釜石市 海の写真・絵画コンクールの受賞作品

釜石市 海の写真・絵画コンクールの受賞作品について

10月28日まで募集を行っておりました、釜石市 海の写真・絵画コンクールについて

 

11月11日、海の日実行委員会による審査会を行い、次のとおり受賞作品を決定いたしましたのでお知らせいたします。

 

写真の部(出展作品9点)

 

【金賞】 木村 明子さん出展 「浜の笑顔」

 

【金賞】 木村 明子さん出展 「浜の笑顔」

 
 

【銀賞】 伊東 光さん出展 「虎が舞う、海の守護神、例大祭」

 

【銀賞】 伊東 光さん出展 「虎が舞う、海の守護神、例大祭」

 
 

【銅賞】 中村 幸一さん出展 「永久(とわ)に穏やかに」

 

【銅賞】 中村 幸一さん出展 「永久(とわ)に穏やかに」

 
 

【銅賞】 佐藤 憲弘さん出展 「浜の朝」

 

【銅賞】 佐藤 憲弘さん出展 「浜の朝」

 
 

絵画の部(出展作品22点)

 

【金賞】 石黒 亜希さん出展 「海のいきもの」

 

【金賞】 石黒 亜希さん出展 「海のいきもの」

 
 

【銀賞】 堀内 優護さん出展 「平田の海」

 

【銀賞】 堀内 優護さん出展 「平田の海」

 
 

【銅賞】 石川 夕茜さん出展 「海のいきもの」

 

【銅賞】 石川 夕茜さん出展 「海のいきもの」

 
 

【銅賞】 岡田 ゆのさん出展 「海のいきもの」

 

【銅賞】 岡田 ゆのさん出展 「海のいきもの」

 

審査委員(順不同)

  • 釜石市海の日実行委員会会長
  • 釜石海上保安部
  • 東北運輸局岩手運輸支局
  • 国土交通省東北地方整備局釜石港湾事務所
  • 沿岸広域振興局水産部
  • 釜石観光物産協会
  • 釜石港湾振興協議会

 

残念ながら受賞を逃した作品も釜石の海の特徴を的確にとらえたものや、書き方、撮り方にこだわりのある作品が多く出展されました。出展頂きました皆様、ありがとうございました。

 

受賞された方には、改めて表彰式のご案内をさせていただきます。また、出展頂いた作品はシープラザ釜石にて展示会を予定しております。表彰式及び展示会の日程については、市役所ホームページにてお知らせの予定ですので、今しばらくお待ちください。

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釜石市 産業振興部 水産課
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / メール
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それぞれに個性が光る住民手作りの虎頭

出来栄え最高「虎舞」生きる勇気に〜絆強める素晴らしい思い出、桜木町仮設団地の住民ら制作

苦労を重ね、ついに完成させた虎頭を鑑賞しながら会話を弾ませる桜木町仮設団地の住民ら

苦労を重ね、ついに完成させた虎頭を鑑賞しながら会話を弾ませる桜木町仮設団地の住民ら

 

 津波で失った「虎頭」を自分の手で作り上げ、後世につなぐ宝にしよう――。釜石市の桜木町仮設団地(約40世帯)の住民約10人は、今年夏前から小ぶりの虎頭の制作に挑戦。市内の「虎舞」団体に虎頭を提供していた同団地の住民から教えてもらい、このほどやっと完成した。作られた15の虎頭は、初めてとは思えない出来栄え。生命力みなぎる表情が見る者の心を鼓舞し、困難を乗り越える勇気を与えてくれる。

 

 航海の安全や火伏せを祈願し、江戸時代から舞われてきた釜石の虎舞。漁業をなりわいとする沿岸部の家々では、子や孫のために虎頭を所有する家も多かったが、5年前の東日本大震災で襲った津波は、そうした家族の思い入れが詰まった品も一瞬にして奪い去った。

 

