釜石と東京の絆を結ぶ花苗を植えた鈴子町内会会員と県職員ら

岩手×東京「花の交流」今年も〜道に咲く、ありがとう

釜石と東京の絆を結ぶ花苗を植えた鈴子町内会会員と県職員ら

釜石と東京の絆を結ぶ花苗を植えた鈴子町内会会員と県職員ら

 

 東日本大震災の被災地と東京都を花苗の育成、植栽活動でつなぐ「岩手×東京 花のみちプロジェクト」が今年で4年目を迎える。18日、プロジェクトに協力する釜石市の鈴子町内会(澤田政男会長、54会員)が、釜石駅周辺の花壇に花苗を植えた。釜石で育てた花を東京に送るためのポットへの植え付けも行われ、両都県の花による交流が今年もスタートした。

 

 花のみちプロジェクトは、「被災地を花のあるまちに」と願う東京都と公益財団法人東京都道路整備保全公社が被災3県と連携し、震災後に始めた活動。本県では2014年から釜石市で始動し、昨年から大船渡市でも実施されている。東京から培養土や肥料などの提供を受け、県が花苗を用意。市内の町内会の協力を得て、道路沿いを花で彩る活動を続けている。

 

 今年は鈴子、大渡の両町内会が合わせて12種類、3300株を植える計画で、3週連続で日曜日に作業を実施。初日は鈴子町内会会員と県職員17人が、ローソン釜石駅前店前と大渡橋手前の交差点付近に8種類を植えた。ローソン前の花壇では、2年後に迫ったラグビーワールドカップ(W杯)を盛り上げようと、「RWC2019」の文字とW杯のロゴマークが浮き出るようにマリーゴールド、ペチュニア、ニチニチソウの苗を配置した。町内会は今後、水やりや雑草取りも行う。

 

 鈴子町の高橋光子さん(69)は「手入れをしていると、道行く市民から『ありがとう』、『いつも楽しませてもらっている』と声を掛けられ、こちらもうれしくなる」と作業の励みになっている様子。

 

 同プロジェクトでは、被災地で育てた花を東京都庁前に定植したり、8月に新宿駅西口広場で開く都のイベントで展示したりし、被災地から復興支援への感謝の気持ちを発信する。都民に東北への関心を持ち続けてもらう機会にもしている。今年は釜石から350株を東京に送る予定で、鈴子で150株、大渡で200株を受け持ち、8月上旬まで各家庭などで育成することにしている。

 

 県沿岸広域振興局土木部の横澤和志主任は「昨年のイベントには約2万人が来場(主催者発表)。東北へ応援メッセージをくれたり、植栽に協力してくれる人も多かった。都は20年の東京五輪を”復興五輪”と位置付ける。両地域の絆を育む一環として、この活動が継続されれば」と話した。

 

 25日には大渡橋に飾るハンギングバスケット55個を両町内会合同で製作する予定。来月2日に大渡町内会が橋の欄干にバスケットを設置するほか、イオンタウン釜石入り口交差点までの県道沿いに花を植える。

 

(復興釜石新聞 2017年6月24日発行 第599号より)

 

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地域おこし協力隊員としての活動に意欲を高める(右から)石橋さん、深澤さん、吉野さん、福田さん、古賀さん、細江さん

若者6人 釜石の新しい力に、県外出身者 復興へ起業目指す〜外部人材受け入れ、産業振興・定住促進

地域おこし協力隊員としての活動に意欲を高める(右から)石橋さん、深澤さん、吉野さん、福田さん、古賀さん、細江さん

地域おこし協力隊員としての活動に意欲を高める(右から)石橋さん、深澤さん、吉野さん、福田さん、古賀さん、細江さん

 

 釜石市は、県外出身の若者を受け入れ、起業を支援する取り組みとして「釜石ローカルベンチャーコミュニティ事業」を始め、20日、事業に参加する第1期6人を委嘱した。総務省が全国で進める地域おこし協力隊制度を活用したもので、6人は市内で生活しながら漁業や観光などをテーマに新たな産業創出に向けて活動。市は報酬と住まい、起業のノウハウを提供する。震災から6年が過ぎ、生活再建が進む被災地では震災前より活力ある地域づくりを進める段階を迎えており、市では外部の人材を受け入れて産業振興を促し、起業から地域へのIターン、定住促進につなげたい考えだ。

