大震災後に唐丹小・中学校で苦楽を共にした卒業生、教員、住民が新校舎を見学

唐丹小・中学校 苦難乗り越え新校舎へ〜卒業生、住民ら喜びの「同窓会」

大震災後に唐丹小・中学校で苦楽を共にした卒業生、教員、住民が新校舎を見学

大震災後に唐丹小・中学校で苦楽を共にした卒業生、教員、住民が新校舎を見学

 

 2月20日から新校舎での授業が始まった唐丹小、唐丹中に5日、卒業生や教職員、地域住民ら約50人が集い「新校舎完成を祝う同窓会」を開いた。ぬくもりが感じられる木造をコンセプトに建てられた体育館や校舎を見学。児童・生徒の「学び」の復興を後押しする新校舎の設備と、震災後大きく変化しつつある周囲の景観を目に焼き付けた。

 

 同窓会は、昨年11月に組織した唐丹小中学校完成記念行事実行委員会(河東真澄委員長)が主催。中学校の2010~15年度卒業生、震災以降に両校に在職し転勤した教員や地域住民らに参加を呼び掛けた。

 

 教員と卒業生は震災で全壊した旧唐丹小に在校、あるいは平田小での同居授業を経験。半壊した中学校の校舎にも立ち入りができず、体育館を仕切っての授業を経て、12年1月から4年余りにわたり仮設校舎で授業を継続した。

 

 中学校の校舎跡地に建つ真新しい体育館に集まった参加者は、緩い斜面に階段状に連なる2階建て5棟の校舎を巡った。「迷いそう」「どの場所が一番、いい景色を見られるか」などと話しながら見学を楽しんだ。

 

 体育館では、新校舎完成までの動きや地域住民に見守られて生き生きと活動する児童・生徒の様子を記録映像で再現。震災後、小・中の校長を務めた4人のメッセージも紹介された。また、郷土芸能の「本郷桜舞太鼓」が勇壮な音を響かせ、祝い気分を盛り上げた。

 

 釜石中の三浦誠教諭(49)は10年度から4年間、唐丹中に在職し同僚教員、生徒、住民と苦楽を共にした。「大きな打撃を受けた家族や地域の生活に加え、体育館での授業も生徒には大変だったろう。先生は生徒の心を支え続けた。生徒は友達と一緒の時間を大事にした。当たり前の日常のかけがえのなさを感じたようだった」と振り返った。

 

 震災当時、唐丹小6年生で同級生15人と卒業式を目前にしていた尾形拓真君(18)は1日に釜石商工高(電子機械科)を卒業、間もなく市内に就職する。自宅は流失。無事だった家族と仮設住宅を経て、最近戸建ての新居に移った。「体育館での授業は、ほかの音楽の授業の音が聞こえたりしたが、苦にはならなかった。それも楽しかった気がする。鉄骨(プレハブ)の仮設校舎も嫌ではなかった」と振り返り、「木の校舎はいい感じ」と後輩たちへの何よりのプレゼントを喜んだ。

 

 尾形君の同級生のうち数人は、進学や就職でふるさとを離れる。新校舎での「同窓会」は、尾形君たちの年代の巣立ちを祝い、新生活へのエールでもあった。

 

 唐丹小・中の新校舎落成式・祝賀会は4月を見込む。同実行委員会は8月の月遅れ盆に合わせ、校舎見学会と写真展を予定する。学校施設は、旧体育館と仮設校舎の解体後、新年度内に校庭、プールが整備される。

 

(復興釜石新聞 2017年3月11日発行 第570号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

広報かまいし2017年3月15日号(No.1660)

広報かまいし2017年3月15日号(No.1660)

広報かまいし2017年3月15日号(No.1660)

 

広報かまいし2017年3月15日号(No.1660)

広報かまいし2017年3月15日号(No.1660)

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 3,348 KB
ダウンロード


 

【目次】
表紙:プレートを壊して、高台へ逃げろ!
P02:市長メッセージ 東日本大震災から6年を迎えて
P04:復旧・復興の足どり
P06:4月1日から市の組織機構の一部が変わります
P08:市役所の一部の電話番号が変わります
P10:まちの話題
P12:保健案内板
P14:まちのお知らせ
P16:釜石消防署小佐野出張所の業務終了について、住宅の自力再建支援策を拡充しました、みんなでごみ減量へチャレンジ5

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1208340_2596.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
首都圏などから50人余りが集った「釜石応援サミット」

