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三陸ぐるっと食堂 in KAMAISHI×B-1グランプリ

ご当地グルメの祭典が釜石にやってきます!

 
県内外のB-1グランプリ公認団体がやってきます。詳細は決まり次第ご案内いたします。また、沿岸地域からの参加団体も募集しております。

 

日時

平成27年8月29日(土)、30日(日) 10時~16時

 

場所

シープラザ遊(鈴子町22-1)

 

出展予定団体(愛Bリーグ加盟団体)

  • いわてまち焼うどん連合歓隊
  • 北上コロッケまるっとLab
  • 久慈まめぶ部屋
  • いちのせきハラミ焼なじょったべ隊
  • 富士宮やきそば学会
  • かほく冷たい肉そば
  • 熱血勝浦タンタンメン船団

 

沿岸からの出展団体募集

地元の出展団体の募集をおこなっております。

 

1)出展資格
三陸地域において、食を通じた地域の活性化、地域のPR等に取り組む地域づくり団体

 

2)募集団体数
6団体程度

 

3)募集期限
6月26日(金)17時まで

 

4)申込方法
申込書に必要事項を記入し、実行委員会事務局へ提出
詳細および申込書はこちら

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 観光交流課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話 0193-22-2111(内線 333) / FAX 0193-22-5003 / メール
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/1194352_2438.html
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池では大量にたまった落ち葉などを隅々まで除去した

半島の魅力を後世に、尾崎神社奥宮周辺で清掃活動 尾崎100年学舎

清掃後、きれいになった尾崎神社奥宮の池の前で笑顔を見せるUBSグループ社員と関係者

清掃後、きれいになった尾崎神社奥宮の池の前で笑顔を見せるUBSグループ社員と関係者

 

 変化に富む海岸線の絶景、森林に響く鳥のさえずり、神が宿る荘厳な地──。豊かな自然と古くからの信仰が息づく釜石市平田の尾崎半島を宝とし、後世に継承しようというプロジェクトが、今春から本格始動している。同半島に魅せられた市内の男性4人で結成する任意団体「尾崎100年学舎」(久保竜太代表)が取り組むもので、13日はボランティアの協力を得て、半島にある尾崎神社奥宮周辺(青出浜)の清掃活動を行った。

 

 2012年から釜石の復興まちづくりに参画する金融大手の国内UBSグループ(本拠地スイス)と、UBSの資金提供を受け現地で活動する一般社団法人RCF復興支援チームが協力。東京と大阪からグループ社員24人が参加し、UBS証券の大森進社長も駆け付けた。

 

 尾崎白浜漁港から地元漁師の船で青出浜へ上陸。神社奥宮の池、池から海岸へ流れる水路、参道の階段や海岸などの清掃に汗を流した。池や水路にたまった大量の落ち葉や枯れ枝を取り除くと沢水の流れがスムーズになり、一帯はすっきりとした景観に生まれ変わった。

 

池では大量にたまった落ち葉などを隅々まで除去した
池では大量にたまった落ち葉などを隅々まで除去した

 

 初めて釜石を訪れたUBS証券の金子茂さん(46)は「出身が九州の漁師町。海の近くに神社があることなど故郷と重なる。周りの古木も含め歴史の重みを感じる」と奥宮周辺の空気感に浸った。

 

 この場所は秋の釜石まつりの前に神社関係者が清掃し、地元漁師も年に数回、自主的に清掃しているが、今回のように外部ボランティアが入るのは初めて。同神社の総代も務める漁師の箱石忠男さん(60)は作業に深く感謝し、「他地域の人たちはわれわれが普段感じない事を気付かせてくれる。釜石を訪れる人に、橋野高炉跡だけでなく海にも足を延ばしてもらえるよう発信していきたい」と同学舎との連携に意欲を見せる。

 

 尾崎半島は釜石湾の南側に位置し、三陸復興国立公園(旧陸中海岸国立公園)の一部。先端の尾崎灯台まで続く自然歩道は知られざる見どころが多い。半島中間部にある青出浜には東日本大震災前、観光船が着岸し、夏には海水浴客も訪れるなど隠れ家的なレジャースポットとして人気を集めた。

 

 海岸から続く坂道を登った高台には尾崎神社の奥宮、さらに山道を進むと奥の院がある。尾崎半島は日本武尊が東征した際の最終地点とされ、足跡に残したと伝えられる宝剣が奥の院のご神体として祭られている。釜石まつりでは奥宮でみこしにご神体を迎え入れ、対岸の浜町にある里宮に向かう際、海上渡御(曳き船まつり)が繰り広げられる。

 

 青出浜は震災で、参道階段の約3分の1まで津波が押し寄せ、参道登り口付近と同じ高さにあるトイレやあずまやが水没。海水浴シーズンに休憩所や売店に利用されていた個人所有のログハウスも1階が浸水した。

 

 「尾崎100年学舎」は今年2月に設立された。代表の久保竜太さん(31)は下平田出身。北上市で働いていたが10年ぶりにUターンし、5月から第4期釜援隊メンバーとして、釜石復興に尽力している。