 

 委嘱されたのは、細江絵梨さん(30)、古賀郁美さん(25)、福田学さん(40)、吉野和也さん(36)、深澤鮎美さん(30)、石橋孝多郎さん(26)。全国から応募があった30人の中から面接などを経て選ばれた。前職は化粧会社員、水産加工、印刷オペレーター、ホームページ制作会社員などさまざま。保育士の資格を持つ人もいる。首都圏や被災地で復興支援に携わり釜石と縁のある人もいるが、出身地は東京、千葉、茨城と全員市外からやって来た。

 

 6人は、それぞれが観光レジャー、水産資源の6次産業化、1次産業を生かしたツーリズム、子育て、若者ビジネス支援などをテーマに事業化を目指して活動する。市は6人に年間200万円の報酬を支払い、住宅や事務所を提供。地域内外の企業や関係機関が活動をサポートし、起業に向けた助言を行う。6人のうち5人は市内の仮設住宅に入居する。

 

 委嘱状を手渡した野田武則市長は「ようこそ釜石へ。新たな挑戦の舞台に選んでもらい感謝している。震災から7年目、住まいの再建が進み、復興の兆しが見えつつある。外から来た皆さんの取り組みは釜石の発展に力強さを与えるものになると期待。この地に根を張り、自立した道を歩んでほしい」と述べた。

 

 母親が一関出身の福田さんは、震災を機に自分の生き方を見直し、ふるさとと呼べる岩手の力になることをしたいと、釜石に来ることを決意。観光レジャーでビジネスを起こそうと考えており、「釜石を観光地としてPRしたい」と意欲を見せた。

 

 大学で水産を学び、水産加工会社で働いてきた古賀さんは「釜石の水産資源や郷土芸能に魅力を感じる。魚の価値を食を通じて市内外に伝えたい」と意気込んだ。

 

 地域おこし協力隊制度による取り組みは1年ごとの更新で、最長で5年まで更新できる。市は昨年9月に国の認定を受けた全国10自治体でローカルベンチャー推進協議会を組織。起業家育成支援の経験や知恵の共有、育成の仕組みづくり、PR活動など連携して取り組む。

 

(復興釜石新聞 2017年6月24日発行 第599号より)

 

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平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加 平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加

平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加

平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加 平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加

 

釜石市に初めて少年消防クラブが結成されたことから、釜石市消防団より平成29年度釜石市消防演習への参加を招待され、18名の釜石市少年消防クラブ員が分列行進に参加することとなりました。

 

分列行進に参加した子供たちは緊張することなく、子供らしい元気いっぱいの行進をすることが出来ました。

 

平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加 平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加

 

平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加 平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加

 

平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加 平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加

 

平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加 平成29年度釜石市消防演習への釜石市少年消防クラブ員の参加

この記事に関するお問い合わせ
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釜石ひまわり基金法律事務所の4代目所長に就任した多田創一弁護士と前任の加藤静香弁護士

「被災者の力になりたい」と決意、多田弁護士 4代目所長に〜釜石ひまわり基金法律事務所

釜石ひまわり基金法律事務所の4代目所長に就任した多田創一弁護士と前任の加藤静香弁護士

釜石ひまわり基金法律事務所の4代目所長に就任した多田創一弁護士と前任の加藤静香弁護士

 

 全国の弁護士過疎地域に開設される公設事務所の一つ、釜石市上中島町の「釜石ひまわり基金法律事務所」は6月1日から新たな所長に多田創一弁護士(28)が就任。17日、前任の加藤静香弁護士(33)の労をねぎらい、多田弁護士を激励する会が市内のホテルで開かれた。3月から釜石での業務を開始している多田弁護士は「被災者の生活再建など悩みを抱える方々の力になりたい」と決意を新たにする。

 

 4代目の所長となる多田弁護士は東京都三鷹市出身。早稲田大、同法科大学院で学び、2013年に司法試験に合格した。仙台市で司法修習を行い、15年1月に弁護士登録。同市内の法律事務所勤務を経て、釜石に赴任した。