釜石応援団 今年も東京でサミット、ふるさと復興にエール〜震災6年追悼式へ、献花代3万円を寄付

 首都圏などから50人余りが集った「釜石応援サミット」

首都圏などから50人余りが集った「釜石応援サミット」

 

 東日本大震災から6年目を迎える「ふるさと釜石」の復興にエールを送ろうと、「釜石応援サミット」が2月25日、東京都渋谷区の東放学園音響専門学校で開かれた。震災後、首都圏に在住していた30代の釜石出身者を中心に結成された有志団体「釜石応援団あらまぎハート」が主催し、今回で6回目。今回も、首都圏在住の釜石出身者などでつくる「釜石はまゆり会」が後援し、54人が集った。

 

 はじめに、「希望学」をテーマに、震災前から釜石をフィールドに調査研究に取り組む東大社会科学研究所の大堀研助教が「釜石の若者グループとこれからのまちづくり」と題して講演した。続いて、小学生の時に被災し、その後、復興への思いをさまざまな形にしてきた寺崎幸季さん(釜石高3年)を迎えてトークセッション。

 

 さらに、釜石シーウェイブスの試合でフェースペイントを行うなど釜石関連のイベントに積極的に参加している岡本淳子さん(45)、釜石応援団代表で鹿児島市在住の松田哲大さん(41)、東京からUターンし現在は釜石まちづくり会社の社員として復興に尽力する下村達志さん(41)が加わり、それぞれの立場から釜石との関わり方、気付いたことなど意見を交わした。

 

 最後は、ブランド定着を目指す釜石市片岸町室浜漁港の「かまいし桜満開牡蠣」について学ぶ模擬授業が行われ、PRを手伝う釜石出身で千葉県在住の八重垣恵さん(44)が講師を務めた。

 

 交流会では、釜石の地酒「浜千鳥」を飲みながら、手作りの「かまだんご」やサンマのみりん干し、釜石から取り寄せた懐かしいお菓子などを食べながら親睦を深めた。

 

 松田さんは「釜石のために何かしたいという、皆さんの優しさを無駄にしないよう、思いを集めて形にしたり、釜石に届けるお手伝いができたらうれしい。今後も続けていきたい」と話した。

 

震災6年追悼式へ、献花代3万円を寄付

 

 釜石応援団の下村達志さん(41)らは8日、釜石応援サミットの参加費の一部3万円を、震災6周年犠牲者追悼式の献花代として市に寄付した=写真。

 

震災6年追悼式へ、献花代3万円を寄付

 

 下村さんのほか、菅原澄さん(41)、山﨑可奈子さ(40)、里帰り中の石川美奈子さん(38)が市役所を訪ね、野田武則市長に義援金を手渡した。サミット参加者57人分の記帳簿も合わせて届けた。

 

 下村さんは「(サミットは)年に一回ふるさとの人たちが顏を合わせる同窓会のような場所。参加人数は減っているが、思いがあって来てくれているので楽しみになっている。10回は続けたい」とサミットの意義を強調。菅原さんは「これからの釜石を引っ張っていく若い人たちが参加することで、メンバーの増強や応援団の活性化にもつながる」と期待した。

 

 野田市長は「応援し続けていただき心強い」と感謝。2019年のラグビーワールドカップに向け、情報を伝える機会や輪の広がりへのさらなる力添えにも期待を示した。

 

(復興釜石新聞 2017年3月11日発行 第570号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

平田復興住宅の玄関を彩るひな飾り。震災後、二川さん(右)が集めた約30点が、心温まる世界をつくり出す

一人暮らしを癒やす ひな飾り〜平田復興住宅二川さん、震災後に集めた30点

平田復興住宅の玄関を彩るひな飾り。震災後、二川さん(右)が集めた約30点が、心温まる世界をつくり出す

平田復興住宅の玄関を彩るひな飾り。震災後、二川さん(右)が集めた約30点が、心温まる世界をつくり出す

 

 釜石市平田の復興住宅で暮らす二川訂子さん(80)は、震災後に集めた30点以上のひな飾りで自宅の玄関を彩っている。同住宅の住民らが訪れ、小さなひな飾りが作り出す、ほのぼのと心温まる世界を味わっている。

 

 震災前から平田に暮らす二川さんは、季節に合わせた模様替えが好きで、正月、ひな祭り、クリスマスなどの小物を集めては自宅の玄関に飾って楽しんできた。震災で自宅が全壊し、仮設住宅での生活を経て2014年春に現在の住まいに移ったが、その間に少しずつ小物を収集。飾り付けも続けてきた。

