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迷わず助けて!消防大好き小学生4人「一日救急隊長」 学んだ救命法、伝える

救急医療への理解を深めてもらおうと開かれたイベント

救急医療への理解を深めてもらおうと開かれたイベント

 
 消防が大好きな小学生4人が7日、釜石消防署の「一日救急隊長」を務めた。釜石市港町のイオンタウン釜石で開かれた応急手当の普及などが目的のイベント「救急ひろば」で、胸骨圧迫や自動体外式除細動器(AED)の実演などをした。「倒れている人がいたら迷わず助けて」。そんな思いを胸に抱きながら、買い物客らに「やってみて」と促した。
 
 イベントは「救急の日」(9月9日)、「救急医療週間」(2025年度は7―13日)にちなんだもの。市民らの救急業務への理解促進に一役買ってもらおうと、小佐野小の濱田遥可さんと佐藤碧さん、鵜住居小の戸張藍さんと佐々木結萌さん(いずれも5年生)を一日救急隊長に任命した。8月にあった消防体験学習で熱心に活動する様子が釜石消防署員の目にとまり、起用された。
 
イベントを前に小佐野、鵜住居の各小学校で任命式が行われた(撮影・釜石消防署)

イベントを前に小佐野、鵜住居の各小学校で任命式が行われた(撮影・釜石消防署)

 
 消防、レスキュー、救急隊員の制服姿の4人は、親子連れらに声をかけ、救助に関するクイズを解いてもらった。人形を使った胸骨圧迫や訓練用のAED操作体験も呼びかけ。「倒れている人がいたら、胸やおなかが動いているかを見る」「周りに人がいたら協力を求めて。人数は多い方がいい」「胸骨圧迫はけっこう力がいる。腕を伸ばして、しっかり押す」「心肺蘇生は救急車を待っている間、ずっと続ける」などと、事前学習で覚えたことを伝えた。
 
救急医療への理解を深めてもらおうと開かれたイベント

クイズの答え合わせで解説を加える「一日救急隊長」たち(右)

 
「みんなもできるよ」。AEDの使い方を同年代の子に教えた

「みんなもできるよ」。AEDの使い方を同年代の子に教えた

 
 介護士を目指している濱田大地さん(遠野緑峰高3年)は、将来必要になるとクイズ、胸骨圧迫にも挑戦。「知らないことがいろいろあった。実際にやってみると大変さが分かるし、刺激にもなった」と、夢実現への力にした。
 
 「みんなに伝えられるか不安だったけど緊張しないでできた」と話す佐藤さん。心臓マッサージ(胸骨圧迫)のやり方、AEDの使い方を知ってほしいと活動した。「手のひらの硬い部分をきちんと使う。押すときの深さは単三電池の長さ、5センチくらい。1秒間に2回のペースで繰り返す」。しっかりできたと胸を張る。消防が好きな理由は「車両も制服もかっこいいから」。レスキュー隊員に憧れ、「新しい知識をもっと増やしたい」と笑った。
 
救急医療を知ってもらおうと広報活動に取り組んだ

救急医療を知ってもらおうと広報活動に取り組んだ

 
 戸張さんがイベントで熱心に体験活動を促した訳は「倒れている人がいたら迷わず助けてほしいから」。いざという時に動ける人が増えてほしいと願いを込めつつ、「心肺蘇生や救命の方法を覚えたら、人を助けることができてうれしいと思うし、かっこいい」とはにかむ。将来の夢は人を助ける仕事をすることで、今、一番の志望は消防士。一日救急隊長として「勉強したことを生活に生かしたい」と表情を引き締める。さらに言葉を続ける。「AEDを開けると説明があるから迷わず使って」。
 
任務をやり遂げ頬を緩める「一日救急隊長」の小学生4人

任務をやり遂げ頬を緩める「一日救急隊長」の小学生4人

 
 同署によると、管内の救急に関する出動要請件数は年間約1500件で、平均すると1日に約4件の要請がある計算になる。救急車が119番通報を受けてから現場に到着するまでの時間は、全国平均で約10分。釜石の市街地では全国とさほど変わらないが、半島部や山間部に向かう場合はさらに時間を要する。
 
買い物客らが足を止めて体験した「救急ひろば」

買い物客らが足を止めて体験した「救急ひろば」

 
胸骨圧迫のポイントを丁寧に教える釜石消防署員

胸骨圧迫のポイントを丁寧に教える釜石消防署員

 
 心肺停止状態の人には一刻も早く、心臓の動きを回復させるための処置が必要で、近くにいる人が胸骨圧迫やAEDの操作をすることで救命率は向上する。同署救急係の木村一生係長は「応急手当によって脳の酸欠状態を解消することで、命をつなぐことができる。特別なことではないことを一人でも多くの人に感じてもらいたい。行動したら、大切な人を守るためになる。イベントが救急の輪を広げる機会になれば」と期待した。

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広報かまいし2025年9月15日号(No.1864)

広報かまいし2025年9月15日号(No.1864)
 

広報かまいし2025年9月15日号(No.1864)

広報かまいし2025年9月15日号(No.1864)

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【P1】
表紙

【P2-5】
特集 畜産に携わる人の想いを未来へつなぐ

【P6-7】
2025年ラグビックドリーム~釜石絆の日~
第34回釜石よいさ

【P8-9】
第16回かまいし仙人峠マラソン大会
証明書の様式が変わります 他

【P10-11】
行政連絡員 ~地域と行政の懸け橋に~
こどもはぐくみ通信

【P12-13】
まちの話題

【P14-15】
保健案内板
世界遺産登録10周年記念コラム
教育長のおすすめ本

【P16-17】
まちのお知らせ

【P18-19】
三陸芸能の祭典「三陸国際芸術祭2025」in 釜石市
かまいし夜市おいでんせ&イオンタウン釜石の超盆踊り!! 他

【P20】
市民百景

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 オープンシティ・プロモーション室
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8463 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2025091000034/
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
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釜石・大槌エリアで16日からドクターカー試行運用開始 診療開始までの時間短縮で救命率向上へ

