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4カ国語対応の音声ガイド機器

冬越え「橋野鉄鉱山」センター再開、外国人観光客対応充実 音声ガイド開始〜世界遺産登録2年目 高まる期待

二番高炉前で観光ボランティアガイドの説明を聞く「ぱしふぃっくびいなす」の乗船客ら

二番高炉前で観光ボランティアガイドの説明を聞く「ぱしふぃっくびいなす」の乗船客ら

 

 冬季間(12月9日~3月31日まで)、休館していた釜石市橋野町の「橋野鉄鉱山インフォメーションセンター」が4月1日から開館した。センターでは増加が見込まれる外国人観光客にも対応可能な設備を追加。高炉跡内の説明看板も更新され、「橋野鉄鉱山」の世界遺産登録から1年を迎える本年度の、さらなる関心の高まりに期待が寄せられる。

 

 同センターの今季の開館に伴い、センターや高炉跡にはさっそく県内外から家族連れや団体客などが訪れている。2日は客船「ぱしふぃっくびいなす」のオプショナルツアーで乗船客22人が見学に訪れた。釜石観光ボランティアガイドの案内でセンターの映像や展示物を見学後、高炉跡を巡り、日本の近代化に大きく貢献した釜石の製鉄の歴史に理解を深めた。

 

 妻とツアーに参加した岐阜県美濃市の朝日繁光さん(80)は「鉄を扱う仕事をしていたので一度来てみたかった。こんな山奥に近代製鉄の礎があったとは。釜石で作られた銑鉄が全国に行ってますからね。素晴らしいですね」と感心した様子でバスに乗り込んだ。

 

 同センターでは、明治日本の産業革命遺産・橋野鉄鉱山を説明する映像(約11分)に新たに英語版を追加。画面下のボタンを選択すると、英語表記の映像と音声が流れる。高炉跡の見学時に携帯できる音声ガイド機器の貸し出し(300円)も開始しており、100セットを用意する。日本語、英語、中国語、韓国語のいずれかを選択でき、ペン状の機器を地図上のポイントにタッチすると、その場所についての解説を聞くことができる。音量も十分で少人数グループの見学にも対応できる。高炉跡内の説明看板は4基(一番高炉、二番高炉、御日払所、大門=高炉入り口)を更新した。

 

4カ国語対応の音声ガイド機器

4カ国語対応の音声ガイド機器

 

 同センターには昨年度(4月1日~12月8日まで開館)、前年度に比べ7.18倍の4万3316人が来館。世界遺産登録勧告が出された5月4日以降、来館者が急増し、登録が正式決定した7月は約7千人、お盆で帰省、観光客が増えた8月は9千人近くが訪れた。1日で約1千人を記録した日もあり、登録後の土・日曜は平均300~400人で推移した。高炉跡に直接、足を運んだ人も含めると、見学者数は同数字をさらに上回ると見られる。

 

 センターの管理には市から委託された橋野町振興協議会(菊池成夫会長)があたり、本年度は1日2人体制で来館者の応対や遺跡敷地内のパトロールを行う。菊池会長は世界遺産登録後の大きな反響に驚きつつ、「他の世界遺産の例を聞くと登録の翌年の方がさらに見学者が増えるという話もある。今年が大事。遺跡の価値を十分に理解してもらえるよう音声機器や現地ガイドの利用を勧め、周辺の自然環境も含め見学者の満足度を高めていけるよう努力していきたい」と話す。

 

 同センターの開館時間は午前9時半~午後4時半まで。

 

(復興釜石新聞 2016年4月6日発行 第476号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

橋野鉄鉱山インフォメーションセンターの平成28年度の開館

橋野鉄鉱山インフォメーションセンターの平成28年度の開館

橋野鉄鉱山インフォメーションセンターは、平成28年4月1日(金)から通常通り開館します。

 

1 開館期間

平成28年4月1日(金)~平成28年12月8日(木)

