タグ別アーカイブ: 地域

三鉄の列車内で開かれた県理容組合釜石支部の総会

三陸鉄道車内で総会、県理容組合釜石支部〜マイレールを応援、利用促進をアピール

三鉄の列車内で開かれた県理容組合釜石支部の総会

三鉄の列車内で開かれた県理容組合釜石支部の総会

 

 県理容生活衛生同業組合釜石支部(菅原和美支部長、50店)は20日、三陸鉄道リアス線の貸し切り列車内で定期総会を開いた。東日本大震災に負けず事業再建を果たした支部員が、同様に鉄路復活で地域を盛り上げる三鉄を応援しようと提案。「利用する誰かを笑顔にする」という共通点もあり、組合員たちは列車の旅でもらった笑顔をつなぐ思いを深めた。

 

 この日は総会のため、お座敷列車を貸し切り運行。釜石市、大槌町の理容店などから約30人が乗り込んだ。出発前に釜石駅で、50年以上理容業に従事する5人を表彰。80歳現役理容師1人、支部役員退職者4人に感謝状を贈った。

 

 釜石駅を出発し大船渡市の盛駅に到着するまでの往路で総会を開催。2018年度の事業・決算報告を承認し、19年度の事業計画と予算を決めた。復路では豪華弁当を味わいながらの懇親会。車窓から景色を眺めたり、おしゃべりを楽しみ、和やかに列車の旅を満喫した。

 

鉄道の旅を楽しみ、親睦を深めた支部員ら

鉄道の旅を楽しみ、親睦を深めた支部員ら

 

 三鉄での総会を提案したのは、鵜住居町で理容店「カットハウスこばやし」を営む小林誠一さん(74)。震災で被災し仮設店舗での営業を経て、昨年6月に元の場所に本設店舗を再建した。

 

 地域の鉄道は住民が利用しなければ―。誠一さんの思いは実現したが、この日は都合により乗車できなかった。

 

 代わりに乗り込んだ妻京子さん(68)は支部員らが楽しむ様子に、「いい企画。三鉄の利用を心掛けていきたい」と実感。同業の仲間と情報交換できる機会にもなり、「仕事ができる幸せ」をかみしめていた。

 

 菅原支部長(48)は「理容店は憩いの場、まちの情報源となる場で、理容師は人を笑顔にする仕事。自分たちが笑っていることが一番大事で、その笑顔をお客さんに分けてほしい」と期待する。店も鉄道も存続には地元住民の利用が欠かせないと認識。相互利用が地域活性につながることを願った。

 

 久慈市の久慈駅と盛駅を結ぶ同線は3月23日に開通した。釜石駅によると、5月8日までの地元団体による貸し切り利用は28件。4月は14件だったが、5月はすでに11件の利用がある。つながった線路のように順調な伸びを維持、どこまでも続くよう期待を寄せる。

 

(復興釜石新聞 2019年5月25日発行 第793号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

独自ボランティア「いわて・かまいしラグビー応援団活動交流会」

独自ボランティア「いわて・かまいしラグビー応援団活動交流会」

独自ボランティア「いわて・かまいしラグビー応援団活動交流会」

 

外国人おもてなしに関する有識者による講演をはじめ、活動グループの活動内容を知るとともに、活動グループ同士の交流を深める機会として、下記のとおり『独自ボランティア「いわて・かまいしラグビー応援団」活動交流会』を開催することといたしました。

 

「いわて・かまいしラグビー応援団」活動グループや「いわて・かまいしラグビー応援の店」登録事業所をはじめ、どなたでもご参加いただけます。皆様のご参加をお待ちしています。

 

日時

令和元年6月22日(土) 13:30~16:00(受付13:00~)

場所

釜石PIT(釜石市大町1-1-10)

内容

(1)講演
・講師
希望郷いわて文化大使、いわて・かまいしラグビー応援団公式アドバイザー 村尾 隆介 氏
・内容
ラグビーファンがやってくる!最高のおもてなしは 相手の国や文化に興味を持つこと!
~岩手を訪れる世界いわての人たちを知るセミナー!~
(2)いわて・かまいしラグビー応援団活動グループの活動発表
(3)懇親交流会