 桜木町仮設団地での虎頭制作は、以前からものづくりの活動をしてきた同団地自治会の男性グループ「益荒雄(ますらお)の会」が中心となって企画。「津波で流された虎頭を再び手元に置きたい」と願う住民の声を受け、長年、虎頭制作を手がけてきた同じ団地住民の三浦義公さん(故人)に相談を持ちかけたのがきっかけだった。

 

 震災前、嬉石町に暮らしていた三浦さんは鉄鋼業を営むかたわら、約30年にわたり虎舞で使う虎頭を制作。尾崎町(台村)虎舞などに提供してきた。同会から話を聞いた三浦さんは、忙しい仕事の合間をぬって作り方を実演。手順を学んだ住民らは、三浦さんが作った見本を参考に試行錯誤を重ねながら制作に励んだ。

 

 木材や厚紙で土台を作り、紙粘土で肉付け。工作用のペイント材で色を塗り仕上げた。目はクリスマスツリー用の球飾り、ひげはテグス糸を活用。鋭い歯は木を削って形作った。身近で安価な材料を使い、アイデアを駆使して虎の顔に変身させた技術は見事。仕事の都合で、三浦さんから直接教わる機会は少なかったが、住民同士が協力し合い、立派な作品を完成させた。

 

 三浦さんは病気のため今年6月、58歳の若さで急逝。残念ながら完成品を目にすることはできなかったが、「きっと『よく頑張った』と言ってくれるだろう」と住民らは話す。

 

それぞれに個性が光る住民手作りの虎頭

それぞれに個性が光る住民手作りの虎頭

 

 5日夜、完成した虎頭を団地の談話室に持ち寄った制作メンバーは、互いの努力をたたえながら作品を鑑賞した。土手日出子さん(64)は「こうして並べてみると圧巻。一つ一つ表情も違って素晴らしい。この仮設での思い出、記念になる」と大喜び。森古春雄さん(65)はインターネットの画像で虎の顔立ちも研究し、黄と白色の2頭を制作。「生気にあふれた虎を作るうちに自分自身も生き生きしてくるのを感じた。みんな良い出来栄え。最高だね」と顔をほころばせた。

 

 津波で多くを失いながらも、新たに出会った仲間と心に残る日々を刻み、生かされた実感をかみしめる住民ら。同団地自治会副会長で、「益荒雄の会」発起人でもある菊池政廣さん(75)は「ここまでできるとは思わなかった。釜石人にとって虎は愛着心を感じるモチーフ。今回、虎頭を作ることによって、住民の団結心や絆も一層強くなったと思う」と実感を込めた。

 

(復興釜石新聞 2016年11月12日発行 第537号より)

 

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前半22分、CTBトロケがトライ(ゴール)を決め21ー10と引き離

釜石 望みつなぐ6勝目、横河に61-18〜重圧はねのけ 9トライ猛攻、ラグビートップイーストリーグ

前半22分、CTBトロケがトライ(ゴール)を決め21ー10と引き離

前半22分、CTBトロケがトライ(ゴール)を決め21ー10と引き離す

 

 ラグビートップイーストリーグの釜石シーウェイブス(SW)RFCは5日、福島県いわき市のいわきグリーンフィールドで横河武蔵野と対戦し、61―18(前半21―10)で大勝。6勝1敗(勝ち点28)とし、トップリーグ昇格につながるトップチャレンジ進出へ望みをつないだ。釜石が残す試合はあと2つ。次戦は13日、全勝で首位を走る強敵、三菱重工相模原と北上市の北上総合運動公園で対戦する。

 

 前節で日野自動車に敗れ、1試合も落とせない厳しい状況に追い込まれた釜石。チャレンジ進出へ、ボーナス点を含む「勝ち点5」がノルマとされる重圧のためか、序盤は動きが硬かった。

 

 0―10とリードを許した29分、FBジェームス・カマナのトライで反撃開始。その直後、「バチーン」と大きな音がする、フッカー中村彰の強烈なタックルが釜石フィフティーンの目を覚ました。

 

 36分、FWが押し込んで認定トライを奪い14―10と逆転。その後、中央のラックから展開したCTBマイケル・バー・トロケが右中間にトライを決め、21―10とリードを広げる。

 