 

 ひな飾りの大半は高さ5~20センチほどの「男びな」と「女びな」が対となっており、市内の雑貨店などで購入してきた。陶磁器製や布製のもので、愛らしい表情が印象的。タペストリー、つるしびな、同住宅の住民が折り紙で手作りしたつるし飾りもある。

 

 「来た人が戸を開けて飾りを見た時の表情を見るのが楽しみ。喜んでもらうとうれしい」と二川さん。ひな飾りを見にきた復興住宅の住民と会話も楽しんでいる。小野寺民子さん(75)は「いろいろ大変なことがあっても、ここに来ると癒やされる。目の保養」と柔らかな表情を見せた。

 

 震災から6年。二川さんは仮設住宅での生活が1年ほど過ぎた12年10月に夫幸一さん(享年78)を亡くし、現在は一人暮らしだ。普段は好きな音楽を聴いたり、テレビを見ながらゆったりとした時間を過ごしている。震災前から変わらず続ける季節の飾り付けが自身の生活の彩りにもなっている。ただ、「鉄の扉を閉じて家にいるばかりじゃ息がつまる」と週2回ほど、月日の流れの中で深まった仮設や復興住宅、地域の仲間とともに集会所でカラオケを楽しんで発散。「誰に何を言われようが、生きているうちは小物を集めて飾り続けるし、やりたいことをやって楽しむ」と笑う。

 

 ひな飾りは3日の桃の節句でお片付け。次回の模様替えは端午の節句(5月5日)にちなんだ五月人形を飾る予定だ。

 

(復興釜石新聞 2017年3月8日発行 第569号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

山林内にある八十八ヶ所の石仏を巡礼するボランティアら

「釜石八十八ケ所」再興へ〜震災復興の象徴に、小川の山林 荒れた霊場 復活へ整備

霊場整備や巡礼に参加した人たち。左上の建物は「金剛山遍照院」

霊場整備や巡礼に参加した人たち。左上の建物は「金剛山遍照院」

 

 東日本大震災から間もなく6年―。犠牲者の七回忌を前に、釜石市小川町2丁目北側の山林内にある「新四国八十八ヶ所霊場」で4、5の両日、ボランティアによる整備活動が行われた。1956、57(昭和31、32)年ごろ、市内で金物店を営んでいた弘法大師信者の故・前田豪治郎(ひでじろう)さんが、大病から命を救われた恩返しにと私財を投じて開山した釜石霊場。檀家(だんか)の前田家親族から相談を受け、霊場再興に取り組んできた駒木山不動寺(駒木町)の住職補佐、森脇妙紀さんは「慰霊、巡礼とともに健康増進、交流の場になれば」と名所復活に期待を込める。

 

 霊場整備には「北海道八十八ヶ所霊場会」(阿部眞猛会長=高野山真言宗眞弘寺住職)が協力。釜石のボランティアとともに、損壊していた石仏の修繕や山道などの整備にあたった。震災後の支援で不動寺との縁をつないだ眞弘寺の阿部真秀副住職(40)は「思いに共感した仲間とご奉仕させてもらえてうれしい。地元の皆さんがこの場所に親しみを持ち、心の支えになれば」と作業に精を出した。箱崎町で被災し、今月復興住宅に入居予定の小林茂太郎さん(70)は「子どものころ遠足で来た思い出がある。周辺の環境も良いので、ぜひ多くの人に足を運んでほしい」と願った。

 

釜石霊場入り口の石像を修繕する北海道霊場会の僧侶ら

釜石霊場入り口の石像を修繕する北海道霊場会の僧侶ら

 

 作業の後は地元信者らも集まり、眞弘寺檀家の安友キクさんから贈られた手編みのよだれかけを石仏一体一体に奉納しながら巡礼した。安友さんは4年前に大病を患ったが、被災地の役に立てることに喜びを感じ、2回(各90枚)にわたり気持ちを寄せてくれたという。

 

北海道の安友キクさんから贈られた「よだれかけ」を奉納

北海道の安友キクさんから贈られた「よだれかけ」を奉納

 

 全国各地に見られる写し霊場は、四国の巡礼(お遍路)に行けない人のために同じ功徳にあずかることができるよう考え出されたもの。前田さんは真言宗総本山の高野山金剛峯寺の許可を得て、四国八十八ヶ所の各札所の御砂を持ち帰り、建立した各本尊の石仏の下に埋めたという。八十八ヶ所の隣には観音様の「新西国三十三ヶ所霊場」も整備されている。「規模的にも価値の大きい場所。しっかりとした組織を作り保存に力を入れていくべき」と北海道霊場会の阿部会長(69)。

