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太陽光パネル 東北各地へ陸送、片岸地区に物流倉庫起工〜トリナ・ソーラー社 来週から稼働へ

トリナ・ソーラー完成イメージ

太陽光パネルの物流拠点となる倉庫の完成イメージ

 

 世界でも大手の太陽光パネル製造販売会社で中国江蘇省に拠点を置くトリナ・ソーラーの日本向け物流拠点となる倉庫の起工式が21日、釜石市片岸町の現地であった。中国で生産した太陽光パネルを釜石港で陸揚げし、東北各地に発送する計画で、倉庫は来春の稼働開始を目指す。 

 

 起工式は、トリナ社と提携し倉庫の建設運営主体となる建設コンサルタント会社「大甲」(神戸市、細川秀紀代表取締役)が主催した。トリナ社の翁寅社長や野田武則市長ら市の関係者、地域住民代表など約50人が出席。神事で細川代表取締役がくわ入れし、工事の安全を祈願した。

 

起工式でくわ入れする大甲の細川代表取締役

起工式でくわ入れする大甲の細川秀紀代表取締役

 

 震災の津波で全壊した旧職業能力開発センター跡地、約1万4500平方メートルの市有地を借り受け、床面積約1500平方メートルと約4千平方メートルの大小の倉庫、事務所棟を建設する。倉庫は全体で約8万枚の太陽光パネルを保管できる。

 

 今回着工したのは小さな倉庫と事務所棟で、大型の倉庫は来年度に着工予定。このため全面的に稼働するのは2017年春からとなる。総事業費は約6億円を見込み、地元採用を含め5~10人の従業員の雇用を予定する。

 

 トリナ社は生産量、出荷量が世界トップクラスの太陽光パネルメーカー。これまでは横浜港などに陸揚げしてきたが、復興事業などに伴い東北の需要が伸びると見込み、三陸沿岸道路と東北横断道路の結節点に当たる釜石に物流拠点を置くことにした。誘致は、市と産業復興支援協定を結ぶパシフィックコンサルタンツ(東京)が仲介。昨年9月に市と立地協定を結んだ。

 

 大甲の細川代表取締役は「復興を後押しするためにもこの事業を成功させ、第2、第3の事業もできるようがんばっていきたい」としている。

 

(復興釜石新聞 2015年10月24日発行 第430号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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かまだんご

伝えたい ふるさとの味「釜石かまだんご」発売、食べやすく 一口サイズに

釜石振興開発かまいし特産店の下川原繁夫店長

「懐かしい、ふるさとの味をどうぞ」と呼びかける釜石振興開発かまいし特産店の下川原繁夫店長

 

 伝えたい、ふるさとの味――。釜石市の第三セクター釜石振興開発(新里進社長)は、釜石地方の郷土菓子として知られる「かまだんご」を一口サイズにして食べやすくした「釜石かまだんご」を発売した。モッチリとした食感の団子からトロリと黒蜜がしたたり落ちる、懐かしい味わいを再現。同社は「釜石の新しい土産品として利用していただければ」と期待を込める。

 

 草を刈る鎌の形に似ていることから名付けられたといわれる「かまだんご」は、釜石地方の農家などに古くから伝わる定番のおやつ。それぞれの家庭によって形や中身は少しずつ異なるが、いずれも米粉や小麦粉でつくられたモッチリとした生地の皮の中にトロリとした砂糖が入っている。

 

 以前は釜石橋上市場や朝市などでもよく見かけたが、今では一部の産直や道の駅などで販売されるだけとなった。

 

 「昭和の時代、おばあちゃんやお母さんがよく作ってくれた、かまだんご。初めて食べる人は必ずといっていいほど、黒蜜で手や服を汚したもので、これも古き良き思い出」。釜石かまだんごの開発を担当した下川原繁夫さん(46)=かまいし特産店店長=は、こう話す。

 

 この懐かしい味を土産品として広く普及できないかと考えるようになったのは、震災の前から。しかし、かまだんごは時間がたつと皮が固くなり、風味も落ちるなどの難点があった。

 

 そこで考えたのが、一口サイズにし、解凍することでモチモチ感を維持すること。製造は、全国にもファンが多い「ごま摺り団子」を販売する平泉町の菓子メーカー松栄堂に委託。4回の試作を重ねて、やっと完成した。

 

 釜石の地元食材、藤勇醸造のみそ、釜石鉱山で産出する仙人秘水を使用。「食べやすく、懐かしい味わいをそのまま再現した」と下川原さん。実家は酒屋で、調理師免許も持ち、「子どものころから、かまだんごには深い思い入れがあった」と明かす。