釜石、大槌でのドクターカー試行運用に向けた訓練=3日、釜石消防署

釜石、大槌でのドクターカー試行運用に向けた訓練=3日、釜石消防署

 
 県立大船渡病院(星田徹院長)と釜石大槌地区行政事務組合消防本部(駒林博之消防長)は、あす16日から、釜石市と大槌町でドクターカーの試行運用を開始する。同消防からの要請で、緊急度や重症度の高い患者の元に医師と看護師が同車両で駆け付け、いち早く処置を開始して同病院などへ搬送する。医療介入までの時間が短縮されることで、救命率向上や予後の改善につながるものと期待される。
 
 ドクターカー(緊急車両)には必要な医療資機材などが積載され、同病院救命救急センターの医師と看護師、運転手が乗り込む。出動後、両市町内に設定している救急車とのドッキングポイント(幹線道路沿い12カ所)に向かい、傷病者がいる救急車に乗り込み、診察、処置を行いながら病院へ搬送する。救急車内での医師による診療行為には患者の医療費負担が発生するが、全て保険診療の範囲内。ドクターカーの出動料は発生しない。
 
県立大船渡病院のドクターカー。ドッキングポイントに向かう際はサイレンを鳴らしながら緊急走行

県立大船渡病院のドクターカー。ドッキングポイントに向かう際はサイレンを鳴らしながら緊急走行

 
 試行運用を前に3日、同市鈴子町の釜石消防署で運用訓練が行われた。消防職員や医療関係者ら約60人が参加。119番通報を受け、現場に向けて走行中の救急車内から、また、救急車が向かった現場から―と、2例のドクターカー出動要請を想定。▽救急隊とドクターカー間の傷病者情報共有やドッキングポイントの連絡▽救急隊の現場活動と傷病者の収容▽ドッキングポイントで医師と看護師が救急車に乗車。診察、処置を行いながら病院に搬送―という一連の流れをシミュレーションした。胸痛を訴える患者、脳疾患疑いの患者を想定し対応を確認した。
 
救急隊は走行中の救急車から通報者(家族など)に折り返し電話し情報収集。救急隊とドクターカーの医師、看護師は患者情報を共有。ドッキングポイントを確認し、到着時間などを相互連絡

救急隊は走行中の救急車から通報者(家族など)に折り返し電話し情報収集。救急隊とドクターカーの医師、看護師は患者情報を共有。ドッキングポイントを確認し、到着時間などを相互連絡

 
救急隊が現場で容体を確認し、現場からドクターカーを要請するケースも

救急隊が現場で容体を確認し、現場からドクターカーを要請するケースも

 
ドッキングポイントで医師と看護師が救急車に乗り込む

ドッキングポイントで医師と看護師が救急車に乗り込む

 
 ドクターカーは両者で定めた要請基準に基づき要請、出動する。基準は呼吸の異変、突然の胸痛、妊産婦症例―など内因性12項目、交通事故関連、溺水、気道熱傷疑い―など外因性15項目、その他4項目が定められる。119番通報を受けた消防本部通信指令や現場に向かった救急隊が判断し、病院に要請する。
 
 大船渡病院のドクターカーは2024年4月から大船渡、住田の2市町で運用を開始。25年2月に陸前高田市が加わった(10月から3市町本格運用)。24年度の出動は231件、25年度は7月末現在で132件。医師の診療開始までの時間が平均で約12分、病院から遠い住田の症例では約20~30分短縮されているという。救急車内から病院に、到着後に行う治療の指示が出せるため、着いてからの時間短縮効果も得られている。
 
救急車内で傷病者を診察。必要な処置を行いながら病院へ搬送

救急車内で傷病者を診察。必要な処置を行いながら病院へ搬送

 
病院到着後、スムーズに次の治療へ…。到着後の時間短縮効果も

病院到着後、スムーズに次の治療へ…。到着後の時間短縮効果も

 
 釜石地域での試行運用開始にあたり、救命救急センターの横沢友樹センター長は「釜石大槌地区から大船渡病院への救急搬送は年間約200件あり、搬送に1時間以上かかることも。(ドクターカー出動で)少しでも早く医療を提供できるのは大きなメリット」と話す。
 
 同消防本部によると現在、緊急処置が必要な心臓、脳疾患患者のほとんどは県立大船渡病院へ搬送。2021年10月から釜石病院での分娩(ぶんべん)業務が休止されたことで、妊産婦の救急症例も大船渡病院への搬送となっている。菊池俊消防課長は「救急隊では不可能な処置を、救急救命医が来ていち早く施してもらえるのは心強い。迅速な医療開始は予後にもつながる。消防と病院の連携を密にし、より良い搬送につなげていければ」と気を引き締める。
 
訓練後の振り返り。救急隊と横沢友樹センター長らが意見を交わした

訓練後の振り返り。救急隊と横沢友樹センター長らが意見を交わした

 
 ドクターカーの運行は平日(月~金、祝日除く)午前9時から午後5時まで。釜石市では9月1日号の市広報で周知している。本格運用は2026年4月からを見込む。

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多様な人たちで作る住みよいまちの実現へ 32回目の「ふれあい福祉まつり」 約1100人が交流

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大勢の来場者でにぎわった釜石市ふれあい福祉まつり=6日、TETTO

 
 第32回釜石市ふれあい福祉まつりは6日、同市大町の市民ホールTETTOで開かれた。市、釜石広域基幹相談支援センター、市社会福祉協議会が共催。物品販売や作品展示、ダンスや楽器演奏のステージなど多彩な内容で来場者を迎えた。障害の有無や国籍、年齢などに関わらず多様な人たちが集い、互いを理解し、共に生きる地域社会の実現を目指し、続けられる同まつり。今年は参加団体と来場者合わせ、約1100人が交流の輪を広げた。
 
