出席者が規約、2023年度事業計画、収支予算案などを審議

三陸沿岸道路の機能強化へ 南三陸沿線10市町が連絡協立ち上げ 組織要望で実現目指す

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 三陸沿岸道路南部沿線の10市町が、より良い道路環境の実現を目指し、新たな組織「三陸沿岸道路東松島・山田間機能強化連絡協議会」を立ち上げた。26日、釜石市の市民ホールTETTOで設立総会が開かれ、主要箇所のハーフインターチェンジ(IC)のフルIC化、追い越し車線の延伸、道路の適正な維持管理など必要な措置を講じるよう、連携して国などへ要望していくことを決めた。

  

 同協議会は、国交省東北地方整備局南三陸沿岸国道事務所が所管する宮城、岩手両県の三陸沿岸道路沿線10自治体(東松島市、石巻市、登米市、気仙沼市、南三陸町、陸前高田市、大船渡市、釜石市、大槌町、山田町)で構成する。

  

三陸沿岸道路東松島・山田間機能強化連絡協議会 イメージ図

三陸沿岸道路東松島・山田間機能強化連絡協議会 イメージ図

  

 設立総会には国や県の関係者、各議会議員を含む約80人が出席した。設立発起人として、釜石市の野田武則市長があいさつ。東日本大震災後の復興まちづくりを支える同道路について「三陸沿岸のさらなる振興、広域連携にはハーフICのフル化など利便性向上、機能強化が必要。沿線市町一丸となって(要望活動などの)取り組みを進めていきたい」と話した。

  

「三陸沿岸道路東松島・山田間機能強化連絡協議会」設立総会=26日 

「三陸沿岸道路東松島・山田間機能強化連絡協議会」設立総会=26日 

  

 三陸沿岸道路は、震災復興に向けた国のリーディングプロジェクトとして早期整備が進み、2021年12月に全線(仙台―八戸間、総延長359キロ)が開通。災害に強い交通環境、物流促進や観光振興による地域経済活性化、医療の地域間格差の解消などに大きな効果を発揮している。一方で、東松島―山田間(175キロ)では追い越し車線・休憩施設の不足、ハーフICのフルIC化・4車線化を求める声があることや、道路の適正な維持修繕など長寿命化対策が課題となることから、沿線自治体で一体的な要望活動を行うため本協議会設立に至った。

  

 総会では会の規約、本年度の事業計画、収支予算案などを承認。役員の選出も行われ、会長に野田釜石市長、副会長に渥美巖東松島市長、佐藤信逸山田町長が就任した。本年度は8月以降に、関係機関へ機能強化を求める要望活動を行うほか、改善が必要な箇所の現場見学会を予定する。作成したミニのぼり旗や缶バッジを活用し、意識醸成にも努める。

  

出席者が規約、2023年度事業計画、収支予算案などを審議

出席者が規約、2023年度事業計画、収支予算案などを審議

  

  

総会で決議した要望項目は次の通り。

▽救急・災害時の対応に大きな役割を果たすこと、また物流機能の向上のため、主要箇所のハーフICのフルIC化及び緊急退出路のIC化
▽重大事故の防止や円滑な交通の確保のため、4車線化、追い越し車線の延伸、中央分離帯改善などの整備
▽道路の適正な維持管理に加えて、沿道の法面などの周辺施設も含めた適切な維持管理の実施
▽既存パーキング施設の拡張整備及び案内・誘導看板の設置による沿線休憩施設との連携強化

  

ミニのぼり旗を手に今後の活動に意欲を示す10市町の関係者ら

ミニのぼり旗を手に今後の活動に意欲を示す10市町の関係者ら

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自然体で満100歳 釜石の高橋廣志さん 高齢者施設に夫婦で入居「一緒に長生きしよ」

桃色のちゃんちゃんこと帽子を身に着けた100歳の高橋廣志さん(左)と妻の嘉子さん

桃色のちゃんちゃんこと帽子を身に着けた100歳の高橋廣志さん(左)と妻の嘉子さん

  
 釜石市甲子町(中小川)の住宅型有料老人ホーム「カサ・デ・ファミリア」で生活する高橋廣志さんが26日、満100歳となった。ともに入居する妻嘉子さん(96)や、県内外で暮らす家族が駆け付けて長寿を祝福。バースデーケーキをパクパクと食し、シャンパンもグイグイ飲み干す廣志さんは「自然と100歳になっちゃった」と、すこぶる元気だ。
  
 廣志さんは1923(大正12)年、鈴子町に生まれた。18歳ごろから定年退職まで約40年製鉄所で働いた。看護師だった嘉子さんと結婚し、1男2女を育て、孫3人、ひ孫1人に恵まれた。多趣味で、特に登山やスキー、釣り、ソフトボールなど体を動かすことが大好き。小佐野町に居を構えると、町内会活動にも積極的に参加した。
  
 体調を崩した嘉子さんの入院を機に、昨年10月から2人一緒に同ホームで暮らす。「かかりつけ医なし」という廣志さんは耳が遠くなってきているが、つえなどの補助なしで歩行ができるほど健康。「好きで一緒になったから大事にしなきゃ。妻を残していけない、長生きしないと」と、週2回通うデイサービスでは筋トレをしたり、今なおアクティブに過ごす。
  
鈴木部長から祝い金などを受け取った廣志さん(中)

鈴木部長から祝い金などを受け取った廣志さん(中)

  
 廣志さんの誕生日に合わせ、釜石市は特別敬老祝い金5万円と記念品の羽毛肌掛け布団、野田武則市長が筆をとった「寿」の額入り祝い状を贈った。届けた市保健福祉部の鈴木伸二部長が「戦争や災害など激動の時代を生き抜いてきた。ご夫婦で長生きしてください」と声をかけると、「わざわざすいません。まさか、こんな風に祝ってもらえるとは夢みたい。何も考えていなかったけど、自然と(100歳まで)いっちゃう感じ。動きは重くなってきたが、これからも体を動かしていきたい」などと応じた。
  