 勢いづいた後半はFW、バックスが一体となり6トライを奪う猛攻。横河を1トライに抑えて圧勝した。

 

 前節の試合で負傷した須田康夫主将と司令塔ジョー・ピーターセンが戦列から離れるなど苦境が続く中で飛び出した、中村の火の出るようなタックル。「これで流れに乗れるかな」と手ごたえを感じたと言うが、「(スタンドの大歓声は)夢中で聞こえなかった」と照れた。

 

 「どうしても勝ち点5を取らなければいけない試合。取れて良かった」と三浦健博ヘッドコーチ(HC)は胸をなで下した。次の相手はトップを走る三菱重工相模原。三浦HCは「決して勝てない相手ではない。しっかり守り、リアクションを速くすればチャンスはある」と策を練る。中村も「これまでやってきたことをすべて出したい」と静かに闘志を燃やす。

 

小野航大、古里いわきで躍動

 

 須田主将に代わってゲームキャプテンを務めたWTB小野航大(26)が鮮やかに2トライを決め勝利に貢献、古里いわき市のファンを沸かせた。競技場にほど近い同市勿来町の出身。スタンドには両親や磐城高時代の友人らも詰め掛け、縦横自在に駆け回る小野に盛んな声援を送った。「(福島も)震災があったので、自分のプレーで少しでも元気になってもらえれば」と小野。難敵の三菱重工相模原と当たる次の”大一番”へ向け、「相手が嫌がるよう、しっかりと守備でプレッシャーをかけていきたい」と準備する。

 

古里いわき市のファンの前で躍動した小野

古里いわき市のファンの前で躍動した小野

 

(復興釜石新聞 2016年11月9日発行 第536号より)

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広報かまいし2016年11月15日号(No.1652)

広報かまいし2016年11月15日号(No.1652)

広報かまいし2016年11月15日号(No.1652)

 

広報かまいし2016年11月15日号(No.1652)

広報かまいし2016年11月15日号(No.1652)

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【目次】
表紙:ラグビーのまち・釜石で全国の選手が躍動!
P02:みんなで盛り上げた「希望郷いわて国体」
P04:お知らせします平成27年度決算のあらまし
P08:復興住宅の入居者を再募集します、上平田定住促進住宅の入居者を随時募集します
P09:只越復興住宅5号棟(仮称)および大町復興住宅4号棟のテナント入居者を募集します、新町地区の市道の一部を新たに通行止めにします、みんなでごみ減量へチャレンジ3
P10:12月1日は鉄の記念日
P11:ラグビーのまち・釜石PRキャッチコピーが決定しました、釜石市女性人材リストへの登録者を募集しています
P12まちの話題
P14:保健案内板
P16:まちのお知らせ
P20:かまいし徒然日記

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釜石市

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橋野鉄鉱山マップ

橋野鉄鉱山の見学再開について

橋野鉄鉱山マップ

 

橋野鉄鉱山の見学を11月19日(土)から再開します。
※遺跡保護のため、一部立入禁止区域があります。

 

橋野鉄鉱山インフォメーションセンターも11月19日(土)9時30分から開館します。通常は、12月8日(木)までの開館ですが、今回臨時閉館していたことから12月18日(日)までの開館予定です。

 

立入禁止区間はこちら。

橋野鉄鉱山マップ

広報かまいし2016年3月15日号(No.1636)

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ご不便をおかけしますが、ぜひお越しください。

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休日と重なった避難訓練でも大津波被災地の住民は幅広い年代が参加した

国連「津波の日」に避難訓練、釜石市では2000人余りが参加〜5年前を思い、備え共有

休日と重なった避難訓練でも大津波被災地の住民は幅広い年代が参加した

休日と重なった避難訓練でも大津波被災地の住民は幅広い年代が参加した=5日、釜石小

 

 国連が昨年創設し、初めて迎えた「世界津波の日」に合わせて5日、釜石市で避難訓練や啓発イベントが行われた。訓練は午後1時から行われ、市は釜石大槌地区行政事務組合消防本部へ災害対策本部を設置。初動対応などを訓練し、万一の際の情報収集、関係機関への情報伝達、避難者の支援体制などを確認した。参加者は市職員が配置された22カ所の指定避難所などで約1300人に上り、任意の避難所を合わせると2千人を超したと推定される。

