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釜石開催の日程と対戦カードの発表について

ラグビーワールドカップ2019™釜石開催の日程と対戦カード発表について

このたびラグビーワールドカップ2019の対戦カードが決定され、岩手県・釜石市では、 以下の2試合が開催されることとなりましたのでお知らせします。

 
2019年 9月25日(水) 14:15
【プールD】フィジー 対 アメリカ地区2
 
2019年10月13日(日) 12:15
【プールB】アフリカ地区1 対 敗者復活予選優勝チーム

 

試合会場: 釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)

 

ラグビーワールドカップ2019の対戦カード決定に対する釜石市長コメント

ラグビーワールドカップ2019の対戦カード決定に対する釜石市長コメント

ラグビーワールドカップ2019の対戦カード決定に対する釜石市長コメント

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全対戦カード

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RWC2019組織委員会プレスリリースより
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チケット販売情報

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2018年1月19日(金)先行抽選販売開始
2018年1月27日(土)全世界同時チケット抽選販売開始
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釜石開催紹介リーフレット

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釜石市 総務企画部 ラグビーワールドカップ2019推進室
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
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釜石市

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後半ロスタイム、ラックサイドを突いた伊藤が逆転トライ=北上市総合運動公園

チーム最年長 伊藤 殊勲のトライ、ラグビートップチャレンジリーグ〜釜石シーウェイブスやっと初勝利、中国電力に31-18

後半ロスタイム、ラックサイドを突いた伊藤が逆転トライ=北上市総合運動公園

後半ロスタイム、ラックサイドを突いた伊藤が逆転トライ=北上市総合運動公園

 

 ラグビートップチャレンジ(TC)リーグ第5節の21日、北上市の北上総合運動公園陸上競技場で中国電力と対戦した釜石シーウェイブス(SW)RFCは31―18(前半12―10)で逆転勝ちし、開幕5戦目で今季初勝利を挙げた。釜石は勝ち点を6に伸ばしたが、順位は8チーム中5位のまま。最大の目標に掲げたトップリーグ(TL)昇格はすでに消滅したが、TCリーグ残留へ向けて大きな意味を持つ1勝となった。次戦は11月18日、広島市でマツダと対戦する。

 

 ホーム最終戦での今季初勝利も、最後まで手に汗を握る白熱のシーソーゲームとなった。

 

 釜石は開始5分で10点を奪われるも、SHスコット・ゲイルの連続トライで逆転。後半開始早々に逆転されたが、WTB森山裕樹のトライで17―13と再逆転。その後、再び逆転を許したが、ロスタイムにフランカー伊藤剛臣がラックサイドを突いて逆転トライ。さらにWTB小野航大が独走トライを決め、逃げ切った。

 

 殊勲のトライを決めた伊藤は「1人のトライじゃない。陽丞(佐々木)が背中を強く押してくれた」と持ち上げ、チーム一丸を強調した。”リーグ最年長プレーヤー”を自負。46歳となった今季は出場機会も少なくなったが、「リザーブは慣れたもの」と大きな仕事をやってのけた。

 

 とは言え、試合内容は褒められたものではなかった。最下位の中国電力を相手に序盤から守りで浮足立ち、あっさりとトライを奪われる。「一歩目の判断、動きがすべて遅れ、受けに回ってしまった」と小村淳ヘッドコーチ(HC)。スクラムで優位に立ちながらもコラプシングの反則を取られ、流れを相手に渡してしまうミスも。「収穫は勝ち点5を取れたことだけ。中身は全く評価できない」と喜べない初勝利となった。

 

 トップリーグ昇格の可能性はなくなり、今後は上位チームとの得失点差を縮める戦いが続く。

 

高橋聡太郎(釜石出身)苦い初先発

 

初先発し、突進する高橋聡太郎

初先発し、突進する高橋聡太郎

 

 釜石高、明治大を経て釜石SWに入団した期待のルーキー高橋聡太郎(23)がフランカーで初先発したが、「チームを乱してしまった」と反省の多いデビュー戦となった。

 

 新日鉄釜石で活躍した父善幸さん(釜石SW最高顧問)が見守る中、キックオフのボールをキャッチミス。これが相手の先制トライにつながった。

 

 その後はスクラム、タックルで体を張り、ボールを持って突進する見せ場もあったが、「ミスを引きずってしまった」と浮かない表情。「社会人のプレーにはだいぶ慣れてきた。今後も出場できるよう、一つ一つのチャンスをものにしていきたい」と自分に言い聞かせるように話した。