 そんなやりとりを長女小野節子さん(74)=愛知県大府市、次女佐々木惠子さん(70)と夫幸弘さん(68)=盛岡市=が見守った。「穏やかで、責任感があり、家族思いの父。とにかくファミリーが大事で、旅行の思い出もたくさん。あたたかい笑顔は変わらない」と小野さん。自宅のような環境でゆったり過ごす日々が続くことを願っていた。長男一行さん(66)も翌日、愛知・豊橋市から祝いに駆け付けた。
  
「おめでとう」。廣志さん(左から2人目)の長寿を喜ぶ家族ら

「おめでとう」。廣志さん(左から2人目)の長寿を喜ぶ家族ら

  
 釜石市の高齢化率(65歳以上)は5月末現在で40.3%。100歳以上は廣志さんを含め28人(男性1人、女性27人)おり、最高齢は105歳の女性。

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流通経済大 アート、ラグビー、トークなどで釜石市民と交流 若いエネルギーを被災地に出前

流通経済大が7月2日まで釜石市で開く「であうアート展」=TETTO

流通経済大が7月2日まで釜石市で開く「であうアート展」=TETTO

 
 流通経済大(本部・茨城県龍ケ崎市)の「であうアート展」が、7月2日まで釜石市大町の市民ホールTETTOで開かれている。24、25の両日開かれた開催記念イベントでは学生が市民と交流。トークセッションにはニュースキャスターの膳場貴子さん(同大客員教授)も出演し、震災復興の力となったラグビーワールドカップ(W杯)、同市が発信する防災教育などについて市民と意見を交わした。
 
 であうアート展は「つながる地域、学生、障がい者」をコンセプトに、同大が新松戸(千葉県)、龍ケ崎の両キャンパスで2021年から開催。千葉県成田市のNPO法人グループ彩「生活工房」所属のアーティストらの作品を展示し、さまざまな出会い、つながりを生み出している。22年からはキャンパス外にも広げ、釜石は4カ所目の開催地となった。
 
 今回は東北障がい者芸術支援機構などの協力で岩手、宮城のアーティストの作品を加え、約50点を展示。絵画や造形、ニードルワークなど独創性豊かな作品が並ぶ。本県花巻市のるんびにい美術館所属、釜石市出身の小林覚さんの絵画3点も公開されている。TETTOギャラリーで、午前10時から午後6時まで鑑賞できる。
 
上段:生活工房(千葉県成田市)のアーティストの作品、下段:宮城、岩手のアーティストの作品

上段:生活工房(千葉県成田市)のアーティストの作品、下段:宮城、岩手のアーティストの作品

 
釜石市出身・小林覚さん(花巻市・るんびにい美術館所属)の作品

釜石市出身・小林覚さん(花巻市・るんびにい美術館所属)の作品

 
 約2週間の開催期間中日のスペシャルイベントには学生と教職員約100人が来釜。24日は釜石鵜住居復興スタジアムで、同大男女ラグビー部と市民がタッチラグビーの試合で交流。25日はTETTOで、チアリーディング、ダンス、吹奏楽の各部がステージパフォーマンスを繰り広げた。
 
 トークセッションには地元釜石から、釜石ラグビー応援団副団長の浜登寿雄さん、震災伝承施設「いのちをつなぐ未来館」スタッフの川崎杏樹さんが出演。大学側からは客員教授の膳場さん、副学長の龍崎孝さんが参加した。会場の様子は学園祭が行われている新松戸キャンパスにも配信され、相互交流も行われた。
 
25日に行われた、流通経済大×釜石市民トークセッション

25日に行われた、流通経済大×釜石市民トークセッション

 
 話題の一つは、釜石復興の推進力となった2019年のラグビーW杯日本大会。浜登さんは“ラグビーのまち釜石”が大会招致に手をあげた理由を説明し、「あの空間が作られ時間を共有できたことは、まちと子どもたちの未来への財産になった」と振り返った。当時、試合に招待された小中学生にその後行ったアンケートの結果も紹介。世界の同世代とのつながりを求める声や、地域に貢献するボランティア活動への意欲が見られたという。
 
釜石から出演した川崎杏樹さんと浜登寿雄さん

釜石から出演した川崎杏樹さんと浜登寿雄さん

 
 川崎さんは、スタジアム建設地に震災前あった釜石東中の出身(震災当時2年生)。「W杯で国内外から訪れた大勢の人たちが、ラグビーを入り口に震災や防災に目を向けてくれた。その光景にこの場所に建てられた意味の大きさを実感した」と話した。同所では釜石高生が震災の語り部や防災普及活動を続けており、次世代への活動継承にも期待。自身は釜石の経験を海外に伝える活動にも携わり、防災による世界とのつながりも見据える。
 
 膳場さんは浜登さん、川崎さんがまちの魅力の一つとして示す「地域コミュニティーの強さ」に共感。震災直後に取材した水産加工会社が宮城の被災同業者に工場の一部を貸し出し、事業を助けたことを印象深く語り、「自社も被災し大変な状況なのに困っている仲間を助ける精神。これはまさに釜石に共有されているものではないか」と話した。
 
 高校、大学でラグビーをした経験を持つ龍崎副学長も、ラグビー精神「One for all、All for one(一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために)」が釜石の復興、共生社会の実現につながっていると実感。その地域性や市民性を称賛した。
 
流通経済大の龍崎孝副学長と膳場貴子客員教授。釜石とのつながり継続を願った

流通経済大の龍崎孝副学長と膳場貴子客員教授。釜石とのつながり継続を願った

 
トークセッションに集まった市民らはまちの未来に期待を高めた

トークセッションに集まった市民らはまちの未来に期待を高めた

 
 アート展の釜石開催は、同大スポーツ健康科学部の教員が震災後、釜石の子どもたちをサマーキャンプに招き、タグラグビー交流などを行っていた縁で実現。学生らは震災被災地の訪問を通して「命を守る」ことへの学びを深め、人と人とのつながりの大切さを感じた。
 
釜石に元気と活力を届けた流通経済大の学生ら

釜石に元気と活力を届けた流通経済大の学生ら

「釜石ラーメン物語」先行上映会

「釜石ラーメン物語」先行上映会

「釜石ラーメン物語」先行上映会

 

全編釜石ロケで行い、架空のラーメン屋「小川食堂」におけるラーメンをめぐる家族や常連客などの絆を描いた映画「釜石ラーメン物語」の全国上映に先立って、先行上映会を開催します。主演女優井桁弘恵さんからのビデオメッセージや今関あきよし監督の舞台挨拶なども実施予定!