 

 5日は国の「津波防災の日」でもあり、同日の訓練は昨年に続き2回目。「岩手県沖を震源とする地震で、釜石は震度5強を観測。本県沿岸に大津波警報が発表」との想定で訓練が行われた。

 

 東部地区で最大の避難所となる釜石小には、大渡町を中心に77人が避難した。階段を上る87歳の女性は家族に支えられ、途中で休みながら、ようやく到着した。避難所の運営にかかわる地元町内会の荻野哲郎会長ら役員と市職員は避難者を体育館に誘導、名簿作りに着手した。

 

 避難所の運営スタッフは東日本大震災での経験などをもとに、校庭・校舎・体育館の模式図に部屋割りを書き込んだ。心身の健康管理と衛生の維持、必要最小限のプライバシー確保、外国人のスペース、男女の更衣室設置、ペットの居場所などを再確認。震災時、町内会などの避難所運営では、避難者自身の協力、学校教職員の児童対応などもあって大きな混乱はなかった。

 

 避難した住民は、避難の基本認識のほか、消防による救助活動には限界があることなど、釜石消防署の講話に耳を傾けた。搬送体験では、体重約65キロの男性を女性2人、あるいは4人で抱えた。意識のない人の体は重く、50代の女性は「4人でも長い距離を運ぶのは無理。むしろ背負ったほうが楽のよう」と感覚を話した。

 

 視覚障害者の体験も行われた。釜石小4年の小村涼佑君も白杖を持ち、母親と交互に体験。「一人で動くのだったら、本当に怖かっただろう。お母さんには、状況をよく伝えるようにした」と話した。

 

 津波で只越町の自宅を流失した女性(74)は、旧釜石中体育館に避難した。甲子町の仮設住宅で5年余りを過ごし、現在は大渡町に新築した自宅に住む。「学校までの階段はきつかった。いざとなったら、もっと速く上れるのでしょう」。5年前の経験を生かし、小さな非常持ち出し袋には常備薬、水、肌着、水のいらないシャンプーを入れていた。

 

(復興釜石新聞 2016年11月9日発行 第536号より)

 

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第29回 釜石市健康づくりの集い

第29回 釜石市健康づくりの集い

第29回 釜石市健康づくりの集い

 

今年度も健康づくりの集いを開催致します!この機会に、現在の自分の体の状態や普段の生活の中で出来ることを、専門家と一緒に学びましょう!!

 

今年度はフッ化物塗布も同時開催いたします。

 

詳細は下記のチラシをご覧ください。

第29回釜石市健康づくりの集いチラシ

第29回釜石市健康づくりの集いチラシ

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かまいし健康チャレンジポイント対象事業です。

 

1. 日時

平成28年11月23日(水・祝) 10時~13時

2. 場所

イオンタウン釜石2階 イベントスペース

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釜石市 保健福祉部 健康推進課
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郷土資料館企画展第4弾 『鐡と釜石・偉人伝』

郷土資料館企画展第4弾 『鐡と釜石・偉人伝』開催について

 郷土資料館企画展第4弾 『鐡と釜石・偉人伝』

 

釜石市郷土資料館では、企画展第4弾として 『鐡と釜石 偉人伝~鉄づくりに貢献した人々~』を開催します。

 

12月1日は鉄の記念日、そして1日から8日は鉄の週間です。この鉄の週間に合わせて、釜石と鉄づくりの歴史を支えた偉人たちをパネルや資料などで紹介します。

 

開催期間

平成28年11月23日(水・祝日)~12月25日(日)

開館時間

9時30分~16時30分(火曜日休館)

入場料

無料

問い合せ

釜石市郷土資料館
Tel 0193-22-2046(FAX同)

 

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釜石市 教育委員会 生涯学習文化課 文化係
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8835 / 0193-22-3633 / メール
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釜石市