 

山林内にある八十八ヶ所の石仏を巡礼するボランティアら

山林内にある八十八ヶ所の石仏を巡礼するボランティアら

 

 釜石霊場は近年、訪れる人が減っていた。一昨年から始まった再興への取り組みは、この場所の存在を若い世代にも広めている。宗派や信仰の枠を超え、文化財探訪や自然散策などさまざまな魅力を感じてもらえる場所。市の観光審議会委員も務める森脇さんは「釜石の交流人口増加にもつながれば」と話した。

 

(復興釜石新聞 2017年3月8日発行 第569号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

チームスマイル・釜石PIT 健康体操教室

チームスマイル・釜石PIT 健康体操教室

チームスマイル・釜石PIT 健康体操教室

 

運動指導のプロフェッショナルと一緒に身体を動かしましょう。腰痛予防や肩こり解消体操など、毎月テーマをきめて開催しています。

 

開催日

2017年3月15日(水) 10時〜(開場 9:30)

会場

チームスマイル・釜石PIT
釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内
※会場に駐車場はありません

概要

・対象 どなたでも参加できます
・人数 30人程度
・講師 健康運動実践指導者 佐久間定樹さん

主催

釜石まちづくり株式会社
問い合わせ 電話 0193-22-3607

 

《今後の開催日について》
毎月第3水曜日(基本) 10〜11時
4月19日(水)、5月17日(水)

 

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

Meetup Kamaishi 2017 - オープンシティ釜石

Meetup Kamaishi 2017〜釜石のお宝&鉄人発掘博覧会

Meetup Kamaishi 2017〜釜石のお宝&鉄人発掘博覧会

 

本イベントは終了しました。今年もたくさんの方々にご参加頂き、有難うございました!

 

釜石シティプロモーション推進委員会では、2017年3月18日から20日までの期間を、釜石のおいしい、楽しい、わくわくを発見する特別な3日間として、「オープンシティフォーラム2017」、「ラグビーフォーラム」、市民が鉄人として、釜石の人や歴史、文化、食といった様々な魅力を体感できる21の観光体験プログラムを提供する「Meetup Kamaishi」などで構成するイベント「Meetup Kamaishi 2017」を開催いたします。

 

開催期間:2017年3月18日(土)〜20日(月・祝)
開催場所:釜石市内各所
主催:釜石シティプロモーション推進委員会

[事務局]一般社団法人 三陸ひとつなぎ自然学校、釜石市総務企画部総合政策課オープンシティ推進室

後援:岩手県沿岸広域振興局、釜石市
お問い合わせ:電話 0193-22-2111(内線192)、メール meetupkamaishi@gmail.com

 

各イベントやプログラムの詳細は、公式サイトをご覧ください。

 

Meetup Kamaishi 2017 – オープンシティ釜石

Meetup Kamaishi 2017 〜釜石のお宝&鉄人発掘博覧会〜 岩手県釜石市のおいしい楽しいわくわくを発見する特別な3日間
リンク


 
 

【3/18開催】オープンシティフォーラム2017

 

オープンシティフォーラム2017

 

2015年9月に国連が採択した「持続可能な開発目標」は、よりよき未来を実現するために、今後15年かけて取り組むべき17の目標と169のターゲットを定めたものです。これに私たちの地域社会はどう向き合っていくのか。世界から選ばれる地域の条件とは何か。世界の新しい潮流を学び、釜石の可能性を探求します。

日時

2017年3月18日(土)16時~18時30分(開場:15時30分)

場所

チームスマイル・釜石PIT(釜石情報交流センター内)

入場

入場無料(申込不要・入退場自由)

内容

■キーノートスピーチ
「SDGsとは何か ~世界の共通言語をまちづくりに生かす~」
【講師】
川久保 俊 氏(法政大学デザイン工学部建築学科専任講師)
■パネルディスカッション
「持続可能な地域とは何か ~釜石が“選ばれる”場所になるために~」
【パネリスト】
川久保 俊 氏(法政大学デザイン工学部建築学科専任講師)
山﨑 直子 氏(UBS銀行東京支店ウェルス・マネジメント本部ディレクター)
小安 美和 氏(株式会社Will Lab 代表取締役・釜石市地方創生アドバイザー)
鹿野 順一 氏(NPO法人@リアスNPOサポートセンター代表理事)
伊藤 聡 氏(一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校代表理事)
【モデレーター】
石井 重成(釜石市総合政策課オープンシティ推進室長)
■ローカルベンチャーサミット
釜石で新しい価値を生み出す起業志望者によるアイデアピッチ