2 開館時間

9:30~16:30

3 場所

岩手県釜石市橋野町2-6

4 入場料

無料

5 駐車場

90台

6 その他

・世界遺産登録を受け、センターの展示映像を更新するとともに、英語版を追加しました。
・橋野高炉跡内の説明看板を4基更新しました(一番高炉前、二番高炉前、大門前(高炉入口前)、御日払所前)。
・音声ガイド機器は300円で貸し出します。

問い合わせ

市世界遺産登録推進室
電話 0193-22-8846
※平成28年4月1日より世界遺産室に名称が変わります。

関連情報 by 縁とらんす

https://en-trance.jp/tourism/seitetsu

近代製鉄発祥の地 | かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

リンク


 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/spot/hashino_tekkouzan/index.html

橋野鉄鉱山-橋野鉄鉱山-観光スポット-楽しむ-釜石市

リンク


この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 世界遺産室
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8846 / 0193-22-3633 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/press/detail/1200493_2628.html
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
SL銀河クリスマストレイン

【動画】SL銀河〜2015年クリスマストレイン

2014年よりJR釜石線(花巻〜釜石間)を運行する蒸気機関車「SL銀河」は、JR東日本の復興支援と地域活性化を目的とした企画列車です。
SL銀河 | かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

 

2015年のクリスマスイブに初めて企画された「SL銀河 クリスマストレイン」では、子どもから大人まで、クリスマスの装飾が施されたイーハトーブの世界の中でSLの旅を楽しみました。

 

SL銀河クリスマストレイン

クリスマス彩るSL銀河〜気分味わい列車の旅、感謝を込め初の企画 子どもら歓声、大喜び | 釜石新聞 – 縁とらんす

蒸気機関車「SL銀河」の車内を綺麗に飾り付けた「クリスマストレイン」が運行され、乗客はクリスマス気分を味わいながら列車の旅を楽しんだ。
リンク


 

SL銀河を運行するJR東日本より、クリスマストレインのプロモーションムービーが公開されました。JR釜石駅のSL検修庫の様子や市内の子どもたちによるオープニングアトラクションの模様、釜石駅の出発とお見送り、遠野駅でのお出迎えやイルミネーションされためがね橋の通過風景、花巻駅でのお出迎えと帰着の様子がまとめられています。

 

 

2016年のSL銀河は、4月23日(土)から運行が開始します。23日(土)と24日(日)には、JR釜石駅にて運行開始記念イベントも開催されます。

 

SL銀河運行情報

平成28年度SL銀河運行情報

今年も4月23日からSL銀河の運行が開始されます。4月23日(土)及び24日(日)に、平成28年度運転開始記念イベントを行います。
リンク


 

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

平成28年度SL銀河運行情報

平成28年度SL銀河運行情報

今年も4月23日からSL銀河の運行が開始されます。4月23日(土)及び24日(日)に、平成28年度運転開始記念イベントを行います。SL銀河が市内を通過するときは手を振って笑顔で歓迎・見送りましょう!今年も元気を運んでくれるSL銀河を地域一丸となって応援しましょう。

 

平成28年度運転開始記念イベント

 

釜石駅でお出迎え

<期日>
平成28年4月23日(土)
<時間>
15時頃~15時20分
<内容>
歓迎横断幕の掲出、かまリンによるお出迎え
釜石観光パンフレットの配布、郷土芸能の披露
ホタテ稚貝汁のお振舞い

 

釜石駅出発式

<期日>
平成28年4月24日(日)
<時間>
10時30分頃~11時00分頃
<主催>
東日本旅客鉄道株式会社
<内容>
主催者代表による挨拶、来賓代表による挨拶
出席者によるテープカット、くす球開花
かまリンと桜舞太鼓によるお見送り、出発合図

 

SL銀河運行日程

SL銀河の運行日程や詳細については下記のリンク先をご覧ください。(他サイトに移動)

https://www.jr-morioka.com/sl/

SL銀河アーカイブ|JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社 盛岡支社

リンク


 

SL銀河関連イベント

SL銀河に関連するイベントについては決まり次第、追って掲載いたします。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 観光交流課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話:0193-22-2111(333) / 0193-22-5003 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/detail/1192591_2430.html
釜石市