 

 釜石かまだんごは9月に行われたいわて特産品コンクール(いわて産業振興センター主催)で「いわての物産展等実行委員会会長賞」に入賞した。

 

 販売価格は8個入り756円(税込み)、16個入り1458円(同)。常温解凍で1~2時間後が食べごろという。釜石市鈴子町シープラザ釜石内のかまいし特産店、甲子町の道の駅・釜石仙人峠で販売している。問い合わせは、かまいし特産店(電話/FAX0193・31・1180)へ。

 

(復興釜石新聞 2015年10月3日発行 第424号より)

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サントリー スチール缶新発売

サントリー スチール缶新発売〜鉄の街 釜石を盛り上げよう「ザ・プレミアム・モルツ」「金麦」

サントリーが制作したオリジナルポスター

サントリーが作成したオリジナルポスター。「鉄の街・釜石を盛り上げよう」と呼びかける

 

 洋酒やビールなど飲料製造・販売大手のサントリーは、釜石市に棒線事業部釜石製鉄所を置く新日鉄住金の製品を使用したスチール缶ビール「ザ・プレミアム・モルツ」「金麦」を6日から新たに発売する。「鉄のふるさと釜石」で広くスチール缶に親しんでもらい、復興にまい進する釜石を盛り上げようとの願いを込め、釜石地域を皮切りに県内、東北へと販売活動を展開する。

 

 サントリーが今回、発売するのはプレミアム・モルツ5千ケース(24本入り)、金麦6千ケース(同)。いずれも新日鉄住金名古屋(愛知県)、広畑(兵庫県)、八幡(福岡県)の3製鉄所で製造するスチール缶を使用。釜石、遠野、大槌地域を皮切りに全国で販売する。釜石市内ではイオンスーパーセンター、キクコーストア、マイヤ、みずかみなどスーパーのほか、酒店などで取り扱う。

 

 これを前にサントリーは1日、釜石市内の飲食店向けに「お役立ち展示会」をホテルサンルート釜石で開催。スチール缶ビールをはじめウイスキーやワインなどの主要製品を並べ、新しい飲み方やメニューなども提案。無料で招いた飲食業者らに利用を呼びかけた。

 

 同社は「鉄の街・釜石」を盛り上げよう―とのキャッチコピーを掲げたオリジナルポスターも作成。仙台支店の高田智康営業担当部長は「スチール缶の良さを広げていこう」と呼びかける。

 

 鈴子町の仮設飲食店街で居酒屋を経営する工藤結城さん(68)は「息子が名古屋製鉄所でスチール缶の製造に従事していて、今回のキャンペーンは本当にありがたい。店の再建へ向け力をもらった」と感謝した。

 

サントリーが開いた「お役立ち展示会」

サントリーが開いた「お役立ち展示会」で、スチール缶を手に取ってみる市内の飲食業者ら

 

 世界的な環境保護の世論の高まりの中、スチール缶は他素材製の容器と比べてリサイクル率が高く、製造時のエネルギー消費や二酸化炭素の発生が少ない「環境に優しい容器」として再認識されている。

 

 新日鉄住金によると、スチール缶のリサイクル率は2012年度で90・8%に上る。八幡製鉄所のお膝元、北九州市ではスチール製の容器を使用した缶ビールは全体のほぼ50%を占めるという。しかし、全国的にはまだ1%程度と少なく、釜石製鉄所の担当者は「釜石でもスチール缶の比率を少しでも高めたい。釜石シーウェイブスの応援などと絡めた〝ご当地缶〟もできれば」と期待する。

 

(復興釜石新聞 2015年10月3日発行 第424号より)

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梅の香ほんのり ようかん2種〜地元産のウメ、酒を使用 釜石の新しい名物に 釜石振興開発販売

道の駅釜石仙人峠で売り出した酒ようかんと梅酒ようかん

釜石の新名物にと、道の駅「釜石仙人峠」で売り出した「酒ようかん」「梅酒ようかん」

 

 釜石市の第三セクター釜石振興開発(新里進社長)は、地酒「浜千鳥」や地元産のウメを使った梅酒を素材に2種類のようかんを開発した。それぞれ日本酒、ウメの香りがほんのり広がり、ほどよい甘さが特徴。同社が運営する道の駅「釜石仙人峠」で8月中旬から販売し、10日までに約1千個が売れた。地域色豊かな商品として新たな釜石の名物、土産品の需要に期待を寄せる。