入場料

無料

申込書・応募申込先・お問い合わせ(申込締切:6月14日まで)

(1)申込書
チラシ・申込書(690 KB pdfファイル)
~~申込書に必要事項を記入し、FAX、メール又は郵便で次までお申し込みください。~~
(2)住所
〒020-8622岩手県盛岡市内丸3-7 岩手日報社企画推進部「活動交流会」係
(3)電話
019-653-4119/FAX:019-626-1881
(4)E-mail:
ouendan@iwate-np.co.jp

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 ラグビーワールドカップ2019推進本部
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話 0193-27-8420 / FAX 0193-31-1170 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/shokai/rugby_city/detail/1228398_3208.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
【インタビュー】独自ボランティア~いわて・かまいしラグビー応援団~

【インタビュー】独自ボランティア~いわて・かまいしラグビー応援団~

【インタビュー】独自ボランティア~いわて・かまいしラグビー応援団~

 

取材先:なごみ工房 徳増初子さん(RWC2019™釜石開催支援連絡会議メンバー、ラグビーカフェ釜石スタッフ)
インタビュー:2019年4月17日 / ラグビーカフェ釜石
企画・編集:釜石まちづくり株式会社
取材・文・写真:市川香織(釜石まちづくり株式会社)

 

釜石駅から徒歩1分、シープラザ釜石の2階にある“ラグビーのまち釜石”をPRする「ラグビーカフェ釜石」。
そのテーブルの一つにミシン等を置き、毎日のように作業している女性がいます。
『なごみ工房』の徳増初子さんは、今秋開催されるラグビーワールドカップ(RWC)2019の釜石開催支援連絡会議のメンバーで、ラグビーカフェ釜石の運営スタッフでもあります。
実は、ここで作業しているのもRWCの“おもてなしボランティア活動”の一環だとか。どんな活動なのか詳しく聞いてきました。

 

釜石はラグビーでなきゃ、元気になんね!

 

徳増初子さん

 

ーーいつもここで何の作業をされているんですか?

 

今年の秋に、釜石でラグビーワールドカップの試合が2試合行われます。その試合観戦に来る方々に、「東日本大震災の際に頂いた支援への感謝」と「釜石へようこそ!」という気持ちを込めて、手作りのポケットティッシュケースをプレゼントしたいと思い制作しています。

 

ーー使われている材料は着物や浴衣生地ですか?色とりどりできれいですね!どうして、ポケットティッシュケースにしたんですか?

 

着物生地などの材料はもともと手元にあり、何を作ろうか?と仲間と話していたんですが、外国の方って着物の和柄が好きな方が多いし、日本のポケットティッシュはとても品質が良いって驚くでしょ? なので、ポケットティッシュケースに決めて3年くらい前から少しずつ作り初めました。

 

ポケットティッシュケース

 

ーー“ラグビーワールドカップ2019 釜石開催のおもてなし”という所に関わる様になったきっかけは?

 

ちょっと長くなるんだけど・・・
私の中で、高校の時(当時の釜石北高)からラグビーは身近なものでした。と言うのも、学校の先生に岩手県代表としてプレーしている先生が4,5人いたんです。授業中にふと窓の外を見ると、その先生たちが校庭でラグビーの練習をしていた光景が今でも思い浮かびます。
 
新日鐵釜石ラグビー部が全盛の頃には、私は子育ての真っ最中で試合観戦には行けなかったけど、1月15日だけはテレビの前にかじりついて応援していました。毎年楽しみでしたね。
高校卒業後から釜石を離れていたので、故郷の釜石が頑張っているという話題が出るとすごく嬉しくて。
そういう感じだから、新日鐵釜石ラグビー部の活躍で元気付けられている人たちは多かったんじゃないかなと思います。私を含めてね。

 
その後、「クラブチームになった」という話を聞いたので、すぐに調べて釜石シーウェイブスのサポーターになりました。地元に居た妹からも「釜石は廃れていくばかり・・・」みたいな話を聞いたりしていたけど、「いや、釜石はラグビーでなきゃ元気になんね!」っていう想いはどこかにあったの。

 

ーー釜石に戻って来たのは、東日本大震災の後からですか?