日時

7月1日(土)
①13時30分〜
②16時〜
③18時30分〜
 
7月2日(日)
①13時30分〜
②16時〜

会場

釜石PIT(全席自由90席)
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

チケット

一般1,000円/小中高生500円

プレイガイド

釜石観光総合案内所、釜石情報交流センターで6月12(月)から販売開始
※各回売り切れ次第、販売終了
 
【上映特典】
来場者全員に「特製イラスト版ポストカード」をプレゼント!

お問い合わせ

釜石観光総合案内所 TEL:0193-22-5835

かまリン

(一社)釜石観光物産協会

釜石市内の観光情報やイベント情報をお届けします。

公式サイト / TEL 0193-27-8172 / 〒026-0031 釜石市鈴子町22-1 シープラザ釜石

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震災の記憶追体験、英語でも 小中学生の避難行動「釜石の出来事」ひもとく そして考える…自分なら

震災当時に子どもたちが避難した経路を歩く参加者 

震災当時に子どもたちが避難した経路を歩く参加者

  
 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた釜石市で、当時の小中学生が命を守り抜いた避難行動は「釜石の出来事」として知られる。そこで生かされたのは、市内の学校で取り組んでいた防災教育だった―。観光地域づくり法人「かまいしDMC」(河東英宜代表取締役)は、鵜住居町の子どもたちの避難行動にスポットを当てた体験プログラムを提供しており、体験者らの評価に好感触を得る。このほど、内容を英語対応させた研修プログラムを用意し、外国人団体の受け入れを始めた。
   
 初回は21日。アジアのリーダー人材育成を手掛けるIATSSフォーラム(三重県)の研修の一環として実施した。参加したのは、カンボジアやインド、ラオス、マレーシアなど10カ国の約20人。大学講師や医師、大使館職員、行政関係者など地域の将来を担う若者たちで、災害を乗り越えて新たな地域づくりに挑戦する人たちの姿や教訓を学び、災害への対応力やリーダーシップを磨いてもらうのを狙いにしている。
   
根浜シーサイドで行われた釜石の出来事などを学ぶ体感ワーク

根浜シーサイドで行われた釜石の出来事などを学ぶ体感ワーク

   
 鵜住居町の根浜海岸にある観光施設「根浜シーサイド」では、釜石の出来事や釜石東中の防災教育をひもとく体感ワークを実施。震災発生時の東中の状況を記した資料は全て英訳され、通訳も配置した。当時、東中2年生だったDMC社員川崎杏樹さん(27)=いのちをつなぐ未来館勤務=らが解説。参加者たちは「限られた時間で正しい判断を下さなければ全員の命に関わるという緊迫した状況の中、職員室に寄せられる多くの情報を基に、どのような避難指示を出すべきか」などを学校責任者の立場になって考えた。
   
 川崎さんの案内で、実際の避難ルートもたどった。学校があった現在の釜石鵜住居復興スタジアムから恋の峠まで、当時の避難行動を追体験。「目の前で津波を見るというぎりぎりの場面もあり、リアルに死ぬかもしれないと感じた。助かることだけを考えて高台を目指した」などと経験者、川崎さんの話を聞きながら、子どもたちが命をつないだ道を歩いた。
   
鵜住居町の子どもたちが避難したルートをたどる参加者

鵜住居町の子どもたちが避難したルートをたどる参加者

  
津波避難の実践も。根浜地区の高台を目指して走った

津波避難の実践も。根浜地区の高台を目指して走った

   
 プログラムの終わりは、津波避難の実践。根浜シーサイドから近くの高台を目指して、坂道を駆け上がった。参加者から聞こえてきた声は「Hurry Up(急いで)!」「Mountain(山)」「てんでんこ、OK」。研修の中で記憶したキーワードを掘り起こし、判断して行動していた。インドネシアから参加したファラ・ヴァウジアさん(34)=バンダン技術専門学校講師=は「時間が限られる中でいかに選択することが大事かを学んだ。自国に持ち帰り、学生や家族、地域に伝える」とうなずいた。
   
津波避難の事例から課題対応力などを磨いた参加者

津波避難の事例から課題対応力などを磨いた参加者

   
 かまいしDMCによると、今後も数件の受け入れが予定されているとのこと。自然災害が相次ぐ中、国際的な防災意識の高まりもあり、多言語化への対応を視野に入れながら釜石の防災教育を発信していく考えだ。
 

DAZN presents いわてグルージャ盛岡 パブリックビューイング FC岐阜戦

DAZN presents いわてグルージャ盛岡 パブリックビューイング FC岐阜戦

 DAZN presents いわてグルージャ盛岡 パブリックビューイング FC岐阜戦

 

\ いわてグルージャ盛岡を一緒に応援しよう! /

 

DAZN Presents パブリックビューイング in 釜石PIT
いわてグルージャ盛岡の応援企画として、アウェイ戦を中心にパブリックビューイングを開催します!