 

「酒ようかん」には、まろやかでフルーティーな味わいの大吟醸酒を使った。「梅酒ようかん」は釜石産ウメを日本酒で漬け込んだ梅酒を使用。2種類とも白あんのようかんで、一口サイズで食べやすくしている。

 

 1袋12個入りで各540円(税込み)。道の駅のほか、同社がシープラザ釜石内で営業する「かまいし特産店」でも購入できる。さらに、市内業者の支援と物産販売の促進に向けてネット上に立ち上げている「三陸釜石元気市場」での販売も予定している。

 

 同社は震災後、釜石の新名物にしようと地元の素材を使った商品の開発、販売に力を入れている。第1弾は「釜石復興の環(ロール)」として、地元の老舗「藤勇醸造」のしょうゆを使ったロールケーキ「醤油ロール」や浜千鳥を素材にした「大吟醸ロール」を販売。第2弾として、橋野町の和山高原で栽培したそば粉を使った「釜石和山高原そば」を売り出している。

 

 今回は第3弾。「橋野鉄鉱山・高炉跡」の世界遺産登録を目前にした今年6月ころから、記念する商品になればと開発を進めた。含むアルコール分は0・7%未満。車を運転する人や妊娠している人、子どもの飲食には注意を呼びかけるが、道の駅のスタッフは「本物のお酒と飲み比べしてみるのも楽しいのでは」とPRする。

 

 駅長を務める同社の菊池利教部長は「お土産の一品になれば。地元にあるものを使って商品を作ることがポイントで、第4弾、5弾と考えていきたい」と意欲をみせる。

 

 世界遺産登録を記念した釜石物産フェアが今月上旬に盛岡市のカワトクで開かれ、同社が出品したようかんも好評だったという。今月中はカワトクでも購入できる。

 

 問い合わせは道の駅「釜石仙人峠」(電話0193・27・8530)、かまいし特産店(電話0193・31・1180)へ。

 

(復興釜石新聞 2015年9月12日発行 第418号より)

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楢ノ木平にメガソーラー〜唐丹、甲子の地域振興に 建設技術研究所

立地協定を結んだ西山社長(右から2人目)、野田市長ら

立地協定を結んだ西山社長(右から2人目)、野田市長ら

 

 建設コンサルタントの建設技術研究所(東京都中央区)が釜石市に設立した子会社、釜石楢ノ木平太陽光発電(西山勝栄社長、資本金500万円)が唐丹町に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設することになり、1日、市と立地協定を結んだ。今回の協定は、市が取り組むスマートコミュニティー構想事業の一環で、再生可能エネルギーを活用した地域経済の振興を図るのが狙い。環境に配慮したエネルギーの普及啓発活動も行う。

 

 同社は、同研究所の再生可能エネルギー分野の新事業参入とコンサルティング領域の拡大を目的に、太陽光発電事業を行う子会社として設立した。同発電所は市内で2カ所目のメガソーラー。市が所有する楢ノ木平牧場の一部約2ヘクタールの土地に太陽光パネル6300枚を敷き詰め、発電する。今月中旬に着工し、来年7月の稼働を目指す。事業費は約5億円。

 

 出力1500キロワット、年間発電量は一般家庭約400世帯に相当する150万キロワット時。東北電力に売電する予定で、年間売り上げは5千万円程度を見込む。売電期間は20年。賃貸借料や収益の一部を市に支払い、周辺の唐丹、甲子地区の地域振興策に役立てる。

 

 締結式は市役所で行われ、西山社長と野田武則市長が協定書に署名した。西山社長は「単なる売電ではなく、地域への貢献や再生可能エネルギーの普及啓発にも協力したい」とあいさつ。野田市長は「震災では市民生活における電力の重要性を認識。地域に根ざした事業を展開し、釜石が目指す再生エネルギーの拠点地域としての発展に協力を」と述べた。

 

(復興釜石新聞 2015年9月5日発行 第416号より)

 

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釜石サンマ水揚げ

釜石にも秋味覚到来 浜に活気、一挙に2船 140トン初水揚げ

釜石に初水揚げされたサンマ。銀りん躍るサンマに魚市場も活気づく=4日午前6時36分

釜石に初水揚げされたサンマ。銀りん躍るサンマに魚市場も活気づく=4日午前6時36分

 
 釜石市新浜町の魚市場に4日朝、今季初のサンマが水揚げされた。釜石への初水揚げは昨年より3日早く、大型サンマ船2隻が合わせて約140トンを水揚げした。サンマの型は例年よりやや小さめというものの、待ちに待った秋味の到来に浜は活気付いた。

