タグ別アーカイブ: 地域

日本年金機構の個人情報流出に便乗した勧誘にご注意ください!

6月1日に、日本年金機構の個人情報流出について公表がなされました。
これに関連し、日本年金機構職員、消費生活センター職員や弁護士をかたる悪質な詐欺事件が起こっています。

 

  • 日本年金機構や消費生活センター等の職員から消費者の皆様へ電話やメールで連絡することはありません。
  • 「個人情報を削除してあげる」などと持ち掛けてくる電話は詐欺です。相手にせずにすぐに電話を切ってください。
  • 日本年金機構が消費者の皆様にお金やキャッシュカードを要求することや、ATMの操作をお願いすることはありません。

 

不審な電話があったときや、不安を感じたら、すぐに釜石市消費生活センターや釜石警察署(電話 25-0110)にご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 市民生活部 市民課 消費生活センター
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-22-2701 / FAX 0193-22-2702 / メール
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/kurasu/shohi_seikatsu/detail/1194397_2329.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
釜⽯の未来を創る市⺠ワーキンググループの仲間募集

釜石市の未来を創る市民ワーキンググループメンバーの募集について

釜石市は2040年のまちのありたい姿(ビジョン)を考え、そこに向けてこれから5ヵ年のアクションプランを定める「総合戦略」を今年度中に策定していきます。

 

25年後の2040年の釜石の未来に想いを巡らし、カタチにしていくことを、市役所若手職員(35歳以下)と共にホンキで考え、身近な発想から議論を行う市民ワーキンググループメンバーを募集しています。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/oshirase/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/07/03/chirashi_1.pdf

2040年の釜⽯を創る市⺠ワーキンググループの仲間募集!〜釜⽯のホンキの“地⽅創⽣”へのチャレンジ〜

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 840 KB
ダウンロード


 

募集人数

25名程度

 

応募資格

①釜石市にゆかりのある概ね50歳以下の方
(釜石市議会議員・釜石市職員は除く)
②7/5(日)、7/20(祝)13:00~16:30、8/1(土)9:30~13:00に参加できる方(原則)
※会場は釜石・大槌地域産業育成センター(釜石市平田3-75-1)となります。

 

業務内容

市役所の若手職員と共に、まちのありたい姿や現状の問題点、そこに近づくための具体的な打ち手(アクション)について、身近な発想から考えます。

 

※キーワード
出産、子育て、ワークライフバランス、UIターン、学校の魅力化、ものづくり、世界遺産、ラグビー、さかな、ローカルビジネス、大学連携、市民協働など

 

報酬

報酬・交通費は支給しない

 

応募期限

7月17日(月) ※当日必着

 

応募方法

釜石市役所の総合政策課(本庁舎2階)、市民課(本庁舎1階)、各地区生活応援センターに備え付けの応募用紙に、まちづくりへの提言や必要事項を記入し、郵送、ファックス、メールのいずれかにより市総合政策課へ提出して下さい。
※応募用紙は、市役所ホームページからダウンロードできます。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/oshirase/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/06/22/ouboyoshi_1.doc

釜石市総合振興審議会一般公募委員応募用紙

ファイル形式: DOCファイル
データ容量: 38 KB
ダウンロード


 

問い合わせ先

釜石市総合政策課まち・ひと・しごと創生室
TEL:0193-22-2111(内線132) FAX:0193-22-2686
MAIL:sougou@city.kamaishi.iwate.jp

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 総合政策課 まち・ひと・しごと創生室
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-22-2111(内線 132) / FAX 0193-22-2686 / メール
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/oshirase/detail/1194493_2986.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
釜石市新町に整備を計画する釜石中央インターチェンジの完成予想図も動画で公開=南三陸国道事務所で

復興道路完成予想図、CG動画で再現公開

釜石市新町に整備を計画する釜石中央インターチェンジの完成予想図も動画で公開=南三陸国道事務所で
釜石市新町に整備を計画する釜石中央インターチェンジの完成予想図も動画で公開=南三陸国道事務所で