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2分間で何杯食べられるかを競った「わんこそば大会釜石場所」。市内外の〝食士〟25人が熱戦を繰り広げた

「おいしい釜石」大集合〜冬の味覚まつり、わんこそば大会 釜石ラーメン祭りも 横手から「かまくら」食と遊び満喫

県内外の特産品が集まった冬の味覚まつり。おいしいものを求める人でにぎわった

県内外の特産品が集まった冬の味覚まつり。おいしいものを求める人でにぎわった

 

 釜石観光物産協会主催の「かまいし冬の味覚まつり」は16、17の両日、釜石市鈴子町のシープラザ遊で開かれた。市内をはじめ、県内外の交流都市などのおいしいものが大集合。子どもから大人まで楽しめるステージや恒例となった秋田県横手市のかまくらも出現し、食と遊びを満喫する家族連れなどでにぎわった。

 

 屋内の特産品販売には市内外の39業者が出店。職員派遣など釜石への復興支援を続ける福岡県北九州市はご当地グルメ「小倉発祥焼うどん」に釜石産のスルメイカを具材として使った「絆うどん」を販売した。開始から長蛇の列が続く盛況ぶり。売り上げは全額、釜石市に寄付することにしており、プロジェクト代表の向井博幸さん(43)は「これからは支援とかでなく、互いのまちが一緒に盛り上がるよう活動していきたい」と話した。

 

 初出店の釜石湾漁協白浜浦女性部(佐々木淳子部長、91人)は、昨年4月から魚食普及活動に力を入れており、今回の出店に合わせて考案した地元産ホタテを丸ごと使ったつくねや海の幸たっぷりのコロッケを販売。初日は開始から2時間ほどで用意した計270個が売り切れた。佐々木部長は「売り物にならないといわれている魚介を価値のあるものにしたいと始めた活動。商品化できるよう、さらに研究を進めたい」と手ごたえを感じていた。

 

冬の味サケのつみれ汁のお振る舞いには長蛇の列

冬の味サケのつみれ汁のお振る舞いには長蛇の列

 

 サケつみれ汁のお振る舞い、今年度の「おいしい釜石コレクション」に認定された菓子やバーガー、甲子柿の加工品など8作品の試食コーナーも行列ができた。釜石の新たな味に来場者も興味津々。食の競演が購買意欲もかきたて、小川町の井上秀三さん(79)は「釜石にいながら知らなかった味に出会い、びっくりした。こういうイベントの時しか買えないものがあるので楽しい。目当てのものも買うことができて満足」と、一緒に訪れた妻と顔を合わせ笑った。

 

釜石をPRする「おいしい釜石コレクション」に認定された8作品が紹介された

釜石をPRする「おいしい釜石コレクション」に認定された8作品が紹介された

 

 屋外には今年も、かまくらと雪の滑り台が設けられ、子どもたちが雪遊びに歓声。矢羽々文音さん(双葉小2年)は「雪がいっぱいでうれしい」と、そり滑りに夢中になった。

 

雪の滑り台は今年も大人気。雪遊びを楽しむ子どもたちの笑顔でいっぱい

雪の滑り台は今年も大人気。雪遊びを楽しむ子どもたちの笑顔でいっぱい

 

 ステージイベントは毎年人気のわんこそば大会釜石場所、釜石ラーメン腹ペコ祭りなど盛りだくさんの企画が用意された。17日には大槌町出身の歌手臼澤みさきさんが登場。「地元に近く、遊びに来た思い出がある釜石で歌うことができてうれしい。寒い日が続くと思いますが、元気で過ごしてもらえるよう、気持ちが温まるような歌を届けたい」と来場者に語りかけ、岩手国体のイメージソングにもなっている「笑顔の賛歌」など5曲を披露した。

 

2分間で何杯食べられるかを競った「わんこそば大会釜石場所」。市内外の

2分間で何杯食べられるかを競った「わんこそば大会釜石場所」。市内外の”食士”25人が熱戦を繰り広げた

 

「幅広い世代の人に歌を届けたい」と伸びやかな歌声を披露する臼澤みさきさん

「幅広い世代の人に歌を届けたい」と伸びやかな歌声を披露する臼澤みさきさん

 