 

 千葉県南房総市の第1安房丸(120トン)は昨年に続き、釜石へのサンマ第1船となった。今季は4回目の操業で、北海道根室沖のロシア海域で漁獲した約60トンを一昼夜半かけて釜石まで運んできた。

 

 水揚げしたサンマは160グラム以上の大型が約3割にとどまり、中型が約5割、小型は約2割。黒川義明漁労長(55)は「まだ漁が薄く、本格的な漁はこれから。型もまだ少し小さいが、脂は乗っており、おいしいと思う」と話した。

 

 一方、稚内市の第5朝洋丸(199トン)もロシア海域で漁獲した約80トンを水揚げ。後藤昭美漁労長(61)は「今季初めて、まとまった数の漁になった」と喜ぶ。一昨年、昨年と釜石に水揚げしており、「今後も続けたい」と後藤漁労長。

 

 入札の結果、1キロ当たりで昨年の初水揚げより50円ほど高値の233~330円で取引された。

 

 この日、釜石に水揚げされたサンマのうち約80トンを買い付けた平庄(平野隆司社長)は、そのほとんどを関東、名古屋方面へ鮮魚として出荷した。同社の菊池幸一工場長(49)は「昨年度は約3千トンを買い付けた。今年は5千トンを目指したい」と意気込む。4年前の震災で被災したものの、間もなく工場を復旧。サンマの買い付け、加工も休まず続けている。

 

 釜石魚市場の昨年度のサンマの水揚げは5260トン、5億199万円にのぼり、13年度と比べ数量は5倍、金額は3・6倍も伸びた。被災した水産加工場の復旧が進み、受け入れ設備も整ってきたことなどから、釜石に水揚げするサンマ船が増えているという。

 

 釜石市の野田武則市長も午前7時前に魚市場を訪れ、「今年もやっと釜石産のサンマが食べられる」とサンマ船を歓迎。各漁労長に飲み物などを差し入れ、「新しい魚市場の建設も進めている。引き続き、釜石への水揚げをよろしく」と要請した=写真。

 

サンマ船を歓迎する野田釜石市長

 

(復興釜石新聞 2015年9月5日発行 第416号より)

 

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沿岸初「B-1」食で地域発信、ご当地グルメ一堂に〜地元釜石からは「ラーメン」「バーガー」

2日間で1万人余りを集めた「三陸ぐるっと食堂」

2日間で1万人余りを集めた「三陸ぐるっと食堂」

 

 食をテーマにした地域づくりイベント「三陸ぐるっと食堂in KAMAISHI×B―1グランプリ」(同実行委員会主催)が8月29、30の両日、釜石市鈴子町のシープラザ遊で開かれた。食による地域づくりに取り組む地元の8団体や、全国B―1グランプリに出展経験のある県内外の7団体などが料理を提供。個性あふれるご当地グルメが味わえるとあって多くの家族連れなどでにぎわい、2日間で延べ1万1千人(主催者発表)が訪れた。会場に設けられたステージでは釜石や大槌町の郷土芸能団体やバンドによるパワフルな演舞や演奏もあり、食と合わせ元気な三陸をアピールした。

 
かまいしこども園の園児は元気な虎舞を披露し、会場を盛り上げた

かまいしこども園の園児は元気な虎舞を披露し、会場を盛り上げた

 

 「B―1グランプリ」を各地で開く一般社団法人愛Bリーグ本部の公認イベントで、本県沿岸部では初の開催。静岡県富士宮市の富士宮やきそば、山形県河北町のかほく冷たい肉そば、北上市の北上コロッケなどが集結し、全国で愛される味を提供した。

 
ご当地グルメを求めて訪れた人に、出来たてをおいしく食べてもらおうと腕を振るう「富士宮やきそば学会」のスタッフ

ご当地グルメを求めて訪れた人に、出来たてをおいしく食べてもらおうと腕を振るう「富士宮やきそば学会」のスタッフ

 

 地元からは釜石、宮古、大船渡、岩泉、大槌、住田の6市町にある地域づくり団体が参加した。釜石ラーメン、甲子柿を使ったスムージー、ホルモン、鶏ハラミから揚げなど多種多様なメニューを提供。自慢の味を紹介しながらそれぞれのまちを売り込んだ。