 

 大学卒業時に東日本大震災を経験。「いつか弁護士として復興に携わりたい」との思いを胸に、司法試験に挑んだ。試験直後、ボランティア活動で初めて足を踏み入れた被災地で住民の苦悩に触れ、あらためて現地で働くことに意を強くしたという。

 

 釜石に来て3カ月余り。すでに80件以上の新規相談を受ける。「債務整理や住宅再建に関わる相談が多く、自立による新たな問題も生じている。市民の皆さんに寄り添い、問題解決につなげたい」と多田弁護士。地域に根差し信頼される弁護士を目指し、新たな一歩を踏み出した。

 

 5月末で3年半の任期を終えた加藤弁護士は沿岸初の女性弁護士として活躍。在任中に受けた相談件数は894件に上る。赴任(13年10月)当初は区画整理に伴う土地の換地問題が多かったが、復興の進展とともに二重ローンなどの住宅問題、遺産分割、離婚といった問題が現れてきたという。DV(ドメスティックバイオレンス、家庭内暴力)、性犯罪被害女性の相談体制充実にも取り組んだ。

 

 7月からは山形県酒田市の父親の経営する法律事務所で働く。「釜石で培った経験を糧にどんな事件にも対応できる弁護士に」と地元貢献を誓う。3カ月間、仕事を共にした多田弁護士について「物腰が柔らかく、細やかなフォローで相談者にいろいろな可能性を提示してくれる」と頼もしい仲間の後任を喜んだ。

 

 ひまわり基金法律事務所は、日本弁護士連合会が1999年に立ち上げた基金をもとに全国各地に開設。これまでに117カ所設置され、釜石には06年11月、全国75番目の事務所として開所した。震災当時は浜町の市営ビル2階にあったが、津波で被災し中妻町に移転。現在は上中島町のビル3階に事務所を置く。

 

 岩手弁護士会の東海林利哉会長は「釜石は弁護士が2人しかおらず、過疎地域という状況に変わりはない。多田弁護士には、仙台での経験と若さを生かし、心のケアを含む今後の復興課題に取り組んでほしい」と期待する。

 

(復興釜石新聞 2017年6月21日発行 第598号より)

 

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県政懇談会に出席した達増知事(中央)、釜石・大槌地域で活動する若者、女性ら

達増知事と県政懇談、釜石・大槌の6人〜地域の未来を語り合う

県政懇談会に出席した達増知事(中央)、釜石・大槌地域で活動する若者、女性ら

県政懇談会に出席した達増知事(中央)、釜石・大槌地域で活動する若者、女性ら

 

 「ともにある三陸~より豊かで希望あふれる三陸の創造」をテーマに、達増拓也知事が地域で活動する市民の声を聞く県政懇談会「がんばろう岩手!」は16日、釜石市鵜住居町の鵜住居公民館で開かれた。震災からの復興を目指し、釜石市や大槌町で地域づくりに取り組む6人が活動内容を紹介し、知事と意見を交わした。

 

 出席したのは、釜石で活動する奥村康太郎さん(浜千鳥醸造部長)、藤井サヱ子さん(創作農家こすもす代表、甲子地区活性化協議会長)、佐々木拓磨さん(釜石シーウェイブス選手、小佐野小教諭)、山崎鮎子さん(ブルーア・シエーロオーナー兼店長)のほか、芳賀光さん(つつみ石材店代表取締役、はまぎく若だんな会代表)、兼澤悟さん(フラワードレス代表)。

 

 冒頭、達増知事は「津波被害が大きいゆえ、復興に時間がかかっている地域だが、復興を成し遂げた暁には地域をリードする場になっていかなければ。声を聞き、県政で役立てたい」とあいさつ。6人が取り組みの課題や地域の未来について語った。

 