(復興釜石新聞 2016年1月20日発行 第454号より)

復興釜石新聞

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「いつもとは違うクリスマスイブ」と、これから始まる列車の旅にうきうき顔の子どもたち

クリスマス彩るSL銀河〜気分味わい列車の旅、感謝を込め初の企画 子どもら歓声、大喜び

「いつもとは違うクリスマスイブ」と、これから始まる列車の旅にうきうき顔の子どもたち

「いつもとは違うクリスマスイブ」と、これから始まる列車の旅にうきうき顔の子どもたち

 

 クリスマスシーズンに合わせ、JR釜石線を運行する蒸気機関車「SL銀河」の車内をきれいに飾り付けた「クリスマストレイン」が24日、運行され、乗客はクリスマス気分を味わいながら列車の旅を楽しんだ。

 

 JR東日本盛岡支社が、今年最後のSL銀河の運行に合わせ、これまでの乗車への感謝の気持ちを込めて初めて企画した。沿線自治体の釜石市などと連携し、釜石駅を出発して花巻駅に到着する間、クリスマスを盛り上げる演出や、おもてなしを列車内や沿線で展開した。

 

クリスマスの装飾が施された車内には釜石小4年生の笑顔が広がった

クリスマスの装飾が施された車内には釜石小4年生の笑顔が広がった

 

 出発前、シープラザ釜石では釜石小4年生17人による合唱や、クリスマスにちなんだ衣装を身に着けたかまいしこども園年長児18人がハンドベルの演奏を披露し、乗客をおもてなし。鈴子町内会によるサケのつみれ汁のお振る舞いもあった。

 

 車内はリースなどクリスマスの装飾が施され、弦楽四重奏の生演奏を聴きながら、ワインやチーズ、スイーツなどを楽しむことも。沿線にはSLの雄姿を一目見ようと鉄道ファンらも集まり、カメラを構えていた。

 

 盛岡市の澤田翼君(津志田小4年)、疾君(同2年)、こまちちゃん(5)は「何回乗ってもSLは楽しい。いつも車内のどこかが変わっているのがいい。早く乗って、外の景色を見たい」とうれしそう。父親の徳博さん(34)は「ちょっと違ったクリスマスを子どもたちと過ごせるのがうれしい。SLの運行がこのまま続いてほしい」と期待した。

 

(復興釜石新聞 2015年12月26日発行 第448号より)

 

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かまいし冬の味覚まつり

かまいし 冬の味覚まつり

かまいし冬の味覚まつり

 

毎年おなじみ、かまいし冬の味覚まつりを開催いたします。

 

日時

平成28年1月16日(土)17日(日)10:00~15:00

場所

鈴子町 シープラザ遊

主なイベント

◎横手かまくら体験(16・17日)
横手市のかまくら職人さんが本場のかまくらを作ってくれます。
雪の滑り台では、そりで滑ることができます。子供たちに毎年大人気です。

 

◎国体PRイベント(16日)
わんこダンスやクイズ大会、トークショーなどいわて国体のPRイベント。
デンジャラスのノッチさんが盛り上げてくださいます!

 

◎臼澤みさきさんステージ(17日)
大槌町出身のみさきさんの歌声をお楽しみください。

 

その他たくさんのイベントがありますので、チラシをご覧ください。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/12/25/kmmikakuA41222.pdf

かまいし 冬の味覚まつり

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参加者募集

以下の参加者を募集いたします。(参加費¥500)
チャレンジしたい方は、釜石観光物産協会(TEL:27-8172)までお電話ください。
豪華賞品を用意して、皆様の参加をお待ちしております。
 
◎わんこそば大会釜石場所(16日)
2分間で何杯食べられるか競います。
◎釜石ラーメン腹ペコまつり(17日)
おいしい釜石ラーメンをスープまで飲み干すタイムを競います。

 


 

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 観光交流課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話 0193-22-2111(内線 333) / FAX 0193-22-5003 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/1198446_2438.html
釜石市