 

そうですね。東日本大震災がおきた時は静岡にいました。釜石には、震災の約1ヶ月後の4月17日に夜行バスで来て・・・。みぞれが降っていたのを覚えています。その時は、タクシーで避難所を回って家族や知り合いを探して、そしてまた夜行バスで戻りました。その後1年くらいは、自分の車に物資等を積んで月に一度くらい静岡と釜石を行き来しました。
 
そして、翌年くらいから「地域のおばちゃん達を元気にしなきゃ!」と思い、仮設住宅を訪問して「何か作ろう!」と声を掛けて回りました。80歳くらいの人たちと話す事も多かったんだけど、私が鵜住居の人間だから、昔の鵜住居のまちの話を共有出来るのが良かったみたい。5、60年前の話で盛り上がったりして。
そういう事があったので、私も「ここに通っていいんだ」と思う事が出来たんです。
 
そうして、釜石に戻って色々とやっているうちに、人との繋がりがまた繋がりを生んでという感じでした。
その中でも、津波で亡くなった私の妹の一番の親友の方と出会えた事がとても大きかったです。その方から、ラグビーのワールドカップ誘致活動が動き出すという話を教えてもらったんです。
 
私は鵜住居の出身だから、この地域の震災後の復興復旧の事を考えると、例えば、大会までに防潮堤や水門が完成していないと開催自体が出来ないわけだし、大会の誘致が地元に良い影響を与える事になると思って賛成しました。ラグビーも好きだったしね。そこから、ずっと活動に参加している感じです。

 

ポケットティッシュケース作りがボランティアになるんだ!

 

徳増初子さん

 

ーー3月には、色々と取材を受けていらっしゃいましたね。テレビ放送を拝見しました。反響はどうでしたか?

 

はい。放送後、全国の皆さんから「お手伝いしたいです!」とご連絡を頂きました。一番遠いのは広島ですね。その他に、姫路、大阪、名古屋、神奈川、千葉、埼玉の方も。
ここで作業している時に、「お手伝いに来ました!」と言って見ず知らずの方が訪ねて来てくださったり、鵜住居の人でも、これまであまり話をした事が無かった方から話しかけられるようになりました。

 

ーーお手伝いしたいという方は、どんな事を話されていますか?

 

「ポケットティッシュケースを作ってボランティアになるんだ!」って皆さん思ったみたい。
多分、これまでそれぞれ何かボランティアをしたいと思っていたんでしょうね。だけど、公式ボランティアは誰でも出来るわけではないし、実際に、ご連絡をくれた人の中に「公式ボランティアに落選した」っていう人もいましたから。今まで思いもよらなかった形で、「自分も参加する事が出来るんだ」って思ってくれたみたいです。

 

徳増初子さん

 

ーー活動への参加は、色々な形で出来そうですね。

 

そうですね。材料を送って下さる方もいるし、各作業工程の一部分を手伝うわという方もいるし。
遠方の方の場合は、こちらから材料を送る場合もありますけど、自分達で材料の調達から完成まで全部やります!という方々もいます。
また、活動に賛同して下さる市内の企業から、ケースの中に入れるポケットティッシュのご寄付を頂きました。本当にありがたいです。

 

観客3万2千人の人達に、釜石での思い出と共に持ち帰って欲しい

 

徳増初子さん

 

ーー観客の皆さんの手元に渡る時を想像すると、今はどんな想いですか?

 

もしかしたら、もらった時には特に嬉しいとか必要とか思わないかもしれないですね。だけど、試合を観戦している最中にティッシュペーパーが必要になる瞬間があると思うの。何か食べて手が汚れるとか、飲み物をこぼしたとか。そういう時に、「あ、さっきもらったよね」って使ってもらえればと思うし。
あと、「かまいし」の文字が入ったタグを付けたので、家に帰って「これ何だっけ?」って思った時に、それを見て「あー、釜石でもらったんだ!」って思い出してくれたらいいなと思います。
 
それから、この活動に参加してくれた皆さんには、自分が作った物が観客のどなたかの手に渡って、それぞれの国に思い出と共に持ち帰ってもらう、という事に想いを馳せて欲しいなと思います。
 
実際にどこで配布するかはまだ相談中なんですけど、私としては、やっぱり試合会場に来る観客の皆さんに配りたいと思っています。鵜住居でね。

 

ーー一緒に活動してくれる方はまだ募集中ですか?