 酒づくりに携わりたいと埼玉からやって来た奥村さんは岩手の印象について、「何もないのが魅力。都会のような便利さはないが、人の力の大きさを感じるところ。不便だけど自然豊かで、心のゆとりがある。そんな人の魅力を発信していきたい」と話した。山崎さんはカフェ開店までの経緯を説明し、つながりの大切さを強調。「一人ではできないことも、人や企業、団体が連携することで成し遂げられることが多い。人の力は地域を支える財産。つながりを持てる空間、情報発信できる場を目指していきたい」と展望を語った。

 

 佐々木さんはラグビーを通し子どもたちの地域を誇りに思える気持ちを育てるための学校での取り組みを説明。藤井さんは、地域外から来る若者の中に「この地で頑張りたい」と思う人がいることを紹介し、夢や希望を持つ若者が定住できる環境づくりを要望した。

 

 高速道路網の整備、2019年ラグビーワールドカップ釜石開催による人の流れの変化をチャンスととらえ、地域間連携、広域で考える地域づくりの必要性を指摘する声もあった。

 

(復興釜石新聞 2017年6月21日発行 第598号より)

 

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ホタル観察会

ホタル観察会

ホタル観察会

〜清らかな水辺に舞う蛍を観察しながら、ホタルの不思議を学びませんか?〜

日時

平成29年7月10日(月) 午後7時30分から8時45分(雨天中止)

観察場所

中小川地区「ワッカラ淵」

講師

釜石ホタル友の会 臼澤 良一 氏

内容

ホタルの生態や生息環境を学び、観察する

参加料

無料

募集定員

50名(申込順とし、定員になり次第締切ます)

服装・持ち物

◎長袖・長ズボン着用
◎歩きやすい汚れてもよい靴(スニーカー・長靴等※サンダルは禁止)
◎懐中電灯(観察場所での使用は制限します)
◎敷き物
◎筆記用具

その他

☆市役所前からマイクロバスで送迎します(午後7時車庫前集合)※途中乗車・下車可
☆現地集合も可としますが、会場に駐車場はありませんので、自家用車での参加はご遠慮ください
☆小学生のお子さんは必ず保護者が同伴願います

申込み

電話又はFAXにより市環境課にお申込みください
TEL 0193-27-8453
FAX 0193-22-2199

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 市民生活部 環境課 環境保全係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8453 / Fax 0193-22-2199 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/kurasu/kankyo/oshirase/detail/1210745_2179.html
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三陸駒舎の黍原豊さん(右)に教わりながら馬との触れ合いを楽しむ親子ら

親子の交流、馬がアシスト〜こどもの相談室、初の野外イベント

三陸駒舎の黍原豊さん(右)に教わりながら馬との触れ合いを楽しむ親子ら

三陸駒舎の黍原豊さん(右)に教わりながら馬との触れ合いを楽しむ親子ら

 

 釜石市大町の青葉通りこどもの相談室(青葉ビル1階)は10日、馬との出会い・コミュニケーションをテーマとした親子交流会を橋野町の一般社団法人三陸駒舎(寄田勝彦代表理事)で開いた。市内の小学生以下の子どもと保護者22人が参加し、馬との触れ合いを通して心豊かな時間を共有した。

 

 同相談室は震災後の心のケアを目的に、市が昨年11月に開設。事業を委託されたNPO法人日本リザルツ(東京都千代田区)が相談業務のほか、研修、交流会などを行い、子どもの健やかな成長を後押ししている。この日は本年度の親子交流会第1弾。ホースセラピーの体験プログラムを提供する三陸駒舎の協力で、心身を癒やし、思いやりの気持ちを育む時間が設けられた。

 

 改修した築90年の古民家に家族3人で住み、道産子馬2頭の世話をする同駒舎理事の黍原豊さん(40)が、馬の体の特徴や生態をレクチャー。馬と仲良くなってもらおうと餌やり、ブラッシング、引き馬・乗馬の仕方を教えた。「馬毛のブラッシングは人の血圧を安定させる効果も。馬とのコミュニケーションは人との付き合いにもつながる」と黍原さん。子どもたちは代わる代わる雌馬アサツキ(7歳)と親しみ、乗馬では満面の笑顔を輝かせた。

 