対象試合

2023明治安田生命J3リーグ 第16節
いわてグルージャ盛岡 vs FC岐阜(AWAY)

日時

2023年7月2日(日) 19:00 キックオフ
開場 18:30

場所

釜石PIT(岩手県釜石市大町1-1-10)

参加費(運営協力費)

大人300円/高校生以下無料
※運営協力費は、本パブリックビューイング開催のための運営費の一部として使用いたします。会場でお支払いください。

その他

・いわてグルージャ盛岡公式グッズを会場にて販売!
・ソフトドリンク/ノンアルドリンクを会場で販売!
・来場ごと特典GETのチャンス!スタンプカードも導入中!

主催

釜石まちづくり株式会社

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

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小川有紀子ヴァイオリン・コンサート やさしいシューマン

小川有紀子ヴァイオリン・コンサート やさしいシューマン
 
やさしい作曲家シリーズ第5弾
演奏家本人による解説付きで初心者から楽しめるシリーズ
第5弾はドイツ・ロマン派の代表シューマンにスポットを当て、小品とヴァイオリンソナタ2つをお楽しみいただけます!
 
小川有紀子ヴァイオリン・コンサート やさしいシューマン
 
イベントのチラシはこちら
 
ご来場される皆様へ【ご協力お願い】
会場入口での検温・手指の消毒、咳エチケットの励行など、基本的な感染症対策にご協力お願いいたします。
 

日時

2023年7月2日(日)14:00〜16:00予定(開場13:30)

会場

釜石市民ホールTETTO ホールB

プログラム

3つのロマンス 作品94
 
☆ピアノソロ
子供の情景より「見知らぬ国から」ト長調 作品15-1
休暇の日々第1集より「シューマンへの祈り」(セヴラック作曲)
幻想小曲集より「飛翔」ヘ長調 作品12-2
子供の情景より「トロイメライ」ヘ長調 作品15-7
 
ヴァイオリンソナタ第1番 イ短調 作品105
3つのロマンス 作品22(クララ・シューマン作曲)
ヴァイオリンソナタ第2番 ニ短調 作品121
曲目は都合により変更となる場合があります。予めご了承ください。

出演

小川 有紀子 Yukiko Ogawa ヴァイオリン
大阪府箕面市出身。4歳よりヴァイオリンを始める。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業。東京藝術大学首席卒業、英国王立音楽院の大学院を首席卒業。
第36回全日本学生音楽コンクール西日本大会中学校の部第1位。第58回日本音楽コンクール入選。第1回東京現代音楽祭室内楽コンクール第1位、併せて第1回朝日現代音楽賞を受賞。第7回東京国際音楽コンクール室内楽部門第2位、併せてルフトハンザ賞を受賞。
英国王立音楽院の大学院へ留学、英国王立音楽院コンチェルトコンクール第1位、ハイドントリオ賞を受賞、メンデルスゾーン協奏曲コンクール第2位、当時の音楽院院長で世界的なチェリストでもあるリン・ハレル氏と数回にわたって室内楽を共演。
朝日現代音楽賞受賞記念リサイタル。第28回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール第4位、ジュネーブにて受賞者コンサートに出演。
ロンドン・セント・ジェイムズチャーチにてリサイタル。京都アマティホール、四日市四郷地区文化センター等にてリサイタル、NHK-FMリサイタル、竹ノ塚レクチャーコンサート出演。
東京文化会館小ホールにて東京でのデビューリサイタル。ヴェルディ文化振興財団より年間最優秀演奏者賞「マイスター」を受賞。日本演奏連盟 山田康子奨励・助成を得て、カザルスホールにてリサイタル。
2001年仙台フィルハーモニー管弦楽団入団。セレーノ弦楽四重奏団で原村音楽セミナー「緑の風音楽賞」受賞。 緑の風音楽賞受賞記念リサイタル。
2017年『小川有紀子リサイタルシリーズ』スタート。
これまでに、ヴァイオリンを東儀幸、矢嶋佳子、日高毅、澤和樹、ジョルジュ・パウクの各氏に師事、室内楽の指導を岡山潔氏に受ける。
筑波大学附属盲学校高等部特別非常勤講師を1999年~2003年まで、オホーツク紋別音楽セミナー講師を2016年まで務めた。また、2008年~2016年まで東京藝術大学非常勤講師を務めた。現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団第2ヴァイオリン副首席奏者。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。
ハナミズキ音楽アカデミー主宰。ハナミズキ室内合奏団主宰。
株式会社ハナミズキ音楽事務所共同代表。
 
横山 歩 Ayumi Yokoyama ピアノ
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学を経て同大学院修了。フランス留学中、国立マルセイユ音楽院にて学ぶ。エコールノルマル音楽院室内学科卒業。国内外のコンクールに入賞。東京文化会館新進音楽家デビューリサイタル、NHK-FM「FMリサイタル」出演。東京藝術大学弦楽科、言語芸術科伴奏助手を務めた後、文化庁在外研修員としてフランスに再び留学。J.ルヴィエ氏のもとでソロ、室内楽の研鑚を積む。ピアノソロ、ピアノデュオでの活動のほか、室内楽、合唱伴奏、楽譜の校訂など幅広音楽活動を続けている。これまでに伊達純、勝谷壽子、桑野緑、J.ルヴィエの各氏に師事。
公益社団法人日本演奏連盟会員。2016年まで東京藝大附属高校の非常勤講師を務める。
現在洗足学園音楽大学講師。