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「釜南44」による書とのふれあい体験に子どもたちは興味津々

心の復興、住みよい釜石へ 文化のまちを創ろう〜「次世代を育てよう」をスローガンに、第46回市民芸術文化祭

釜石草友会の展示では山や野原で育った四季折々の草花の素朴さに来場者もほっこり

釜石草友会の展示では山や野原で育った四季折々の草花の素朴さに来場者もほっこり

 

 「ひらめく芸術、きらめく文化のまち釜石を創ろう」をテーマに、釜石市の芸術の秋を彩る第46回釜石市民芸術文化祭は4日から6日まで鈴子町のシープラザ遊、シープラザ釜石で開かれた。市内最大の文化の祭典は震災以降、作品展示とステージ発表を同じフロアで開催し多彩な芸術の魅力に触れる機会を提供するほか、呈茶のサービスや体験コーナーを設置するなど市民に癒やしや温かさ、豊かさも提供。今年は「こども芸術文化の鑑賞~次世代を担う若い息吹に触れよう・育てよう」をスローガンにした子どもたちの活動に目を向けた展示・発表があり、刺激を受けた参加団体は創作活動へたゆまぬ努力を重ねるとともに、芸術文化の持つ力を次世代につなぐ意欲を新たにしていた。

 

 4日の開会式で野田武則市長は「釜石市民歌の歌詞にある『文化の薫り 燦(さん)然と 鉄の都~』を理解し、まちづくりに取り組むには一人一人の努力が必要」と協力を期待。市芸術文化協会の岩切潤会長は「まちの復興は着実に進んでいるが、心の復興には根強い芸術文化活動が大事。次世代につなぎ、心豊かな住み良いまちになれば」と願った。開幕を祝ってテープカット。釜石、八雲吟詠会の会員が詩吟、参加者全員で「釜石芸術文化協会の歌」を歌った後、ステージではMIA&リアスバンドがジャズなど演奏を披露した。

 

市民芸術文化祭の開幕を祝ってテープカットする関係者

市民芸術文化祭の開幕を祝ってテープカットする関係者

 

 会場では3日間にわたり19団体が作品を公開。華道、絵画、写真、書道などさまざまな分野の力作が並んだ。リボンフラワー石垣教室(石垣邦子代表)の展示には、平田地区の仮設住宅や復興住宅で暮らす人たちも出展。仮設団地で手芸のサロン活動を行っている山口和子さん(69)は「(津波で)何もかも流されたが、作ることと仲間に力、元気をもらっている。出展は1年の集大成で思い出になる。また来年頑張る」と意欲を話した。釜石茶道協会は呈茶で、文化の秋を楽しむ来場者に心休まるひとときを提供した。

 

「リボンフラワーで生活に張りを」。仮設住宅で暮らす人たちが作った作品も並んだ

「リボンフラワーで生活に張りを」。仮設住宅で暮らす人たちが作った作品も並んだ

 

 特別企画展示は「こども芸術文化」がテーマ。釜石草月会(村上マサ子会長)主催の華道こども教室は受講する小学生12人の生け花作品を並べた。釜石小と双葉小3年生は空き缶を使った一輪挿しにメッセージを添えた作品を展示。華やかな黄色い花形が特徴のラン科植物オンシジュームを「ドレスを着た少女のよう」などと表現したのは菊池彩芭(いろは)さん(釜石)。母親の美佳さん(35)は「そんなふうに感じることができるようになったのかと驚き、うれしかった。芸術に触れるっていいね。このまま成長していってほしい」と彩芭さんに温かなまなざしを向けた。

 

メッセージが添えられた一輪挿しの作品は児童の感性が光った

メッセージが添えられた一輪挿しの作品は児童の感性が光った

 

 芸文祭発表部門は9月から市内外の会場で始まり、12月まで続く。展示部門と日程を同じくしたのは11団体。絵画や写真、リメークした布作品などの展示のほか、琴と書のパフォーマンス、子どもを対象にした書とのふれあい体験も行った「ふるさと復興支援グループ釜南44」は今年、芸文協に新たに加盟した。