 

(復興釜石新聞 2017年10月25日発行 第633号より)

 

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問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

力強い走りで健やかな成長をアピールする幼児

すすめよう 私のスポーツ、釜石健康マラソン〜幼児から70代まで426人駆け抜ける、秋色の沿道 家族も声援

完走を目指し勢いよくスタートを切る3.2キロの部。大勢の市民ランナーが元気な走りを見せた

完走を目指し勢いよくスタートを切る3.2キロの部。大勢の市民ランナーが元気な走りを見せた

 

 「すすめよう、私のスポーツ」をスローガンに、体育の日を記念した釜石健康マラソン大会が7日、釜石市甲子町の市球技場と周辺をコースに開かれた。市、市陸上競技協会、市体育協会が主催し、今年で43回目。2歳の子どもから73歳の高齢者まで426人が参加し、4種の距離で健脚を競い合った。

 

力強い走りで健やかな成長をアピールする幼児

力強い走りで健やかな成長をアピールする幼児

 

 雨のため、例年の開会式を省略。大会開始宣言で菊池達男大会委員長(市体協理事長)が「あいにくの天候だが、最後まで走り切り、頑張り通すことを学んでください」と激励した。

 

 準備運動で体を温め、午前9時45分、3・2キロの部からスタート。小学校高学年から一般まで幅広い年代のランナーが一斉に駆け出した。球技場を抜け甲子川沿いを東進、県立釜石病院裏の橋のたもとを折り返すコースで、精いっぱいのレースを繰り広げた。沿道では家族や仲間が熱い声援を送り、参加者の走りを後押しした。

 

沿道の声援を受け、秋模様のコースを懸命に駆ける

沿道の声援を受け、秋模様のコースを懸命に駆ける

 

 トップでゴールしたのは市内の会社員、藤田洸さん(27)。「何年か前に1位になった時に比べ、20秒ぐらい遅い。(年齢とともに)やっぱり落ちてきているのかな」と苦笑い。地元の陸上チームに所属。「いずれはフルマラソンにも挑戦してみたい」と夢を広げる。同大会について「年々、参加者が減っている感じがするので、もっと外からも人が集まる大会になれば」と期待を込めた。

 

 2・3キロ(小学校中学年)、1・5キロ(同低学年、親子など)の部も同様のコース上で行われ、それぞれに全力を尽くした。双葉ミニバス少年団に所属する竹内恋さん(双葉小4年)は、校内マラソン大会のリベンジを果たそうと2・3キロに初めて参加。「30位以内に入れなくて、ちょっと悔しかった」と残念そうだったが、ミニバスの練習と併せ、さらなる頑張りを誓った。

 

笑顔で走る仮装姿の久保閏雅君と父卓也さん

笑顔で走る仮装姿の久保閏雅君と父卓也さん

 

 球技場内では、約400メートルの特設コースを1周する幼児の部を実施。恒例の仮装したちびっこも登場し、応援する人たちの笑顔を誘った。鵜住居保育園に通う久保閏雅君(5)は、ゲームキャラクター”マリオ”のいでたち。マリオの敵キャラ”クッパ”姿の父卓也さん(37)と元気に駆け回った。「楽しかった。けど疲れる」と閏雅君。同大会で走るのは小学校以来という卓也さんは「伴走して走れるのは最初で最後なので、いい思い出になった。上の子の野球スポ少の練習にも連れていくので一緒に運動する機会は多い。よく食べて大きく育ってほしい」と願った。

 

 リレーの部(小学生、一般)、ニュースポーツ(リングキャッチなど)の体験コーナーもあり、スポーツに親しむ機運を盛り上げた。

 

(復興釜石新聞 2017年10月14日発行 第630号より)

 

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輝くトロフィー「挑戦」後押し、スタジアム背景に記念撮影〜釜石東中学校特設ラグビー部

建設中のラグビーW杯会場の前で優勝トロフィーとともにポーズをとる釜石東中特設ラグビー部員

建設中のラグビーW杯会場の前で優勝トロフィーとともにポーズをとる釜石東中特設ラグビー部員

 

 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」が6日、釜石東中(佐々木賢治校長、生徒116人)でお披露目された。同校では今夏、特設ラグビーチームが発足。11月に開催される県大会に向け練習に励む部員18人とフォトセッションも行い、生徒たちの新たな挑戦を後押しした。

 