 

はい、もちろんです。釜石の2試合の観客、3万2千人に配布したい!と、そこを目指して活動していますが、4/17日現在でまだ5000個くらいしか完成していないので・・・。
ですから、お気持ちがあれば、出来ると思うことでぜひ参加していただきたいですし、ケースの中に入れるポケットティッシュをご寄付して下さる企業様がいらっしゃったら、そちらのご協力もぜひお願いしたいです。
なごみ工房のFacebookページを作成しましたので、メッセージからご連絡いただければ、こちらからまたご連絡いたします。よろしくお願いします。
 
試合は観に行きますか?と尋ねたところ、「観たい気持ちももちろんあるんだけど、当日はこれを(ポケットティッシュケース)配布したり、出来れば折り紙の体験ブース等もやりたいと考えています。言葉が通じなくても、折り紙なら世界中の人たちとコミュニケーションを取れると思うから。」と話す徳増さんの笑顔はとても輝いていました。
「私にも何か出来る事があるかしら・・・?」 そう思ったことがある方がいたら、ぜひご連絡してみてはいかがでしょうか?

 

なごみ工房Facebook
https://www.facebook.com/kamaishi.nagomikoubou/
岩手県釜石市 独自ボランティア「いわて・かまいしラグビー応援団」Facebook
https://www.facebook.com/iwatekamaishi.rugby.ouendan/

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

JFマリンバンクいわて釜石大槌支店の移転、開業を祝いテープカット

県信用漁連、魚河岸テラスに移転オープン〜釜石大槌支店 窓口業務開始

JFマリンバンクいわて釜石大槌支店の移転、開業を祝いテープカット

JFマリンバンクいわて釜石大槌支店の移転、開業を祝いテープカット

 

 県信用漁業協同組合連合会=JFマリンバンクいわて=(岩脇洋一会長)は13日、釜石市平田の釜石湾漁協事務所から同市魚河岸の釜石魚河岸にぎわい館(魚河岸テラス)に移転した釜石大槌支店(小林正人支店長、9人)のオープニングセレモニーを行い、窓口業務を開始した。今月中にATM(現金自動預払機)も設置する。

 

 県信漁連の細川道弥副会長(釜石湾漁協組合長)は「新店舗により管轄地域の信用サービスの向上に努めたい」とあいさつ。漁業団体役員、野田武則市長、平野公三大槌町長ら8人がテープカットし、新店舗での営業開始を祝った。

 

 新店舗は魚河岸テラスの1階にあり、床面積は約105平方メートル。

 

 県信漁連の今年3月末現在の預金残高は1487億円で、北海道に次ぎ全国2位。県内24漁協に対応し、13支店を展開する。釜石大槌支店は釜石東部営業店(釜石市箱崎町)、大槌出張店(大槌町吉里吉里)でも窓口業務を行っていたが、昨年12月で業務を停止、ATMだけのサービスに切り替えた。

 

 同支店によると、移転の告知以降、契約の見直しで顧客が減少したものの、預金残高の目立った変動はなかった。小林支店長は「顧客の大半が水産、漁業者だが、一般客の割合が高いのも当支店の特徴。利用者が増え、東部市街地の活性化につながれば」と期待する。

 

 同支店の窓口営業時間は平日の午前9時~午後3時。月末までに稼働開始を見込む支店のATMは、平田とともに年中無休(午前8時~午後9時)。釜石東部と大槌、唐丹町漁協3カ所のATMは従来どおり平日(午前8時半~午後5時)の運用となる。
 同支店の電話は0193・55・5316、FAX0193・55・5418。

 

(復興釜石新聞 2019年5月15日発行 第790号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

広報かまいし2019年5月15日号(No.1712)

広報かまいし2019年5月15日号(No.1712)

広報かまいし2019年5月15日号(No.1712)

 