 
地元から出展した「釜石ラーメン」にも長蛇の列

地元から出展した「釜石ラーメン」にも長蛇の列

 

 ふだんは食べられないご当地グルメを楽しめるのはもちろんだが、もうひとつの見所が各参加団体によるPR合戦。緑色のマスクをかぶった「キャベツマン」、作業着やヘルメットを装着した炭鉱マン、甲冑(かっちゅう)姿の火縄銃鉄砲隊員など人目を引くユニークな衣装で地元愛をアピールしながら、「おいしいよ」「揚げたて、あつあつだよ」などと掛け声を響かせていた。

 
「いわてまち焼うどん」をPRするキャベツマンは子どもたちに人気
 

 初日のステージでは、唐丹町の桜舞太鼓が見事なばちさばきで勇壮な演奏を披露。市内の幼稚園児らもかわいらしい虎舞で会場を盛り上げた。

 

 野田町の山本カツ子さん(75)は「いろんな味を楽しめるのがいい。調理したてなのでおいしい。活気があって、うれしい」と会場の雰囲気を楽しんだ。盛岡市の村上和央さん(26)は、3カ月ほど前に釜石に転勤した坂井美香子さん(28)と足を運び、「三陸の味を知る機会。おなかが許す限り食べたい」と話した。

 
「おいしいよ」の掛け声が響く中、老いも若きもグルメを満喫

「おいしいよ」の掛け声が響く中、老いも若きもグルメを満喫

 

 地元の釜石はまゆりプロジェクトは、ハマユリ由来の酵母を活用したパンに大豆のハム「タンパッキー」を挟んだ「釜石バーガー」を出展した。初日に用意した150人分を約2時間で売り切る人気ぶり。バーガーを商品化した鵜住居町のパン製造販売「あんでるせん」の小笠原泰樹さん(32)は「地元の食材を使った商品を多くの人に知ってもらえるチャンスの場。『釜石ならこれ』という商品にできれば、今後予想される多くの観光客へのおもてなしにつながる。頑張らなきゃという思いが強まった」と意欲を新たにした。

 

 本県初登場で、B―1グランプリで準優勝経験もある「勝浦タンタンメン」を提供した千葉県勝浦市の「熱血!!勝浦タンタンメン船団」の磯野典正船団長(41)は「まちおこしは人おこし。人づくりはまちづくり。とにかく人を巻き込み、地域をPRすることがまちづくりにつながる」と活動への思いを語った。

 

 前日の28日には、食によるブランド・地域づくりフォーラムを開いた。富士宮やきそば学会会長で愛Bリーグ本部代表理事の渡邉英彦さんが「市民主導による地域ブランド確立戦略」と題して講演。B―1グランプリ出展団体、地元のまちづくり会社の代表者らを交えたパネルディスカッションでは三陸地域の活性化、可能性について意見を交わした。

 

 来場者数は初日が5千人、2日目は6千人と主催者見込み(6千人)を上回った。実行委は来年以降も継続して沿岸部で開催したい意向で、担当者は「食を通じてそれぞれのまちを売り込むことができ、三陸がつながったようだった。三陸を盛り上げるイベントになるよう、このネットワークを生かしていきたい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2015年9月2日発行 第415号より)

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ベトナムから受け入れた水産加工技能実習生と記念写真

ベトナムから水産加工実習生〜人手不足解消期待 中国から切り替える

ベトナムから受け入れた水産加工技能実習生と記念写真

ベトナムから受け入れた水産加工技能実習生と記念写真

 

 釜石地区の水産加工業者で組織する協同組合シーテック(小野昭男理事長、14社)は25日、ベトナムから受け入れる水産加工技能実習生9人の開講式を釜石・大槌地域産業育成センターで行った。これまでは中国・山東省から技能実習生を受け入れてきたが、第17期の本年度からベトナムに切り替えた。小野理事長は「ベトナムの実習生は向学心に燃えており、人手不足解消、地域活性化にもつながる」と期待する。

 

 技能実習生はハノイ周辺の21歳から28歳の若い女性で、実習期間は2018年8月までの3年間。小野食品(小野昭男社長)が6人、近藤商店(近藤利明社長)は3人を受け入れる。

 

 開講式で小野理事長は「有意義な技能実習に取り組み、帰国後の活躍を期待する」と激励。山崎秀樹副市長は「みなさんがベトナムと日本の懸け橋になれるよう、全力で応援したい」と述べた。

 