料金

全席自由(80席) 一般:1,500円 高校生以下:500円 当日各200円増
 
◎割引(各2割引/TETTOのみ取扱い)
友の会:会員証提示で2枚まで
シルバー:65歳以上証明書提示で一般チケット1枚まで
まとめ:10枚以上同時購入
 
※未就学児入場不可。

プレイガイド

前売券好評発売中!
【プレイガイド窓口】
【釜石】釜石市民ホール
 
【電話予約】
〇釜石市民ホールTETTO 0193-22-2266へお電話ください。
 
【専用申込フォーム】
下記QRコードまたはリンクからもお申込みいただけます。
https://forms.gle/uEnwVn8okhRiWzxZ8

〇この申込フォームからの申込可能期限は、2023年5月6日(土) 13:00~7月1日(土)17:00までとなります。
〇お申込いただいた後チケットが確保でき次第、登録のメールアドレスへお知らせいたします。迷惑メール設定や受信設定等のご確認をお願いいたします。お知らせは下記お問合せメールアドレスより送付いたします。
〇チケット代金のお支払いは、釜石市民ホールTETTO総合案内にて現金でお願いいたします。当日精算もできます。
★友の会、まとめ買い割引をご希望の場合は、チケット引換の際にお申し出ください。

お問い合わせ

釜石市民ホールTETTO
TEL:0193-22-2266
mail:daihyo*tetto-kamaishi.jp *を@に変えて送付お願いします

備考

【駐車場について】
当ホールには、専用駐車場がございません。車でご来場の際は、市営大町駐車場など近隣の有料駐車場をご利用くださいますようお願いいたします。
 
【大町駐車場割引券サービス】
公演当日、ホール総合案内にチケットと大町駐車場券を提示いただくと、駐車1時間サービス券を2枚進呈いたします。ぜひご利用ください。

主催等

【主催】釜石市民ホール
【共催】釜石市
【後援】釜石市教育委員会
 

釜石市民ホール TETTO

釜石市民ホール TETTO

問い合わせ: TEL 0193-22-2266 / FAX 0193-22-3809 / 公式サイト
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-9

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手に入れよう!災害時に役立つスキル 釜石の小学生ら、「サバイバルマスター」目指す はじまりは…水

片山さん(奥)の指導で泥水をろ過する実験を行う子どもたち

片山さん(奥)の指導で泥水をろ過する実験を行う子どもたち

  
 災害時に役立つ技術を学ぶ子ども向けの講習会「サバイバルマスター1DAYチャレンジ!」が17日、釜石市鵜住居町の根浜海岸にある観光施設「根浜シーサイド」のキャンプ場で行われた。8つのプログラムを修了・合格すると認定される“マスター”を目指し、釜石・大槌地域の小学生5人が「ウオーター」編に挑戦。水がないと困ることや水を確保するための方法などを考え、実践することで生き抜く力を磨いた。
   
 講習会は、災害発生から3日間を生き抜く術(すべ)を伝える一般社団法人「72時間サバイバル教育協会」(大阪市)による「サバイバルマスター」養成の一環。サバイバルマスターは、▽ファイヤー(火おこし)▽ウオーター▽シェルター(雨風をしのぐ場所)▽フード(食事の確保)▽SOS(助けを呼ぶ)▽ナイフ(道具づくり)▽ファーストエイド(応急処置)▽チームビルド(避難所運営、情報収集など)―の8プログラムがあり、各講座を受けて筆記・実技試験に合格すると同協会から認定される。
   
「災害時に力を発揮できるよう一緒に学ぼう」と語りかける片山さん

「災害時に力を発揮できるよう一緒に学ぼう」と語りかける片山さん

   
 この日、講師を務めたのは同協会代表理事の片山誠さん(51)。水の確保がテーマで、子どもたちに「普段、水はどこで手に入れる?」と問いかけた。返ってきたのは「水道」「ウォーターサーバー」などの声。「災害が起こって水道が止まったら、どうする?」との問いには、「川の水をろ過する」と答えた。「それって飲めるの?」「ろ過ってどうやる?」と質問が続くと、頭をひねる子がほとんど。テレビなどで目にしたことはあっても、やってみたことはなく、実際に体験してみることにした。
  
 ペーパーフィルターで泥水をろ過してみると、うっすらと茶色く濁った水がカップに残り、子どもたちは「飲めない」と声をそろえた。ペットボトルや砂利、活性炭、ティッシュペーパーなどを使った、ろ過装置づくりにも挑み、水の状態を確認したりした。
  
楽しみながらサバイバル術を身につける子どもたち

楽しみながらサバイバル術を身につける子どもたち

  
 伊藤朱凛(あかり)さん(双葉小5年)、佐々木彩衣音(あいね)さん(平田小4年)は「東日本大震災の何倍もの地震が起きても生き残れるように、もっと知識をつけたい。8つ全部に挑戦してマスターになって、みんなを助けられるような人になりたい」と意気込んでいた。
  
 片山さんは震災後に釜石地域などでボランティア活動を行ったことをきっかけに、団体を立ち上げた。家族と2日間会えなかった子の話から、「サバイバルの力」の必要性を感じたという。講習を受けた人は全国で1000人ほどいるが、マスターに認定されているのは20数人。「合格するのが目的ではなく、スキルを習得する過程で、自分で考えたり行動しながら身につけてもらうことが大切。できることを増やし、どこでも命を守る行動ができるように、そして困っている人を助ける人になってほしい」と子どもたちを見守った。
  
「できることを増やして」と子どもたちを見守る片山さん

「できることを増やして」と子どもたちを見守る片山さん

  
 今回の講習会は東北地方で初めての開催。主催した釜石市の団体「さんつな(三陸ひとつなぎ自然学校)」の伊藤聡代表(43)は、同協会の講習を受けてインストラクターとなり継続的に行うため準備を進めてきた。18日にはファイヤー編を実施。「震災を直接体験していない子どもたちが意欲を持って学び、万一の時に生き残り、助け合うきっかけになれば」と話した。
 
 

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久しぶりの“声援”を力に8競技で熱戦 釜石大槌地区中総体 コロナ制限なく開催