本号の8ページに掲載しております記事に誤りがありましたので、訂正し、お詫びします。なお、ホームページには訂正済のものを掲載しております。
まちの話題の4月6日の記事につきまして、(誤)小井戸文哉 様 ⇒ (正)小井土文哉 様と訂正させていただきます。
関係者の皆様には、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。

 

広報かまいし2019年5月15日号(No.1712)

広報かまいし2019年5月15日号(No.1712)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 12,647 KB
ダウンロード


 

【表紙】五葉山山開き
【P2〜3】民生委員・児童委員の日 活動強化週間/民生委員・児童委員名簿
【P4〜5】三陸防災復興プロジェクト2019開催
【P6〜7】6月1日から市内バス路線の運航方法が変わります/市職員を募集します
【P8〜9】まちの話題
【P10〜11】市民の広場/災害から身を守るために、緊急避難場所を確認しよう
【P12〜15】緊急避難場所/洪水・土砂災害時の避難行動の基準/避難場所・避難所の種類/甲子川、鵜住居川の洪水浸水想定区域指定に関する住民説明会を開催します/みんなの橋野鉄鉱山を開催します/工業統計調査を実施します
【P16〜19】まちのお知らせ/休日当番医・薬局・歯科医(6月)/各種相談
【P20〜21】保健案内板/保健だより/ワンポイントアドバイス
【P22〜23】復興情報
【P24】やっぺし!ラグビーワールドカップ2019推進本部通信/イベント民博家庭を募集します

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1228043_2596.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
釜石駅前で植栽に取り組んだ拓大の学生・生徒ら

釜石の復興支援 重ねて39回〜拓殖大・高生、釜石駅前で花を植栽

釜石駅前で植栽に取り組んだ拓大の学生・生徒ら

釜石駅前で植栽に取り組んだ拓大の学生・生徒ら

 

 拓殖大(東京都文京区)の学生と拓殖大第一高校(東京都武蔵村山市)の生徒ら約40人は20日、釜石市鈴子町の釜石駅前などで花を植栽するボランティア活動を行った。

 

 一行はバスに同乗し、20日の早朝に釜石に到着。釜石駅前広場と大町の青葉通り緑地にベゴニア、サルビア、マリーゴールドなどの花苗約3500株を植えた。活動には釜石市赤十字奉仕団や市職員ら約20人が協力。手際のよい作業で、大町広場の清掃活動も行った。拓大一高は、校内で取り組む募金活動で集めた17万円を「子どもたちのために」と釜石市に贈った。

 

 今回は釜石にゆかりのある2人も活動。遠野市から釜石高に通った金野綾乃さん(拓大政経学部1年)は「釜石の人たちによくしてもらったので、力になりたい。今年はラグビーワールドカップが開かれる。自分たちの活動で、釜石に来た人が『花がいっぱいですてきなまちだな』と思ってもらえたらうれしい」と手を動かした。

 

 両石町出身の瀬戸雄貴さん(同)は高校進学で古里を離れていて、「できることで地域のために貢献したい」と参加した。東日本大震災で実家は幸いにも直接の被害を免れ、毎年帰省する中で地域の再生を実感。「風景や建物が変わっても、地域に人が戻ってきていることがうれしい。将来は自分も地元に戻ってきたい」と望んでいる。

 

 拓大は、岩手出身の後藤新平が学長を務めるなどの縁で、震災直後から釜石で支援活動に取り組み、2012年には市と震災復興支援協定を締結。中学生を対象にした理科教室やサッカー教室の開催、植栽などのボランティア活動を続け、今回で39回目となった。

 

 同大学生生活部の松永和久部長は「ボランティア活動は学生たちにとって教育、社会参加の場になっている」と継続させたい考えだ。

 

(復興釜石新聞 2019年4月27日発行 第786号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

厚真町など胆振東部地震被災地の支援活動報告会

厚真町へ元気届ける〜三陸ひとつなぎ自然学校子どもリーダー、胆振地震被災地支援活動を報告

厚真町など胆振東部地震被災地の支援活動報告会

厚真町など胆振東部地震被災地の支援活動報告会

 

 釜石市の一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校(伊藤聰代表理事)は21日、昨年9月に発生した北海道胆振東部地震の被災地支援活動報告会を鵜住居町の「いのちをつなぐ未来館」で開いた。約40人が参加し、支援活動を提案した児童、生徒やサポートスタッフが現地での交流の模様などを報告した。