問合せ

釜石市総合政策課オープンシティ推進室
TEL:0193-22-2111(内線132)

 
 

【3/18開催】Meetup Kamaishi 交流会

Meetup Kamaishiに参加し、釜石を訪れた皆様と釜石市民の交流会を開催します。皆様と釜石のご縁に感謝し、新しい出会いや絆が生まれる場です。

日時

2017年3月18日(土)19時~21時

場所

ホテルサンルート釜石 鳳凰の間

会費

3,500円 ※会費は当日会場で承ります。

申込締切

3月15日(水)

申込方法

以下の申込フォーム又は電話にてお申込み下さい。
【申込フォーム】 https://goo.gl/jyCpC7
【電話】釜石市総合政策課オープンシティ推進室 0193-22-2111(内線192)

 
 

【3/19開催】ラグビーフォーラム

 

ラグビーフォーラム

 

ラグビーワールドカップ2019™開催を契機に、釜石のラグビーを地元の観光推進にどう活かしていくのか。地域の交流促進とインバウンド(訪日外国人旅行)推進の方法を探ります。

日時

2017年3月19日(日)16時~19時(開場:15時30分)

場所

チームスマイル・釜石PIT(釜石情報交流センター内)

入場

入場無料(申込不要・入退場自由)

内容

■オープニングセッション
釜石シーウェイブスRFCのダラスタタナ選手と村田オスカロイド選手からプレゼンテーション
~外国人選手から見た釜石のインバウンドとラグビーへの想い。2019年への抱負~

■パネルトークセッション
ゲストパネラーとゲストプレーヤーによるパネルトーク
~釜石のインバウンドとラグビー①~
【ゲストパネラー】
山口 祥義 氏(佐賀県知事)
稲沢 裕子 氏(日本ラグビー協会理事・読売新聞調査研究本部主任研究員)
佐野 慎輔 氏(笹川スポーツ財団上席特別研究員・産経新聞特別記者)
桜庭 吉彦 氏(釜石シーウェイブスRFCゼネラルマネージャー)
【ゲストプレーヤー】
ダラス タタナ 選手(釜石シーウェイブスRFC)
村田 オスカロイド 選手(釜石シーウェイブスRFC)
【ファシリテーター】
浜登 寿雄 氏(RWC2019釜石開催支援連絡会幹事・釜石シーウェイブスRFC常任理事)

■キーノートレクチャー
山口祥義佐賀県知事による基調講演 ~2019年の釜石~

■ダイアローグセッション
ゲストパネラーが来場者アンケートを選び、会場を交えてのトークセッション
~釜石のインバウンドとラグビー②~

問合せ

釜石市ラグビーワールドカップ2019推進室
TEL:0193-22-2111(内線105)

 
 

【3/18〜20開催】『釜石 photo library』写真展

プロのカメラマンが撮影した四季折々の風景、郷土芸能など釜石の魅力的な写真素材をストックした「釜石 photo library」というホームページを今春にリリースします。公開前のライブラリーの中から厳選した写真を、ひと足先にお披露目します。

日時

2017年3月18日(土)~20日(月・祝)9時~22時 ※最終日は17時まで

場所

釜石情報交流センター 1階 ラウンジ

 
 

【3/18〜20開催】Meetup Kamaishi 鉄人たちが案内する21の体験プログラム

 

鉄人たちが案内する21の体験プログラム

 