コロナ制限がない通常開催は4年ぶり。釜石大槌地区中総体=17日

コロナ制限がない通常開催は4年ぶり。釜石大槌地区中総体=17日

 
 2023年度釜石大槌地区中学校総合体育大会(中総体)は17、18の両日、釜石、大槌、遠野3市町の公共体育施設や学校体育館で行われた。新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行後、初の大会。基本的に観戦者の制限は行わず、各会場の感染拡大予防策に準じる形をとった。声出し応援も解禁となり、選手たちは家族や仲間の声援を受けながら、これまでの練習の成果を思う存分発揮した。
 
 本来は9種目の大会だが、サッカーは参加1校のため今回も試合ができず、8種目での開催。ソフトテニスは地区内での会場確保が難しく、遠野運動公園テニスコートを借用して行われた。
 
 卓球は大槌町の城山公園体育館が会場。団体戦男子は4校によるトーナメント戦、女子は2校での決戦となり、シングルス4、ダブルス1で県大会出場の1枠をかけて戦った。個人戦(シングルス)には男女ともに6校から参加があり、トーナメント戦で優勝を競った。2階観客席の座席数の関係で、保護者観戦は選手1人につき2人までとなったが、選手たちは応援に力をもらい全力プレーを見せた。
 
卓球女子団体戦は甲子と大槌の対戦。チームの総力で挑む

卓球女子団体戦は甲子と大槌の対戦。チームの総力で挑む

 
 卓球男子団体戦で準優勝となった甲子中の白岩優一朗キャプテン(3年)は「点を取った時とかに拍手をもらうと、やる気がみなぎる。中学最後の大会なので家族も楽しみにしていたと思う」と、過去2年は味わえなかった会場の雰囲気を満喫。「来年は今の2年生に優勝を成し遂げてほしい」と望みを託した。自身は水泳個人(自由形50M、100M)で県大会出場が決まっていて、記録更新へさらなる努力の日々が続く。
 
 バスケットボールは大槌学園体育館で行われた。男子4校はトーナメント戦、女子3校は総当たりのリーグ戦。一昨年の新人戦で県大会初優勝を果たした男子の釜石は選手層が厚く、今大会でも大量得点を重ねて優勝。女子は一昨年の新人戦から連覇を続ける大平が今大会も他校を制し、県大会出場を決めた。
 
バスケットボール男子1回戦・釜石-大槌。釜石の強さは今年も顕在

バスケットボール男子1回戦・釜石-大槌。釜石の強さは今年も顕在

 
 大平中女子バスケ部の阿部愛華キャプテン(3年)は「チームは勢いがあり雰囲気もいい。コロナ禍の2年は道具や椅子の消毒に手間を取られるなどプレー以外の負担も大きかった。今年は多くの応援もあって頑張れる」と笑顔。「全員がシュートを入れ、自分たちのプレーをして勝ちたい」と挑んだ結果、望み通り、県大会への切符を手にした。昨年の新人戦県大会はベスト8。「今年はそれ以上を」と意気込んだ。
 
 大会前日の雨の影響で平田公園野球場のグラウンドコンディションが整わず、18日に順延となった軟式野球。少子化による生徒数の減少などで野球は年々、1校単位でチーム編成するのが難しくなっており、2校、3校で合同チームを結成し大会に出場するケースが増えている。今大会は3校ずつ2チームを結成しての対戦(大槌・釜石東・釜石―大平・唐丹・甲子)となった。
 
 試合は3回まで両チーム無得点。4回裏、走者を3塁に進めた「大槌・釜石東・釜石」は先制点のチャンス。「(大会)最後の3年生を絶対にかえす」と、釜石中2年川崎頼仁選手が放った打球はレフト前へ。待望の1点は決勝点となり、最終回で粘りを見せた「大平・唐丹・甲子」を抑え、1-0で県大会出場を決めた。重要な場面でのヒットに川崎選手は「レフト方向は得意なほう。今日はバッチリはまった」と喜びを表した。
 
4回裏、大槌・釜石東・釜石合同チームは釜石中2年の川崎頼仁選手(右下写真)のヒットで先制

4回裏、大槌・釜石東・釜石合同チームは釜石中2年の川崎頼仁選手(右下写真)のヒットで先制

 
優勝を喜ぶ3校の選手(上段)と保護者(下段)

優勝を喜ぶ3校の選手(上段)と保護者(下段)

 
 3校25人をキャプテンとして率いた釜石東中3年の小笠原颯真選手は「3校合同って本当に難しいと思うが、練習を重ねるうちにみんな仲良くなってチームとしてまとまることができた」。緊張もあったが、「チャンスでしっかり点を取れた。みんな最後まで諦めず、声を出し合い、メンバー全員で勝ち取った勝利」と胸を張った。チームの県大会目標はベスト8。これまで培ったチームワークでさらなる高みを目指す。
 
県大会出場を決めた大槌・釜石東・釜石の選手ら

県大会出場を決めた大槌・釜石東・釜石の選手ら

 
いつもの野球応援の風景が戻ったスタンド。3校の保護者も力を結集

いつもの野球応援の風景が戻ったスタンド。3校の保護者も力を結集

 
 チームを応援する家族も団結した。1塁側スタンドで太鼓を鳴らしながら熱い声援を送ったのは釜石中など3校の保護者。声を出して応援できる喜びを感じながら、選手たちを精いっぱい鼓舞した。釜石中野球部に兄弟で所属する栗澤琉彗(3年)、虹空(1年)両選手の母美香さん(45)は「どんな形であれ、野球をできることが子どもたちにとっては一番。支えてくれる人たちに感謝して頑張ってほしい」。選手たちの労をねぎらい、県大会での活躍にも期待を寄せた。
 
バレーボール女子・釜石東-大平。釜石東は攻守で力を見せつけた

バレーボール女子・釜石東-大平。釜石東は攻守で力を見せつけた

 
 各競技の地区代表が出場する県中総体は7月15~17日に県内各会場で開催される。
 
2023年度釜石大槌地区中学校総合体育大会成績一覧表

「第1回 かまいし五百円市」「第4回 かまいし百円市」の出店者を募集します

「第1回 かまいし五百円市」「第4回 かまいし百円市」の出店者を募集します

 