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世界遺産フォーラム

盛岡で世界遺産登録フォーラム〜「橋野」の魅力や価値を広く発信

世界遺産フォーラム

「発展の可能性を探りたい」と橋野町振興協議会の菊池成夫会長(右)

 

 「知ればもっと楽しい!明治日本の産業革命遺産」をテーマに、釜石市の橋野鉄鉱山世界遺産登録を記念するフォーラム(県、県教委主催)が13日、盛岡市の盛岡市民文化ホールで開かれた。フォーラムには県内各地から約550人が参加。釜石からもバス2台で市民が駆け付け、歴史コメンテーターとしてテレビなどで活躍する金谷俊一郎さん(東進ハイスクール日本史講師)の講演や史跡保存に取り組む関係者のパネルトークを通し、「橋野」の魅力や価値について理解を深めた。

 

 冒頭で達増拓也知事は「国内で初めて産業ベースの製鉄に成功した釜石は日本の近代化の礎になった。橋野鉄鉱山の世界遺産登録は県民全体の希望でもある」とあいさつ。釜石市の野田武則市長は「橋野の価値を全国に知らしめ、世界遺産登録への支援に復興という形で報いたい」と決意を述べた。

 

 講師に招かれた金谷さんは京都生まれで、歌舞伎狂言作者としても活動。最近では、それぞれの地元の歴史を交えた世界遺産の解説で人気を博している。この日もトレードマークの和服姿で登壇。「明治日本の産業革命遺産を学ぶ世界一楽しい授業」と題し、ユーモアを交えながら講演した。

 

 「世界遺産は遺産の格付けではない。永久に残すべき遺産を世界的に決める制度だ」と指摘。医者の家に生まれた盛岡藩士・大島高任が鉄づくりに興味を持った経緯や、蘭学や洋学を積極的に取り入れ、国際連盟事務次長を務めた新渡戸稲造、物理学者の田中館愛橘らを輩出した盛岡藩の藩校の開明的な取り組みも紹介した。

 

基調講演する金谷さん

基調講演する金谷さん

 

 さらに、何度も失敗を重ねながら連続出銑に成功した高任らの苦闘をたどりながら、「鉄づくり職人のこだわり、辛抱強さや粘り強さが合わさり、奇跡的な産業革命を遂げた。この事実を後世に残していかなければならない。日本が独立国家として続いているのは、こうした人たちの思いや力があったからだ」と強調した。

 

 「登録までの歩みとこれから」と題したパネルトークで、8県11市にまたがる構成資産の取りまとめに尽力した田中完さん(鹿児島県企画部世界遺産総括監)は「構成資産には30の候補があったが、23に絞らざるを得なかった。釜石を加えたのは復興の後押しという意味合いもあった」と明かした。

 

 橋野町振興協議会の菊池成夫会長は「案内に当たるボランティアの高齢化や土産物などの対応が課題。若者を取り込み、NPOと連携しながら発展の可能性を探りたい」と語った。

 

 盛岡市の木村智博さん(62)は任期付き県職員として千葉県から赴任。世界遺産に登録された翌日に妻と2人で橋野を訪れたという。講演やパネルトークに熱心に耳を傾け、「進取の気風にあふれた釜石の特殊な地域性がよく理解できた」と感想を話した。

 

(復興釜石新聞 2015年12月16日発行 第445号より)

 

釜石市

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三陸の「食」と「農」お披露目交流会、加工業者ら意見交わす〜新メニュー開発へ情報交換

三陸の農と食

「食とワインで三陸地域を活性化させよう」とアピールする宝来館女将の岩崎さん

 

 三陸の海の幸などの味を引き立てる地元産ワインを造ることで三陸の魅力発信や地域振興、活性化につなげようとブドウ栽培に取り組む釜石市鵜住居町根浜の宝来館は1日、「いわて三陸の新しい『農』と『食』お披露目交流会」を開いた。三陸地域の農産物や海産物生産者、加工・販売に取り組む業者や支援機関の関係者ら15人が参加。アワビや甲子柿など地元産の食材を生かした多彩な料理を堪能しながら、新しいメニューの開発に向けて情報や意見を交わした。