 両親、妹と参加した甲子町の水野朱莉(あかり)ちゃん(6)は「お馬さんは温かかった。また乗ってみたい」と大喜び。母智美さん(37)は「馬と身近で触れ合えるのは貴重。お馬さんにちゃんと『ありがとう』って言えたかな。子どもたちにはいろいろな経験をしていってほしい」と愛娘を見守った。

 

 同相談室の相談員を務める鈴木裕子さん(日本リザルツ)は今回の交流会について、「初めての野外イベント。親子が馬を介し、普段しない会話ができたり、注意や禁止が多くなりがちな子育ての中で上手に褒める、成長を見てあげられるきっかけになれば」と期待した。会では古民家で昼食後、クラフトワークとして写真立て作りも行われた。

 

 親子交流会は本年度中にあと2回実施予定で、秋のそば打ちなどを検討している。

 

(復興釜石新聞 2017年6月17日発行 第597号より)

 

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CINEPIT映画上映会「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」

CINEPIT映画上映会「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」

CINEPIT映画上映会「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」

 

「あの日から20年。決戦に備えていたのは、人類だけではない。」1996年に⼤ヒットしたローランド・エメリッヒ監督によるSF超⼤作「インデペンデンス・デイ」の続編がCINEPITに登場です。255インチの大画面スクリーンと高音質サウンドで、話題の映画をぜひお楽しみください。

 

当初予定されておりました「アメリカン・スナイパー」は諸事情により上映できなくなりました。大変申し訳ございません。今回のVol.3上映は特別に入場無料といたします。

 

上映日時

2017年7月2日(日) 13:30〜15:30
※入場受付は30分前からとなります

入場料金

無料上映(今回特別)

会場

チームスマイル・釜石PIT(釜石情報交流センター内)
全席自由 90席

主催

CINEPIT運営委員会
(釜石まちづくり株式会社、一般社団法人チームスマイル、釜石市、釜石シネクラブ、シネマリーンみやこ映画生協)

お問い合わせ

釜石まちづくり株式会社 TEL 0193-22-3607
作品に関して:シネマリーン TEL 0193-64-5588

助成

文化庁
 

映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』オフィシャルサイト

 

 

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

野田市長に受賞を報告した都築住職(中)、佐々木部長代理(右)

釜石大観音「恋人の聖地」観光交流賞〜恋愛成就へ高まる魅力

野田市長に受賞を報告した都築住職(中)、佐々木部長代理(右)

野田市長に受賞を報告した都築住職(中)、佐々木部長代理(右)

 

 プロポーズにふさわしいロマンチックなスポット「恋人の聖地」を活用した優れた取り組みを表彰する「恋人の聖地観光交流大賞」で、釜石市大平町の釜石大観音が観光交流賞に選ばれ、12日、釜石大観音を運営する石応禅寺の都築利昭住職、佐々木富也部長代理らが野田武則市長に受賞を報告した。

 

 この賞は、恋人の聖地を認定するNPO法人地域活性化支援センター(静岡市)などが2015年に創設。3回目の今回は全国225カ所のうち68カ所が応募した。釜石大観音など聖地の特色を生かして観光や交流促進に取り組んだ9カ所が観光交流賞に選出。大賞には和歌山県白浜町の南紀白浜三段壁が選ばれた。授賞式は5月31日に東京で行われ、都築住職らが出席した。

 

 釜石大観音では、昨年4月の聖地選定を記念し、2羽のカメモが寄り添うハート型のモニュメントを設置。釜石湾の絶景や荘厳な姿の大観音をバックに撮影できる写真スポットとして活躍している。観音像の足元には慈愛の「愛」の文字が刻まれた石板や、津波から船を守ったもやい綱のレプリカ「絆・伝説のロープ」もあり、カップルの仲をより深める場所にもなっている。

 

 季節のイベント時にはライトアップしロマンチックな雰囲気を演出したり、市民有志団体による仲見世通りを活用した「えんむすびまつり」なども開催。こうしたイベントを通じ出会った人が結婚するなど、恋愛成就のスポットとしても魅力も高まっているという。

 

 都築住職は「人つなぎの取り組みを認めていただき、うれしい」と受賞を喜ぶ。仲見世通りの店舗を活用した新たな動きが見られることなどを紹介し、「観光の拠点、交流、出会いの場になれば。釜石の活性化につながるよう、今後の展開を見守りたい」と話した。