 物品販売には、障害者の生活、就労支援を行う釜石大槌の事業所を中心に11団体が出店した。利用者が作った手芸品や雑貨、パンや菓子などさまざまな商品が並び、来場者が出店者と交流しながら買い物を楽しんだ。能登半島地震の被災地支援として、石川県七尾市の多機能型事業所「みのり園」のポン菓子や菊芋茶を販売するコーナーもあった。
 
地域活動支援センターふるはーと(野田町)はカラフルなリースやクラフトバッグ、コースターなどを販売

地域活動支援センターふるはーと(野田町)はカラフルなリースやクラフトバッグ、コースターなどを販売

 
能登半島地震の復興応援販売コーナー。石川県七尾市の事業所が作る菓子などを販売した

能登半島地震の復興応援販売コーナー。石川県七尾市の事業所が作る菓子などを販売した

 
 同まつりに初めて参加した紫波町の一般社団法人いわてこどもホスピス(工藤美穂代表理事)は、小児がん、心疾患など生命に関わる病気や重度障害のある子どもとその家族を支援する目的で、昨年から活動を開始。医療関係者の協力で外食やイベント参加を可能にするなど、当事者家族の「やってみたい」をかなえる場を提供する。最大の目標は付き添い家族が安心して過ごしたり、病院や自宅ではできないことを体験できる「ファミリーハウス(こどもホスピス)」を建設すること。
 
一般社団法人いわてこどもホスピスの「アップルジューススタンド」。活動を知ってもらい、支援への協力を呼びかけた

一般社団法人いわてこどもホスピスの「アップルジューススタンド」。活動を知ってもらい、支援への協力を呼びかけた

 
 会場では、その取り組み周知と支援の呼びかけ活動として、県内各地で展開する“アップルジュース募金”を実施した。2022年に重度心疾患で当時4歳だった息子を亡くした工藤代表理事(51)は「難しい病気を抱える子どもたちが存分に生きて輝ける時間を作りたい。こどもホスピスは全国でも2カ所しかなく、寄付で成り立っているのが実情。支援の輪を広げながら、当事者家族が一歩外に出て周りとのつながりを得られる場を提供できたら」と願う。
 
 作品展示会では釜石祥雲支援学校(平田町)、市すくすく親子教室(上中島町)など4団体1個人が多彩な作品を公開した。遊び場ブースではパラリンピック種目で注目を集める「ボッチャ」や、スポーツレクリエーションの「ラダーゲッター」を楽しむ姿が見られた。初参加の釜石建設組合は木工作品や風車の製作体験教室を開き、来場者から好評だった。各種福祉活動の紹介では、市内で活動する11団体がパネル展示を行ったほか、困りごとの相談にも応じた。
 
作品展示(上)や福祉関係団体の活動紹介、情報提供コーナー(下)も

作品展示(上)や福祉関係団体の活動紹介、情報提供コーナー(下)も

 
ボッチャを楽しむ子ども(左)。釜石建設組合の木工体験も人気(右)

ボッチャを楽しむ子ども(左)。釜石建設組合の木工体験も人気(右)

 
 TETTO前広場で行われたステージ発表には8団体が出演。かまいしこども園の虎舞、正福寺幼稚園の鼓隊と続き、フラダンスやバンド演奏、手話歌などが披露された。日本赤十字社の献血バスは、まつり初お目見え。呼びかけに応えた人たちが全血献血に協力した。
 
オープニングを飾った「かまいしこども園の虎舞」

オープニングを飾った「かまいしこども園の虎舞」

 
さまざまなジャンルの発表が来場者を楽しませた。会場では手話通訳も(右上)。まつりでの献血活動は初(右下)

さまざまなジャンルの発表が来場者を楽しませた。会場では手話通訳も(右上)。まつりでの献血活動は初(右下)

 
「ブラック★かまリンズ」のバンド演奏も手話を交えて…

「ブラック★かまリンズ」のバンド演奏も手話を交えて…

 
 毎年楽しみに足を運ぶという松原町の女性(65)は昨年、出店者に注文して作ってもらったクラフトバッグを提げて来場。「障害者の方々の素晴らしい作品、頑張っている姿に刺激を受け、自分も何かやらなきゃと元気づけられている」と話す。同まつりの大きな意義を感じ、「障害者が親を亡くした後も自立して生きていくためには周囲の支えが必要。地域の人たちと互いの存在を理解し合い、共に暮らしていける社会を実現するためにも、こういう交流の場をどんどん増やしてほしい」と願った。
 
 まつりと同時開催の2イベントも盛況だった。釜石PITで開かれたのはユニバーサルシネマ。障害児支援を行う認定NPO法人プラス・ワン・ハピネスが、医療機器の音や光、発声、立ち上がりなどを気にせず、誰でも映画を楽しんでもらおうと初めて企画した。沿岸各地から当事者家族など48人が申し込み、人気アニメ作品を観賞した。
 
映画上映の前には「さくらんぼの会」(釜石市)が大型紙芝居を上演=釜石PIT

映画上映の前には「さくらんぼの会」(釜石市)が大型紙芝居を上演=釜石PIT

 
初開催のユニバーサルシネマ。客席は暗くせず、緊急時の対応もしやすく…

初開催のユニバーサルシネマ。客席は暗くせず、緊急時の対応もしやすく…

 
 TETTO前広場では、釜石まちづくり会社が第9回かまいし百円市を開催。市内外から8者が出店し、日用雑貨、古本、古着、手作り小物などを販売した。商品は全て100円とあって、開店と同時に大勢の買い物客でにぎわった。
 