 

 この日のメニューはドンコの和え物、カキのスモーク、ブリ大根、アワビのやわらか煮など、いずれも三陸産の食材を生かしたもの。健康野菜として注目を集めるアピオスの素揚げや塩麹(こうじ)漬け和牛のにぎり、甲子柿のソルベなど斬新なメニューも並んだ。

 

 交流会は、宝来館のブドウ栽培の取り組みに関心を持った公益社団法人岩手県農業公社農業参入アドバイザーの佐藤広昭さんらが視察に訪れたのがきっかけ。交流会を企画した佐藤さんは「三陸地域では農業の拠点化を目指す意欲的な生産者と、農産物の加工・販売業者が共鳴・交流し、地域の復興に取り組む動きが活発化している。今はまだ点にとどまっている動きを線から面へと広げよう」と参加者に呼びかけた。

 

 宝来館がブドウ栽培を始めたのは2013年から。花巻市大迫町の高橋喜和さん(高橋葡萄園代表)の技術指導を受け、鵜住居地区復興まちづくり協議会が運営する「にこにこ農園」などに約400本の苗木を植え、生育を見つめる。

 

 交流会には、高橋さんも自慢の白ワインなどを持参して参加。「釜石でも来年あたりから収穫できそうだ。ラグビーワールドカップ(W杯)開催時に地元産ワインを提供できるよう、これからもしっかりとお手伝いしていきたい」と熱い情熱を伝えた。

 

 宝来館女将(おかみ)の岩崎昭子さんは「これからがスタート。この動きを力強い流れに変え、食とワインで三陸地域を活性化させよう」とアピール。県沿岸広域振興局の小菅裕明農林部長は「せっかくの食材がありながら、ブランド化がいま一つうまく進んでいない。食を盛り上げ、支援していきたい」とエールを送った。

 

(復興釜石新聞 2015年12月5日発行 第442号より)

 

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虎舞フェスティバル 箱崎虎舞

躍動虎舞 復興鼓舞〜釜石でフェス 大槌、気仙沼からも

虎舞フェスティバル 箱崎虎舞

被災を乗り越え、心を1つに力強い舞を見せる箱崎虎舞

 

 第6回全国虎舞フェスティバル(釜石観光物産協会主催)は22日、釜石市のイオンタウン釜石第2駐車場特設会場で開かれた。市内外の10団体が出演。震災以降、地域住民らに希望を与え復興への大きな心の支えとなってきた各地の虎舞が、伝統の舞で観客を魅了。古里再生へ一歩一歩進むまちに活力と元気をもたらした。

 

 オープニングを飾ったかまいしこども園は、前身の釜石保育園が津波で被災し、仮園舎での保育を経て今春からこども園として再出発。震災後に始めた虎舞は5年目を迎え、かわいらしい子虎が観客の笑顔を誘った。

 

 昨年から活動を始めた釜石小虎舞クラブは同フェス初出演。1~6年生の有志39人が初めての大舞台に挑戦した。児童らは釜石虎舞保存連合会の指導を受けている。リーダーの新沼誠太朗君(6年)は「少し緊張しているけど、激しく迫力ある舞を見せたい。練習を重ね、みんなうまくなってきたので本番が楽しみ」と出番を待った。

 

 市内各地区からは只越虎舞、尾崎青友会、鵜住居青年会、錦町青年会、箱崎虎舞保存会、白浜虎舞好友会が出演。被災後の多くの支援に感謝しながら魂の込もった舞を見せ、盛んな拍手を浴びた。

 

 市外から招かれたのは大槌城山虎舞(大槌町)と浪板虎舞保存会(宮城県気仙沼市)。トリを務めた浪板虎舞は300年以上の歴史を誇り、気仙沼市の無形民俗文化財に指定されている。この日は小学生から60代まで37人が来釜。大人数の太鼓の囃子(はやし)で、虎が高さ6メートルのはしごを登る勇壮な演舞を披露し観客を驚かせたほか、虎頭で客の頭をかんで無病息災や航海安全を祈った。

 