 これに応え、実習生代表のファム・ティ・ホァイさん(24)が「日本で働くことは私の夢だった。日本の歴史や文化を学び、仕事を早く覚えられようがんばりたい」と決意を述べた。実習生らは今後3週間、日本語や地元の習慣などを学んだあと、受け入れ先の2社に配属される。

 

 同組合は1998年から、中国・山東省から延べ約800人の水産加工技能実習生を受け入れてきた。しかし、経済成長に伴う中国の賃金上昇に加え、技能実習生の希望者が減少していることなどから、ベトナムにシフトすることにしたという。

 

 小野理事長が昨年11月にベトナムを訪れ、ベトナムの声放送局(国営)の子会社で人材育成事業も手掛けているエミコ(EMICO)に実習生の送り出しを要請。9人の実習生の中には、学校の教師や貿易の仕事を目指す学生もいるという。小野理事長は「中国に帰った実習生の多くがビジネスリーダーとして活躍している」とし、ベトナムの実習生にも成長を期待する。

 

(復興釜石新聞 2015年8月29日発行 第414号より)

 

復興釜石新聞

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餅まきで出港を祝う浜幸水産の「第38欣栄丸」=17日午前10時50分、新浜町の魚市場で

浜幸水産 30年ぶりサンマ漁〜17日釜石出港、リスク分散へ 中古船で操業

餅まきで出港を祝う浜幸水産の「第38欣栄丸」=17日午前10時50分、新浜町の魚市場で

餅まきで出港を祝う浜幸水産の「第38欣栄丸」=17日午前10時50分、新浜町の魚市場で

 

 世界の海で遠洋マグロ漁を行っている釜石市の浜幸水産(浜川幸雄社長)が30年ぶりにサンマ漁を手掛けることになり、17日、今季の初操業に向かうサンマ船の出港式を新浜町の魚市場で行った。1933年の創業から80年余、遠洋マグロ漁一筋に経営してきた同社は2012年、近海で操業するトロール船2隻を新造し、近海にも目を向け始めた。年々厳しさを増す遠洋マグロ漁を取り巻く環境の変化が背景にあるが、新たにサンマ漁を加え、グローバル化によるリスク分散を目指す。

 

 サンマ船は、北海道稚内市から中古で購入した「第38欣栄丸」(176トン、小野一漁労長)。サンマ漁の漁業権もセットで手に入れ、17人の乗組員は全員を新規採用した。福島県いわき市から漁労長など8人、県内から9人。

 

 出港式には関係者や地域住民ら約50人が集まり、神事に続き浜川社長(73)が「漁労長を中心に目標を達成してほしい」とあいさつ。浜川幸三専務(40)は「本腰を入れ、さらに強い漁業を目指したい」と決意を述べた。船から餅をまき、操業の安全と豊漁を祈った。

 
出港式であいさつする浜川社長(右)。30年ぶりにサンマ漁を再開する

出港式であいさつする浜川社長(右)。30年ぶりにサンマ漁を再開する

 

 同社は現在、遠洋マグロ船11隻と近海トロール船2隻を所有している。30年前にもサンマ船1隻を所有したことがあったが、うまく行かず撤退した。

 

 「最近では沖合から近海へと漁業の形態も変わってきた」と浜川専務。三陸産の海産物の評価が世界的に高まり、中でもサンマは魚価が震災前の1キロ当たり80円前後から震災後は100円以上と高値で安定していることなどから、サンマ漁を再開することにしたという。

 

 船は建造から27年もたつ中古。大型サンマ船の国内枠が55隻と限定されていることから、「まず漁業権を手に入れたい」(浜川専務)とセットでの購入を決めた。

 

 サンマ漁は北海道のロシア海域から三陸沖にかけて今月から12月中旬まで行う。釜石を出港した船は北海道・根室に向かい、20日に出漁。今季は約3億円の水揚げを目指す。

 

 釜石市浜町に本社がある同社は震災の津波で被災。事務所の修繕を終え12年3月に戻ったが、事務所や倉庫などの被害額は約3億円にのぼった。3年前にトロール船の新造に踏み切った浜川専務は「サンマ漁も加え、リスク分散につなげたい」と意気込む。

 

(復興釜石新聞 2015年8月22日発行 第412号より)


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ウメを新たな特産品に、浜千鳥 生産者後押し 摘み取り体験で認知拡大

たわわに実ったウメの実を丁寧に摘み取る体験会の参加者ら
たわわに実ったウメの実を丁寧に摘み取る体験会の参加者ら

 