 

 震災復興に向けたリーディングプロジェクトとして整備が進む復興道路や復興支援道路の完成予想図をCG(コンピューターグラフィック)で再現した動画が、釜石市鵜住居町の南三陸国道事務所(佐藤和徳所長)などで公開されている。

 

 放映されているのは、三陸沿岸道路の高田道路から釜石山田道路までの6区間98キロと、釜石花巻道路の釜石ジャンクションから釜石西インターチェンジまでの6キロ。

 

 動画は、土木技術のCIM(コンピューター支援設計システム)を活用して作製した。完成後の姿を上空から俯瞰(ふかん)するように構成。未完成の施設もCGで再現されており、完成後の姿が具体的にイメージできる。完成後の日常生活への影響なども予想できる。

 

 沿線住民に、沿岸市町村を結ぶ三陸沿岸道路などの完成形を視覚的にイメージしてもらい、整備促進を図るのが狙い。国土交通省東北地方整備局が三陸沿岸道など復興道路、復興支援道路のほとんどの区間を2018年度までに整備すると発表したことを受け、南三陸国道事務所のほか、大槌町役場、大船渡市役所の3カ所にモニターを設置し動画を公開している。

 

 同事務所の山口満副所長は「これまでの住民説明会では平面図だけで、具体的なイメージをつかんでもらいにくかった。今後はさまざまなイベントなどでも動画を公開し整備促進につなげたい」と期待する。

 

 映像は、全線がほぼ開通する見通しの18年まで放映する予定。釜石市では、市役所の市民課ロビーや甲子町の道の駅でも公開できるよう調整している。大槌町のマストでも近く、公開を始める。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

「釜援隊」に委嘱された佐野利恵さん、久保竜太さん、遠藤眞世さん(右から)

復興後押し「釜援隊」第4期3人を委嘱 まちづくり、地域振興サポート

「釜援隊」に委嘱された佐野利恵さん、久保竜太さん、遠藤眞世さん(右から)
「釜援隊」に委嘱された佐野利恵さん、久保竜太さん、遠藤眞世さん(右から)

 

 釜石市は18日、さまざまな復興事業の手助けをするリージョナルコーディネーター(復興支援員)の第4期3人を委嘱した。3人は「釜援隊」として市内の各地域や団体などに派遣され、被災地区のまちづくりや地域振興などをサポートする。

 

 市役所で行われた委嘱状交付式で、野田武則市長がそれぞれに委嘱状を手渡し、「被災地への思い、復興への考えをしっかり持ち、職を辞して釜石に来た皆さんを歓迎する。今後関わるのは新たな価値をつくる仕事で、活躍を期待する」と激励した。

 

 第4期3人のうち、遠藤眞世さん(28)=東京都三鷹市出身=は母親が唐丹町出身という縁で、釜石への移住を決意。「小さい時からなじみのある土地。自然豊かで人と人とのつながりが深く温かい大好きなまちの復興とまちづくりに関わることができ、うれしい。交流促進など人と人をつなぐ活動、住民総出のコミュニティーづくりを手伝いたい」と意欲を語った。

 

 定内町の久保竜太さん(31)=釜石市平田出身=は北上市で働いていたが、地元で復興の現場に関わりたいと10年ぶりにUターン。地域の豊かな自然や文化を後世に継承しようというプロジェクトを仲間と共に立ち上げ、尾崎半島を拠点にした独自の活動も始めている。「三陸で繰り返している津波の歴史の中で、復興の使命を背負わされた世代の一員として、できることを全うしたい」と決意を新たにした。

 

 震災後、ボランティアとして活動した縁で釜石を希望した佐野利恵さん(24)=盛岡市出身=は「今の被災地は外から入った人が被災した人を元気づける場になっているが、将来的には日本を元気づけられるものがたくさんある場だと思う。復興に向かう皆さんの姿を全国に伝えるサポートができれば」と抱負を述べた。