釜石まちづくり(株)では、「2023年7月29日(土)「第1回かまいし五百円市」 (以下、五百円市)」、「2023年9月2日(土)「第4回かまいし百円市」 (以下、百円市)」を開催します。販売商品を全て500円(五百円市)、100円(百円市)とするフリーマーケットやバザーのような形態で、“500円均一フリマ”、“100円均一フリマ”と言ったイメージです。

 

例えばこのような商品の出品を想定しています・・・
リユース可能な子供用品、持て余してしまったお歳暮や引き出物の中身、まだまだ使えるおもちゃ、ダブったガチャガチャ、ちょっとしたコレクションアイテム、端数が残ってしまったパック商品、かつての趣味の名残、ハンドメイド商品、お菓子などの食品・・・・などなど、価格を500円・100円として頂ければ、一部の取扱い禁止商品以外は何でもOKです。

 

均一価格のため販売益は限定されるかもしれませんが、五百円市・百円市ともに以下のような点に意義を見出して下さる皆様のご出店を募集いたします。
・リユースの促進による社会活動的意義
・みんなで出店する楽しさ
・街の賑わいの場づくり
・ハンドメイド作品などの販売機会
など

 

各種サークル活動などのグループをはじめ、社会福祉法人やNPO等の社会活動団体、町内会やクラブ・少年団活動等の地域活動の一環として、学校や幼稚園・PTAや保護者会の催しとしてなど、皆様のご出店をお待ちしています(個人での出店も可能です)。ハンドメイド作家さんのご出店も歓迎いたします!

 

開催概要

日時:
【五百円市】 2023年7月29日(土)10:00~14:00
【百円市】 2023年9月2日(土)10:00~14:00
場所:釜石市民ホールTETTO・ホール前広場 (両日とも)
主催:釜石まちづくり(株)
 
◇9/2(土)の百円市では、同会場・同時間帯にて「第30回釜石市ふれあい福祉まつり」も開催されます。詳細については「縁とらんす」イベントページ等での情報更新をお待ちください。

 

出店の基本情報

◎全ての商品を以下の価格で販売すること
【五百円市】500円(税込)
【百円市】100円(税込)
◎下記の品数をご用意頂けること(多い分には大歓迎!)
【五百円市】30個以上
【百円市】50個以上
◎「出店について」の要件を遵守頂けること
・参加可能枠を超えるご応募があった際は抽選とさせて頂きます
・チャリティ活動(売上は○○へ寄付、○○を支援、教育や社会福祉活動資金に充当)が伴う場合は、条件により別枠での出店が可能ですのでご相談下さい

 

出店について

◆物品の販売以外のサービスを商品として提供することはできません
(マッサージ、ヘアカット、診断、占いなど ※縁日等に類するものや主催者が要請したものは除く)
◆出店料は以下となります
【五百円市】2,000円
【百円市】 500円
◆出店スペースの広さは、幅2~2.5m×奥行1.5~2mを目安に調整させて頂きます
また、販売台、シート、釣銭等は各自でご準備下さい(主催者による両替には限りがあります)
◆会場は屋外となりますので、各自で出店時の気候対策等をお願いします
◆出店者には、釜石大町駐車場の24時間駐車券(通常800円)を500円にて斡旋いたします(団体の場合は駐車台数分の購入OK)
◆ペット等を同伴しての出店は禁止です(介助犬等を除く)
◆火器の使用や発電機の持込みは禁止です

 

取扱い禁止商品

以下の商品の取扱い及び取引は禁止といたします
 
生鮮食品など衛生管理上好ましくない物、その場で調理提供する飲食品(キッチンカーを除く)、ペット等の生き物、偽造品や盗品など法律に抵触する商品、受発注や目録を介しての後日取引を前提とした商品、取扱い資格の必要な危険物や薬品(有資格者でも不可)、公序良俗に反する物、大量の火薬類、再販売やオークション等への出品を前提とした取引
 
※大量の酒類を取り扱う場合は事前にご相談ください
※この他、主催者が不適切と判断した商品については取扱いを中止頂く場合があります

 

出店の申し込み方法

出店に関しての各種事項(開催概要、基本条件、出店について、取扱い禁止商品)を必ずご確認・ご理解のうえ、下記の出店申込書を記入して釜石まちづくり(株)までお申込み下さい。
 
・釜石まちづくり(株)の社員によるご紹介やご案内による場合は直接担当社員まで
・それ以外の場合は、釜石まちづくり(株)FAX <0193-27-8331>

 

《申込み締切》
【五百円市】7月18日(火)
【百円市】8月22日(火)

 

問合せ等については、同様に担当社員にご連絡いただくか、釜石まちづくり(株)TEL <0193-22-3607> までお願いします。

出店概要&申込書

「第1回 かまいし五百円市」の出店概要&申込書
PDF版(829KB) / Word版(32KB)

 

「第4回 かまいし百円市」の出店概要&申込書
PDF版(835KB) / Word版(31KB)

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

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釜石・建設関連の職人が高齢者支援 全建総連「住宅デー」で住まいをボランティア修繕

釜石建設組合「第46回住宅デー」地域奉仕活動

釜石建設組合「第46回住宅デー」地域奉仕活動

 
 釜石建設組合(佐々木正雪組合長、235人)は18日、市内の高齢者世帯を対象に住宅の不具合を改善するボランティア活動を行った。全国建設労働組合総連合(全建総連)が6月に推進する「住宅デー」の活動の一環。申し込みのあった7軒で組合員7人が要望箇所の修繕や必要とする設備の取り付けなどを行い、依頼者に喜ばれた。
 