 震災で被災した鵜住居町の同校校舎跡地には、試合会場となる「釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)」の建設工事が進む。その光景を望む高台に整備された新校舎で今年4月から生活する生徒たちに、大会開催地となる地域への誇り、夢や希望を持たせ、大会に主体的に関わる姿勢や体力向上、ラグビー精神「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」を育む機会にしてもらおうと、7月下旬に特設ラグビー部を設置。3年の男子生徒全員が所属し、放課後の約1時間、練習に取り組んでいる。

 

 全校生徒へお披露目した後に行われたフォトセッションでは、ユニホームを着た部員たちが優勝トロフィーとともに建設中のスタジアムを背景に記念撮影。部員たちは「日本代表、外国選手の生のプレーを見られるのが楽しみ」「たくさんの人が来て復興が進み、釜石を知ってもらえる機会になるのがうれしい」とW杯への期待感を口にした。

 

 同校特設ラグビー部が出場する県中総体ラグビーフットボール競技大会は11月3~5日、北上市総合運動公園で行われる。主将の沼崎壱(はじめ)君は「初出場なので、勝つことよりみんなで力を合わせてボールをつなぐことを大事にしたい。一つでも多くトライを決めたい」と意欲を高めた。

 

(復興釜石新聞 2017年10月11日発行 第629号より)

 

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試合終了間際、PKで決勝点を挙げた大田代飛鳥

東北社会人サッカー新日鉄住金釜石、最終戦 競り勝つ〜1部復帰 1年目は4位、大田代 歓喜のPK

試合終了間際、PKで決勝点を挙げた大田代飛鳥

試合終了間際、PKで決勝点を挙げた大田代飛鳥

 

 9季ぶりに東北社会人サッカーリーグ1部に復帰した新日鉄住金釜石は1日、今季リーグ最終戦をホームの釜石市球技場で行い、FCガンジュ岩手に5―4で競り勝った。釜石は最終成績を9勝7敗2分け(勝ち点29)とし、復帰1年目で10チーム中の4位に食い込んだ。最終戦の指揮を執った石黒忠利部長は「復帰1年目で4位は上出来。若手も伸びた」と思った以上の手ごたえを喜ぶ。新加入メンバーがレギュラーに食い込むなど若手が着実に力をつけてきており、来季は1部リーグ優勝も射程に入る。

 

 互いに点を取り合う目まぐるしい試合展開。釜石は終了間際、MF大田代飛鳥がPKを決め、劇的な勝利を収めた。

 

 前半12分、MF簗場豪史の縦パスからFW佐藤真貴が先制ゴール。この後立て続けに3点を入れられるが、35分にFW仲上達也がゴールを決め、2―3で折り返した。

 

 後半、MF簗場海史、弟の豪史がいずれも頭で押し込み4―3と逆転。その後、再び追いつかれたが、終了間際に大田代がPKを決め競り勝った。

 

 「勝って(リーグ戦を)終わりたかった」と石黒部長。前半はリードされて折り返したが、「流れ的にはウチのペース。最後まで集中力が切れなかった」と粘りの勝利をたたえた。

 

勝利を喜ぶ新日鉄住金釜石の選手

勝利を喜ぶ新日鉄住金釜石の選手

 

 後半、同点に追いつくヘディングシュートを決めた簗場海史主将は「点を取られても、あわてなかった。若いメンバーがよくやってくれた」と喜ぶ。終了間際にPKで決勝点を入れた大田代飛鳥は「先週は(PKを)外してるんで、何とか決められて良かった」と胸をなで下ろした。

 

 リーグ戦の序盤は2勝1分けと好スタートを切ったが、その後4連敗。後半戦は2連敗で始まったが、その後は6勝1分けと巻き返した。

 

 「復帰とはいえ、選手の多くは1部リーグ初体験。当たりもきつく、前半戦はけが人も相次いだ。1部リーグに慣れた後半戦は、けが人が復帰すると若手選手との動きもかみ合い、連勝につながった」と石黒部長。来季のさらなる飛躍へ期待を膨らませた。

 

(復興釜石新聞 2017年10月7日発行 第628号より)

 

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輝くトロフィーを囲み、2年後のラグビーW杯に期待を膨らませる

ラグビーW杯 開催まであと2年、輝くトロフィー釜石に〜機運盛り上げアピール、会場12都市を巡回

輝くトロフィーを囲み、2年後のラグビーW杯に期待を膨らませる

輝くトロフィーを囲み、2年後のラグビーW杯に期待を膨らませる

 