 

 3人は5月から活動を始めており、遠藤さんは平田地区生活応援センター、久保さんは市観光交流課に派遣、佐野さんは釜援隊オフィスで隊員のマネジメントや広報を担当している。今回の委嘱で釜援隊は13人。総務省の補助による復興支援員は1年ごとの契約で、最長で5年まで更新できる。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

鵜住居第2トンネルの貫通式で鏡割りする関係者

鵜住居第2トンネル貫通、釜石市と大槌町結ぶ

 東日本大震災の復興リーディングプロジェクトとして整備が進む三陸沿岸道路釜石山田道路(釜石市甲子町―山田町船越、23キロ)で16日、釜石市と大槌町を結ぶ鵜住居第2トンネル(1445メートル)の貫通式があった。「復興道路」として国土交通省南三陸国道事務所(佐藤和徳所長)が整備を進める釜石山田道路に建設される10本のトンネルのうち7番目の貫通。残り3本のトンネルも本年度内から2016年度の早い時期の貫通を予定しているが、同トンネルが含まれる釜石北インターチェンジ(IC)―大槌IC(4.8キロ)間の用地取得が残り、使用開始時期の見通しは立っていない。

 

 貫通式はトンネル坑口から約800メートルの貫通地点で行われ、関係者約200人が出席。佐藤所長、野田武則市長らが最後の発破のスイッチを入れ、貫通を確認した。トンネルの両側の地域住民らが握手を交わし、市立鵜住居幼稚園児が「ちびっこ虎舞」を披露。作業員らが樽(たる)みこしを繰り出し、鏡割りで貫通を祝った。

 

鵜住居第2トンネルの貫通式で鏡割りする関係者
鵜住居第2トンネルの貫通式で鏡割りする関係者

 

 施工者を代表して西松建設東北支店の菅原秀明支店長が「今後の復興を象徴する道路の建設を通じ、三陸沿岸地域の復興に微力だが力を注いできた。一日も早い完了を目指して今後も工事を進める」とあいさつ。野田武則市長は「地域の復興に欠かせない道路で、命の道としての活躍も期待される道路。課題を克服し、一刻も早く供用開始時期が決まることを願う」と期待した。

 

 鵜住居第2トンネルは同道路で2番目に長く、2013年10月に着工した。西松建設が同トンネルと一括で請け負った小鎚第1トンネル(309メートル)は14年10月に本格着工し、一足早く今年5月に貫通。今後は道路舗装や照明設備の設置などを行う。

 
地元の子どもたちも駆け付け貫通を祝った
地元の子どもたちも駆け付け貫通を祝った

 

 佐藤所長によると、同事務所が実施する復興道路全体の用地取得の進ちょく率は8割で、「用地買収の進ちょく率を高めなければ工事に着手できなくなり、両市町と連携し合いながら地権者の理解を得ていきたい」と説明。18年度という当面の開通目標を示し、「復興支援道路は高速道路で、開通すれば物流コストの削減や観光振興の面で大変インパクトがある。一日でも早く開通できるよう努力する」と話した。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

池では大量にたまった落ち葉などを隅々まで除去した

半島の魅力を後世に、尾崎神社奥宮周辺で清掃活動 尾崎100年学舎

清掃後、きれいになった尾崎神社奥宮の池の前で笑顔を見せるUBSグループ社員と関係者

清掃後、きれいになった尾崎神社奥宮の池の前で笑顔を見せるUBSグループ社員と関係者

 

 変化に富む海岸線の絶景、森林に響く鳥のさえずり、神が宿る荘厳な地──。豊かな自然と古くからの信仰が息づく釜石市平田の尾崎半島を宝とし、後世に継承しようというプロジェクトが、今春から本格始動している。同半島に魅せられた市内の男性4人で結成する任意団体「尾崎100年学舎」(久保竜太代表)が取り組むもので、13日はボランティアの協力を得て、半島にある尾崎神社奥宮周辺(青出浜)の清掃活動を行った。