 46回目となる住宅デーは、地域に奉仕することで組合員の存在感を高めるとともに組織拡大につなげようと展開。釜石では前身の「大工組合」の時代から奉仕活動を続けており、近年は高齢者の安全安心な住環境を支援しようと、軽微な住宅修繕を行っている。
 
 市広報で依頼者(先着10人)を募集。今年は15人の応募があり、下見の結果、同活動で対応可能な7軒を訪問した。階段の手すり設置、雨戸・網戸のと車調整、壁や軒下の一部補修、室外機の小屋根設置―などを実施。工賃は無料で、依頼者は材料費だけ実費負担した。
 
平田の住宅で門の外壁タイルの補修を行う鈴木利治さん(鈴木左官)

平田の住宅で門の外壁タイルの補修を行う鈴木利治さん(鈴木左官)

 
 平田の橘内道子さん宅では敷地門の剝がれたタイルの補修を依頼。鈴木左官(唐丹町)の鈴木利治代表(49)が作業にあたった。「家の入り口なので気になっていたが、どこに頼めばいいか分からなくて。ちょうど広報で募集を見つけ、ダメ元で電話をかけた。地元の職人さんがやってくれるのは安心につながる」と橘内さん。専門業者の確かな技術を喜び、感謝した。
 
作業を視察する佐々木正雪組合長(右)と依頼した橘内道子さん(同隣)

作業を視察する佐々木正雪組合長(右)と依頼した橘内道子さん(同隣)

 
 同組合は大工のほか内装、板金、電気、配管、土木など、住まいに関わるあらゆる業種の職人で組織する。佐々木組合長(73)=佐々正建設(甲子町)=によると、組合員数は年々減少。高齢による退職、少子化などでの職人のなり手不足が顕著になってきている。佐々木組合長は「地元での仕事の受注増、若手の育成が課題。こうした奉仕活動を通じて地元職人の存在を知ってもらい、住民に頼ってもらえるようにしていきたい」と話した。同組合事務所は上中島町4丁目に置く。
 
佐々木組合長は組合員の近況なども聞き取った

佐々木組合長は組合員の近況なども聞き取った

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釜石産ブドウのワイン堪能 ソーシャルファーム&ワイナリー、新酒お披露目会

釜石ワインの新酒を待ちわびた市民ら

釜石ワインの新酒を待ちわびた市民ら

  
 釜石産ブドウを100%使ったワイン造りに取り組む「ソーシャルファーム&ワイナリー」は16日、2022年産新酒のお披露目会を釜石市港町のイオンタウン釜石で開いた。今季の「釜石ワイン」は混醸(こんじょう)の白2種に仕上げ、計約100本限定で販売。軽食とともに試飲した市民らは「心のこもった深い味わい」に酔い、次々と“お買い上げ”した。
   
 ソーシャルファームは、遠野市のNPO法人遠野まごころネット(小松正真理事長)が東日本大震災の被災地の活性化、被災者や障害者らの雇用創出などを目的に創設した事業の一環。釜石・甲子町で運営する障害者自立支援施設「まごころ就労支援センター」(山本智裕施設長)の農福連携事業として、14年からブドウを育て、ワイン造りに取り組んでいる。
   
 昨秋は約20アールの畑から約130キロを収穫した。シャルドネやリースリングなど6種の白ブドウを混醸させた「釜石ブラン」はすっきりした飲み口が特徴で、食前酒におすすめ。白、赤ブドウを同じタンクで「マロラクティック発酵」(乳酸菌がワインに含まれるリンゴ酸を乳酸と炭酸ガスに分解する発酵)させた白「釜石アッサンブラージュ」はまろやかだが、キリッとした酸味が感じられる一品。いずれも、750ミリリットル入りで価格は2500円。
   
「乾杯!」。お披露目会で新酒を楽しむ参加者

「乾杯!」。お披露目会で新酒を楽しむ参加者

   
 お披露目会には新酒を楽しみにしていた市民や関係者ら約50人が集った。小松理事長(44)は「この地でブドウ栽培、ワイン造りに挑戦し、間もなく10年になる。心の込もった味わいを楽しんでほしい。これからも、地域発展の力になるよう取り組んでいく」とあいさつ。釜石ワインのほか、遠野産の3種類も紹介され、参加者が飲み比べを楽しんだ。
  
 毎年味わっているという鵜住居町の佐々木博幸さん(67)は「年数がたって、いい味になってきた。品種をミックスして、あっさりしながら深みもある味わい。乳酸菌発酵という新たな試みで、いろんな味を楽しめるようになっている」と堪能した。
  
「新酒をどうぞ」。関係者がおもてなしした

「新酒をどうぞ」。関係者がおもてなしした

  
 ファームでは、同センターを利用する10~50代の30人ほどがブドウ栽培に携わる。畑の草刈りやせん定、収穫などの作業に一丸となって取り組んでいて、施設利用者の佐藤弘一朗さん(28)は「大変なこともあるけど、ブドウたちの成長を見ながらできるから楽しい。みんなの協力があってこそのおいしいワインができたので、たくさんの人に味わってほしい」と願った。ラベルやチラシのデザインも利用者が担当。「釜石と言えば」をテーマにしたラベルでは、海やウミネコなどがモチーフになった。
  
釜石ワインの新酒に目を細める関係者や市民ら

釜石ワインの新酒に目を細める関係者や市民ら

  
会場で販売された釜石産、遠野産ワイン

会場で販売された釜石産、遠野産ワイン

   
 醸造を担当した同センターの職業指導員荒川哲也さん(35)は「おいしい」との声を聞き、「受け入れられて、ほっとした。今季のワインはアルコール度数が9%程度だが、醸造の技術を磨いて度数を上げたり、スパークリングにも挑戦してみたい」と意欲を高めていた。
   
 今季の釜石産はお披露目会で多くの人が手に取っており、品薄になっているとのこと。購入などの問い合わせは、まごころ就労支援センター(電話0193・55・5100)へ。