 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で優勝チームに授与されるトロフィー「ウェブ・エリス・カップ」が5日、釜石市鈴子町のラグビーカフェで公開された。歓迎セレモニーには、市内でラグビーに取り組む小・中・高校生や関係者など約250人が参加。輝くトロフィーを間近に見つめ、2年後に迫った大会に期待を膨らませた。

 

 歓迎セレモニーでは野田武則市長が「エリスカップが釜石にやってきた。W杯開催まであと2年。市民のさらなる盛り上げを」と呼び掛けた。

 

 日本代表としてW杯に3度出場した桜庭吉彦・釜石シーウェイブスゼネラルマネジャーは「優勝トロフィーをこんなに間近で見るのは自分も初めて」と感慨深げ。新日鉄釜石ラグビー部でスクラムを組み、ともに第1回W杯に出場した洞口孝治さん(1999年に他界)の名を挙げ、「きっと天国でほほ笑んでくれている」と思いを重ねた。

 

釜石で一般公開された「ウェブ・エリス・カップ」

釜石で一般公開された「ウェブ・エリス・カップ」

 

 集まったラグビー少年らは、トロフィーを囲んで次々に記念撮影。釜石中特設ラグビー部で活動する板澤亟瑛君(3年)は「W杯の優勝トロフィーがここにある。夢みたい」と興奮。11月に行われる県大会へ向け、「去年はベスト4だったが、今年は優勝したい」と決意を新たにした。

 

 トロフィーは純銀製で、高さ47・2センチ、重さ4・5キロ。ブドウの木などがデザインされ、歴代優勝チームの名が刻まれている。1823年、ラグビー校のウェブ・エリス少年がボールを手に持ち走り出した―という、ラグビーの起源とされる伝説にちなむ。

 

 W杯の会場となる全国12都市を9月20日から11月4日まで巡回。釜石には6日まで展示し、一般に公開された。7日には盛岡市のいわぎんスタジアムで開催されるW杯2年前イベントで展示する。

 

(復興釜石新聞 2017年10月7日発行 第628号より)

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ラグビートップチャレンジリーグ、釜石シーウェイブス3連敗〜TL昇格 早くも厳しく

前半3分、釜石WTB森山裕樹がゴール右隅に先制トライを決める

前半3分、釜石WTB森山裕樹がゴール右隅に先制トライを決める

 

 ラグビートップチャレンジ(TC)リーグ第3節の24日、地元釜石市球技場に九州電力(昨季トップキュウシュウ1位)を迎えて対戦した釜石シーウェイブス(SW)RFCは20―22(前半20―10)で惜しくも逆転負け。開幕から3連敗となり、トップリーグ(TL)昇格の最低条件である4位以内確保は難しくなった。釜石は前半、WTB森山裕樹の2トライなどで20―10と10点リードで折り返した。しかし、風下に回った後半7分、モールを押し込まれてトライを許し、22分にもトライを奪われ逆転された。終了間際に敵陣ゴール前まで攻め込んだが、あと一歩及ばなかった。次戦は10月7日、盛岡市のいわぎんスタジアムで日野自動車と対戦する。

 

 後半ロスタイムに入って2点差のビハインド。それまで防戦一方だった釜石はロックのステファン・ルイスが鬼気迫る形相で相手を引きずり、やっと敵陣ゴール前まで迫る。しかし、最後は相手にボールが渡って万事休す。ノーサイドの笛に釜石の選手はがっくりと膝を折り、しばらく立ち上がれなかった。

 

後半、鬼気迫る形相で突進するステファン・ルイス

後半、鬼気迫る形相で突進するステファン・ルイス

 

 釜石は前半3分、森山がタッチライン沿いをゴール右隅に飛び込み、鮮やかな先制トライで波に乗った。FW陣がスクラムで押し勝ち、14分には敵陣ゴール前でモールを押し込みルイスがトライ。その後2トライで追いつかれたが、36分にはFB村井佑太朗からボールを受けた森山がゴール中央まで運び、2つ目のトライ。約1300人で埋まったスタンドの「かーまいし」コールを背に折り返した。

 

 しかし風下に回った後半はFW戦で劣勢に立たされる。ロック菅原貴広が反則で一時退場。1人足りなくなったところを相手に突かれ、トライを献上。22分にはカウンターから相手FWに走り抜かれ、逆転を許した。

 