 

 同地震では死者42人(今年1月28日現在)を数え、このうち厚真町は36人を占める。

 

 同自然学校の支援活動は、子どもリーダーの藤原菜穂華さん(鵜住居小6年)の発案で始まった。藤原さんは東日本大震災を3歳で経験し、最愛の家族を失った。避難生活の中で、全国各地のボランティアや多くの人に見守られて成長した。

 

 藤原さんは「あの時の自分のように苦しむ子どもを応援したい。お世話になった北海道の人たちにも恩返しをしたい」と募金活動を提案。自分が支えられた絵本の読み聞かせを思い出し、現地での交流を願った。

 

 市内の募金活動では協力の輪が広がり、17万159円が寄せられた。

 

 今年2月、伊藤代表らが厚真町などを訪れ、被災状況と支援内容について情報収集。3月27日から4日間、藤原さん、大槌町の太田夢さん(釜石高2年)ら5人が訪問した。厚真中央小1~3年の10人と交流し、ツリーハウス造り、伐採した木材を馬そりで搬出する「馬搬(ばはん)」も見学した。

 

 藤原さんは「あまり復旧は進んでいないと思った。仮設住宅の床下に木(くず)を敷き詰めていて、こちら(釜石)と違う寒さ対策をしていると分かった」と報告した。

 

 東日本大震災で親族を失った太田さんは「山崩れは思っているよりひどかった。子どもたちは一見、明るいけど、周囲に気遣いしている。(震災は)私が小学2年の終わりごろだったけど、(家族など被災者や避難生活を)思い出すと年々つらくなる。伝えたいのは、日常生活の大切さ。私たちの活動で、その認識をつなげたい」と語った。

 

 報告会に関連する手作りの資料は5月中旬まで同館に展示する。

 

(復興釜石新聞 2019年4月27日発行 第786号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

広報かまいし2019年5月11日号(No.1711)

広報かまいし2019年5月1日号(No.1711)

広報かまいし2019年5月11日号(No.1711)

 

広報かまいし2019年5月1日号(No.1711)

広報かまいし2019年5月1日号(No.1711)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 2,013 KB
ダウンロード


 

【表紙】いよいよ全線開通目前!釜石山田道路を歩こう!/市長のつぶやき
【P2〜3】平成31年度釜石大槌地区行政事務組合・岩手県沿岸南部広域環境組合の会計予算/かまいし春まつりの開催について/犬の登録と狂犬病予防接種について
【P4〜5】被災事業者の再建を支援します(再建支援制度のお知らせ)/軽自動車税の減免制度・被災代替車両の非課税制度/国民健康保険のお知らせ
【P6〜7】まちのお知らせ/各種相談/ふくしトピック
【P8】やっぺし!ラグビーワルドカップ2019推進本部通信/橋野鉄鉱山八重桜まつりについて

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1227740_2596.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
釜石の桜 一気に満開、待望の春を謳歌〜見事な花のアーチ、上栗林の桜ライトアップ

釜石の桜 一気に満開、待望の春を謳歌〜見事な花のアーチ、上栗林の桜ライトアップ

満開の桜の下で遊ぶピッコロ子ども倶楽部桜木園の園児ら

満開の桜の下で遊ぶピッコロ子ども倶楽部桜木園の園児ら

 

 好天と温かさが続き、釜石の桜は18日ごろ一気に満開を迎えた。ライトアップで人気を集める「上栗林の桜」も満開となり、訪れた多くの人が見事な花姿を愛(め)でている。

 

 釜石の最高気温は17日が22・2度、18日は23・9度まで上昇した。

 

 小川川の下流に当たる小川町や桜木町は、釜石製鉄所山神社を囲むように桜並木が広がる花見の名所。老木は今年も豊かな花姿を見せた。川沿いの桜の幹は道を覆い、枝先は川面に垂れる。

 

 買い物、散歩、ジョギングの男女、自転車や自動車も速度を落として花のアーチをくぐった。花に手が届く歩行者専用のつり橋にはカメラを構える人も訪れ、花と川の一体となったシーンを切り取った。