 

 2012年から釜石の復興まちづくりに参画する金融大手の国内UBSグループ(本拠地スイス)と、UBSの資金提供を受け現地で活動する一般社団法人RCF復興支援チームが協力。東京と大阪からグループ社員24人が参加し、UBS証券の大森進社長も駆け付けた。

 

 尾崎白浜漁港から地元漁師の船で青出浜へ上陸。神社奥宮の池、池から海岸へ流れる水路、参道の階段や海岸などの清掃に汗を流した。池や水路にたまった大量の落ち葉や枯れ枝を取り除くと沢水の流れがスムーズになり、一帯はすっきりとした景観に生まれ変わった。

 

池では大量にたまった落ち葉などを隅々まで除去した
池では大量にたまった落ち葉などを隅々まで除去した

 

 初めて釜石を訪れたUBS証券の金子茂さん(46)は「出身が九州の漁師町。海の近くに神社があることなど故郷と重なる。周りの古木も含め歴史の重みを感じる」と奥宮周辺の空気感に浸った。

 

 この場所は秋の釜石まつりの前に神社関係者が清掃し、地元漁師も年に数回、自主的に清掃しているが、今回のように外部ボランティアが入るのは初めて。同神社の総代も務める漁師の箱石忠男さん(60)は作業に深く感謝し、「他地域の人たちはわれわれが普段感じない事を気付かせてくれる。釜石を訪れる人に、橋野高炉跡だけでなく海にも足を延ばしてもらえるよう発信していきたい」と同学舎との連携に意欲を見せる。

 

 尾崎半島は釜石湾の南側に位置し、三陸復興国立公園(旧陸中海岸国立公園)の一部。先端の尾崎灯台まで続く自然歩道は知られざる見どころが多い。半島中間部にある青出浜には東日本大震災前、観光船が着岸し、夏には海水浴客も訪れるなど隠れ家的なレジャースポットとして人気を集めた。

 

 海岸から続く坂道を登った高台には尾崎神社の奥宮、さらに山道を進むと奥の院がある。尾崎半島は日本武尊が東征した際の最終地点とされ、足跡に残したと伝えられる宝剣が奥の院のご神体として祭られている。釜石まつりでは奥宮でみこしにご神体を迎え入れ、対岸の浜町にある里宮に向かう際、海上渡御(曳き船まつり)が繰り広げられる。

 

 青出浜は震災で、参道階段の約3分の1まで津波が押し寄せ、参道登り口付近と同じ高さにあるトイレやあずまやが水没。海水浴シーズンに休憩所や売店に利用されていた個人所有のログハウスも1階が浸水した。

 

 「尾崎100年学舎」は今年2月に設立された。代表の久保竜太さん(31)は下平田出身。北上市で働いていたが10年ぶりにUターンし、5月から第4期釜援隊メンバーとして、釜石復興に尽力している。

 

「尾崎半島を訪れる人も地域住民も互いに力を得る活動をしたい」と話す久保代表
「尾崎半島を訪れる人も地域住民も互いに力を得る活動をしたい」と話す久保代表

 

 震災で自分の価値観が大きく変わり、古里釜石に意識を向けるようになった久保さんは、2011年6月からボランティア活動を始めた。その中で、団体立ち上げメンバーの宮崎達也さん(43)、村上浩継さん(36)と知り合った。2人は復興支援で三重県、京都府から釜石に来ている。

 

 久保さんは昨年9月、以前訪れたことがあり思い出に残っていた尾崎半島に2人を案内。この場所が持つ素晴らしさを再認識するとともに、「地域の歴史、文化財産を次世代につなげていきたい」との思いを募らせる。

 

 同半島は東北自然歩道の一つだが、荒れた場所もあり、3人はできることからと少しずつ環境整備を始めた。11月からは参加者を募り、半島の神社やお薦めビューポイントを巡り集落との関わりなどを伝えるトレッキングも開始した。今月は28日に実施する予定。

 