おなじみとなった「かまいし百円市」。福祉まつりと同時開催で集客力アップ

おなじみとなった「かまいし百円市」。福祉まつりと同時開催で集客力アップ

 
 同まつり事務局を務める市社協地域福祉課コミュニティ推進係の小原裕也主任は「多様な団体に参加していただき、ネットワークの広がりが見られる。それに伴い、来場者数も増加傾向にある」と実感。イベントを楽しみながら、「地域はいろいろな人で成り立っていることを理解し、福祉事業者やボランティア団体の活動にも、ぜひ目を向けてもらえたら」と話した。

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「夢をかなえるには?」 元空手道日本代表の大内美里沙さん 釜石商工高生に授業 部活指導も

釜石商工高で行われた元空手道日本代表・大内美里沙さん(左)の保健体育特別授業=2日

釜石商工高で行われた元空手道日本代表・大内美里沙さん(左)の保健体育特別授業=2日

 
 元空手道日本代表で俳優の大内美里沙さん(23)が2日、釜石商工高(小松了校長、生徒176人)を訪れ、1年生(55人)に特別授業を行った。日本テレビ放送網がスポーツ庁の委託を受けて行う「アスリート全国学校派遣プロジェクト」の一環で来校。自身の競技人生で得たことなどを語り、空手の動きを取り入れた体づくりの講習を行ったほか、空手道部の部員にも実技指導した。
 
 大内さんは大阪府出身。4歳から祖父の空手道場で競技を始め、中学3年時から9年間、日本代表メンバーとして戦った。世界大会で2度優勝、計6回の日本一にも輝いた。昨年12月に現役を引退。今春上京し、子どもの頃からの夢だった俳優の道を歩み始めた。
 
授業は1年生を対象に実施。はじめに講話が行われた

授業は1年生を対象に実施。はじめに講話が行われた

 
 講話では、空手の目標達成のために進学した日本航空高(山梨県)時代を振り返り、「日本一を目指して切磋琢磨した仲間や監督との出会いが、自分の空手人生の考え方を大きく変えた」と話した。高校生に伝えたいこととして、▽徳積みをする▽食事をきちんと取る▽目標設定を明確に▽挫折を挫折と思わない▽周りの人を大切に―という5つの人生訓を示した。
 
 大内さんは「徳積み=自分に恥じない行動」とし、“ごみを拾う”“スリッパをそろえる”など、「気付いたら見て見ぬふりをせず即行動」を提案。日々の小さな積み重ねが自信となり、「いざという時に(自分が望む)結果につながったりする」と述べた。食事がメンタルに及ぼす影響も指摘。「必要な栄養を取らないとマイナス思考になりがち」と自らの経験を明かし、「未来の体は今、摂取するもので作られる。5大栄養素をバランス良く取って」とアドバイスした。
 
自身の空手人生で得たことなどを話す大内さん

自身の空手人生で得たことなどを話す大内さん

 
生徒らは今後に生かそうと、メモを取りながら大内さんの話に聞き入った

生徒らは今後に生かそうと、メモを取りながら大内さんの話に聞き入った

 
 夢や目標をかなえるために有効な方策として「マンダラチャート」を紹介。小学校時に始めたという大内さんは「自分が今やるべきことが明確になる。その通りにやっていたら結果につながっていった」と実体験を示した。さらに「かなえた先の未来の設定」も呼び掛けた大内さん。自身は中学3年時に立てた「空手日本一、世界一」の後に「俳優になる」という目標をしっかり果たした。
 
 日常で重要視するのは「時間の有効活用」と「逃げない姿勢」。与えられた時間は平等で、どう使うかでその先の未来が変わってくる。大内さんは「逃げ癖がつくと目標達成が遠のく。やるべきことが分かっているなら、自分に甘えず、向き合い続けることが大事」と言葉に力を込めた。
 
講話後、生徒からはさまざまな質問が…。貴重な学びの時間となった

講話後、生徒からはさまざまな質問が…。貴重な学びの時間となった

 
「体づくりを部活に生かしたい」との学校の要望で行われた運動の授業

「体づくりを部活に生かしたい」との学校の要望で行われた運動の授業

 
空手の基本動作「突き」を学ぶ。大内さん(右上)の動きをまねて…

空手の基本動作「突き」を学ぶ。大内さん(右上)の動きをまねて…

 
 講話後は道着に着替えた大内さんが、空手の礼儀や基本動作を教えた。生徒らは「突き」や「蹴り」、上下左右の動きを取り入れた連続動作を実践。初めての経験に新鮮さを感じつつ、楽しみながら体を動かした。
 
 ラグビー部に所属する舘洞愛実さん(総合情報科)は「(掲げた)目標のさらに上の目標まで立てるということを学んだ。自分も取り入れて、輝ける選手になりたい。日々の感謝や礼儀、食事管理も見直し、東北選抜選手に選ばれるよう頑張る」と意識を高めた。
 
 同アスリート派遣事業は3年目。釜石商工高は初めて応募し、実施校に選ばれた。本県では今年度、小中高23校で、各競技のトップアスリートによる授業が行われている。高校生を相手に授業をするのは初めてという大内さんは「進めていくうちにみんなの顔が緩んできて、空手の実技もノリノリでやってくれたので私自身も楽しかった。競技を通して学んできたことに加え、日々の生活の中で人間性を高めていくために大事なことが伝わっていれば…」と期待を込めた。
 
教諭が持つミット目がけ「蹴り」にも挑戦! なかなかない体験にこの笑顔

教諭が持つミット目がけ「蹴り」にも挑戦! なかなかない体験にこの笑顔

 
複数の基本動作を組み合わせ、空手の「形」を疑似体験

複数の基本動作を組み合わせ、空手の「形」を疑似体験

 
 授業の後、大内さんは同校空手道部の指導にもあたった。3年生部員が引退し、現在2年生2人で活動中の同部。2人は1年生と一緒に特別授業も受けた。現役時代「形」の種目で戦ってきた大内さんは、1時間半という限られた時間の中で基本動作の重要ポイントを伝授。肩などに力が入りすぎていることを指摘し、「丹田(へそ下の部位)に重心を落とす感覚でやると余分な力が抜ける」「関節を開放し、丹田から技を繰り出すイメージで」などと助言した。“脱力”はスピードやパワーを発揮するのに重要な要素で、意識して練習することで感覚をつかめるようになるという。
 