 

「尾崎半島を訪れる人も地域住民も互いに力を得る活動をしたい」と話す久保代表
「尾崎半島を訪れる人も地域住民も互いに力を得る活動をしたい」と話す久保代表

 

 震災で自分の価値観が大きく変わり、古里釜石に意識を向けるようになった久保さんは、2011年6月からボランティア活動を始めた。その中で、団体立ち上げメンバーの宮崎達也さん(43)、村上浩継さん(36)と知り合った。2人は復興支援で三重県、京都府から釜石に来ている。

 

 久保さんは昨年9月、以前訪れたことがあり思い出に残っていた尾崎半島に2人を案内。この場所が持つ素晴らしさを再認識するとともに、「地域の歴史、文化財産を次世代につなげていきたい」との思いを募らせる。

 

 同半島は東北自然歩道の一つだが、荒れた場所もあり、3人はできることからと少しずつ環境整備を始めた。11月からは参加者を募り、半島の神社やお薦めビューポイントを巡り集落との関わりなどを伝えるトレッキングも開始した。今月は28日に実施する予定。

 

 団体を設立する頃には、尾崎白浜出身で父が漁師の久保晨也さん(24)がUターン。地域活性化への思いを同じくする強力な味方が仲間に加わった。晨也さんの橋渡しで、地区住民との距離も一気に縮まった。

 

 海の恵みを受け厳しさとも向き合いながら、この地を守ってきた尾崎の人々。根底には、何百年と連なる“自然、信仰、暮らし”の密接なつながりがあった。「このライフサイクルが100年先も続くような芽を植えられたら。宝を見つけ価値を見つめ直し、集落を存続させる力に変えることが僕らの目標」と久保(竜)さん。地域ニーズと外部協力をつなぐ役割も果たす。

 

 当面は▽地域行事のサポー▽観光プログラムの提供▽トレッキングコース、青出浜の環境整備▽観光資源の掘り起こし―などを事業に掲げ、団体の法人化も目指す。未来を見据えた持続可能な地域づくりの新たなモデルに注目が集まる。

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

鉄の歴史館 名誉館長に大島輝洋さん

鉄の歴史館 名誉館長に大島輝洋さん(高任の玄孫)、橋野高炉跡の遺産価値発信

鉄の歴史館 名誉館長に大島輝洋さん
「高任に代わり、釜石市の発展に尽くしたい」と意欲を示す大島輝洋さん

 

 釜石市は12日、市鉄の歴史館(岡崎貞夫館長)の名誉館長に就任した大島輝洋さん(67)=東京都武蔵野市在住=に委嘱状を交付した。野田武則市長から委嘱状を受け取った大島さんは「名誉ある話に感謝している。今後は高任に代わって釜石市の発展のため尽くしたい」と抱負を述べた。

 

 大島さんは、「日本の近代製鉄業の父」といわれる大島高任の玄孫(やしゃご)。祖父は八幡製鉄所の初代技監を務めた大島道太郎で、父は「戦後日本のオートメーションのリーダー」とされる大島康次郎(東大名誉教授)。

 

大学卒業後、横河電機に入社し、エンジニアとして、新日鉄が建設に協力した宝山製鉄所(中国)やプラント向けの制御用コンピューター開発に従事。現在は不動産管理会社の代表を務める。2008年からは釜石応援ふるさと大使も務める。

 

 鉄の歴史館の名誉館長に就任したのは今年5月1日。その直後、「橋野鉄鉱山・高炉跡」がユネスコの諮問機関イコモス(国際記念物遺跡会議)から世界遺産に登録するよう勧告され、「どう対処していいか迷うほど、非常に反響が大きかった」と驚く。

 

 大島さんは今後、講演活動などを通して、高任の偉業や釜石の鉄の歴史、橋野鉄鉱山の価値を広く発信する。橋野高炉跡については「間違いなく世界遺産に登録されるでしょう」と明言。「日本は明治時代から先進国に仲間入りし、それが現在のG7(先進7カ国)にもつながっている。世界遺産登録は、明治維新の歴史を振り返り見直すいい機会になるのではないか」と期待を述べた。

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ガイドの説明を聞きながら橋野高炉跡に向かうバスツアー参加者

シャトルバス運行開始、橋野高炉跡と釜石駅結ぶ

ガイドの説明を聞きながら橋野高炉跡に向かうバスツアー参加者
ガイドの説明を聞きながら橋野高炉跡に向かうバスツアー参加者

 

世界遺産登録へ 期待の出発進行、150年前の時代にいざなう

 

 世界遺産登録を目指す釜石市橋野町青ノ木の橋野鉄鉱山と釜石駅前を結ぶ直通シャトルバスの運行が7日から始まった。釜石駅前を午前10時、午後1時に出発する3時間のガイド付きバスツアーで、市内外からの乗客が、登録への期待が高まる遺跡に理解を深めた。

 

同バスは、市が釜石観光物産協会(澤田政男会長)に委託し運行。釜石観光ボランティアガイド会(三浦達夫会長)の会員が車内と現地で、釜石の鉄づくりの歴史や橋野鉄鉱山が果たした役割、明治日本の産業革命遺産としての価値などを解説する。