 団体を設立する頃には、尾崎白浜出身で父が漁師の久保晨也さん(24)がUターン。地域活性化への思いを同じくする強力な味方が仲間に加わった。晨也さんの橋渡しで、地区住民との距離も一気に縮まった。

 

 海の恵みを受け厳しさとも向き合いながら、この地を守ってきた尾崎の人々。根底には、何百年と連なる“自然、信仰、暮らし”の密接なつながりがあった。「このライフサイクルが100年先も続くような芽を植えられたら。宝を見つけ価値を見つめ直し、集落を存続させる力に変えることが僕らの目標」と久保(竜)さん。地域ニーズと外部協力をつなぐ役割も果たす。

 

 当面は▽地域行事のサポー▽観光プログラムの提供▽トレッキングコース、青出浜の環境整備▽観光資源の掘り起こし―などを事業に掲げ、団体の法人化も目指す。未来を見据えた持続可能な地域づくりの新たなモデルに注目が集まる。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

鉄の歴史館 名誉館長に大島輝洋さん

鉄の歴史館 名誉館長に大島輝洋さん(高任の玄孫)、橋野高炉跡の遺産価値発信

鉄の歴史館 名誉館長に大島輝洋さん
「高任に代わり、釜石市の発展に尽くしたい」と意欲を示す大島輝洋さん

 

 釜石市は12日、市鉄の歴史館(岡崎貞夫館長)の名誉館長に就任した大島輝洋さん(67)=東京都武蔵野市在住=に委嘱状を交付した。野田武則市長から委嘱状を受け取った大島さんは「名誉ある話に感謝している。今後は高任に代わって釜石市の発展のため尽くしたい」と抱負を述べた。

 

 大島さんは、「日本の近代製鉄業の父」といわれる大島高任の玄孫(やしゃご)。祖父は八幡製鉄所の初代技監を務めた大島道太郎で、父は「戦後日本のオートメーションのリーダー」とされる大島康次郎(東大名誉教授)。

 

大学卒業後、横河電機に入社し、エンジニアとして、新日鉄が建設に協力した宝山製鉄所(中国)やプラント向けの制御用コンピューター開発に従事。現在は不動産管理会社の代表を務める。2008年からは釜石応援ふるさと大使も務める。

 

 鉄の歴史館の名誉館長に就任したのは今年5月1日。その直後、「橋野鉄鉱山・高炉跡」がユネスコの諮問機関イコモス(国際記念物遺跡会議)から世界遺産に登録するよう勧告され、「どう対処していいか迷うほど、非常に反響が大きかった」と驚く。

 

 大島さんは今後、講演活動などを通して、高任の偉業や釜石の鉄の歴史、橋野鉄鉱山の価値を広く発信する。橋野高炉跡については「間違いなく世界遺産に登録されるでしょう」と明言。「日本は明治時代から先進国に仲間入りし、それが現在のG7(先進7カ国)にもつながっている。世界遺産登録は、明治維新の歴史を振り返り見直すいい機会になるのではないか」と期待を述べた。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

大正軒のたこ焼き

食べ物レポート初投稿!釜石のソウルフード〜大正軒

こんにちは。タウンレポーターのシモーネです。
食べ物レポートをメインに参加しますので、お腹を空かせてご覧頂ければと思います!

 

さて皆様、「たこ焼き」と言えばどんな物を思い浮かべるでしょうか?
カリカリだの、トロトロだの、色々なトッピングだの・・・このご時世には様々なたこ焼きがありますが、釜石在住&出身の皆さんがまず真っ先に思い浮かべるのはこちらではないでしょうか?

 

大正軒のたこ焼き

 

ど~ん!

 

大正軒さんのたこ焼きは釜石のソウルフード。
震災後は鈴子町のはまゆり仮設商店街にて営業されていましたが、現在は大渡町の“あの角”にて営業しています。「大正軒とこの交差点」と呼んで育った方も多いんでないかと。

 

大正軒 外観

 

テイクアウトの際は、ソースの袋を串でプチッとやるのも一つのエンターテイメントでした(現在も変わりません)。個人的には、店舗で青のりをたっぷりかけて食べるのが好きです。歯についたって気にしません♪でも、ソースの付いた器は舐めなくなりました!大人になりました!