授業の後に行われた空手道部の部員への実技指導

授業の後に行われた空手道部の部員への実技指導

 
体の重心を意識しながら前に踏み出す練習

体の重心を意識しながら前に踏み出す練習

 
 高校から空手を始めたという堤久夢希さんは「突きや引手で、できていなかった部分を指摘してもらい、すごく勉強になった。教わったことを生かして、大会でいい結果を残したい」と感謝。小学2年から空手を続ける佐藤怜磨さんは大内さんの演武を直接目にし、「体がぶれないところや(動作の)強弱、息の使い方がうまかった。音も何か違う」とトップレベルの技に驚き、刺激を受けていた。
 
部員らは大内さんに「形」の演武も見てもらい、アドバイスを受けた

部員らは大内さんに「形」の演武も見てもらい、アドバイスを受けた

 
 同部顧問の山田英之教諭は「ナショナルチームにいたトップレベルの先生に教えてもらえる機会はなかなかない。私たちの普段の指導とは発想が違い、発見が多かった。生徒たちも楽しそうで、いろいろなことを吸収させてもらった。ありがたい」と喜んだ。

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釜石からはばたけ!夢広げ、才能伸ばす試み着々 タレント養成所・シーゼロアカデミー

演技ワークショップに臨むC-Zeroアカデミーの生徒ら=8月31日

演技ワークショップに臨むC-Zeroアカデミーの生徒ら=8月31日

 
 芸能の世界を夢見る人たちを後押しする釜石市のタレント養成所「C-Zero(シーゼロ)アカデミー」(菊池由美子校長)は、開校から4カ月経った。生徒たちは月に7、8回、演技やボイストレーニングなどレッスンを重ねる。さらに、首都圏、第一線で活躍する映画監督や演出家らの特別指導を受ける機会も得、力を蓄積。ラジオドラマや短編映画の製作・出演が決まるなど、夢実現への歩みを着実に前進させている。
 
 8月31日に同市大町の市民ホールTETTOで行われた特別な演技ワークショップ。俳優への指導やプロデュースを手がけるボビー中西さん(東京)が講師を務め、映像作品に生きる自然でリアルな演技表現「リアリズム演技」の心得を伝えた。
 
ボビー中西さん(奥)を講師に楽しく学ぶ生徒たち

ボビー中西さん(奥)を講師に楽しく学ぶ生徒たち

 
信頼関係や一体感を高めるゲームでウオーミングアップ

信頼関係や一体感を高めるゲームでウオーミングアップ

 
 「演技とは想像の設定の中で真実に生きること。ただ役を演じることではなく、生きることが大事」「演技とは行動。演じるのではなく、役の目的に沿って、すべき行動をして」「ドラマとは葛藤。感情がぶつかり合う、対立の構造で進む。大事なのは相手との会話。伝えて、受け取って、返す―、キャッチボールをして」「虚構の中で生きる。演じない、相手と影響し合うこと。互いの思い、行動がつながり、いい演技になる。感じているものをちゃんと出していこう」。中西さんの言葉が降り注ぐ。
 
 感じ合う、響き合うとはどういうことか―。生徒らは2人一組に分かれ部活動の仲間や親子などの設定で、感情がぶつかり合う場面の演技に挑戦。中西さんは「クールではなく、ホットで」「目を見て、もっと気持ちを込めて」「エネルギーをバーンと!」「もっと、もっと、もっとー!」などと促した。
 
「演じる」のではなく、「生きる」こと。背中でも語る

「演じる」のではなく、「生きる」こと。背中でも語る

 
「殻を破れー!」。アドバイスに熱を込める中西さん(右)

「殻を破れー!」。アドバイスに熱を込める中西さん(右)

 
 演技初挑戦という子や、せりふを覚えるのに精いっぱいな生徒もいたが、何度か繰り返すうちに「次こそは」といった気持ちを乗せて演じたり変化が生まれた。繊細なやりとりに思わず涙する組も。中西さんのもとで学ぶ岩手県出身の俳優2人(遠野出身の石川紗世さんと一関出身の佐藤響さん)も参加しており、アカデミーの生徒たちの表現を刺激した。
 
感情を込めた言葉のキャッチボールを体感する生徒

感情を込めた言葉のキャッチボールを体感する生徒

 
台本の読み合わせに遠野出身の俳優石川紗世さん(左から2人目)も協力

台本の読み合わせに遠野出身の俳優石川紗世さん(左から2人目)も協力

 
 地元釜石から表現者を目指しアカデミーで学ぶ会社員の佐藤愛莉さん(25)は「生きる演技がどういうことか、今は何となく分かった感じ。自分を表現することに緊張があって難しかったが、感情を表現していけるようになりたい。声を出して伝えることを意識していきたい。誰かを笑顔にできる人になるために」とうなずいた。
 
佐藤愛莉さん(左)は一関出身の俳優佐藤響さんと会話対決⁉

佐藤愛莉さん(左)は一関出身の俳優佐藤響さんと会話対決⁉

 
 そんな佐藤さんやアカデミーの生徒らに活躍の場が広がっている。シーゼロオリジナル作品によるラジオドラマが北上市のコミュニティーFM「きたかみE&Be(いいあんべ)エフエム」で10月から放送されることになり、8月17日に1回目の収録に臨んだ。放送は12月まで続き、数話ごとに収録する予定だ。
 