痛い逆転負けに、小村淳ヘッドコーチ(HC)は「チームで戦っていない。自分一人で戦っている。細かなミスが結果的に響いた。逆転された場面も、無理なパスからのノックオンが起点」と苦言。開幕からゲームキャプテンを務めるWTB小野航大は「地元で最後のゲーム。何とか勝ちたかったが、反則が多く、失点につながった」と反省。2トライと活躍したベテラン森山も「相手の展開が速く、付いていけなかった」と悔しさをにじませた。

 

開幕から3連敗で早くもTL昇格が難しくなったが、小村HCは「厳しいのは分かっていた。選手は1戦1戦成長している。これからは本当に負けられない試合が続く」と希望をつなぐ。

 

(復興釜石新聞 2017年9月27日発行 第625号より)

 

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Webb Ellis Cup

Webb Ellis Cup(ウェブ・エリス・カップ)の釜石市一般公開について

Webb Ellis Cup

 

ラグビーワールドカップの優勝トロフィーを広く市民に公開することにより、ラグビーワールドカップ2019釜石開催への市民の親近感・関心、今後の取り組みへの参画意識を図り、大会に向けた気運醸成を目的に、Webb Ellis Cup(ウェブ・エリス・カップ)一般公開を行います。

※ラグビーワールドカップ2019™ トロフィー・ロードショーとして12開催都市等国内を巡回しているもの。

 

一般公開期日

初 日…平成29年10月5日(木)17:30~20:00
<冒頭 ウェルカムセレモニーを実施(下記)>
2日目…平成29年10月6日(金) 9:00~12:00
その他…10/5~10/6は釜石市で公開しますが、10/7は盛岡市いわぎんスタジアムにてお披露目されます。

会場

釜石市鈴子町22-1 シープラザ釜石 2階「ラグビーカフェ釜石」

公開対象

市民・県民一般

ウェルカムセレモニーについて

一般公開を行うにあたり、次の内容でセレモニーを開催いたします。
日 時
平成29年10月5日(木)17:30~18:00 ※終了後、一般公開
会 場
釜石市鈴子町22-1 シープラザ釜石 2階「ラグビーカフェ」
主な内容
■ウェブ・エリス・カップの紹介
■除幕(下記各団体の代表者)
・市内小学生(釜石SWジュニア、鵜住居小・小佐野小のタグラグビーチーム)
・市内中学生(釜石中・甲子中・釜石東中の特設ラグビー部)
・市内高校生(釜石高、釜石商工高のラグビー部)
・ラグビーワールドカップ2019アンバサダー、釜石シーウェイブス選手
・RWC2019釜石開催支援連絡会 会長
・釜石市長  ※以上、予定
■記念撮影(除幕者)
■ラグビーワールドカップ2019アンバサダー ウェルカムトーク
(釜石シーウェイブスRFC GM 桜庭吉彦 様の講話) ほか

 

Webb Ellis Cup(ウェブ・エリス・カップ)とは

 
ラグビーワールドカップの優勝チームに贈られるトロフィー。純銀製で覆われたカップの持ち手には、ギリシャ神話のサテュロスとニンフの頭部が施され、ぶどうの木をモチーフにカップ全体が装飾されている。
カップの名前は、1823年ラグビー創始者と言われる英国のラグビー校というパブリックスクールの「ウィリアム・ウェブ・エリス」少年から由来。【高さ472㎜・重さ4.5kg(台座含)】
※歴代優勝チーム(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、イングランド)が刻印されている。

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釜石東中生のエールを受け「東北ライド」に出発するスクラム釜石の石山次郎代表(右)ら=16日午前7時

スクラム東北ライド被災地走破〜今年は釜石から南相馬へ、ラグビーW杯盛り上げへ各地で交流

釜石東中生のエールを受け「東北ライド」に出発するスクラム釜石の石山次郎代表(右)ら=16日午前7時

釜石東中生のエールを受け「東北ライド」に出発するスクラム釜石の石山次郎代表(右)ら=16日午前7時

 

 2019年に釜石市で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)を盛り上げようと、東日本大震災後から釜石の復興支援活動に取り組むNPO法人スクラム釜石(石山次郎代表)は今年も、東北沿岸の被災地を自転車で縦走する「スクラム東北ライド」を実施した。「出会おう世界! つなごう東北!」を合言葉に、3回目の今年は16日に釜石を出発。これまでとは逆コースで、18日まで3日間にわたり、ゴール地点の福島県南相馬市までを走り抜いた。

 