 

今でも味わえる懐かしの味は、今の釜石の子供達にも覚えていて欲しい地元の味です。

しもーね

タウンレポーター しもーね

食い道楽を主に担当します!美味しものをいかに美味しく食べるかに無類の歓びを見出し、その歓びを多くの皆様と共有できるよう、今日も元気に「いただきます!」
広報かまいし 2015年6月15日号

広報かまいし 2015年6月15日号(No.1618)

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/06/15/1618.pdf

広報かまいし 2015年6月15日号(No.1618)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 3,343 KB
ダウンロード


 

【目次】
表紙:よいしょ!よいしょ!大きく育ってね
P02:釜石プレミアム商品券を7月1日から発売します
P03:事業者の皆さんの再建を応援します
P04:食生活改善推進員をご存じですか
P05:健康診査を受けましょう
P06:2016希望郷いわて国体 リハーサル大会を開催します
P07:釜石○○会議の発表会を聞きに行こう、「第27回釜石よいさ」参加団体を募集します、人権擁護委員に山﨑さんを委嘱
P08:まちの話題
P10:市民のひろば
P12:保健案内板
P14:まちのお知らせ
P16:身近な防災豆知識、世界遺産登録に向けて

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/detail/1194342_2594.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
震災の津波で砂浜の大半が消失した根浜海岸

根浜海岸 自然再生は困難、「360年かかる」と試算報告

震災の津波で砂浜の大半が消失した根浜海岸
震災の津波で砂浜の大半が消失した根浜海岸

 

 東日本大震災の津波で砂浜が消失した釜石市鵜住居町の根浜海岸について、自然再生には少なくとも360年を要するとの調査結果が、8日に開かれた釜石市議会復興特別委員会で報告された。絶好の海水浴場として知られる同海岸は市の重要な観光資源の一つで、復活が困難となれば大きな痛手になる。このため市は、管理者である県に対し、砂を投入するなどして人工的に砂浜を再生させるよう働きかける方針だ。

 

 根浜海岸は大槌湾沿いに約1.5キロにわたる砂浜で、震災前は海水浴などで年間約7万8千人が訪れていた。震災の津波と、地震で地盤が50センチほど沈下したことで片岸海岸側の砂州が300メートルほど後退。根浜海水浴場側の砂浜は大半が消失した。

 

 市は昨年、コンサルタントに現地調査を委託。岩手大のアドバイスも受け、砂浜や海底の地形を調べたほか測量も実施した。古地図などと比較した結果、津波による土砂浸食量は約83万立方メートルに上ると推測。このうち50万立方メートルは、通常の波では戻ることができない沖合に流された可能性が高いという。

 

 根浜海岸は鵜住居川の流失土砂で形成されたと考えられ、長期的には鵜住居川からの土砂で再生する可能性はあるものの、自然再生には少なくとも360年かかると試算した。

 

市、県に人工再生要請へ

 

 市は、「部分的にも海水浴場が使えるよう整備することが現実的な選択肢」とし、砂を投入するなどして560メートルの砂浜を再生すると少なくとも約1億5千万円、720メートルだと約2億1300万円掛かるとの試算も公表。これを基に今後、県に人工的な再生を働きかけていく考えを示した。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

平成27年度生涯学習まちづくり出前講座

平成27年度生涯学習まちづくり出前講座

市は、生涯学習の推進による明るく住み良いまちづくりを図るため、市民の学習ニーズに応え、市職員等を講師として「生涯学習まちづくり出前講座」を開設しております。メニュー・実施手順をご覧下さい。皆さんからのご注文をお待ちしています。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/gakushu_sports/shogai_gakushu/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/06/12/27zz.pdf