01. 三陸釜石のワカメは日本一!ワカメの収穫と塩蔵体験ツアー
02. リラクゼーション乗馬 〜心もからだもリフレッシュ〜
03. ホースセラピーの仕事体験 〜馬に癒やされながら、馬の力を体感〜
04. 若き南部杜氏と浜千鳥酒蔵見学
05. 古民家で仕込む味噌造り体験&醗酵食ランチを楽しむ会
06. 地元の名水にこだわった石窯ピザ作り体験
07. 豆のうまみをまるごと味わう! 〜昔ながらの豆腐づくり体験〜
08. 水の違いが味の違い!? さまざまな水で抽出するコーヒー飲み比べ
09. [親子限定企画]五感で感じるコーヒー手焙煎体験
10. [釜石ラーメンスタンプラリー]ラーメンのまち釜石で、お気に入りの一杯を見つけよう
11. わかめ漁師・久保宣利に弟子入りプログラム
12. 神宿る地、尾崎半島クルーズ
13. 魚食に感謝!! かまいし桜満開牡蠣ができるまで
14. 釜石大観音仲見世通り 春の流しそうめんまつり
15. 鉄のまちで鉄ものづくり △tetsumono△ 工場見学
16. プロカメラマンの指導付 栗林フォトリップ
17. 森の手入れを知ろう! 間伐現場見学&間伐材でmy箸づくり
18. 「三陸鉄道」満喫の旅 震災支援で製造した車両に乗る・知る・洗い隊
19. BBQや災害時に、安くて便利なロケットストーブ作り 〜お茶っこ&世界の水辺を旅するスライドトーク〜
20. 〜求む!新しい村づくりの仲間たち〜 避難道・絆の道をみんなの力で整備しよう!
21. 歴史と技術のミュージアム・釜石製鐵所工場見学

 

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

みんなの大漁の願いを込めて、自分の体より大きな魚を描いた園児

カラフルなお魚、壁を泳ぐ〜再建の組合明るくPR

みんなの大漁の願いを込めて、自分の体より大きな魚を描いた園児

みんなの大漁の願いを込めて、自分の体より大きな魚を描いた園児

 

 釜石市浜町の釜石水産物商業協同組合(赤崎光男理事長)の建物外壁が、カラフルな魚の絵で彩られている。描いたのは天神町のかまいしこども園(藤原けいと園長、園児101人)の年長児16人。2月28日、完成した絵の見学をしようと園児が同組合を訪れた。

 

 同組合は震災で旧釜石魚市場内の事務所が全壊。新しい施設は昨年5月に完成した。目の前にある新魚市場の完成を控え、「魚のまち」をPRする方法を考えていた赤崎理事長が同園に壁画を依頼。園児は2組に分かれて絵を描き、2日間で完成させた。

 

 壁に描かれた彩り豊かな魚たち。園児によると、クジラやマンボウ、サメ、マグロなど…。リボンを付けたイルカは中村萌音(もね)ちゃん(6)の作品。赤い体に緑色のしっぽ、青いヒレの魚を描いた佐々木なつめちゃん(6)は「いろんな色を使ったのはおもしろくしたいから。描くの楽しかった。じょうでき」と満足げだった。

 

 園児は、出迎えた赤崎理事長に「大きな絵を描かせてくれてありがとう。この魚のように大きくなります」とお礼の言葉と手作りのメッセージカードをプレゼント。赤崎理事長は「大人とは違った子どもたちの発想で殺風景な壁が明るく親しみやすくなった」と感謝した。

 

 同組合は組合員向けの卸を行っているが、一般消費者向けの販売コーナーも設置し、地元の海産物、地域内外の加工品などを扱っている。販売は午前5時ごろから正午まで。赤崎理事長は「卸なので安いですよ」と気軽な利用を呼び掛ける。

 

 問い合わせは同組合(電話0193・22・2025)へ

 

(復興釜石新聞 2017年3月4日発行 第568号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

燃え広がる山林火災

箱崎町仮宿で林野火災、9ヘクタール焼く〜防災ヘリも出動、1日までに鎮圧

燃え広がる山林火災=28日午後6時53分(釜石大槌地区行政事務組合消防本部提供)

燃え広がる山林火災=28日午後6時53分(釜石大槌地区行政事務組合消防本部提供)

 

 2月28日午後5時半ごろ、釜石市箱崎町仮宿の山林から煙が出ているのが確認され、釜石大槌地区行政事務組合消防本部と県防災ヘリコプターが消火活動を展開、1日午後3時過ぎに鎮圧状態となった。市によると焼損面積は約9ヘクタールで、建物や住民、消防関係者に被害はなかった。

 

 現場は仮宿地区から西側の桑の浜地区を結ぶ、両石湾に面した市道桑の浜―仮宿線に沿った山林で、仮宿から約1キロ付近。近くに民家はなく、道の両側は急斜面で、スギや雑木林が広がる。

 

 市は28日、出火が確認された直後に災害警戒本部を設置し、周辺地域の住民に注意を喚起。同7時40分、災害対策本部に切り替えた。火は西寄りの弱い風で燃え広がり、1日未明、仮宿地区の住民1人が自主避難した。

 