 ライドには、新日鉄釜石ラグビー部のメンバーとして日本一7連覇を達成した石山代表(60)と高橋博行事務局長(61)、「釜石ラグビー」をペンとカメラで追い続けるスポーツライターの大友信彦理事(55)=気仙沼市出身=ら4人が参加。16日は鵜住居町の釜石東中前で出発セレモニーが行われた。

 

 セレモニーには、この日、世界遺産の橋野鉄鉱山から学校まで24キロの踏破に挑む同校3年生や父母らも参加。石山代表は「ラグビーW杯が釜石で開かれるよう震災後からキャンペーンを展開し、願いがかなった。思い続ければ、きっとできる。みなさんもがんばって歩き通してほしい」と力強くエールを送った。生徒を代表して学年委員長の柏﨑一馬君(3年)が「僕たちも歩き切れるようがんばる。みなさんも無事目的地まで到着できるよう祈っています」と応えた。

 

 午前7時過ぎに出発した石山代表らはこの日、気仙沼市まで約90キロを走行。17日は台風18号が接近する中、同市で行われた「ツールド東北」に参加し、全国各地から集まったライダーと交流。ラグビーW杯釜石開催をアピールした。ラグビーW杯のキャンプ地誘致を目指す石巻市のラグビー関係者とも交流会を行った。

 

 石巻を出発した18日は台風接近で風雨が強まり、やむなく途中をトラックで移動した。昨年、一昨年のスタート地点だった南相馬の道の駅に無事到着。ライドコースの一部を走行した同市出身の歌手、渡瀬あつ子さんが日本ラグビー応援ソング「楕円の桜」を熱唱し、3日間に及ぶライドを締めくくった。

 

(復興釜石新聞 2017年9月20日発行 第623号より)

 

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釜石SW−三菱重工相模原 後半ロスタイム、CTB村田オスカロイドがトライを決め一矢報いる=釜石市球技場

ラグビーTCリーグ 釜石SW初戦黒星、三菱重工に7-19〜善戦も地力負け、終了間際 村田一矢報いる

釜石SW−三菱重工相模原 後半ロスタイム、CTB村田オスカロイドがトライを決め一矢報いる=釜石市球技場

釜石SW−三菱重工相模原 後半ロスタイム、CTB村田オスカロイドがトライを決め一矢報いる=釜石市球技場

 

 今季から新設されたラグビートップチャレンジ(TC)リーグが開幕。昨季トップイーストリーグ3位で、1年でのトップリーグ(TL)昇格を目指す釜石シーウェイブス(SW)RFCは10日、三菱重工相模原(昨季トップイースト1位)をホームグラウンドの釜石市球技場に迎えて対戦したが、7―19(前半0―12)で敗れ、黒星スタートとなった。釜石は前半、スクラムで互角に渡り合うなど善戦したものの、30分に先制トライを許し、ロスタイムにもトライを奪われる。後半はマイボールのラインアウトを奪われるなどミスが目立ち、終了間際にCTB村田オスカロイドのトライで一矢報いるにとどまった。釜石の次戦は17日、東京・秩父宮ラグビー場でホンダ(昨季TL16位)と対戦する。

 

 「フィジカル、外国人選手の状態など全ての面で相手の力が上だった。相手のミスをチャンスにできず、逆にこちらのミスを突かれた」と完敗を認めた釜石の小村淳ヘッドコーチ(HC)。悔しさをにじませながら試合展開を振り返るその表情には、思った以上に善戦した手ごたえが見て取れた。

 

 前半は半ば過ぎまで、ほぼ互角に渡り合った。スクラムで押し負けず、モールを押し込み何度か敵ゴールまで迫る場面もあった。

 

 しかし、ラインアウトのミスや反則でなかなかトライまで持って行けず、歯がゆい展開が続く。逆にモールを押し込まれ、先制トライを献上。前半ロスタイムには自陣ゴール前でラックを連取され、サイドを突かれて失点。後半14分にも右サイドを突破され、独走トライを許した。

 

 0―19と勝利が絶望的となる中、釜石はロスタイムに最後の意地を見せる。途中から出場したWTB森山裕樹からFBジョー・ピーターセンへとボールが渡り、これをつないだ村田オがゴール中央まで回り込んでダイビングトライ。「まさか…(ボールは)来ないと思っていた。次につながるトライ。サイコー」と叫んだ。

 

ゴールに向かって突進するFBジョー・ピーターセン

ゴールに向かって突進するFBジョー・ピーターセン

 