平成27年度生涯学習まちづくり出前講座

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 685 KB
ダウンロード


 

◆実施手順
1. 出前講座の受付
市教育委員会事務局生涯学習文化課(市教育センター)で申込みを受け付けます。
申込書は、生涯学習文化課・公民館にあります。
申し込みは、郵便・FAXまたはメールでも受け付けます。
2. 生涯学習文化課が講座メニューの担当部署と日時や内容について調整をします。
3. 申込みをした団体・グループに講座実施決定通知を送付します。
4. 出前講座を実施します。
・原則として、市内に在住または勤務する10名以上の団体・グループでお申し込みください。
・実施したい日の14日以上前に申し込みください。

 

◆申込書様式
こちらからダウンロードできます。

 

◆留意事項
・講師料は無料です。
・講座は、午前9時から午後9時までの間で2時間以内とします。
・講座の進行・司会は、団体・グループで行ってください。
・講座の会場は、団体・グループで準備してください。
(会社・公民館・集会所・学校・自宅等、市内に限ります)
・講座では質疑や意見交換は行いますが、苦情や要望等はご遠慮願います。
※この講座メニュー以外でも相談に応じます。また、各種指導者(平成25年度末現在93人登録)の紹介についてもあわせて行っております。お気軽にご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 教育委員会 生涯学習文化課 生涯学習係
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8835 / FAX:0193-22-3633 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/gakushu_sports/shogai_gakushu/detail/1191882_2413.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
花のみちプロジェクト

「花のみち」東京と絆強める 鈴子、大渡、箱崎に2400株

花のみちプロジェクト
コンビニエンスストア前の緑地に花を植える鈴子町内会の会員ら=5月31日

 

 さまざまな復興支援に感謝の気持ちを伝えよう―と、釜石市の鈴子町内会(澤田政男会長、54世帯)は5月31日、釜石駅前など国道283号沿いの緑地に花を植えた。県沿岸広域振興局が市内の町内会などの協力を得て行う「岩手×東京 花のみちプロジェクト」の一環。昨年度に続く取り組みで、今年は大渡町内会、箱崎仮設住宅と合わせてベゴニア、ペチュニア、マリーゴールドなど約2400株の花々で道路を彩る。 

 

「ラグビーボールの形にしよう」「宮沢賢治が考えた〝涙にあふれた眼〟の形にしてみては」。鈴子町内会の花植えには10人余りが参加。さまざまな思いを込め、作業を楽しんだ。

 

 澤田会長は「ラグビーワールドカップ(W杯)開催が決まり、橋野高炉跡の世界遺産登録も確実。釜石の玄関口になる釜石駅前を花で彩りたい。花植え作業は町内会員の交流の場にもなる」と喜ぶ。

 

 昨年はコンビニ前の緑地だけだったが、今年は釜石駅前まで範囲を広げ、大渡町内会の担当区域とつなげてフラワーロードとする。

 

 この日植えたのは約700株。沿岸振興局の西村豊副局長ら県職員も作業を手伝った。

 

花のみちプロジェクト
「花のみち」プロジェクトは大渡、箱崎でも行われる

 

 花のみちプロジェクトは、東京都と公益財団法人東京都道路整備保全公社が「被災地を花のあるまちに」と願い、東日本大震災の被災3県とタイアップして進めている。本県では釜石市で実施。東京から培養土や肥料などの資材提供を受け、県が花苗を用意。昨年は市内3カ所に合わせて約1900株を植え付けた。

 

 5日には箱崎町の仮設団地で、7日には大渡町内会で花植え作業を予定する。大渡町内会は大渡橋にハンギングバスケットを設置。イオンタウン釜石入り口交差点までを花々で彩る。

 

 市内で育てられた花々の一部は、東京都庁前の花壇と8月に新宿駅で行われるイベント会場を彩る。PR看板などで花を紹介し、被災地の写真やパネルとともに展示し、被災地や復興の現状を広く知ってもらう。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3