 

釜石書道協会の会員がさまざまな書体で書いた個性豊かな作品に見入る来場者

釜石書道協会の会員がさまざまな書体で書いた個性豊かな作品に見入る来場者

 

 釜石南高の1969(昭和44)年卒業生でつくる同グループは昨年のこの時期に釜石で初めてのイベントを開催。今回は仙台、秋田、東京など各地と岩手県内から30人以上が集まり、郷土愛を色濃くにじませた作品展示、取り組みを展開した。

 

「釜南44」による書とのふれあい体験に子どもたちは興味津々

「釜南44」による書とのふれあい体験に子どもたちは興味津々

 

 同グループの白田正行代表(66)=仙台市=は「遠く離れても古里を忘れない。外に出た人は年を重ねるごとに古里を思う気持ちが強く、深くなる。『釜石』というキーワードには人を集める力があり、古里を振り返りながら独自の活動もしていきたい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2016年11月9日発行 第536号より)

復興釜石新聞

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釜石○○会議の様子

【11/13(日)】第2回釜石○○会議を開催します

釜石○○会議チラシ

 

10月29日から始まった釜石○○会議の第2回を行います。

 

第2回では、参加者が具体的にやりたいことや話したいテーマを出し合い、「この指とまれ」方式でチームをつくり、チーム毎に、まちをより楽しくしていくためにどんなことをしていきたいかを話し合っていきます。

 

第1回に参加していない方でも、安心して参加していただけるようプログラムを組んでいます。また、昨年の○○会議に参加した、という方も大歓迎です。

 

全5回シリーズですが、毎回参加できなくても問題ありません。皆さまのたくさんのご参加お待ちしています♩

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/keikaku_torikumi/chihousousei/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/11/10/kamaishi_marumaru_a4_1005_2.pdf

釜石○○会議 チラシ

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日程

第2回 11月13日(日) 13時~17時

 

また、第3回以降は以下日程で行います。こちらもぜひご参加ください。
第3回: 12/10(土) 13:00~
第4回: 1/22(日) 13:00~
第5回: 2/18(土) 13:00~

場所

釜石・大槌地域産業育成センター
※託児サービスあります。利用を希望される方は合わせて申し込みください。

申し込み

以下申込サイトにアクセスし必要事項記入の上送信ボタンを押してください。
【申込サイト】 https://goo.gl/uWxcjM

釜石○○会議とは

地域、立場、世代を超えて様々な人が集まり、出会い、語り合い、釜石がもっと楽しくなるアクションを生み出していく場です。昨年は3月~6月に4回にわたって実施し、延べ350人の市民が参加しました。単なる会議ではなく、参加者間で結成した9つのチームが思い思いの行動を起こしており、イベントを開催したり、趣味を語り合う集いを開くなど会議終了後もそれぞれに活動を継続しています。

参加費

無料

第1回の様子

10月29日に○○会議 第一回を実施しました。市民の参加者、市外からの参加者など様々な方が集まり、全体で73名の方に参加していただきました。

 

第一回のテーマは「自分の思い・まちの人々の思いを知る」。

 

前半は○○会議とは何かという一期のおさらいや「私の取扱説明書」シートを使った自己紹介を行い参加者同士お互いのことを知り合いました。

 

後半はワールドカフェを行いながら「あなたがやっていてあっという間に時間が流れることはなんですか?」「朝起きたら釜石が最高のまちになっていました。それはどんなまちですか?」といった自分のことやまちのことを皆でわいわい共有。

 

そして最後はグループごとに釜石のありたい未来を考えます!「最悪な釜石市を、みんなのアイディアで最高の釜石に変えよう」というテーマで各チーム頭をひねらせながらアイディアとアクションを考え最後は全チームが発表をしました。ユニークな意見が沢山あり、聞いているだけで釜石がどんどん面白くなりそうな気持ちになる発表でした。

 
釜石○○会議の様子
 
釜石○○会議の様子
 
釜石○○会議の様子
 
釜石○○会議の様子
 
釜石○○会議の様子
 
釜石○○会議の様子

 

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釜石市

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鉄の検定

第9回鉄の検定を開催します

鉄の検定

 

「第9回鉄の検定」を開催します。
第9回鉄の検定の参加者を募集します。

 

世界に誇る鉄の歴史を学んでみれば、郷土の魅力が見えてくる。誰でも気軽に参加できる釜石オリジナル検定を受けてみませんか?初めての人も常連さんもアイアンマスターを目指してチャレンジしてみよう!