 「村田は流れを変える力を見せてくれた。最後まであきらめない姿は次の試合につながる」と小村HC。スタンドを埋めた約1800人の「かまいしコール」を背に、「熱い声援をプレッシャーと感じず、今後のいい形につなげていきたい」と応えた。

 

 けがで欠場した須田康夫主将に代わってゲームキャプテンを務めたWTB小野航大は「そんなに悲観的ではない。ディフェンスは思い切りできた。通用した部分もある」と前を向いた。

 

 トップリーグ昇格につながる新設リーグの初戦。釜石市球技場には市民らサポーター約1800人が訪れ、奮闘する釜石SWに「かーまいし!」と熱い声援を送った。釜石応援団もシンボルの大漁旗を打ち振り選手の背中を押したが、残念ながら初戦は勝利で飾れなかった。

 

 大漁旗を振り、選手に力を送るSW釜石応援団

大漁旗を振り、選手に力を送るSW釜石応援団

 

 転勤で上中島町に住む公務員、八重樫祐一さん(51)は妻、2人の子どもと家族そろって応援。「ちょっと押され気味だけど、FWがもっとがんばれば行ける」と力を送った。

 

 高校(黒沢尻北)時代にはラグビー部に所属し、フランカーとしてプレー。釜石でSWの試合がある時は家族で足を運ぶという。「地元と一体のチーム。まちで選手を見かけることも多い。これからも応援しますよ」と八重樫さん。

 

 FWで先発フル出場した木村優太選手と同じ職場という千鳥町の八幡松雄さん(70)は、SWサポーターのタオルを首に掛け、木村選手の奮闘を息子のように見守った。

 

 職場の昼休みには、木村選手の練習相手に駆り出され、パス交換をすることも。「ともかくまじめなヤツ。きょうは残念ながら負けてしまったが、TL昇格まで応援し続けるよ」と八幡さん。

 

(復興釜石新聞 2017年9月13日発行 第621号より)

 

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釜石駅前に立ち、TCリーグ開幕をPRする「V7戦士」の坂下功正さん(左)ら新日鉄釜石ラグビー部OB

「鉄人伝承」トップリーグ昇格応援〜ラグビーV7ら、釜石シーウェイブスの挑戦後押し

 釜石駅前に立ち、TCリーグ開幕をPRする「V7戦士」の坂下功正さん(左)ら新日鉄釜石ラグビー部OB

釜石駅前に立ち、TCリーグ開幕をPRする「V7戦士」の坂下功正さん(左)ら新日鉄釜石ラグビー部OB

 

 今月10日にラグビートップチャレンジ(TC)リーグの初戦を地元で迎える釜石シーウェイブス(SW)RFCを応援しようと、新日鉄釜石ラグビー部のOB有志が2日から釜石駅前で街頭宣伝活動を始めた。ラグビー日本一7連覇に輝く「V7戦士」らが先頭になり、釜石に住むOB約30人がSWのトップリーグ(TL)昇格を力強く後押し。開幕戦がある10日まで連日街頭に立ち、当日は2千人の観客動員を目指す。

 

 同部OBを中心に活動するNPO法人スクラム釜石(石山次郎代表)が協力し、初日は黄金期のスクラムハーフ(SH)として活躍した坂下功正さん(58)ら9人が参加。釜石駅前の国道283号をはさみ、道行く車に「一人でも多く足を運び、SWを応援しよう。みなさんの声援が力になります」と呼び掛けた。

 

 釜石ラグビー部のOBが、こうした形で街頭宣伝に取り組むのは初めて。現在はSWのアドバイザーを務める坂下さんは赤いジャージーを着て街頭に立ち、「相手は強いが、勝ってほしいし、勝てるぐらいの力は付いてきている。100%の力を出し切れば、きっと勝てる」とSWの初戦勝利に期待を込める。

 

 同部の初代主将で地元OB会の会長を務める三浦達夫さん(82)は「新リーグ開幕に合わせ、〝ラグビーのまち釜石〟を広く全国に知ってもらおうと赤いジャージーを取り出した。2年後には釜石でラグビーW杯もある。SWの躍進で市民にもっとラグビーの魅力を知ってもらいたい」と先頭に立つ。

 

 釜石SWのTCリーグ初戦は10日午後3時から、甲子町松倉の市球技場に三菱重工相模原を迎え撃つ。

 

(復興釜石新聞 2017年9月6日発行 第619号より)

 

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復興事業で完成した根浜の高台造成地をバックに繰り広げられるバイクレース