 

小川川の流れに枝を垂れる桜並木のアーチは格好の散策コース

小川川の流れに枝を垂れる桜並木のアーチは格好の散策コース

 

 18日、小川地区サポートセンター前の広場では、近くにあるピッコロ子ども倶楽部桜木園(千葉正子園長)の年中・年長児19人が輪投げなどの遊びを楽しんだ。園児らは満開となった桜の下で駆け回り、ベンチに座って春の陽気を楽しむお年寄りたちも目を細めながら見守った。

 

 市の文化財「上栗林の桜」は17日夜、地元や遠方から多くの見物客を迎えた。ライトアップは東日本大震災から立ち上がる市民を応援しようと、2013年から7年目。上栗林振興会(三浦栄太郎会長、31世帯)が引き継いでいる。全体の景観を迫力いっぱいに浮かび上がらせようと、今年は発光器を過去最多の13個に増やした。

 

上栗林の桜は明かりをパワーアップしてボリューム満点に=17日夜

上栗林の桜は明かりをパワーアップしてボリューム満点に=17日夜

 

 世話役の男性らは「八分咲き。一気に咲いた。雨風もなく、夜桜見物には最高の条件」と喜んだ。大槌町の若い男性は「仕事休みで通りかかった昼に、この大きい桜を見た。ライトアップと聞いたので、ばあちゃんを誘ってまた見に来た」と熱心にスマホで撮影した。宮古市からは若いカップルがドライブがてら訪れ、「大きくて、きれい」と声を上げた。

 

 近くに住む三浦モトさん(79)は「このごろは毎日、畑に通う途中に桜の下を通る。そろそろ、ジャガイモを植える。お姑(しゅうとめ)さんから、種まき桜だと教えられた。せっかくの夜桜も一度は見たい。いいですね」と満喫した。ライトアップは21日まで行う。

 

 この巨木はエドヒガン系で樹齢300年と推定される。過去の最大樹高23メートルで、胸高周りは4・9メートルもある。1997年に市文化財に指定された。

 

(復興釜石新聞 2019年4月20日発行 第784号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

橋野鉄鉱山をVR・ARで体感しよう!!

橋野鉄鉱山をVR・ARで体感しよう!!

橋野鉄鉱山をVR・ARで体感しよう!!

 

世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産である橋野鉄鉱山には、高炉3基をはじめ、それに関連した多くの遺構が残っていますが、現在の状態ではわかりづらい!!ことから、この度、その第1弾としてガイドアプリを開発しました。ぜひ下記からダウンロードしてください!!

 

平成31年4月20日から供用開始です!!
こちらからDLできます。

 

QRコード
 

関連情報 by 縁とらんす

Google Play で手に入れよう

 

あわせて、スマートフォンなどをかざせば橋野高炉が3Dで見られる「橋野鉄鉱山ARカード」を配布します。市内10カ所デザインも10種類です。市内をめぐって全種類集めよう!!

 

ARカード

 
橋野鉄鉱山ガイドアプリマニュアル(2,456 KB pdfファイル)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 世界遺産課
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-22-8846 / FAX 0193-22-2762 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/spot/hashino_tekkouzan/detail/1227541_3028.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
サイン会で来場者と交流する柚月裕子さん

作家 柚月裕子さん(釜石出身)講演、三陸道・釜石道開通記念〜新しい道路が古里後押し

サイン会で来場者と交流する柚月裕子さん

サイン会で来場者と交流する柚月裕子さん

 

 三陸沿岸道路と東北横断自動車道釜石秋田線の釜石市内区間同時開通を記念した講演会(同事業実行委主催)が13日、大町の市民ホールTETTOで開かれた。釜石出身で釜石応援ふるさと大使を務める小説家・推理作家の柚月裕子さん(山形県在住)を招き、対談やパネルディスカッションを開催。来場した市民ら約350人が待望の高速交通網完成を祝い、道路を生かした地域振興へ決意を新たにした。

 