 

 野田市長は「今後、増加が予想される海外からの客に対応した取り組みも必要になる。釜石に来たら外せない、必ず立ち寄ってもらう観光スポットの一つになるよう、市としても協力する」と述べた。

 

(復興釜石新聞 2017年6月17日発行 第597号より)

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平田の「岩手大学釜石キャンパス」

水産復興 人材育成の拠点に〜岩手大学釜石キャンパス開設、平田のサテライトに併設 看板除幕式

看板を除幕し、今後の連携へ固い握手を交わす岩渕学長(左)と野田市長

看板を除幕し、今後の連携へ固い握手を交わす岩渕学長(左)と野田市長

 

 昨年度から水産教育の専門コースを新設している岩手大学(岩渕明学長)が本年度、釜石市平田に「釜石キャンパス」を新たに開設。11日、キャンパスの看板が掲げられ、市内のホテルで開設記念フォーラムが行われた。震災で壊滅的な被害を受けた三陸水産業の復興と持続的発展に寄与する人材育成の拠点誕生に、関係者が大きな期待を寄せた。

 

 釜石キャンパスは、2013年3月に平田埋め立て地に竣工(しゅんこう)した同大の研究施設「釜石サテライト」に併設。岩渕学長と野田武則釜石市長が看板を除幕した。野田市長は「大学キャンパス設置は長年の悲願。学生が安心して勉学に取り組める環境を整えたい。ここから地域の水産をリードしていく人材を輩出できれば」と思いを込めた。

 

平田の「岩手大学釜石キャンパス」

平田の「岩手大学釜石キャンパス」

 

 震災以降、復興推進や地域再生への課題解決を使命としてきた同大は昨年4月、学士課程の全学部を改組し、農学部内に「食料生産環境学科水産システム学コース」を設置。本年4月には大学院修士課程の3研究科を統合した「総合科学研究科」を新設し、「地域創生専攻・地域産業コース」に「水産業革新プログラム」を設けた。

 

 水産コースの学部生は現在、1年生22人、2年生23人。釜石キャンパスでは、希望者が3年生後期から卒業まで学ぶことになっており、来年10月から現2年生が釜石での教育研究活動をスタートさせる。また、同プログラムを専攻する大学院生は現在1人。すでに釜石での研究を開始している。

 

 洋野町出身の学部2年、小田彩さん(19)は「海に近い場所で勉強できるので環境的にもいい。三陸の養殖や関係する病理の研究をしたい」と、釜石キャンパスへの配属を希望。岩渕学長は「3年後には約50人の学生が来る見込み。サテライトの敷地内に講義室や研究室を備えた総合教育研究棟の建設も計画中で、早期に実現できれば」と意欲を見せた。

 

 一般市民も参加したフォーラムでは、岩渕学長が記念講演。01年3月、県内で最初に相互友好協力協定を締結した釜石市との連携の歩み、民間企業との共同研究開発、大学の機能強化への取り組みなどを説明した。

 

 仙台市出身、大学院1年の大場由貴さん(25)は自身の研究内容を発表。外来種のヨーロッパザラボヤが養殖ホタテに付着し深刻な被害を及ぼしていること、付着させない技術を求め生態などを研究中であることを明かした。「専門分野だけでなく幅広い知識を身に付け、水産業のシステム全体を捉えて考え、課題解決へ行動できる人になりたい」と大場さん。

 

記念フォーラムで発表した小笠原咲紀さん(左)と大場由貴さん

記念フォーラムで発表した小笠原咲紀さん(左)と大場由貴さん

 

 水産コース唯一の釜石市出身者、小笠原咲紀さん(20)も、これまでの学習内容を報告した。小笠原さんは鵜住居町出身。自身も被災した経験から、「津波で地元水産業が大きな被害を受け、危機感を持った。将来は何らかの形で水産業復興の力になりたい。3年になってから研究をスムーズに進められるよう今は必要な知識を習得していきたい」と決意を新たにしていた。

 

(復興釜石新聞 2017年6月14日発行 第596号より)

 

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