 続いて持ち込まれたのは、短編映画製作の話。7月に行われた別の演技ワークショップがきっかけになった。釜石が舞台となった映画「釜石ラーメン物語」でメガホンを取った今関あきよし監督ら制作陣が講師を務め、映像作品で求められる演技表現について助言し、2人一組で演技する様子を撮影したりした。そこで生徒の芝居が目に留まり、決まった。
 
今関あきよし監督(奥)を講師に迎えた映像演技ワークショップ=7月27日

今関あきよし監督(奥)を講師に迎えた映像演技ワークショップ=7月27日

 
今関監督らは撮影した映像を見ながら生徒にアドバイスした

今関監督らは撮影した映像を見ながら生徒にアドバイスした

 
 映画のタイトルは「シグナルとシグナレス」。信号機同士の恋愛を描いた宮沢賢治の同名童話をモチーフにした、高校生の仲良し4人組の不安と希望を描いた物語だという。
 
 出演するのはアカデミーの生徒4人で、佐藤さんはそのひとり。働きながら芸能界入りを目指しオーディションを受け続け、「25歳で区切りを」と考えていた頃にアカデミーが開校、「最後の挑戦」と飛び込むと夢に近づく機会を引き寄せた。「チャンスを生かし演技の幅を広げたい」。目を輝かせながら意気込む。せりふには釜石弁も。カメラを向けられたら「うまく出てくるかな」と笑いながら首をかしげた。やる気に満ちる。
 
 普段のレッスンはもちろん、第一線で活躍中のプロによる特別指導を体感する生徒たちを見守った菊池校長は「短時間で成長している。のびしろがある」と確信。さまざまな背景や感性を持つ講師陣からの学びを受け取ることで、「才能という引き出しがどんどん増える」と話す。
 
菊池由美子校長(後列左から2人目)らC-Zeroアカデミー講師陣が笑顔で見守る=8月31日

菊池由美子校長(後列左から2人目)らC-Zeroアカデミー講師陣が笑顔で見守る=8月31日

 
 多種多様な刺激を受ける生徒たち。「アイドル」「歌手」「ダンサー」と絞り込んでいた夢を「声を生かせる仕事を」「いろんなことができる人に」と視野を広げているという。
 
 アカデミーでは将来の人脈作りにつながる機会でもある、こうした試みを継続する構え。キャスティングを手掛ける東北芸能企画事務所(秋田県横手市、池端祐士代表)と提携しており仕事のオファーはある。一方で、「岩手はまだ開拓途上」と菊池校長。「種をまいているところ。シーゼロを知ってもらい、ネットワークを広げていきたい」と、生徒と一緒に夢を広げる。

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通学は公共交通で!三陸鉄道乗り方教室 釜石東中生が体験 高校進学後の利用促す

三陸鉄道の車両を使って行われた乗り方教室

三陸鉄道の車両を使って行われた乗り方教室

 
 三陸鉄道乗り方教室は8月27日、釜石市で開かれ、鵜住居町の釜石東中(髙橋晃一校長)の3年生(23人)が鉄道の利用の仕方などを学んだ。岩手県三陸鉄道強化促進協議会の事業の一環。乗車機会の少ない沿線中学生を対象に実施し、進学後の通学定期利用などを促そうとする試みだ。
 
 教室には生徒のほか、保護者らも参加した。講師は、釜石駅の山蔭康明駅長。学校行事などで三鉄を利用したことがある生徒たちはホームに記された黄色い線の内側で臨時列車の到着を待った。
 
 県沿岸部を走る三鉄はワンマン運転を行っている。山蔭駅長は、車掌が乗務せず運転士だけで運行していることを伝え、「車両は(進行方向)前方のドアが開く。乗り降りの時は一番前から」と教えた。そして、乗車の際には整理券発行機から整理券を取ることも加えた。
 
釜石東中の生徒は最寄りの鵜住居駅を利用。車両前方のドアから乗車

釜石東中の生徒は最寄りの鵜住居駅を利用。車両前方のドアから乗車

 
車両に乗り込む生徒ら。「整理券を取るのを忘れずに!」

車両に乗り込む生徒ら。「整理券を取るのを忘れずに!」

 
 生徒らを乗せた臨時列車は、山田駅との間を往復。走行中、山蔭駅長が車内に設置された運賃表の見方や運賃の支払い方などを説明した。支払いに関し、両替機が備えられ1000円札の両替はできるものの、「なるべくおつりがないよう小銭を準備して乗ってほしい」と求めた。定期券や企画乗車券など“お得な情報”も紹介した。
 
運賃箱を示して支払いの方法を伝える山蔭康明駅長

運賃箱を示して支払いの方法を伝える山蔭康明駅長

 
山蔭駅長の説明を聞いたり、車窓からの風景を楽しんだり

山蔭駅長の説明を聞いたり、車窓からの風景を楽しんだり

 
 山蔭駅長は三鉄と共に歴史を刻んでいる入社1期生。東日本大震災、台風、コロナ禍など幾多の苦難を国内外からの支援を力に乗り越えてきた歩みにも触れ、鉄路の維持、公共交通の必要性を語った。近年、人口減により利用者数が伸び悩むなど経営は厳しさを増すが、「運転免許を持たない高齢者や学生など公共交通機関を必要とする人もいる。だからこそ、ずっと走り続けていかなければいけない」と力を込めた。
 
 途中、映画「すずめの戸締まり」に登場する織笠駅で停車。下車した生徒らは駅舎などをスマートフォンのカメラで写したりし、列車旅の雰囲気も味わった。個人的に利用することはこれまでなかったという菊池大舞(ひろむ)さんは「整理券を取り忘れそうになった。景色がいいところだったり乗らないと分からない事があって楽しかった。友達と遊びに出かける時に利用してみたい」と笑顔を見せた。
 
整理券と運賃(または乗車券)を運転士に渡して降車

整理券と運賃(または乗車券)を運転士に渡して降車

 
列車の乗り方を改めて学んだ釜石東中生

列車の乗り方を改めて学んだ釜石東中生

 
 山蔭駅長は「マイレール意識を」と利用を呼びかけつつ、多岐にわたる鉄道の仕事も紹介。「地域の足を守る、地域のためになる仕事をしたいと思ってもらえたらうれしい。一緒に働きましょう」と期待を込めた。

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いわてグルージャ盛岡 パブリックビューイング in 釜石PIT vol.8 FCマルヤス岡崎戦

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今回はいわてグルージャ盛岡のスタッフ・選手が会場に来場予定、抽選会も実施します!
釜石市民ホールTETTOでは きっとてっと2025 が同日開催!