 

 運行初日、午後の便には11人が乗車。ガイド会の藤井静子さん(65)が案内を担当した。往路の車中では藤井さん手作りの紙芝居で、大島高任の指導による洋式高炉での製鉄が甲子町大橋から橋野に及んだ理由や橋野高炉の役割を学習。橋野鉄鉱山インフォメーションセンターで上映される映像で、さらにイメージを膨らませ高炉跡に向かった。

 

 花こう岩の石組みが残る一番、二番高炉から水車場、長屋、御日払所跡などを巡り、三番高炉へ。1千人以上が働いたとされる約150年前に思いをはせ、国内に現存する最古の洋式高炉跡が伝える日本の近代化の礎を肌で感じた。

 

 一関市から参加した清水京子さん(71)は「登録が決まれば混むと思って。ちょうど今日からバスが出ると聞き申し込んだ。釜石の製鉄所の存在は知っていたが、まさか昔の高炉跡が残っているとは」と驚く。友人の藤井恵子さん(73)は「こんな山の中に開けた(繁栄した)場所があったなんて。岩手に来て40年になるけど初めて知った。ツアーに参加して良かった。登録にも期待したい」と喜んだ。

 

三番高炉の前では、居合わせた地元橋野町のガイドからも興味深い話を聞けた
三番高炉の前では、居合わせた地元橋野町のガイドからも興味深い話を聞けた

 

 ガイドの藤井さんは「誰にでも分かりやすく聞きやすく、なじみやすくを心がけた。ストーリー性を持って視覚に訴え記憶に残す。少しでも心のお土産になればいいかな」と、おもてなしの心をにじませた。

 

 同バスは14日に運行後、毎週土日と祝日に運行予定。予約、問い合わせは釜石観光物産協会(電話0193・22・5835)へ。

 

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釜石さくら祭り

6年ぶりの開催、唐丹町の釜石さくら祭り

釜石さくら祭り

 

4月26日(日)に唐丹町で釜石さくら祭りが6年ぶりに開催されました。
祭りは天照御祖神社の式年大祭で3年に1度開催されていたが震災の影響で6年ぶりの開催となった。祭りのメインは大名行列でやっこ姿などの行列が続いた。

 

釜石さくら祭り

 

私はこの祭りを見るのは小学生以来でちゃんと見たのは初めて、パンフレットによると地域によって持ち物が決まっていて本郷地区の御徒組に始まり小白浜地区の道具組、山谷地区の鉄砲組などが連なり、後から各地の郷土芸能や手踊りが続く。御徒組のやっこ姿の振りは子供じゃなくても真似したくなる。また道具組の「いい女子がいたえぇ」などの掛け声は思わず笑ってしまう。なにか遠くの街の祭りを初めて見たかのような新鮮さがあって不思議な感じがしました。

 

釜石さくら祭り

 

とはいっても行列の周りは家並みがあったであろう屋敷の後でその背後では防波堤の建設工事の最中という状況です。微笑ましかったのは行列に小中生をはじめとする若者や支援で来ている方々が参加していることでした。また、この祭りを盛り上げようとする唐丹の方々の意気込みがみられる祭りでした。早くも3年後が楽しみです。

道の駅釜石仙人峠オープン

道の駅釜石仙人峠オープン

道の駅釜石仙人峠オープン

 

4月21日(火)、釜石市初の道の駅となる道の駅釜石仙人峠がオープンしました。5600平方メートルの敷地にトイレ棟と多目的棟があり、45台の駐車スペースがあります。愛称は「アユ躍る清流と甲子柿の里」と名付けられました。

 

午前9時からオープンセレモニーが行われ野田武則市長は「ここは西の玄関口であり、農業の振興や甲子地区の活性化の拠点としたい」と挨拶されました。その後、市長らのテープカットでオープンしました。

 

道の駅のテープカットをする野田市長

 

直売施設がある多目的棟は43坪と狭いものの、市内の特産品のほか野菜などの生鮮品のほか釜石市を紹介するコーナーもあり一角には釜石鉱山で採掘した鉱石の見本もありました。奥には釜石ラーメンやソフトクリームが売られている軽食コーナーがありそこからデッキに出て甲子川を眺めながら食べることができます。

 

そこでオープン前から噂の藤勇醤油ソフトクリームを食べてみました。ワッフルコーンに入った真っ白なソフトクリームにスプーンが刺さって350円です。一口目は濃厚でしょっぱさを感じましたが二口目からは甘さと醤油の香りが口いっぱいに広がりました。初夏のような日差しと甲子川沿いの五葉おろしの風の冷たさが気持ちいいデッキでした。

 

藤勇醸造 醤油ソフト

金野義男

タウンレポーター 金野義男

金野義男(こんのよしお)と申します。平田在住です。釜石の好きな風景は新浜町から見た南桟橋を中心とした風景と釜石湾を背景にした釜石大観音の後姿です。得意なジャンルは歴史と自然です。