 28日深夜までの消火活動では制圧できず、警戒態勢へ。1日早朝から防災ヘリを加えて消火活動を再開し、午後2時50分、陸上と空から鎮圧を確認した。

 

 2日間にわたる消火活動で、釜石、大槌両消防署、消防団の車両延べ48台、約380人が出動。急な斜面の全域に張り付き、ジェットシューター(簡易消火装備)を背負った人海戦術で消火を続けた。防災ヘリは釜石市の日向ダムで取水し、16回の消火活動で総量9200リットルの水を投下した。

 

 鎮圧後も消防署、消防団が警戒を継続。広域消防本部は「3日も現場での警戒、監視を継続しているが、警戒活動での確認と天候の推移によって鎮火宣言を検討する」とした。

 

 釜石市で今年発生した火災は4件(大槌町1件)で、林野火災は初めて。釜石警察署と消防は今後、焼損面積や出火原因を調べる。

 

(復興釜石新聞 2017年3月4日発行 第568号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

献血へのご協力のお願い

献血へのご協力のお願い

献血へのご協力のお願い

 

間もなく震災から6度目となる3月11日を迎え、各地で祈りや追悼の催しが行われます。

 

復興が進む事により取り戻しつつある日常が存在する中、“この特別な日を、どのように過ごしていいかわからない・・”と、心理的な葛藤を抱える方も多いように感じます。そして、おそらくそれは今後数年・数十年と続くものと思います。

 

そうした背景を感じながら色々と考えた結果、これから先この3月11日を“命を救う力に繋げる日”に出来ないかと思うに至りました。

 

起こった出来事を忘れず深い追悼の祈りを捧げるとともに、その先へと踏み出すきっかけを生むには、命を救う力に繋がる活動が大きな意義を持ち得るのではないかと考え、今回は、釜石情報交流センターに岩手県赤十字血液センターの献血バスを派遣して頂く事としました。

 

献血へのご協力のお願いチラシ

献血へのご協力のお願いチラシ表

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 643 KB
ダウンロード


 

献血へのご協力のお願いチラシ

献血へのご協力のお願いチラシ裏

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 681 KB
ダウンロード


 

献血の実施について

 

開催日時

2017年3月11日(土) 10時45分~16時30分

会場

釜石情報交流センター(敷地内の大型車駐車場)
〒026-0024 釜石市大町1-1-10 TEL:0193-27-8751

実施方法

岩手県赤十字血液センターより献血バス派遣
≪ 献血バスは400ml献血のみの実施です ≫

募集人数

50名程度

参加方法

当日直接のご来場も可能ですが、円滑な実施(待ち時間軽減・献血可否の事前確認等)のため、なるべく事前のエントリーをお願いします。

 

<事前申込/簡単な問合せ>
釜石情報交流センター(釜石まちづくり株式会社) TEL: 0193-27-8751
<献血の可否に関する詳細な問合せ>
岩手県赤十字血液センター・献血推進課 TEL: 019-637-7201

 

※お薬を服用していても献血が可能な場合もありますのでお問合せください

 

ご協力下さった方へ

 

岩手県赤十字血液センターより
●献血終了後のお飲み物 ●献血カード(献血手帳)
●血液検査成績(7~8項目の血液データ)の後日郵送
をご提供いたします。

 

また、釜石まちづくり(株)より、今回の献血実施の趣旨に沿い
●防災備蓄用非常食(缶入りビスコ または パンの缶詰)をプレゼントいたします。

 

多くの皆様のご協力をお待ちしております。

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

卒業する釜石高ナイン。甲子園出場の記念碑を囲んで

甲子園初勝利の釜石高ナイン〜「鋼鐡の意志」で新たなステージへ

 卒業する釜石高ナイン。甲子園出場の記念碑を囲んで

卒業する釜石高ナイン。甲子園出場の記念碑を囲んで

 

 昨年春のセンバツ大会で釜石高に甲子園初勝利をもたらしたナインの主力が卒業を迎えた。あの夢舞台から1年。後輩から記念のバットを贈られた卒業生は「鋼鐵の意志(はがねのこころ)甲子園出場」と刻まれた記念碑を前に、新たなステージでの”勝利”を誓った。

 

 控えの捕手、主将としてチームを引っ張った菊池智哉君は岩手大理工学部に進む。センバツ開会式で選抜旗を持ち、ナインの先頭に立って入場行進。2回戦の滋賀学園戦では最後のバッターとなり、三振で涙をのんだ。「甲子園での勝利は次のステップへ自信を持てた。人生これから、頑張っていきたい」