対象試合

2025年 第27回日本フットボールリーグ JFL 第21節
vs. FCマルヤス岡崎 AWAY戦 

日時

2025年9月13日(土) 15:00 キックオフ(開場 14:15)

場所

釜石PIT(岩手県釜石市大町1-1-10)

 

【駐車場について】
・斜向かいにある釜石大町駐車場または周辺の有料駐車場をご利用ください。
・自転車およびバイクは、釜石PITに隣接する駐輪駐車スペースをご利用ください。

入場料

入場無料(ワンドリンク制)
ソフトドリンク150円 or ノンアルドリンク200円のいずれかをご購入いただきます

特典

特典① 来場者全員にグルージャ盛岡のホームゲームチケットプレゼント!
特典② グッズ購入された方は、グルージャオリジナル缶バッジガチャが引ける特典付きです。(1購入につき1回)

主催

釜石まちづくり株式会社
協力:株式会社いわてアスリートクラブ

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

【はしの四季まつり】ニジマス釣り大会

ニジマス釣り大会

【はしの四季まつり】ニジマス釣り大会
 

 

橋野町振興協議会では栗橋地区まちづくり会議と共催し、ニジマス釣り大会を開催します。道具や餌は無料で貸し出し、釣ったニジマスはその場で塩焼きにできます。

 

日時

2025年9月21日(日) 10時~14時

場所

橋野町どんぐり広場親水公園

参加料

無料(竿とエサは準備します)
※釣り上げたニジマスは、全てさばいた上で1尾200円で購入して頂きます。希望者には、塩焼きにして300円で販売します。

その他

小雨決行です

問い合わせ

橋野町振興協議会事務局 TEL 090-4639-3225(担当 和田)

 

<これまでの開催レポート>
雨でも楽しいニジマス釣り 橋野・親水公園で家族連れら挑戦 四季まつり第3弾
「釣れた!釣れた!」4年ぶり ニジマス釣り大会で歓声 橋野・親水公園ににぎわい再び

橋野町振興協議会

橋野町振興協議会

問い合わせ:TEL 090-4639-3225 / FAX 0193-57-2212 / 〒026-0041 岩手県釜石市橋野町34-13-12

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救急医療週間(7~13日)を小学生が防災無線で広報 7日には「一日救急隊長」としてイオンでPR

「救急医療週間」を防災行政無線で広報するための録音作業=8月23日、釜石消防署

「救急医療週間」を防災行政無線で広報するための録音作業=8月23日、釜石消防署

 
 9月9日は「救急の日」、7日から13日は「救急医療週間」として、救急業務への理解や心肺蘇生法などの応急手当ての普及を目的とした各種広報活動が行われる。釜石市では釜石消防署が防災行政無線の放送を通じて、市民への呼びかけを行うが、その声を担当するのが市内の小学生4人。7日には「一日救急隊長」として、イオンタウン釜石で広報活動に取り組む。
 
 一日救急隊長に任命されたのは小佐野小の濱田遥可さんと佐藤碧さん、鵜住居小の戸張藍さんと佐々木結萌さん(いずれも5年生)。4人は7月に行われた同市少年消防クラブの消防体験学習に参加したのが縁で同署から声がかかり、「やってみたい」と手を挙げた。
 
「一日救急隊長」を務める市内の小学生4人が防災無線の録音作業のため集まった

「一日救急隊長」を務める市内の小学生4人が防災無線の録音作業のため集まった

 
 最初の“お仕事”は声の広報。救急医療週間中に防災無線で市民に啓発するため、8月23日、同署で録音作業を行った。広報文は9日に放送する「救急の日」バージョンと7、11、13日に放送する「救急医療週間」バージョンの2種類で、近くで傷病者が出た時の応急手当てについて家族で話し合おうと呼びかけるもの。同署の木村一生救急係長から「大きな声で、ゆっくり、はっきり、気持ちを込めて」とアドバイスを受けた4人は、練習を重ねた後、録音室に入り、マイクの前で“本番”に臨んだ。
 
録音室に入り、広報文を読み上げる小学生。ちょっぴり緊張?

録音室に入り、広報文を読み上げる小学生。ちょっぴり緊張?

 
教わったポイントを意識しながら、練習の成果を発揮した

教わったポイントを意識しながら、練習の成果を発揮した

 
 録音後は、7日午前にイオンタウン釜石で開く「救急ひろば」に向けた事前学習を行った。当日は来場者に「救急クイズ」に答えてもらい、胸骨圧迫や自動体外式除細動器(AED)の使い方を体験してもらう予定。4人は自らクイズに挑戦し、答え合わせをしながら、木村係長から覚えておくべきポイントを教わった。心肺停止状態の人には一刻も早く、心臓の動きを回復させるための処置が必要で、近くにいる人が胸骨圧迫やAEDの操作をすることで救命率が向上する。4人はクイズ学習の後、訓練用のAEDを使って、操作手順を確認した。
 