 釜石市のA&Fグリーン・ツーリズム実行委員会(佐々木章夫会長)は5日、市内で生産拡大への取り組みが進むウメの収穫体験を栗林町で行った。同実行委の公募による体験プログラムの今年度第1弾。子どもから大人まで約20人が参加し、収穫時期を迎えたウメの実の摘み取り、ヘタ取りを体験した。

 

 体験場所を提供したのは同町沢田の農家、菊池一夫さん(85)。約300坪の農地に白加賀など3品種のウメを35本ほど栽培している。参加者は菊池さんから、ウメの木のせん定、花芽をつける時期、病害虫の駆除など収穫までの過程を教わった後、樹齢約15年の若木についた実を収穫した。

 

 友達同士で平田から参加した女性2人は「幼少時からウメの木は身近にあったが、こんなに大量に収穫するのは初めて。夢中になって採った。家庭で梅酒やシロップ漬けも作る。ウメはいろいろ活用できる」と作業を楽しんだ。

 

 菊池さんら釜石・大槌地区のウメ生産者と梅酒を製造する小川町の酒造会社、浜千鳥(新里進社長)などは昨年7月、釜石地方梅栽培研究会(前川訓章会長)を設立。良質なウメの生産、安定的な原料供給を目指し、生産技術向上や生産量拡大への取り組みを始めた。

 

 菊池さんは「研究会ができて専門的な指導も受けられるようになった。今年の実は近年でも良い出来で、収穫量も昨年より増えている」と手応えを実感。最終的に800キロ以上を同社に提供できる見込みだという。

 

 浜千鳥は2010年から地元産ウメを日本酒で漬け込む梅酒製造を開始。当初の販売本数(720ミリリットル入り)は3千本ほどだったが、今年は9千本まで拡大した。7日から発売された梅酒は、昨年収穫したウメを漬け込み約1年熟成させたもの。昨年は地元生産者11人から約2トンのウメが提供された。今年のウメは7月中に漬け込み、10月には実を引き揚げて来年まで熟成させる。

 

 新里社長と体験会に駆け付けた奥村康太郎醸造部長(34)=研究会事務局=は「一般の人たちに生産現場を体験してもらうことで、新しい釜石の特産として認知が広まれば。生産者の拡大にも期待」と貴重な機会を喜んだ。研究会には水産加工、製菓業者も加入。梅酒で使われた実はサケの加工品にも活用されており、今後のウメ商品開発の可能性も広がる。

 

 同実行委の一般向け体験プログラムは今後、7月25日にブルーベリー収穫・スムージー作り、8月1日に海の教室(海図の見方、ロープの結び方など)が予定されている。

 

(復興釜石新聞 第401号より 2015年7月11日発行)

 

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釜石と大船渡の人気の味を詰め込んだ13種類の「シェフズ弁当」を説明する小澤社長

人気の味「シェフズ弁当」に 釜石・大船渡 13店が届ける

釜石と大船渡の人気の味を詰め込んだ13種類の「シェフズ弁当」を説明する小澤社長
釜石と大船渡の人気の味を詰め込んだ13種類の「シェフズ弁当」を説明する小澤社長

 

 釜石市内でスーパーと法人向けの弁当販売を展開している丸和(小澤伸之助社長)は、釜石、大船渡両市で人気を集める飲食店13店の味を弁当にして届けるプロジェクトを始めた。カレーやカツサンド、激辛ホルモン煮込み、懐石料理など地元で愛される味を「シェフズ弁当」と名付け、1日から販売を開始した。小澤社長は「両地域の味を知ってもらい、各店を訪れるきっかけになれば」と期待を込める。

 

 弁当は釜石8店、大船渡5店の計13種類で、和洋中、多国籍の幅広いメニューをそろえた。仮設店舗と移動販売車で営業している「あんでるせん」(釜石)の「釜石バーガー」の400円から、海の幸をふんだんに使った「活魚すごう」(大船渡)の「三陸の旬彩御膳」の3千円までと価格もさまざま。基本的に各店が製造するが、店の看板メニューを弁当に合うように材料とレシピの提供を受けて丸和が調理するものもある。

 

 予約制で、事前に電話で注文を受け丸和が各店に取り次ぐ。注文が10個以上の場合は地域限定で宅配。10個未満は、両市に1カ所ずつ設ける販売所で受け取ってもらう。

 