復興後押しトライアスロン、根浜に195人集う〜昨年の岩手国体を弾みに

海岸に打ち寄せる波を越えスイムに挑む選手ら=午前8時

海岸に打ち寄せる波を越えスイムに挑む選手ら=午前8時

 

 第23回釜石はまゆりトライアスロン国際大会(同実行委主催)は3日、釜石市鵜住居町の根浜海岸特設会場を発着点に開かれた。同大会は東日本大震災で中断を余儀なくされたが、関係者の熱意でいち早く復活への取り組みに着手。震災から3年後の2014年には競技全3種目の復活大会にこぎつけ、昨年の希望郷いわて国体同競技の釜石開催を成功に導いた。2年ぶりの今大会は、震災前と同じ総距離51・5キロで実施。全国から集まったアスリートに復興の進展を印象づけた。

 

 北海道から佐賀県まで195人がエントリー。51・5キロ(スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)を個人で競うスタンダードに151人、2~3人で3種目を分担するリレーに8チーム23人、各種目半分の距離で競うスプリント(総距離25・75キロ)に21人が出場した。スプリントは同大会初の試み。

 

 午前8時、スイム(水泳)からスタート。三陸沖を通過した台風15号の影響で高波が押し寄せ、水温も17度(午前6時現在)と低めだったため、不安な人は事前にバイク(自転車)からのスタートに切り換える措置も講じられた。バイクは根浜から箱崎町を折り返し、橋野町を経由して根浜に戻るコース。橋野町を折り返すコースは震災後初めてで、沿道の地域住民らが熱い声援を送り大会を盛り上げた。ラン(長距離走)は根浜―箱崎間を周回した。

 

復興事業で完成した根浜の高台造成地をバックに繰り広げられるバイクレース

復興事業で完成した根浜の高台造成地をバックに繰り広げられるバイクレース

 

 注目を集めたのは、08年の北京五輪で5位入賞を果たした井出樹里さん(34)=神奈川県=。男子選手とスタンダード上位争いを繰り広げ、女子トップでゴール(2時間11分14秒)後は、ゴール地点で後続の選手を出迎えた。井出さんは「トライアスロンが大好きな人たちと一緒に、この地で大会ができたことは自分にとってもプラスで、ありがたい経験。大会の雰囲気も温かい。ぜひ、また来たい」と声を弾ませた。

 

ゴール後、充実の笑顔を輝かせる井出樹里さんと小林会長

ゴール後、充実の笑顔を輝かせる井出樹里さんと小林会長

 

 男子スタンダード1位(2時間02分12秒)に輝いたのは、大船渡市出身で昨年の国体に本県代表として出場した寺澤光介さん(23)=東京都=。高校1年の時に初めて挑んだのが同大会で、震災後も出場を続ける。「国体では思うような結果が出せなかった。今年はそのリベンジも込め全力で臨んだ。今後は東京とその次の五輪を見据え、海外レースでも経験を積みたい」とさらなる飛躍を誓った。

 

トリーズさん、12年ぶりエントリー

 

 リレーの部には、国際大会の冠が付いた第3回大会から出場し、同大会の発展に大きく貢献してきたトリーズ・マイケルさん(55)=東京都=が、妻りえ子さん(40)、競技仲間の丹内心悟さん(39)=愛知県=とチームを組んで出場。トリーズさんらは震災後、「Tri4Japan」の名で、被災地支援活動を展開し、毎年釜石を訪れている。

 

 05年以来の出場となったトリーズさんは「天気も良くて楽しかった。痛めている腰が治ったら、3種目フルで出たい」、2年ぶりの出場となったりえ子さんは「ビーチや緑地広場が戻って本当に良かった。沿道の皆さんの笑顔も温かくて、やっぱり釜石っていいな」と大会復活を喜び、「震災前のような完全な形になるまで、応援を続けたい」と夫婦で〝釜石愛〟をにじませた。

 

トリーズさん、12年ぶりエントリー

手を取り合ってゴールしたトリーズさん夫妻と丹内心悟さん(右)

 

 大会総括責任者の釜石トライアスロン協会、小林格也会長は「台風の影響も最小限で、無事終えられた。今年は初心者が参加しやすいようスプリントも設けたが、今後は子どもたちにもトライアスロンの面白さを知ってもらい、底辺拡大につなげたい。今年から始まったオープンウォータースイミングとともに根浜を拠点としたスポーツ振興にもつなげられれば」と意欲を見せた。

 

(復興釜石新聞 2017年8月6日発行 第619号より)

 

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