 

 「切り込み隊長」と刻まれたバットを手にした奥村颯吾君も岩手大理工学部に進む。小豆島との対戦で殊勲のV打。「大学でも、あの勢いで。将来のことは、それから考えます」と明るく笑った。

 

 肩痛をこらえながら甲子園で2試合を投げ抜いたエース岩間大君は中央大経済学部へ。「1球ごとの大歓声。本当に楽しかった」。野球は封印し、中学・高校の教師を目指して夢を追い続ける。

 

 鉄壁の遊撃手、守備でチームを盛り立てた石崎仁鵬(のりたか)君は薬剤師を目指して進学する。「甲子園の大歓声が今も耳に残っている。自分の宝物、自信になった」

 

 チームの”主砲”を担った菊池勇貴君は震災で被災し、今も鵜住居町の仮設住宅で暮らす。「甲子園出場は夢のよう。震災の時に支えてくれた方々への恩返しにもなった。進学して本当の目標を確かめたい」。県内の大学を受験し、合否発表を待つ。

 

(復興釜石新聞 2017年3月4日発行 第568号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

今後の活動継続へ意欲を語った出演者・スタッフ

劇団「もしょこむ」2年ぶり公演〜ラジオ局を題材に「一人じゃない」メッセージ込める

 もしょこむの2年ぶりの公演は観客の賛同の笑いを誘った

もしょこむの2年ぶりの公演は観客の賛同の笑いを誘った

 

 釜石市の劇団「もしょこむ」(小笠原景子代表)による公演「ON AIR」は2月26日、片岸町の釜石地方森林組合で行われた。釜石での単独公演は2015年の旗揚げ公演以来、2年ぶり。今回はコミュニティラジオ局を題材にしたコメディータッチの演劇で観客を楽しませた。

 

 物語は、北東北沿岸の町「カマイシ町」のコミュニティFMが舞台。100年に一度の大雪に見舞われ町が混乱し、ラジオ局にも問題が発生する中、何とか放送を成功させようと奮闘するスタッフの様子を描いたもので、小笠原梓さん(31)が原作を担当した。

 

 旗揚げでは、震災で両親を亡くし仮設住宅で暮らす姉妹の姿を描いた作品を上演した。「シリアスな作品で被災地の劇団として思い入れのあるものだが、今回は雰囲気を変えて明るい感じで楽しんでもらえるものにしようとみんなでネタを考えた」と小笠原さん。番組に寄せられた悩み相談への珍回答や、スタッフの言い合いがラジオから流れてしまうなど笑いの要素を随所に散りばめた。

 

 被災地の劇団ということもあり、「ここで生きていくには震災と共存していかなければいけない。ちょっとした瞬間に思い出してもらえるようにしたい」と、災害の違いはあるが、避難者や雪かきができずに困っている仮設住宅の高齢者が寄せたメッセージの紹介といった震災を思い起こさせる場面も盛り込んだ。

 

 混乱する人たちに「少しでも気持ちが楽になるよう声を届けたい」と放送を始めたスタッフは、「周りを見て声を掛けて。一人じゃないって思えるように」「目の前にいるうちに思いを伝えて」「踏み出すきっかけは何でもいい」などと声を送り続けた。小笠原さんは「ラジオから聞こえる声には、目には見えないがつながりを感じ、直接会って話をしなくても心が通い合える気がする」、そんなメッセージも込めた。

 

 劇のセットには同組合がプロデュースしたテーブルと椅子のセットを使用。劇中には市内の菓子店などの商品も登場し、観客は”釜石っぽい”物語を楽しんだ。

 

 同劇団の公演を初めて鑑賞した栗林町の小笠原京子さん(70)、藤原成子さん(70)は「手作りの温かみがあって楽しかった。共感できる言葉や場面もあった。場所も木の香りがして、いい雰囲気」と話した。

 

今後の活動継続へ意欲を語った出演者・スタッフ

今後の活動継続へ意欲を語った出演者・スタッフ

 

 同劇団で活動するメンバーは現在7人。これまで県内各地や東京で公演を続けてきた。この公演後、充電期間に入るというが、年1回の独自公演や各種イベントへの参加は継続。小笠原代表は「演劇が釜石の娯楽の一つとして根付いてほしい。いろんなジャンルの作品、楽しんでもらえるものを作っていきたい」と意欲を見せた。

 

(復興釜石新聞 2017年3月1日発行 第567号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3