 

日時

平成28年12月1日(木) 18時30分~

場所

釜石市教育センター 5階 岩手大学釜石教室

内容

釜石と鉄の歴史に関する問題 60分 80問 100点満点

参加料

無料

募集期間

平成28年11月25日(金) 17時まで

申込方法

生涯学習文化課(0193-22-8835)に電話でお申し込みください

表彰

平成29年1月14日(予定)
 

2級以上が対象で、認定証が贈られます。
1位から3位には表彰状と副賞が贈呈されます。
100点:アイアンマスター賞、90点以上:1級認定、80点以上:2級認定

 

※過去の問題を釜石市郷土資料館にて販売しています(1部100円)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 教育委員会 生涯学習文化課 文化係
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8835 / 0193-22-3633 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/bunka/detail/1205391_2462.html
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柿を手に笑顔を見せる(左から)関谷さん、三浦さん、沼﨑君

ハロウィーンに柿届ける〜釜石東中学校へ、岐阜の三浦さんら

柿を手に笑顔を見せる(左から)関谷さん、三浦さん、沼﨑君

柿を手に笑顔を見せる(左から)関谷さん、三浦さん、沼﨑君

 

 ハロウィーンの10月31日、釜石東中(佐々木賢治校長、生徒131人)にカボチャをくりぬいて作る飾り「ジャック・オー・ランタン」に似せた柿約150個が届いた。届けられたのは栄養価が高く、ビタミンも豊富で風邪も引きにくくなるという岐阜県特産の富有柿。本格的な冬を元気に乗り越えるパワーをもらった生徒らは大喜びだった。

 

 この日、柿を届けたのは岐阜県瑞穂市で柿農園を営む関谷英樹さん(37)=本巣市=と、震災直後から同校を応援するフォトグラファー三浦寛行さん(48)=岐阜市=。同校を代表し受け取った生徒会長の沼﨑壱君(2年)は「震災から5年以上もたっているのに、応援を継続してもらってうれしい。元気ももらえる」と感謝した。

 

 関谷さんは柿のかぶりものに紫のマント姿の「カッキーマン」に仮装して登場。教室や廊下でハロウィーン仕様の柿を生徒に渡し、「かわいい」と返ってくると満面の笑みを見せた。

 

 同校への柿のプレゼントは3年前からで、三浦さんが岐阜・大野町のかき振興会の協力を得て贈ってきた。昨年秋、関谷さんがハロウィーンの柿の飾りを考案したことを取り上げた新聞記事を目にした三浦さんが購入し、大槌町の仮設住宅で暮らす友人に届けたところ、子どもが大喜び。関谷さんに連絡を取り、被災地の子どもたちに柿を贈るプロジェクトを企画した。

 

 プロジェクトは、関谷さんが育てた早生(わせ)富有柿3個とシールの入った1箱を販売し、1箱が売れるごとに柿1個を被災地に贈るという仕組み。350個の柿が集まり、同校のほか、大船渡市の日頃市中と吉浜こども園にも届けることにした。

 

 届けられた柿には目、鼻、口をかたどったシールが貼ってあり、瑞穂市の園児が作業をお手伝い。関谷さんは「買った人、シールを貼った子どもたち、もらった人が喜んで笑顔になってくれたら幸せ。これからもたくさんの人に喜んでもらえる、いいものつくって届けたい」と笑顔を見せた。

 

 三浦さんは「震災への関心が薄れていると感じるが、ちょっとしたことでも何かできることで被災地と関わり、忘れないよう応援し続けたい」と思いを語った。

 

(復興釜石新聞 2016年11月5日発行 第535号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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