虎舞フェスティバル 浪板虎舞

客席を回り観客の健康や幸福を祈願する浪板虎舞

 

 同市浪板地区は230世帯余りの集落で、震災の津波で住民約25人が犠牲になった。震災直後の5月、落ち込む子どもたちを元気づけたいと虎舞の復活を決意。国内外からの支援に対する感謝を込め演舞の場を設けた。

 

 以来、横浜市など各地で恩返しの舞を披露している。「虎舞の縁で全国の皆さんから力をもらった。(支援と恩返しの関係から)新たな交流の形も生まれている」と同保存会の小野寺信義幹事長(70)。舞い手の一人、吉田和也さん(45)は「お客さまが喜んでくれると私たちもうれしくなる。釜石地域の虎舞も見られて面白かった。互いに楽しい時間を過ごしながら復興へ歩んでいければ」と願った。

 

 遠野市から家族4人で訪れた阿部さくらさん(31)は「いろいろな虎舞があって楽しかったし、お祭り気分が味わえた。2人の息子は浪板虎舞に頭をかんでもらいました」とほほ笑んだ。

 

(復興釜石新聞 2015年11月25日発行 第439号より)

本日はちょっと肌寒い一日でしたが、イオンタウン釜石特設会場では「第6回全国虎舞フェスティバル」が開催されました幼稚園児、小学生から大人の団体まで10団体の勇壮な演舞が披露され市外からは大槌城山虎舞、県外からは宮城県気仙沼市の浪板虎舞保…

Posted by 釜石の観光 on 2015年11月22日

 

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鉄の歴史館】鉄の週間イベント

【鉄の歴史館】鉄の週間イベント

鉄の歴史館】鉄の週間イベント
 

「鉄の記念日」を中心とした「鉄の週間」に、イベントを開催します

 

鉄の記念日は入館料が無料!

12月1日(火)は、大島高任が日本で初めて洋式高炉で鉄鉱石を用いて出銑に成功した日であり、「鉄の記念日」となりました。この日に限り入館料を無料としますので、ぜひ遊びにいらしてください。
※通常火曜日は閉館日ですが、開館いたします。

 

製鉄体験

鉄の歴史館前庭にて、ミニ高炉で鉄をつくります。鉄鉱石や木炭の投入作業を体験してみませんか?体験料なし、予約不要の自由参加となります。

日時

12月6日(日)9:30 ~ 14:30

 

特別企画「刀剣展」

大橋・橋野両鉄鉱山産の「餅鉄、巖鉄」で鍛えられた刀剣をぜひご覧ください。

日時

12月5日(土)・6日(日)の2日間

場所

鉄の歴史館2階会議室

展示品

20点

 

特別企画「橋野高炉 写真・模型展」

日時

12月9日(水)~2016年3月31日(木)

場所

鉄の歴史館2階会議室

展示品

橋野鉄鉱山関連写真22点、高炉模型4点

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 観光交流課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話:0193-22-2111(333) / 0193-22-5003 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/1197654_2438.html
釜石市

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郷土資料館企画展第3弾「大橋・橋野の地質(ジオ)」

郷土資料館企画展第3弾「大橋・橋野の地質(ジオ)」を開催します

郷土資料館企画展第3弾「大橋・橋野の地質(ジオ)」

 

郷土資料館 企画展第3弾「大橋・橋野の地質(ジオ)」 ~鉄の週間事業~

 

1.開催期間

平成27年11月25日(水曜日)から12月27日(日曜日)

2.開館時間

午前9時から午後4時30分(最終入館は午後4時)

3.休館日

火曜日

4.場所

釜石市郷土資料館(鈴子町15-2)

5.お問い合わせ先

釜石市郷土資料館(TEL:0193-22-2046)
釜石市郷土資料館のホームページはこちら

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/mobile/kyoudo/

釜石市郷土資料館ホームページ

釜石市郷土資料館は釜石の歴史を語りついでいくために設置されました。所蔵資料のほとんどは市民からの寄贈によるもので、いわば市民手作りの資料館となっています。
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〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8835 / 0193-22-3633 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/rekishi/bunnkazai/detail/1197643_2460.html
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