木村一生救急係長(左上)からAED(左下)の役割などを学ぶ

木村一生救急係長(左上)からAED(左下)の役割などを学ぶ

 
7日の「救急ひろば」で来場者に心肺蘇生法を体験してもらうために事前学習

7日の「救急ひろば」で来場者に心肺蘇生法を体験してもらうために事前学習

 
訓練用人形を使って胸骨圧迫(心臓マッサージ)に挑戦

訓練用人形を使って胸骨圧迫(心臓マッサージ)に挑戦

 
 小佐野小の濱田遥可さんは防災無線の録音に「すごく緊張した。文章の頭の文字を意識してゆっくり話すように心がけた。出来は…90点ぐらい?」と自己評価。市内全域に自分の声が流れるのは「ちょっと恥ずかしいけど、聞くのは楽しみ」とはにかんだ。消防の仕事に興味があるといい、一日救急隊長の“任務”も楽しみにする。鵜住居小の佐々木結萌さんは「言葉が続くところが難しかった。普段、(防災無線の声を)やっている人はすごいと思った」と貴重な経験を心に刻んだ。救急ひろばでは「来てくれた人にAEDの使い方をしっかり伝えたい。自分も練習して人を助けられるようになれたら」と意欲を示した。
 
AEDの音声ガイドに従って電極パッドを人形の胸に貼り付ける

AEDの音声ガイドに従って電極パッドを人形の胸に貼り付ける

 
電気ショックの前には、傷病者に触れないよう周りの人に「離れて」と声がけする

電気ショックの前には、傷病者に触れないよう周りの人に「離れて」と声がけする

 
 4人の活動を支える木村係長は「消防が大好きな子どもたちなので、それを全面に出して元気に活動してもらえれば。AEDは誰でも操作できることを子どもたちによって伝えられたら」と期待を寄せる。
 
【救急医療週間の防災行政無線放送日程】
9月7日(日)午前9時 
9月9日(火)、11日(木)、13日(土)午前8時04分
 
【救急ひろば開設】9月7日(日)午前9時~正午 イオンタウン釜石2階アスビーファム前

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釜石PIT 2025年9月のスケジュール

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太字で表示されているイベントは一般の方も参加できます。イベントに関するお問い合わせは、各主催者までお願いいたします。
 
施設に関する詳細はこちらのページをご覧ください。

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

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新鮮!装いも商品も サンデーホームマート釜石店がリニューアルオープン 利便性アップ

店に入ると野菜がずらり。新鮮な風景に買い物客が集まる

店に入ると野菜がずらり。新鮮な風景に買い物客が集まる

 
 東北地方でホームセンターを展開するサンデー(本社・青森県八戸市、大南淳二代表取締役社長)は8月29日、釜石市上中島町の「サンデーホームマート釜石店」(大山直喜店長)をリニューアルオープンさせた。日用雑貨や住宅設備に関する商品を販売するホームセンターの装いを一新。生鮮食品や総菜なども扱うワンストップ型店舗として利便性をプラスし、「日常づかいの暮らし」をサポートする。
 
 午前8時の開店時間前には150人ほどの列ができた。開店すると買い物客らは新鮮な野菜や弁当、特売品の岩手県産米や卵、冷凍食品などを次々にカートに入れた。小川町の高橋テミさん(81)は近所の人に「売り出し行くよ」と誘われ、「すっ飛んできた」とにっこり。「小川には店がなくて買い物が大変。ここで一気に買い物が済むから生活が便利になりそう。店内も新しくて、気持ちがいい」と歓迎した。
 
食品売り場では買い物客が特売品や総菜、冷凍食品を品定め

食品売り場では買い物客が特売品や総菜、冷凍食品を品定め

 
リニューアルに合わせセルフレジを導入し利便性を高める

リニューアルに合わせセルフレジを導入し利便性を高める

 
 ホームマートは農村地域を中心とする小商圏向けに同社が開発した業態。売り場面積300坪規模で、農業資材や日用品、食品など地域のニーズに柔軟に対応した品を取り扱い、暮らし密着型の店舗として運営する。
 
 釜石店は2000年4月にホームセンターとして開店した。同社では既存の店舗を維持、強化する戦略の一つとしてホームマート型店舗の拡大を計画。売り場面積1000坪の釜石店は「新生ホームマート1号店」で、同規模店では初の業態となる。
 
リニューアルオープンしたサンデーホームマート釜石店

リニューアルオープンしたサンデーホームマート釜石店

 
 リニューアルの大きな特徴が食品コーナー(約160坪)の設置。豆腐や牛乳といった日配品、冷凍食品、そして野菜、肉、魚介類などの生鮮食品、弁当や総菜類も並ぶ。医薬品の売り場も広げ、健康食品の品ぞろえを拡充。「毎日の買い物」に利用してもらえるよう新鮮さと品質も売りにする。
 
 ホームセンターの要素もしっかり残す。水産のまちという釜石の地域特性に対応した水産関連の作業用品や、シカなどによる農作物、庭木の被害が増えていることから電気柵などの防獣対策用品、災害発生に備えた防災用品、防犯用品も充実させた。家庭菜園や室内ガーデニングを楽しむ人向けのコンパクトな園芸用品、植物の育成用土や肥料、カジュアルウエアなども取りそろえる。
 
地域の特性に合わせホームセンター商材もそろえる

地域の特性に合わせホームセンター商材もそろえる

 
買い物客に対応する店員。質問や要望に耳を傾ける

買い物客に対応する店員。質問や要望に耳を傾ける

 
 市内にはイオンタウン釜石の専門店の一つとしてホームセンターに特化した「サンデー釜石港町店」もあるが、ホームマートという新業態による品ぞろえやサービス提供で特色を出し、両立を図る。釜石店の大山店長(52)は「買い物をして楽しいと思える、衣食住がそろう店になった。ぜひ利用を」と呼びかける。営業時間は午前8時~午後8時。
 
「毎日のお買い物にぜひ」と笑顔を見せる大山直喜店長

「毎日のお買い物にぜひ」と笑顔を見せる大山直喜店長

 
 既存のホームセンターを含むサンデーグループの店舗数は111店になる。1000坪規模のホームマートは釜石店を皮切りに、東北各地で展開させていく。