 対談形式で行われた1部は、柚月さんから作家人生の原点、執筆の信条、古里釜石への思いなどが語られた。読書好きの両親の元に育った柚月さん。小説にのめり込んだきっかけは“シャーロック・ホームズ”本との出会いで、自身の作品にも影響を与えているという。物語を書く上で気を付けるのは、登場人物の筋を通すこと。「自分と違う価値観でも、確固たる理由が分かれば、その相手を理解することにつながる」と、小説が豊かな人間関係や人生の一助にもなることを示した。また、「小説には意図しなくても作者の本心が出る。言い換えれば、自分の内面をさらけ出さないと小説は書けない」とも。

 

 デビュー10年となる柚月さんは、各賞を受賞した「検事の本懐」「孤狼の血」「盤上の向日葵」で注目を集め、映画やテレビドラマ化された作品も。来場者は柚月さんの素顔や釜石愛を直に感じながら、話に聞き入った。

 

 2部は柚月さんと市民3人を迎え、「命の道からかまいしの未来へ」と題しパネルディスカッション。東日本大震災復興のリーディングプロジェクトとして進められてきた両道路について、それぞれの立場から思いを述べ合った。

 

3月9日に開通した2道路について語るパネリスト

3月9日に開通した2道路について語るパネリストら

 

 青紀土木の青木健一社長は、がれき撤去や根浜への道路新設に携わった経験から、命をつなぐ道の重要性を実感。高速道路を動脈、地域内の道路を毛細血管に例え、「今後さらに血流も強くなる。物流や人的交流が促進する中で地域の魅力をどう高めていけるかが課題」と提言した。

 

 震災当日、来客を案内中に大地震に見舞われ、1週間前に開通したばかりの同沿岸道路(片岸―水海間)の通行で津波の難を逃れた福成菜穂子さんは「瞬時の判断が生死を分けた。私にとってはまさに命の道路。新町のインター建設で住み慣れた土地を離れたこともあり、今回の開通には特別な思いがある」と心境を明かした。

 

 鵜住居駅前の2施設、魚河岸テラスの管理運営を担うかまいしDMCの河東英宜事業部長は観光面の視点から「高速道で利便性が高まれば、日帰り客が増える可能性もある。宿泊してもらえるような仕掛けづくりが必要」と消費拡大に向けた関係者の連携強化を望んだ。

 

 柚月さんは、病を患った生母の最期をみとることができなかった。「当時、母が住む宮古市までは山形から(車で)7時間ぐらいかかった。新たな道路は、道に対するもどかしさを覚えていた方々にとって力強く、温かい道になると思う」と実感を込めた。

 

 アドバイザーとして登壇した国交省東北地方整備局南三陸国道事務所の折笠徹所長は、用地提供者、工事関係者、県・市の多大な協力に感謝。「道路は地域を良くするための道具。地元住民が誇りを持てるまちになるよう、道路を使ってほしい。隠れた情報をどんどん発信し、継続して人を呼び込めるようになれば」と期待した。

 

 講演会終了後は柚月さんの書籍販売やサイン会もあり、長蛇の列ができた。柚月さんは復興に役立ててほしいと、釜石市に寄付も行った。

 

(復興釜石新聞 2019年4月17日発行 第783号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

広報かまいし2019年4月15日号(No.1710)

広報かまいし2019年4月15日号(No.1710)

広報かまいし2019年4月15日号(No.1710)

 

広報かまいし2019年4月15日号(No.1710)

広報かまいし2019年4月15日号(No.1710)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 5,747 KB
ダウンロード


 

【表紙】地域の真の復興を願って
【P2~3】祝開通 三陸沿岸道路・東北横断自動車道釜石秋田線、三陸鉄道リアス線
【P4~7】平成31年度施政方針/平成31年度当初予算/平成31年度の主要事業
【P8~11】釜石版地域包括ケアシステムの実現に向けて
【P12~13】ゴールデンウィーク中の休館情報などのお知らせ/まちのお知らせ
【P14~15】まちのお知らせ/5月休日当番医/各種相談
【P16~17】まちの話題/震災から8年鎮魂の祈り 忘れない いつまでも
【P18~19】保健案内板 高齢者肺炎球菌予防接種の助成を延長します/保健便り/ワンポイントアドバイス
【P20】やっぺし!ラグビーワルドカップ2019推進本部通信

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1227440_2596.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。