 丸和は震災の前日、平田にスーパーをオープン。震災後には弁当販売も始め、工事現場からの注文が多いという。小澤社長が「被災地の飲食店は客の伸び悩みが課題。復興需要はいつまでも続かない。その備えとして、同じような課題を抱える飲食店と連携した新たな市場開拓ができないか」と考える中、昨年12月に参加した人材育成塾で同プロジェクトを企画提案。今年3月から飲食店に参加を打診、オリジナル弁当の開発を進めてきた。

 

 6月30日に浜町の料亭幸楼で開かれた試食会で、小澤社長は「弁当が各店の知名度を高め、収益の新たな柱になれば。『おいしい』と思ってもらうだけでなく、実際にお店に行ってもらう仕組みを作りたい。始まったばかりだが、その輪を広げていければ、地域経済の活性化につながる」とあいさつ。「楽味御膳」(3千円)を提供する幸楼の金澤敬専務は「地域の食材のサポート、新しい顧客の確保など利点があり、店の活性化の基本になる大事なつながり。他の商品開発にも生かしたい」と意欲を見せた。

 

 同プロジェクトは今後、気仙沼、仙台市でも事業展開を予定している。

 

 注文や問い合わせは窓口(電話0800・800・1408)へ。釜石の販売所は大町のマルワセントラルキッチン、大船渡は復興大船渡プレハブ横丁内のKAIZAN。

 

 参加店は次の通り。
 【釜石】▽洋食のあべ▽cafe・assam▽あんでるせん▽キッチンコリンズ▽新来軒▽料亭幸楼▽魚貞食堂▽マルワマート
 【大船渡】▽Kojika▽ルポゼ▽KAIZAN▽活魚すごう▽鮨・季節料理ささき

 

(復興釜石新聞 2015年7月4日発行 第399号より)

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釜石プレミアム商品券

地元消費喚起、地域活性化へ 「釜石プレミアム商品券」発行

釜石プレミアム商品券
7月1日から発売される「釜石プレミアム商品券」。販売店(右)、取扱加盟店(左)ののぼりが目印となる

 

 釜石市は7月1日から、1万円で1万2千円分の買い物ができる「釜石プレミアム商品券」=写真=を発売する。発行総額は2億7600万円。国の交付金を活用し、市民の購買意欲を高めるとともに、地元消費を促し地域経済の活性化につなげるのが狙い。販売事業は釜石商工会議所に委託する。釜石市ではこれまで2回、プレミアム付き商品券が発行されているが、今回のプレミアム率(割り増し分)20%は過去最高。これまでにない”お得感”もあり、発売初日は商品券を購入する人が販売店に殺到しそうだ。

 

 商品券は、釜石商議所が委託する▽かまいし特産店(鈴子町)▽スーパーマイヤ釜石店(同)▽同野田店(野田町)▽キクコーストア釜石松倉店(甲子町)▽イオンスーパーセンター釜石店(港町)▽みずかみ平田店(平田)▽ホーマック釜石鵜住居店(鵜住居町)の7カ所で7月1日から販売する。

 

 このほか▽橋野地区多目的集会施設(橋野町)▽唐丹地区生活応援センター(唐丹町)の2カ所でも1日から3日(午前9時~午後4時)まで出張販売する。

 

 発行される商品券は2万3千冊で、1人5冊まで購入できる。

 

釜石プレミアム商品券

 

 商品券を利用できる取扱店は市内の小売業、飲食業、サービス業など約250店で、店に掲げるポスター、のぼりが目印となる。

 

 昨年3月に開業した大型店、イオンタウン釜石の各テナントでも利用できる。有効期限は12月31日。ただし、税金や各種公共料金の支払い、有価証券やタバコの購入などには利用できない。

 

 釜石市では2009年にプレミアム率10%の商品券が発売され、発売からほぼ1カ月で1億2千万円分を完売する人気となった。翌10年にも釜石商議所が独自にプレミアム率5%の商品券1億円を販売したが、割り増し分が減ったこともあり、約4割が売れ残った。取扱店の換金手数料も負担になり、改善を求める声が上がった。

 

 今回はこの反省を踏まえ、消費者が買い物のついでに商品券を買うことができるよう、各地区のスーパーなどでも購入を可能にした。また、原則的に取扱店が申請した日に口座入金するとともに、換金手数料も無料にするなど改善した。

 

 取扱店の中には、▽各商品10%引き▽プレミアム商品券利用者のポイントを2倍に▽記念品贈呈―などの特典を設け、利用を呼びかける店もある。

 

 プレミアム商品券について、問い合わせは釜石商議所(電話22・2434)へ。

 

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