測。箱崎町の市道が倒木でふさがれるなどの被害が出たものの、建物など大きな被害はなかった。

 

 市は8日夕、災害対策本部を設置し、避難準備・高齢者等避難開始を発表。盛岡地方気象台の大雨、洪水警報、土砂災害警戒情報の発表を受け、全市(1万6817世帯、3万4855人)に避難勧告を出した。8日午後10時までに指定避難所など13カ所に最大165人が避難した。

 

 9日午前6時58分、箱崎町の箱崎神社の境内にある、高さ約30メートル、根元の周囲が3・6メートルもあるアカマツが倒れ市道をふさいだ。木の幹は送電線の電柱も倒し断線。箱崎白浜、仮宿の494戸が停電した。

 

 市は昼過ぎ、町内の高台に建設工事中の市道箱崎半島2号線を仮のう回路に開放、交通を確保した。東北電力釜石営業所は電源車を配置して送電を再開。同日夕方までに完全復旧させた。アカマツは同日中に切断作業を開始した。

 

 箱崎神社の境内林は市指定文化財で、アカマツ、スギ、ネズコなどの巨木があり、指定外の樹木2本を含む4本が枯れたり、根が浮き上がって傾斜していた。倒木の危険があるため、数日中に伐採する予定だ。

 

 JR釜石線は8日朝から陸中大橋―小佐野駅間で運行中止。9日午前9時15分の運行再開まで、上下3本が運休、4本が遠野―釜石駅間の区間運休、1本に遅れが出た。

 

 三陸鉄道南リアス線は9日始発から午前11時1分の平常運転再開まで、三陸―釜石駅間で上下6本が部分運休した。

 

(復興釜石新聞 2017年8月12日発行 第613号より)

 

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